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2025年10月15日水曜日

◆ドル下落 ◇円強含み.151円後半 原油.◆nr下げ.58ドル台 令和7.10.15.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月15日 5:58

①. パウエル氏発言が追加利下げ後押し
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は労働市場の見通しは引き続き悪化しているとの認識を示し、10月の追加利下げを見込む市場の期待を後押しした。また数カ月以内にバランスシートの縮小を停止する可能性があると示唆した。準備預金が十分(ample)な状況と判断される水準をやや上回る時点でバランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)を停止するのがかねてからの計画だと議長は説明。「今後数カ月でその水準に近づく可能性がある」と述べた。

②. 対中報復措置検討とトランプ氏
トランプ米大統領は中国が「意図的に」米国産大豆を購入していないとして、通商上の報復措置を検討していると明らかにした。米中の貿易関係に新たな緊張を生じさせている。これに先立ち、トランプ氏と中国の習近平国家主席は依然として会談する予定だと、米通商代表部(USTR)のグリア代表がCNBCで発言。輸出規制を巡って高まった中国との緊張関係が両国代表による協議を経て和らぐとの見方を表明していた。

③. 米銀決算
7-9月(第3四半期)の米銀決算は、ゴールドマン・サックス・グループの収入が過去最高を記録した。M&A(企業の合併・買収)の活発化で投資銀行部門の手数料収入が予想を上回った。一方で、同社は人工知能(AI)活用による効率化で年内に追加の人員削減を実施する方針だ。JPモルガン・チェースもトレーディングおよび投資銀行の両部門が好調。ただ、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)はサブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローン会社トライカラーの破綻を背景に、信用の質が悪化している恐れがあると警告した。シティグループは主要5事業全てで収入が予想を上回った。ウェルズ・ファーゴは収益性の重要な指標である「有形自己資本利益率(ROTCE)」の目標を引き上げた。

④. 野党候補1本化なるか
来週にも召集される臨時国会の首相指名選挙への対応に関し、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党は15日に党首会談を行う見通し。立民が目指している野党候補の1本化に向け、安全保障政策で一致できるかが焦点となる。自民との連立離脱を決めた公明党の出方も、首相指名の結果を左右する可能性がある。斉藤鉄夫代表は野党統一候補も可能性の一つだとして含みを持たせた。一方、自民党の高市早苗総裁は15日に立憲の野田佳彦代表、国民民主の玉木雄一郎代表と個別に会談する方向で調整に入ったと共同通信が報じた。

⑤. 仏首相が内閣存続へ前進
フランスのルコルニュ首相は議会のキャスティングボートを握る社会党の支持を確保した。16日に予定される内閣不信任投票を乗り切れる可能性が高まった。社会党はルコルニュ内閣の不信任案に賛成票を投じないと、同党広報部が表明。これに先駆けルコルニュ氏は国民議会(下院)での演説で、マクロン大統領の主要な経済政策の一つである年金改革の適用を一時停止することを提案していた。仏10年債利回りは約3カ月ぶりの大幅低下。今回の譲歩で赤字抑制は困難になるが、投資家が懸念する再選挙の回避に向けて大きく前進したと捉えられた。
15日 【日本株】 ⇒
日経平均 47,672.67 +825.35 +1.76%
TOPIX 3,183.64 +49.65 +1.58%
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日経平均 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲BigDn.調整大 ⇒▽反発.買戻し
TOPIX ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒▲2Gap.調整大 ⇒▲BigDn.調整大 ⇒▽反発.20MA突破
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【日経平均VI】
日経平均VI 31.36 -1.45 -4.42% ⇒◆下げ ( 31台 )
日経平均VI 32.81 +2.70 +8.97% ⇒▽上げ大 ( 32台 )
日経平均VI 30.11 -0.02 -0.07% ⇒-◇下げ ( 30台 )
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15日、株は大幅反発、業績期待で買い-円上昇、党首会談注視 ⇒

・15日の東京株式相場は大幅反発。
・電機や機械、自動車など輸出関連、銀行や保険など金融、商社などの上げが目立った。

・オランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディングが15日発表した2025年7-9月期の受注額が市場予想を上回ったことを好感して、半導体関連銘柄が上昇。相場全体を押し上げる材料の一つとなった。
・個別では、第2四半期(6-8月)営業利益が市場予想を上回った流通大手のイオン株が一時11%高と大幅に3営業日続伸し、上昇来高値を更新。

フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長
米国でパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言により追加利下げ期待が高まったことも、株価反発を後押ししていると。
投資家は米企業決算で安心感を得ており、日本でも決算シーズン入りを控えて企業業績への期待が高まっていると指摘。国内政局の影響については、仮に野党の党首が次期首相に就任しても、消費を刺激する政策が打ち出される可能性があり、株式市場の長期的な見通しに大きな悪影響を与えることはないとの見方。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
「高市氏が首相になる可能性が高いとの見方が少しずつ株価に織り込まれてきている」と指摘。今週に入り「高市トレード」が逆回転した分、「買い戻しが入っている」と。

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日経平均は大幅反発、買い優勢の展開で終日じり高基調 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、15日の日経平均は3日ぶり反発して取引を開始。

・その後は買い優勢の展開が続いて、終日じりじりと上げ幅を広げた。
・ダウの上昇が国内市場でも安心感を誘うなか、日経平均が昨日までの続落で1700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。

・国内政局の不透明感、海外では米中の貿易摩擦と政治リスクが高まるなか、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの決算を受けて、前日に下げが目立っていた値がさの半導体関連株を中心に強含んだこともポジティブに働いた。

・大引けの日経平均は前営業日比825.35円高の47672.67円。

・機械、証券・商品先物取引業、非鉄金属などが上昇。
・ゴム製品、サービス業、海運業が下落。

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【個別銘柄】コスモス薬品、イオン など  ⇒


▲コスモス薬品 7561 -823大幅続落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は116億円で前年同期比0.6%増となり、販管費の抑制で会社計画は3億円ほど上振れたもよう。ただし、市場予想は5億円程度下振れたとみられ。ネガティブ反応が優勢となる形に。
同時に発表した月次動向では、9月既存店売上高は前年同月比0.6%増となり、13カ月ぶりのプラスに転じる格好となっている。ただ、会社側ではもう一段の増収を期待していたようだ。

▽イオン 2055 +176.5大幅続伸。
8月22日につけた実質的な高値水準を更新している。前日に第2四半期の決算を発表、6-8月期営業利益は618億円で前年同期比21.7%増となり、600億円程度の市場予想を上回っている。
小売り事業やデベロッパー事業が大幅増益を牽引する形となっとぃるもよう。なお、ツルハHD連結化の影響などは織り込んでおらず、通期予想は2700億円、前期比13.6%増を据え置いている。

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10.15 動いた株・出来た株
◇イオン<8267> 2039 +160.5 ⇒ 6-8月期営業益は市場予想を上振れの好決算に。
◇三井海洋開発<6269> 8250 +550 ⇒ レアアース関連の一角として期待感向かう。
◇安川電機<6506> 4294 +232 ⇒ 前日には野村証券が投資判断を格上げ。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 3430 +185 ⇒ 25日線割れに伴う目先の処分売りにも一巡感。
◇古野電気<6814> 7710 +390 ⇒ 足元の好決算評価の流れが継続の形で。
◇クボタ<6326> 1999 +99 ⇒ 国策として農業機械化進展を引き続き期待視。
◇日立製作所<6501> 4480 +218 ⇒ 次世代AIデータセンター向け電力供給方式を開発へと。

◆コスモス薬品<3349> 7582 -802 ⇒ 第1四半期営業益は市場予想をやや下振れ。
◆ローツェ<6323> 2294 -115 ⇒ 決算発表後は手仕舞い売り優勢の流れで。
◆リクルートHD<6098> 7804 -192 ⇒ FRB議長では労働市場の下方リスク上昇を指摘。
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//▽▽▽◇◇★//▽◇◆ ドル円 151円台( 金融政策意識 )
//▽▽▽◇◆▲//◇◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇◇▲★//_◇◆ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル下落 ◇円強含み.151円後半 原油.◆nr下げ.58ドル台
10.15
米ドル/円 151.72 - 151.77
ユーロ/円 176.10 - 176.19
ユーロ/米ドル 1.1603 - 1.1613
英ポンド/円 202.03 - 202.19
豪ドル/円 98.41 - 98.45
スイスフラン/円 189.39 - 189.59
原油(WTIC原油先物) 58.59 -0.11 (-0.19%) ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low ⇒+◆nrはらみ.様子見 ⇒◆nr下げ

◇ドル強い ◆円安ぎみ.152円前半 原油.+◆nrはらみ.59ドル台 
10.14
米ドル/円 152.22 - 152.26
ユーロ/円 176.13 - 176.21
ユーロ/米ドル 1.1571 - 1.1573
英ポンド/円 202.88 - 203.15
豪ドル/円 99.17 - 99.23
スイスフラン/円 189.21 - 189.54
原油(WTIC原油先物) 59.21 +1.30 (+2.23%) ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low ⇒+◆nrはらみ

▽ドル強い ▲円安へ.152円前半 原油.★Low.58ドル台  
10.13
米ドル/円 152.13 - 152.15
ユーロ/円 176.32 - 176.45
ユーロ/米ドル 1.1590 - 1.1597
英ポンド/円 202.83 - 203.07
豪ドル/円 98.82 - 98.94
スイスフラン/円 189.15 - 189.48
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

★ドル反落 ▽円高へ.151円前半 原油.★Low.58ドル台
10.11
米ドル/円 151.15 - 151.25
ユーロ/円 175.61 - 175.72
ユーロ/米ドル 1.1620 - 1.1625
英ポンド/円 201.91 - 202.02
豪ドル/円 97.78 - 97.90
スイスフラン/円 189.08 - 189.26
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

StockCharts ⇒  

10.9
NYダウ   46,358.42 -243.36 -0.52%
S&P500   6,735.11 -18.61 -0.27%
NASDAQ 23,024.62 -18.75 -0.08%
--------------------------------------------------------------
10.10
NYダウ   45,479.60 -878.82 -1.90%
S&P500   6,552.51 -182.60 -2.71%
NASDAQ 22,204.43 -820.19 -3.56%
--------------------------------------------------------------
10.13
NYダウ   46,067.58 +587.98 +1.29%
S&P500   6,654.72 +102.21 +1.55%
NASDAQ 22,694.60 +490.17 +2.20%
--------------------------------------------------------------
10.14
NYダウ   46,270.46 +202.88 +0.44%
S&P500   6,644.31 -10.41 -0.15%
NASDAQ 22,521.70 -172.90 -0.76%
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NYダウ(INDU) ⇒▲wr切下げ.調整4 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA ⇒◇はらみ反発 ⇒▽買戻し
S&P500(SPX) ⇒◆かぶせ.調整 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA ⇒◇はらみ反発 ⇒-◇下げ.様子見  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA ⇒◇はらみ反発 ⇒-◇下げ.様子見  
【 SOX指数 】
6,570.33 -153.14 (-2.28%) ⇒◆nr.様子見 ⇒▲Cog調整.10MA割れ ⇒◇nrはらみ反発 ⇒◆nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
20.81 +1.78 (+9.35%) ⇒◆逆立下げ ⇒▽差込み上げ ⇒▽急騰 ⇒◆nrはらみ.下げ大 ⇒+◆上げ大
⇒+9.35P (20台)
⇒-12.14P (19台)
⇒+31.83P (21台)
⇒+0.80P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ続伸し202ドル高 米QT終了の思惑で、米中摩擦には警戒
▽買戻し
ダウ工業株30種平均は続伸
・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が量的引き締め(QT)の終了が近いことを示唆した。投資家心理の悪化に歯止めがかかり株式相場の支えとなった。米中貿易摩擦を巡る警戒感から、ダウ平均は朝方には大幅安となる場面があった。

-◇下げ.様子見
ナスダック総合株価指数は反落
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)が同社の次世代チップを導入することが発表され上昇。

NYダウは202ドル高、利下げ期待が下支え

・対中関係悪化懸念が再燃し、寄り付き後、下落。

・その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、労働市場の下方リスク上昇を指摘したため10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が高まり、買いに転じた。

・トランプ大統領が大豆購入を巡り中国に報復措置を警告し失速したものの、終盤にかけ、ダウは上げ幅を拡大。 ナスダックは下げを消せず、まちまちで終了。
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1.
・パウエル議長は14日の講演で、米国債などの保有資産を圧縮するQTについて「準備預金が十分と考えられる水準をやや上回る時点で(QTを)停止する計画だとこれまで表明してきた」としたうえで、「今後数カ月でその水準に近づく可能性がある」と語った。QTの停止が近いとの思惑から14日の米債券市場では長期金利が低下(債券価格は上昇)し、株式相場の支援材料となった。

・パウエル議長は米経済について「現在入手可能なデータに基づくと、雇用とインフレの見通しは9月時点から大きく変化していない」と述べた。米国の追加関税で財の価格が上昇している一方、雇用者数の伸びが急激に減速し「雇用の下振れリスクが高まったようにみえる」と指摘した。

・米連邦政府の一部閉鎖の影響で雇用統計など経済指標の発表が遅れているが、パウエル議長は「さまざまな公的・民間部門のデータを精査している」とも話した。「政府閉鎖によるデータ不足は10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを妨げる可能性が低いことを示唆した」(CIBCキャピタル・マーケッツのアリ・ジャフェリー氏)といい、追加利下げの思惑が広がった。

・大手金融機関が発表した2025年7〜9月期決算では1株利益が市場予想を上回るなど良好な内容が目立った。ダウ平均の構成銘柄ではないが、シティグループやウェルズ・ファーゴが決算発表を手掛かりに大きく上昇した。好業績への期待が高まり、相場全体の支えとなった。

・ダウ平均は朝方に600ドルあまり下げた。中国商務省が14日に韓国の造船大手ハンファオーシャンの米国子会社に制裁を科すと発表。ベッセント米財務長官が中国が世界経済に打撃を与えようとしているなどと批判したとも報じられ、米中対立が激化するとの懸念から売りが先行した。

・ダウ平均は取引終了直前に伸び悩んだ。トランプ米大統領は14日午後、自身のSNSで「中国が意図的に米国の大豆を購入していないのは、経済的に敵対的な行為だ」と表明した。中国と食用油などの取引を停止することを検討しているとも明らかにした。投稿をきっかけにやや売りが優勢になる場面があった。

・ダウ平均の構成銘柄ではアナリストが目標株価を引き上げたキャタピラーが上昇した。オープンAIとの提携を発表したウォルマートも大幅高となった。シスコシステムズやアメリカン・エキスプレス(アメックス)も上げた。

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2.セクター別では
・食・生活必需品小売が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・アナリストが目標株価を引き上げたキャタピラーが上昇。
・ウオルマート(WMT)は人工知能(AI)開発のオープンAIとの提携で顧客が「チャットGPT」を通じた買い物が可能となるサービスを発表し、上昇。
・シスコシステムズやアメリカン・エキスプレス(アメックス)も上げた。
・シティグループやウェルズ・ファーゴが決算発表を手掛かりに大きく上昇。
・レアアース生産企業のMPマテリアルズ(MP)、鉱業会社のクリティカル・メタルズ(CRML)は米中貿易摩擦を受け、需要増期待に、上昇。

・エヌビディアが4%あまり下げた。---AMDがオラクルに人工知能(AI)半導体を提供すると発表し、競争が激化するとの警戒感から売りが出た。
・セールスフォース、アマゾン・ドット・コムは下落。


3.
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)が同社の次世代チップを導入することが発表され上昇。

SOX指数 ⇒  
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◆ TSM 295.94 -2.29%
★ エヌビディア 180.03 -4.40%
◆ ASML 983.18 -0.15%
★ インテル 35.63 -4.27%
◆ QCOM クアルコム 161.74 -0.02%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 218.19 -0.59%
◇ AMD 218.09 0.77%
★ MU ミクロン・テクノロジー 187.06 -2.96%
◆ テラダイン 136.97 -1.55%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 91.91 9.89%
☆ エヌビディア 64.39 6.59%
☆ ASML 115.13 3.63%
☆ インテル 219.48 4.54%
☆ QCOM クアルコム 302.89 7.92%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 175.11 1.99%
◇ AMD 37.22 2.45%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 192.77 6.15%
☆ テラダイン 356.7 9.88%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 280.66 -6.41%
★ エヌビディア 183.16 -4.85%
★ ASML 936.19 -4.52%
★ インテル 36.37 -3.78%
★ QCOM クアルコム 153.59 -7.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 209.95 -4.70%
★ AMD 214.9 -7.72%
★ MU ミクロン・テクノロジー 181.6 -5.58%
★ テラダイン 132.08 -9.03%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 S&P500反落、トランプ氏の対中批判が響く-151円台後半 ⇒

【NY外為】 ◆ドル下落 ◇円強含み.151円後半
//▽▽◇◇★//◇ 
・為替市場では、ドル指数が反落。---バランスシート縮小の可能性などに言及したパウエル議長の発言後、指数はこの日の安値を付けた。
・円は対ドルで上昇し、欧米の取引時間帯では1ドル=152円台前半から151円台後半での推移。--米中の貿易を巡る対立再燃が、逃避先通貨である円を支えた。スイス・フランも対ドルで上昇した。

ドル円相場は 米東部時間 16時 52 分
⇒¥151.80 -¥0.48 -0.32%
⇒¥152.31 ¥1.12   +0.74%
⇒¥151.19 -¥1.88 -1.23%
⇒¥153.05 ¥0.36 +0.24%
⇒¥152.71 ¥0.81   +0.53%

>>10.10
みずほインターナショナルの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏
「(米中首脳会談中止は)地政学的に後退であり、新たな関税措置の具体化に向けた小さな一歩」だと述べた。ただ、関税の大幅な引き上げを「検討している」としたことで、トランプ氏は必要なら「判断を先送りできる余地も残した」と。

DZ銀行の通貨ストラテジスト、ドロテア・フッタヌス氏
一時的には円相場にネガティブに作用するが、長くは続かないとの見方を示した。より穏健な財政政策への妥協的合意につながる可能性があるというのが理由。
同氏は「高市氏が予定通り10月15日に新首相に選出されるかどうかという問題を含む政治的不透明感は、一見すると円にとってマイナス要因だ」と指摘。その上で「しかし、影響は一時的なものにとどまるとみている。いずれにせよ何らかの妥協が成立すれば、高市氏が制約なく政策を主導する場合よりも、より穏健な政策運営になるとみられるためだ」と。

【米国株】
◇もみあい
//◇◆▽◆▲//◇◇

・14日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小反落。
・米中の貿易面での対立が投資家心理を重くした。
・トランプ米大統領が中国との食用油貿易を停止する可能性を示唆したことが響いた。

・ブロードコムは約10%急伸した。OpenAIはブロードコムと、AI向けカスタム半導体とネットワーク機器の共同開発で複数年にわたって協力することに合意。
・貿易摩擦緩和の兆しが見られ、投資家がハイテク株バブルへの懸念を払拭(ふっしょく)する中、押し目買いの姿勢が依然として根強いことが示された。

10.14
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
「貿易と関税の問題が今年の株式市場に問題を生じさせている。われわれは、この動向をきわめて注意深く見極めていくことになる」と。

JPモルガン・チェースのマイケル・フェローリ氏
パウエル議長の発言が次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げ観測を「強く裏付けた」と。

エバコアのクリシュナ・グーハ氏
FRBの二大責務達成に向けた見通しはおおむね変わらなかったとし、FOMCが今月利下げに踏み切る用意があることが示されたと。

トレードステーションのデービッド・ラッセル氏
「パウエル議長は量的引き締め(QT)をいずれ終わらせることに重点を置き、流動性に関する潜在的な問題を取り上げた」と指摘。「こうした発言は政策スタンスをよりハト派的な方向に導く内容だ」と。

【米国債】
◇上昇
//▲◇◆◆▽//_◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・パウエル議長が今月の利下げ観測を補強したとの見方が背景。

・米10年債利回り
⇒4.03% -0.4 -0.10%
⇒4.06% -7.9 -1.92%
⇒4.13% 0.4 +0.09%
⇒4.12% -2.7 -0.65%
⇒4.15% 3.5 +0.84%
  
・米30年債利回り
⇒4.63% 0.9 +0.19%
⇒4.64% -8.0 -1.71%
⇒4.73% -2.2 -0.45%
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
  
10.14
TDセキュリティーズのジェナディー・ゴールドバーグ氏とオスカー・ムニョス氏
「FRBは10月のFOMC会合でバランスシートのランオフ終了を正式に発表するだろう」と指摘。「QTが終了すれば資金調達市場の余力が増し、利回り曲線全体にわたってタームプレミアムが低下する」と。

【原油】
◆反落
//▽◇◇▲▲//◇◆ 
・原油先物相場は反落。
・貿易を巡る米中間の緊張悪化に伴いリスク資産の妙味が低下したほか、国際エネルギー機関(IEA)が来年の原油供給過剰について過去最大規模になると予想したことが手掛かり。

・米中間で報復の応酬が続いている。中国は、韓国造船大手の米子会社への制裁を発表した。米国による中国海運・造船業界の調査への対抗措置だとしており、同日から実施する。制裁対象となるのはハンファオーシャンの米関連企業5社。個人・法人ともにこれら企業との取引が禁じられる。

⇒WTI先物11月限は前日比79セント(▲1.3%)安の1バレル=58.70ドル。
⇒WTI先物11月限は、前営業日比59セント(◇1%)高の1バレル=59.49ドル。
⇒WTI先物11月限は前日比2.61ドル(▲4.2%)安の1バレル=58.90ドルと、60ドル。
⇒WTI先物11月限は前日比1.04ドル(▲1.7%)安の1バレル=61.51ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比82セント(◇1.3%)高の1バレル=62.55ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.5%下落の62.39ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◇0.9%上昇の63.32ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲2.49ドル(3.8%)下落の62.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.03ドル(1.6%)下落の65.22ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽1.2%上げて66.25ドル。

10.14
バッファロー・バイユー・コモディティーズのマクロ取引責任者、フランク・モンカム氏
「原油が日中安値を離れたのは、パウエル議長のハト派的発言に伴うリスク基調の転換を受けた動きだ」と分析。ただし、原油の需給は依然として弱気に傾いており、相場の回復が続いたとしてもウェストテキサスインターミディエート(WTI)では60-62ドル水準が強い上値抵抗帯となる可能性が高い」と。

【NY金】
◇続伸
//▽◇◇▲◇//▽◇
・金相場は3営業日続伸。

⇒金先物12月限は30.40ドル(◇0.7%)上昇の4163.40ドル。
⇒金先物12月限は132.60ドル(▽3.3%)上昇の4133ドル。
⇒金先物12月限は27.80ドル(◇0.7%)上げて4000.40ドル。
⇒金先物12月限は97.90ドル(▲2.4%)下げて3972.60ドル。
⇒先物12月限は66.10ドル(▽1.7%)上昇し4070.50ドル。

>>10.8
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏
「金が4000ドルを突破したのは、単なる恐怖心理ではなく資産再配分の結果だ」と指摘。「経済指標の公表が停止され、利下げが視野に入る中で実質金利は低下しており、人工知能(AI)関連株は過熱感が出ている。今回の上昇局面は中銀が土台を築いたが、今は個人投資家と上場投資信託(ETF)が次の波をけん引している」と。

【欧州株】 フランス債が上昇、ドイツ債とのスプレッド大幅縮小 ⇒

10.9
英FTSETM100 9,509.40 -39.47 -0.41%
独DAX 24,611.25 +14.12 +0.06%
仏CAC40 8,041.36 -18.77 -0.23%
--------------------------------------------------------------
10.10
英FTSETM100 9,427.47 -81.93 -0.86%
独DAX 24,241.46 -369.79 -1.50%
仏CAC40 7,918.00 -123.36 -1.53%
--------------------------------------------------------------
10.13
英FTSETM100 9,442.87 +15.40 +0.16%
独DAX 24,387.93 +146.47 +0.60%
仏CAC40 7,934.26 +16.26 +0.21%
--------------------------------------------------------------
10.14
英FTSETM100 9,452.77 +9.90 +0.10%
独DAX 24,236.94 -150.99 -0.62%
仏CAC40 7,919.62 -14.64 -0.18%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ ⇒◇入首.様子見 ⇒◇nr.買戻し
独DAX ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ ⇒◇nrはらみ.様子見 ⇒-◇窓埋め
仏CAC40 ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ ⇒+◆nrはらみ.様子見 ⇒-◇下げ.様子見

◆下落
//◆◇▽◆▲//◇◆
・株式は下落。
・中国が米国に対して追加の報復措置をとる意向を示し、警戒感が広がった。
・ストックス欧州600指数は0.4%下落。
・タイヤメーカーのミシュランは8.9%安。---北米事業の低迷で、通期業績予想を下方修正。

【欧州債】
◇上昇
//◇◇◇◆▽//◇ 
・14日の欧州債市場では、フランス債が上昇。---ルコルニュ首相が示した予算を巡る譲歩で、政治危機の深刻化が回避されるとの楽観が広がった。

・独国債10年物
⇒2.61% -0.03
⇒2.64% -0.01
⇒2.64% -0.06
⇒2.70% +0.02
⇒2.68% -0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.59% -0.07
⇒1.94% -0.02
⇒4.68% -0.07
⇒4.75% +0.04
⇒4.71% -0.01
---------------------------

2025年10月14日火曜日

◇ドル強い ◆円安ぎみ.152円前半 原油.+◆nrはらみ.59ドル台 令和7.10.14.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月14日 5:56

①. 「新たな中東の夜明け」とトランプ氏
イスラム組織ハマスは生存していたイスラエル人の人質を解放した。トランプ米大統領はパレスチナ自治区ガザの将来を協議するエジプトでの首脳級会議で、「われわれは誰もが不可能だと言っていたことをやり遂げた。ついに、中東に平和が訪れたのだ。これからは再建の始まりだ」と述べた。ただ、停戦はなお不安定で多くの重要課題は未解決のまま。イスラエルのカッツ国防相は、ハマスが「13日までに遺体を引き渡す」との約束を履行していないとし、「遅延や意図的な回避は、合意の重大な違反と見なし、相応の対応を取る」と警告した。

②. 米中首脳会談の実施に含み
ベッセント米財務長官は引き続き、トランプ大統領と中国の習近平国家主席による会談の実施を想定している。一方で、中国によるレアアース輸出規制強化に対する報復措置については、あらゆる選択肢があると警告した。FOXニュースとのインタビューで「トランプ氏は韓国で習氏と会う予定だ」と述べた。週末には米中間で「実質的なコミュニケーション」があったとも発言。また、今週ワシントンで開催される国際通貨基金(IMF)および世界銀行の年次総会にあわせて、中国当局者との「スタッフレベルの会合」も行われる予定だと明かした。

③. OpenAIが新たな合意
OpenAIはブロードコムとの間で、人工知能(AI)向けカスタム半導体とネットワーク機器の共同開発で協力することに合意した。OpenAIはコンピューティングインフラを強化する野心的な取り組みをさらに進める。ブロードコムにとっては、急成長するAI市場に深く関与していく道が開けたことを意味する。ブロードコムの株価は一時11%上昇。OpenAIはエヌビディアやAMDとも同様の契約を結んできたが、これまでの2社と異なり、ブロードコムとの合意には投資や出資の要素は含まれていないとしている。

④. 負債100億ドルの混乱残す
経営破綻した米自動車部品メーカー、ファースト・ブランズ・グループのパトリック・ジェームズ最高経営責任者(CEO)が辞任した。同社の突然の経営破綻を受け、世界中の金融機関に痛みが広がっている。ジェームズ氏の辞任により、複雑かつ不透明な財務構造を解きほぐすという難題は、暫定CEOに就くチャールズ・ムーア氏に引き継がれることになった。同氏は発表文で「当面の最優先事項は安定性と信頼性の確保だ」と述べた。同社は破産申請した時点で、ウォール街の一部大手金融機関に総額100億ドル(約1兆5200億円)超の負債を抱えていた。

⑤. 米銀決算に注目
米政府閉鎖の影響で雇用統計など重要データの公表が遅れる中、米大手銀行が今週発表する決算は経済の現状を読み解く新たな手掛かりとして、普段以上に注目を集めそうだ。米サブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローン会社トライカラー・ホールディングスと自動車部品メーカーのファースト・ブランズが最近破綻したことで、クレジット分野にひびが入っているのではとの懸念も市場にはある。また、関税問題に関する各行トップの見解にも注目が集まる。
14日 【日本株】 ⇒
日経平均 46,847.32 -1,241.48 -2.58%
TOPIX 3,133.99 -63.60 -1.99%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒◆nr.調整 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲BigDn.調整大
TOPIX ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒▲2Gap.調整大 ⇒▲BigDn.調整大
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【日経平均VI】
日経平均VI 32.81 +2.70 +8.97% ⇒▽上げ大 ( 32台 )
日経平均VI 30.11 -0.02 -0.07% ⇒-◇下げ ( 30台 )
日経平均VI 30.13 +1.35 +4.69% ⇒▽上げ大 ( 30台 )
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14日、日経平均半年ぶり下落率、政治不安と米中懸念-円は上昇 ⇒

・14日の株式は大幅続落。
・国内政局不安や米中貿易摩擦の再燃懸念が強まり、電機や銀行、情報・通信株が売られた。
・為替相場が円高に振れると、午後に一段安となった。

・自公の連立解消を受け、首相指名選挙の行方や新政権の枠組みが見通しにくくなった。自民党総裁の高市早苗氏の首相誕生を前提とした財政・金融政策への期待で進んでいた「高市トレード」が先週に日本株を最高値まで押し上げたが、ここにきて巻き戻しが進んでいる。
・米中関係の悪化が世界経済に与える影響が不安視され、午後に入るとアジア株は総じて下落。為替市場では円が主要通貨に対して全面高となった。

ペッパーストーン・グループのシニアリサーチストラテジスト、マイケル・ブラウン氏
米中の対立が広範にリスク資産を圧迫しているように見えると指摘。米中間の緊張は継続しており、市場参加者が見込む以上に激しくなっていることを再認識させたと。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
中国はクアルコムに対して攻勢を強めるなど、米中懸念がぬぐい切れていないと指摘。人工知能(AI)や半導体は大丈夫だろうという前提が崩れており、日本株は高値警戒感がある中でどうしても利益確定売りに傾きやすいと。

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー
「新政権の枠組みがどうなるか要注意だ。高市氏は政権運営で苦戦しそう」とみる。野党間の政策面の違いから「首相指名選挙では高市氏が選ばれる可能性が高いというのが現在も市場のコンセンサス」と。

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日経平均は大幅続落、ハイテク株や防衛関連株などの売り止まらず ⇒

・米株式市場の動向を横目に、14日の日経平均は続落して取引を開始。

・寄付き直後から売り圧力が強まり、特にハイテク・電子関連株や防衛関連株を中心に売りが波及した。
・為替も円高方向に振れ、輸出関連や業績先行株の重荷となった。

・政局の不透明感なども嫌気され、前場にかけては戻りを試す動きにも乏しく、買いが入りにくい需給構造が意識された。
・業種を問わず幅広い銘柄に売りが拡がる展開となった。
・後場も下げ幅を広げる形となり、終日軟調な値動きで取引を終えた。

・大引けの日経平均は前日比1241.48円安の46847.32円。

・海運業、小売業、鉄鋼などが上昇。
・電気機器、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落。

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【個別銘柄】竹内製作所、良品計画 など  ⇒


▽竹内製作 5800 +590急伸。
先週末に上半期の決算を発表、営業利益は234億円で前年同期比5.9%減となったが、通期予想は従来計画の336億円から380億円、前期比2.3%増に上方修正している。販売数量追増加や関税分の価格転嫁などを上方修正の背景としている。
上半期受注高が2ケタ増と想定以上に底堅いことなども評価対象。また、年間配当金計画も従来の200円から210円に引き上げている。

▽良品計画 3162 +374急騰。
先週末に25年8月期決算を発表、営業利益は738億円で前期比31.5%増となり、市場予想を15億円ほど上回った。
一方、26年8月期は790億円で同7.0%増の見通し。コンセンサスは30億円程度下回るが、ガイダンスは保守的な傾向が強いとされていることで、ネガティブ反応は限定的のもよう。株価調整が足元で進んでいたこともあって、底堅い国内既存店見通しなどをプラス材料視する動きが先行。

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10.14 動いた株・出来た株
◇竹内製作所<6432> 5880 +670 ⇒ 通期業績上方修正で一転営業増益見通しに。
◇良品計画<7453> 3131 +343 ⇒ 前期上振れ着地や増益ガイダンスで安心感先行。
◇住友金属鉱山<5713> 5211 +193 ⇒ 金価格の上昇を手掛かり材料視。
◇パンパシHD<7532> 974.4 +35.3 ⇒ 先週末発表の月次動向をプラス視。
◆中外製薬<4519> 7091 -388 ⇒ 7500円レベルを節目と意識で戻り売り優勢か。
◆キーエンス<6861> 57450 -2990 ⇒ FA関連は米中貿易戦争激化を警戒視も。
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//▽▽▽◇◇★//▽◇ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//▽▽▽◇◆▲//◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇◇▲★//_◇ 原油  59ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い ◆円安ぎみ.152円前半 原油.+◆nrはらみ.59ドル台 
10.14
米ドル/円 152.22 - 152.26
ユーロ/円 176.13 - 176.21
ユーロ/米ドル 1.1571 - 1.1573
英ポンド/円 202.88 - 203.15
豪ドル/円 99.17 - 99.23
スイスフラン/円 189.21 - 189.54
原油(WTIC原油先物) 59.21 +1.30 (+2.23%) ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low ⇒+◆nrはらみ

▽ドル強い ▲円安へ.152円前半 原油.★Low.58ドル台  
10.13
米ドル/円 152.13 - 152.15
ユーロ/円 176.32 - 176.45
ユーロ/米ドル 1.1590 - 1.1597
英ポンド/円 202.83 - 203.07
豪ドル/円 98.82 - 98.94
スイスフラン/円 189.15 - 189.48
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

★ドル反落 ▽円高へ.151円前半 原油.★Low.58ドル台
10.11
米ドル/円 151.15 - 151.25
ユーロ/円 175.61 - 175.72
ユーロ/米ドル 1.1620 - 1.1625
英ポンド/円 201.91 - 202.02
豪ドル/円 97.78 - 97.90
スイスフラン/円 189.08 - 189.26
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

◇ドル強い ◆円安つづく.153円前半 原油.▲窓埋め下げ.61ドル台
10.10
米ドル/円 153.06 - 153.07
ユーロ/円 176.98 - 177.04
ユーロ/米ドル 1.1563 - 1.1566
英ポンド/円 203.57 - 203.63
豪ドル/円 100.30 - 100.34
スイスフラン/円 189.88 - 189.91
原油(WTIC原油先物) 61.52 -1.03 -(1.65%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ⇒▲窓埋め下げ

StockCharts ⇒  

10.8
NYダウ   46,601.78 -1.20 0.00%
S&P500   6,753.72 +39.13 +0.58%
NASDAQ 23,043.37 +255.01 +1.11%
--------------------------------------------------------------
10.9
NYダウ   46,358.42 -243.36 -0.52%
S&P500   6,735.11 -18.61 -0.27%
NASDAQ 23,024.62 -18.75 -0.08%
--------------------------------------------------------------
10.10
NYダウ   45,479.60 -878.82 -1.90%
S&P500   6,552.51 -182.60 -2.71%
NASDAQ 22,204.43 -820.19 -3.56%
--------------------------------------------------------------
10.13
NYダウ   46,067.58 +587.98 +1.29%
S&P500   6,654.72 +102.21 +1.55%
NASDAQ 22,694.60 +490.17 +2.20%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲wr切下げ.調整4 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA ⇒◇はらみ反発  
S&P500(SPX) ⇒◇反発 ⇒◆かぶせ.調整 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA ⇒◇はらみ反発  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇逆立 ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA ⇒◇はらみ反発  
【 SOX指数 】
6,723.46 +315.86 +(4.93%) ⇒▽BGS反発 ⇒◆nr.様子見 ⇒▲Cog調整.10MA割れ ⇒◇nrはらみ反発

【 VIX恐怖指数 】
19.03 -2.63 (-12.14%) ⇒◆逆立下げ ⇒▽差込み上げ ⇒▽急騰 ⇒◆nrはらみ.下げ大
⇒-12.14P (19台)
⇒+31.83P (21台)
⇒+0.80P (16台)
⇒-5.45P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ反発し587ドル高 米中対立への警戒が一服 ナスダックは2%高
◇はらみ反発
ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発
・前週末に強まった米中の貿易摩擦に対する警戒が一服し、主力株を買い直す動きが広がった。ダウ平均の上げ幅は670ドルを超える場面があった。

◇はらみ反発
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発
・テスラやアルファベットが上昇。
・前週末に下げが目立ったマイクロン・テクノロジーなどの半導体株も買われた。

NYダウは587ドル高、AI期待や対中関係の悪化懸念後退が支援

・人工知能(AI)関連の大規模ディ―ル受け投資家心理が改善、さらにトランプ大統領やベッセント財務長官の発言を受けて対中関係の悪化懸念が後退し買戻しが強まり、寄り付き後、上昇。

・終日買戻しが続いた。

・終日にかけ上げ幅を拡大し、終了。
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1.
・トランプ米大統領は12日、自身のSNSに「中国については心配いらない。すべてうまくいく」と投稿した。10日には中国が大規模な輸出規制を検討していると主張し、その対抗措置として中国の輸入品に対する関税を100%上乗せする方針を示していた。

・米中貿易摩擦への警戒からダウ平均は前週末に878ドル下落し、1カ月ぶりの安値を付けていた。市場では「トランプ氏は株価動向を気にかけており、市場参加者を安心させようとしている」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。

・ベッセント米財務長官は13日朝の米FOXビジネスのインタビューで、調整中の米中首脳会談が予定通り行われるとの認識を示した。週内に米中の事務レベルの協議を行うことも明らかにした。米中対立が激しくなることへの懸念が和らいだ。

・13日はコロンバスデーの祝日で米債券・外為市場が休場だった。株式市場でも取引量が減り、値動きが大きくなりやすかったとの指摘もあった。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のブロードコムが9.8%高で終えた。オープンAIと人工知能(AI)向け半導体を共同開発すると13日朝に発表し、材料視された。AI分野の需要の底堅さが改めて意識され、他のハイテク株に買いが波及した面があった。

・ダウ平均の構成銘柄では、ゴールドマン・サックスやナイキ、キャタピラーが上昇した。セールスフォースやエヌビディアも買われた。半面、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やメルクが下落。

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2.セクター別では
・自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・ゴールドマン・サックスやナイキ、キャタピラーが上昇。
・セールスフォースやエヌビディアも買われた。
・銀行のJPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)は今週の四半期決算発表を控えトレーディング益などが奏功した好決算期待にそれぞれ上昇。
・化粧品小売りのエスティ・ローダー(EL)は対中貿易戦争の悪化懸念の後退やアナリストの投資判断引き上げで、買戻しが先行。
・携帯端末のアップル(AAPL)や半導体のエヌビディア(NVDA)も対中関係悪化懸念の緩和でそれぞれ上昇。

・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やメルクが下落。
・カジノ運営のラスベガス・サンズ(LVS)やウィン・リゾーツ(WYNN)は最新のマカオのカジノ業界の売り上げデータが冴えず売られた。


3.
・テスラやアルファベットが上昇。
・前週末に下げが目立ったマイクロン・テクノロジーなどの半導体株も買われた。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 91.91 9.89%
☆ エヌビディア 64.39 6.59%
☆ ASML 115.13 3.63%
☆ インテル 219.48 4.54%
☆ QCOM クアルコム 302.89 7.92%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 175.11 1.99%
◇ AMD 37.22 2.45%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 192.77 6.15%
☆ テラダイン 356.7 9.88%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 280.66 -6.41%
★ エヌビディア 183.16 -4.85%
★ ASML 936.19 -4.52%
★ インテル 36.37 -3.78%
★ QCOM クアルコム 153.59 -7.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 209.95 -4.70%
★ AMD 214.9 -7.72%
★ MU ミクロン・テクノロジー 181.6 -5.58%
★ テラダイン 132.08 -9.03%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 299.88 -1.52%
◇ エヌビディア 192.57 1.83%
◆ ASML 980.54 -0.74%
◇ インテル 37.8 0.99%
◆ QCOM クアルコム 165.66 -1.26%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 220.3 1.28%
◆ AMD 232.89 -1.13%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 192.33 -2.14%
◇ テラダイン 145.19 0.41%
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【米国市況】 株反発、米中が柔軟姿勢でリスク選好-円売り再開 ⇒

【NY外為】 ◇ドル強い ◆円安ぎみ.152円前半
//▽▽◇◇★//◇ 
・為替市場ではドルが上昇。---前週末に下落した分の一部を取り戻す格好となった。
・円は対ドルで下落。一時は0.8%安の152円45銭まで売られた。その後もおおむね152円台前半で推移した。ヘッジファンドが円売りの動きを再開した。

ドル円相場は 米東部時間 16時 55 分
⇒¥152.31 ¥1.12   +0.74%
⇒¥151.19 -¥1.88 -1.23%
⇒¥153.05 ¥0.36 +0.24%
⇒¥152.71 ¥0.81   +0.53%
⇒¥151.97 ¥1.62 +1.08%

>>10.10
みずほインターナショナルの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏
「(米中首脳会談中止は)地政学的に後退であり、新たな関税措置の具体化に向けた小さな一歩」だと述べた。ただ、関税の大幅な引き上げを「検討している」としたことで、トランプ氏は必要なら「判断を先送りできる余地も残した」と。

DZ銀行の通貨ストラテジスト、ドロテア・フッタヌス氏
一時的には円相場にネガティブに作用するが、長くは続かないとの見方を示した。より穏健な財政政策への妥協的合意につながる可能性があるというのが理由。
同氏は「高市氏が予定通り10月15日に新首相に選出されるかどうかという問題を含む政治的不透明感は、一見すると円にとってマイナス要因だ」と指摘。その上で「しかし、影響は一時的なものにとどまるとみている。いずれにせよ何らかの妥協が成立すれば、高市氏が制約なく政策を主導する場合よりも、より穏健な政策運営になるとみられるためだ」と。

【米国株】
◇反発
//◇◆▽◆▲//◇

・13日の米株式相場は反発。
・米国と中国が通商協議の継続に前向きな姿勢を示したことや、中東情勢の緊張緩和が好感された。
・人工知能(AI)関連株の上昇も相場を押し上げた。

・ブロードコムは約10%急伸した。OpenAIはブロードコムと、AI向けカスタム半導体とネットワーク機器の共同開発で複数年にわたって協力することに合意。
・貿易摩擦緩和の兆しが見られ、投資家がハイテク株バブルへの懸念を払拭(ふっしょく)する中、押し目買いの姿勢が依然として根強いことが示された。

10.13
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「旺盛な投資意欲は続いている。今回の相場回復が持続すれば、個人投資家は簡単には動揺しないとの見方が一段と強まるだろう。押し目買いが引き続き有効であることを示す新たな証左になる」と。

トレジャリー・パートナーズのリチャード・サパースティーン氏
「今決算シーズンは、強気相場の全体的な健全性を見極める上で重要だ。AIやデータセンター向け設備投資がどの程度利益につながっているのかを巡り疑問が強まる中、投資家はテクノロジー企業の業績を精査するだろう」と。

ロリ・カルヴァシナ氏率いるRBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト
7-9月期に企業利益の勢いが鈍化すれば、米株式相場の上昇は一服する可能性が高いとリポートで指摘。「前回の決算シーズンで見られた業績に対する強い楽観が維持できなければ、主要株価指数がごく近い将来に調整局面を回避するのは難しいだろう」と。

モルガン・スタンレーの米国株チーフ・ストラテジストのマイケル・ウィルソン氏
米国と中国の貿易摩擦が11月1日までに解消されなければ、米国株は最大11%下落するリスクがあるとの見方。

【米国債】
▽上昇
//▲◇◆◆▽//_
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米中貿易摩擦への警戒で安全資産とみなされる国債を買う動きが強まった。

・米10年債利回り
⇒4.06% -7.9 -1.92%
⇒4.13% 0.4 +0.09%
⇒4.12% -2.7 -0.65%
⇒4.15% 3.5 +0.84%
⇒4.12% 3.5   +0.85%
  
・米30年債利回り
⇒4.64% -8.0 -1.71%
⇒4.73% -2.2 -0.45%
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
⇒4.69% -2.0 -0.41%
  
>>10.10
ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドリュー・ブレナー氏
「大きな経済指標の発表もなく、静かな1日になると思った矢先、市場は大荒れとなった」と指摘。「より大きな影響は株式の反転だった。これは『解放の日(4月にトランプ氏が各国・地域への上乗せ関税を発表した日)』の再来なのか」と。

【原油】
◇反発
//▽◇◇▲▲//◇ 
・原油先物相場は3営業日ぶりに反発。
・ただ1バレル=60ドル未満の水準にとどまった。原油の2大消費国である米国と中国の間で新たに生じた貿易摩擦を巡り、トランプ政権は摩擦緩和に向けて中国との取引にオープンな姿勢を示した。

・原油先物は、10日には4.2%安と、5月以来の大幅安となっていた。トランプ政権は同日、11月1日から中国に対して100%の追加関税を課すとともに、すべての重要ソフトウエアに対中輸出規制を導入すると発表していた。

⇒WTI先物11月限は、前営業日比59セント(◇1%)高の1バレル=59.49ドル。
⇒WTI先物11月限は前日比2.61ドル(▲4.2%)安の1バレル=58.90ドルと、60ドル。
⇒WTI先物11月限は前日比1.04ドル(▲1.7%)安の1バレル=61.51ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比82セント(◇1.3%)高の1バレル=62.55ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比4セント(◇0.1%)高の1バレル=61.73ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◇0.9%上昇の63.32ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲2.49ドル(3.8%)下落の62.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.03ドル(1.6%)下落の65.22ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽1.2%上げて66.25ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆2セント下げて65.45ドル。

10.13
ストーンXの市場アナリスト、ラザン・ヒラル氏
関税に関する報道が原油市場に再び弱気の圧力をかけていると分析。その上で、「2025年には、こうした関税を巡る摩擦が短期の需要ショックとして作用し、その後により望ましい貿易合意や景気回復への道を開くケースも見られた」と。

BOKファイナンシャルのトレーディング担当バイスプレジデント、デニス・キスラー氏
「中国との貿易問題は合意に至るまで不安定な状態が続くと市場ではみられており、それが短期的に原油相場の重しとなる可能性がある」と分析。一方で、「WTI原油が60ドルを下回る水準では、掘削リグの稼働数の減少が続き、結果として米国の原油生産量も減ることになるだろう」と。

【NY金】
▽続伸
//▽◇◇▲◇//▽
・金相場は続伸。
・金相場はこれまで、中央銀行による購入や上場投資信託(ETF)の保有増加、米利下げが支えとなる形で上昇。さらに米中貿易摩擦の再燃や米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性に対する懸念、米政府機関の閉鎖といった要因も、安全資産としての需要を後押ししている。

⇒金先物12月限は132.60ドル(▽3.3%)上昇の4133ドル。
⇒金先物12月限は27.80ドル(◇0.7%)上げて4000.40ドル。
⇒金先物12月限は97.90ドル(▲2.4%)下げて3972.60ドル。
⇒先物12月限は66.10ドル(▽1.7%)上昇し4070.50ドル。
⇒金先物12月限は28.10ドル(◇0.7%)上昇し4004.40ドル。

>>10.8
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏
「金が4000ドルを突破したのは、単なる恐怖心理ではなく資産再配分の結果だ」と指摘。「経済指標の公表が停止され、利下げが視野に入る中で実質金利は低下しており、人工知能(AI)関連株は過熱感が出ている。今回の上昇局面は中銀が土台を築いたが、今は個人投資家と上場投資信託(ETF)が次の波をけん引している」と。

【欧州株】 株上昇、独仏スプレッド変わらず-米債券市場は休場 ⇒

10.8
英FTSETM100 9,548.87 +65.29 +0.69%
独DAX 24,597.13 +211.35 +0.87%
仏CAC40 8,060.13 +85.28 +1.07%
--------------------------------------------------------------
10.9
英FTSETM100 9,509.40 -39.47 -0.41%
独DAX 24,611.25 +14.12 +0.06%
仏CAC40 8,041.36 -18.77 -0.23%
--------------------------------------------------------------
10.10
英FTSETM100 9,427.47 -81.93 -0.86%
独DAX 24,241.46 -369.79 -1.50%
仏CAC40 7,918.00 -123.36 -1.53%
--------------------------------------------------------------
10.13
英FTSETM100 9,442.87 +15.40 +0.16%
独DAX 24,387.93 +146.47 +0.60%
仏CAC40 7,934.26 +16.26 +0.21%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ ⇒◇入首.様子見
独DAX ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ ⇒◇nrはらみ.様子見
仏CAC40 ⇒▽2Gap反発 ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ ⇒+◆nrはらみ.様子見

◇上昇
//◆◇▽◆▲//◇
・13日の欧州株は上昇。
・ストックス欧州600指数は0.4%高。
・トランプ米大統領が中国との取引にオープンな姿勢を示したことが材料視された。
・半導体関連銘柄が上昇。--- ASMLホールディングは3.7%高、ASMインターナショナルは2.5%上昇。

【欧州債】
◇上昇
//◇◇◇◆▽//◇ 
・欧州債市場では、フランス10年債と同年限ドイツ債のイールドスプレッドが84ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度でほぼ変わらずだった。
・ドイツ債は償還期限が短めの国債を中心に上昇。
・英国債も小幅上昇。

・独国債10年物
⇒2.64% -0.01
⇒2.64% -0.06
⇒2.70% +0.02
⇒2.68% -0.03
⇒2.71% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒1.94% -0.02
⇒4.68% -0.07
⇒4.75% +0.04
⇒4.71% -0.01
⇒4.72% -0.02
---------------------------

2025年10月13日月曜日

▽ドル強い ▲円安へ.152円前半 原油.★Low.58ドル台 令和7.10.13(スポーツの日).Mon

//▽▽▽◇◇★//▽ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//▽▽▽◇◆▲//◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇◇▲★//_ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い ▲円安へ.152円前半 原油.★Low.58ドル台  
10.13
米ドル/円 152.13 - 152.15
ユーロ/円 176.32 - 176.45
ユーロ/米ドル 1.1590 - 1.1597
英ポンド/円 202.83 - 203.07
豪ドル/円 98.82 - 98.94
スイスフラン/円 189.15 - 189.48
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

★ドル反落 ▽円高へ.151円前半 原油.★Low.58ドル台
10.11
米ドル/円 151.15 - 151.25
ユーロ/円 175.61 - 175.72
ユーロ/米ドル 1.1620 - 1.1625
英ポンド/円 201.91 - 202.02
豪ドル/円 97.78 - 97.90
スイスフラン/円 189.08 - 189.26
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

◇ドル強い ◆円安つづく.153円前半 原油.▲窓埋め下げ.61ドル台
10.10
米ドル/円 153.06 - 153.07
ユーロ/円 176.98 - 177.04
ユーロ/米ドル 1.1563 - 1.1566
英ポンド/円 203.57 - 203.63
豪ドル/円 100.30 - 100.34
スイスフラン/円 189.88 - 189.91
原油(WTIC原油先物) 61.52 -1.03 -(1.65%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ⇒▲窓埋め下げ

◇ドル強い ◆円安すすむ.152円半ば 原油.◇Gap上げ.62ドル台 
10.9
米ドル/円 152.62 - 152.73
ユーロ/円 177.47 - 177.57
ユーロ/米ドル 1.1625 - 1.1634
英ポンド/円 204.54 - 204.70
豪ドル/円 100.47 - 100.58
スイスフラン/円 190.30 - 190.51
原油(WTIC原油先物) 62.30 +0.57 (+0.92%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ

StockCharts ⇒  

10.6
NYダウ   46,694.97 -63.31 -0.14%
S&P500   6,740.28 +24.49 +0.36%
NASDAQ 22,941.66 +161.16 +0.70%
--------------------------------------------------------------
10.7
NYダウ   46,602.98 -91.99 -0.20%
S&P500   6,714.59 -25.69 -0.38%
NASDAQ 22,788.36 -153.30 -0.66%
--------------------------------------------------------------
10.8
NYダウ   46,601.78 -1.20 0.00%
S&P500   6,753.72 +39.13 +0.58%
NASDAQ 23,043.37 +255.01 +1.11%
--------------------------------------------------------------
10.9
NYダウ   46,358.42 -243.36 -0.52%
S&P500   6,735.11 -18.61 -0.27%
NASDAQ 23,024.62 -18.75 -0.08%
--------------------------------------------------------------
10.10
NYダウ   45,479.60 -878.82 -1.90%
S&P500   6,552.51 -182.60 -2.71%
NASDAQ 22,204.43 -820.19 -3.56%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒▲wr切下げ.調整4 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA  
S&P500(SPX) ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇反発 ⇒◆かぶせ.調整 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇逆立 ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA  
【 SOX指数 】
6,407.60 -432.60 (-6.32%) ⇒▲窓埋め調整 ⇒▽BGS反発 ⇒◆nr.様子見 ⇒▲Cog調整.10MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
21.66 +5.23 (+31.83%) ⇒▽逆立上げ ⇒◆逆立下げ ⇒▽差込み上げ ⇒▽急騰
⇒+31.83P (21台)
⇒+0.80P (16台)
⇒-5.45P (16台)
⇒+5.31P (17台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ続落し878ドル安 米中摩擦を警戒、ナスダック3.5%安
▲トリプル.調整大
ダウ工業株30種平均は大幅に5日続落
・約1カ月ぶりの安値を付け、下げ幅は4月下旬以来の大きさだった。中国がレアアース(希土類)の輸出規制を打ち出したことなどをめぐり、トランプ米大統領が10日に不満を示し、対中関税引き上げを示唆した。

▲トリプル.調整大 .Sup50MA
ナスダック総合株価指数は大幅続落
・下落率は4月以来の大きさだった。クアルコムが7%超下げた。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコム、マイクロン・テクノロジー、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)といった半導体関連株の下げも大きかった。

NYダウは878ドル安、対中関係悪化を警戒

・人工知能(AI)の強い需要期待を受けた買いの流れが続き、寄り付き後、上昇。

・その後、トランプ大統領が中国製品に対する関税率の大幅引き上げを示唆し、対立深刻化を警戒した売りが加速し、大幅下落に転じた。

・さらに、行政管理予算局長が連邦職員の解雇計画を発表すると、終日売りが先行し、終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・中国商務省が9日に一部のレアアースやその採掘などに必要な技術の輸出規制を強化すると発表した。10日には中国当局が半導体のクアルコムのイスラエル企業の買収が独占禁止法に違反した疑いがあるとして調査を始めたことが明らかになっていた。

・トランプ氏は自身のSNSに「中国が敵対的になっている」と投稿し、10月31日からのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせて予定されている中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談についても「今はやる理由がないようだ」と書き込んだ。中国に対する大幅な関税引き上げを検討していることも明らかにした。

・この投稿を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まった。米中貿易摩擦が収益の逆風になるハイテクや消費関連を中心に幅広い銘柄に売りが出た。主要株価指数が過去最高値圏で推移しており、相場の過熱感も意識されていた。来週から主要企業の四半期決算発表が本格化することもあり、利益確定や持ち高調整売りのきっかけとなった。

・米連邦政府機関の一部閉鎖が10日目に入った。閉鎖が長期化し、米景気への悪影響が強まることも懸念された。ボート米行政管理予算局(OMB)局長は10日にX(旧ツイッター)で政府閉鎖を機に実施すると予告していた一部職員の解雇が始まったと明らかにした。

・週末だったこともあり、引けにかけて下げ幅を拡大し、この日の安値圏で終えた。ダウ平均の日中の値幅は1100ドルを超えた。市場の不安心理を映し「恐怖指数」とも呼ばれる米国株の変動性指数(VIX)は21.66と不安が高まった状態とされる20を上回り、6月中旬以来の高水準となった。

・ダウ平均の構成銘柄はアマゾン・ドット・コムとエヌビディアが5%近く、ナイキが4%下げた。ユナイテッドヘルス・グループやIBM、アップルも売られた。一方、コカ・コーラやマクドナルドなどのディフェンシブ株の一角は買われた。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・食品・飲料・タバコが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・コカ・コーラやマクドナルドなどのディフェンシブ株の一角は買われた。
・レアアース生産企業のMPマテリアルズ(MP)は中国のレアアース輸出規制強化に対し、トランプ大統領が対抗策を検討していると警告し、一段と買われた。

・アマゾン・ドット・コムとエヌビディアが5%近く、ナイキが4%下げた。
・ユナイテッドヘルス・グループやIBM、アップルも売られた。
・エヌビディア(NVDA)や携帯端末のアップル(AAPL)などは中国のエクスポ―ジャーが大きく、下落。
・化粧品小売りのエスティローダー(EL)やディスカウント小売のアマゾン(AMZN)など中国からの輸入依存度が高い小売りは大幅安となった。
・エネルギー会社のシェブロン(CVX)やエクソン(XOM)などは原油価格の下落に連れ収益減懸念にそれぞれ下落。


3.
・半導体のクアルコム(QCOM)は中国当局が独禁法違反の疑いで同社を調査していると発表し、大幅安。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコム、マイクロン・テクノロジー、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)といった半導体関連株の下げも大きかった。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
★ TSM 280.66 -6.41%
★ エヌビディア 183.16 -4.85%
★ ASML 936.19 -4.52%
★ インテル 36.37 -3.78%
★ QCOM クアルコム 153.59 -7.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 209.95 -4.70%
★ AMD 214.9 -7.72%
★ MU ミクロン・テクノロジー 181.6 -5.58%
★ テラダイン 132.08 -9.03%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 299.88 -1.52%
◇ エヌビディア 192.57 1.83%
◆ ASML 980.54 -0.74%
◇ インテル 37.8 0.99%
◆ QCOM クアルコム 165.66 -1.26%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 220.3 1.28%
◆ AMD 232.89 -1.13%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 192.33 -2.14%
◇ テラダイン 145.19 0.41%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 304.52 3.57%
◇ エヌビディア 189.11 2.20%
◆ ASML 987.81 -1.45%
◇ インテル 37.43 0.70%
◇ QCOM クアルコム 167.77 1.40%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 217.51 2.81%
☆ AMD 235.56 11.37%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 196.54 5.84%
☆ テラダイン 144.6 3.18%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 トランプ氏の対中警告で大揺れ-株急落、円は急伸 ⇒

【NY外為】 ★ドル反落 ▽円高へ.151円前半
//▽▽◇◇★// 
・為替市場ではトランプ氏の発言を受けてドルが売られ、円が買われる展開となった。
・円相場は1ドル=152円台後半で推移していたが、発言が伝わると一気に151円台半ばまで上昇した。さらに取引終盤には、中国製品に100%の追加関税を課すとのトランプ氏の発言を受け、円は一段高となった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 59 分
⇒¥151.19 -¥1.88 -1.23%
⇒¥153.05 ¥0.36 +0.24%
⇒¥152.71 ¥0.81   +0.53%
⇒¥151.97 ¥1.62 +1.08%
⇒¥150.37 ¥2.90 +1.97%

10.10
みずほインターナショナルの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏
「(米中首脳会談中止は)地政学的に後退であり、新たな関税措置の具体化に向けた小さな一歩」だと述べた。ただ、関税の大幅な引き上げを「検討している」としたことで、トランプ氏は必要なら「判断を先送りできる余地も残した」と。

DZ銀行の通貨ストラテジスト、ドロテア・フッタヌス氏
一時的には円相場にネガティブに作用するが、長くは続かないとの見方を示した。より穏健な財政政策への妥協的合意につながる可能性があるというのが理由。
同氏は「高市氏が予定通り10月15日に新首相に選出されるかどうかという問題を含む政治的不透明感は、一見すると円にとってマイナス要因だ」と指摘。その上で「しかし、影響は一時的なものにとどまるとみている。いずれにせよ何らかの妥協が成立すれば、高市氏が制約なく政策を主導する場合よりも、より穏健な政策運営になるとみられるためだ」と。

【米国株】
▲下落
//◇◆▽◆▲//

・10日の米金融市場は、トランプ大統領が対中関税の大幅引き上げを警告したことで一気にリスクオフの動きが広がり、株価が大きく下げた。
・トランプ氏はSNSへの投稿で、中国の習近平国家主席と会談する「理由はない」と述べ、中国の「敵対的な」輸出規制を理由に挙げた。

・このところ、リスク資産が大幅下落する局面はほぼなく、それ自体がこの日の急激な反応を招いた一因となった可能性がある。

10.10
インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏
「明らかにトレーダーが聞きたくなかった言葉だ」と指摘。「今回の市場の反応は、政策による影響を改めて浮き彫りにするのと同時に、最近の市場の油断も映し出している」と。

ジョーンズトレーディングののマイケル・オルーク氏
「夏を通じて米株市場では欲望が恐怖をはるかに上回り、過度な楽観で投資家は無防備になっている」と指摘。「今回の売りは、米中貿易休戦が終わるような事態になれば、より大きな調整局面へと発展する可能性がある」と。

ノースライト・アセット・マネジメントのクリス・ザッカレリ氏
米中間の貿易関係が市場心理に与える影響の大きさを強調。「中国との良好な貿易関係は市場の安定を保つ助けとなるが、貿易戦争に発展すれば市場にとって極めて悪影響となる」と。

【米国債】
▽上昇
//▲◇◆◆▽//
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米中貿易摩擦への警戒で安全資産とみなされる国債を買う動きが強まった。

・米10年債利回り
⇒4.06% -7.9 -1.92%
⇒4.13% 0.4 +0.09%
⇒4.12% -2.7 -0.65%
⇒4.15% 3.5 +0.84%
⇒4.12% 3.5   +0.85%
  
・米30年債利回り
⇒4.64% -8.0 -1.71%
⇒4.73% -2.2 -0.45%
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
⇒4.69% -2.0 -0.41%
  
10.10
ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドリュー・ブレナー氏
「大きな経済指標の発表もなく、静かな1日になると思った矢先、市場は大荒れとなった」と指摘。「より大きな影響は株式の反転だった。これは『解放の日(4月にトランプ氏が各国・地域への上乗せ関税を発表した日)』の再来なのか」と。

【原油】
▲続落
//▽◇◇▲▲// 
・原油先物相場は続落。
・月以来の安値に沈んだ。トランプ氏の対中警告や、中東情勢の緊張緩和、世界的な供給過剰を巡る懸念を背景に、弱気なムードが広がった。

・市場はこれまで、米国が中国に対して極端な関税を賦課する可能性はほぼなくなったとみていた。トランプ氏と中国の習主席は先に実施した電話会談で友好的なやり取りを交わし、トランプ氏は今月末に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で習氏と会談すると明らかにしていた。

⇒WTI先物11月限は前日比2.61ドル(▲4.2%)安の1バレル=58.90ドルと、60ドル。
⇒WTI先物11月限は前日比1.04ドル(▲1.7%)安の1バレル=61.51ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比82セント(◇1.3%)高の1バレル=62.55ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比4セント(◇0.1%)高の1バレル=61.73ドル。
⇒WTI先物11月限は、前週末比81セント(▽1.3%)高の1バレル=61.69ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲2.49ドル(3.8%)下落の62.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.03ドル(1.6%)下落の65.22ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽1.2%上げて66.25ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆2セント下げて65.45ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽94セント上昇の65.47ドル。

10.10
アゲイン・キャピタルの創業パートナー、ジョン・キルダフ氏
米中の関税戦争が原油需要を圧迫するとの懸念が再燃。「トランプ氏が今回の警告を実行に移せば、経済に悪影響をもたらし、原油や石油製品の需要に打撃となるだろう」と。

CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「原油はきょう、三重苦に直面している。貿易摩擦の再燃が需要見通しを圧迫しているほか、リスク資産全般に売りが広がり押し目買いの動きが抑制されている。さらに、システマティック戦略勢がショートポジションを積み増しているようだ」と指摘。「押し目買いの材料がなければ、サポートが得られずに過剰な値動きになる可能性がある」と。

【NY金】
◇反発
//▽◇◇▲◇
・金相場は反発。
・スポット相場は一時下げる場面もあったが、総じて堅調に推移した。金融市場の動揺で、安全資産とされる金の妙味が高まった。

⇒金先物12月限は27.80ドル(◇0.7%)上げて4000.40ドル。
⇒金先物12月限は97.90ドル(▲2.4%)下げて3972.60ドル。
⇒先物12月限は66.10ドル(▽1.7%)上昇し4070.50ドル。
⇒金先物12月限は28.10ドル(◇0.7%)上昇し4004.40ドル。
⇒金先物12月限は67.40ドル(▽1.7%)上昇の3976.30ドル。

>>10.8
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏
「金が4000ドルを突破したのは、単なる恐怖心理ではなく資産再配分の結果だ」と指摘。「経済指標の公表が停止され、利下げが視野に入る中で実質金利は低下しており、人工知能(AI)関連株は過熱感が出ている。今回の上昇局面は中銀が土台を築いたが、今は個人投資家と上場投資信託(ETF)が次の波をけん引している」と。

【欧州株】 欧州国債が上げ拡大、トランプ氏が中国非難-株は大幅安 ⇒

10.7
英FTSETM100 9,483.58 +4.44 +0.05%
独DAX 24,385.78 +7.49 +0.03%
仏CAC40 7,974.85 +3.07 +0.04%
--------------------------------------------------------------
10.8
英FTSETM100 9,548.87 +65.29 +0.69%
独DAX 24,597.13 +211.35 +0.87%
仏CAC40 8,060.13 +85.28 +1.07%
--------------------------------------------------------------
10.9
英FTSETM100 9,509.40 -39.47 -0.41%
独DAX 24,611.25 +14.12 +0.06%
仏CAC40 8,041.36 -18.77 -0.23%
--------------------------------------------------------------
10.10
英FTSETM100 9,427.47 -81.93 -0.86%
独DAX 24,241.46 -369.79 -1.50%
仏CAC40 7,918.00 -123.36 -1.53%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ
独DAX ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ
仏CAC40 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽2Gap反発 ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ

▲下落
//◆◇▽◆▲//
・株式市場では、ストックス欧州600指数が9月2日以来の大幅な下げ。---トランプ氏の発言を受け、米中関係悪化が懸念されている。
・ストックス欧州600指数は1.3%下落。
・エネルギーやテクノロジーが下げを主導。
・中国の動向の影響を受けやすい自動車や鉱業も売られた。

10.10
パンミュア・リベラムのストラテジスト、ヨアヒム・クレメント氏
「結局のところ、関税の脅威は消える気配がない。トランプ氏の突発的な行動は今後も時おり投資家の不意を突くだろう」と述べ、「米国のインフレ見通しや、米企業が関税をどれだけ容易に吸収できるかについて、投資家は期待を見直す必要がある」と。

【欧州債】
▽上昇
//◇◇◇◆▽// 
・10日の取引では、引けにかけて欧州国債が上げを拡大。
・トランプ米大統領が中国からの輸入品に対する関税を「大幅に引き上げる」と警告し、投資家がリスク回避に動いた。
・ドイツ債利回りは中期ゾーンを中心に低下。5年債と10年債の利回りはいずれも6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、それぞれ2.24%、2.65%。
・英国債は長期物が好調。30年債利回りは7bp低下し、5.48%。

・独国債10年物
⇒2.64% -0.06
⇒2.70% +0.02
⇒2.68% -0.03
⇒2.71% -0.01
⇒2.72% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.68% -0.07
⇒4.75% +0.04
⇒4.71% -0.01
⇒4.72% -0.02
⇒4.73% +0.05
---------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月10日 6:02

①. 行き過ぎた円安誘発するつもりないと高市氏
自民党の高市早苗総裁は行き過ぎた円安を誘発するつもりはないと、テレビ東京の番組で語った。その上で、一般論として円安には「いい面も悪い面もある」と指摘。輸出企業にとっては競争力が生まれる側面があるとした。1ドル=150円を超える円安は許容範囲かとの質問には、「発言すべき事柄ではない」と述べた。円相場は高市氏の発言後、対ドルで上げに転じ、一時152円14銭まで買われた。しかし勢いは続かず、その後は再び153円台近辺に下落して円安が進む格好となった。

②. 破綻した米企業に債権
農林中央金庫と三井物産の合弁事業が、経営破綻した自動車部品メーカーの米ファースト・ブランズ・グループに対し、17億5000万ドル(約2700億円)規模のエクスポージャーを抱えていることが、裁判資料で明らかになった。テキサス州の裁判所で先週開かれた審問で、カツミ・グローバルの弁護士は、同社がファースト・ブランズに対し同額のトレードファイナンスを提供していたと述べた。カツミの親会社は、農林中金と三井物産の合弁事業であるJA三井リース(JAML)。

③. 高市自民党と公明党きょう協議
自民党の高市早苗総裁が与党の足場固めに苦慮している。公明党との連立政権合意が遅れているためだ。両党は10日午後に協議するが、当初来週に想定されていた首相指名選挙は20日以降に持ち越される公算が高まっている。公明党が強硬姿勢に出ている背景には、党内右派を支持基盤にする高市氏への警戒や政治資金問題への対応に対する不満がある。仮に連立継続で合意できても、公明との関係は政権の不安材料となりそうだ。合意の遅れは高市氏が模索する連立拡大に向けた野党との交渉にも影響を与えている。

④. イスラエルとハマス
イスラム組織ハマスの交渉責任者は、イスラエルとの戦争を終結させることになるディールでハマスが合意したと発表した。「われわれは仲介者および米政権から保証を得た。仲介者と米政権は戦争が完全に終結したことを確認した」と主張した。イスラエルのハスケル外務副大臣は、9日時点で停戦は発効していると述べた。イスラエルとハマスは、ガザでハマスが拘束している人質全員の解放の条件を巡り、合意に達した。2年に及ぶ戦争の終結に向け、米国とカタールが仲介してきた交渉において大きな前進となる。

⑤. FRB高官発言
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、今年中のさらなる利下げを支持する考えを示した。米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで「労働市場のさらなる減速リスクには特に注意を払っている」と語った。バー連邦準備制度理事会(FRB)理事は、追加緩和に対して慎重なアプローチを呼びかけた。関税が持続的なインフレにつながるリスクを理由に挙げた。
10日 【日本株】 ⇒
日経平均 48,088.80 -491.64 -1.01%
TOPIX 3,197.59 -60.18 -1.85%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒◆nr.調整 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整
TOPIX ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒▲2Gap.調整大
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【日経平均VI】
日経平均VI 30.11 -0.02 -0.07% ⇒-◇下げ ( 30台 )
日経平均VI 30.13 +1.35 +4.69% ⇒▽上げ大 ( 30台 )
日経平均VI 28.78 +1.82 +6.75% ⇒+◆上げ大 ( 28台 )
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10日、株大幅安、自公は連立解消へ-円上げ拡大、中長期債上昇 ⇒

・10日の日本市場では、株式が大幅に下落した。
・自民、公明両党の連立政権の行方を見極めたいとして売り注文が優勢だった。連立解消と伝わると円は上げ幅を拡大した。
・米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受けて、日本市場でも割高感から半導体関連株を中心に利益確定売りに押された。

・セブン&アイ・ホールディングスは、国内コンビニ事業の不振から通期業績予想をアナリスト予想を下回る水準に下方修正したことを受けて下落。
・一方で「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは5期連続で過去最高益を更新する予想を示して上昇。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
東証プライムがほぼ全面安と騰落数が極端になっていると指摘。「高値警戒感も強かったため、前場で売られやすい地合いだったが、それだけにしては傾き過ぎている」と。

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日経平均は反落、直近の上昇に対する利食い売り優勢 ⇒

・米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始。

・その後は、想定以上の好決算発表で安心感が優勢となったファーストリテ<9983>が下支えしたが、幅広い銘柄で売り優勢の展開が続いて指数も下げ幅を広げた。
・ただ、後場からは下げ渋り、48100円を挟んでもみ合う展開となった。

・日経平均は昨日大幅高となり、25日移動平均線との乖離率が7.73%に拡大するなど高値警戒感が強まっていたため、幅広い銘柄で利益確定売りが出やすかった。
・また、政治空白が長期化していることに加え、次期新政権の枠組みが不透明なことなども投資家心理を慎重にさせた。

・大引けの日経平均は前営業日比491.64円安の48088.80円。

・小売業のみが上昇。
・証券・商品先物取引業、鉱業、石油・石炭製品などが下落。

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【個別銘柄】サン電子、7&iHD など  ⇒


▽サン電子 11040 +1400急伸。
前日に提出された大量保有報告書によると、アクティビストとして知られる米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが7.87%の株式を取得したことが明らかになっている。保有目的は「純投資及び経営陣への助言または状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。
バリューアクトは、日本ではセブン&アイや任天堂などに投資を行っており、今後の株主価値向上策につながっていくと思惑が先行している。

▽7&iHD 1911 -69大幅続落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は2084億円で前年同期比11.4%増となり、従来計画の1970億円を上振れ。一方、通期予想は従来の4240億円から4040億円に下方修正した。国内既存店販売や商品粗利益率の想定を引き下げたもよう。
上期の上振れに関しては、システム関係費用の計上後ろ倒しもあったようだ。通期下方修正値はコンセンサスの4150億円程度も下振れており、ネガティブな反応に。

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10.10 動いた株・出来た株
◇良品計画<7453> 2815 +88 ⇒ 本日決算発表予定で買い戻し先行か。
◇楽天グループ<4755> 997.9 +21.6 ⇒ 本日はハイテク株から資金シフトの形か。
◇安川電機<6506> 4118 +88 ⇒ UBS証券では投資判断を格上げ。
◇ファナック<6954> 4815 +100 ⇒ ソフトバンクGのABBロボット事業買収が引き続き刺激。
◇サン電子<6736> 10740 +1100 ⇒ バリューアクトが大株主に浮上。
◆古野電気<6814> 7150 -680 ⇒ 好決算評価の動きにも一巡感で。
◆SBI<8473> 7128 -577 ⇒ 前日にかけて大幅高した反動も。
◆武蔵精密工業<7220> 3385 -240 ⇒ 本日はAI関連株下落の流れに押される。
◆東邦チタニウム<5727> 1588 -88 ⇒ ボーイングの下落なども重しか。
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2025年10月11日土曜日

★ドル反落 ▽円高へ.151円前半 原油.★Low.58ドル台 令和7.10.11.Sat

//◆▲▲▲◇◇//▽▽▽◇◇★ ドル円 151円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲◇◇//▽▽▽◇◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲▲◇//_▽◇◇▲★ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
★ドル反落 ▽円高へ.151円前半 原油.★Low.58ドル台
10.11
米ドル/円 151.15 - 151.25
ユーロ/円 175.61 - 175.72
ユーロ/米ドル 1.1620 - 1.1625
英ポンド/円 201.91 - 202.02
豪ドル/円 97.78 - 97.90
スイスフラン/円 189.08 - 189.26
原油(WTIC原油先物) 58.24 -3.28 (-5.33%) ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ ⇒▲窓埋め下げ ⇒▲Low

◇ドル強い ◆円安つづく.153円前半 原油.▲窓埋め下げ.61ドル台
10.10
米ドル/円 153.06 - 153.07
ユーロ/円 176.98 - 177.04
ユーロ/米ドル 1.1563 - 1.1566
英ポンド/円 203.57 - 203.63
豪ドル/円 100.30 - 100.34
スイスフラン/円 189.88 - 189.91
原油(WTIC原油先物) 61.52 -1.03 -(1.65%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ⇒▲窓埋め下げ

◇ドル強い ◆円安すすむ.152円半ば 原油.◇Gap上げ.62ドル台 
10.9
米ドル/円 152.62 - 152.73
ユーロ/円 177.47 - 177.57
ユーロ/米ドル 1.1625 - 1.1634
英ポンド/円 204.54 - 204.70
豪ドル/円 100.47 - 100.58
スイスフラン/円 190.30 - 190.51
原油(WTIC原油先物) 62.30 +0.57 (+0.92%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ

▽ドル強い ▲円全面安.151円後半 原油.◇切上げ.62ドル台  
10.8
米ドル/円 151.91 - 151.92
ユーロ/円 177.07 - 177.14
ユーロ/米ドル 1.1656 - 1.1660
英ポンド/円 203.92 - 204.07
豪ドル/円 99.99 - 100.04
スイスフラン/円 190.36 - 190.40
原油(WTIC原油先物) 62.02 +0.33 (+0.53%) ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒▽切上げ

StockCharts ⇒  

10.6
NYダウ   46,694.97 -63.31 -0.14%
S&P500   6,740.28 +24.49 +0.36%
NASDAQ 22,941.66 +161.16 +0.70%
--------------------------------------------------------------
10.7
NYダウ   46,602.98 -91.99 -0.20%
S&P500   6,714.59 -25.69 -0.38%
NASDAQ 22,788.36 -153.30 -0.66%
--------------------------------------------------------------
10.8
NYダウ   46,601.78 -1.20 0.00%
S&P500   6,753.72 +39.13 +0.58%
NASDAQ 23,043.37 +255.01 +1.11%
--------------------------------------------------------------
10.9
NYダウ   46,358.42 -243.36 -0.52%
S&P500   6,735.11 -18.61 -0.27%
NASDAQ 23,024.62 -18.75 -0.08%
--------------------------------------------------------------
10.10
NYダウ   45,479.60 -878.82 -1.90%
S&P500   6,552.51 -182.60 -2.71%
NASDAQ 22,204.43 -820.19 -3.56%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒▲wr切下げ.調整4 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA  
S&P500(SPX) ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇反発 ⇒◆かぶせ.調整 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇逆立 ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒▲トリプル.調整大 .Sup50MA  
【 SOX指数 】
6,407.60 -432.60 (-6.32%) ⇒▲窓埋め調整 ⇒▽BGS反発 ⇒◆nr.様子見 ⇒▲Cog調整.10MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
21.66 +5.23 (+31.83%) ⇒▽逆立上げ ⇒◆逆立下げ ⇒▽差込み上げ ⇒▽急騰
⇒+31.83P (21台)
⇒+0.80P (16台)
⇒-5.45P (16台)
⇒+5.31P (17台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ続落し878ドル安 米中摩擦を警戒、ナスダック3.5%安
▲トリプル.調整大
ダウ工業株30種平均は大幅に5日続落
・約1カ月ぶりの安値を付け、下げ幅は4月下旬以来の大きさだった。中国がレアアース(希土類)の輸出規制を打ち出したことなどをめぐり、トランプ米大統領が10日に不満を示し、対中関税引き上げを示唆した。

▲トリプル.調整大 .Sup50MA
ナスダック総合株価指数は大幅続落
・下落率は4月以来の大きさだった。クアルコムが7%超下げた。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコム、マイクロン・テクノロジー、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)といった半導体関連株の下げも大きかった。

NYダウは878ドル安、対中関係悪化を警戒

・人工知能(AI)の強い需要期待を受けた買いの流れが続き、寄り付き後、上昇。

・その後、トランプ大統領が中国製品に対する関税率の大幅引き上げを示唆し、対立深刻化を警戒した売りが加速し、大幅下落に転じた。

・さらに、行政管理予算局長が連邦職員の解雇計画を発表すると、終日売りが先行し、終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。
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1.
・中国商務省が9日に一部のレアアースやその採掘などに必要な技術の輸出規制を強化すると発表した。10日には中国当局が半導体のクアルコムのイスラエル企業の買収が独占禁止法に違反した疑いがあるとして調査を始めたことが明らかになっていた。

・トランプ氏は自身のSNSに「中国が敵対的になっている」と投稿し、10月31日からのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせて予定されている中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談についても「今はやる理由がないようだ」と書き込んだ。中国に対する大幅な関税引き上げを検討していることも明らかにした。

・この投稿を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まった。米中貿易摩擦が収益の逆風になるハイテクや消費関連を中心に幅広い銘柄に売りが出た。主要株価指数が過去最高値圏で推移しており、相場の過熱感も意識されていた。来週から主要企業の四半期決算発表が本格化することもあり、利益確定や持ち高調整売りのきっかけとなった。

・米連邦政府機関の一部閉鎖が10日目に入った。閉鎖が長期化し、米景気への悪影響が強まることも懸念された。ボート米行政管理予算局(OMB)局長は10日にX(旧ツイッター)で政府閉鎖を機に実施すると予告していた一部職員の解雇が始まったと明らかにした。

・週末だったこともあり、引けにかけて下げ幅を拡大し、この日の安値圏で終えた。ダウ平均の日中の値幅は1100ドルを超えた。市場の不安心理を映し「恐怖指数」とも呼ばれる米国株の変動性指数(VIX)は21.66と不安が高まった状態とされる20を上回り、6月中旬以来の高水準となった。

・ダウ平均の構成銘柄はアマゾン・ドット・コムとエヌビディアが5%近く、ナイキが4%下げた。ユナイテッドヘルス・グループやIBM、アップルも売られた。一方、コカ・コーラやマクドナルドなどのディフェンシブ株の一角は買われた。

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2.セクター別では
・食品・飲料・タバコが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・コカ・コーラやマクドナルドなどのディフェンシブ株の一角は買われた。
・レアアース生産企業のMPマテリアルズ(MP)は中国のレアアース輸出規制強化に対し、トランプ大統領が対抗策を検討していると警告し、一段と買われた。

・アマゾン・ドット・コムとエヌビディアが5%近く、ナイキが4%下げた。
・ユナイテッドヘルス・グループやIBM、アップルも売られた。
・エヌビディア(NVDA)や携帯端末のアップル(AAPL)などは中国のエクスポ―ジャーが大きく、下落。
・化粧品小売りのエスティローダー(EL)やディスカウント小売のアマゾン(AMZN)など中国からの輸入依存度が高い小売りは大幅安となった。
・エネルギー会社のシェブロン(CVX)やエクソン(XOM)などは原油価格の下落に連れ収益減懸念にそれぞれ下落。


3.
・半導体のクアルコム(QCOM)は中国当局が独禁法違反の疑いで同社を調査していると発表し、大幅安。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコム、マイクロン・テクノロジー、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)といった半導体関連株の下げも大きかった。

SOX指数 ⇒  
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★ TSM 280.66 -6.41%
★ エヌビディア 183.16 -4.85%
★ ASML 936.19 -4.52%
★ インテル 36.37 -3.78%
★ QCOM クアルコム 153.59 -7.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 209.95 -4.70%
★ AMD 214.9 -7.72%
★ MU ミクロン・テクノロジー 181.6 -5.58%
★ テラダイン 132.08 -9.03%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 299.88 -1.52%
◇ エヌビディア 192.57 1.83%
◆ ASML 980.54 -0.74%
◇ インテル 37.8 0.99%
◆ QCOM クアルコム 165.66 -1.26%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 220.3 1.28%
◆ AMD 232.89 -1.13%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 192.33 -2.14%
◇ テラダイン 145.19 0.41%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 304.52 3.57%
◇ エヌビディア 189.11 2.20%
◆ ASML 987.81 -1.45%
◇ インテル 37.43 0.70%
◇ QCOM クアルコム 167.77 1.40%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 217.51 2.81%
☆ AMD 235.56 11.37%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 196.54 5.84%
☆ テラダイン 144.6 3.18%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 トランプ氏の対中警告で大揺れ-株急落、円は急伸 ⇒

【NY外為】 ★ドル反落 ▽円高へ.151円前半
//▲▲▲◇◇//▽▽◇◇★ 
・為替市場ではトランプ氏の発言を受けてドルが売られ、円が買われる展開となった。
・円相場は1ドル=152円台後半で推移していたが、発言が伝わると一気に151円台半ばまで上昇した。さらに取引終盤には、中国製品に100%の追加関税を課すとのトランプ氏の発言を受け、円は一段高となった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 59 分
⇒¥151.19 -¥1.88 -1.23%
⇒¥153.05 ¥0.36 +0.24%
⇒¥152.71 ¥0.81   +0.53%
⇒¥151.97 ¥1.62 +1.08%
⇒¥150.37 ¥2.90 +1.97%

10.10
みずほインターナショナルの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏
「(米中首脳会談中止は)地政学的に後退であり、新たな関税措置の具体化に向けた小さな一歩」だと述べた。ただ、関税の大幅な引き上げを「検討している」としたことで、トランプ氏は必要なら「判断を先送りできる余地も残した」と。

DZ銀行の通貨ストラテジスト、ドロテア・フッタヌス氏
一時的には円相場にネガティブに作用するが、長くは続かないとの見方を示した。より穏健な財政政策への妥協的合意につながる可能性があるというのが理由。
同氏は「高市氏が予定通り10月15日に新首相に選出されるかどうかという問題を含む政治的不透明感は、一見すると円にとってマイナス要因だ」と指摘。その上で「しかし、影響は一時的なものにとどまるとみている。いずれにせよ何らかの妥協が成立すれば、高市氏が制約なく政策を主導する場合よりも、より穏健な政策運営になるとみられるためだ」と。

【米国株】
▲下落
//◇◇▽◇◇//◇◆▽◆▲

・10日の米金融市場は、トランプ大統領が対中関税の大幅引き上げを警告したことで一気にリスクオフの動きが広がり、株価が大きく下げた。
・トランプ氏はSNSへの投稿で、中国の習近平国家主席と会談する「理由はない」と述べ、中国の「敵対的な」輸出規制を理由に挙げた。

・このところ、リスク資産が大幅下落する局面はほぼなく、それ自体がこの日の急激な反応を招いた一因となった可能性がある。

10.10
インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏
「明らかにトレーダーが聞きたくなかった言葉だ」と指摘。「今回の市場の反応は、政策による影響を改めて浮き彫りにするのと同時に、最近の市場の油断も映し出している」と。

ジョーンズトレーディングののマイケル・オルーク氏
「夏を通じて米株市場では欲望が恐怖をはるかに上回り、過度な楽観で投資家は無防備になっている」と指摘。「今回の売りは、米中貿易休戦が終わるような事態になれば、より大きな調整局面へと発展する可能性がある」と。

ノースライト・アセット・マネジメントのクリス・ザッカレリ氏
米中間の貿易関係が市場心理に与える影響の大きさを強調。「中国との良好な貿易関係は市場の安定を保つ助けとなるが、貿易戦争に発展すれば市場にとって極めて悪影響となる」と。

【米国債】
▽上昇
//▽◆▽◇▲//▲◇◆◆▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米中貿易摩擦への警戒で安全資産とみなされる国債を買う動きが強まった。

・米10年債利回り
⇒4.06% -7.9 -1.92%
⇒4.13% 0.4 +0.09%
⇒4.12% -2.7 -0.65%
⇒4.15% 3.5 +0.84%
⇒4.12% 3.5   +0.85%
  
・米30年債利回り
⇒4.64% -8.0 -1.71%
⇒4.73% -2.2 -0.45%
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
⇒4.69% -2.0 -0.41%
  
10.10
ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドリュー・ブレナー氏
「大きな経済指標の発表もなく、静かな1日になると思った矢先、市場は大荒れとなった」と指摘。「より大きな影響は株式の反転だった。これは『解放の日(4月にトランプ氏が各国・地域への上乗せ関税を発表した日)』の再来なのか」と。

【原油】
▲続落
//▲▲▲▲◇//▽◇◇▲▲ 
・原油先物相場は続落。
・月以来の安値に沈んだ。トランプ氏の対中警告や、中東情勢の緊張緩和、世界的な供給過剰を巡る懸念を背景に、弱気なムードが広がった。

・市場はこれまで、米国が中国に対して極端な関税を賦課する可能性はほぼなくなったとみていた。トランプ氏と中国の習主席は先に実施した電話会談で友好的なやり取りを交わし、トランプ氏は今月末に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で習氏と会談すると明らかにしていた。

⇒WTI先物11月限は前日比2.61ドル(▲4.2%)安の1バレル=58.90ドルと、60ドル。
⇒WTI先物11月限は前日比1.04ドル(▲1.7%)安の1バレル=61.51ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比82セント(◇1.3%)高の1バレル=62.55ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比4セント(◇0.1%)高の1バレル=61.73ドル。
⇒WTI先物11月限は、前週末比81セント(▽1.3%)高の1バレル=61.69ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲2.49ドル(3.8%)下落の62.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.03ドル(1.6%)下落の65.22ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽1.2%上げて66.25ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆2セント下げて65.45ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽94セント上昇の65.47ドル。

10.10
アゲイン・キャピタルの創業パートナー、ジョン・キルダフ氏
米中の関税戦争が原油需要を圧迫するとの懸念が再燃。「トランプ氏が今回の警告を実行に移せば、経済に悪影響をもたらし、原油や石油製品の需要に打撃となるだろう」と。

CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「原油はきょう、三重苦に直面している。貿易摩擦の再燃が需要見通しを圧迫しているほか、リスク資産全般に売りが広がり押し目買いの動きが抑制されている。さらに、システマティック戦略勢がショートポジションを積み増しているようだ」と指摘。「押し目買いの材料がなければ、サポートが得られずに過剰な値動きになる可能性がある」と。

【NY金】
◇反発
//▽◇◇▲▽//▽◇◇▲◇
・金相場は反発。
・スポット相場は一時下げる場面もあったが、総じて堅調に推移した。金融市場の動揺で、安全資産とされる金の妙味が高まった。

⇒金先物12月限は27.80ドル(◇0.7%)上げて4000.40ドル。
⇒金先物12月限は97.90ドル(▲2.4%)下げて3972.60ドル。
⇒先物12月限は66.10ドル(▽1.7%)上昇し4070.50ドル。
⇒金先物12月限は28.10ドル(◇0.7%)上昇し4004.40ドル。
⇒金先物12月限は67.40ドル(▽1.7%)上昇の3976.30ドル。

>>10.8
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏
「金が4000ドルを突破したのは、単なる恐怖心理ではなく資産再配分の結果だ」と指摘。「経済指標の公表が停止され、利下げが視野に入る中で実質金利は低下しており、人工知能(AI)関連株は過熱感が出ている。今回の上昇局面は中銀が土台を築いたが、今は個人投資家と上場投資信託(ETF)が次の波をけん引している」と。

【欧州株】 欧州国債が上げ拡大、トランプ氏が中国非難-株は大幅安 ⇒

10.7
英FTSETM100 9,483.58 +4.44 +0.05%
独DAX 24,385.78 +7.49 +0.03%
仏CAC40 7,974.85 +3.07 +0.04%
--------------------------------------------------------------
10.8
英FTSETM100 9,548.87 +65.29 +0.69%
独DAX 24,597.13 +211.35 +0.87%
仏CAC40 8,060.13 +85.28 +1.07%
--------------------------------------------------------------
10.9
英FTSETM100 9,509.40 -39.47 -0.41%
独DAX 24,611.25 +14.12 +0.06%
仏CAC40 8,041.36 -18.77 -0.23%
--------------------------------------------------------------
10.10
英FTSETM100 9,427.47 -81.93 -0.86%
独DAX 24,241.46 -369.79 -1.50%
仏CAC40 7,918.00 -123.36 -1.53%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ
独DAX ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ
仏CAC40 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽2Gap反発 ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒▲Cog.調整大.10MA割れ

▲下落
//◇▽▽▽◇//◆◇▽◆▲
・株式市場では、ストックス欧州600指数が9月2日以来の大幅な下げ。---トランプ氏の発言を受け、米中関係悪化が懸念されている。
・ストックス欧州600指数は1.3%下落。
・エネルギーやテクノロジーが下げを主導。
・中国の動向の影響を受けやすい自動車や鉱業も売られた。

10.10
パンミュア・リベラムのストラテジスト、ヨアヒム・クレメント氏
「結局のところ、関税の脅威は消える気配がない。トランプ氏の突発的な行動は今後も時おり投資家の不意を突くだろう」と述べ、「米国のインフレ見通しや、米企業が関税をどれだけ容易に吸収できるかについて、投資家は期待を見直す必要がある」と。

【欧州債】
▽上昇
//▽◆◆◇◇//◇◇◇◆▽ 
・10日の取引では、引けにかけて欧州国債が上げを拡大。
・トランプ米大統領が中国からの輸入品に対する関税を「大幅に引き上げる」と警告し、投資家がリスク回避に動いた。
・ドイツ債利回りは中期ゾーンを中心に低下。5年債と10年債の利回りはいずれも6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、それぞれ2.24%、2.65%。
・英国債は長期物が好調。30年債利回りは7bp低下し、5.48%。

・独国債10年物
⇒2.64% -0.06
⇒2.70% +0.02
⇒2.68% -0.03
⇒2.71% -0.01
⇒2.72% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.68% -0.07
⇒4.75% +0.04
⇒4.71% -0.01
⇒4.72% -0.02
⇒4.73% +0.05
---------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月10日 6:02

①. 行き過ぎた円安誘発するつもりないと高市氏
自民党の高市早苗総裁は行き過ぎた円安を誘発するつもりはないと、テレビ東京の番組で語った。その上で、一般論として円安には「いい面も悪い面もある」と指摘。輸出企業にとっては競争力が生まれる側面があるとした。1ドル=150円を超える円安は許容範囲かとの質問には、「発言すべき事柄ではない」と述べた。円相場は高市氏の発言後、対ドルで上げに転じ、一時152円14銭まで買われた。しかし勢いは続かず、その後は再び153円台近辺に下落して円安が進む格好となった。

②. 破綻した米企業に債権
農林中央金庫と三井物産の合弁事業が、経営破綻した自動車部品メーカーの米ファースト・ブランズ・グループに対し、17億5000万ドル(約2700億円)規模のエクスポージャーを抱えていることが、裁判資料で明らかになった。テキサス州の裁判所で先週開かれた審問で、カツミ・グローバルの弁護士は、同社がファースト・ブランズに対し同額のトレードファイナンスを提供していたと述べた。カツミの親会社は、農林中金と三井物産の合弁事業であるJA三井リース(JAML)。

③. 高市自民党と公明党きょう協議
自民党の高市早苗総裁が与党の足場固めに苦慮している。公明党との連立政権合意が遅れているためだ。両党は10日午後に協議するが、当初来週に想定されていた首相指名選挙は20日以降に持ち越される公算が高まっている。公明党が強硬姿勢に出ている背景には、党内右派を支持基盤にする高市氏への警戒や政治資金問題への対応に対する不満がある。仮に連立継続で合意できても、公明との関係は政権の不安材料となりそうだ。合意の遅れは高市氏が模索する連立拡大に向けた野党との交渉にも影響を与えている。

④. イスラエルとハマス
イスラム組織ハマスの交渉責任者は、イスラエルとの戦争を終結させることになるディールでハマスが合意したと発表した。「われわれは仲介者および米政権から保証を得た。仲介者と米政権は戦争が完全に終結したことを確認した」と主張した。イスラエルのハスケル外務副大臣は、9日時点で停戦は発効していると述べた。イスラエルとハマスは、ガザでハマスが拘束している人質全員の解放の条件を巡り、合意に達した。2年に及ぶ戦争の終結に向け、米国とカタールが仲介してきた交渉において大きな前進となる。

⑤. FRB高官発言
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、今年中のさらなる利下げを支持する考えを示した。米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで「労働市場のさらなる減速リスクには特に注意を払っている」と語った。バー連邦準備制度理事会(FRB)理事は、追加緩和に対して慎重なアプローチを呼びかけた。関税が持続的なインフレにつながるリスクを理由に挙げた。
10日 【日本株】 ⇒
日経平均 48,088.80 -491.64 -1.01%
TOPIX 3,197.59 -60.18 -1.85%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒◆nr.調整 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整
TOPIX ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒▲2Gap.調整大
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 30.11 -0.02 -0.07% ⇒-◇下げ ( 30台 )
日経平均VI 30.13 +1.35 +4.69% ⇒▽上げ大 ( 30台 )
日経平均VI 28.78 +1.82 +6.75% ⇒+◆上げ大 ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
10日、株大幅安、自公は連立解消へ-円上げ拡大、中長期債上昇 ⇒

・10日の日本市場では、株式が大幅に下落した。
・自民、公明両党の連立政権の行方を見極めたいとして売り注文が優勢だった。連立解消と伝わると円は上げ幅を拡大した。
・米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受けて、日本市場でも割高感から半導体関連株を中心に利益確定売りに押された。

・セブン&アイ・ホールディングスは、国内コンビニ事業の不振から通期業績予想をアナリスト予想を下回る水準に下方修正したことを受けて下落。
・一方で「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは5期連続で過去最高益を更新する予想を示して上昇。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
東証プライムがほぼ全面安と騰落数が極端になっていると指摘。「高値警戒感も強かったため、前場で売られやすい地合いだったが、それだけにしては傾き過ぎている」と。

--------------------------------------------------------------
日経平均は反落、直近の上昇に対する利食い売り優勢 ⇒

・米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始。

・その後は、想定以上の好決算発表で安心感が優勢となったファーストリテ<9983>が下支えしたが、幅広い銘柄で売り優勢の展開が続いて指数も下げ幅を広げた。
・ただ、後場からは下げ渋り、48100円を挟んでもみ合う展開となった。

・日経平均は昨日大幅高となり、25日移動平均線との乖離率が7.73%に拡大するなど高値警戒感が強まっていたため、幅広い銘柄で利益確定売りが出やすかった。
・また、政治空白が長期化していることに加え、次期新政権の枠組みが不透明なことなども投資家心理を慎重にさせた。

・大引けの日経平均は前営業日比491.64円安の48088.80円。

・小売業のみが上昇。
・証券・商品先物取引業、鉱業、石油・石炭製品などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】サン電子、7&iHD など  ⇒


▽サン電子 11040 +1400急伸。
前日に提出された大量保有報告書によると、アクティビストとして知られる米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが7.87%の株式を取得したことが明らかになっている。保有目的は「純投資及び経営陣への助言または状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。
バリューアクトは、日本ではセブン&アイや任天堂などに投資を行っており、今後の株主価値向上策につながっていくと思惑が先行している。

▽7&iHD 1911 -69大幅続落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は2084億円で前年同期比11.4%増となり、従来計画の1970億円を上振れ。一方、通期予想は従来の4240億円から4040億円に下方修正した。国内既存店販売や商品粗利益率の想定を引き下げたもよう。
上期の上振れに関しては、システム関係費用の計上後ろ倒しもあったようだ。通期下方修正値はコンセンサスの4150億円程度も下振れており、ネガティブな反応に。

--------------------------------------------------------------
10.10 動いた株・出来た株
◇良品計画<7453> 2815 +88 ⇒ 本日決算発表予定で買い戻し先行か。
◇楽天グループ<4755> 997.9 +21.6 ⇒ 本日はハイテク株から資金シフトの形か。
◇安川電機<6506> 4118 +88 ⇒ UBS証券では投資判断を格上げ。
◇ファナック<6954> 4815 +100 ⇒ ソフトバンクGのABBロボット事業買収が引き続き刺激。
◇サン電子<6736> 10740 +1100 ⇒ バリューアクトが大株主に浮上。
◆古野電気<6814> 7150 -680 ⇒ 好決算評価の動きにも一巡感で。
◆SBI<8473> 7128 -577 ⇒ 前日にかけて大幅高した反動も。
◆武蔵精密工業<7220> 3385 -240 ⇒ 本日はAI関連株下落の流れに押される。
◆東邦チタニウム<5727> 1588 -88 ⇒ ボーイングの下落なども重しか。
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2025年10月10日金曜日

◇ドル強い ◆円安つづく.153円前半 原油.▲窓埋め下げ.61ドル台 令和7.10.10.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月10日 6:02

①. 行き過ぎた円安誘発するつもりないと高市氏
自民党の高市早苗総裁は行き過ぎた円安を誘発するつもりはないと、テレビ東京の番組で語った。その上で、一般論として円安には「いい面も悪い面もある」と指摘。輸出企業にとっては競争力が生まれる側面があるとした。1ドル=150円を超える円安は許容範囲かとの質問には、「発言すべき事柄ではない」と述べた。円相場は高市氏の発言後、対ドルで上げに転じ、一時152円14銭まで買われた。しかし勢いは続かず、その後は再び153円台近辺に下落して円安が進む格好となった。

②. 破綻した米企業に債権
農林中央金庫と三井物産の合弁事業が、経営破綻した自動車部品メーカーの米ファースト・ブランズ・グループに対し、17億5000万ドル(約2700億円)規模のエクスポージャーを抱えていることが、裁判資料で明らかになった。テキサス州の裁判所で先週開かれた審問で、カツミ・グローバルの弁護士は、同社がファースト・ブランズに対し同額のトレードファイナンスを提供していたと述べた。カツミの親会社は、農林中金と三井物産の合弁事業であるJA三井リース(JAML)。

③. 高市自民党と公明党きょう協議
自民党の高市早苗総裁が与党の足場固めに苦慮している。公明党との連立政権合意が遅れているためだ。両党は10日午後に協議するが、当初来週に想定されていた首相指名選挙は20日以降に持ち越される公算が高まっている。公明党が強硬姿勢に出ている背景には、党内右派を支持基盤にする高市氏への警戒や政治資金問題への対応に対する不満がある。仮に連立継続で合意できても、公明との関係は政権の不安材料となりそうだ。合意の遅れは高市氏が模索する連立拡大に向けた野党との交渉にも影響を与えている。

④. イスラエルとハマス
イスラム組織ハマスの交渉責任者は、イスラエルとの戦争を終結させることになるディールでハマスが合意したと発表した。「われわれは仲介者および米政権から保証を得た。仲介者と米政権は戦争が完全に終結したことを確認した」と主張した。イスラエルのハスケル外務副大臣は、9日時点で停戦は発効していると述べた。イスラエルとハマスは、ガザでハマスが拘束している人質全員の解放の条件を巡り、合意に達した。2年に及ぶ戦争の終結に向け、米国とカタールが仲介してきた交渉において大きな前進となる。

⑤. FRB高官発言
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、今年中のさらなる利下げを支持する考えを示した。米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで「労働市場のさらなる減速リスクには特に注意を払っている」と語った。バー連邦準備制度理事会(FRB)理事は、追加緩和に対して慎重なアプローチを呼びかけた。関税が持続的なインフレにつながるリスクを理由に挙げた。
10日 【日本株】 ⇒
日経平均 48,088.80 -491.64 -1.01%
TOPIX 3,197.59 -60.18 -1.85%
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日経平均 ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒◆nr.調整 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整
TOPIX ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒▲2Gap.調整大
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【日経平均VI】
日経平均VI 30.11 -0.02 -0.07% ⇒-◇下げ ( 30台 )
日経平均VI 30.13 +1.35 +4.69% ⇒▽上げ大 ( 30台 )
日経平均VI 28.78 +1.82 +6.75% ⇒+◆上げ大 ( 28台 )
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10日、株大幅安、自公は連立解消へ-円上げ拡大、中長期債上昇 ⇒

・10日の日本市場では、株式が大幅に下落した。
・自民、公明両党の連立政権の行方を見極めたいとして売り注文が優勢だった。連立解消と伝わると円は上げ幅を拡大した。
・米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受けて、日本市場でも割高感から半導体関連株を中心に利益確定売りに押された。

・セブン&アイ・ホールディングスは、国内コンビニ事業の不振から通期業績予想をアナリスト予想を下回る水準に下方修正したことを受けて下落。
・一方で「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは5期連続で過去最高益を更新する予想を示して上昇。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
東証プライムがほぼ全面安と騰落数が極端になっていると指摘。「高値警戒感も強かったため、前場で売られやすい地合いだったが、それだけにしては傾き過ぎている」と。

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日経平均は反落、直近の上昇に対する利食い売り優勢 ⇒

・米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始。

・その後は、想定以上の好決算発表で安心感が優勢となったファーストリテ<9983>が下支えしたが、幅広い銘柄で売り優勢の展開が続いて指数も下げ幅を広げた。
・ただ、後場からは下げ渋り、48100円を挟んでもみ合う展開となった。

・日経平均は昨日大幅高となり、25日移動平均線との乖離率が7.73%に拡大するなど高値警戒感が強まっていたため、幅広い銘柄で利益確定売りが出やすかった。
・また、政治空白が長期化していることに加え、次期新政権の枠組みが不透明なことなども投資家心理を慎重にさせた。

・大引けの日経平均は前営業日比491.64円安の48088.80円。

・小売業のみが上昇。
・証券・商品先物取引業、鉱業、石油・石炭製品などが下落。

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【個別銘柄】サン電子、7&iHD など  ⇒


▽サン電子 11040 +1400急伸。
前日に提出された大量保有報告書によると、アクティビストとして知られる米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが7.87%の株式を取得したことが明らかになっている。保有目的は「純投資及び経営陣への助言または状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。
バリューアクトは、日本ではセブン&アイや任天堂などに投資を行っており、今後の株主価値向上策につながっていくと思惑が先行している。

▽7&iHD 1911 -69大幅続落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は2084億円で前年同期比11.4%増となり、従来計画の1970億円を上振れ。一方、通期予想は従来の4240億円から4040億円に下方修正した。国内既存店販売や商品粗利益率の想定を引き下げたもよう。
上期の上振れに関しては、システム関係費用の計上後ろ倒しもあったようだ。通期下方修正値はコンセンサスの4150億円程度も下振れており、ネガティブな反応に。

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10.10 動いた株・出来た株
◇良品計画<7453> 2815 +88 ⇒ 本日決算発表予定で買い戻し先行か。
◇楽天グループ<4755> 997.9 +21.6 ⇒ 本日はハイテク株から資金シフトの形か。
◇安川電機<6506> 4118 +88 ⇒ UBS証券では投資判断を格上げ。
◇ファナック<6954> 4815 +100 ⇒ ソフトバンクGのABBロボット事業買収が引き続き刺激。
◇サン電子<6736> 10740 +1100 ⇒ バリューアクトが大株主に浮上。
◆古野電気<6814> 7150 -680 ⇒ 好決算評価の動きにも一巡感で。
◆SBI<8473> 7128 -577 ⇒ 前日にかけて大幅高した反動も。
◆武蔵精密工業<7220> 3385 -240 ⇒ 本日はAI関連株下落の流れに押される。
◆東邦チタニウム<5727> 1588 -88 ⇒ ボーイングの下落なども重しか。
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//◆▲▲▲◇◇//▽▽▽◇◇ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲◇◇//▽▽▽◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲▲◇//_▽◇◇▲ 原油  61ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い ◆円安つづく.153円前半 原油.▲窓埋め下げ.61ドル台
10.10
米ドル/円 153.06 - 153.07
ユーロ/円 176.98 - 177.04
ユーロ/米ドル 1.1563 - 1.1566
英ポンド/円 203.57 - 203.63
豪ドル/円 100.30 - 100.34
スイスフラン/円 189.88 - 189.91
原油(WTIC原油先物) 61.52 -1.03 -(1.65%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ⇒▲窓埋め下げ

◇ドル強い ◆円安すすむ.152円半ば 原油.◇Gap上げ.62ドル台 
10.9
米ドル/円 152.62 - 152.73
ユーロ/円 177.47 - 177.57
ユーロ/米ドル 1.1625 - 1.1634
英ポンド/円 204.54 - 204.70
豪ドル/円 100.47 - 100.58
スイスフラン/円 190.30 - 190.51
原油(WTIC原油先物) 62.30 +0.57 (+0.92%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ

▽ドル強い ▲円全面安.151円後半 原油.◇切上げ.62ドル台  
10.8
米ドル/円 151.91 - 151.92
ユーロ/円 177.07 - 177.14
ユーロ/米ドル 1.1656 - 1.1660
英ポンド/円 203.92 - 204.07
豪ドル/円 99.99 - 100.04
スイスフラン/円 190.36 - 190.40
原油(WTIC原油先物) 62.02 +0.33 (+0.53%) ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒▽切上げ

▽ドル強い ▲円全面安.150円前半 原油.▽Bull.61ドル台
10.7
米ドル/円 150.32 - 150.33
ユーロ/円 176.07 - 176.10
ユーロ/米ドル 1.1710 - 1.1717
英ポンド/円 202.65 - 202.77
豪ドル/円 99.48 - 99.53
スイスフラン/円 189.03 - 189.19
原油(WTIC原油先物) 61.72 +0.84 (+1.38%) ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull

StockCharts ⇒  

10.3
NYダウ   46,758.28 +238.56 +0.51%
S&P500   6,715.79 +0.44 +0.01%
NASDAQ 22,780.50 -63.54 -0.27%
--------------------------------------------------------------
10.6
NYダウ   46,694.97 -63.31 -0.14%
S&P500   6,740.28 +24.49 +0.36%
NASDAQ 22,941.66 +161.16 +0.70%
--------------------------------------------------------------
10.7
NYダウ   46,602.98 -91.99 -0.20%
S&P500   6,714.59 -25.69 -0.38%
NASDAQ 22,788.36 -153.30 -0.66%
--------------------------------------------------------------
10.8
NYダウ   46,601.78 -1.20 0.00%
S&P500   6,753.72 +39.13 +0.58%
NASDAQ 23,043.37 +255.01 +1.11%
--------------------------------------------------------------
10.9
NYダウ   46,358.42 -243.36 -0.52%
S&P500   6,735.11 -18.61 -0.27%
NASDAQ 23,024.62 -18.75 -0.08%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒◆押さえ.調整 ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒▲wr切下げ.調整4  
S&P500(SPX) ⇒◇nrクアトロ ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇反発 ⇒◆かぶせ.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nrクアトロ ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇逆立 ⇒◆nrはらみ.様子見  
【 SOX指数 】
6,840.20 -19.99 (-0.29%) ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲窓埋め調整 ⇒▽BGS反発 ⇒◆nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
16.43 +0.13 +(0.80%) ⇒◆nr下げ ⇒▽逆立上げ ⇒◆逆立下げ ⇒▽差込み上げ
⇒+0.80P (16台)
⇒-5.45P (16台)
⇒+5.31P (17台)
⇒-1.68P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ続落し243ドル安 利益確定売り ナスダックは反落
▲wr切下げ.調整4
ダウ工業株30種平均は4日続落
・株式相場の過熱感が意識されるなか、主力株には利益確定の売りが出た。ダウ平均の下げ幅は300ドルを超える場面があった。

◆nrはらみ.様子見
ナスダック指数は反落
・テスラ(TSLA)は当局が同社の自動運転支援機能を巡る安全性を巡り調査に乗り出したとの報道で下落。
・アルファベットも下落。

NYダウは243ドル安、政府機関閉鎖の長期化を警戒

・一部主要企業決算で消費の底堅さが示され、寄り付き後、上昇。

・しかし、政府機関の閉鎖が長期化し成長を妨げるとの懸念や、過去最高値付近でバブル警戒感も根強く売りに押され、下落に転じた。

・金利上昇も嫌気されたが、半導体が支え、ナスダックは終盤にかけ下げ幅を縮小し、終了。
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1.
・米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測や人工知能(AI)銘柄の上昇などが株高を支えてきた。前日にはハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が初めて2万3000台に乗せ、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新。高値警戒感や相場の過熱感が意識されやすかった。

・新しい会計年度のつなぎ予算案が成立せず、米政府機関の一部閉鎖は9日も続いた。閉鎖が長引けば、経済成長を下押ししかねないとの懸念もある。9日は週間の新規失業保険申請件数の公表が前週に続いて見送られた。今後の利下げペースを探るうえで市場が重視する雇用関連指標を欠き、買い手控えにつながった。

・市場では「経済動向を確認するデータが不足するなか、相場上昇が勢いづいてきた後で利益確定売りが出た」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との声が聞かれた。

・来週には主要企業の決算発表が本格的に始まる。株高が続いた後で「期待に沿う内容であれば良いが、決算を巡る懸念がある」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方もあった。

・朝方にダウ平均は上昇する場面があった。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が労働市場の減速リスクに配慮し、年内の追加利下げを支持する考えを示したと米紙ニューヨーク・タイムズ紙が9日に報じた。根強い追加利下げ観測は、相場を下支えした。

・ダウ平均の構成銘柄ではボーイングやトラベラーズ、ハネウェル・インターナショナルが売られた。アップルやマイクロソフトも下げた。半面、エヌビディアは高かった。米政府がアラブ首長国連邦(UAE)への半導体輸出を承認したと伝わり、好感された。セールスフォースとアマゾン・ドット・コムも上昇。

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2.セクター別では
・半導体・同製造装置が上昇。
・耐久消費財・アパレルが下落。

・エヌビディア(NVDA)はサウジアラビアへの人工知能(AI)チップ輸出をトランプ政権が許可したことが好感され、上昇。
・セールスフォースとアマゾン・ドット・コムも上昇。
・航空会社のデルタ(DAL)は第3四半期決算で、ビジネス関連の売り上げ回復で、売上高、利益とも予想を上回り、上昇。
・統合型レアアース生産企業のMPマテリアルズ(MP)などレアアース関連会社は、中国がレアアース輸出規制を強化したため、買われた。

・ボーイングやトラベラーズ、ハネウェル・インターナショナルが売られた。
・ボーイング(BA)は先月、トランプ大統領とエルドアン大統領の合意で成立したトルコ航空による同社737マックス機購入を巡り、もし、生産が遅れる場合、注文を欧州のエアバスに切り替える可能性を同航空の最高経営責任者(CEO)が警告し、大幅安。
・アップルやマイクロソフトも下げた。


3.
・テスラ(TSLA)は当局が同社の自動運転支援機能を巡る安全性を巡り調査に乗り出したとの報道で下落。
・アルファベットも下落。

SOX指数 ⇒  
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◆ TSM 299.88 -1.52%
◇ エヌビディア 192.57 1.83%
◆ ASML 980.54 -0.74%
◇ インテル 37.8 0.99%
◆ QCOM クアルコム 165.66 -1.26%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 220.3 1.28%
◆ AMD 232.89 -1.13%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 192.33 -2.14%
◇ テラダイン 145.19 0.41%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 304.52 3.57%
◇ エヌビディア 189.11 2.20%
◆ ASML 987.81 -1.45%
◇ インテル 37.43 0.70%
◇ QCOM クアルコム 167.77 1.40%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 217.51 2.81%
☆ AMD 235.56 11.37%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 196.54 5.84%
☆ テラダイン 144.6 3.18%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 294.03 -2.77%
◆ エヌビディア 185.04 -0.25%
★ ASML 1002.3 -3.91%
◇ インテル 37.17 1.70%
◆ QCOM クアルコム 165.46 -1.87%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 211.56 -5.52%
☆ AMD 211.51 3.83%
★ MU ミクロン・テクノロジー 185.69 -2.76%
★ テラダイン 140.14 -5.23%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 円売り継続、高市氏「口先介入」も歯止め効かず-株下落 ⇒

【NY外為】 ◇ドル強い ◆円安つづく.153円前半
//▲▲▲◇◇//▽▽◇◇ 
・外国為替市場では、円が対ドルで6営業日続落。
・ただ、午前の取引では円が一時上昇に転じる場面があった。
・円は高市氏の発言を受けて、一時152円14銭まで買われた。だが、円買いの勢いは続かず、その後は再び1ドル=153円台前半まで押し戻された。財政拡張・金融緩和路線の高市氏が総裁選に勝利して以降、円は下げ基調が続いている。

ドル円相場は 米東部時間 16時 43 分
⇒¥153.05 ¥0.36 +0.24%
⇒¥152.71 ¥0.81   +0.53%
⇒¥151.97 ¥1.62 +1.08%
⇒¥150.37 ¥2.90 +1.97%
⇒¥147.48 ¥0.22   +0.15%

10.9
ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
「市場はこれまでのところ、高市氏がハト派姿勢を後退させたと受け止めている」と指摘。「これは事実上、高市氏による口先介入だ」と。

みずほインターナショナルの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏
「高市氏は可能な限り中立を保とうとしているが、市場は同氏のこれまでのスタンスを知っている」と指摘。「そのためドル売り・円買いに戻る前に、政府が利上げについてどう考えているのか、一段と明確な見解を市場は求めている」と。

マッコーリーのティエリー・ウィズマン氏
株式相場の上昇や金価格急騰といった状況を踏まえると、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げ確率を約95%と市場が織り込んでいるのは行き過ぎだと指摘。「FOMC議事要旨によれば、9月中旬時点のFRB当局者はそれほどハト派的ではなかった。さらにその後、非公式のインフレ指標は物価上昇の鈍化ではなく、むしろ加速を示している」と。

【米国株】
◆反落
//◇◇▽◇◇//◇◆▽◆

・S&P500種株価指数は反落。
・相場に過熱感が出るなか、目先の調整を見込む声も広がっている。

・堅調な企業業績や米利下げ再開などを背景に株価が連日で最高値を更新するなか、モメンタムを追う投資家は株式市場への投資を続けている。人工知能(AI)をめぐる熱気も再び高まり、このところ浮上していたAI関連銘柄に対するバブル懸念もいったん和らいだ。

10.9
パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏
「AI銘柄やハイテク株への熱狂が相場を一段高へ導いているが、短期的に過熱した銘柄には注意を払うことが賢明だろう」と。
同氏によれば、株高の裾野の広がりには息切れの兆しが見え始めており、投資家の関心が次の決算シーズンへ移るのに伴い、株式市場は値固め局面に入る可能性があると。

トゥルイスト・アドバイザリー・サービシズのキース・ラーナー共同最高投資責任者
「市場の一部では過熱感がみられるものの、全体的な投資家心理はまだ過度の楽観には至っていない」と指摘。その上で「本格的な調整局面が長く訪れておらず、市場は予想外の悪材料に敏感になっている」と。

ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」のトム・エッセイ氏
「AIはまだバブルではない。少なくとも、バブル崩壊が差し迫っているとは考えにくい」と指摘。「これは設備投資バブルだ。AIインフラにこれほど多くの資金が投じられ(さらに巨額の投資が約束され)、それが米経済の重要な一角を占めるようになり、数年にわたる強気相場の最大の原動力となっている」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル氏
「AIブームが本格化して以来、バブルを警告する声は常に存在してきた」と指摘。「急ピッチな上昇後に調整局面が訪れても不思議ではないが、株式市場の上昇は堅調なファンダメンタルズに支えられており、それが今後も相場を下支えするとみている」と。

モルガン・スタンレーのウェルス・マネジメント部門で市場調査・戦略を統括するダニエル・スケリー氏
「利益も事業モデルも脆弱だった25年前のドットコム企業とは異なる」と述べたうえで、「もっとも、相場が調整局面を免れるわけではない。投資家は優良な配当成長株に目を向けるのも一案だろう」と。

【米国債】
◆下落
//▽◆▽◇▲//▲◇◆◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・10年債利回りは約3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。

・米10年債利回り
⇒4.13% 0.4 +0.09%
⇒4.12% -2.7 -0.65%
⇒4.15% 3.5 +0.84%
⇒4.12% 3.5   +0.85%
⇒4.08% -1.3 -0.33%
  
・米30年債利回り
⇒4.73% -2.2 -0.45%
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
⇒4.69% -2.0 -0.41%
⇒4.71% -2.3 -0.48%
  
10.9
ブルームバーグ・インテリジェンスのウィル・ホフマン氏
今回の30年債入札は「底堅い」需要がみられたという。これがプライマリーディーラーの落札比率が低水準となった一因とみられる。

【原油】
▲反落
//▲▲▲▲◇//▽◇◇▲ 
・原油先物相場は反落。
・中東情勢の緊張緩和にトレーダーの関心が集まる一方、金融市場全体で慎重姿勢が強まった。
・イスラエルとイスラム組織ハマスは、停戦ならびにハマスが拘束している人質の解放で合意。中東からの原油供給を脅かしてきた2年に及ぶ戦争の終結に向けた重要な一歩となった。


⇒WTI先物11月限は前日比1.04ドル(▲1.7%)安の1バレル=61.51ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比82セント(◇1.3%)高の1バレル=62.55ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比4セント(◇0.1%)高の1バレル=61.73ドル。
⇒WTI先物11月限は、前週末比81セント(▽1.3%)高の1バレル=61.69ドル。
⇒WTI先物11月限は、40セント(◇0.7%)高の1バレル=60.88ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.03ドル(1.6%)下落の65.22ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽1.2%上げて66.25ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆2セント下げて65.45ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽94セント上昇の65.47ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◇0.7%上昇し64.53ドル。

10.9
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「センチメントは依然として低調だ。10-12月期に大幅な供給過剰に陥るとの懸念と中国の原油購入鈍化に対する不安が重しとなっている」と指摘。「特にリスク資産全般に圧力がかかれば、原油相場は弱含みのレンジ相場にとどまる可能性が高い」と。

【NY金】
▲下落
//▽◇◇▲▽//▽◇◇▲
・金相場は5営業日ぶりに下落。
・スポット相場は一時上げる場面もあったが、総じて軟調に推移した。

⇒金先物12月限は97.90ドル(▲2.4%)下げて3972.60ドル。
⇒先物12月限は66.10ドル(▽1.7%)上昇し4070.50ドル。
⇒金先物12月限は28.10ドル(◇0.7%)上昇し4004.40ドル。
⇒金先物12月限は67.40ドル(▽1.7%)上昇の3976.30ドル。
⇒金先物12月限は40.80ドル(▽1.1%)上昇の3908.90ドル。

>>10.8
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏
「金が4000ドルを突破したのは、単なる恐怖心理ではなく資産再配分の結果だ」と指摘。「経済指標の公表が停止され、利下げが視野に入る中で実質金利は低下しており、人工知能(AI)関連株は過熱感が出ている。今回の上昇局面は中銀が土台を築いたが、今は個人投資家と上場投資信託(ETF)が次の波をけん引している」と。

【欧州株】 独仏債スプレッドに落ち着き、フェラーリとHSBCが大幅安 ⇒

10.6
英FTSETM100 9,479.14 -12.11 -0.13%
独DAX 24,378.29 -0.51 0.00%
仏CAC40 7,971.78 -109.76 -1.36%
--------------------------------------------------------------
10.7
英FTSETM100 9,483.58 +4.44 +0.05%
独DAX 24,385.78 +7.49 +0.03%
仏CAC40 7,974.85 +3.07 +0.04%
--------------------------------------------------------------
10.8
英FTSETM100 9,548.87 +65.29 +0.69%
独DAX 24,597.13 +211.35 +0.87%
仏CAC40 8,060.13 +85.28 +1.07%
--------------------------------------------------------------
10.9
英FTSETM100 9,509.40 -39.47 -0.41%
独DAX 24,611.25 +14.12 +0.06%
仏CAC40 8,041.36 -18.77 -0.23%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◆押さえ.様子見 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒◆はらみ.調整
独DAX ⇒-◇nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒+◆nr.様子見
仏CAC40 ⇒▲2Gap下げ ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽2Gap反発 ⇒◆nr押さえ.様子見

◆反落
//◇▽▽▽◇//◆◇▽◆
・株式市場では、前日に過去最高値を更新したストックス欧州600指数が反落。
・ストックス欧州600指数は0.4%安。
・銀行株が軟調だった。
・イタリアの高級車メーカー、フェラーリは一時16%安。---慎重な業績見通しを示し、失望売りを浴びた。

【欧州債】
◆下落
//▽◆◆◇◇//◇◇◇◆ 
・9日の欧州債市場では、フランスとドイツの10年債利回り格差がやや縮小。
・マクロン仏大統領が10日夕までに新首相を指名すると発表し、政治的混乱が一段と深まる恐れがある議会の解散・総選挙が回避されそうな様相となった。

・独国債10年物
⇒2.70% +0.02
⇒2.68% -0.03
⇒2.71% -0.01
⇒2.72% +0.02
⇒2.70% 0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.75% +0.04
⇒4.71% -0.01
⇒4.72% -0.02
⇒4.73% +0.05
⇒4.69% -0.02
---------------------------

2025年10月9日木曜日

◇ドル強い ◆円安すすむ.152円半ば 原油.◇Gap上げ.62ドル台 令和7.10.9.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月9日 6:01

①. FOMC議事要旨は年内追加利下げに慎重
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月16-17日開催分)によると、当局者らは年内の追加利下げに前向きな姿勢を示しながらも、インフレへの懸念から慎重な意見も多く表明した。議事要旨は「年内の追加緩和が適切になる可能性が高いと、大部分の参加者が判断した」と記述。一方で、「インフレ見通しに対する上振れリスクを重視する参加者が過半数を占めた」と記された。一部の当局者が今回の利下げへの支持に慎重な姿勢を示していたことも明らかになった。

②. 米・EU合意に骨抜きの恐れ
米国は欧州連合(EU)に対し、貿易上の新たな譲歩やその他の措置を要求している。米欧関係は最近結んだ合意で修復に向かっていたが、米国の要求はこの合意を骨抜きにしかねない内容だと、EU当局者が明らかにした。トランプ政権は今月初め、EUに「相互的で公平、バランスの取れた」貿易の実現に向けた新たな提案を送付してきたという。EU当局は、米国の提案を最大限かつ重大な譲歩を求める内容だと見なしている。

③. 楽観で仏債利回り低下
退任予定のフランスのルコルニュ首相は、国民議会(下院)の各勢力との協議で一定の進展があったと述べ、マクロン大統領が今後48時間以内に新首相を指名できる見通しだと語った。これに先立ち、ルコルニュ氏は新政権樹立に向けた合意の可能性について、楽観的な見方を示していた。社会党が求めている年金法の見直し案の求めについては、応じる考えは示していない。首相の発言を受けて、フランス10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、3.51%と9月18日以来の低水準を付けた。

④. 海外M&Aに100億ドル超検討
東京海上ホールディングスは、国際事業の拡大を目的に100億ドル(約1兆5000億円)超の買収を行う可能性がある。海外事業を担当する常務執行役員のブラッド・アイリック氏がインタビューで明らかにした。同社は海外利益の約80%を米国で稼いでいるが、中期的には北米全体で70%程度にすることを目指していると述べた。原資には、株式持ち合いの解消で得られる資金の一部を充てる予定だという。同氏によれば、これら株式の市場価値は約250億ドルに上る。

⑤. 1兆円ファンド
三井住友トラストグループ傘下の運用会社、三井住友トラスト・アセットマネジメントは、個人向け事業を強化する。公募投資信託での複数の主力商品を「1兆円ファンド」にまで拡大させ、5年以内に個人向け公募投信の純資産総額で国内トップ3を目指す。1日付で就任した小林隆宏社長がブルームバーグとのインタビューで明らかにした。個人による「貯蓄から投資」への流れ加速を受けて、「機関投資家をサポートしてきたノウハウを、より多くの顧客に訴求できるタイミングが訪れた」と述べた。
9日 【日本株】 ⇒
日経平均 48,580.44 +845.45 +1.77%
TOPIX 3,257.77 +22.11 +0.68%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽QUAD.46K突破 ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒◆nr.調整 ⇒▽QUAD.高値更新
TOPIX ⇒▽QUAD.3.2K突破 ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 30.13 +1.35 +4.69% ⇒▽上げ大 ( 30台 )
日経平均VI 28.78 +1.82 +6.75% ⇒+◆上げ大 ( 28台 )
日経平均VI 26.96 -0.76 -2.74% ⇒◆吞込下げ ( 26台 )
--------------------------------------------------------------
9日、日経平均が最高値、AI期待-円下落し8カ月ぶり153円台 ⇒

・9日の日本市場では株式が上昇し、日経平均株価は過去最高値を更新。
・日立製作所やフジクラなどAI関連のほか、東京エレクトロンなど半導体関連の一角が高い。
・自民党総裁に景気刺激策に前向きな高市早苗氏が就いたことを受けて為替の円安傾向が続き、電子機器など輸出関連株の一部を支えた。

・ ソフトバンクグループ株が11%高と、日経平均構成銘柄で最も上げた。スイスのABBのロボティクス事業を53億7500万ドル(約8187億円)で買収すると8日に発表し、AI関連事業への期待が高まった。

岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長
「周辺のロボット関連企業も高く、積極投資を好感する動き」と指摘。AI関連で市場の成長期待をより高めるような動きが活発化していると。

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
円安に加えて米関税影響が見えやすくなり、日本企業の上期決算では通期計画の上方修正が相次ぐと予想。10-11月発表の決算を受けてアナリストの業績予想も上振れ傾向が強まり、日本株固有の好材料になるとの見方。

大和アセットマネジメントの建部和礼チーフストラテジスト
市場には高市氏の経済政策に対する期待があるとした上で、安倍晋三元首相が「アベノミクス」を実現できたのは同氏の高い支持率が背景にあったと指摘。現在は野党との協力が必要な上、抵抗勢力を突破するほどの支持率もなく、高市氏の政策実現性は見極める必要があるとの見方。

--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、半導体銘柄などが牽引し過去最高値を更新 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、9日の日経平均は反発して取引を開始。

・前場にかけては、半導体・電子部品関連銘柄を中心に買いが先行した。
・また、為替の面では円安方向で推移し、輸出株等への支援材料となったと見られる。

・寄与度の高い大型ハイテク株にも買いが集まり、終日堅調な値動きとなった。

・大引けの日経平均は前日比845.45円高の48580.44円。

・情報・通信業、証券・商品先物取引業、非鉄金属などが上昇。
・海運業、水産・農林業、輸送用機器などが下落。

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【個別銘柄】ディスコ、ソフトバンクG、キオクシアHD など  ⇒


▽ディスコ 53730 +1590大幅反発。
上半期営業利益は前年同期比横ばいの760億円程度だったもようとの観測報道が伝わった。AI向け先端半導体の堅調な需要を背景に販売が想定以上に好調、円安寄与もあって、会社計画を80億円強上回るという。
一方、市場予想は785億円とされており、同水準は下回る形に。ただ、6日に個別売上速報が発表されており、コンセンサスやや下振れとの見方につながっていたため、ネガティブな反応は限られる。

▽ソフトバンクG 22965 +2355急伸。
スイスの重電大手ABBのロボット事業を買収すると発表、買収金額は総額53億7500万ドルで、26年中の買収完了を目指している。
ABBは産業用ロボット大手で、安川電機やファナックと並ぶ世界4強の一角。ロボット分野にも投資領域を広げることで、ロボットにAIが搭載される「フィジカルAI」への投資を急ぐようだ。ASI技術のプラットフォーマーを目指す構想の前進として、積極的に評価する動きに。

▽キオクシアHD 6220 +340大幅反発。
2026年に第10世代NAND型フラッシュメモリーを量産する方針を固めたと一部で報じられており、材料視される展開のようだ。
データを送受信するインターフェース速度を第8世代に比べて3割以上高め、需要が急拡大するAIデータセンター向けに、先行者利益の享受を目指していく方針とされている。なお、量産は四日市工場を軸に調整しているようだ。

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10.9 動いた株・出来た株
◇芝浦メカトロニクス<6590> 17270 +2360 ⇒ 米半導体株高でショートカバーも優勢か。
◇ソフトバンクグループ<9984> 23165 +2555 ⇒ ABBのロボット事業を買収へ。
◇安川電機<6506> 3952 +272 ⇒ ソフトバンクGのABBロボット事業買収がFA関連の刺激に。
◇キオクシアHD<285A> 6300 +420 ⇒ 26年に第10世代フラッシュメモリー量産へ。
◇日本マイクロニクス<6871> 6910 +460 ⇒ 米SOX指数は3%超の上昇で。
◇荏原製作所<6361> 3982 +189 ⇒ 半導体関連の一角として上値追い。
◇ニッパツ<5991> 2605.5 +118 ⇒ フジクラの強い動き受けてデータセンター関連物色も。
◇富士電機<6504> 10680 +480 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では目標株価引き上げ。
◇ANYCOLOR<5032> 6040 +270 ⇒ 中小型グロース系堅調な流れで。
◇フジクラ<5803> 16700 +735 ⇒ 米半導体株高支援にAI関連物色が続く。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4547 -177 ⇒ 株価下落局面ではKKR保有株に懸念強まる。
◆三井E&S<7003> 4655 -170 ⇒ 特に材料なく高値圏での利食い売り優勢か。
◆JX金属<5016> 2125.5 -62 ⇒ 追加設備投資決定報道も高値圏で利食い売り優勢。
◆IHI<7013> 3014 -80 ⇒ 防衛関連には本日戻り売りが優勢。
◆本田技研工業<7267> 1555 -41 ⇒ 円安好感の買いにも一服感。
◆トヨタ自動車<7203> 2935.5 -73.5 ⇒ 自動車セクターには本日戻り売りが優勢。
◆SCREEN<7735> 14295 -370 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では投資判断を格下げ。
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//◆▲▲▲◇◇//▽▽▽◇ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲◇◇//▽▽▽◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲▲◇//_▽◇◇ 原油  62ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い ◆円安すすむ.152円半ば 原油.◇Gap上げ.62ドル台 
10.9
米ドル/円 152.62 - 152.73
ユーロ/円 177.47 - 177.57
ユーロ/米ドル 1.1625 - 1.1634
英ポンド/円 204.54 - 204.70
豪ドル/円 100.47 - 100.58
スイスフラン/円 190.30 - 190.51
原油(WTIC原油先物) 62.30 +0.57 (+0.92%) ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒◇切上げ ⇒◇Gap上げ

▽ドル強い ▲円全面安.151円後半 原油.◇切上げ.62ドル台  
10.8
米ドル/円 151.91 - 151.92
ユーロ/円 177.07 - 177.14
ユーロ/米ドル 1.1656 - 1.1660
英ポンド/円 203.92 - 204.07
豪ドル/円 99.99 - 100.04
スイスフラン/円 190.36 - 190.40
原油(WTIC原油先物) 62.02 +0.33 (+0.53%) ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull ⇒▽切上げ

▽ドル強い ▲円全面安.150円前半 原油.▽Bull.61ドル台
10.7
米ドル/円 150.32 - 150.33
ユーロ/円 176.07 - 176.10
ユーロ/米ドル 1.1710 - 1.1717
英ポンド/円 202.65 - 202.77
豪ドル/円 99.48 - 99.53
スイスフラン/円 189.03 - 189.19
原油(WTIC原油先物) 61.72 +0.84 (+1.38%) ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull

▽ドル強い ▲円全面安.149円前半 原油.+◆はらみ反発.60ドル台
10.6
米ドル/円 149.11 - 149.16
ユーロ/円 174.84 - 174.95
ユーロ/米ドル 1.1725 - 1.1729
英ポンド/円 200.42 - 200.61
豪ドル/円 98.27 - 98.37
スイスフラン/円 187.15 - 187.27
原油(WTIC原油先物) 60.69 +0.21 (+0.35%) ⇒▲nr切下げ ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発

StockCharts ⇒  

10.3
NYダウ   46,758.28 +238.56 +0.51%
S&P500   6,715.79 +0.44 +0.01%
NASDAQ 22,780.50 -63.54 -0.27%
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10.6
NYダウ   46,694.97 -63.31 -0.14%
S&P500   6,740.28 +24.49 +0.36%
NASDAQ 22,941.66 +161.16 +0.70%
--------------------------------------------------------------
10.7
NYダウ   46,602.98 -91.99 -0.20%
S&P500   6,714.59 -25.69 -0.38%
NASDAQ 22,788.36 -153.30 -0.66%
--------------------------------------------------------------
10.8
NYダウ   46,601.78 -1.20 0.00%
S&P500   6,753.72 +39.13 +0.58%
NASDAQ 23,043.37 +255.01 +1.11%
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NYダウ(INDU) ⇒△高値更新.6up ⇒◆押さえ.調整 ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒◆nr切下げ.調整  
S&P500(SPX) ⇒+◆nr.様子見 ⇒◇nrクアトロ ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇反発  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆nr吞込み.調整 ⇒◇nrクアトロ ⇒◆吞込み.調整 ⇒◇逆立  
【 SOX指数 】
6,860.20 +225.43 +(3.40%) ⇒◆nr吞込み.調整 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲窓埋め調整 ⇒▽BGS反発

【 VIX恐怖指数 】
16.30 -0.94 (-5.45%) ⇒◇nr上げ ⇒◆nr下げ ⇒▽逆立上げ ⇒◆逆立下げ
⇒-5.45P (16台)
⇒+5.31P (17台)
⇒-1.68P (16台)
⇒+0.12P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ小幅続落し1ドル安 米政府閉鎖長期化を懸念 ナスダック1%高
◆nr切下げ.調整
ダウ工業株30種平均は小幅に3日続落
・エヌビディアなど人工知能(AI)向け投資の恩恵を受ける銘柄への物色が活発だった。米連邦政府機関の一部閉鎖が長引く可能性があるなか、消費関連株の一角の下げが指数の重荷となり、下落して終えた。

◇逆立
ナスダック総合株価指数は反発
・アナリストが目標株価を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)や半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが大幅高だった。

NYダウは1.20ドル安、AIバブル警戒感が緩和

・人工知能(AI)バブル警戒感が過剰との見方に、寄り付き後、上昇。

・政府機関閉鎖の継続による不透明感に、ダウは失速し小幅安に転じた。

・終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した9月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で参加者が年内の追加利下げを予想していることが明かになったほか、AI需要を期待した買いが再開し半導体セクターがけん引し、ナスダックは過去最高値を更新し、まちまちで終了。
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1.
・米起業家イーロン・マスク氏のAI開発企業xAI(エックスエーアイ)が200億ドルの資金を調達し、エヌビディア製画像処理半導体(GPU)の購入に充てると米ブルームバーグ通信が7日報じた。この報道をきっかけにエヌビディアに買いが入った。

・エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は8日の米CNBC番組でAIの開発が急速に進み、「過去6か月に演算処理需要が大幅に拡大した」などと述べた。AI投資の勢いが改めて意識され、半導体や半導体製造装置、サーバーなどを手掛ける銘柄、電力関連などが広く買われた。

・値がさ株のキャタピラーも上昇し、ダウ平均を支えた。アナリストが目標株価を引き上げたことが材料視された。

・ダウ平均は一時200ドル以上上げたものの、次第に上値が重くなり、引け間際に下げに転じた。米政府の一部閉鎖が8日目に入った。ホワイトハウスが一時帰休扱いとなっている一部政府職員の給与支払いを保証しない可能性が浮上している。政府閉鎖が長引けば、消費者心理が冷え込み、米景気を下押しするとの懸念があった。

・米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では多くの参加者が年内にさらなる利下げが「適切になる」とみていたことが分かった。一方、数人は政策金利が「特に引き締め的ではない」と追加利下げに慎重で、FRB内で見解の相違があることを示した。

・ダウ平均ではIBMやゴールマン・サックス、メルク、アメリカン・エキスプレス(アメックス)などが下げた。一方、シスコシステムズやユナイテッドヘルス・グループ、アマゾン・ドット・コムなどが上昇した。

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2.セクター別では
・半導体・同製造装置、小売が上昇。
・銀行が下落。

・キャタピラーも上昇し、ダウ平均を支えた。アナリストが目標株価を引き上げたことが材料視された。
・シスコシステムズやユナイテッドヘルス・グループ、アマゾン・ドット・コムなどが上昇。
・デル・テクノロジーズ(DELL)はAI需要拡大がけん引し今後4年の業績見通しを大幅上方修正したこと受けアナリストが目標株価を引き上げ、続伸。
・ディスカウント小売のアマゾン(AMZN)は小売り薬局サービスを提供する計画を発表し、上昇。

・IBMやゴールマン・サックス、メルク、アメリカン・エキスプレス(アメックス)などが下げた。
・金融のジェフリーズ・フィナンシャル・グループ(JEF)は傘下の運用会社が経営破綻した自動車部品メーカー、ファースト・ブランズ・グループ関連の売掛債権に投資していたことを発表、損失が警戒され、下落。


3.
・アナリストが目標株価を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)や半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが大幅高だった。

SOX指数 ⇒  
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☆ TSM 304.52 3.57%
◇ エヌビディア 189.11 2.20%
◆ ASML 987.81 -1.45%
◇ インテル 37.43 0.70%
◇ QCOM クアルコム 167.77 1.40%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 217.51 2.81%
☆ AMD 235.56 11.37%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 196.54 5.84%
☆ テラダイン 144.6 3.18%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 294.03 -2.77%
◆ エヌビディア 185.04 -0.25%
★ ASML 1002.3 -3.91%
◇ インテル 37.17 1.70%
◆ QCOM クアルコム 165.46 -1.87%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 211.56 -5.52%
☆ AMD 211.51 3.83%
★ MU ミクロン・テクノロジー 185.69 -2.76%
★ テラダイン 140.14 -5.23%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 302.4 3.49%
◆ エヌビディア 185.54 -1.11%
◇ ASML 1043.3 1.07%
◆ インテル 36.59 -0.65%
◆ QCOM クアルコム 168.62 -0.33%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 223.91 2.93%
☆ AMD 203.71 23.71%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 190.96 1.67%
◇ テラダイン 147.87 1.53%
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【米国市況】 円は対ドル5日続落、153円目前-金価格さらに上昇 ⇒

【NY外為】 ◇ドル強い ◆円安すすむ.152円半ば
//▲▲▲◇◇//▽▽◇ 
・外国為替市場で、円はドルに対して5営業日続落。
・自民党の高市早苗総裁が財政拡張・金融緩和志向との見方から円を売る動きが続いている。この日は1ドル=153円に迫る場面もあった。
・円の対ドル相場は、2024年に日本が為替介入を実施した日の安値水準(157円99銭、159円45銭、160円17銭、161円76銭)に近づきつつある。

ドル円相場は 米東部時間 16時 35 分
⇒¥152.71 ¥0.81   +0.53%
⇒¥151.97 ¥1.62 +1.08%
⇒¥150.37 ¥2.90 +1.97%
⇒¥147.48 ¥0.22   +0.15%
⇒¥147.28 ¥0.21   +0.14%

10.8
スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケンのアジア戦略責任者、ユージニア・ビクトリノ氏
「日本やフランスの財政持続性への懸念が高まっていることを受け、市場は米国のマクロ経済見通しを評価し直している」と指摘。「米政府機関の閉鎖が続いているにもかかわらず、皮肉なことに市場は、米国の状況が相対的にましだと見なしている」と。

【米国株】
▽反発
//◇◇▽◇◇//◇◆▽

・S&P500種株価指数は反発。
・前日は上昇一服となったが、株価には上値余地があるとの見方から、押し目を拾う動きが再び強まった。

・堅調な企業業績や米利下げ再開などを背景に株価が連日で最高値を更新するなか、モメンタムを追う投資家は株式市場への投資を続けている。人工知能(AI)をめぐる熱気も再び高まり、このところ浮上していたAI関連銘柄に対するバブル懸念もいったん和らいだ。

10.8
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル氏
「現在のテクノロジー大手のPER(株価収益率)は、ドットコム・バブルのピーク時にハイテク企業が示していた水準をなお大きく下回っており、強気相場は健在とみている」と。

ゴールドマン・サックスのストラテジスト、ピーター・オッペンハイマー氏
米国のハイテク株に現時点でバブルを懸念するのは時期尚早との見方を示す。同氏によると、ハイテク大手の株価が記録的な上昇を続けている背景には、堅調な利益成長がある。過去のバブルでは、市場の上昇は主に投機によって支えられていた。
それでも同氏は、一部銘柄に偏った上昇やAI分野での競争激化に伴うリスクを避けるため、投資家に分散投資を改めて推奨している。

パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏
AI関連銘柄や好調なマクロ環境に支えられて相場は大幅に上昇してきたが、動向を注視すべきことを示す兆しも見え始めている。「投資家は強気姿勢を維持すべきだが、過熱感のある銘柄や、依然として解決の見通しが立たない米政府機関の閉鎖には注意が必要だ」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、ジル・ケアリー・ホール氏
同行の顧客は4週連続で米国株を売り越した。個別株と株式型上場投資信託(ETF)のいずれからも資金流出が見られたと。

【米国債】
◆下落
//▽◆▽◇▲//▲◇◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・世界最大の債券市場である米国債市場は足元で動きづらい状況にあるが、政府機関の閉鎖が終了し、重要な経済指標の発表が再開されれば、相場が急激に変動する可能性があると市場関係者は身構えている。

・米10年債利回り
⇒4.13% 0.4 +0.09%
⇒4.12% -2.7 -0.65%
⇒4.15% 3.5 +0.84%
⇒4.12% 3.5   +0.85%
⇒4.08% -1.3 -0.33%
  
・米30年債利回り
⇒4.73% -2.2 -0.45%
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
⇒4.69% -2.0 -0.41%
⇒4.71% -2.3 -0.48%
  
10.8
ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏
「この状況がさらに1週間でも続けば、10月経済統計の質に疑問が生じるはずだ。そうなれば、金融当局にとっても市場にとっても実体経済の健全性を見極めるのが難しくなる」と指摘。「したがって、相場が荒れる可能性がある」と。
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「もし16日までに政府閉鎖が解消すれば、消費者物価指数(CPI)と雇用統計が発表される見通しだ。そこで予想外の結果となれば相場が不安定化し、上にも下にも振れる可能性がある」と。

【原油】
◇4日続伸
//▲▲▲▲◇//▽◇◇ 
・原油先物相場は4日続伸。
・米国内の石油製品在庫が減少したため、買いが優勢になった。米国株の上昇も追い風となった。
・米エネルギー情報局(EIA)によれば、受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が週間で76万3000バレル減少したほか、石油製品の在庫も全体的に減った。特に留出油の在庫は6月下旬以来の大幅な減少となった。


⇒WTI先物11月限は、前日比82セント(◇1.3%)高の1バレル=62.55ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比4セント(◇0.1%)高の1バレル=61.73ドル。
⇒WTI先物11月限は、前週末比81セント(▽1.3%)高の1バレル=61.69ドル。
⇒WTI先物11月限は、40セント(◇0.7%)高の1バレル=60.88ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比1.30ドル(▲2.1%)安の1バレル=60.48ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽1.2%上げて66.25ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆2セント下げて65.45ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽94セント上昇の65.47ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◇0.7%上昇し64.53ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.9%下げ、64.11ドル。

>>10.7
エミレーツNBDのチーフエコノミスト代行兼調査部門グループ責任者のエドワード・ベル氏
「OPECプラスが11月に予定している増産は非常に小幅だ」と指摘。「市場は今後も在庫増加の兆候を注視していくだろう」と。

【NY金】
◇続伸
//▽◇◇▲▽//▽◇◇
・金相場は4日続伸。スポット価格も初めて1オンス=4000ドルを突破した。
・米経済への懸念や政府機関の一部閉鎖を巡る不安が金相場を一段と勢い付かせた。

⇒先物12月限は66.10ドル(▽1.7%)上昇し4070.50ドル。
⇒金先物12月限は28.10ドル(◇0.7%)上昇し4004.40ドル。
⇒金先物12月限は67.40ドル(▽1.7%)上昇の3976.30ドル。
⇒金先物12月限は40.80ドル(▽1.1%)上昇の3908.90ドル。
⇒金先物12月限は29.40ドル(▲0.75%)安の3868.10ドル。

10.8
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏
「金が4000ドルを突破したのは、単なる恐怖心理ではなく資産再配分の結果だ」と指摘。「経済指標の公表が停止され、利下げが視野に入る中で実質金利は低下しており、人工知能(AI)関連株は過熱感が出ている。今回の上昇局面は中銀が土台を築いたが、今は個人投資家と上場投資信託(ETF)が次の波をけん引している」と。

【欧州株】 フランス政治危機に楽観論、債券買われる-株も最高値 ⇒

10.3
英FTSETM100 9,491.25 +63.52 +0.67%
独DAX 24,378.80 -43.76 -0.18%
仏CAC40 8,081.54 +24.91 +0.31%
--------------------------------------------------------------
10.6
英FTSETM100 9,479.14 -12.11 -0.13%
独DAX 24,378.29 -0.51 0.00%
仏CAC40 7,971.78 -109.76 -1.36%
--------------------------------------------------------------
10.7
英FTSETM100 9,483.58 +4.44 +0.05%
独DAX 24,385.78 +7.49 +0.03%
仏CAC40 7,974.85 +3.07 +0.04%
--------------------------------------------------------------
10.8
英FTSETM100 9,548.87 +65.29 +0.69%
独DAX 24,597.13 +211.35 +0.87%
仏CAC40 8,060.13 +85.28 +1.07%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒◆押さえ.様子見 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽QUAD.高値更新
独DAX ⇒◆押さえ.様子見 ⇒-◇nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新
仏CAC40 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲2Gap下げ ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽2Gap反発

▽上昇
//◇▽▽▽◇//◆◇▽
・フランスの政治的行き詰まりが解消するとの期待から、欧州株も買われた。
・ストックス欧州600指数は0.8%上昇。
・消費財や鉱業株が堅調。
・自動車株とハイテク株は下落。

【欧州債】
◇上昇
//▽◆◆◇◇//◇◇◇ 
・8日の欧州債券市場は、ユーロ圏の債券が買われ、ドイツとイタリアの10年債利回りが約3週間ぶりの低水準になった。
・ドイツ10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.68%。
・英国債は、イールドカーブがツイスト・フラット化した。

・独国債10年物
⇒2.68% -0.03
⇒2.71% -0.01
⇒2.72% +0.02
⇒2.70% 0.00
⇒2.70% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.71% -0.01
⇒4.72% -0.02
⇒4.73% +0.05
⇒4.69% -0.02
⇒4.71% +0.01
---------------------------
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