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2023年3月22日水曜日

◇ドルもみあい.円もみあい 原油.▽陽.Zone突破.69ドル台 令和5.3.22.Wed

22日 【日本株】
日経225  27,466.61 +520.94 +1.93%
TOPIX 1,962.93 +33.63 +1.74%
日経平均 ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め ⇒ ▽反発.Zone突破
TOPIX  ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め ⇒ ▽反発.出来少ない
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.48 -2.32 -10.18% ⇒ -◇nr.BigDn
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
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・イエレン長官、政府は再び「介入」へ-中小銀行の保護で必要なら。
・米当局、全ての預金保護の方法を検討-危機拡大に備えて。
・ECB、クレディ・スイスAT1債の銀行リスクで調査拡大-関係者。
・ドル・円相場は1ドル=132円台半ばで推移、前営業日の日本株終値時点は131円83銭。
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22日、日本株は急反発、金融システム不安が後退-プライム銘柄の93%が上昇

・22日の東京株式相場は大幅に反発。

・イエレン米財務長官が中小規模の金融機関が経営難に陥った場合に政府が預金者保護のために最近取った思い切った措置を繰り返し講じ得ると表明し、金融システムへの不安が後退した。
・銀行や保険、証券といった金融株が値を上げた。
・海運や機械、電機などの景気敏感株にも買いが入った。

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JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾
イエレン長官の預金保護発言を受けて金融システム不安がいったん和らぎ、金融や景気敏感株に買いが入った印象。

ただ、年後半には景気後退の懸念が出そうだ。FOMCで23年の金利見通しが引き上げられれば、中期的な相場の重しとなる。銀行破綻の余波で、中小の米金融機関が貸し出しを厳格化すれば、景気に悪影響が出かねない。

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【個別銘柄】住友不、新光電工、三井ハイテク、DMG森精機 など

◆住友不 2930.5 -9.5もみ合い。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も3700円から3000円に引き下げた。
今後は人口の減少や労働参加率の上げ止まりで、東京のオフィス需要が緩やかに減少するとみているもよう。同社はオフィス賃貸事業に対するエクスポージャーが大きく、中長期的なオフィス需要のダウンサイドリスクがバリュエーションの重しになりやすいと指摘。

◆新光電工 3705 -240大幅続落。
一昨日に23年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の930億円から750億円、前期比5.1%増に引き下げ。
主力製品のFC-PKG、SPE向け静電チャック、リードフレームなどが減速しているもよう。業績下振れ自体は想定線とみられるが、市場予想の850億円程度も下振れる形になっており、ネガティブな反応が優勢に。なお、1-3月期は前年同期比で8割程度の減益となる格好。

◇三井ハイテク 7860 +410大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を8800円から9400円に引き上げている。中期的な設備投資額の増額で主力のモーターコア事業の売上拡大確度が高まっていると判断、同事業の売上予想を大幅に引き上げているもよう。
リードフレーム事業においても、車載向け売上の安定化と早期の民生向け在庫調整終了期待を新たに織り込むとしている。

◇DMG森精機 2100 +80大幅反発。
クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も2070円から2770円に引き上げた。受注環境に不透明感はあるが、高付加価値化戦略や人的投資などの取り組みは業界内で先端を走っており、同社株を持たざるリスクが高まったと判断。
同社は人的資本の総合力が業界トップクラスの水準であり、先行き不透明な中で事業基盤の強さが確認される局面。

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3.22動いた株・出来た株
◇マネックスグループ<8698> 495 +40 ビットコイン価格の堅調推移など材料視か。
◇ワイエイシイ<6298> 2750 +207 半導体関連株高も支援に。
◇三井ハイテック<6966> 7870 +420 ゴールドマン・サックス証券では目標株価を引き上げ。
◆新光電気工業<6967> 3795 -150 想定以上の業績下方修正をネガティブ視へ。
◇三菱UFJ<8306> 855 +29.6 米長期金利の上昇で銀行株にも買い安心感。
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3.21
NYダウ 32,560.60 +316.02 +0.98%
NASDAQ 11,860.10 +184.57 +1.58%
S&P500 4,002.87 +51.30 +1.30%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆拍子木 ⇒ ▽反発.Reg10MA ⇒ ◇陽.200MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ▽nr.もみあい ⇒ ▽逆立ち
S&P500(SPX) ⇒ ◆半値戻し.調整 ⇒ ▽反発.200MA突破 ⇒ ▽逆立ち.Reg50MA
 
【 SOX指数 】
3,116.89 +2.17 (+0.07%) ⇒ ◆nrかぶせ.調整 ⇒ ▽クアトロ浮上 ⇒ +◆陰.もみあい

【 VIX恐怖指数 】
21.38 -2.77 (-11.47%) ⇒ ▽Wr.反発 ⇒ ▲Wr.かぶせ ⇒ ◆逆立ち.10MA割れ
-11.47P 連日、大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇陽.200MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
米金融当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの観測が強まり、市場心理の改善につながった。金融株や景気敏感株など幅広い銘柄が買われた。

▽逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
電気自動車のテスラが8%高となった。ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムも買われた。

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//▲◆▽▼◇▲//◇◆◇ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽▲◇▲//◇◇▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▼▲▼◇◆//_▽▽ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい.円もみあい 原油.▽陽.Zone突破.69ドル台  
3.22
米ドル/円 132.36 132.38
ユーロ/円 142.54 142.57
ユーロ/米ドル 1.0769 1.0770
英ポンド/円 161.69 161.77
豪ドル/円 88.27 88.31
スイスフラン/円 143.48 143.56
原油(WTIC原油先物) 69.67 +1.85 +2.73% ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し ⇒ ▽陽.Zone突破

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 
3.21
米ドル/円 131.43 131.45
ユーロ/円 140.90 140.98
ユーロ/米ドル 1.0721 1.0725
英ポンド/円 161.36 161.45
豪ドル/円 88.30 88.33
スイスフラン/円 141.43 141.54
原油(WTIC原油先物) 67.82 +0.89 +1.33% ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し

週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.20
米ドル/円 131.83 131.86
ユーロ/円 140.85 140.93
ユーロ/米ドル 1.0684 1.0688
英ポンド/円 160.89 160.96
豪ドル/円 88.52 88.60
スイスフラン/円 142.37 142.41
原油(3.17)(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

金融危機不安が緩和    
1.買いの勢いが弱まり、ダウ平均は伸び悩む場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)は22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めるとの見方が多い。ただ、金融システム不安の高まりを受け、参加者らの政策金利見通しやパウエル議長の記者会見の内容を見極めたい市場関係者が多い。

・イエレン米財務長官が21日朝、米国銀行協会のイベントで「中小銀行が預金流出に陥るようなら預金保護が正当化されうる」と述べた。「状況は安定しつつあり、米国の銀行システムは健全性を保っている」とも指摘した。市場では「必要となれば金融当局が緊急対応に動くとの見方が投資家に安堵感をもたらした」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた。

2.金融システムが不安定化するとの懸念が和らぎ、金融株への買いが目立った。JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが3%高。ファースト・リパブリック・バンクが30%高で終えるなど、地域銀行株も軒並み買われた。

・銀行危機が景気を冷やすとの警戒も後退し、景気敏感株や消費関連株も買われた。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキ、建機のキャタピラーが高い。米原油先物相場が上昇し、石油のシェブロンは3%上げた。

3.電気自動車のテスラが8%高となった。ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムも買われた。

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【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい 
//◆◇◆◇▲//◆◇ 
・ドル指数は狭いレンジ内でもみ合い。欧州銀行株の上昇につれてユーロは上げた。

・利回り上昇は円を圧迫。対ドルで一時、1ドル=132円63銭まで下落した。
ドル円相場は¥132.48 ¥1.16 +0.88%。

3.21
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシニア通貨アナリスト、リー・ハードマン氏はリポートで、「ユーロの最近の動きは欧州の銀行株との関係が引き続き強い」と指摘。「FOMCが米銀行セクターの緊張にもっと敏感になり、状況が落ち着くまで追加利上げを遅らせば、今後1週間にユーロは対ドルでさらに強含む可能性がある」と語った。

【米国株】
▽続伸 
//◆▽◆▽◆//▽▽ 
・21日の米株式相場は続伸。
金融市場の最近の混乱が本格的な危機につながるとの不安を当局が払拭(ふっしょく)に努めているため、銀行株を中心に買いが入った。ウォール街の「恐怖指数」と呼ばれるCBOEのボラティリティー指数(VIX)は急低下した。

・銀行セクター混乱の収拾を図る協調行動は少なくとも今のところ、うわべだけでも秩序を取り戻している。VIXは2営業日としては昨年5月以来の大幅低下となった。

3.21
データトレック・リサーチの共同創業者、ニコラス・コラス氏は「金融政策が劇的に180度転換されるとの予想は弱まっている。足元の政策決定に対する市場の予想は現在、可能なものの範囲内にある。それは良いニュースだと言える」と述べた。

3.21
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は最近の株価上昇について、少なくとも2つの見方ができるとして、結論付けることに注意を促した。「1つ目はこの小さな危機を株式市場が受け流しているとの見解で、この問題が過ぎれば、経済(とその結果としての業績)がかなり成長するとみている。もう1つは状況がなお不確かで、当局が金融システムに大規模な短期流動性を注入しているために株価は短期的に下落し得ないという考えだ」と指摘。

3.21
ストラテジストの不安は高まりつつあり、モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、信用収縮リスクが著しく高まっているとの認識を示している。S&P500種は3800で底入れする可能性があるものの、4100から4200への反発局面で投資家は戻り売りを出すべきだと、BofAのマイケル・ハートネット氏は21日のリポートで指摘した。

【米国債】
▲続落
//▽▲▽▲▽//▲▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・通常、リスクが低い投資とみられる2年債利回りは一時21bp上昇し、4.18%を付けた。

・米10年債利回りは、+11.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.60%。

3.21
ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントの共同チーフ投資ストラテジスト、マット・ミスキン氏は米金融当局が景気のソフトランディングを実現する上で、滑走路が足らなくなってきていることは確実だとし、その証左として、債券市場の混乱を指摘した。
同氏はブルームバーグテレビジョンで、「米2年債利回りがミーム株のように動き始める時は、何らかの問題があるはずだ。金融当局が利上げしても過ちとなり、それほど遠くない将来に利下げに踏み切ると債券市場はみている」と述べた。

【原油】
▽続伸
//▼▲▼◇▼//▽▽ 
・2月初旬以来の大幅高となり、主要なテクニカル水準を回復した。米政府が銀行預金者を守ると約束し、市場が落ち着いたことが背景にある。
ロシアが原油減産を6月末まで続けると明らかにすると、原油は上げ幅を拡大した。

・WTI先物4月限は、前日比1.69ドル(2.5%)高い1バレル=69.33ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.53ドル(2.1%)高の75.32ドル。

3.21
マッコーリー・グループのグローバル石油・ガス担当ストラテジストスト、ビカス・ドウィベディ氏は22日の米金融政策決定とそれが経済環境に及ぼすと見込まれる影響が、原油価格をさらに動かす可能性が高いと指摘。「こうした大きなマクロ要因が実際に峠を越え始めれば、原油は上昇するだろう」と述べ。

【NY金】
▲下落
//▽◆◇◇◇//◇▲ 
・この日はリスク選好ムードで米株式相場が上昇し、債券は下落。米2年債利回りが急上昇したことから、金利を生まない金が圧迫される格好となった。

・金先物6月限は、前日比2.1%安の1オンス=1958.30ドル。

3.21
TDセキュリティーズのコモディティーストラテジスト、ダニエル・ガリ氏はFOMC決定を控えた「利益確定の動き」で金価格が圧力を受けていると指摘。「オンス当たり1950ドル割れでは一定の売りが見られるかもしれないが、力強い現物需要と投資資金フローの回復が相まって、大きな下げは回避されるだろう」と述べた。

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【欧州株】
◇続伸
//▲▽▲▽▲//▽◇
・21日の欧州株は続伸。前日から2日間の上げはここ約2カ月で最大だった。銀行株が買いを集めた。トレーダーの関心は週内に発表される中央銀行の政策金利決定に向いている

・欧州600指数は1.3%高。業種別株価指数の金融サービス、銀行株を中心に上昇した。
・投資家はUBSのクレディ・スイス・グループ買収に対して一段と楽観的になっている。クレディ・スイス株もこの日は上昇。

3.21
セルウッド・アセット・マネジメントのロング・ショート欧州株ヘッジファンドのマネジャー、カリム・ムサレム氏は、「クレディ・スイスの解決策は市場から相当な不透明感を取り除き、非常にポジティブだ」と述べ、「センチメントは非常に弱気な水準に戻っている。つまり崩壊する可能性は低い」と続けた。

【欧州債】
◆ドイツ債下落
//◇▲▽▲▽//◆◆ 
・ドイツ債の利回り曲線がベアフラット化。ドイツ2年債利回りは2008年以降で最も上昇。

・英国債は10年債を中心に下落。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によれば、英国で22日発表される2月の消費者物価指数(CPI)は、上昇率が6カ月ぶりに1桁台に戻ると予想されている。

・独国債10年物 2.29% +0.17。
・英国債10年物 3.37% +0.06。

2023年3月21日火曜日

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 令和5.3.21(春分の日).Tue

3.20
NYダウ 32,244.58 +382.60 +1.20%
NASDAQ 11,675.53 +45.02 +0.39%
S&P500 3,951.57 +34.93 +0.89%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽反発 ⇒ ◆拍子木 ⇒ ▽反発.Reg10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ▽nr.もみあい
S&P500(SPX) ⇒ ▽逆立ち.200MA突破 ⇒ ◆半値戻し.調整 ⇒ ▽反発.200MA突破
 
【 SOX指数 】
3,114.71 +31.19 (+1.01%) ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆nrかぶせ.調整 ⇒ ▽クアトロ浮上

【 VIX恐怖指数 】
24.15 -1.36 (-5.33%) ⇒ ▲Wr.下落 ⇒ ▽Wr.反発 ⇒ ▲Wr.かぶせ
-5.33P 大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発.Reg10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
欧州金融機関の経営不安から金融システムが不安定化するとの懸念が和らいだ。先週末にかけて大きく売られていた景気敏感株が買い直され、相場を押し上げた。

▽nr.もみあい ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
電気自動車のテスラと交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。
追加の人員削減方針が伝わったネット通販のアマゾン・ドット・コムは、業績悪化を警戒した売りに押された。

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//▲◆▽▼◇▲//◇◆ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽▲◇▲//◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▼▲▼◇◆//_▽ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 
3.21
米ドル/円 131.43 131.45
ユーロ/円 140.90 140.98
ユーロ/米ドル 1.0721 1.0725
英ポンド/円 161.36 161.45
豪ドル/円 88.30 88.33
スイスフラン/円 141.43 141.54
原油(WTIC原油先物) 67.82 +0.89 +1.33% ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し

週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.20
米ドル/円 131.83 131.86
ユーロ/円 140.85 140.93
ユーロ/米ドル 1.0684 1.0688
英ポンド/円 160.89 160.96
豪ドル/円 88.52 88.60
スイスフラン/円 142.37 142.41
原油(3.17)(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.18
米ドル/円 131.79 131.84
ユーロ/円 140.57 140.67
ユーロ/米ドル 1.0666 1.0670
英ポンド/円 160.45 160.57
豪ドル/円 88.23 88.29
スイスフラン/円 142.29 142.41
原油(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

金融システムの懸念後退    
1.経営難に陥っていたスイスの金融大手クレディ・スイス・グループをスイス同業のUBSが買収することで合意した。世界的な金融危機につながるリスクが後退したとの見方が広がった。米連邦準備理事会(FRB)など日米欧の6中央銀行が協調し、市場へのドル供給を強化すると発表したのも買い安心感を誘った。

・地域銀行株が全体的に買われる中、資金繰り難が伝わっていたファースト・リパブリック・バンクは47%安と急落した。新株発行による資金調達を計画していると報じられ、資本が毀損しているとの懸念を誘った。

2.金融システムの不安定化が景気を冷やすとの見方が後退し、機械のハネウェル・インターナショナルや建機のキャタピラーなど景気敏感株への買いが目立った。金融のゴールドマン・サックスと同業のJPモルガン・チェースも上昇。

・米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株は上値が重く、ソフトウエアのマイクロソフトは下落。

3.電気自動車のテスラと交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。
追加の人員削減方針が伝わったネット通販のアマゾン・ドット・コムは、業績悪化を警戒した売りに押された。

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【NY外為】
◆ドルもみあい 円もみあい 
//◆◇◆◇▲//◆ 
・ドル指数は21-22日のFOMC会合を前に下落。

・ドルは対円で一時1%下落し、1ドル=130円54銭と5週間ぶりの安値を付ける場面があった。
ドル円相場は¥131.34 -¥0.51 -0.39%。

3.20
ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、ケネス・ブルー氏は「FOMCが22日に25bp利上げを実施し、ドットプロットを変更しなければ、ドルを大きく押し下げる材料になるだろう」と予想した。

3.20
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のストラテジストはリポートで、「現在の状況では、引き続き対円でのドル売り持ちを推奨している。リスク回避の拡大や金融市場の好ましくない状況から恩恵を受けると考えるためだ」と指摘した。

【米国株】
▽反発 
//◆▽◆▽◆//▽ 
・20日の米株式相場は反発。
世界の規制当局が市場の信頼感回復を図ったことに加え、最近の金融混乱で主要中央銀行の引き締めペースが落ちるとの思惑から買いが入った。

・朝方は安全資産に逃避する動きが見られたが、その後は弱まり、S&P500種株価指数では全11セクターが上げた。

・ナスダック100指数は前週に昨年11月以来の大幅高となったが、この日は他の指数よりも上値が重かった。リスク意欲が回復し、米国債相場が下落したことが背景にある。

3.20
銀行システムへの信頼を維持するため、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は物価安定という目標に向かい一段の進展が必要だとの見解を改めて表明する可能性があると、BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏は発言。同社がなお「ハト派的な利上げ」に傾斜していることを明らかにした。

3.20
FTNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ ロウ氏は「25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げとドットプロットの上方修正を予想している」と発言。
「50bpの利上げは無謀だが、利上げを見送れば、銀行危機が物価との闘いに取って代わることを示唆する。状況を考えれば、25bpが適切なようだ。もちろん、われわれが知り得ない銀行システムの内部を見ている金融当局の見解がわれわれと同じだとは限らない。利上げを見送った場合、その選択を説明する文言が利回り曲線の形状にとって鍵になるだろう」と話した。

3.20
モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は銀行システムへのストレスが米国株の弱気相場に終わりを告げる可能性が高いと指摘しながらも、痛みを伴う「たちの悪い」終焉(しゅうえん)になるとの見方を示した。
同氏はリポートで、「FRBや連邦預金保険公社(FDIC)による銀行預金を巡る対応策を受け、多くの株式トレーダーはこれが別な形の量的緩和(QE)で、だとすれば『リスクオン』の状況であるのかどうかを自問している」と指摘。その上で、「われわれはそう考えておらず、信用力が低下し、経済成長が抑制されて弱気相場が終了する始まりになるとみている」と論じた。

【米国債】
▲反落
//▽▲▽▲▽//▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・朝方は質への逃避が見られたが、リスク許容度が回復して下げに転じた。

・米10年債利回りは、+5.4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.48%。

>>3.17
FOMCがどちらの方向に動くのか、ウォール街の見解は二分されているとアイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は指摘する。0.25ポイントの利上げとなった場合にFOMCが市場に送る信頼感のメッセージは「あまり効果がない」として、「利上げを休止しなくてはならない」という。
「状況に適応しているというメッセージこそ、信頼感を示す最大の意思表示になるだろう。時間を置いて、正しいアプローチを取ったことを確信してから、利上げサイクルを再開するという意思表示だ。私にはそれが最善のアプローチと思われる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

【原油】
▽反発
//▼▲▼◇▼//▽ 
・反発したものの、15カ月ぶり安値付近にとどまった。

・WTI先物4月限は、前営業日比90セント(1.4%)高い1バレル=67.64ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は82セント(1.1%)高の73.79ドル。

3.20
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「投資家心理は過去1週間に打撃を受けており、投資家を再び引き寄せるには市場の安定化が必要になる」と指摘。「今週のFOMC会合にかけては一段のボラティリティーと確信の低い取引が続く見通しだ」と述べた。

【NY金】
◇続伸
//▽◆◇◇◇//◇ 
・UBSグループによるクレディ・スイス・グループ買収で合意がまとまったものの、世界の銀行セクターを巡る懸念は完全には和らいでいない。

・金先物6月限は、前営業日比0.5%高の1オンス=1999.70ドル。

3.20
マッコーリー・グループの金属戦略責任者マーカス・ガーベイ氏は「『その他ティア1債』(AT1債)の扱いが不透明感の新たな源となった」とリポートで指摘。UBSによる救済合併が決まったクレディ・スイスのAT1債が無価値となったことに言及した。「市場の不安が完全に落ち着くこともなく、全面的な危機が起こることもなく、不透明感が長引くほど、金はより高い価格で取引されるだろう」と続けた。

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【欧州株】
▽反発
//▲▽▲▽▲//▽
・20日の欧州株は反発。UBSグループは一時の下げからプラスに浮上して引けた。同業のクレディ・スイス・グループ買収合意がもたらすメリットが意識された。

・欧州600指数は1%高。業種別では鉱業や保険株が特に上昇した。
・自動車、ヘルスケア関連銘柄は小幅な伸びにとどまった。銀行株は一時の下げから上昇に転じた。

3.15
モーニングスターの欧州株式市場ストラテジスト、マイケル・フィールド氏は「UBSによる買収合意は原則的には良いニュースだ。クレディ・スイスが必要なリストラを実際に成し遂げることができるかを様子見するよりも迅速に結果が出た」と述べた。

【欧州債】
◆ドイツ債がほぼ変わらず
//◇▲▽▲▽//◆ 
・ドイツ債がほぼ変わらず。一時の上げは巻き戻された。利回り曲線はツイストスティープ化。欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)が「その他ティア1債」(AT1債)の位置付けを明確にし、銀行株が上昇したことに反応した。

・英国債も利回り曲線がツイストスティープ化。英10年債利回りは上昇に転じたが、償還期間の短い国債利回りは低下した。

・独国債10年物 2.13% +0.02。
・英国債10年物 3.31% +0.03。

20日 【日本株】
日経225  26,945.67 -388.12 -1.42%
TOPIX 1,929.30 -30.12 -1.54%
日経平均⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
TOPIX  ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
--------------------------------------------------------------
・UBS、クレディ・スイスを30億フランで買収へ-歴史的銀行統合。
・MUFGなど銀行株が反転下落、世界的金融不安後退も払拭至らず。
・FRBなど日米欧中銀、ドル供給強化で協調-4月末までオペ拡充。
・ドル・円相場は1ドル=131円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は133円04銭。
--------------------------------------------------------------
20日、日経平均2万7000円割れ、米欧金融・景気なお不透明-下落銘柄9割超

・20日の東京株式相場は大幅反落。日経平均株株価は約2カ月ぶりに2万7000円台を割り込んだ。

・スイスの銀行大手UBSグループによるクレディ・スイス・グループの買収が合意したが、米欧の金融懸念や景気への先行きは不透明との見方が根強い。
・週央からの新規上場(IPO)ラッシュを控えた換金売りも重しとなった。
・東証上場企業の9割が下落し、一時上昇していた銀行株も下げた。

--------------------------------------------------------------
証券ジャパン調査情報部の大谷正之
金融不安に対する当局の支えがあるものの、AT1債を巡る懸念やこの先いつ何が起きるか不透明な状況が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒なども重し。

新興市場が大きく崩れており、リスクを前にした売りやIPOラッシュを前にした個人投資家による換金売りなどが一段安の要因とみられる。

FOMCは0.25ポイントの利上げになるとみられるが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言やドットチャートでの利上げの終着点に対する見方など注目点は多い。

ただ、どういった雰囲気の中でFOMCを迎え、市場がどう反応するか読みづらい。市場が慎重になっている部分があるだろう。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】三菱UFJ など

◆三菱UFJ 825.4 -15.5買い先行後は伸び悩みマイナスサイドに。
UBSによるクレディ・スイスの買収が伝わっているほか、世界の中央銀行が米ドル流動性供給の拡充で協調行動を取ることが表明されており、金融システムに対する過度な警戒感が後退。
銀行株も朝方は買い優勢となる場面があった。ただ、週内にFOMCを控える中で上値は重い展開に。FRBのスタンスがハト派色を強める可能性などもあり、米長期金利の先安感などが意識される状況。

--------------------------------------------------------------
3.20動いた株・出来た株
◇サンリオ<8136> 5280 +395 引き続き通期業績予想の上方修正などを買い材料視。
◇冨士ダイス<6167> 1166 +34 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◆マネーフォワード<3994> 4810 -340 中小型グロース株に本日は戻り売り優勢。
◆三菱UFJ<8306> 834.4 -6.5 欧州銀行再編で買い先行も銀行株伸び悩む。
◆レーザーテック<6920> 21825 -1040 SOX指数下落にグロース株の軟化も加わり。
◆日本郵船<9101> 3218 -96 海上コンテナ輸送の荷動き停滞などをマイナス視で海運が安い。
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2023年3月20日月曜日

週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台 令和5.3.20.Mon

20日 【日本株】
日経225  26,945.67 -388.12 -1.42%
TOPIX 1,929.30 -30.12 -1.54%
日経平均⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
TOPIX  ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
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・UBS、クレディ・スイスを30億フランで買収へ-歴史的銀行統合。
・MUFGなど銀行株が反転下落、世界的金融不安後退も払拭至らず。
・FRBなど日米欧中銀、ドル供給強化で協調-4月末までオペ拡充。
・ドル・円相場は1ドル=131円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は133円04銭。
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20日、日経平均2万7000円割れ、米欧金融・景気なお不透明-下落銘柄9割超

・20日の東京株式相場は大幅反落。日経平均株株価は約2カ月ぶりに2万7000円台を割り込んだ。

・スイスの銀行大手UBSグループによるクレディ・スイス・グループの買収が合意したが、米欧の金融懸念や景気への先行きは不透明との見方が根強い。
・週央からの新規上場(IPO)ラッシュを控えた換金売りも重しとなった。
・東証上場企業の9割が下落し、一時上昇していた銀行株も下げた。

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証券ジャパン調査情報部の大谷正之
金融不安に対する当局の支えがあるものの、AT1債を巡る懸念やこの先いつ何が起きるか不透明な状況が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒なども重し。

新興市場が大きく崩れており、リスクを前にした売りやIPOラッシュを前にした個人投資家による換金売りなどが一段安の要因とみられる。

FOMCは0.25ポイントの利上げになるとみられるが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言やドットチャートでの利上げの終着点に対する見方など注目点は多い。

ただ、どういった雰囲気の中でFOMCを迎え、市場がどう反応するか読みづらい。市場が慎重になっている部分があるだろう。

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【個別銘柄】三菱UFJ など

◆三菱UFJ 825.4 -15.5買い先行後は伸び悩みマイナスサイドに。
UBSによるクレディ・スイスの買収が伝わっているほか、世界の中央銀行が米ドル流動性供給の拡充で協調行動を取ることが表明されており、金融システムに対する過度な警戒感が後退。
銀行株も朝方は買い優勢となる場面があった。ただ、週内にFOMCを控える中で上値は重い展開に。FRBのスタンスがハト派色を強める可能性などもあり、米長期金利の先安感などが意識される状況。

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3.20動いた株・出来た株
◇サンリオ<8136> 5280 +395 引き続き通期業績予想の上方修正などを買い材料視。
◇冨士ダイス<6167> 1166 +34 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◆マネーフォワード<3994> 4810 -340 中小型グロース株に本日は戻り売り優勢。
◆三菱UFJ<8306> 834.4 -6.5 欧州銀行再編で買い先行も銀行株伸び悩む。
◆レーザーテック<6920> 21825 -1040 SOX指数下落にグロース株の軟化も加わり。
◆日本郵船<9101> 3218 -96 海上コンテナ輸送の荷動き停滞などをマイナス視で海運が安い。
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3.17
NYダウ 31,861.98 -384.57 -1.19%
NASDAQ 11,630.51 -86.76 -0.74%
S&P500 3,916.64 -43.64 -1.10%

NYダウ(INDU) ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発 ⇒ ◆拍子木
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ◆はらみ上寄り.調整
S&P500(SPX) ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽逆立ち.200MA突破 ⇒ ◆半値戻し.調整
 
【 SOX指数 】
3,083.52 -14.55 (-0.47%) ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆nrかぶせ.調整

【 VIX恐怖指数 】
25.51 +2.52 (+10.96%) ⇒ △Wr.反発 ⇒ ▲Wr.下落 ⇒ ▽Wr.反発
+10.96P 大幅に上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

--------------------------------------------------------------
◆拍子木 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
米地域銀行の経営不安がくすぶる中、銀行の融資態度の厳格化につながり、景気を冷やすとの見方から株が売られた。金融株を中心に幅広く売られた。

◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落。
SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。
半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

--------------------------------------------------------------
//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼◇▲ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼◇◆ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.20
米ドル/円 131.83 131.86
ユーロ/円 140.85 140.93
ユーロ/米ドル 1.0684 1.0688
英ポンド/円 160.89 160.96
豪ドル/円 88.52 88.60
スイスフラン/円 142.37 142.41
原油(3.17)(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.18
米ドル/円 131.79 131.84
ユーロ/円 140.57 140.67
ユーロ/米ドル 1.0666 1.0670
英ポンド/円 160.45 160.57
豪ドル/円 88.23 88.29
スイスフラン/円 142.29 142.41
原油(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 
3.17
米ドル/円 133.59 133.62
ユーロ/円 141.75 141.84
ユーロ/米ドル 1.0611 1.0615
英ポンド/円 161.76 161.83
豪ドル/円 88.86 88.91
スイスフラン/円 143.61 143.74
原油(WTIC原油先物) 68.35 +0.74 +1.09% ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発

金融不安定化の景気への影響を警戒    
1.16日に米大手銀11行が米地銀のファースト・リパブリック・バンクに預金の形で資金支援すると発表したものの、金融システムの不安定化への懸念は収まらず、金融株が売り直された。ファースト・リパブリックは3割強下げて終えた。ダウ平均の構成銘柄では金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが下げを主導した。

・市場では「地銀への支援策が不十分かもしれないとの見方から、投資家が用心深くなっている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。リスク回避姿勢を強めた投資家が資金を株式から相対的に安全とされる米国債に移したとの見方。銀行が流動性確保のため貸し出しに慎重になれば米景気悪化に拍車をかけかねない。

2.航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株が総じて下げた。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジッドカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も安い。

・長期金利の低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の一角は買われた。

3.SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル下落 円強い 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆◇▲ 
・ドルは主要10通貨のほぼ全てに対して下落。米銀救済計画で世界的な不安が和らぎ、逃避需要が後退した。

・対ドルでは円が最も上昇。一時1.6%上げて131円56銭となった。
ドル円相場は¥131.82 -¥1.92 -1.44%。

3.17
ウニクレディとのストラテジストらはリポートで、「投資家は株式相場が落ち着きを取り戻せるのか、そしてFOMCやスイス中銀、イングランド銀行といった主要中銀が来週の政策会合で、ECBの利上げにどのように反応するのかを見極めてから、ポジションの方向を明確にしたいと考えているだろう」と述べた。

【米国株】
◆反落 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆▽◆ 
・17日の米国株式相場は反落。今週は世界的にマーケットが荒れ、その動揺による恩恵はハイテク株が受けた。
銀行セクターを揺さぶった問題が世界経済をリセッション(景気後退)に追い込む可能性がますます懸念されている。

・ナスダック100指数は週間で5.8%上昇し、昨年11月以来の大幅高。マイクロソフトやアルファベットといった昔ながらのハイテク大型株が買われた。連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ軌道を修正するとの観測が背景にある。

3.17
JPモルガンやシティグループを含む大手銀行は前日、ファースト・リパブリックへの支援で連帯。センチメントは一時的に明るくなったものの、パーシング・スクエア創業者のビル・アックマン氏は危機が伝染するリスクを懸念している。
一方で米連邦準備制度理事会(FRB)が最後の貸し手として提供する2つの貸出制度を通じた銀行の借り入れは、15日までの1週間に計1648億ドル(約22兆円)に達した。シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻の影響で資金調達状況が悪化したことを示すものだ。

3.17
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「既に利上げサイクルが景気抑制の実感を伴っていたところに、さらなる銀行救済や信用基準の厳格化が進むリスクが高まり、経済成長見通しはかなり厳しくなった」とリポートで指摘。
「来週は重大な局面となる。FOMCが利上げを継続するのか、あるいは今週の銀行騒動を考慮して利上げを見送るのか、市場は確信を持っていないからだ」と述べた。

【米国債】
▽大幅高
//◆◆◆◇▽//▽▲▽▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・クレディ・スイスを巡る報道後も上げは続いた。市場は前日に欧州中央銀行(ECB)が発表した0.5ポイント利上げも消化しようとしている。

・米10年債利回りは、-14.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.43%。

3.17
FOMCがどちらの方向に動くのか、ウォール街の見解は二分されているとアイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は指摘する。0.25ポイントの利上げとなった場合にFOMCが市場に送る信頼感のメッセージは「あまり効果がない」として、「利上げを休止しなくてはならない」という。
「状況に適応しているというメッセージこそ、信頼感を示す最大の意思表示になるだろう。時間を置いて、正しいアプローチを取ったことを確信してから、利上げサイクルを再開するという意思表示だ。私にはそれが最善のアプローチと思われる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

【原油】
▼反落
//◇▲◆◆▽//▼▲▼◇▼ 
・週間ベースではコロナ禍初期以来の大きな下落率となった。銀行セクターを巡る混乱でセンチメントが悪化した。

・WTI先物4月限は、前日比1.61ドル(2.4%)安い1バレル=66.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.73ドル(2.3%)安の72.97ドル。

3.17
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「今週の原油相場の動きは、マクロ経済イベントによって原油が急激に打撃を受ける可能性があることを、多くの市場参加者に思い起こさせた」と指摘した。

【NY金】
◇上昇
//◆◆◆◇◇//▽◆◇◇◇ 
・ドル安と米国債利回り低下を受け、スポット価格は11カ月ぶりの高値を付けた。

・金先物6月限は、前日比2.6%高の1990.20ドル。

>>3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

--------------------------------------------------------------
【欧州株】
▲下落
//◆◆◇◆▲//▲▽▲▽▲
・17日の欧州株は下落。週間ベースで昨年9月下旬以来の大幅安。投資家はリセッション(景気後退)リスクや銀行セクターを巡る健全性を意識した。

・欧州600指数は1.2%安。業種別ではこの日は銀行株が特に売られ、年初からの上げをほぼ失った。米株式市場でファースト・リパブリック・バンクが再び急落したことが手掛かりとなった。
・クレディ・スイス・グループは市場の信頼を取り戻せず、一時の上げを失い、8%安で取引を終えた。同行はこの週末に複数回の会議を開き、幾つかのシナリオを検討すると、ロイター通信が事情に詳しい複数の関係者の話を基に報じた。

【欧州債】
▽ドイツ債上昇
//◆◇◇◇◇//◇▲▽▲▽ 
・ドイツ債が中期債を中心に上昇。10年債利回りは週間で過去最大となる40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。

・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査では今後12カ月間のインフレ率見通しは3.9%と、11月調査時の4.8%から低下した。

・独国債10年物 2.11% -0.18。
・英国債10年物 3.28% -0.14。

2023年3月18日土曜日

▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台 令和5.3.18.Sat

3.17
NYダウ 31,861.98 -384.57 -1.19%
NASDAQ 11,630.51 -86.76 -0.74%
S&P500 3,916.64 -43.64 -1.10%

NYダウ(INDU) ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発 ⇒ ◆拍子木
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ◆はらみ上寄り.調整
S&P500(SPX) ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽逆立ち.200MA突破 ⇒ ◆半値戻し.調整
 
【 SOX指数 】
3,083.52 -14.55 (-0.47%) ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆nrかぶせ.調整

【 VIX恐怖指数 】
25.51 +2.52 (+10.96%) ⇒ △Wr.反発 ⇒ ▲Wr.下落 ⇒ ▽Wr.反発
+10.96P 大幅に上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆拍子木 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
米地域銀行の経営不安がくすぶる中、銀行の融資態度の厳格化につながり、景気を冷やすとの見方から株が売られた。金融株を中心に幅広く売られた。

◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落。
SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。
半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼◇▲ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼◇◆ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.18
米ドル/円 131.79 131.84
ユーロ/円 140.57 140.67
ユーロ/米ドル 1.0666 1.0670
英ポンド/円 160.45 160.57
豪ドル/円 88.23 88.29
スイスフラン/円 142.29 142.41
原油(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 
3.17
米ドル/円 133.59 133.62
ユーロ/円 141.75 141.84
ユーロ/米ドル 1.0611 1.0615
英ポンド/円 161.76 161.83
豪ドル/円 88.86 88.91
スイスフラン/円 143.61 143.74
原油(WTIC原油先物) 68.35 +0.74 +1.09% ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発

▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台  
3.16
米ドル/円 133.34 133.39
ユーロ/円 141.05 141.15
ユーロ/米ドル 1.0577 1.0583
. 英ポンド/円 160.67 160.77
豪ドル/円 88.18 88.24
スイスフラン/円 142.87 142.98
原油(WTIC原油先物) 67.61 -3.72 -5.22% ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low

金融不安定化の景気への影響を警戒    
1.16日に米大手銀11行が米地銀のファースト・リパブリック・バンクに預金の形で資金支援すると発表したものの、金融システムの不安定化への懸念は収まらず、金融株が売り直された。ファースト・リパブリックは3割強下げて終えた。ダウ平均の構成銘柄では金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが下げを主導した。

・市場では「地銀への支援策が不十分かもしれないとの見方から、投資家が用心深くなっている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。リスク回避姿勢を強めた投資家が資金を株式から相対的に安全とされる米国債に移したとの見方。銀行が流動性確保のため貸し出しに慎重になれば米景気悪化に拍車をかけかねない。

2.航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株が総じて下げた。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジッドカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も安い。

・長期金利の低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の一角は買われた。

3.SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

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【NY外為】
▲ドル下落 円強い 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆◇▲ 
・ドルは主要10通貨のほぼ全てに対して下落。米銀救済計画で世界的な不安が和らぎ、逃避需要が後退した。

・対ドルでは円が最も上昇。一時1.6%上げて131円56銭となった。
ドル円相場は¥131.82 -¥1.92 -1.44%。

3.17
ウニクレディとのストラテジストらはリポートで、「投資家は株式相場が落ち着きを取り戻せるのか、そしてFOMCやスイス中銀、イングランド銀行といった主要中銀が来週の政策会合で、ECBの利上げにどのように反応するのかを見極めてから、ポジションの方向を明確にしたいと考えているだろう」と述べた。

【米国株】
◆反落 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆▽◆ 
・17日の米国株式相場は反落。今週は世界的にマーケットが荒れ、その動揺による恩恵はハイテク株が受けた。
銀行セクターを揺さぶった問題が世界経済をリセッション(景気後退)に追い込む可能性がますます懸念されている。

・ナスダック100指数は週間で5.8%上昇し、昨年11月以来の大幅高。マイクロソフトやアルファベットといった昔ながらのハイテク大型株が買われた。連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ軌道を修正するとの観測が背景にある。

3.17
JPモルガンやシティグループを含む大手銀行は前日、ファースト・リパブリックへの支援で連帯。センチメントは一時的に明るくなったものの、パーシング・スクエア創業者のビル・アックマン氏は危機が伝染するリスクを懸念している。
一方で米連邦準備制度理事会(FRB)が最後の貸し手として提供する2つの貸出制度を通じた銀行の借り入れは、15日までの1週間に計1648億ドル(約22兆円)に達した。シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻の影響で資金調達状況が悪化したことを示すものだ。

3.17
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「既に利上げサイクルが景気抑制の実感を伴っていたところに、さらなる銀行救済や信用基準の厳格化が進むリスクが高まり、経済成長見通しはかなり厳しくなった」とリポートで指摘。
「来週は重大な局面となる。FOMCが利上げを継続するのか、あるいは今週の銀行騒動を考慮して利上げを見送るのか、市場は確信を持っていないからだ」と述べた。

【米国債】
▽大幅高
//◆◆◆◇▽//▽▲▽▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・クレディ・スイスを巡る報道後も上げは続いた。市場は前日に欧州中央銀行(ECB)が発表した0.5ポイント利上げも消化しようとしている。

・米10年債利回りは、-14.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.43%。

3.17
FOMCがどちらの方向に動くのか、ウォール街の見解は二分されているとアイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は指摘する。0.25ポイントの利上げとなった場合にFOMCが市場に送る信頼感のメッセージは「あまり効果がない」として、「利上げを休止しなくてはならない」という。
「状況に適応しているというメッセージこそ、信頼感を示す最大の意思表示になるだろう。時間を置いて、正しいアプローチを取ったことを確信してから、利上げサイクルを再開するという意思表示だ。私にはそれが最善のアプローチと思われる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

【原油】
▼反落
//◇▲◆◆▽//▼▲▼◇▼ 
・週間ベースではコロナ禍初期以来の大きな下落率となった。銀行セクターを巡る混乱でセンチメントが悪化した。

・WTI先物4月限は、前日比1.61ドル(2.4%)安い1バレル=66.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.73ドル(2.3%)安の72.97ドル。

3.17
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「今週の原油相場の動きは、マクロ経済イベントによって原油が急激に打撃を受ける可能性があることを、多くの市場参加者に思い起こさせた」と指摘した。

【NY金】
◇上昇
//◆◆◆◇◇//▽◆◇◇◇ 
・ドル安と米国債利回り低下を受け、スポット価格は11カ月ぶりの高値を付けた。

・金先物6月限は、前日比2.6%高の1990.20ドル。

>>3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

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【欧州株】
▲下落
//◆◆◇◆▲//▲▽▲▽▲
・17日の欧州株は下落。週間ベースで昨年9月下旬以来の大幅安。投資家はリセッション(景気後退)リスクや銀行セクターを巡る健全性を意識した。

・欧州600指数は1.2%安。業種別ではこの日は銀行株が特に売られ、年初からの上げをほぼ失った。米株式市場でファースト・リパブリック・バンクが再び急落したことが手掛かりとなった。
・クレディ・スイス・グループは市場の信頼を取り戻せず、一時の上げを失い、8%安で取引を終えた。同行はこの週末に複数回の会議を開き、幾つかのシナリオを検討すると、ロイター通信が事情に詳しい複数の関係者の話を基に報じた。

【欧州債】
▽ドイツ債上昇
//◆◇◇◇◇//◇▲▽▲▽ 
・ドイツ債が中期債を中心に上昇。10年債利回りは週間で過去最大となる40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。

・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査では今後12カ月間のインフレ率見通しは3.9%と、11月調査時の4.8%から低下した。

・独国債10年物 2.11% -0.18。
・英国債10年物 3.28% -0.14。

17日 【日本株】
日経225  27,333.79 +323.18 +1.20%
TOPIX 1,959.42 +22.32 +1.15%
日経平均 ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
TOPIX  ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
--------------------------------------------------------------
・ファースト・リパブリック、複数銀行が300億ドル預金へ-株価は変動。
・FRBから1週間で22兆円借り入れ-銀行が流動性の最終手段に殺到。
・ECB、計画通り0.5ポイント利上げ-今後の金利動向は示唆せず。
・ドル・円相場は1ドル=133円ちょうど付近で推移、前日の日本株終値時点は132円73銭。
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17日、日本株は反発、米地銀支援策を好感し主力銘柄に買い-電機や陸運高い

・17日の東京株式相場は反発。米地銀ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまり、投資家心理が改善した。

・米ハイテク高を受けて、半導体関連を中心に電機や精密機器株の上げが目立った。
・陸運や空運株、医薬品株も高い。
・銀行など金融株は下げに転じる場面もあった。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
きょうはPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)の高い成長銘柄に買いが集まった。業種別の騰落率ランキングで上位になった精密機器や電機といった半導体関連セクターは年初からのリターンがアンダーパフォームしていたものが多い。

欧米の金融システミック不安の懸念が後退する中で、年度末に向けた持ち高調整でアンダーパフォーム銘柄に買いが入っている面もありそう。

--------------------------------------------------------------
岡三証券の大下莉奈
きょうはグロース(成長)株の上げがバリュー(割安)株よりも大きい。週末要因に加え、年初からバリュー株有利の動きが継続していた反動が出やすい。低金利環境が続くとの見方などから、銀行株の戻りは鈍いとみている。

TOPIX銀行業指数は日本銀行が金融緩和を修正した昨年12月からの上昇を打ち消す水準まで下落したため、値頃感から買いは入りやすいが、次回の日銀会合まで時間がある。外部環境や金融政策に関する要人発言に神経質な動きになりそう。

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【個別銘柄】日立、 SHIFT, など

◇日立 6845 +218大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」でカバレッジを再開、コンビクションリストに新規採用した。目標株価は9200円に設定。DX・GXといった世界的なトレンドの追い風をフルに受け、グローバルで競争力を持つ企業へと変化しつつあることを評価。
23年3月期から26年3月期の年平均営業利益成長率は11%を予想しているほか、高いFCFイールドを背景にさらなる株主還元余地も残る。

◇SHIFT 23950 +1460大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断「オーバーウェイト」、目標株価29000円で新規カバレッジを開始している。足元の需要環境は良好であり、M&Aの継続的な実施が高成長を支えるとして、27年8月期までの年平均成長率を売上高で36%、営業利益で53%と予想。
クオリティ株としての位置づけを考慮すれば、高いバリュエーションは正当化可能ともしている。

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3.17動いた株・出来た株
◇冨士ダイス<6167> 1158 +115 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◇マネーフォワード<3994> 5100 +275 中小型グロースのコア銘柄として買い優勢。
◇レーザーテック<6920> 22575 +720 米SOX指数の大幅高を反映。
◇HOYA<7741> 14350 +610 半導体関連株高の流れが波及へ。
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2023年3月17日金曜日

◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 令和5.3.17.Fri

17日 【日本株】
日経225  27,333.79 +323.18 +1.20%
TOPIX 1,959.42 +22.32 +1.15%
日経平均 ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
TOPIX  ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
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・ファースト・リパブリック、複数銀行が300億ドル預金へ-株価は変動。
・FRBから1週間で22兆円借り入れ-銀行が流動性の最終手段に殺到。
・ECB、計画通り0.5ポイント利上げ-今後の金利動向は示唆せず。
・ドル・円相場は1ドル=133円ちょうど付近で推移、前日の日本株終値時点は132円73銭。
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17日、日本株は反発、米地銀支援策を好感し主力銘柄に買い-電機や陸運高い

・17日の東京株式相場は反発。米地銀ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまり、投資家心理が改善した。

・米ハイテク高を受けて、半導体関連を中心に電機や精密機器株の上げが目立った。
・陸運や空運株、医薬品株も高い。
・銀行など金融株は下げに転じる場面もあった。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
きょうはPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)の高い成長銘柄に買いが集まった。業種別の騰落率ランキングで上位になった精密機器や電機といった半導体関連セクターは年初からのリターンがアンダーパフォームしていたものが多い。

欧米の金融システミック不安の懸念が後退する中で、年度末に向けた持ち高調整でアンダーパフォーム銘柄に買いが入っている面もありそう。

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岡三証券の大下莉奈
きょうはグロース(成長)株の上げがバリュー(割安)株よりも大きい。週末要因に加え、年初からバリュー株有利の動きが継続していた反動が出やすい。低金利環境が続くとの見方などから、銀行株の戻りは鈍いとみている。

TOPIX銀行業指数は日本銀行が金融緩和を修正した昨年12月からの上昇を打ち消す水準まで下落したため、値頃感から買いは入りやすいが、次回の日銀会合まで時間がある。外部環境や金融政策に関する要人発言に神経質な動きになりそう。

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【個別銘柄】日立、 SHIFT, など

◇日立 6845 +218大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」でカバレッジを再開、コンビクションリストに新規採用した。目標株価は9200円に設定。DX・GXといった世界的なトレンドの追い風をフルに受け、グローバルで競争力を持つ企業へと変化しつつあることを評価。
23年3月期から26年3月期の年平均営業利益成長率は11%を予想しているほか、高いFCFイールドを背景にさらなる株主還元余地も残る。

◇SHIFT 23950 +1460大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断「オーバーウェイト」、目標株価29000円で新規カバレッジを開始している。足元の需要環境は良好であり、M&Aの継続的な実施が高成長を支えるとして、27年8月期までの年平均成長率を売上高で36%、営業利益で53%と予想。
クオリティ株としての位置づけを考慮すれば、高いバリュエーションは正当化可能ともしている。

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3.17動いた株・出来た株
◇冨士ダイス<6167> 1158 +115 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◇マネーフォワード<3994> 5100 +275 中小型グロースのコア銘柄として買い優勢。
◇レーザーテック<6920> 22575 +720 米SOX指数の大幅高を反映。
◇HOYA<7741> 14350 +610 半導体関連株高の流れが波及へ。
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3.16
NYダウ 32,246.55 +371.98 +1.17%
NASDAQ 11,717.27 +283.22 +2.48%
S&P500 3,960.28 +68.35 +1.76%

NYダウ(INDU) ⇒ ◇反発 ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇陽.200/50MA突破 ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破
S&P500(SPX) ⇒ ◇反発.Reg200MA ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽逆立ち.200MA突破
 
【 SOX指数 】
3,099.07 +120.68 (+4.05%) ⇒ ◇反発.10MA突破 ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
22.99 -3.15 (-12.05%) ⇒ ◆吞込み.Cog ⇒ △Wr.反発 ⇒ ▲Wr.下落
-12.05P 大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
経営不安が続く米地銀のファースト・リパブリック・バンクを米大手銀行が支援するとの観測から、金融システム不安が和らぐとみた買いが広がった。引け間際に支援策が発表されると一段高となる場面があった。

▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
インテルの上昇に連れ高し、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上げが目立った。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼◇ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼◇ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 
3.17
米ドル/円 133.59 133.62
ユーロ/円 141.75 141.84
ユーロ/米ドル 1.0611 1.0615
英ポンド/円 161.76 161.83
豪ドル/円 88.86 88.91
スイスフラン/円 143.61 143.74
原油(WTIC原油先物) 68.35 +0.74 +1.09% ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発

▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台  
3.16
米ドル/円 133.34 133.39
ユーロ/円 141.05 141.15
ユーロ/米ドル 1.0577 1.0583
. 英ポンド/円 160.67 160.77
豪ドル/円 88.18 88.24
スイスフラン/円 142.87 142.98
原油(WTIC原油先物) 67.61 -3.72 -5.22% ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low

▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台  
3.15
米ドル/円 134.22 134.25
ユーロ/円 144.03 144.12
ユーロ/米ドル 1.0731 1.0735
. 英ポンド/円 163.10 163.23
豪ドル/円 89.67 89.71
スイスフラン/円 146.87 146.93
原油(WTIC原油先物) 71.33 -3.47 -4.64% ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low

金融混乱深刻化の回避を期待    
1.米株相場は午前中ごろに上げに転じ、引けにかけて上げ幅を拡大した。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が午前に大手行がファースト・リパブリックへの支援を協議していると報じた。引け間際にはJPモルガン・チェースを含む米銀11行が預金の形で総額300億ドルの資金支援を実施すると発表した。発表後にダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。

・午前は売りが先行し、ダウ平均は一時300ドルあまり下げた。欧州中央銀行(ECB)が16日の理事会で前回に続き、0.5%の利上げを決めた。米欧の金融機関の経営不安から利上げ幅を縮小するとの見方もあったが、インフレ抑制を優先した。米連邦準備理事会(FRB)が21~22日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを続ける可能性が意識された。

2.一時は4割近く下げたファースト・リパブリックは10%高で終えた。JPモルガンやゴールドマン・サックスなど大手金融株も上げた。

・ソフトウエアのマイクロソフトが高かった。アナリストが投資判断を引き上げた半導体のインテルも大幅上昇した。
運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に決算を発表。一株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。

3.インテルの上昇に連れ高し、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上げが目立った。

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【NY外為】
◇ドル反発 円弱まる 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆◇ 
・ユーロが上昇。ECBが計画通り0.5ポイント利上げを実施したことが背景。主要10通貨ではスウェーデン・クローナやポンド、オーストラリア・ドルも値上がりした。

・円は対ドルで前日比ほぼ変わらず。朝方には銀行セクターを巡る懸念が強まる中、逃避需要で円が買われ1.3%高の1ドル=131円72銭を付ける場面もあった。
ドル円相場は¥133.76 ¥0.34 +0.25%。

3.16
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「ラガルドECB総裁の最新の発言は、ECBの反応関数が市場の状況にきめ細かく順応したものになることを示唆している」と指摘。
「ECBの新たな反応関数は、来週のFOMC会合や世界的な銀行セクターで起きている最新の展開の重要性をさらに浮き彫りにするだろう」と述べた。

3.16
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は、物価安定と金融安定のトレードオフはないとするラガルドECB総裁の発言について、「銀行セクターの問題で引き締めサイクルが妨げられることはないことを示している」と指摘。これは来週のFOMC会合での25bp利上げが「確実」であることを意味すると述べた。

【米国株】
▽反発 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆▽ 
・16日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は1月以来の大幅高。
ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまったことが好感され、大きく売られていた地銀株が持ち直した。

3.16
ラウンドヒル・ファイナンシャルのウィル・ハーシー最高経営責任者(CEO)は、「テクノロジー株は金利や米金融政策期待に基づいた取引が続いている」とリポートで指摘。テクノロジー株の短期的な動きは「銀行セクターで現在起きている問題や、それが先行きの資本コストや広範な景気減速にどのような意味を持ち得るかを熟慮したものではない」と述べた。

3.16
B. ライリー・ウェルス・マネジメントのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は米議会にこの日提示されたイエレン米財務長官の証言内容が「銀行システムを巡る信頼の向上に寄与した」と指摘。
「彼らは民間セクターからの支援を望んでいる。今回は多くの比較的規模が大きい健全な銀行が、バランスシートが悪化している可能性のある銀行の一部を支援するという最初の例になりそうだ」と話した。

【米国債】
▲下落
//◆◆◆◇▽//▽▲▽▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・欧州中央銀行(ECB)が利上げを実施したことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)も来週の会合で利上げを決定するとの観測が強まった。

・米10年債利回りは、+11.9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.57%。

3.16
ナベリアー&アソシエーツのルイス・ナベリアー最高投資責任者(CIO)は、「中央銀行はインフレと対応するためなら、金利上昇が引き起こしている問題を押しのけることもいとわないようだ」と指摘。同氏はECBの利上げについて、来週のFOMC会合を前にした「試運転」とみている。

【原油】
◇4営業日ぶりに小反発
//◇▲◆◆▽//▼▲▼◇ 
・4営業日ぶりに小反発したが、引き続き1年3カ月ぶりの安値付近で引けた。この日は売られ過ぎの領域を辛うじて脱したが、トレーダーは相場が上方向に今後大きく振れるという確信を持てずにいる。

・WTI先物4月限は、前日比74セント(1.1%)高い1バレル=68.35ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.01ドル(1.4%)高の74.70ドル。

>>3.15
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「弱気派が支配的だ」と指摘。「かなりの恐怖感が市場に存在する」と述べた。

【NY金】
◇小幅に上昇
//◆◆◆◇◇//▽◆◇◇ 
・米銀ファースト・リパブリック・バンクに複数の大手行が預け入れをすることで合意し、銀行セクターを巡る懸念が後退したことから、上昇幅が縮小。

・金先物4月限は、前日比8.30ドル(0.4%)安の1オンス=1923ドル。

>>3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

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【欧州株】
▽上昇
//◆◆◇◆▲//▲▽▲▽
・16日の欧州株は上昇。終盤に上げ足を速めた。米政府が国内大手銀の支援を得てファースト・リパブリック・バンクの救済策をまとめようとしていることから、金融セクターの健全性を巡る懸念が緩和した。

・欧州600指数は1.2%高。業種別株価指数のうちテクノロジー株や旅行・娯楽関連銘柄が上昇。
・銀行セクターで混乱が続いているものの、欧州中央銀行(ECB)が計画通り0.5ポイント利上げを決定したことも消化された。前日急落していたクレディ・スイス・グループはこの日反発。一時40%急騰した。最大500億スイス・フラン(約7兆1500億円)の信用枠確保や社債買い戻しの提案が好感された。

【欧州債】
▲ドイツ債下落
//◆◇◇◇◇//◇▲▽▲ 
・ドイツ債の利回り曲線がベアフラット化。ECBの利上げやスイスや米国による銀行支援を材料にドイツ債相場は大きく変動した。

・英国債は中期債中心に下落。想定されるイングランド銀行(英中央銀行)の年内利上げ幅は一時18bp拡大した。

・独国債10年物 2.29% +0.16。
・英国債10年物 3.43% +0.10。

2023年3月16日木曜日

▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台 令和5.3.16.Thus

16日 【日本株】
日経225  27,010.61 -218.87 -0.80%
TOPIX 1,937.10 -23.02 -1.17%
日経平均 ⇒ ◆BigDn.Sup50MA ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low
TOPIX  ⇒ ◆BigDn.50MA割れ ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
日経平均VI 21.52 +2.91 +15.64% ⇒ ◇nr.BigUp
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・世界株安、クレディ・スイス危機が国境越えて飛び火-銀行不安が再燃。
・米生産者物価指数、2月は予想外に低下-インフレ圧力の緩和示唆。
・15日のニューヨーク原油先物は5.2%安い1バレル=67.61ドルと大幅安。
・ドル・円相場は1ドル=132円台後半で推移、前日の日本株終値時点は134円64銭。
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16日、日本株反落、クレディS問題で金融不安再燃-借り入れ発表で下げ縮小

・16日の東京株式相場は反落。クレディ・スイスがスイス国立銀行(中央銀行)から最大500億スイス・フラン(約7兆1500億円)を借り入れる計画を発表し、投資家の不安が和らいだ。

・スイス金融大手クレディ・スイス・グループの経営問題を受けて金融機関への不安が再燃した。
・米国で金融株が大きく下げ、日本株も銀行や保険株が安かった。
・円高進行を受けて輸送用機器など輸出関連株が下落。
・原油先物相場下落を受けて鉱業株なども下げた。

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東洋証券の大塚竜太
クレディ・スイスの発表で日本株は少し落ち着きを取り戻しており、今後は戻りを試す展開になるだろう。

3月期末が近づいているため機関投資家は動きにくく、相場の戻りは鈍いかもしれないが、個人投資家の押し目買いもそこそこ入っている。

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松井証券の窪田朋一郎
日本株は取引開始から欧米の銀行不安への警戒感で大きく売られたが、やや落ち着きを取り戻した。米株価指数の先物が時間外取引で反発していることなどが下支えした。

最大の注目は銀行株。これまでかなり売られたので、相応の押し目買いが入った印象。

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【個別銘柄】パーク24、 など

◇パーク24 1900 +26大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は84億円で前年同期比81.0%増となり、コンセンサスを20億円程度上回ったとみられる。リオープニングの進展で国内駐車場事業が順調に伸長したほか、カーシェア利用増や車両売却によってモビリティも会社計画を大きく上回っているもよう。
通期計画270億円、前期比30.6%増に対する進捗率は31%に達し、上振れの可能性が高まったとの見方になっている。

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3.16動いた株・出来た株
◇日本M&A<2127> 1014 +32 1000円割れで下げ達成感も。
◇マネーフォワード<3994> 4725 +120 中小型グロース株の一角として買い優勢。
◇カプコン<9697> 4440 +105 ゲーム関連の一角堅調で買い戻しも。
◇東芝<6502> 4191 +88 JIPの買収提案受け入れ決議の可能性と伝わる。
◆ダイコク電機<6430> 2989 -271 GCジョイコに連れ高で前日大幅上昇の反動。
◆第一生命HD<8750> 2321.5 -170 大和証券では投資判断を2段階格下げ観測。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 3420 -245 全般的な資源価格の下落を受けて。
◆東邦チタニウム<5727> 2350 -167 大阪チタと同様に資源価格下落をネガティブ視。
◆JFE<5411> 1611 -98 銀行株安がバリュー株売りにもつながる。
◆住友金属鉱山<5713> 4817 -281 銅市況の大幅下落をネガティブ視。
◇レーザーテック<6920> 21840 +365 米ナスダック切り返しなどで半導体関連堅調。
◆三井物産<8031> 3796 -181 原油など資源価格下落で総合商社の下げも目立つ。
--------------------------------------------------------------
3.15
NYダウ 31,874.57 -280.83 -0.87%
NASDAQ 11,434.05 +5.90 +0.05%
S&P500 3,891.93 -27.36 -0.70%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆nr.様子見 ⇒ ◇反発 ⇒ -▽陽下げ.Low
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇入首.様子見 ⇒ ◇陽.200/50MA突破 ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA
S&P500(SPX) ⇒ -◇陽下げ.様子見 ⇒ ◇反発.Reg200MA ⇒ -▽陽下げ.もみあい
 
【 SOX指数 】
2,977.39 -32.76 (-1.09%) ⇒ -◇陽下げ.Sup50MA ⇒ ◇反発.10MA突破 ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA

【 VIX恐怖指数 】
26.14 +2.41 (+10.16%) ⇒ △Wr.切り返し ⇒ ◆吞込み.Cog ⇒ △Wr.反発
+10.16P 大幅に上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

--------------------------------------------------------------
-▽陽下げ.Low ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
15日の欧州市場でスイスの金融大手クレディ・スイス・グループの経営不安から欧州株相場が大幅安となり、米株市場にも売りが及んだ。金融システムの不安定化が景気を冷やすリスクが警戒され、金融株を含む景気敏感株が下げた。

▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸。
ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替
▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台  
3.16
米ドル/円 133.34 133.39
ユーロ/円 141.05 141.15
ユーロ/米ドル 1.0577 1.0583
. 英ポンド/円 160.67 160.77
豪ドル/円 88.18 88.24
スイスフラン/円 142.87 142.98
原油(WTIC原油先物) 67.61 -3.72 -5.22% ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low

▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台  
3.15
米ドル/円 134.22 134.25
ユーロ/円 144.03 144.12
ユーロ/米ドル 1.0731 1.0735
. 英ポンド/円 163.10 163.23
豪ドル/円 89.67 89.71
スイスフラン/円 146.87 146.93
原油(WTIC原油先物) 71.33 -3.47 -4.64% ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low

◆ドル弱い 円もみあい 原油.▼逆立ち下落.74ドル台 
3.14
米ドル/円 133.18 133.19
ユーロ/円 142.86 142.89
ユーロ/米ドル 1.0727 1.0728
英ポンド/円 162.27 162.29
豪ドル/円 88.78 88.81
スイスフラン/円 146.09 146.17
原油(WTIC原油先物) 74.80 -1.88 -2.45% ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落

金融不安が再燃    
1.経営不振が続くクレディ・スイスを巡り、筆頭株主のサウジ・ナショナル・バンクの会長が「追加の出資要請には応じない」と述べたと伝わった。シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の経営破綻が相次ぐなか、金融システムが一段と不安定になるとの懸念が高まった。

・ダウ平均の下げ幅は一時720ドルに達したが、売り一巡後は下げ幅を縮小した。相対的に安全資産とされる米国債に資金が集まり、米長期金利が一時3.3%台と前日終値(3.69%)から大幅に低下。

2.JPモルガン・チェースが5%安、ゴールドマン・サックスが3%安。
金融システム不安が米景気の減速につながるとの懸念から、航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株も売られた。セクター別ではメディア・娯楽、公益事業が上昇した一方、エネルギーや銀行、保険が下落。

・相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株には押し目買いが入りやすく、ソフトウエアのマイクロソフトは上昇した。製薬のアムジェンなどディフェンシブ株が買われたのも相場を支えた。

3.相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株には押し目買いが入りやすい。
ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。

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【NY外為】
◆ドル弱い 円上昇 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆ 
・ユーロが下落。金融セクターを巡る懸念が広がる中、16日の欧州中央銀行(ECB)政策会合での0.5ポイント利上げ観測が後退した。スイス当局がクレディ・スイスの安定化策を協議中との報道で、ドルは上げ幅を縮小した。

・円は主要10通貨で上昇率トップ。米国債利回りの低下などを背景に、対ドルでは一時1.5%高の1ドル=132円22銭を付けた。円は対ユーロで2%余り上げた。
ドル円相場は¥133.46 -¥0.76 -0.57%。

3.15
ニューバーガー・バーマンのポートフォリオマネジャー、フレドリック・レプトン氏は「米国の銀行問題から、世界・欧州の銀行問題へと移った」と指摘。「市場は総じて『取引することがまず先、質問はその後』という姿勢のように再び見え始めている。政策当局からもっと強力な対応が示されるまで、こうしたセンチメントは続く見込みだ」と述べた。

3.15
カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)の為替ストラテジスト、ビパン・ライ氏は「ECBは16日に50bpの利上げを実施すると当社では依然みている。それはユーロをささえるはずだ」と指摘。「ECBなど中銀としては、実体経済問題とインフレ、金融セクターの潜在的問題への対応という難しいバランスを取ることが重要になる」と話した。

3.15
ゴールドマン・サックスは、ドルの最近のアンダーパフォーマンスは「短期的に持続可能ではなさそうだ」と顧客向けリポートで指摘。システミックリスクを巡る懸念が引き続き強まり、株式相場の売りがさらに広がる場合、ドルは「円と、比較的程度は低いがスイス・フランを除く」大半の主要通貨に対してアウトパフォームするだろうと記した。

【米国株】
◆S&P500が反落 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆ 
・15日の米株式市場ではS&P500種株価指数が反落。
数日前に起きた一部米地銀の破綻に続いて、クレディ・スイス・グループを巡る混乱が新たに浮上したことから、金融市場はボラティリティーに見舞われた。
S&P500種は一時2%下落する場面もあったが、下げ幅は縮小。

3.15
JPモルガン・チェースやシティグループといった米大手金融株で構成される指数も下げ幅を縮めたが、なお2020年11月以来の安値を付けた。ファースト・リパブリック・バンクを中心に、米地銀株は下落。格付け会社2社はファースト・リパブリックの格付けをジャンク(投資不適格)級に引き下げた。

3.15
著名エコノミストのヌリエル・ルービニ氏は、クレディ・スイスはあまりに大き過ぎて救済できない可能性があると警告。ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、銀行危機はさらに悪化する恐れがあると指摘。イージーマネーと低金利が続いた10年余りの間に金融システム内で亀裂が生じたとし、強い懸念を表明した。
ブリッジウォーター・アソシエーツを創業したレイ・ダリオ氏は、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻は「炭鉱のカナリアだ」と述べ、「初期的な兆候を示しているこの動きはベンチャー界のみならず、より広い世界に波及効果を及ぼすだろう」と述べた。

3.15
ネーションワイドの投資調査責任者、マーク・ハケット氏は「投資家の感情は高ぶったままで、流動性の低下は株式と債券市場のボラティリティーにガソリンを注いでいる」と指摘。「金融システムの信頼が回復するまで、市場は圧力にさらされやすい状況が続く」と述べた。

【米国債】
▽大きく上げる
//◆◆◆◇▽//▽▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・金融安定を巡る不安が高まる中、米金融当局による追加利上げの観測は後退し、利下げを織り込み始めている。

・米10年債利回りは、-22.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.46%。

3.15
JPモルガン・アセット・マネジメント(AM)のボブ・マイケル最高投資責任者(CIO)は、経済のハードランディングを警告。来週の米利上げ休止を見込んでいるという。リセッション(景気後退)は「避けられない」とし、最善の投資戦略は質の高い債券への投資を続けることだとブルームバーグテレビジョンで述べた。同氏は米国債利回り全体が8月までに最低で3%にまで低下するとの見方を示したが、利上げサイクルの終了を予測するには至らなかった。

【原油】
▼3日続落
//◇▲◆◆▽//▼▲▼ 
・1年3カ月ぶりの安値で引けた。テクニカルな売りが広がったほか、オプション市場の動向が下げを加速させた。
銀行セクターの混乱が石油需要に対する楽観を損ねた。金融機関がオプション市場で下落へのエクスポージャーを限定させようと、原油先物を売ったことも下げに拍車を掛けた。

・WTI先物4月限は、前日比3.72ドル(5.2%)安い1バレル=67.61ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.76ドル(4.9%)安の73.69ドル。

3.15
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「弱気派が支配的だ」と指摘。「かなりの恐怖感が市場に存在する」と述べた。

【NY金】
◇反発
//◆◆◆◇◇//▽◆◇ 
・金相場は反発。クレディ・スイス・グループを巡る混乱の中で逃避先として買われ、この1カ月余りの最高値を付けた。

・金先物4月限は、前日比20.40ドル(1.1%)高の1オンス=1931.30ドル。

3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

--------------------------------------------------------------
【欧州株】
▲急落
//◆◆◇◆▲//▲▽▲
・15日の欧州株は急落。1年ぶりの大幅安となった。
クレディ・スイス・グループを巡る懸念が強まり、銀行株を中心に売りが広がった。タカ派的な金融政策の中で経済がリセッション(景気後退)に陥るリスクも危惧されている。

・欧州600指数は2.9%安と、2022年3月上旬以来の大幅安。前日に持ち直していた銀行株は、再び売りを浴び、22年2月以来の大幅下落。
・クレディ・スイスは一時31%下げ、最安値に沈んだ。筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンクは追加投資の意向を否定し、クレディ・スイスの短期債保証コストは危機的な水準へ上昇した。

【欧州債】
▽ドイツ債は過去最大の上げ
//◆◇◇◇◇//◇▲▽ 
・ドイツ債利回りが過去最大の下げとなり、10年債利回りも1990年後で最も下げた。欧州の銀行を巡る懸念を背景に短期金融市場では金融引き締め観測が後退した。

・ドイツ2年債と5年債利回りはそれぞれ48bpと37bp低下。
・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。来年度の国債発行は2411億ポンド(約38兆6670億円)が計画されている。市場予想では2330億ポンドだった。

・独国債10年物 2.13% -0.29。
・英国債10年物 3.32% -0.17。

2023年3月15日水曜日

▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台 令和5.3.15.Wed

15日 【日本株】
日経225  27,229.48 +7.44 +0.03%
TOPIX 1,960.12 +12.58 +0.65%
日経平均 ⇒ ◆BigDn.窓埋め ⇒ ◆BigDn.Sup50MA ⇒ +▼陰はらみ
TOPIX  ⇒ ◆BigDn.窓埋め ⇒ ◆BigDn.50MA割れ ⇒ +▼陰はらみ
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
日経平均VI 21.52 +2.91 +15.64% ⇒ ◇nr.BigUp
日経平均VI 18.61 +0.72 +4.02% ⇒ ◇クアトロ浮上
--------------------------------------------------------------
・米CPI、コア指数が予想上回る-FOMCに利上げの圧力。
・4日の米10年債利回りは3.69%程度と12ベーシスポイント上昇。
・日銀、有価証券関連収益の悪化が金融仲介機能や金融システムに与える影響は限定的。
・ドル・円相場は1ドル=134円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は133円84銭。
--------------------------------------------------------------
15日、日本株4日ぶり反発、米金利が上昇に転じ銀行高い-成長銘柄には売り

・15日の東京株式相場は4営業日ぶりに反発。

・米国で消費者物価指数(CPI)発表後に金利が上昇に転じ、米銀行破綻に端を発したリスク回避のムードが和らいだ。
・米金融株が総じて持ち直し、日本でも銀行や保険株などの上げが大きい。
・鉄鋼や非鉄金属といった素材関連も値上がりした。

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三井住友DSアセットマネジメントの石山仁
金融不安に対する緊張感のある売りは一巡し、とりあえず株式市場は落ち着きを取り戻した。

もっとも、米国の中小金融機関は金利上昇により保有債券に含み損を抱えており、金融システムへの不安は解消されていない。

米連邦準備制度理事会(FRB)も利上げを続けるべきかどうか悩んでいるだろう。金融政策の先行きを見極めるには、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)だけでなく5月のFOMCまで待たねばならず、真の意味で落ち着くにはまだ相当時間がかかるだろう。

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セゾン投信の瀬下哲雄
米国株は下落した分の自律反発で上昇したにすぎないとみている。日本株も下げた分の反発だろう。利上げによって金融システムが不安定になっている話に変わりはなく、警戒は必要。

FRBは物価高への対応で金融引き締めをしなければならず、米国景気が減速して金融システムが不安定になるという点は変わらない。動きが大きい相場は続きそうで警戒する必要がある。

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【個別銘柄】三井ハイテク など

◇三井ハイテク 7890 +1000ストップ高。
前日に23年1月期決算を発表、営業益は226億円で前期比51.0%増となり、従来予想の250億円をやや下回った。一方、24年1月期は226億円で同0.1%増を見込む。
増益率は大きく縮小の見通しだが、リードフレーム減速による見通しの悪化は想定されており、悪材料視されていない。中計目標数値である25年1月期営業利益を300億円から330億円に上方修正しており、好感される展開になった。

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3.15動いた株・出来た株
◇三井ハイテック<6966> 7890 +1000 25年1月期の数値目標を上方修正。
◇鳥貴族HD<3193> 2122 +141 値上げ効果への期待も高まりリバウンドへ。
◇HEROZ<4382> 1378 +88 決算発表後のあく抜けの動きが続く。
◇神戸製鋼所<5406> 1093 +63 銀行株反発でバリュー物色へ本日回帰。
◇三菱UFJ<8306> 868.8 +45.8 米銀行株の反発でリバウンドの動きに。
◇川崎汽船<9107> 3445 +100 高水準の自己株式消却を材料視。
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3.14
NYダウ 32,155.40 +336.26 +1.06%
NASDAQ 11,428.14 +239.30 +2.14%
S&P500 3,855.76 -5.83 -0.15%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆陰.Low ⇒ ◆nr.様子見 ⇒ ◇反発
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆陰.Low.50MA割れ ⇒ ◇入首.様子見 ⇒ ◇陽.200/50MA突破
S&P500(SPX) ⇒ ◆陰.Low.3850Sup ⇒ -◇陽下げ.様子見 ⇒ ◇反発.Reg200MA
 
【 SOX指数 】
3,010.15 +88.44 (+3.03%) ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ -◇陽下げ.Sup50MA ⇒ ◇反発.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
23.73 -2.79 (-10.52%) ⇒ △High.連騰 ⇒ △Wr.切り返し ⇒ ◆吞込み.Cog
-10.52P 大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇反発 ⇒ ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発。
シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の破綻をきっかけに売り込まれた金融株の一角が急反発し、投資家心理の支えとなった。ダウ平均は前日までの5営業日で1600ドルあまり下げていたため、目先の戻りを見込んだ買いも入った。

◇陽.200/50MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアが上げた。追加の人員削減計画を発表した交流サイトのメタプラットフォームズは7%高。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台  
3.15
米ドル/円 134.22 134.25
ユーロ/円 144.03 144.12
ユーロ/米ドル 1.0731 1.0735
. 英ポンド/円 163.10 163.23
豪ドル/円 89.67 89.71
スイスフラン/円 146.87 146.93
原油(WTIC原油先物) 71.33 -3.47 -4.64% ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low

◆ドル弱い 円もみあい 原油.▼逆立ち下落.74ドル台 
3.14
米ドル/円 133.18 133.19
ユーロ/円 142.86 142.89
ユーロ/米ドル 1.0727 1.0728
英ポンド/円 162.27 162.29
豪ドル/円 88.78 88.81
スイスフラン/円 146.09 146.17
原油(WTIC原油先物) 74.80 -1.88 -2.45% ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落

週明け▲ドル弱い.対ドル円強い 原油(3.10).▽反発.Cog.76ドル台  
3.13
米ドル/円 133.91 133.97
ユーロ/円 142.85 142.94
ユーロ/米ドル 1.0694 1.0699
英ポンド/円 161.96 162.08
豪ドル/円 88.39 88.55
スイスフラン/円 145.79 146.08
3.10)原油(WTIC原油先物) 76.68 +0.96 +1.27%⇒ ▼陰.10MA割れ ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog

金融不安後退や予想通りのCPIで投資家心理改善    
1.ダウ平均の上げ幅は一時480ドルを超えた。金融システムを巡る不透明感が重荷となり、このところ下げがきつかった金融株が上昇した。「破綻が回避されるなら売られすぎ」とみた買いが入り、一部のヘッジファンドの銀行株買いが伝わったのも好感された。ダウ平均の構成銘柄ではないがファースト・リパブリック・バンクは27%高、ネット証券のチャールズ・シュワブは9%高となった。

・朝方発表の2月の消費者物価指数はエネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.5%上昇と市場予想(0.4%上昇)を小幅に上回ったが、前年同月比では5.5%上昇と市場予想と同じだった。インフレ加速への過度な警戒が和らいだのも株買いを後押しした。

2.顧客情報管理のセールスフォース、半導体のインテル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスの上げが目立った。
セクター別では自動車・自動車部品、メディア・娯楽、銀行が上昇した。

・バイオ製薬のアムジェンやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスなどディフェンシブ株が下げた。

3.電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアが上げた。追加の人員削減計画を発表した交流サイトのメタプラットフォームズは7%高。

--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルはもみあい 円は下落率トップ 
//◆▽◇▲▲//◆ 
・ドル指数が小幅低下。米金融当局は次回の政策決定で、インフレ高進継続と銀行セクター混乱をてんびんにかけて検討する可能性が高いとみられている。

・円は下落率トップとなり、対ドルでは4営業日ぶりに下げて一時134円90銭を付けた。
ドル円相場は¥134.23 ¥1.02 +0.77%。

3.14
ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は米CPIについて、「問題になるほど十分には強くない。米金融当局にがこれによって銀行セクターを無視するほどではない。大方がこうした受け止め方をするだろう」と指摘。「ユーロと円のロングにとってプラスだ」と述べた。

3.14
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「このデータは米金融当局が来週に利上げペースを50bpに再加速させる差し迫った必要性はないかもしれないことを示唆している可能性がある」とリポートで指摘。
「とはいえ、インフレとの闘いで行動を休止する時間はないことをデータは浮き彫りにしている」とし、「来週の米利上げ休止の有無について市場がまだ議論していることを踏まえれば、今回のインフレ統計は政策会合を前に利上げ期待を押し上げるだろう」と話した。

【米国株】
▽上昇 
//◆▲◇▲◆//◆ 
・14日の米株式相場は上昇。銀行セクター混乱の最悪期は過ぎたとの見方から、買いが優勢になった。
金融セクターに関する格付け会社の見解は、金融危機以降で最大の銀行破綻に揺れる市場センチメントの脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにした。
S&Pグローバル・レーティングはファースト・リパブリック・バンクを「ウオッチネガティブ」に指定したほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは米国のバンキングシステムの見通しを「ネガティブ(弱含み)」と、これまでの「安定的」から引き下げた。

・S&P500種株価指数は、ロシアの戦闘機が米空軍無人機と衝突したと伝わると上げ幅を縮小したが、引けにかけて持ち直した。


3.14
ソーファイの投資戦略責任者、リズ・ヤン氏は「市場は今、どっちつかずの状況だ。今後の方向性に関して全く決めかねている」と指摘。「前日の取引終了時点では、米消費者物価指数(CPI)がどうなるか織り込もうと努めていた。そしてCPIは発表された。もはや何が良くて、何が悪いのか市場には確信がないようだ」と述べた。

3.14
ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」を創業したメリルリンチの元トレーダー、トム・エッセイ氏はCPIを受けて、米金融当局が来週に25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを実施すると見込んでいる。「銀行問題を踏まえると、この統計は50bpの可能性を再浮上させるほどではないが、米当局がインフレに関する信頼維持を望むのであれば、来週に再度の利上げを決定する必要があり、利上げを終了したとのシグナルを発するべきではないことを示している」と続けた。

【米国債】
▲下落
//◆◆◆◇▽//▽
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・米国債市場では短期債中心に利回りが上昇。2月のCPIでインフレの高止まりが示されたことが背景。

・米10年債利回りは、+11.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.69%。

3.14
BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、イアン・リンジェン氏は「全体として、これはインフレの最新情報で、これだけを見れば、来週の25bp利上げは既定路線であることが示唆される」と指摘。
「シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンク破綻による銀行セクターへの波及抑制での成功がさらに明確になるまで、地銀のストレスを背景に来週の政策決定は不確定要素の状態が続く」と話した。

【原油】
▲大きく下落
//◇▲◆◆▽//▼▲ 
・潤沢な供給と米経済の先行き不安の高まりで、強気派はポジションを手じまうしかなかった。
石油輸出国機構(OPEC)は月報で、4ー6月(第2四半期)は季節的に需要が鈍くなることから若干の供給超過となるとの見通しを示した。

・WTI先物4月限は前日比3.47ドル(4.6%)安い1バレル=71.33ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.32ドル下げて77.45ドル。

3.14
UBSのストラテジスト、ジョバンニ・シュトーノボ氏は「在庫統計で在庫減少といった前向きな環境が明らかになるまで、現時点でエクスポージャーを大きく拡大する気になりにくい」と述べた。

【NY金】
◆反落
//◆◆◆◇◇//▽◆ 
・金相場は反落。CPI統計では予想を小幅に上回ったコア指数が注目された。

・金先物4月限は、前日比5.60ドル(0.3%)安の1オンス=1910.90ドル。

3.14
CPIに対する市場の反応は非常にポジティブだったが、SVB破綻の余波によるリスクは消えていないと、オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は指摘する。コア指数は「どちらかというと強く、賃金の軟化はわずかだったが、全体的に非常に強いわけではなかったため、市場は上昇モードに入ったようだった。」と述べた。

--------------------------------------------------------------
【欧州株】
▽急反発
//◆◆◇◆▲//▲▽
・14日の欧州株は4営業日ぶりに反発。
米国の2月の総合インフレ率が予想された通り減速したほか、シリコンバレー銀行(SVB)破綻の影響が市場全般に広がるとの懸念が後退。

・欧州600指数は1.5%高。この日は業種別株価指数がいずれも上昇。銀行株が特に値上がりした。

>>3.13
アトモスの投資責任者、ヘイグ・バスゲート氏は「現在起きているのは、流動性の引き揚げだ。SVBのようなクレジット事由があった後では、予想通りのよくある展開だ」と説明。「投資家はおびえ、株式へのエクスポージャーを削減し、国債に資金を移している」と続けた。

【欧州債】
▲国債下落
//◆◇◇◇◇//◇▲ 
・ドイツ債が反落。
SVB破綻に伴うここ数日の混乱から銀行株が反発する中、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)の利上げ見通しを引き上げた。

・ドイツ2年債利回りは20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.89%。
・英国債も10年債を中心に下落。イングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は8月に4.48%と織り込まれている。

・独国債10年物 2.42% +0.16。
・英国債10年物 3.49% +0.12。

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