*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年6月24日火曜日

◆ドルもみあい ◇円安一服.146円前半 原油.▲WR逆立.67ドル台 令和7.6.24.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年6月24日 5:50 JST
①. イランがカタールの米軍基地を攻撃、原油先物相場は急落
イランは米国による核施設への空爆に対する報復として、カタールの米軍基地にミサイルを発射。カタール政府は、中東最大の米空軍拠点であるアルウデイド基地へのミサイル攻撃が迎撃されたと発表した。原油相場は急落。イランがエネルギーインフラを攻撃対象から外したため、中東からの供給が大幅に混乱するとの懸念が後退した。世界の石油供給の約2割が経由するホルムズ海峡の封鎖が当初は懸念されていた。トランプ米大統領は「イランが事前に通知してくれたおかげで、死傷者は出なかった」と投稿。中東情勢の緊張緩和に期待感を示した。

②. 米資本規制見直し
ボウマン連邦準備制度理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)は、大手行に義務付けているレバレッジ比率を巡る現行のアプローチが市場に予期せぬ影響を及ぼしていると警告。主要な資本バッファーを見直すべき「時が来た」と語った。現行規制を巡っては、米国債市場における銀行の取引活動を制約しているとの懸念がある。ボウマン氏はまた、状況次第で早ければ7月に利下げを支持する可能性があるとも述べた。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、関税をめぐる不透明感が晴れれば利下げに踏み切るべきだとの見解を示した。

③. 米経済指標
米中古住宅販売件数は5月に前月比0.8%増の403万戸にとどまり、5月としては2009年以来の低水準となった。価格の高止まりなどが住宅市場を依然として抑制している状況を示唆する。S&Pグローバルが発表した購買担当者指数(PMI)速報値によると、6月の米製造業活動は力強い雇用の伸びを一因に、前月と同じペースで拡大を示した。一方、製造業の仕入れ価格指数は4年ぶりの大幅上昇を記録。販売価格も同程度の上昇となり、生産者が輸入関税を含むコスト上昇分を転嫁していることを示した。

④. トランプ減税法案
トランプ大統領の看板政策である大型減税・歳出法案が週内にも上院で採決される見通しだ。イラン核施設への空爆を受けて中東への関与長期化が懸念される中、可決に向けた重要な節目を迎える。大型減税案は社会保障給付の削減で一部を賄う内容だが、現時点で上院可決に必要な支持を得られていない。票の確保には、トランプ氏自らが調整役となり、一定の圧力を行使する必要があるとみられる。

⑤. オルタナ投資
ウォール街が新たな顧客に注目している。若く、裕福で、従来の資産クラスでは長期的に富を築くことはできないとみる投資家だ。世界的な金融危機の経験やテクノロジーへの楽観論がこうした価値観を形成しており、ミレニアル世代とZ世代の新興富裕層は話題のオルタナティブ資産への傾斜を強めている。投資対象は未公開のユニコーン企業、不動産、仮想通貨、コレクティブル(収集品)など多岐にわたる。バンク・オブ・アメリカでは、オルタナ資産を保有するリテール顧客の数が2020年以降、倍以上に増加した。
24日 【日本株】
日経平均 38,790.56 +436.47 +1.14%
TOPIX 2,781.35 +20.17 +0.73%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▲wrはらみ.調整へ ⇒▲nr切下げ.Sup10MA ⇒-△nr.様子見 ⇒▽nr逆立
TOPIX ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▲Gap.10MA割れ ⇒▲nr.様子見 ⇒+▼2Gapもみあい
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 23.92 -2.68 -10.08% ⇒▲Low ( 23台 )
日経平均VI 24.91 +0.27 +1.10% ⇒+▼nr ( 26台 )
日経平均VI 25.60 +0.40 +1.59% ⇒▽切上げ ( 25台 )
--------------------------------------------------------------
24日、株反発、中東停戦合意で円も上昇-債券安、20年入札弱め

24日の東京株式相場は大幅反発し、日経平均株価の上げ幅は一時600円を超えた。
・電機や機械といった輸出関連、非鉄金属など素材株が高く、米金融株高も追い風に銀行や証券、保険も上げた。

 ・原油安から鉱業や石油・石炭製品は下落し、海運株も安い。


東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
「米国施設や米国人、エネルギー施設への攻撃リスクがあることで日本株にも一時的な影響が出そう」と。ただ、米国とイランの軍事力の圧倒的な差を考えれば、両国の紛争は現実的には長期化しないだろうと。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジスト
「中東情勢の緊張は短期で収束に向かいそうだ」とし、日本株は「昨日の米国株と同様に見直し買いが入りやすい」と。一方で、トランプ政権による関税の脅威や米金融政策の先行き不透明感など、株価の押し下げ要因は依然として残る。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
中東リスクが表面化した13日から日本株の下げは限定的で、足元の上昇は少し違和感があると指摘。売り圧力はマグマのように蓄積されており、リスク回避要因が発生した場合に一気に売りが出る可能性があるとの見方。

--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、投資家心理改善も上値追いの動き限定的

・米株市場を横目に、本日の日経平均は425.09円高の38779.18円と4日ぶり反発して取引を開始。
・朝方の買い一巡後は上げ幅を縮小、その後は38800円付近でもみ合う展開となった。

・トランプ米大統領がイスラエルとイランについて「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿し、中東の地政学リスクが後退したことで投資家心理は上向いた。また、原油価格が急落し、企業のエネルギーコスト増加懸念も後退した。

・ただ、イランのアラグチ外相が「現時点では停戦や軍事行動の停止ついての合意は存在しない」とした上で「イスラエルが攻撃停止すれば停戦応じる。」とSNSを投稿しており、不透明感が拭えず買い進む動きは限定的だった。
・また、為替市場で円高ドル安方向に進んだことが東京市場で重石となった。
・大引けの日経平均は前日比436.47円高の38790.56円。

・非鉄金属、空運業、証券・商品先物取引業などが上昇。
・鉱業、石油・石炭製品、不動産業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】旭化成、レーザーテック、INPEX など 


▽旭化成 980.8 +23.5大幅反発。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も1240円から1300円に引き上げた。想定を上回るヘルスケアや先端半導体関連材料事業の収益拡大などから今・来期の業績予想を増額。
コモディティ系ケミカル製品の構造改革からボラティリティは大きく低下し、株価に割安感も台頭と。27年3月期営業益予想は2350億円から2500億円に増額。

▽レーザーテック 18355 +2155急伸。
みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も16000円から22000円に引き上げた。今後、株式市場は26年6月期下半期からの受注回復を織り込み始めると予想。
みずほ証券では、25年6月期受注高は1430億円で前期比48%減を予想するが、26年6月期は2400億円で同68%増、27年6月期は3300億円で同38%増を予想。ASMLよりも高いバリュエーションが付与されると。

▲INPEX 2003 -146大幅反落。
トランプ米大統領はイスラエルとイランが「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿している。停戦手続きは日本時間で本日の午後にも始まるもよう。中東情勢の緊迫化を背景に原油需給のひっ迫懸念が高まっていたが、こうした警戒感の後退にもつながり、原油相場は時間外取引で一転急落する状況となってきている。
原油高メリット銘柄とされる同社をはじめ、石油関連株の一角で下げが目立つ展開に。

--------------------------------------------------------------
6.24 動いた株・出来た株
◇レーザーテック<6920> 18140 +1940 ⇒ みずほ証券では投資判断を格上げ。
◇SCREEN<7735> 11170 +555 ⇒ 中東情勢の緊張緩和で半導体関連にも買いが向かう。
◇関西ペイント<4613> 1991.5 +94 ⇒ 原油先物価格の下落でコスト低減期待も。
◇東京電力HD<9501> 447.9 +20.7 ⇒ 原油価格下落で電力株にも安心感。
◇ソフトバンクグループ<9984> 9384 +405 ⇒ リスクオンで米ハイテク株にも先高観。
◇フジクラ<5803> 7002 +289 ⇒ 半導体株同様に電線株にも資金が向かう。
◇荏原製作所<6361> 2376 +98.5 ⇒ 半導体株高の流れが波及する。
◆INPEX<1605> 2027.5 -121.5 ⇒ イスラエルとイランの停戦合意が伝わり原油相場が下落。
◆石油資源開発<1662> 1001 -59 ⇒ 原油相場が時間外取引で大幅安とな。
◆三井E&S<7003> 2752 -119 ⇒ 中東情勢緩和で利食い売りが集まる。
◆共栄タンカー<9130> 1053 -147 ⇒ イランとイスラエルの停戦が伝わり。
--------------------------------------------------------------
//◇◇◆◇◇// ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇▽// ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▽◇_◆//_ 原油  75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい ◇円安一服.146円前半 原油.▲WR逆立.67ドル台 
6.24
米ドル/円 146.09 - 146.16
ユーロ/円 169.09 - 169.35
ユーロ/米ドル 1.1577 - 1.1579
英ポンド/円 197.41 - 197.88
豪ドル/円 94.30 - 94.45
スイスフラン/円 179.70 - 180.15
原油(WTIC原油先物) 67.23 -1.28 (-1.87%) ⇒▽反発 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立

◇ドル強い ◆円安維持.146円台 原油.-◇様子見.75ドル台  
6.23
米ドル/円 146.62 - 146.70
ユーロ/円 168.13 - 168.26
ユーロ/米ドル 1.1522 - 1.1532
英ポンド/円 196.49 - 196.77
豪ドル/円 94.19 - 94.28
スイスフラン/円 179.29 - 179.56
原油(WTIC原油先物) 75.00 -0.14 (-0.19%) ⇒▲Gap調整 ⇒▽反発 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見

◇ドルとユーロ強い ▲円安すすむ.146円台 原油.-◇様子見.75ドル台  
6.21
米ドル/円 146.03 - 146.13
ユーロ/円 168.30 - 168.37
ユーロ/米ドル 1.1522 - 1.1523
英ポンド/円 196.45 - 196.55
豪ドル/円 94.22 - 94.26
スイスフラン/円 178.64 - 178.76
原油(WTIC原油先物) 75.00 -0.14 (-0.19%) ⇒▲Gap調整 ⇒▽反発 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見

StockCharts ⇒  

6.16
NYダウ   42,515.09 +317.30 +0.75%
S&P500   6,033.11 +56.14 +0.93%
NASDAQ 19,701.21 +294.38 +1.51%
--------------------------------------------------------------
6.17
NYダウ   42,215.80 -299.29 -0.70%
S&P500   5,982.72 -50.39 -0.83%
NASDAQ 19,521.09 -180.12 -0.91%
--------------------------------------------------------------
6.18
NYダウ   42,171.66 -44.14 -0.10%
S&P500   5,980.87 -1.85 -0.03%
NASDAQ 19,546.27 +25.18 +0.12%
--------------------------------------------------------------
6.20
NYダウ   42,206.82 +35.16 +0.08%
S&P500   5,967.84 -13.03 -0.21%
NASDAQ 19,447.41 -98.86 -0.50%
--------------------------------------------------------------
6.23
NYダウ   42,581.78 +374.96 +0.89%
S&P500   6,025.17 +57.33 +0.96%
NASDAQ 19,630.97 +183.56 +0.94%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲Gap.窓埋め調整 ⇒▲nr切下げ.調整 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽吞込み反発.+test10MA 
S&P500(SPX) ⇒▲Gap.窓埋め調整 ⇒▲nr.調整 ⇒▲切下げ.Sup20MA ⇒▽吞込み反発.10MA突破  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲Gap.調整⇒▽nr差し込み.様子見 ⇒▲吞込み調整.Sup20MA ⇒▽拍子木反発
【 SOX指数 】
5,244.30 +32.83 +(0.63%) ⇒◆はらみ ⇒+nrもみあい ⇒▲吞込み.様子見 ⇒▽nrはらみ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
19.83 -0.79 (-3.83%) ⇒▽Gap上げ ⇒▲Gap下げ ⇒▽nr上げ ⇒▲吞込み
⇒-3.83P (19台)
⇒+2.38P (20台)
⇒-8.21P (19台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ続伸し374ドル高 原油相場の急落が支え ナスダックは反発 
▽吞込み反発.+test10MA
ダウ工業株30種平均は続伸
・中東情勢が緊迫する中、米軍による核施設への攻撃を受けたイランの報復がこれまでのところ限定的なものにとどまっている。米原油先物相場が急落し、投資家心理を支えた。ダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。

拍子木反発
ナスダック総合株価指数は反発
・22日に米テキサス州でロボタクシー(自動運転タクシー)事業を始めたテスラが8.2%高。
・メタプラットフォームズやビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズにも買いが入った。

NYダウは374ドル高、早期利下げや中東情勢の鎮静化期待

・軍のイラン核開発施設攻撃を受けた中東情勢の悪化懸念に寄り付き後、下落。

・その後、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長が7月の利下げを支持する可能性を示唆すると早期利下げ期待に相場は上昇に転じた。
・同時に中東各国が一時的な空域閉鎖を発表、イランは報復攻撃を開始したとの報道で、警戒感が強まり、再び大きく売られた。

・しかし、カタールがミサイルを迎撃、犠牲者はないことを発表すると限定的な報復攻撃にとどまるとの情勢鎮静化への期待に買い戻しが加速。
・終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・米国が21日、イランの複数の核施設を攻撃した。一方、イランは23日、報復としてカタールの米軍基地にミサイルを発射した。主要メディアの報道によると、カタールはイランのミサイルを迎撃し人的被害はなかった。イランは米国とカタールに攻撃を事前に通知していたという。

・イランの報復が伝わると、ダウ平均は200ドルあまり下げる場面があったものの、売りが一巡した後は上昇に転じた。イランの報復が限定的だと受け止められたうえ、石油の生産や流通に影響する措置を避けた。23日のニューヨーク原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が前週末に比べ7%あまり下げたことも、株買いにつながった。

・市場では「中東からの原油供給が途絶えるような状況になっておらず、投資家の懸念が和らいでいる」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との指摘があった。

・米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長は23日の講演で、「インフレ圧力が抑えられていれば、(7月の)次回会合にでも利下げすることを支持する」と述べた。20日のウォラーFRB理事に続き、早期利下げに言及した。原油価格の急落もあって、米債券市場では長期金利が低下(長期債価格は上昇)した。金利の低下で相対的な割安感が出たとみられた株式に買いが入った面もある。

・ダウ平均の構成銘柄では、シャーウィン・ウィリアムズやスリーエム(3M)、ホーム・デポが上昇した。IBMやマイクロソフトも高かった。半面、開発中の肥満症治療薬候補の臨床試験(治験)結果を発表したアムジェンの下げが目立った。原油先物相場の下落を受け、シェブロンにも売りが出た。


2.
・自動車・自動車部品が上昇。
・エネルギーが下落。


・シャーウィン・ウィリアムズやスリーエム(3M)、ホーム・デポが上昇した。
・IBMやマイクロソフトも高かった。
・電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はテキサス州で自動運転ロボタクシーサービスを開始したことが好感され、上昇。
・フィンテックのファイサーブ(FI)はオンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)、ステーブルコイン会社のサークル(CRCL)と提携し、自社製ステーブルコインを発表し、上昇。



・バイオのアムジェン(AMGN)は糖尿病治療「マリタイド」を巡る治験の結果が副作用などが報告され目標に満たず、売られた。
・原油先物相場の下落を受け、シェブロンにも売りが出た。
・住宅建設のKBホーム(KBH)は取引終了後に四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回ったが、コストの上昇が響き通期の見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。


3.
・米テキサス州でロボタクシー(自動運転タクシー)事業を始めたテスラが8.2%高。
・メタプラットフォームズやビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズにも買いが入った。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 210.32 0.39%
◇ エヌビディア 144.17 0.22%
☆ ASML 779.72 3.07%
◇ インテル 21.19 0.52%
◇ QCOM クアルコム 153.14 1.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 171.96 1.48%
◇ AMD 129.58 1.04%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.08 -1.23%
◇ テラダイン 87.36 1.24%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 209.51 -1.87%
◆ エヌビディア 143.85 -1.12%
◆ ASML 756.53 -0.67%
◆ インテル 21.08 -1.91%
◆ QCOM クアルコム 151.32 -1.50%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 169.46 -1.96%
◇ AMD 128.24 1.14%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 123.6 1.46%
◇ テラダイン 86.29 0.03%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 213.5 -0.19%
◇ エヌビディア 145.48 0.94%
◇ ASML 761.64 0.23%
☆ インテル 21.49 3.32%
◆ QCOM クアルコム 153.63 -0.54%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 172.84 -0.72%
◆ AMD 126.79 -0.24%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.82 1.23%
◆ テラダイン 86.26 -0.20%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】⇒

【NY外為】 ◆ドルもみあい ◇円安一服.146円前半
//◇◇◆_◇//◆ 
・為替市場では、ブルームバーグのドル指数が下落。--イランによる報復攻撃と、7月利下げの可能性に言及したボウマン副議長の発言という材料を見極めたいとのムードだった。

・円は対ドルで下げを縮小し、ほぼ変わらず。欧州時間の終盤に一時1.3%安の148円03銭前後を付けたが、その後はほぼ一環して下げ幅を縮める動きとなった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 52 分
⇒¥146.13 ¥0.04 +0.03%
⇒¥146.16 ¥0.71 +0.49%
⇒¥145.12 -¥0.17 -0.12%

>>6.20
カマクシャ・トリベディ氏らゴールドマン・サックス・グループのアナリスト
「足元では地政学的な緊張の高まりを背景に、ドル上昇の可能性があるとみている。弱気のポジショニングに加え、海外でショックが発生した場合、ドルが依然として安全資産と見なされるためだ」と。

デレク・ハルペニー氏ら三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のアナリスト
「中東情勢に関連した世界的なインフレリスクで円は下落しているが、ファンダメンタルズの点では反発するはずだ」と指摘。「中東の地政学的リスクが和らげば、ドル・円のリスクは下落方向に見える」と。

【米国株】
▽上昇
//▽▲◆_◆//▽

・23日の米株式相場は上昇。
 ・イランによるカタールの米空軍基地への報復攻撃は本格的なものでなく、経済に広範囲に打撃を与えることはないとの見方から買い安心が広がった。--原油相場は急落した。
・カタール政府はイランが発射したミサイルの迎撃に成功し、死傷者は出ていないと発表した。原油供給が混乱するとの不安が後退し、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は1バレル=70ドル台を割り込んで引けた。

・トランプ米大統領はこの日、イランによる報復攻撃は「非常に弱く」、イラン側から事前に通告があったと述べた。発言を受けて、事態がエスカレートするリスクは限定されたと受け止められた。

・業種別では半導体関連が売られた。--中国で米国製の半導体製造装置にアクセスするために大手半導体メーカーが利用してきた特例措置を、米当局が取り消したいと考えているという米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)報道が影響した。

6.23
22Vリサーチのヤコブ・ファンク・キルケガード氏
「イランが数日中に再び、中東における他の米軍基地を攻撃する可能性はあるが、今回と同様に『演出的な』ものになるとみられる。きょうの攻撃はペルシャ湾岸地域における原油・ガス取引に影響を及ぼす地政学的リスクプレミアムを低下させるはずだ」と。

ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」のトム・エッセイ氏
「不穏なニュースが続いているが、原油価格の上昇や地政学的な緊張の高まりは現時点で見られない。紛争が拡大するとの懸念は引き続き抑制されている」と指摘。「中東全体が紛争に巻き込まれ、原油供給が劇的に減少するとの懸念がない限り、地政学的緊張の高まりは今の市場にとって深刻なマイナス要因となることはないだろう」と。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のエリアス・ハダッド氏
イランがホルムズ海峡を封鎖すれば原油相場を押し上げる最大のリスクとなるが、原油価格の行き過ぎた上昇には冷静に対処すべきだと。
「まずイランは自国の輸出でホルムズ海峡に大きく依存している。封鎖は自国経済に甚大な被害を及ぼすため、可能性は低い。2つ目に米国とその同盟国はこの地域に強力な海軍のプレゼンスを維持している。ホルムズ海峡を封鎖すれば、イランに対する一段と激しい軍事行動を引き起こしかねない」と。

マイケル・ウィルソン氏率いるモルガン・スタンレーのストラテジストチーム
23日付のリポートで、「これまでを見ると、地政学的な要因による売りの多くは、短期間かつ緩やかなことが示唆される」と分析。「ボラティリティーが続くかどうかは原油価格に左右されるだろう」と。
同チームによると、過去の地政学的リスクは短期的には株式市場にある程度のボラティリティーをもたらしたが、発生から1、3、12カ月後には、S&P500種はそれぞれ平均2、3、9%上昇している。

【米国債】
▽上昇
//▲▽◆_◇//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・イランがカタールの米空軍基地に報復攻撃を行ったことで、中東の緊張激化が警戒され、逃避先として国債が買われた。
・米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長が、早ければ7月に利下げを支持する考えを示したことも国債相場上昇に弾みをつけた。

・米10年債利回り
⇒4.34% -3.1 -0.72%
⇒4.38% -1.6 -0.36%
⇒4.39% 0.2 +0.05%
  
・米30年債利回り
⇒4.88% -1.4 -0.29%
⇒4.89% -0.1 -0.02%

  
6.23
DWSアメリカズの債券責任者、ジョージ・カトランボーン氏
「良くも悪くも、米国は再び支配的な勢力としての立場を強めており、紛争が長期化する可能性を踏まえると、米国債のような伝統的な資産が選好される」と。
ドルと10年債をショートとする戦略はそろそろ潮時を迎えており、巻き戻しが起きやすい状態にあるとの見方を示した。

【原油】
▲急落
//▲▽◇_◆//▲ 
・原油相場は7%余り急落。
・イランが米軍の核施設攻撃に対して報復したものの、エネルギーインフラには被害を及ぼさなかったことから、中東の原油供給が大きく混乱するとの懸念が後退した。

・ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は1バレル=70ドルを割り込んだ。市場では当初、イランが報復措置の一環としてホルムズ海峡を封鎖するとの懸念が広がっていた。世界の原油の約5分の1が同海峡を通過している。カタール当局によれば、イランのミサイルは迎撃され、人的被害にはつながらなかった。

⇒WTI先物8月限は、前営業日比5.33ドル(▲7.2%)安の1バレル=68.51ドル。
⇒WTI先物7月限は、前営業日比21セント(◆0.3%)安い1バレル=74.93ドル。
⇒WTI先物7月限は、前日比30セント(◇0.4%)高い1バレル=75.14ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲7.2%下落し71.48ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲2.3%安の77.01ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は25セント(◇0.3%)高の76.70ドル。


6.23
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「原油相場が下げているのは、イランにとってエネルギーインフラが報復の最優先対象ではないとの見方を市場が織り込みつつあるためだ」と指摘。「米国側が事前情報を把握していた可能性があり、今回の行動は本格的なエスカレーションというよりも、イラン側の面目を保つための行動だったことが示唆される」と。

【NY金】
◇反発
//▲◆◆_◆//◇
・金相場は反発。--中東情勢への警戒を背景に、金は買い進まれた。

・中東での対立激化は、年初から30%近く上昇している金に新たな勢いを与えている。
・地域紛争拡大の可能性は、安全資産である金にとって理論上は追い風となる。だがその一方で、エネルギー価格が持続的に上昇すればインフレが加速し、米利下げの可能性が低下する。そうなれば、利息を生まない金にはマイナスだ。

⇒金先物8月限は9.30ドル(◇0.3%)上昇の3395ドル。
⇒金先物8月限は前営業日比◆22.40ドル安の3385.70ドル。
⇒金先物8月限は、FOMC決定の発表前に1.20ドル高の3408.10ドル。

6.23
ブルーライン・フューチャーズのアナリスト、フィル・ストライブル氏
現在のところ金相場を動かす要素は数多くあるとしつつ、上昇基調は今後も続くとの見方。
「金価格は今年いっぱい上昇を続けるとの予想を維持している。中央銀行による購入と投資資金の流入が相場を押し上げる部分が大きい」と分析。また「金利は低下すると考えており、金市場に対して構造的に強気の見方を維持している」と。

【欧州株】 株下落、中東情勢のリスクを意識-国債は上昇 ⇒

6.18
英FTSETM100指数 8,843.47 +9.44 +0.11%
独DAX指数 23,317.81 -116.84 -0.50%
仏CAC指数 7,656.12 -27.61 -0.36%
--------------------------------------------------------------
6.19
英FTSETM100指数 8,791.80 -51.67 -0.58%
独DAX指数 23,057.38 -260.43 -1.12%
仏CAC指数 7,553.45 -102.67 -1.34%
--------------------------------------------------------------
6.20
英FTSETM100指数 8,774.65 -17.15 -0.20%
独DAX指数 23,350.55 +293.17 +1.27%
仏CAC指数 7,589.66 +36.21 +0.48%
--------------------------------------------------------------
6.23
英FTSETM100指数 8,758.04 -16.61 -0.19%
独DAX指数 23,269.01 -81.54 -0.35%
仏CAC指数 7,537.57 -52.09 -0.69%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nr差し込み ⇒▲クアトロ ⇒▲nr切下げ.出来増 ⇒▲nrGap.調整
⇒▲GapDn.調整2 ⇒▲Low.Sup200MA ⇒▽反発+test10MA ⇒-△nrはらみ ⇒▲吞込み.調整2 ⇒▲Low.200MA割れ ⇒+◆nrはらみ反発 ⇒▲nr.Low

◆下落
//▽▲◆▲◇//◆
・23日の欧州株は下落。
・投資家は米国による核施設攻撃に対し、イランがどう反応するかを注視している。
・ストックス欧州600指数は0.3%安。
・化学、銀行関連銘柄が特に下げた。
・公益事業やテクノロジー株は上昇。
・イスラエルはイランへの攻撃を強めており、イランは米国の攻撃に対して報復を表明している。中東地域における紛争拡大への懸念が高まった。
【欧州債】
◇上昇
//▽◆▽▲◇//◇ 
・欧州債は上昇。
・米国債に連れた。米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長(銀行監督担当)が状況次第で早ければ7月に利下げを支持する可能性があると述べたことに反応。
・この日は一時、イランでの紛争激化がインフレ圧力につながるとの懸念から原油が上昇したことが弱材料となり、国債は下げていた場面があった。


・独国債10年物
⇒2.51% -0.01
⇒2.52% -0.01
⇒2.52% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.49% -0.05
⇒4.54% +0.01
⇒4.53% +0.04
---------------------------

Powered By Blogger