*かぶとうし塾


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2024年4月19日金曜日

◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台 令和6.4.19.Fri

StockCharts ⇒  
4.18
NYダウ   37,775.38 +22.07 +0.06%
NASDAQ 15,601.49 -81.87 -0.52%
S&P500   5,011.12 -11.09 -0.22%

NYダウ(INDU) ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒◆切下げ ⇒+◆はらみ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆nr.様子見 ⇒◆wr吞込み ⇒◆nr切下げ
S&P500(SPX) ⇒◆nr切下げ.様子見 ⇒◆吞込み ⇒◆nr切下げ
【 SOX指数 】
4,491.71 -75.60(-1.66%) ⇒◇はらみ反発.test50MA ⇒◆wr逆立 ⇒◆nr.Low

【 VIX恐怖指数 】
18.00 -0.21 (-1.15%) ⇒▼かぶせ.Cog ⇒◆nr.下げ ⇒-◇nr.下げ
-1.15P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
+◆はらみ.様子見 ⇒ 米株式市場でダウ工業株30種平均は反発。
・市場予想を下回る決算を発表した銘柄に売りが出て、ダウ平均を押し下げた。半導体関連株やハイテク株に売りが広がったことも、相場の重荷となった。今月に入ってダウ平均は大幅に下げた後で、一部の主力株には値ごろ感からの買いが入り、下値は堅かった。

◆nr切下げ ⇒ ナスダック総合株価指数は5日続落。
・米長期金利が上昇。--4.58%から4.6%台に水準を切り上げ、株式の相対的な割高感が意識された。
・アナリストが投資判断を引き下げたテスラが安い。
・18日に最新の生成AI基盤技術を発表したメタプラットフォームズは上げた。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇◆◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+▲◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台  
4.19
米ドル/円 154.56 154.58
ユーロ/円 164.50 164.53
ユーロ/米ドル 1.0641 1.0646
英ポンド/円 192.18 192.31
豪ドル/円 99.24 99.32
スイスフラン/円 169.34 169.46
原油(WTIC原油先物) 82.10 -0.59 -0.71%⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落

◆ドルもみあい 円安一服.154円前半 原油.▲wr逆立.大幅下落.82ドル台  
4.18
米ドル/円 154.30 154.33
ユーロ/円 164.67 164.75
ユーロ/米ドル 1.0672 1.0676
英ポンド/円 192.17 192.22
豪ドル/円 99.29 99.34
スイスフラン/円 169.43 169.53
原油(WTIC原油先物) 82.69 -2.67 -3.13%⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 
4.17
米ドル/円 154.71 154.72
ユーロ/円 164.19 164.28
ユーロ/米ドル 1.0613 1.0617
英ポンド/円 192.26 192.30
豪ドル/円 99.08 99.10
スイスフラン/円 169.45 169.49
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.28 +0.33%⇒+nr ⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい

良好な成長期待が下支え
1.
・良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。

・ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。

・一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落し、まちまちで終了。

・ダウ平均は午前に300ドルあまり上昇したものの、上値は重かった。利下げ観測の後退で米長期金利が上昇(債券価格は下落)しやすくなっている。この日は前日の4.58%から4.6%台に水準を切り上げ、株式の相対的な割高感が意識された。ダウ平均ではセールスフォースやマイクロソフトなど主要ハイテク株の売りが目立った。

・経済指標の強さやFRB高官発言を受けて足元で米利下げ観測が大幅に後退している。18日発表の週間の米新規失業保険申請件数はダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想を下回った。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は同日朝のインタビューで、「利下げを急ぐ必要性を感じない」と述べた。米短期金利先物相場は年内に0.25%の利下げ1〜2回を織り込む水準となっている。

・半導体株の値動きも全般にさえなかった。18日に半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2024年1〜3月期決算と4〜6月期の売上高見通しは市場予想を上回った。生成人工知能(AI)開発向け半導体需要の強さが確認され、エヌビディアは上げた。一方、AI向け以外の低調が続くとの見通しからインテルなどが売られた。

2.
・保険・銀行が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループやトラベラーズなどのディフェンシブ株が物色された。
・住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で、住宅販売見通しを引き上げ、上昇。
・航空会社のアラスカ・エア(ALK)は四半期決算で24年通期の1株利益見通しを引き上げ、上昇。
・化粧品会社のエスティローダー(EL)はフランスの同業ロレアル(OR)が第1四半期決算で売り上げ9.4%増を計上したため期待感を受けた買いに、上昇。

・セールスフォースやマイクロソフトなど主要ハイテク株の売りが目立った。
・AI向け以外の低調が続くとの見通しからインテルなどが売られた。


3.
・米長期金利が上昇。--4.58%から4.6%台に水準を切り上げ、株式の相対的な割高感が意識された。
・ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は次世代版の生成AI(人工知能)の基盤モデル「ラマ3」の投入を発表し、上昇。
・半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は政府が61億ドルの補助金を受け取る方向だと報じられたが、台湾積体電路製造(TSMC)による市場見通し引き下げが警戒され、下落。
・動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか広告収入が強く、時間外取引で上昇している。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.8 -0.24%
◇ エヌビディア 874.15 +1.64%
◇ ASML 976.92 +2.31%
◆ インテル 36.26 -0.14%
◆ QCOM クアルコム 168.58 -0.74%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.48 +1.85%
◆ AMD 163.46 -0.29%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.77 +0.33%
◇ テラダイン 104.93 +0.49%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安維持
//◇◆◇◇◇//▽◇◆◇ 
・ドルが主要10通貨に対してほぼ全面高。
・ドルは対円で小幅高。前日の神田真人財務官による発言を受けてアジア時間の取引では一時153円96銭まで下げていた。

ドル円相場は
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%
⇒¥154.71 ¥0.43 +0.28%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆続落
//◆◇▲▽▲//▲◆◆◆ 
・S&P500種は5日続落。
・強い経済統計に加え、タカ派的な連邦準備制度理事会(FRB)当局者発言が相次いだことで、高い政策金利が長期化するとの観測が強まった。

・台湾積体電路製造(TSMC)はスマートフォンやパソコン(PC)販売がなお弱いとして、今年の半導体市場の成長見通しを下方修正した。
・ネットフリックスは引け直後に決算を発表。オリジナルプログラムの強力なラインアップと、パスワード共有規制が奏功し、新規の加入者数が予想を上回り、2020年以来の好調な1-3月期となった。

4.18
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏
「今週出たデータの大半は、経済がなおもフルスロットルで猛進していることを示した」と指摘。「連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ計画に課題を突きつけるだろう」と。

4.18
ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「FRB高官の発言はわれわれをますます神経質にさせている」と指摘。
「地区連銀総裁2人の発言で状況はなおさら穏やかではなくなった」と述べた。


4.18
JPモルガン・チェースのダニエル・ピント社長
今年はまったく利下げがないかもしれないと。
「利下げが可能になるまで、もう少し時間がかかるかもしれない」と同氏はワシントンで開かれたイベントで発言。
一方でインフレ沈静化への疑念が広がる中でも、利上げの可能性は「極めて低い」と述べた。

4.18
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者(CIO)
市場が抱える最大の不安はインフレだと指摘。
インフレは再び加速しており、年内1回であれ、2回であれ、利下げの可能性を後退させていると述べた。
「今年は利下げなしの見方を当社は固持する」とランズバーグ氏。
「投資家はインフレ率と金利の両面において、より高く、より長くの状況に備えるべきだと当社は考えている。予測可能な将来において投資ポートフォリオをこうした力関係に調整しておくべきだろう」と述べた。

【米国債】
▲下落
//◆◇▲◆▽//▲▲▽▲
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は利下げを急ぐ必要はないと発言。利上げの可能性についての質問には、自身の基本シナリオではないとしつつ、金融当局のインフレ目標を達成する上で経済データが正当化する場合は、利上げもあり得ると語った。

・米10年債利回り
⇒4.63% 4.7 +1.03%
⇒4.59% -8.0 -1.72%
⇒4.67% 6.8 +1.48%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
◆ほぼ変わらず
//◆◆◇◆△//◆+▲◆ 
・イランがイスラエル核施設への攻撃を警告した一方で、ドル上昇も意識された。
・イランはイスラエルに対し、自国の核施設を攻撃しないようけん制し、攻撃を受ければ相応の報復措置を講じる構えを示した。

・WTI先物5月限は前日比4セント(0.05%)高の1バレル=82.73ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は18セント(0.2%)安の87.11ドル。

4.18
ゴールドマン・サックス・グループ
原油価格について、現時点では地政学的緊張を理由に1バレル当たり5-10ドルのプレミアムが付いており、新たな展開や緊張の激化がなければ下落する可能性があるとしている。

【NY金】
◇反発
//◇◇▲▽◆//◇◇◆◇
・地政学リスクの高まりに加え、中央銀行や中国消費者による需要を背景に、買いが優勢になった。
・米国と中国の関係悪化は、逃避先資産とされる金の買いをさらに誘発する可能性がある。バイデン米大統領は前日の演説で、中国について「排外主義的」だと指摘した。

・金先物6月限は9.60ドル(0.4%)高の2398ドル。

>> 4.17
ドイツ銀行のストラテジスト、マイケル・シュー氏
南シナ海での緊張が火種となり、金への関心が高まる可能性があるとみている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,877.05 +29.06 +0.37%
独DAX指数 17,837.40 +67.38 +0.38%
仏CAC指数 8,023.26 +41.75 +0.52%
⇒▲wr逆立.50MA割れ ⇒△nr入首反発 ⇒△nr.買戻し  
⇒▲逆立.Sup50MA ⇒+nrはらみ.Sup50MA ⇒▽nr反発 
⇒-△陽Low.50MA割れ ⇒△nr反発.50MA突破 ⇒▽nr.買戻し.test10MA

◇続伸
//▽◆◆◆◆//◇▲◇◇
・四半期決算が好感されたスイス重電大手ABBは過去最高値を更新し、工業株を押し上げた。。
・ABB(ABBN.S)は6.3%上昇し、2024年第1・四半期の利益が予想を上回って今後数カ月の伸びの加速を示唆したことが材料視された。

【欧州債】
◆下落
//◆◇◆◆◇//◆◆◇◆ 
・米経済指標で労働市場の持続的な堅調さが示された一方、欧州中央銀行(ECB)による6月利下げ観測が利回り上昇を抑制した。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.49% +0.03
⇒2.46% -0.02
⇒2.49% +0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.27% +0.01
⇒4.26% -0.04
⇒4.30% +0.06
18日 【日本株】
日経平均 38,079.70 +117.90 +0.31%
TOPIX 2,677.45 +14.30 +0.54%
日経平均 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆Low.50MA割れ ⇒◇nr入首
TOPIX  ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆wr.Sup50MA ⇒△入首
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
日経平均VI 22.09 +1.29 +6.20% ⇒◇wr大幅上げ
--------------------------------------------------------------
・TSMC、1年ぶりの増益-世界的なAIブーム寄与。
・ASML、1-3月受注が予想下回る-最先端装置の需要低迷。
・ドル・円相場は一時1ドル=154円台前半、前日の日本株終値時点は154円63銭。
--------------------------------------------------------------
18日、日本株は反発、米バークシャー起債額を好感-銀行や保険、商社が高い

・18日の東京株式相場は反発。
・米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが大型円建て債を起債して、日本企業へ追加投資するとの思惑が投資家心理を支えた。
・銀行や保険といった金融株のほか商社株にも買いが入り、序盤の下げから上昇に転じた。
--------------------------------------------------------------
フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド
・バークシャーの起債金額は大きいとして、利益確定の売りに押されていた日本株の流れを変える好材料となると述べていた。

岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト
・TOIX好調な観光統計を受けてセンチメントが改善してインバウンド関連株が上昇したため、日経平均より先に反転したと指摘。
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日経平均は大幅続落、プライム市場の約9割が下落する全面安の地合い

・米国株下落を受けて、東京市場は引き続き売り優勢で取引を開始。

・フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅安となったことから、値がさ半導体株が売られ、日経平均は37644.91円まで下げ幅を拡大する場面がみられた。
・ただ、売り一巡後は、25日移動平均線との下方乖離率が4%超まで広がったことなどから「短期的な売られすぎ感」が意識されて下げ幅を縮小。

・アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体株の一部が切り返したことから、日経平均も切り返し38000円台を回復した。
・なお、台湾半導体受託製造装置の最大手TSMCの1-3月期決算は過去最高益の着地となったが、半導体株への影響はまちまちとなった。
・大引けの日経平均は前日比117.90円高(+0.31%)の38079.70円。

・繊維製品、空運業、保険業、銀行業、非鉄金属などが上昇。
・鉱業、不動産業の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】富士フイルム、レーザーテック、INPEX など 


▲富士フイルム 3343.0 -108.0大幅反落。
前日に中期経営計画、並びに24年3月期の業績修正を発表。24年3月期営業利益は従来予想の2900億円から2770億円、前期比1.4%増に引き下げ。ヘルスケアなどが下振れの中心となっている。
また、25年3月期の業績予想も発表、営業利益は3000億円、同8.3%増を予想も、市場予想の3180億円程度を下回っている。なお、27年3月期の中計目標値としては3600億円を掲げている。

▽レーザーテック 37510 +80売り先行も反発。
蘭ASMLの決算が嫌気され、前日は後場から下げ幅を大きく広げたが、後場からプラス圏に浮上した。ASMLの1-3月期決算は、EUV露光装置の販売低迷で純利益が前年同期比37%減と大幅減益。
受注高も同5%減となり、それぞれ市場予想を下回った。前日の下げで織り込まれていたほか、後場週場に発表された台湾のTSMCの1Q決算が市場予想を上回ったため、買い直された。

▲INPEX 2373 -55大幅続落。
前日のNY原油相場でWTI5月限は前日比3.1%安と大幅に3日続落の展開となっており、同社を始め石油関連株のさえない動きが目立っている。
イスラエルによる対イラン報復が現在まで見送られている中、前週末に米エネルギー情報局が発表した原油在庫の増加が、引き続き原油相場の重しとなっているようだ。3月以降の株価急騰の反動も強まる形に。

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4.18動いた株・出来た株
◇テラスカイ<3915> 2134 +128 大幅増益見通しやNTTデータとの資本提携を引き続き材料視。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2451 +147 ユナイテッド航空の急伸など材料視も。
◇東邦チタニウム<5727> 1420 +75 大阪チタとともに買い優勢。
◇日本マイクロニクス<6871> 7570 +460 半導体株は全般売り先行後に切り返しで。
◇Appier Group<4180> 1358 +63 新興市場株高などでリバウンド期待も。
◇ディスコ<6146> 54450 +1210 業績上振れ観測報道が伝わる。
◆富士フイルムホールディングス<4901> 3324 -127 前期営業益下振れや想定下振れの今期予想をマイナス視。
◆ソフトバンクグループ<9984> 7748 -252 アーム株の大幅下落をマイナス視。
◆INPEX<1605> 2371.5 -56.5 原油相場3日続落で石油関連が軟調。

2024年4月18日木曜日

◆ドルもみあい 円安一服.154円前半 原油.▲wr逆立.大幅下落 令和6.4.18.Thus

18日 【日本株】
日経平均 38,079.70 +117.90 +0.31%
TOPIX 2,677.45 +14.30 +0.54%
日経平均 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆Low.50MA割れ ⇒◇nr入首
TOPIX  ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆wr.Sup50MA ⇒△入首
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
日経平均VI 22.09 +1.29 +6.20% ⇒◇wr大幅上げ
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・TSMC、1年ぶりの増益-世界的なAIブーム寄与。
・ASML、1-3月受注が予想下回る-最先端装置の需要低迷。
・ドル・円相場は一時1ドル=154円台前半、前日の日本株終値時点は154円63銭。
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18日、日本株は反発、米バークシャー起債額を好感-銀行や保険、商社が高い

・18日の東京株式相場は反発。
・米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが大型円建て債を起債して、日本企業へ追加投資するとの思惑が投資家心理を支えた。
・銀行や保険といった金融株のほか商社株にも買いが入り、序盤の下げから上昇に転じた。
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フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド
・バークシャーの起債金額は大きいとして、利益確定の売りに押されていた日本株の流れを変える好材料となると述べていた。

岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト
・TOIX好調な観光統計を受けてセンチメントが改善してインバウンド関連株が上昇したため、日経平均より先に反転したと指摘。
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日経平均は大幅続落、プライム市場の約9割が下落する全面安の地合い

・米国株下落を受けて、東京市場は引き続き売り優勢で取引を開始。

・フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅安となったことから、値がさ半導体株が売られ、日経平均は37644.91円まで下げ幅を拡大する場面がみられた。
・ただ、売り一巡後は、25日移動平均線との下方乖離率が4%超まで広がったことなどから「短期的な売られすぎ感」が意識されて下げ幅を縮小。

・アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体株の一部が切り返したことから、日経平均も切り返し38000円台を回復した。
・なお、台湾半導体受託製造装置の最大手TSMCの1-3月期決算は過去最高益の着地となったが、半導体株への影響はまちまちとなった。
・大引けの日経平均は前日比117.90円高(+0.31%)の38079.70円。

・繊維製品、空運業、保険業、銀行業、非鉄金属などが上昇。
・鉱業、不動産業の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】富士フイルム、レーザーテック、INPEX など 


▲富士フイルム 3343.0 -108.0大幅反落。
前日に中期経営計画、並びに24年3月期の業績修正を発表。24年3月期営業利益は従来予想の2900億円から2770億円、前期比1.4%増に引き下げ。ヘルスケアなどが下振れの中心となっている。
また、25年3月期の業績予想も発表、営業利益は3000億円、同8.3%増を予想も、市場予想の3180億円程度を下回っている。なお、27年3月期の中計目標値としては3600億円を掲げている。

▽レーザーテック 37510 +80売り先行も反発。
蘭ASMLの決算が嫌気され、前日は後場から下げ幅を大きく広げたが、後場からプラス圏に浮上した。ASMLの1-3月期決算は、EUV露光装置の販売低迷で純利益が前年同期比37%減と大幅減益。
受注高も同5%減となり、それぞれ市場予想を下回った。前日の下げで織り込まれていたほか、後場週場に発表された台湾のTSMCの1Q決算が市場予想を上回ったため、買い直された。

▲INPEX 2373 -55大幅続落。
前日のNY原油相場でWTI5月限は前日比3.1%安と大幅に3日続落の展開となっており、同社を始め石油関連株のさえない動きが目立っている。
イスラエルによる対イラン報復が現在まで見送られている中、前週末に米エネルギー情報局が発表した原油在庫の増加が、引き続き原油相場の重しとなっているようだ。3月以降の株価急騰の反動も強まる形に。

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4.18動いた株・出来た株
◇テラスカイ<3915> 2134 +128 大幅増益見通しやNTTデータとの資本提携を引き続き材料視。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2451 +147 ユナイテッド航空の急伸など材料視も。
◇東邦チタニウム<5727> 1420 +75 大阪チタとともに買い優勢。
◇日本マイクロニクス<6871> 7570 +460 半導体株は全般売り先行後に切り返しで。
◇Appier Group<4180> 1358 +63 新興市場株高などでリバウンド期待も。
◇ディスコ<6146> 54450 +1210 業績上振れ観測報道が伝わる。
◆富士フイルムホールディングス<4901> 3324 -127 前期営業益下振れや想定下振れの今期予想をマイナス視。
◆ソフトバンクグループ<9984> 7748 -252 アーム株の大幅下落をマイナス視。
◆INPEX<1605> 2371.5 -56.5 原油相場3日続落で石油関連が軟調。
StockCharts ⇒  
4.17
NYダウ   37,753.31 -45.66 -0.12%
NASDAQ 15,683.37 -181.87 -1.15%
S&P500   5,022.21 -29.20 -0.57%

NYダウ(INDU) ⇒▲Low4.切下げ ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒◆切下げ
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◆nr.様子見 ⇒◆wr吞込み
S&P500(SPX) ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◆nr切下げ.様子見 ⇒◆吞込み
【 SOX指数 】
4,567.31 -153.22(-3.25%) ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◇はらみ反発.test50MA ⇒◆wr逆立

【 VIX恐怖指数 】
18.21 -0.19 (-1.03%) ⇒▽wr切上げ.大幅上昇 ⇒▼かぶせ.Cog ⇒◆nr.下げ
-1.03P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
◆切下げ ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
・市場予想を下回る決算を発表した銘柄に売りが出て、ダウ平均を押し下げた。半導体関連株やハイテク株に売りが広がったことも、相場の重荷となった。今月に入ってダウ平均は大幅に下げた後で、一部の主力株には値ごろ感からの買いが入り、下値は堅かった。

◆wr吞込み ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続落。
・半導体関連株の下げが目立った。--ASMLホールディングス(ASML)が発表した四半期決算で新規受注が予想を下回ったため需要低迷を警戒し、売られた。
・メタプラットフォームズやテスラも売られた。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇◆ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+▲ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服.154円前半 原油.▲wr逆立.大幅下落.82ドル台  
4.18
米ドル/円 154.30 154.33
ユーロ/円 164.67 164.75
ユーロ/米ドル 1.0672 1.0676
英ポンド/円 192.17 192.22
豪ドル/円 99.29 99.34
スイスフラン/円 169.43 169.53
原油(WTIC原油先物) 82.69 -2.67 -3.13%⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 
4.17
米ドル/円 154.71 154.72
ユーロ/円 164.19 164.28
ユーロ/米ドル 1.0613 1.0617
英ポンド/円 192.26 192.30
豪ドル/円 99.08 99.10
スイスフラン/円 169.45 169.49
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.28 +0.33%⇒+nr ⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい

▽ドル反発 円安進む.154円台 原油.◇nr.よこばい.85ドル台  
4.16
米ドル/円 154.22 154.24
ユーロ/円 163.82 163.92
ユーロ/米ドル 1.0623 1.0626
英ポンド/円 191.91 192.04
豪ドル/円 99.31 99.39
スイスフラン/円 169.15 169.22
原油(WTIC原油先物) 85.65 +0.25 +0.29%⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr ⇒◇nr.よこばい

ハイテクが重し
1.
・金利の低下に連れて買われ、寄り付き後、上昇。

・その後、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)をはじめハイテクの売りに押され、相場は下落に転じた。

・ナスダックは終盤にかけて下げ幅を拡大。相場の重しとなり、ダウもプラス圏を維持できず下落で終了した。

・トラベラーズが7%安となり、指数を下押しした。17日に発表した2024年1〜3月期決算で1株利益が市場予想に届かなかった。来週から再来週には大手ハイテク企業の決算発表が相次ぐ。ダウ平均の構成銘柄では、アマゾン・ドット・コムやアップル、マイクロソフトなど主力ハイテク株が下げ、相場の重荷となった。

・インテルも安い。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが17日に発表した24年1〜3月期決算で受注額が市場予想に届かず、半導体関連株に売りが波及した。ダウ平均の構成銘柄ではないが、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体株が軒並み下げ、投資家心理の悪化につながった面もある。

・米国のインフレ鈍化に一服感が出ており、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が想定よりも遅れるとの観測が強まっていることも買い手控えにつながったとの見方があった。FRBが17日午後に公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、物価上昇は「平均して緩やかで、(3月に公表された)前回の報告とほぼ同じペースだった」と指摘した。

2.
・公益事業が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループとゴールドマン・サックスがそれぞれ2%前後上昇。
・マクドナルドとナイキも高い。
・航空会社のユナイテッド(UAL)は第2四半期の利益見通しが予想を上回り、航空機メーカーボーイング(BA)による航空機納入遅延への懸念を払しょくし、上昇。
・製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は同社の肥満治療薬が治験により、睡眠時無呼吸症候群の症状改善にも有効であることが明らかになり、上昇。

・アマゾン・ドット・コムやアップル、マイクロソフトなど主力ハイテク株が下げた。インテルも安い。
・保険会社のトラベラーズ(TRV)は第1四半期決算でコア1株利益が予想を下回り、下落。
・物流サービス会社のJBハント(JBHT)は第1四半期の決算で、高いコストが圧迫し1株利益が市場予想を下回り、下落した。

3.
・エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体株が軒並み下げた。
・メタプラットフォームズやテスラも売られた。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.8 -0.24%
◇ エヌビディア 874.15 +1.64%
◇ ASML 976.92 +2.31%
◆ インテル 36.26 -0.14%
◆ QCOM クアルコム 168.58 -0.74%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.48 +1.85%
◆ AMD 163.46 -0.29%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.77 +0.33%
◇ テラダイン 104.93 +0.49%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 140.14 -1.67%
◆ エヌビディア 860.01 -2.48%
◆ ASML 954.82 -0.73%
◇ インテル 36.31 +1.74%
◆ QCOM クアルコム 169.84 -0.85%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 205.68 -1.05%
★ AMD 160.32 -3.31%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 121.37 -0.94%
◆ テラダイン 104.42 -1.37%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドルもみあい 円安一服
//◇◆◇◇◇//▽◇◆ 
・ドルが6営業日ぶりに下落。--米国債利回りの低下が背景にある。
・ドルは対円で一時154円16銭まで下げた。

ドル円相場は
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%
⇒¥154.71 ¥0.43 +0.28%
⇒¥154.27 ¥1.04 +0.68%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆続落
//◆◇▲▽▲//▲◆◆ 
・米国株は続落。S&P500種株価指数は4営業日連続で下げ、過去最高値からの下落率が4%を超えた。
・一部の大型ハイテク株が売りを浴びた。--エヌビディアに売りが集中した。
・オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングの受注急減を嫌気し米市場でも半導体株が下げた。

・バンク・オブ・アメリカ(BofA)は不良債権の貸倒償却が予想を上回ったことから、株価が下落。
・モルガン・スタンレーは上昇。トレーディング収入が好調だった。
・ユナイテッドヘルス・グループは決算を好感され、ダウ工業株30種平均の上昇を率いた。

4.17
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「地政学的な不透明感に金利上昇、タカ派的な連邦準備制度理事会(FRB)、インフレを巡る焦燥感が加わり、弱気派が一時的に優勢になっている」と指摘。

4.17
UBSのアンドルー・ガースウェイト氏率いるストラテジスト
世界の株式市場に戦術的な逆風が吹いているものの、現在は単なる値固めの段階に過ぎず、株価は今年上昇を続けると。
具体的には人工知能(AI)による生産性向上や業績改善、株式のリスクプレミアム低下、労働コスト低下の可能性、マージン圧力の不安軽減などを明るい材料に挙げた。


4.17
マックス・ケトナー氏らHSBCのストラテジスト
株式市場のファンダメンタルズおよびテクニカルトレンドはなおも良好のようで、最近の下落は一時的なものに終わるだろうと。
下落局面を利用して強気スタンスを強化しているという。
「センチメントおよびポジション状況は警告シグナルを発していない。リアルマネーの投資家らは最近、株式に対する建設的なスタンスを強化し始めている」とリポートで述べた。

4.17
モルガン・スタンレーのストラテジスト
米企業利益は今年全体において「より健全な滑走路」を進む見通しで、予想に見合う決算を達成できると投資家は確信を強めている。

4.17
ミシェル・ウィーバー、マイケル・ウィルソン両氏
企業利益が1-3月(第1四半期)に底を打ち、4-6月(第2四半期)に回復、下期にかけて拡大するという見方が市場で広がっているとリポートで指摘。

【米国債】
▽反発
//◆◇▲◆▽//▲
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・前日はパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による発言で利下げ期待が後退。一夜明けて相場は持ち直した。

・米10年債利回り
⇒4.59% -8.0 -1.72%
⇒4.67% 6.8 +1.48%
⇒4.60% 8.0 +1.76%
  
4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
▲大幅下落
//◆◆◇◆△//◆+▲ 
・3%余り下げて、3週間ぶり安値となった。トレンドフォロー型のアルゴリスム取引が影響し、売りが加速した。
・市場はイランから直接攻撃を受けたイスラエルの反応を引き続き警戒しているが、米国が自制を促す中、トレーダーの注目は市場のファンダメンタルズに戻りつつある。

・WTI先物5月限は前日比2.67ドル(3.1%)安の1バレル=82.69ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は2.73ドル(3%)下落し、87.29ドル。

4.17
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
米国の原油在庫が9カ月ぶり高水準に膨らんだことと、中国の低調な経済データが相まって、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は1バレル=84ドルの主要な支持水準を割り込んだと分析。
「これが一段のテクニカル的な売りを誘発した」と述べた。ただ、下値は限定される可能性があり、次の支持水準は82ドルだと、付け加えた。

【NY金】
◆下落
//◇◇▲▽◆//◇◇◆
・米金融当局が金利をより長期にわたって現行水準で維持する考えを示唆していることが意識された。
・朝方はおおむね安定推移が続いていたが、午後に入ると売りが強まり、一時0.9%下げた。
・ただ、年初来では約15%値上がり。中東やウクライナでの地政学的な緊張が続く中、安全逃避の買いに一部支えられている。

・金先物6月限は19.40ドル(0.8%)安の2388.40ドル。

4.17
ドイツ銀行のストラテジスト、マイケル・シュー氏
南シナ海での緊張が火種となり、金への関心が高まる可能性があるとみている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,847.99 +27.63 +0.35%
独DAX指数 17,770.02 +3.79 +0.02%
仏CAC指数 7,981.51 +48.90 +0.62%
⇒◆はらみ.調整 ⇒▲wr逆立.50MA割れ ⇒△nr入首反発  
⇒△nr反発.test10MA ⇒▲逆立.Sup50MA ⇒+nrはらみ.Sup50MA 
⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒-△陽Low.50MA割れ ⇒△nr反発.50MA突破

◇反発
//▽◆◆◆◆//◇▲◇
・ドイツのスポーツ用品大手アディダスやフランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が買われて相場を支援した。
・欧州600種日用品・家庭用品株指数は1.63%高。
・アディダスは8.6%と大幅に上げた。2024年第1・四半期の暫定決算内容が予想を上回り、24年通年の見通しを引き上げたことが好感された。
・オランダの半導体製造装置メーカーASMLホールディング(ASML.AS)は6.7%下落。第1・四半期決算の新規受注が市場予想を下回ったのが嫌気された。

【欧州債】
◇国債利回りが小幅に低下
//◆◇◆◆◇//◆◆◇ 
・市場関係者は堅調な米経済指標を受け、各国中銀による次の動きを見極めようとしている。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.46% -0.02
⇒2.49% +0.05
⇒2.44% +0.08
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.26% -0.04
⇒4.30% +0.06
⇒4.24% +0.10

2024年4月17日水曜日

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 令和6.4.17.Wed

17日 【日本株】
日経平均 37,961.80 -509.40 -1.32%
TOPIX 2,663.15 -33.96 -1.26%
日経平均 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆Low.50MA割れ
TOPIX  ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆wr.Sup50MA
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
日経平均VI 22.09 +1.29 +6.20% ⇒◇wr大幅上げ
日経平均VI 20.80 +0.83 +4.16% ⇒+◆陰上げ
--------------------------------------------------------------
・パウエルFRB議長、利下げ開始の先延ばし示唆-インフレ根強く。
・円の急反発、介入リスクへの高まる警戒示唆-昨年10月を想起。
・ドル・円相場は1ドル=154円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は154円35銭。
--------------------------------------------------------------
17日、日本株は続落、為替介入とパウエル発言-日経平均3万8000円割れ

・17日の東京株式相場は3日続落。
・為替市場で円相場が1ドル=155円の節目に近づき、日本の通貨当局による介入への警戒感が高まった。
・電機など輸出関連株のほか、石油など資源株、電力やサービスなどの内需株と幅広い業種が下げた。
・業種では東京電力の原子力発電所再稼働への思惑からここ数日急騰していた電力株の下げが目立ち、鉱業やエネルギー関連株も安くなった。
・オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングの1-3月(第1四半期)の受注がアナリスト予想を下回ったことから、レーザーテックやアドバンテストといった半導体関連株は午後に下げ幅を広げた。
--------------------------------------------------------------
いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長
・為替介入への警戒は高まっており、株式相場の重し。
・ただ、円安で日本株高となる構図はまだ残っている。
--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅続落、プライム市場の約9割が下落する全面安の地合い

・米国株が高安まちまちだったなか、前日の大幅安の反動が先行し、東京市場はやや買い優勢で取引を開始。

・日経平均も前日比プラスでスタートしたが、ほぼ寄付きを高値に上げ幅を縮小し一気に前日比マイナス圏に突入。
・売り一巡後は一時切り返す動きもみられたが、14時のオランダ半導体製造装置大手ASMLホールディングスの決算発表を契機に、レーザーテック<6920>が急落。

・東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体株も下落したことで、日経平均は後場一段安の展開に。
・大引けの日経平均は前日比509.40円安(-1.32%)の37961.80円。

・海運業、その他製品の2セクターのみ上昇。
・電気・ガス業、石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙、証券・商品先物取引業などが下落。

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【個別銘柄】川崎重、オムロン、レーザーテック、レゾナック など 


▽川崎重 4818 +145大幅反発。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウェイト」に格上げ、目標株価も3000円から5000円に引き上げている。
高稼働率が予想される船舶や活況が見込まれる半導体向けロボットの利益構成比率が上がり、増益のコンビクションが高まったと評価しているようだ。25年3月期事業利益予想は、従来の960億円から1130億円にまで引き上げへ。

▲オムロン 5051 -164大幅反落。
ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も7000円から6000円に引き下げている。中国の回復遅れ、在庫調整の長期化を踏まえて25年3月期の業績予想を引き下げているもよう。
中期的な業績回復は見込まれるものの、目先の回復は緩やかなものに止まり、業績の不透明感は継続するとみているようだ。相対的にファンダメンタルズおよび株価の回復に時間を要すると判断。

▲レーザーテック 37430 -3190大幅続落。
前日の米国市場では半導体関連の一角に押し目買いが優勢となり、SOX指数は0.9%高と3日ぶりの反発となっている。これに伴い、国内半導体関連も総じて買いが先行して始まった。
ただ、日本時間の午後2時に発表した蘭ASMLの決算が市場予想を下回る結果となったため、朝方決算期待が買われていた同社やアドバンテス、東エレクなどの半導体関連株に連想売りが波及し、大引けにかけて下げ幅を拡大させた。

▽レゾナック 3880 +415急伸。
前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の50億円の赤字から140億円の黒字に、24年12月期通期では、上半期の上振れ分のみを反映して280億円から470億円に引き上げ。
為替水準が想定より円安基調で推移していることに加え、半導体材料やHDメディアにおける想定以上の需要回復、足元でのナフサ価格の上昇などが上振れ要因。修正幅の大きさがインパクトにつながっている。

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4.17動いた株・出来た株
◇レゾナック・ホールディングス<4004> 3956 +491 上半期業績予想を想定以上に上方修正。
◇TOWA<6315> 10570 +730 SOX指数上昇で半導体関連の一角に買いが向かう。
◇タツモ<6266> 4380 +280 半導体株高の流れが支援に。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 5260 +265 前日に下げの目立った半導体関連としてリバウンド。
◇川崎汽船<9107> 2053.5 +95.5 ホルムズ海峡リスクなど意識で海運株に関心。
◇東京応化工業<4186> 4340 +200 UBS証券では目標株価を引き上げ。
◇三菱重工業<7011> 1391 +49 モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価を引き上げ。
◇川崎重工業<7012> 4833 +160 モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を格上げ。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4425 +145 直近ではマッコーリー証券が新規に買い推奨。
◆中部電力<9502> 1945.5 -87 本日は電力株が全面安で業種別下落率トップに。
◆オリエンタルランド<4661> 4525 -187 ジェフリーズ証券では目標株価を引き下げ。
◆さくらインターネット<3778> 5230 -190 リバウンド一巡感による見切り売り優勢の流れ続く。
StockCharts ⇒  
4.16
NYダウ   37,798.97 +63.86 +0.17%
NASDAQ 15,865.25 -19.76 -0.12%
S&P500   5,051.41 -10.41 -0.20%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low3 ⇒▲Low4.切下げ ⇒◆nrはらみ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◆nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒◆逆立.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◆nr切下げ.様子見
【 SOX指数 】
4,720.53 +41.43(+0.89%) ⇒▲逆立.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◇はらみ反発.test50MA

【 VIX恐怖指数 】
18.40 -0.83 (-4.32%) ⇒△wr逆立.大幅上昇 ⇒▽wr切上げ.大幅上昇 ⇒▼かぶせ.Cog
-4.32P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
◆nrはらみ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発。
・前日まで下げが続いた後で、主力株の一部に押し目買いが入った。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が高インフレの継続に懸念を示し、市場では利下げが遅れるとの見方が広がり、ダウ平均の上値は重かった。

◆nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続落。
・テスラが続落。
・エヌビディアが上昇。
・半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はアナリストの投資判断引き上げを受けて上昇。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 
4.17
米ドル/円 154.71 154.72
ユーロ/円 164.19 164.28
ユーロ/米ドル 1.0613 1.0617
英ポンド/円 192.26 192.30
豪ドル/円 99.08 99.10
スイスフラン/円 169.45 169.49
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.28 +0.33%⇒+nr ⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい

▽ドル反発 円安進む.154円台 原油.◇nr.よこばい.85ドル台  
4.16
米ドル/円 154.22 154.24
ユーロ/円 163.82 163.92
ユーロ/米ドル 1.0623 1.0626
英ポンド/円 191.91 192.04
豪ドル/円 99.31 99.39
スイスフラン/円 169.15 169.22
原油(WTIC原油先物) 85.65 +0.25 +0.29%⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr ⇒◇nr.よこばい

◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台  
4.15
米ドル/円 153.04 153.13
ユーロ/円 162.77 162.85
ユーロ/米ドル 1.0634 1.0637
英ポンド/円 190.51 190.64
豪ドル/円 98.96 99.03
スイスフラン/円 167.62 167.73
原油(WTIC原油先物) 85.63 +0.24 +0.34%⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr

良好な経済成長期待が下支え
1.
・国際通貨基金(IMF)による経済成長率の上方修正や予想を下回った住宅関連指標を受け、寄り付き後、まちまち。

・その後、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長がインフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の上値が抑制された。
・さらに、パウエル議長は経済が強く、利下げに向けたインフレの進展が不十分で現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したため売り材料となった。

・ただ、次の行動が利下げであることには変わりはなく、また、良好な成長期待に終盤にかけてダウは再び買われ底堅く推移。
・金利高が重しとなりナスダックは下落となり、まちまちで終了。

・ダウ平均は前日までの6営業日で1168ドル下落し、15日には1月以来の安値を付けていた。16日は短期的に下げすぎとみた買いが主力株の一部で優勢となった。

・もっとも、米株への買いの勢いは限られた。FRBのパウエル議長は16日にシンクタンク主催の討論会に参加し、最近の労働指標の強さなどを踏まえ「今年は今のところ、インフレ率が目標の2%に回帰することにおいてさらなる進展を欠いている」と述べた。金融政策について「必要な限り現在の制限的な水準を維持できる」との考えも示した。

・市場では「FRBが利下げを急いでいないということを示す、かなりタカ派的な発言だった」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との声が聞かれた。米債券市場では長期金利が4.6%台後半に上昇(前日終値は4.60%)した。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されたのもダウ平均の上値を抑えた。

2.
・半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループが大幅高。
・セールスフォースやボーイング、IBMが上昇。
・管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)は第1四半期決算でサイバー攻撃による影響で警戒されていたほど、内容が悪化せず安心感から買われた。
・金融のモルガンスタンレー(MS)は第1四半期決算でトレーディング収入が予想を上回り14%増益を計上し、上昇。
・航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に決算を発表。調整後の1株損失が予想ほど悪化せず、時間外取引で買われている。

・ジョンソン・エンド・ジョンソンやアップルが下げた。
・製薬会社のJ&J(JNJ)は第1四半期決算でほぼ予想に一致する内容で、失望感から売られた。
・銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は第1四半期決算で不良債権貸し倒れ償却が予想以上となったことが嫌気され、下落。

3.
・テスラが続落。
・エヌビディアが上昇。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 139.8 -0.24%
◇ エヌビディア 874.15 +1.64%
◇ ASML 976.92 +2.31%
◆ インテル 36.26 -0.14%
◆ QCOM クアルコム 168.58 -0.74%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.48 +1.85%
◆ AMD 163.46 -0.29%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.77 +0.33%
◇ テラダイン 104.93 +0.49%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 140.14 -1.67%
◆ エヌビディア 860.01 -2.48%
◆ ASML 954.82 -0.73%
◇ インテル 36.31 +1.74%
◆ QCOM クアルコム 169.84 -0.85%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 205.68 -1.05%
★ AMD 160.32 -3.31%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 121.37 -0.94%
◆ テラダイン 104.42 -1.37%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//◇◆◇◇◇//▽◇ 
・円は対ドルで下げを埋めて上昇したが、すぐに下落を再開した。
・円は対ドルで一時154円04銭まで急速に跳ね上がった後、直ちに反転し、パウエル議長の発言中には154円79銭まで下落。約34年ぶりの円安水準を更新した。

ドル円相場は
⇒¥154.71 ¥0.43 +0.28%
⇒¥154.27 ¥1.04 +0.68%
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%

4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆続落
//◆◇▲▽▲//▲◆ 
・S&P500種株価指数は5050付近に下落。
・強い小売売上高を受けた米国債利回りの上昇を背景に、マイクロソフト、アップル、エヌビディアなど金利動向に敏感なハイテク銘柄の下げがきつかった。
・恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は年初来の高水準をつけた。

・バンク・オブ・アメリカ(BofA)は不良債権の貸倒償却が予想を上回ったことから、株価が下落。
・モルガン・スタンレーは上昇。トレーディング収入が好調だった。
・ユナイテッドヘルス・グループは決算を好感され、ダウ工業株30種平均の上昇を率いた。

4.16
米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長
インフレ鈍化でこれまで相当な進展があったとしつつ、インフレ率を持続的に2%に下げるという金融当局の仕事は「まだ終わっていない」と述べた。

4.16
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのローリ・ハイネル氏
6月にも金利が引き下げられるとの逆張り的な予想を維持している。
11月の大統領選挙よりずっと前に利下げが開始するとしたステート・ストリートの確信に揺らぎはない。--連邦公開市場委員会(FOMC)が選挙結果に影響を与えていると見られるのを避けるためだと述べた。
金融政策が実際の効果を及ぼすまでに長い時間が要すること、さらに最近のデータの質が低いことを考えれば、インフレの状況はなお利下げを正当化するという。


4.16
メイン・ストリート・リサーチの最高投資責任者(CIO)、ジェームズ・デマート氏
「目の前で起きている株式市場の調整は、中東の緊張と債券利回り上昇、そして利下げ先送りに対する不安が引き金となった」と解説。
「株式市場はもうかなり前から、反落の時期を迎えている」と述べた。

4.16
ブラックロックの共同創業者であるロバート・カピート社長
市場は復活の準備が整っているとみている。同氏はシンポジウムで、マネー・マーケット・ファンド(MMF)には現在9兆ドル(約1389兆円)近く、銀行の現金代替口座にも同額が眠っていると語った。

4.16
メイン・ストリート・リサーチのデマート氏
「経済と企業の力強さが原因で、予測可能な将来における利下げの数が減る、あるいはゼロになる可能性があっても、それが今の新たな強気市場を損なうことにはならない」と述べた。
「新しいビジネスサイクルの早期段階においては、米金融政策ではなくて企業決算が株価の原動力になる。企業決算は予想を大きく上回る好調となっており、決算発表が最盛期を迎えれば同様の結果が得られるとわれわれは想定している」と結論付けた。

【米国債】
▲下落
//◆◇▲◆▽//▲
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・世界最大の規模を持つ米国債市場がまた揺れた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを急がない当局の姿勢を示唆し、2年債利回りは一時5%台に乗せた。

・米10年債利回り
⇒4.67% 6.8 +1.48%
⇒4.60% 8.0 +1.76%
⇒4.52% -6.7 -1.46%
  
4.16
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏
パウエル氏のコメントについて、当初想定していたよりも長期にわたって金利を据え置く可能性が高くなったことの表れだと解釈した。

4.16
ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「パウエル氏の発言はタカ派的だ。利下げをさらに先送りしている」と指摘。 「データを確認する必要があるのだろう」と述べた。

【原油】
+ほぼ変わらず
//◆◆◇◆△//◆+ 
・イランから直接攻撃を受けたイスラエルの反応が引き続き意識される中、狭いレンジで一進一退の動きが続いた。
・イスラエルの軍当局者は15日、対抗措置を取る以外に選択肢はないと主張。一方、西側とアラブ諸国は、過剰な反応はイスラエルの利益にならないとネタニヤフ首相を説得しようとしている。

・WTI先物5月限は前日比5セント(0.1%)安の1バレル=85.36ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は8セント(0.1%)下落し、90.02ドル。

4.16
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
攻撃がエスカレートするか、あるいは「原油生産施設の破壊につながらない限り、攻撃による価格への影響は限定されるだろう」と指摘。
「それでも、緊張緩和の兆しがなければ、原油には約7-10ドルの地政学リスクプレミアムが反映され続ける可能性が高い」と述べた。

【NY金】
◇もみ合い
//◇◇▲▽◆//◇◇
・米金融当局が利下げを急ぐことはないとの観測が広がる中、パウエル議長らの発言が意識された。
・米利下げ開始は9月になるとトレーダーらは見込んでおり、開始時期予想がわずか1週間前の7月から後ずれしている。
・一方で、地政学的情勢が緊迫化する中、金は数週間にわって上昇トレンドが継続。中央銀行による活発な購入や中国消費者の需要増加なども金価格を支えている。

・金先物6月限は24.80ドル(1%)高の2407.80ドル。

>>4.15
ペッパーストーン・グループの調査責任者クリス・ウェストン氏
中東情勢の緊迫化は「それ自体が金を買う理由だ」と指摘。「地政学的なプレミアムが値動きにかなり織り込まれている」とし、中期的な相場の道筋はより高くなる公算が大きいと付け加えた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,820.36 -145.17 -1.82%
独DAX指数 17,766.23 -260.35 -1.44%
仏CAC指数 7,932.61 -112.50 -1.40%
⇒△逆立 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲wr逆立.50MA割れ  
⇒▲nrもみあい・様子見 ⇒△nr反発.test10MA ⇒▲逆立.Sup50MA 
⇒◆wr吞込み.Reg10MA ⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒-△陽Low.50MA割れ

▲大幅安
//▽◆◆◆◆//◇▲
・16日の欧州株は下落。
・ストックス欧州600指数は1.5%安。
・中東情勢の緊迫化や金利高止まりの可能性が懸念された。この日は鉱業、銀行株が特に売られた。

【欧州債】
◆ドイツ債が続落
//◆◇◆◆◇//◆◆ 
・ドイツ債が続落。10年債利回りは一時、2月以来となる2.50%超となった。米金融政策当局者の発言に反応し、短期金融市場で織り込まれている年内の欧州中央銀行(ECB)の利下げ幅は78ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、5bp後退した。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.49% +0.05
⇒2.44% +0.08
⇒2.36% -0.10
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.30% +0.06
⇒4.24% +0.10
⇒4.14% -0.06

2024年4月16日火曜日

▽ドル反発 円安進む.154円台 原油.◇nr.よこばい.85ドル台 令和6.4.16.Tue

16日 【日本株】
日経平均 38,471.20 -761.60 -1.94%
TOPIX 2,697.11 -56.09 -2.04%
日経平均 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆Low.50MA割れ
TOPIX  ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆wr.Sup50MA
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 22.09 +1.29 +6.20% ⇒◇wr大幅上げ
日経平均VI 20.80 +0.83 +4.16% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 19.97 -0.76 -3.67% ⇒▲nr.BigDn
--------------------------------------------------------------
・米小売売上高、3月は予想上回り前月も上方修正-成長を押し上げ。
・イスラエルはイラン対応で自制を、欧米要人ら相次ぎ呼び掛け。
・ドル・円相場は1ドル=154円台前半で推移、前日の日本株終値時点は153円83銭。
--------------------------------------------------------------
16日、日経平均2カ月ぶり安値、半導体が大幅下落-米金利急騰や地政学不安

・16日の東京株式相場は続落。
・世界的に株高のけん引役となってきた米大手ハイテク株が軒並み下落し、国内でも半導体株に売りが出た。
・米国で小売売上高が市場予想よりも強かったことから利下げ期待が後退し金利が急騰、リスク資産である株式のバリュエーションを切り下げる圧力となった。中東情勢への警戒も相場の重しだった。
--------------------------------------------------------------
農林中金全共連アセットマネジメントの中尾真也ファンドマネージャー
・急ピッチで年始から相場が上がったため、需給的に上値が重くなるタイミングだと指摘。
・インフレ再燃や地政学リスクへの不安から売りの圧力が大きくなっているのだろうと。
--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅続落、プライム市場の約9割が下落する全面安の地合い

・ナスダック大幅下落を受けて、東京市場はハイテクを中心に売り優勢で取引を開始。

・日経平均は39000円を割り込んでスタートした後は、値がさ半導体株の下げなどが影響してじりじりと下げ幅を拡大。
・大引けにかけてやや下げ幅を縮小したが、円安推移も下支えとはならず、プライム市場の9割近くが下落する全面安の地合いとなった。

・大引けの日経平均は前日比761.60円安(-1.94%)の38471.20円。

・精密機器、医薬品の2セクターのみ上昇。
・海運業、石油・石炭製品、保険業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】Jフロント、オリンパス、ニデック など 


▲Jフロント 1504 -151.5大幅反落。
24年2月期決算を前日発表、営業益は430億円で前期比2.3倍となり、400億円程度の市場予想を上振れ。
一方、25年2月期は375億円で同12.9%減と予想、425億円程度のコンセンサスも下回り、ネガティブ材料に。大型改装などに伴う面積減や改装コスト増、レジデンス売却益の反動などを見込む。
発行済み株式数の3.03%に当たる800万株、100億円上限の自社株買い発表も下支え効果限定的。

▽オリンパス 2240 +51.5大幅続伸。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2300円から2850円に引き上げている。ここまで相対的な株価の低パフォーマンスが続いたことで、割安感が拡大したと考えているもよう。
また、今後は事業基盤強化に向けた取り組みが一巡する中、内視鏡新製品が米国や中国での市場拡大の過程で、高い利益成長を見込めるとしている。

▽ニデック 6787 +436大幅反発。
サーバー用水冷モジュールを生産中のタイにおいて、CDUの生産ラインを増強し、生産能力を現在の月産200台から6月までに月産2000台に拡大すると発表。
今回の能力増強は米AIサーバーメーカーのスーパーマイクロ社への採用を受けたのもので、共同開発製品を生産予定。今後も演算サーバーは、空冷式に対し格段に高い冷却能力を持つ水冷式の冷却システムが必須になるとみられ、同製品の成長期待が高まった。

--------------------------------------------------------------
4.16動いた株・出来た株
◇テラスカイ<3915> 1980 +310 大幅増益見通しやNTTデータとの資本提携を引き続き好。
◇ヨシムラフード<2884> 1341 +109 前期業績は従来計画大幅上振れ着地。
◇東宝<9602> 5315 +344 前期業績の大幅な上振れ着地を好材料視。
◇ニデック<6594> 6743 +392 水冷モジュールの生産能力拡大を発表で。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4360 +140 マッコーリー証券では新規買い推奨。
◇オリンパス<7733> 2243 +54.5 ゴールドマン・サックス証券では投資判断を格上げ。
◆三越伊勢丹<3099> 2333 -190 Jフロントのガイダンス受けて連想売りも。
◆松屋<8237> 933 -67 Jフロントの決算受けて百貨店の一角が軟調。
◆J.フロント リテイリング<3086> 1547.5 -108 今期の2ケタ営業減益見通しをネガティブ視。
◆さくらインターネット<3778> 5330 -410 半導体株安もあって25日線が抵抗線に。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 5040 -290 半導体関連株安の流れに押される。
◆ビックカメラ<3048> 1552 -92 前日は上方修正をストレートに評価の動きとなったが。
StockCharts ⇒  
4.15
NYダウ   37,735.11 -248.13 -0.65%
NASDAQ 15,885.01 -290.07 -1.79%
S&P500   5,061.82 -61.59 -1.20%

NYダウ(INDU) ⇒▼nrもみあい ⇒▼Low3 ⇒▲Low4.切下げ
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒◆wr切下げ.50MA割れ
S&P500(SPX) ⇒▽陽.窓埋めReg10MA ⇒◆逆立.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ
【 SOX指数 】
4,679.10 -65.95(-1.39%) ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲逆立.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
19.23 +1.92 (+11.09%) ⇒▲wr吞込み.大幅下落 ⇒△wr逆立.大幅上昇 ⇒▽wr切上げ.大幅上昇
+11.09P 大幅に上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
▲Low4.切下げ ⇒ ダウ工業株30種平均は6日続落。
・1月18日以来およそ3カ月ぶりの安値で終えた。米消費の底堅さを示す経済指標を受け、米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が強まり、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。セールスフォースが大きく下げたのもダウ平均を下押しした。6日続落は23年6月以来およそ10カ月ぶりとなる。

◆wr切下げ.50MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
・世界で従業員を10%以上削減する方針だと伝わったテスラが5.5%下げた。
・アルファベットとメタプラットフォームズも安かった。
//◇◆▽◇◆//◆▽ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル反発 円安進む.154円台 原油.◇nr.よこばい.85ドル台  
4.16
米ドル/円 154.22 154.24
ユーロ/円 163.82 163.92
ユーロ/米ドル 1.0623 1.0626
英ポンド/円 191.91 192.04
豪ドル/円 99.31 99.39
スイスフラン/円 169.15 169.22
原油(WTIC原油先物) 85.65 +0.25 +0.29%⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr ⇒◇nr.よこばい

◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台  
4.15
米ドル/円 153.04 153.13
ユーロ/円 162.77 162.85
ユーロ/米ドル 1.0634 1.0637
英ポンド/円 190.51 190.64
豪ドル/円 98.96 99.03
スイスフラン/円 167.62 167.73
原油(WTIC原油先物) 85.63 +0.24 +0.34%⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr

◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 
4.13
米ドル/円 153.11 153.14
ユーロ/円 163.12 163.18
ユーロ/米ドル 1.0642 1.0644
英ポンド/円 190.83 190.92
豪ドル/円 99.06 99.15
スイスフラン/円 167.63 167.74
原油(WTIC原油先物) 85.40 -0.07 -0.09% ⇒◇陽 ⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい

利下げ期待後退や中東情勢の一段の悪化警戒
1.
・イランによる対イスラエル攻撃の影響が最小限に抑制されたほか、一旦終了が示唆されたため寄り付き後、上昇。

・その後、小売売上高が予想を上回り、利下げ期待の後退で売りに転じた。
・長期金利上昇でハイテクも下落。

・その後、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化を警戒しさらなる売り圧力となり、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了。

・15日朝発表の3月の米小売売上高は前月比0.7%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%増)を上回った。2月分も上方修正された。15日の米債券市場で長期金利が上昇(債券価格は下落)し、4.6%台半ばと昨年11月以来の高水準を付ける場面があった。金利上昇で株式の相対的な割高感を意識した売りが出た。

・中東の地政学リスクを巡る警戒も引き続き投資家心理の重荷となった。イランが13日にイスラエルに報復攻撃をした後、イスラエルも再報復の構えをみせる。米欧の主要国はイスラエルに自制を求めるものの、対立が激化することへの懸念は根強い。

2.

・自動車・自動車部品の下げが目立った。

・インテルとユナイテッドヘルス・グループは上昇。
・金融のゴールドマン・サックス(GS)は第1四半期決算で、債券、通貨セールス・トレーディングが好調だったほか、企業のM&A助言手数料収入の伸び拡大を背景とした増収増益が好感され、上昇。
・防衛のロッキード・マーチン(LMT)やRTX(RTX)は、中東情勢悪化懸念にともなう需要増加の思惑に、上昇。
・金属製品メーカーのアルコア(AA)は米英政府によるロシア製の銅、ニッケル、アルミに対する新たな制裁発表による売り上げ増期待に、買われた。

・セールスフォースが7.2%安で終えた。アップルも下落した。
・マイクロソフトやビザ、ホーム・デポも売られた。
・携帯端末のアップル(AAPL)は中国の弱い売り上げが響き、1-3月期のアイフォーン出荷台数が前年同期比で約10%減少したことが報じられ、下落。
・クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)はソフトウエア会社のインフォマティカ(INFA)と買収交渉中との報道が警戒され、下落。

3.
・経済指標を受け、米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が強まり、ハイテク株を中心に売り。
・電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)はEV需要の鈍化で、世界で全従業員の10%を削減する計画を発表したほか2人の上級幹部の退社が嫌気され、売られた。
・アルファベットとメタプラットフォームズも安かった。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 140.14 -1.67%
◆ エヌビディア 860.01 -2.48%
◆ ASML 954.82 -0.73%
◇ インテル 36.31 +1.74%
◆ QCOM クアルコム 169.84 -0.85%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 205.68 -1.05%
★ AMD 160.32 -3.31%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 121.37 -0.94%
◆ テラダイン 104.42 -1.37%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 147.2 +0.67%
☆ エヌビディア 906.16 +4.11%
◇ ASML 992.18 +1.80%
◇ インテル 37.63 +1.16%
◇ QCOM クアルコム 175.13 +2.50%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 212.98 +1.78%
☆ AMD 170.5 +3.52%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.51 +4.35%
☆ テラダイン 109.46 +2.88%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▽ドル反発 円安進む
//◇◆◇◇◇//▽ 
・円が対ドルで154円台に下落した。予想を上回る米小売売上高を受けて米国債利回りが大きく跳ね上がり、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いが加速した。
・円は一時0.8%安の154円45銭と、1990年6月28日以来の安値を付けた。先週には、米消費者物価指数(CPI)の上振れを受けて日本当局の円買い・ドル売り介入ラインとして警戒されていた152円の水準を突破。次は新たな警戒水準として155円が意識されている。

ドル円相場は
⇒¥154.27 ¥1.04 +0.68%
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%
⇒¥153.25 ¥0.09 +0.06%

4.15
アポロ・グローバル・マネジメントのチーフエコノミスト、トーステン・スロック氏
「経済の再加速が続いていることを踏まえると、米金融当局は2024年に利下げをすることはないだろう」と指摘。

【米国株】
▲続落
//◆◇▲▽▲//▲ 
・米国株式市場は続落。
・強い小売売上高を受けた米国債利回りの上昇を背景に、マイクロソフト、アップル、エヌビディアなど金利動向に敏感なハイテク銘柄の下げがきつかった。
・恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は年初来の高水準をつけた。

・S&P500種株価指数は1.5%安で終了。銀行や半導体が特に大きく下げた。
・JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴでは、純金利収入が市場予想を下回った。
・シティグループは利益が予想を上回った。--企業による資金調達が活発化したほか、消費者のクレジットカード利用が増えた。高金利の長期化が大手行の追い風となっている兆しを示した。

4.15
パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏
「株価は上昇トレンドに逆行し始め、押し戻されている」と指摘。
「高金利は長期化する見通しだ。決算シーズンが本格化するため、より慎重で戦術的なアプローチが選好される」と。

4.15
インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)の最高投資責任者(CIO)、クリス・ザカレリ氏
「好調な企業利益と利下げ期待という特効薬によって市場は支えられてきたが、この2つは相反する傾向を強めている」と指摘。
「そのため当面は慎重姿勢を幾分維持する」と。


4.15
CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏
米利下げが遅れるとの懸念が高まる中で、根強いインフレを示す指標が調整の引き金になるとの不安が広がっていると指摘。
同氏によると、第2次世界大戦後の24回の米株調整局面では、S&P500種が下げを取り戻すのに要した時間はわずか4カ月だった。
1990年以降に限れば、3カ月で下げを埋めているという。「そのため長期投資家にとっては、売るよりも買いに回った方が良いというのが歴史の教訓だ」と述べた。

4.152
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのジェーソン・ドラホ氏
「最近のインフレ指標は、ゴルディロックス的な米経済という見方を葬り去った。投資家と米金融当局の双方にとって、インフレ鈍化は年初時点の想定よりも険しい道のりになることを受け入れる必要がある」と指摘。
「とはいえ、トレンド水準の成長、振れはあるものの緩やかなインフレ鈍化の道筋、米金融当局に利下げ実施の用意があるという全体的なマクロ環境は、依然としてリスク資産の支えとなっている」と。

【米国債】
▲下落
//◆◇▲◆▽//▲
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・米小売売上高が上振れたことで、年内利下げのシナリオに対する投資家の確信が揺らいでいる。
・決算を発表した米銀行大手が相次ぎ起債に乗り出すことも足かせとなった。

・米10年債利回り
⇒4.60% 8.0 +1.76%
⇒4.52% -6.7 -1.46%
⇒4.59% 4.3 +0.95%
  
4.15
ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、トレイシー・チェン氏
「3月の小売売上高のようなデータが続けば、米金融当局は利下げに踏み切れないかもしれない」と指摘。
その上で、10年債利回りが最近4.5%を上抜けたことは「重要」であり、新たな取引レンジの上限として4.75%を目指す動きが出てくると述べた。

4.15
PGIMフィクスト・インカムの米国担当チーフエコノミスト、トム・ポーセリ氏
米選挙を下期に控える中で、米金融当局にとっては「日程が不利に作用している」と。
同氏は「米金融当局が7月に動かず、9月か11月も見送れば12月になる」と指摘。「今年の米利下げはせいぜい1回か、おそらく2回だろう」と述べた。

【原油】
◆反落
//◆◆◇◆△//◆ 
・イスラエル当局者がイランに対する報復を表明したと伝わると、下げ幅を縮小し1バレル=85ドルを上回って終了。
・市場参加者は、イランから直接攻撃を受けたイスラエルの反応に神経をとがらせている。
・週末のイランによる攻撃に先立ち、原油は一時5カ月ぶり高値に急伸していた。しかし、イランが発射した300を超えるドローンとミサイルの大半が迎撃され、紛争が抑制された状態にとどまるとの見通しが強まると一時2%下げる場面もあった。

・WTI先物5月限は前営業日比25セント(0.3%)安の1バレル=85.41ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は35セント(0.4%)下落し、90.10ドル。

4.15
ナターシャ・カネバ氏らJPモルガン・チェースのアナリスト
「現時点における原油の見通しは、イスラエルの対応次第だ」と顧客向けリポートで指摘。
「とはいえ、両サイドから好戦的な発言が聞かれる中、原油価格には中期的に大幅なプレミアムが付き続ける可能性がある」と。

【NY金】
◇上昇
//◇◇▲▽◆//◇
・朝方は一時的に下げる場面があったものの、午後に入ると買いが優勢となった。ただ、先週に付けた過去最高値は下回っている。
・週末のイランによるイスラエル攻撃は安全への逃避の動きを再燃させており、イスラエルによる報復の可能性を巡る懸念から、金は短期的に支えられる可能性が高い。

・金先物6月限は同8.90ドル(0.4%)高の2383ドル。

4.15
ペッパーストーン・グループの調査責任者クリス・ウェストン氏
中東情勢の緊迫化は「それ自体が金を買う理由だ」と指摘。「地政学的なプレミアムが値動きにかなり織り込まれている」とし、中期的な相場の道筋はより高くなる公算が大きいと付け加えた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,965.53 -30.05 -0.38%
独DAX指数 18,026.58 +96.26 +0.54%
仏CAC指数 8,045.11 +34.28 +0.43%
⇒▲拍子木.10MA割れ ⇒△逆立 ⇒◆はらみ.調整  
⇒▼逆立Low ⇒▲nrもみあい・様子見 ⇒△nr反発.test10MA 
⇒▼陰3.もみあい ⇒◆wr吞込み.Reg10MA ⇒+▲nrはらみ.様子見

◇ほぼ横ばい
//▽◆◆◆◆//◇
・15日の欧州株はストックス欧州600指数が午後に騰勢を失い、ほぼ変わらずで取引を終えた。--ストックス600は、中東情勢がこれ以上緊迫化しないとの希望から買いが膨らみ、一時1%高まで上昇していた。
・イスラエルのガラント国防相が同国はイランへ報復する以外に選択肢がないと述べたと、アクシオスが報じたことが材料視された。
・この日は一般消費財関連銘柄が上昇。
・エネルギー株は下落。

【欧州債】
◆ドイツ債が下げ幅拡大
//◆◇◆◆◇//◆ 
・ドイツ債が下げ幅拡大。米小売売上高が市場予想を上回る伸びとなったことに反応した。
・ドイツ10年債利回りは一時9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.45%を付けた。
>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.44% +0.08
⇒2.36% -0.10
⇒2.46% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.24% +0.10
⇒4.14% -0.06
⇒4.20% +0.05

2024年4月15日月曜日

週明け ◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台 令和6.4.15.Mon

15日 【日本株】
日経平均 39,232.80 -290.75 -0.74%
TOPIX 2,753.20 -6.44 -0.23%
日経平均 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見
TOPIX  ⇒◇呑込み反発 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 20.80 +0.83 +4.16% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 19.97 -0.76 -3.67% ⇒▲nr.BigDn
日経平均VI 20.73 +0.26 +1.27% ⇒+▼nr上げ
--------------------------------------------------------------
・【イスラエル】イラン報復攻撃、大半を迎撃-ハマスは戦闘休止拒否か。
・原油相場に上昇観測、イランとイスラエルの対立激化でリスク見直し。
・ドル・円相場は1ドル=153円前半で推移、前営業日の日本株終値時点は153円21銭。
--------------------------------------------------------------
15日、日経平均700円超安の場面、中東緊迫化を懸念-輸出や金融株広く売り

・15日の東京株式相場は反落し、下げ幅が一時700円を超えた日経平均株価は約1週間ぶりに3万9000円を割り込んだ。
・イランによるイスラエルへの無人機・ミサイル攻撃で中東情勢が緊迫化したことへの懸念が広がっている。
・電機や自動車など輸出関連株、銀行など金融株、医薬品や不動産株など幅広い業種が安い。
--------------------------------------------------------------
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
・イランがイスラエルを攻撃したという事実を受け、地政学リスクを織り込む動き。
・継続的な攻撃はしないとイランが表明していることから、日経平均は3万9000円台を維持できるかといった展開になろう。
・ただ、イスラエル側の行動がどうなるかは分からず、インフレリスクや金利上昇リスク、ドル高リスクが相場の重しとなる。
--------------------------------------------------------------
日経平均は反落、円安を下支えに売り一巡後は下げ幅縮小し高値引け

・米国株の大幅安や、中東情勢の緊迫化などを受けて、東京株式市場は売り優勢で取引を開始。

・ただ、為替が1ドル153円80銭台まで円安ドル高が進んだことから輸出関連銘柄がしっかり。また、商社株や銀行株、電力株もしっかりだったことから、日経平均は下げ幅をじりじりと縮小し、39200円台まで値を戻し高値引けとなった。

・大引けの日経平均は前営業日比290.75円安(-0.74%)の39232.80円。

・電気・ガス業、海運業、非鉄金属、石油・石炭製品、ゴム製品などが上昇。
・医薬品、空運業、情報・通信業、その他製品、その他金融業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】アステラス薬、ビックカメラ など 


▲アステラス薬 1446 -125大幅続落。
無形資産の減損損失計上による業績予想の下方修正を発表している。遺伝子治療プログラムAT808に関する無形資産の減損損失約400億円、腎性貧血治療薬エベレンゾTMに関する無形資産の減損損失約160億円をその他の費用として計上。
コアベースの業績予想に変更はないものの、フルベースの営業利益は830億円から130億円に下方修正している。大幅な減損計上をマイナス視する動きが先行。

▽ビックカメラ 1644 +206大幅続伸。
先週末に上半期の決算を発表、営業利益は98億円で前年同期比32.1%増となり、通期予想は従来の158億円から195億円、前期比37.2%増に上方修正している。市場コンセンサスは185億円程度であり、想定以上の上方修正となる形に。
配当性向目標40%から、年間配当金も18円から21円に増額。免税売上の好調持続など、主にビックカメラ単体の収益が想定以上となるようだ。

--------------------------------------------------------------
4.15動いた株・出来た株
◇ビックカメラ<3048> 1615 +177 想定以上の上方修正をストレートに評価。
◇ローツェ<6323> 29470 +2640 想定以上の好決算や株式分割を引き続き好感。
◇北海道電力<9509> 1208 +84.5 ラピダス向け電力需要の拡大期待など続く。
◇三九州電力<9508> 1667.5 +103 電力株には原発再稼働への期待感が強く。
◇東京電力HD<9501> 1104 +57.5 柏崎刈羽原発への核燃料装填を規制委が承認と。
◇三菱マテリアル<5711> 3225 +117 資源価格の先高期待が続く形で。
◆アステラス製薬<4503> 1469 -102 減損計上による業績予想の下方修正を発表。
◆高島屋<8233> 2371 -151.5 今期以降の増益率鈍化見通しで出尽くし感先行。
StockCharts ⇒  
4.12
NYダウ   7,983.24 -475.84 -1.24%
NASDAQ 16,175.09 -267.10 -1.62%
S&P500   5,123.41 -75.65 -1.45%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low ⇒▼nrもみあい ⇒▼Low3
NASDAQ(COMPQ) ⇒-◇陽下げ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒◆nr逆立.様子見 ⇒▽陽.窓埋めReg10MA ⇒◆逆立.Sup50MA
【 SOX指数 】
4,745.05 -161.32(-3.29%) ⇒▲nr.Reg10MA ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲逆立.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
17.31 +2.40 (+16.10%) ⇒◇wr反発 ⇒▲wr吞込み.大幅下落 ⇒△wr逆立.大幅上昇
+16.10P 大幅に上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
▼Low3 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
・インフレや地政学リスクを巡る懸念が投資家心理の悪化につながった。朝方に四半期決算を発表したJPモルガン・チェースが大幅安となり、ダウ平均を下押しした。

◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・メタプラットフォームズとアルファベットも下げた。
//◇◆▽◇◆//◆ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台  
4.15
米ドル/円 153.04 153.13
ユーロ/円 162.77 162.85
ユーロ/米ドル 1.0634 1.0637
英ポンド/円 190.51 190.64
豪ドル/円 98.96 99.03
スイスフラン/円 167.62 167.73
原油(WTIC原油先物) 85.63 +0.24 +0.34%⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr

◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 
4.13
米ドル/円 153.11 153.14
ユーロ/円 163.12 163.18
ユーロ/米ドル 1.0642 1.0644
英ポンド/円 190.83 190.92
豪ドル/円 99.06 99.15
スイスフラン/円 167.63 167.74
原油(WTIC原油先物) 85.40 -0.07 -0.09% ⇒◇陽 ⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい

◇ドルもみあい 円安進む.153円台 原油.◆拍子木.85ドル台  
4.12
米ドル/円 153.21 153.22
ユーロ/円 164.32 164.39
ユーロ/米ドル 1.0725 1.0729
英ポンド/円 192.32 192.40
豪ドル/円 100.15 100.18
スイスフラン/円 168.34 168.43
原油(WTIC原油先物) 85.46 -0.72 -0.84% ⇒▲nr ⇒◇陽 ⇒◆拍子木

冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒
1.
・冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。

・連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退もさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。


・終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。

・米国のインフレの沈静化に時間がかかり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が市場の想定より遅れるとの懸念が強まっている。ミシガン大学が12日に発表した4月の消費者調査では、1年後の予想インフレ率は3.1%と3月(2.9%)から上昇した。一方、消費者態度指数は77.9と市場予想(79.9)に反して3月(79.4)から低下した。高金利環境が長引き、経済を下押しすることへの警戒も相場の重荷となった。

・ダウ平均の下げ幅は一時580ドルを超えた。低水準で推移していた米株の変動性指数(VIX)は12日、前日比約16%高い17台となった。23年10月以来となる19台に乗せ、不安心理が高まった状態とされる20に迫る場面があった。

2.
・不動産管理・開発が上昇。
・銀行、半導体・同製造装置が下落。

・携帯端末のアップル(AAPL)は新型「M4」チップ搭載のマック発売との報道を背景とした期待感に買いが継続。


・ウォルト・ディズニーやボーイング、ゴールドマン・サックスの下げが目立つ。
・アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトも安い。
・銀行のJPモルガン(JPM)は、四半期決算で、純金利収入が予想を下回ったほか、経費が想定以上に膨らんだことが嫌気され、下落。
・ウェルズ・ファーゴ(WFC)は第1四半期決算で、純金利収入が減少し、売られた。
・ホームセンター運営のロウズ(LOW)やホーム・デポ(HD)は金利の高止まりで売上が低迷するとの懸念に、下落。

3.
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・インテルも下げが目立った。中国が自国内の通信網から外国製半導体の締め出しを進めていることを巡り、「インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に影響がありそうだ」と。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 147.2 +0.67%
☆ エヌビディア 906.16 +4.11%
◇ ASML 992.18 +1.80%
◇ インテル 37.63 +1.16%
◇ QCOM クアルコム 175.13 +2.50%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 212.98 +1.78%
☆ AMD 170.5 +3.52%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.51 +4.35%
☆ テラダイン 109.46 +2.88%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 146.22 +0.56%
◇ エヌビディア 870.39 +1.97%
◆ ASML 974.61 -1.54%
★ インテル 37.2 -2.95%
★ QCOM クアルコム 170.86 -2.68%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 209.25 -0.55%
★ AMD 167.14 -3.97%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.2 -0.35%
★ テラダイン 106.4 -4.31%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//◇◆◇◇◇// 
・ドル指数が上昇。イスラエルがイランからの直接攻撃に警戒しているとの報道が手掛かりとなった。週間では約1年半ぶりの大幅高。
・円は対ドルでほぼ横ばいの1ドル=153円25銭近辺。朝方には中東情勢に関する報道に反応して円が大きく上昇し、一時152円59銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%
⇒¥153.25 ¥0.09 +0.06%
⇒¥153.16 ¥1.40 +0.92%

>>4.11
バンク・オブ・アメリカ(BofA)などのストラテジスト
日本当局による新たな介入ラインとして、1ドル=155円の可能性が強まっているとみている。

【米国株】
▲下落
//◆◇▲▽▲// 
・12日の米金融市場では、地政学リスクの高まりから株式相場が大幅安。
・一方で逃避需要から国債やドルを買う動きが広がった。
・この日の午前中にブルームバーグ・ニュースは、イスラエルがイランから直接もしくはイランの代理勢力から数日中に無人機やミサイルで政府目標が攻撃を受ける可能性に備えていると報道。

・S&P500種株価指数は1.5%安で終了。銀行や半導体が特に大きく下げた。
・JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴでは、純金利収入が市場予想を下回った。
・シティグループは利益が予想を上回った。--企業による資金調達が活発化したほか、消費者のクレジットカード利用が増えた。高金利の長期化が大手行の追い風となっている兆しを示した。

4.12
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
投資家は地政学的問題にあまりに無関心だと指摘。
「金・原油市場は、この危機が市場に与える有意な影響を織り込んできており、株式市場がこれに追随する可能性はゼロではない」と。--「言い換えれば、投資家は今後数日から数週間は機敏に動く姿勢を維持したいだろう」と述べた。

4.12
シテー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「12日の市場ではリスクがメニューから外れた」と指摘。
「週末を控え、投資家はリスク資産へのエクスポージャーを減らしている。何かが起きた場合に、リスク資産は下げる恐れがあるとの懸念が背景にある」と。


4.12
カーステン・フリッチ氏らコメルツ銀行のアナリスト
イスラエルとイランによる直接衝突となった場合、中東での対立が激化し、原油価格の大幅な上昇につながると指摘。
中東情勢やウクライナによるロシアのエネルギーインフラへの攻撃などを受けた地政学的緊張の悪化を背景に、原油のオプション市場では強気の動きが広がっている。

4.12
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
直近の動きについて、投資家心理と高い株式バリュエーションが地政学的対立や根強いインフレ、原油価格に対していかに脆弱(ぜいじゃく)であるかを示していると。
「投資家は、米緩和サイクルの開始時期の予想を後ずれさせている。米金融政策に代わり地政学が市場のボラティリティーを左右する重要要素の一つになる可能性がある」と分析。

【米国債】
▽急伸
//◆◇▲◆▽//
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・中東での対立悪化が予想される中で、逃避先として買いが集まった。
・この日発表された経済指標にも、リスク選好の後退を反転させる力はなかった。4月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は市場の予想以上に低下。

・米10年債利回り
⇒4.52% -6.7 -1.46%
⇒4.59% 4.3 +0.95%
⇒4.54% 18.2 +4.17%
  
4.12
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「売られ過ぎの市場環境に加え、週末を控えて米国債への逃避買いに弾みがついたことで」債券は上昇していると分析。
「今年はわずか数回の利下げしか織り込まれておらず、このところの2年債と5年債利回り上昇を受けて、短期的に逃避先としての十分な価値を見いだせる」と述べた。

4.12
ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)
米金融当局による年内の利下げは多くて2回とみている。また同氏は、インフレの抑制は困難なものになるとの見方を示した。
フィンク氏は、自身が当局者なら「インフレ率が2.8-3%になれば、勝利宣言をして終了だ」と述べた。これは、当局の目標2%をなお上回る水準だと。

【原油】
△上昇
//◆◆◇◆△// 
・北海ブレントは一時大きく上げ、昨年10月以来の高値を付けた。--イスラエルがイランの攻撃を受ける可能性に備えているとのブルームバーグ報道が手掛かり。
・中東地域は世界原油生産の3分の1を占めており、大規模な供給混乱の可能性が意識された。


・WTI先物5月限は64セント(0.8%)高の1バレル=85.66ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は71セント(0.8%)上昇し、90.45ドル。

4.12
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「イランが直接関与する事態になれば、中東での供給混乱の可能性が高まる」と指摘。
「週末に何らかの動きがあるリスクが大きい中で、この上昇局面で売りを出す投資家はほとんどいない」と述べた。

【NY金】
◆反落
//◇◇▲▽◆//
・一時は大きく上げて最高値を更新したが、上昇は行き過ぎとの見方から利益確定売りが広がった。
・スポット価格は一時2.5%高の1オンス=2431.52ドルと、初めて2400ドルを上回ったが、その後反転して1.6%安まで売られた。

・金先物6月限は同1.40ドル(0.1%)高の2374.10ドル。

4.12
「相場が上げ過ぎたための手仕舞い売り」と指摘。その上で「手仕舞い売りや相場調整は長くは続かず、非常に強い買いの機会を提供することになるだろう」と述べた。
金の相対力指数(RSI、14日間)は80近くで推移してきており、一部の投資家が買われ過ぎとみる水準を大きく超えている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,995.58 +71.78 +0.91%
独DAX指数 17,930.32 -24.16 -0.13%
仏CAC指数 8,010.83 -12.91 -0.16%
⇒△クアトロ.Sup10MA ⇒▲拍子木.10MA割れ ⇒△逆立  
⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▼逆立Low ⇒▲nrもみあい・様子見 
⇒▼陰.よこばい調整 ⇒▼陰3.もみあい ⇒◆wr吞込み.Reg10MA

◆ほぼ横ばい
//▽◆◆◆◆//
・中東情勢の緊迫化が投資家心理の重しとなった。--欧州中央銀行(ECB)が近く利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、前日は買いが優勢だった。
・投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数は12日に18.79となり、2023年10月以来の高さを付けた。
・欧州600種自動車・部品株指数は1.18%、旅行・娯楽関連株指数は1.16%それぞれ下げた。
・石油価格の値上がりや地政学的リスク、世界経済の不透明感を背景に石油・ガス株指数は2.46%高。

【欧州債】
◇国債利回りが大きく低下
//◆◇◆◆◇// 
・中東の紛争拡大リスクの高まりを背景に安全資産に資金が流入していることも、ユーロ圏国債の利回り低下につながっている。
・市場関係者は、イランがイスラエルに対する報復攻撃を実施するとの懸念で市場心理が圧迫される中、ユーロ圏国債のショートポジションを手仕舞う動きが出ていると指摘。
4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.36% -0.10
⇒2.46% +0.03
⇒2.44% +0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.14% -0.06
⇒4.20% +0.05
⇒4.15% +0.12

2024年4月13日土曜日

◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 令和6.4.13.Sat

StockCharts ⇒  
4.12
NYダウ   7,983.24 -475.84 -1.24%
NASDAQ 16,175.09 -267.10 -1.62%
S&P500   5,123.41 -75.65 -1.45%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low ⇒▼nrもみあい ⇒▼Low3
NASDAQ(COMPQ) ⇒-◇陽下げ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒◆nr逆立.様子見 ⇒▽陽.窓埋めReg10MA ⇒◆逆立.Sup50MA
【 SOX指数 】
4,745.05 -161.32(-3.29%) ⇒▲nr.Reg10MA ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲逆立.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
17.31 +2.40 (+16.10%) ⇒◇wr反発 ⇒▲wr吞込み.大幅下落 ⇒△wr逆立.大幅上昇
+16.10P 大幅に上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
▼Low3 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
・インフレや地政学リスクを巡る懸念が投資家心理の悪化につながった。朝方に四半期決算を発表したJPモルガン・チェースが大幅安となり、ダウ平均を下押しした。

◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・メタプラットフォームズとアルファベットも下げた。
//◆◇◆◇◆//◇◆▽◇◆ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◇◆//◇◆◆◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇▽◇▽//_◆◇◆◆ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 
4.13
米ドル/円 153.11 153.14
ユーロ/円 163.12 163.18
ユーロ/米ドル 1.0642 1.0644
英ポンド/円 190.83 190.92
豪ドル/円 99.06 99.15
スイスフラン/円 167.63 167.74
原油(WTIC原油先物) 85.40 -0.07 -0.09% ⇒◇陽 ⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい

◇ドルもみあい 円安進む.153円台 原油.◆拍子木.85ドル台  
4.12
米ドル/円 153.21 153.22
ユーロ/円 164.32 164.39
ユーロ/米ドル 1.0725 1.0729
英ポンド/円 192.32 192.40
豪ドル/円 100.15 100.18
スイスフラン/円 168.34 168.43
原油(WTIC原油先物) 85.46 -0.72 -0.84% ⇒▲nr ⇒◇陽 ⇒◆拍子木

▽ドル反発 円安進む.152円後半 原油.◇陽.86ドル台  
4.11
米ドル/円 152.98 153.01
ユーロ/円 164.35 164.38
ユーロ/米ドル 1.0742 1.0746
英ポンド/円 191.80 191.87
豪ドル/円 99.63 99.66
スイスフラン/円 167.56 167.65
原油(WTIC原油先物) 86.20 +0.92 +1.08% ⇒-▽nr下げ ⇒▲nr ⇒◇陽

冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒
1.
・冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。

・連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退もさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。


・終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。

・米国のインフレの沈静化に時間がかかり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が市場の想定より遅れるとの懸念が強まっている。ミシガン大学が12日に発表した4月の消費者調査では、1年後の予想インフレ率は3.1%と3月(2.9%)から上昇した。一方、消費者態度指数は77.9と市場予想(79.9)に反して3月(79.4)から低下した。高金利環境が長引き、経済を下押しすることへの警戒も相場の重荷となった。

・ダウ平均の下げ幅は一時580ドルを超えた。低水準で推移していた米株の変動性指数(VIX)は12日、前日比約16%高い17台となった。23年10月以来となる19台に乗せ、不安心理が高まった状態とされる20に迫る場面があった。

2.
・不動産管理・開発が上昇。
・銀行、半導体・同製造装置が下落。

・携帯端末のアップル(AAPL)は新型「M4」チップ搭載のマック発売との報道を背景とした期待感に買いが継続。


・ウォルト・ディズニーやボーイング、ゴールドマン・サックスの下げが目立つ。
・アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトも安い。
・銀行のJPモルガン(JPM)は、四半期決算で、純金利収入が予想を下回ったほか、経費が想定以上に膨らんだことが嫌気され、下落。
・ウェルズ・ファーゴ(WFC)は第1四半期決算で、純金利収入が減少し、売られた。
・ホームセンター運営のロウズ(LOW)やホーム・デポ(HD)は金利の高止まりで売上が低迷するとの懸念に、下落。

3.
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・インテルも下げが目立った。中国が自国内の通信網から外国製半導体の締め出しを進めていることを巡り、「インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に影響がありそうだ」と。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 147.2 +0.67%
☆ エヌビディア 906.16 +4.11%
◇ ASML 992.18 +1.80%
◇ インテル 37.63 +1.16%
◇ QCOM クアルコム 175.13 +2.50%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 212.98 +1.78%
☆ AMD 170.5 +3.52%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.51 +4.35%
☆ テラダイン 109.46 +2.88%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 146.22 +0.56%
◇ エヌビディア 870.39 +1.97%
◆ ASML 974.61 -1.54%
★ インテル 37.2 -2.95%
★ QCOM クアルコム 170.86 -2.68%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 209.25 -0.55%
★ AMD 167.14 -3.97%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.2 -0.35%
★ テラダイン 106.4 -4.31%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//◇◆◇◆▽//◇◆◇◇◇ 
・ドル指数が上昇。イスラエルがイランからの直接攻撃に警戒しているとの報道が手掛かりとなった。週間では約1年半ぶりの大幅高。
・円は対ドルでほぼ横ばいの1ドル=153円25銭近辺。朝方には中東情勢に関する報道に反応して円が大きく上昇し、一時152円59銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%
⇒¥153.25 ¥0.09 +0.06%
⇒¥153.16 ¥1.40 +0.92%

>>4.11
バンク・オブ・アメリカ(BofA)などのストラテジスト
日本当局による新たな介入ラインとして、1ドル=155円の可能性が強まっているとみている。

【米国株】
▲下落
//◆◆◇▲▽//◆◇▲▽▲ 
・12日の米金融市場では、地政学リスクの高まりから株式相場が大幅安。
・一方で逃避需要から国債やドルを買う動きが広がった。
・この日の午前中にブルームバーグ・ニュースは、イスラエルがイランから直接もしくはイランの代理勢力から数日中に無人機やミサイルで政府目標が攻撃を受ける可能性に備えていると報道。

・S&P500種株価指数は1.5%安で終了。銀行や半導体が特に大きく下げた。
・JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴでは、純金利収入が市場予想を下回った。
・シティグループは利益が予想を上回った。--企業による資金調達が活発化したほか、消費者のクレジットカード利用が増えた。高金利の長期化が大手行の追い風となっている兆しを示した。

4.12
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
投資家は地政学的問題にあまりに無関心だと指摘。
「金・原油市場は、この危機が市場に与える有意な影響を織り込んできており、株式市場がこれに追随する可能性はゼロではない」と。--「言い換えれば、投資家は今後数日から数週間は機敏に動く姿勢を維持したいだろう」と述べた。

4.12
シテー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「12日の市場ではリスクがメニューから外れた」と指摘。
「週末を控え、投資家はリスク資産へのエクスポージャーを減らしている。何かが起きた場合に、リスク資産は下げる恐れがあるとの懸念が背景にある」と。


4.12
カーステン・フリッチ氏らコメルツ銀行のアナリスト
イスラエルとイランによる直接衝突となった場合、中東での対立が激化し、原油価格の大幅な上昇につながると指摘。
中東情勢やウクライナによるロシアのエネルギーインフラへの攻撃などを受けた地政学的緊張の悪化を背景に、原油のオプション市場では強気の動きが広がっている。

4.12
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
直近の動きについて、投資家心理と高い株式バリュエーションが地政学的対立や根強いインフレ、原油価格に対していかに脆弱(ぜいじゃく)であるかを示していると。
「投資家は、米緩和サイクルの開始時期の予想を後ずれさせている。米金融政策に代わり地政学が市場のボラティリティーを左右する重要要素の一つになる可能性がある」と分析。

【米国債】
▽急伸
//▲▲◇◇◆//◆◇▲◆▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・中東での対立悪化が予想される中で、逃避先として買いが集まった。
・この日発表された経済指標にも、リスク選好の後退を反転させる力はなかった。4月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は市場の予想以上に低下。

・米10年債利回り
⇒4.52% -6.7 -1.46%
⇒4.59% 4.3 +0.95%
⇒4.54% 18.2 +4.17%
  
4.12
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「売られ過ぎの市場環境に加え、週末を控えて米国債への逃避買いに弾みがついたことで」債券は上昇していると分析。
「今年はわずか数回の利下げしか織り込まれておらず、このところの2年債と5年債利回り上昇を受けて、短期的に逃避先としての十分な価値を見いだせる」と述べた。

4.12
ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)
米金融当局による年内の利下げは多くて2回とみている。また同氏は、インフレの抑制は困難なものになるとの見方を示した。
フィンク氏は、自身が当局者なら「インフレ率が2.8-3%になれば、勝利宣言をして終了だ」と述べた。これは、当局の目標2%をなお上回る水準だと。

【原油】
△上昇
//◇◇◇▽◇//◆◆◇◆△ 
・北海ブレントは一時大きく上げ、昨年10月以来の高値を付けた。--イスラエルがイランの攻撃を受ける可能性に備えているとのブルームバーグ報道が手掛かり。
・中東地域は世界原油生産の3分の1を占めており、大規模な供給混乱の可能性が意識された。


・WTI先物5月限は64セント(0.8%)高の1バレル=85.66ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は71セント(0.8%)上昇し、90.45ドル。

4.12
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「イランが直接関与する事態になれば、中東での供給混乱の可能性が高まる」と指摘。
「週末に何らかの動きがあるリスクが大きい中で、この上昇局面で売りを出す投資家はほとんどいない」と述べた。

【NY金】
◆反落
//◇◇◇◆◇//◇◇▲▽◆
・一時は大きく上げて最高値を更新したが、上昇は行き過ぎとの見方から利益確定売りが広がった。
・スポット価格は一時2.5%高の1オンス=2431.52ドルと、初めて2400ドルを上回ったが、その後反転して1.6%安まで売られた。

・金先物6月限は同1.40ドル(0.1%)高の2374.10ドル。

4.12
「相場が上げ過ぎたための手仕舞い売り」と指摘。その上で「手仕舞い売りや相場調整は長くは続かず、非常に強い買いの機会を提供することになるだろう」と述べた。
金の相対力指数(RSI、14日間)は80近くで推移してきており、一部の投資家が買われ過ぎとみる水準を大きく超えている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,995.58 +71.78 +0.91%
独DAX指数 17,930.32 -24.16 -0.13%
仏CAC指数 8,010.83 -12.91 -0.16%
⇒△クアトロ.Sup10MA ⇒▲拍子木.10MA割れ ⇒△逆立  
⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▼逆立Low ⇒▲nrもみあい・様子見 
⇒▼陰.よこばい調整 ⇒▼陰3.もみあい ⇒◆wr吞込み.Reg10MA

◆ほぼ横ばい
//_◆◇◇▲//▽◆◆◆◆
・中東情勢の緊迫化が投資家心理の重しとなった。--欧州中央銀行(ECB)が近く利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、前日は買いが優勢だった。
・投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数は12日に18.79となり、2023年10月以来の高さを付けた。
・欧州600種自動車・部品株指数は1.18%、旅行・娯楽関連株指数は1.16%それぞれ下げた。
・石油価格の値上がりや地政学的リスク、世界経済の不透明感を背景に石油・ガス株指数は2.46%高。

【欧州債】
◇国債利回りが大きく低下
//_◆◇◇◆//◆◇◆◆◇ 
・中東の紛争拡大リスクの高まりを背景に安全資産に資金が流入していることも、ユーロ圏国債の利回り低下につながっている。
・市場関係者は、イランがイスラエルに対する報復攻撃を実施するとの懸念で市場心理が圧迫される中、ユーロ圏国債のショートポジションを手仕舞う動きが出ていると指摘。
4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.36% -0.10
⇒2.46% +0.03
⇒2.44% +0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.14% -0.06
⇒4.20% +0.05
⇒4.15% +0.12
12日 【日本株】
日経平均 39,523.55 +80.92 +0.21%
TOPIX 2,759.64 +12.68 +0.46%
日経平均 ⇒-nrはらみ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒+◆nr上げ.様子見
TOPIX  ⇒ -△nrはらみ.様子見 ⇒◇呑込み反発 ⇒+◆nr上げ.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 19.97 -0.76 -3.67% ⇒▲nr.BigDn
日経平均VI 20.73 +0.26 +1.27% ⇒+▼nr上げ
日経平均VI 20.47 +0.35 +1.74% ⇒+nr.上げる
--------------------------------------------------------------
・3月の米PPI、11カ月ぶりの大幅上昇-一部項目では伸び鈍化。
・アップルがMacシリーズ刷新へ、新型「M4」チップ搭載-関係者。
・ドル・円相場は1ドル=153円台前半で推移、前日の日本株終値時点は152円97銭。
--------------------------------------------------------------
12日、日本株は上昇、三井不の経営計画受け不動産株が大幅高-半導体も高い

・12日の東京株式相場は上昇。
・三井不動産が発表した資本効率改善策が好感されて不動産株が急騰した。
・米ハイテク株の反発を受けて半導体関連株も高い。
--------------------------------------------------------------
大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト
・為替も米国の消費者物価発表以降円安気味で推移しており、昨日の下げの一部を取り戻した。
・三井不の中期経営計画の印象が良かったことで不動産株が上昇。横並び的な動きへの期待もあるだろう。
・来週以降、世界の半導体関連の決算が発表される。台湾積体電路製造(TSMC)やASMLホールディングなどが見通しを引き上げれば、日本のグロース株、半導体株などが物色されると期待される。

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト
・米連邦準備制度理事会(FRB)内からの年内利下げ限定といった発言は米景気が強いことの裏返しで、株式市場にとって安定化要因。
・米国株は金利上昇後のハイテク関連の下げが小さく、弱気にみていた投資家の買い戻しが入っているようだ。
--------------------------------------------------------------
日経平均は続落、円安で下げ渋るも円買い介入警戒が重しに

・ナスダック上昇や為替の円安などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・指数ウェートが大きいファーストリテ<9983>の下げが重しとなったが、半導体関連が上昇したことで日経平均は前日比プラス圏で推移した。
一時25日移動平均線を上回る場面も見られたが、上値は重く終値ベースでは25日線を下回った。

・本日は寄付きで4月オプション特別清算指数(速報値:39820.59円)算出に絡んだ売買が入ったことから、プライム市場の売買代金は4.5兆円台まで膨らんだ。
・大引けの日経平均は前日比80.92円高(+0.21%)の39523.55円。

・不動産業の上げが目立ったほか、その他金融業、ガラス・土石製品、水産・農林業、食料品などが上昇。
・石油・石炭製品、小売業、電気・ガス業、海運業、鉄鋼などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】松屋、三菱地所、村田製、三井不 など 


▲松屋 1014 -24大幅続落。
前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は29.7億円で前期比8.6倍となり、第3四半期決算時に上方修正した水準の23億円も大きく上回っている。一方、25年2月期は25億円で同15.9%減と一転2ケタ減益ガイダンスとなっており、ネガティブな反応が先行する形に。
売上成長鈍化などによって、人件費などのコスト増がカバーしきれないものとみられる。

▽三菱地所 3058 +198大幅反発。
本日は不動産セクターが大幅高、東京都のオフィス空室率の大幅な改善、三井不動産の株主還元策強化などが手掛かり材料になっているとみられる。また、同社に関しては、みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2100円から3400円に引き上げている。
25年3月期営業利益はコンセンサスを上回ると予想しているほか、丸の内事業の開示なども期待材料になるとみているもよう。

▽村田製 2830.5 +76大幅続伸。
ジェフリーズ証券では電子部品セクターの調査を開始、同社は投資判断「バイ」でカバレッジを引き継ぎ、目標株価を3400円とした。
円安や収益体質強化で在庫調整下でも安定した収益を計上、25年3月期に向けては自動車用MLCCの回復に加え、下期はPC、サーバー向けの回復も期待でき、営業利益は再度3000億円超を予想。
同社の他、TDK、太陽誘電、ニデック、ミネベアミツミ、Nisshaを買い推奨。

▽三井不 1675 +121.5大幅反発。
前日に発表した新経営計画への評価が先行したようだ。27年3月期数値目標として、EPS年平均成長率8%以上、ROE8.5%以上、事業利益4400億円以上、純利益2700億円以上などを掲げる。利益水準は市場の期待値をやや上回る水準に。
また、総還元性向目標を現行の45%から50%以上に引き上げ、配当性向を従来の30%程度から35%程度に引き上げており、累進配当もコミットしている。

--------------------------------------------------------------
4.12動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 5940 +630 マイクロソフトのデータセンター拡充材料に関連株人気が継続。
◇三井不動産<8801> 1681.5 +128 新経営計画に対する評価が先行へ。
◇住友不動産<8830> 6053 +445 不動産株高にみずほ証券の格上げも支援。
◇三菱地所<8802> 3076 +216 みずほ証券では買い推奨に格上げ。
◇TOWA<6315> 10170 +470 生成AI関連色強い半導体関連として。
◇浜松ホトニクス<6965> 5740 +214 IOWN関連として関心向かう展開へ。
◆三井E&S<7003> 1767 -129 25日線レベルでリバウンドも一服感。
◆松屋<8237> 997 -41 前期上振れ着地だが今期の2ケタ減益見通しを嫌気。
◆ファーストリテイリング<9983> 42500 -1600 第2四半期決算はコンセンサス小幅下振れ。
◆Appier Group<4180> 1352 -40 中小型グロースは相対的に上値の重い動きで。

2024年4月12日金曜日

◇ドルもみあい 円安進む.153円台 原油.◆拍子木.85ドル台 令和6.4.12.Fri

12日 【日本株】
日経平均 39,523.55 +80.92 +0.21%
TOPIX 2,759.64 +12.68 +0.46%
日経平均 ⇒-nrはらみ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒+◆nr上げ.様子見
TOPIX  ⇒ -△nrはらみ.様子見 ⇒◇呑込み反発 ⇒+◆nr上げ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.97 -0.76 -3.67% ⇒▲nr.BigDn
日経平均VI 20.73 +0.26 +1.27% ⇒+▼nr上げ
日経平均VI 20.47 +0.35 +1.74% ⇒+nr.上げる
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・3月の米PPI、11カ月ぶりの大幅上昇-一部項目では伸び鈍化。
・アップルがMacシリーズ刷新へ、新型「M4」チップ搭載-関係者。
・ドル・円相場は1ドル=153円台前半で推移、前日の日本株終値時点は152円97銭。
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12日、日本株は上昇、三井不の経営計画受け不動産株が大幅高-半導体も高い

・12日の東京株式相場は上昇。
・三井不動産が発表した資本効率改善策が好感されて不動産株が急騰した。
・米ハイテク株の反発を受けて半導体関連株も高い。
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大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト
・為替も米国の消費者物価発表以降円安気味で推移しており、昨日の下げの一部を取り戻した。
・三井不の中期経営計画の印象が良かったことで不動産株が上昇。横並び的な動きへの期待もあるだろう。
・来週以降、世界の半導体関連の決算が発表される。台湾積体電路製造(TSMC)やASMLホールディングなどが見通しを引き上げれば、日本のグロース株、半導体株などが物色されると期待される。

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト
・米連邦準備制度理事会(FRB)内からの年内利下げ限定といった発言は米景気が強いことの裏返しで、株式市場にとって安定化要因。
・米国株は金利上昇後のハイテク関連の下げが小さく、弱気にみていた投資家の買い戻しが入っているようだ。
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日経平均は続落、円安で下げ渋るも円買い介入警戒が重しに

・ナスダック上昇や為替の円安などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・指数ウェートが大きいファーストリテ<9983>の下げが重しとなったが、半導体関連が上昇したことで日経平均は前日比プラス圏で推移した。
一時25日移動平均線を上回る場面も見られたが、上値は重く終値ベースでは25日線を下回った。

・本日は寄付きで4月オプション特別清算指数(速報値:39820.59円)算出に絡んだ売買が入ったことから、プライム市場の売買代金は4.5兆円台まで膨らんだ。
・大引けの日経平均は前日比80.92円高(+0.21%)の39523.55円。

・不動産業の上げが目立ったほか、その他金融業、ガラス・土石製品、水産・農林業、食料品などが上昇。
・石油・石炭製品、小売業、電気・ガス業、海運業、鉄鋼などが下落。

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【個別銘柄】松屋、三菱地所、村田製、三井不 など 


▲松屋 1014 -24大幅続落。
前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は29.7億円で前期比8.6倍となり、第3四半期決算時に上方修正した水準の23億円も大きく上回っている。一方、25年2月期は25億円で同15.9%減と一転2ケタ減益ガイダンスとなっており、ネガティブな反応が先行する形に。
売上成長鈍化などによって、人件費などのコスト増がカバーしきれないものとみられる。

▽三菱地所 3058 +198大幅反発。
本日は不動産セクターが大幅高、東京都のオフィス空室率の大幅な改善、三井不動産の株主還元策強化などが手掛かり材料になっているとみられる。また、同社に関しては、みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2100円から3400円に引き上げている。
25年3月期営業利益はコンセンサスを上回ると予想しているほか、丸の内事業の開示なども期待材料になるとみているもよう。

▽村田製 2830.5 +76大幅続伸。
ジェフリーズ証券では電子部品セクターの調査を開始、同社は投資判断「バイ」でカバレッジを引き継ぎ、目標株価を3400円とした。
円安や収益体質強化で在庫調整下でも安定した収益を計上、25年3月期に向けては自動車用MLCCの回復に加え、下期はPC、サーバー向けの回復も期待でき、営業利益は再度3000億円超を予想。
同社の他、TDK、太陽誘電、ニデック、ミネベアミツミ、Nisshaを買い推奨。

▽三井不 1675 +121.5大幅反発。
前日に発表した新経営計画への評価が先行したようだ。27年3月期数値目標として、EPS年平均成長率8%以上、ROE8.5%以上、事業利益4400億円以上、純利益2700億円以上などを掲げる。利益水準は市場の期待値をやや上回る水準に。
また、総還元性向目標を現行の45%から50%以上に引き上げ、配当性向を従来の30%程度から35%程度に引き上げており、累進配当もコミットしている。

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4.12動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 5940 +630 マイクロソフトのデータセンター拡充材料に関連株人気が継続。
◇三井不動産<8801> 1681.5 +128 新経営計画に対する評価が先行へ。
◇住友不動産<8830> 6053 +445 不動産株高にみずほ証券の格上げも支援。
◇三菱地所<8802> 3076 +216 みずほ証券では買い推奨に格上げ。
◇TOWA<6315> 10170 +470 生成AI関連色強い半導体関連として。
◇浜松ホトニクス<6965> 5740 +214 IOWN関連として関心向かう展開へ。
◆三井E&S<7003> 1767 -129 25日線レベルでリバウンドも一服感。
◆松屋<8237> 997 -41 前期上振れ着地だが今期の2ケタ減益見通しを嫌気。
◆ファーストリテイリング<9983> 42500 -1600 第2四半期決算はコンセンサス小幅下振れ。
◆Appier Group<4180> 1352 -40 中小型グロースは相対的に上値の重い動きで。
StockCharts ⇒  
4.11
NYダウ   38,459.08 -2.43 -0.01%
NASDAQ 16,442.19 +271.83 +1.68%
S&P500   5,199.06 +38.42 +0.74%

NYダウ(INDU) ⇒▼nr.50MAもみあい ⇒▼Low ⇒▼nrもみあい
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▼nr.様子見 ⇒-◇陽下げ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破
S&P500(SPX) ⇒+▼nr.様子見 ⇒◆nr逆立.様子見 ⇒▽陽.窓埋めReg10MA
【 SOX指数 】
4,906.37 +116.02(+2.42%) ⇒▽nr.test10MA ⇒▲nr.Reg10MA ⇒▽wr逆立.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
14.91 -0.89 (-5.63%) ⇒▲上ひげ ⇒◇wr反発 ⇒▲wr吞込み.大幅下落
+5.47P 大幅に上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼nrもみあい ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に4日続落。
・ディフェンシブ株を中心に売りが出て、ダウ平均の重荷となった。一方、朝方発表の3月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想ほど上昇しなかった。インフレへの過度な警戒が後退し、アップルやエヌビディアなどハイテク株の一角を中心に見直し買いが入り、相場を支えた。

▽wr逆立.10MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・エヌビディアが大幅続伸し、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も上げた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの目標株価引き上げや投資判断引き上げで上昇。
//◆◇◆◇◆//◇◆▽◇ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◇◆//◇◆◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇▽◇▽//_◆◇◆ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
◇ドルもみあい 円安進む.153円台 原油.◆拍子木.85ドル台  
4.12
米ドル/円 153.21 153.22
ユーロ/円 164.32 164.39
ユーロ/米ドル 1.0725 1.0729
英ポンド/円 192.32 192.40
豪ドル/円 100.15 100.18
スイスフラン/円 168.34 168.43
原油(WTIC原油先物) 85.46 -0.72 -0.84% ⇒▲nr ⇒◇陽 ⇒◆拍子木

▽ドル反発 円安進む.152円後半 原油.◇陽.86ドル台  
4.11
米ドル/円 152.98 153.01
ユーロ/円 164.35 164.38
ユーロ/米ドル 1.0742 1.0746
英ポンド/円 191.80 191.87
豪ドル/円 99.63 99.66
スイスフラン/円 167.56 167.65
原油(WTIC原油先物) 86.20 +0.92 +1.08% ⇒-▽nr下げ ⇒▲nr ⇒◇陽

◆ドルもみあい 円安維持.151円後半 原油.-▽nr下げ.86ドル台 
4.10
米ドル/円 151.74 151.75
ユーロ/円 164.72 164.81
ユーロ/米ドル 1.0856 1.0860
英ポンド/円 192.32 192.42
豪ドル/円 100.57 100.60
スイスフラン/円 167.92 167.97
原油(WTIC原油先物) 86.43 -0.48 -0.55% ⇒+nr.高値もみあい ⇒▽もみあい ⇒-▽nr下げ

PPIを好感
1.
・3月生産者物価指数(PPI)が警戒されたほど強まらず安心から買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。

・その後、NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場は下落に転じた。

・ナスダックは携帯端末アップル(AAPL)の回復がけん引し、再び上昇し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。
・ダウは下落を消せず、まちまちで終了。

・ダウ平均は午前に260ドルあまり下げる場面があった。11日朝発表の週間の新規失業保険申請件数が前の週から減り、市場予想を下回った。インフレ圧力が根強いなかで高金利が長引くとの見方が意識された。米長期金利が一時、前日比0.04%高い4.59%と昨年11月中旬以来の水準に上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感も相場の重荷だった。

・ダウ平均は前日に400ドルあまり下げていた。CPIを受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が年後半になり、年内の利下げ回数が減るとの観測が強まった。4月に入って前日までの下落幅は1300ドルを超えていた。主力ハイテク株を中心に押し目買いが入り、ダウ平均は140ドル近く上げる場面があった。

2.
・テクノロジー・ハード・機器、半導体・同製造装置が上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・携帯端末のアップル(AAPL)はマックシリーズの刷新で、人工知能(AI)に焦点をあてて設計された新たな独自プロセッサーを搭載する予定だと報じられ、大きく買われた。
・マイクロソフトも買われた。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)はオリンピック絡みの売り上げ増を見込みアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。
・オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はCEOがクラウドのインフラで、生成AIが不可欠となると発言し、上昇。

・トラベラーズやユナイテッドヘルス・グループといったディフェンシブ株の下げが目立った。
・15日に決算を発表するゴールドマン・サックスなどにも売り。
・原油価格の上昇が一服したことを受け、シェブロンも安かった。

3.
・エヌビディアが大幅続伸し、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も上げた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの目標株価引き上げや投資判断引き上げで上昇。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 147.2 +0.67%
☆ エヌビディア 906.16 +4.11%
◇ ASML 992.18 +1.80%
◇ インテル 37.63 +1.16%
◇ QCOM クアルコム 175.13 +2.50%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 212.98 +1.78%
☆ AMD 170.5 +3.52%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.51 +4.35%
☆ テラダイン 109.46 +2.88%
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◇ TSM 146.22 +0.56%
◇ エヌビディア 870.39 +1.97%
◆ ASML 974.61 -1.54%
★ インテル 37.2 -2.95%
★ QCOM クアルコム 170.86 -2.68%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 209.25 -0.55%
★ AMD 167.14 -3.97%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.2 -0.35%
★ テラダイン 106.4 -4.31%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 145.4 +1.83%
◆ エヌビディア 853.54 -2.04%
◇ ASML 989.83 +0.72%
◇ インテル 38.33 +0.92%
◇ QCOM クアルコム 175.57 +1.12%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 210.41 +0.66%
☆ AMD 170.78 +7.69%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.63 -0.26%
☆ テラダイン 111.19 +3.13%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安進む
//◇◆◇◆▽//◇◆◇ 
・ドルはほぼ変わらず。3月PPIの伸びは市場予想をやや下回った。
・神田真人財務官は日本時間11日午前、「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切に対応する」と市場をけん制。鈴木俊一財務相も「あらゆるオプションを排除せず適切に対応」すると発言。

ドル円相場は
⇒¥153.25 ¥0.09 +0.06%
⇒¥153.16 ¥1.40 +0.92%
⇒¥151.76 -¥0.06 -0.04%

4.11
バンク・オブ・アメリカ(BofA)などのストラテジスト
日本当局による新たな介入ラインとして、1ドル=155円の可能性が強まっているとみている。

【米国株】
▽反発
//◆◆◇▲▽//◆◇▲▽ 
・11日の米株式市場では、S&P500種株価指数が反発。
・大手ハイテク銘柄が上げを主導した。
・これから迎える決算シーズンに身構えている。決算の内容次第で、年初からの4兆ドル規模の上昇が試されそうだ。

・ハイテク中心のナスダック100指数は1.65%上昇した。アルファベットは時価総額が2兆ドルに接近し、アマゾン・ドット・コムは上場来高値を更新。
・アップルは大幅高。「Mac」シリーズの刷新を準備しているとの報道が好感された。

4.11
投資会社サンダース・モリスのジョージ・ボール会長
「今後の相場を動かすのは米利下げ観測ではなく、収益だ」と指摘。
「現在の高金利環境下でも、企業収益は市場の想定を大きく上回っている」と。

4.11
 コメリカ・ウェルス・マネジメントのジョン・リンチ氏
「現在は、株価が企業価値を十分に反映し、市場金利は上昇傾向で、米利下げに対する市場の期待は低下しているという環境にある」と分析。
「よって、現在の株式バリュエーションの水準と投資家心理を正当化するには、企業収益が拡大し続けることが不可欠だ」と。

4.11
ウォールストリート・ホライズンのクリスティン・ショート氏
「投資家は、底堅い経済の兆候継続と2024年のソフトランディング確認のため、銀行CEOの発言に注目するだろう」と。
同氏は、銀行に対しては23年と同様の逆風・追い風要因が24年も影響していると指摘。
「高金利は依然として、銀行が健全な水準の純金利収入を維持する上でプラスに働いている。だたその反面、高金利にはコスト上昇に耐えきれなくなった借り手のデフォルト(債務不履行)につながるというマイナスの意味合いもある」とし、「金利低下への期待が今年に入り銀行株を押し上げてきたが、労働市場の逼迫(ひっぱく)とインフレ指標の高止まりにより、低下期待は勢いを失っている」と述べた。

4.11
ブルーチップデイリー・トレンドリポートのラリー・テンタレリ氏
PPI統計は前向きな内容だった一方、今年の利下げは当初想定よりも少ない1回ないし2回で、初回利下げは7月会合までない可能性があることを投資家は覚悟しておくべきだと指摘。

【米国債】
◆下落
//▲▲◇◇◆//◆◇▲◆
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・値動きは総じて限定的だった。午後に実施された30年債入札では需要が低調だった。

・米10年債利回り
⇒4.59% 4.3 +0.95%
⇒4.54% 18.2 +4.17%
⇒4.36% -5.8 -1.32%
  
>>4.10
ウェリントン・マネジメントの債券ポートフォリオマネジャー、カンペ・グッドマン氏
「インフレが3%前後で横ばい状態になる状況を示唆しており、米金融当局は据え置き継続に傾くだろう」と指摘。
「同当局が利下げを望んでいるのは分かる。彼らは住居費のインフレが和らぐと見込んでいるが、それはモデルに基づく見方だ」と。

>>4.10
チャールズ・シュワブのチーフ債券ストラテジスト、キャシー・ジョーンズ氏
「要するに、今回のデータは年内の米利下げがせいぜい1回か2回になることを意味している。現時点において当局は慎重にならざるを得ない」と指摘。
「総じて、利回りのトレンドはまだ上方向で、われわれはそのトレンドと闘うことは望んでいない。しかし、10年債利回りが5%に上昇するとはみていない」と。

【原油】
◆反落
//◇◇◇▽◇//◆◆◇◆ 
・イランや親イラン武装勢力によるイスラエル攻撃の可能性が引き続き意識されているものの、前日に示された米原油在庫の増加が相場押し下げ要因となった。
・米エネルギー情報局(EIA)が10日に発表した週間統計で、先週の米原油在庫は584万バレル増加し、昨年7月以来の高水準となった。
・米CPI統計などでインフレの根強さが示され、当局による利下げ開始時期が遅れるとの見方も、このところ原油相場への逆風となっている。

・WTI先物5月限は前日比1.19ドル(1.4%)安の1バレル=85.02ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は74セント(0.8%)下落し、89.74ドル。

>>4.9
FGEのアナリスト
「相場はテクニカル的に買われ過ぎのようであり、足元の下げは利益確定の動きが中心となっている可能性が高い」と指摘。
需給ファンダメンタルズの逼迫(ひっぱく)が原油価格急騰の全面的な理由だったわけではなく、地政学的要因も価格押し上げに寄与していたと付け加えた。

【NY金】
▽反発
//◇◇◇◆◇//◇◇▲▽
・米PPIは前年同月比の上昇率が11カ月ぶりの大きさとなったがエコノミスト予想は下回り、市場を一定程度落ち着かせた。
・CPIデータ発表後に米国債利回りとドルが急伸したことも重しとなり、スポット金価格は一時、1.4%安の1オンス=2319.50まで売られた。

・金先物6月限は24.30ドル(1%)高の2372.70ドル。

4.11
 MKS・PAMPの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏
「前日の強いCPI統計を、PPIがある程度和らげた」と。

4.11
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
金融市場のリスクや「地政学的な懸念に対するヘッジ手段を探している投資家などから強い買い意欲」が見られ、それが金相場を支える一因となっていると分析。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,923.80 -37.41 -0.47%
独DAX指数 17,954.48 -142.82 -0.79%
仏CAC指数 8,023.74 -21.64 -0.27%
⇒▲nrはらみ.10MAもみあい ⇒△クアトロ.Sup10MA ⇒▲拍子木.10MA割れ  
⇒▲逆立.調整 ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▼逆立Low 
⇒▼はらみ.調整 ⇒▼陰.よこばい調整 ⇒▼陰3.もみあい

◆下落
//_◆◇◇▲//▽◆◆◆
・11日の欧州株は下落。ストックス欧州600指数は0.4%下落。
・米金融政策当局者のタカ派的な発言を受け、欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しへの楽観が後退した。
・ECBが域内のインフレ鈍化に伴い近く緩和を開始できるとのシグナルを明確に示すと、債券の代わりとされる公益事業株は上昇。
・銀行や旅行関連銘柄は大きく下げた。

【欧州債】
◆下落
//_◆◇◇◆//◆◇◆◆ 
・国債軟調。
・ECBは6月に初回利下げを決定する可能性が高いと見込む。ECBはこの日、5会合連続で政策金利を据え置いた。トレーダーは年内に3回程度の0.25ポイント利下げを織り込んでいる。

・独国債10年物
⇒2.46% +0.03
⇒2.44% +0.06
⇒2.37% -0.06
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・英国債10年物
⇒4.20% +0.05
⇒4.15% +0.12
⇒4.03% -0.06
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