*かぶとうし塾


アーカイブ

2024年8月1日木曜日

▲ドル下落 円全面高.149円後半 原油.△Wr反発.77ドル台 令和6.8(葉月).1.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.FOMC会合
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、9月にも利下げに動く可能性があるとの見解を示した。~米連邦公開市場委員会(FOMC)は、7月30-31両日に開催した定例会合で、主要政策金利を約20年ぶり高水準で据え置くことを決定した。据え置きは8会合連続。

②.対中輸出制限から日蘭を除外
米国は中国を標的とした新たな輸出制限から、日本とオランダの半導体製造装置メーカーを除外する用意を進めている。~東京エレクトロンやASMLホールディングなど日本とオランダの半導体関連メーカーはこの新ルール適用を免れる見込みだと関係者は述べた。計画は流動的で変わる可能性もあるという。

③.中国AIメモリーチップ制限
米国は来月にも、中国による人工知能(AI)メモリーチップとその製造装置へのアクセスを一方的に制限することを検討している。米中間の技術面での対立は一段とエスカレートするとみられる。~この措置は米マイクロンのほか、韓国のSKハイニックスやサムスン電子が高帯域幅メモリー(HBM)を中国企業に供給しないようにすることが狙い。

④.米経済指標
米ADPリサーチ・インスティテュートが発表した民間雇用者数は7月に12万2000人増と、1月以来の低い伸びとなった。労働需要減速の兆候と整合する内容となった。雇用コスト指数は4-6月に伸びが市場予想を下回った。インフレ圧力が徐々に緩和している傾向が改めて示された。~6月の中古住宅販売成約指数は3カ月ぶりに上昇。価格と金利の高止まりにもかかわらず、引っ越しや新しい家の需要が増えていることが明らかになった。

⑤.米国債入札規模
米財務省は四半期定例入札での中長期債の発行規模を前四半期から維持した。据え置きは2四半期連続。「向こう数四半期」は中長期債の発行を増やす必要はないとのガイダンスも維持した。~27資金不足が生じても財務省短期証券(TB)の発行増で穴埋めが可能とディーラーらはみている。
1日 【日本株】
日経平均 38,126.33 -975.49 -2.49%
TOPIX 2,703.69 -90.57 -3.24%
日経平均 ⇒▽切り返し ⇒▽吞込み反発 ⇒▼wr.いってこい
TOPIX  ⇒-▽nrはらみ.様子見 ⇒▽吞込み反発 ⇒▼wr切下げ.
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 21.82 +0.43 +2.01% ⇒▽wr反発
日経平均VI 21.39 -0.38 -1.75% ⇒▼拍子木
日経平均VI 21.77 +0.34 +1.59% ⇒△陽
--------------------------------------------------------------
1日、円一時4カ月ぶり高値、日銀利上げ継続を意識-株は急落

・1日の東京株式相場は大幅反落し、TOPIXは終値ベースで20年4月以来の下落率となった。
・外国為替市場での円急伸で、自動車を中心とする輸出関連株に売りが広がった。
・日銀の追加利上げを受け、金利上昇が業績に悪影響を及ぼすとの懸念から不動産株も大幅に下落。

・トヨタ自動車が8.5%値下がりしてTOPIXの下げに最も寄与した。取引時間中に発表した4-6月期(第1四半期)営業利益は市場予想をやや下回った。円安を背景に訪日客の消費が好調だった百貨店株も軒並み大幅安だった。

--------------------------------------------------------------
りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト
・円高を嫌気した売りに加え、日銀の金融政策を巡る不確実性が日本株の売りにつながったと指摘。
・さらなる利上げのタイミングや、何をベースに利上げをするのかについて「マーケットと中央銀行の判断共通項がない」と述べ、海外投資家による買い控えを招くとの見方。

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト
・「総裁はこれまでとは別人のようにタカ派だった」とし、「中期的な金利を巡る景色が変わった」と。

ソシエテ・ジェネラルのフランク・ベンジムラ氏
・日銀決定会合の結果はおおむね想定通りとした上で、8月15日に発表される4-6月期実質GDPなど経済指標で景気堅調の確信が持てれば、日経平均は最高値更新の可能性もあると。

--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅反落、円高加速で一時1300円超の急落

・米国株は上昇したものの、為替が1ドル149円台と円高ドル安が加速したことから、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は寄付きで38781.56円を付けた後、為替が1ドル148円台に突入したことも影響し、下げ足を強め7月26日の取引時間中の安値(37611.19円)に迫る37737.88円まで急落。
・日経平均の急落を受けて、日経平均VIは一時23.12ポイントまで上昇し、プライム市場の売買代金は、リバランスなどで商いが急増した5月31日(7兆7612億円)以来の6兆円台と商いは膨らんだ。

・大引けの日経平均は前日比975.49円安(-2.49%)の38126.33円。

・なし
・不動産業、輸送用機器、保険業、その他金融業、建設業の下げが目立った。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】三菱電、アンリツ、 ソシオネクスト、日立、アドバンテス など 


▲三菱電機 2367 -234大幅安。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は587億円で前年同期比3.8%減となり、市場予想は80億円ほど下振れたとみられる。FAシステムや空調などの需要鈍化が減益要因となったよう。
通期予想は円安効果で売上高を上方修正しているものの、営業利益は4000億円、前期比21.8%増を据え置き。円高の進行や全体相場急落の中で、実績値のコンセンサス下振れをネガティブに捉える動きが優勢。

▲アンリツ 1118 -173急落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6.2億円にとどまり、通期予想の110億円、前期比22.5%増に対して低水準となっている。市場予想は18億円程度であったとみられる。主力の通信計測の受注も162億円で、前四半期との比較では引き続き伸び悩む状況が続いている。
同事業の利益率も、棚卸評価損や構造改革費用を計上しているとみられるが、前四半期比では大きく悪化する形になっている。

▽ソシオネクスト 3222 +144大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は103億円で前年同期比1.5%増と増益を確保、据え置きの通期予想270億円、前期比24.0%減に対する進捗率は38%に達している。
為替のプラス効果などが大きく、会社計画を上回る推移であったとみられる。1ドル=130円前提など会社計画は保守的と捉えられ、上振れ確度は高まる方向とみられる。なお、北米データセンター向けの商談は最終段階のもよう。

▽日立 3463 +175大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、調整後営業利益は1976億円で前年同期比51.4%増となり、市場予想の1500億円を大きく上回った。デジタルシステム&サービス事業やパワーグリッド事業などが市場の期待以上であったとみられるルマーダの売上高も会社想定を上回った。
受注高に関しても市場の期待以上とみられ、通期予想の8550億円、前期比13.1%増は据え置いたが、上振れ確度は高まったとの見方。

▽アドバンテス 6863 +834急伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は313億円で前年同期比2.2倍となり、市場予想を100億円以上上回る形になった。通期予想は従来の900億円から1380億円にまで上方修正、1100億円程度のコンセンサスも大きく上回った。
テスタ市場の見通しを引き上げたようだ。なお、FOMC受けた米利下げ期待の高まりで、SOX指数が前日に大幅高となっていることも支援となった。

--------------------------------------------------------------
8.1 動いた株・出来た株
◇エンプラス<6961> 9150 +1500 ⇒ 第1四半期大幅増益で通期予想を上方修正。
◇アドバンテスト<6857> 6928 +899 ⇒ 市場コンセンサス大きく上回る水準に上方修正。
◇システナ<2317> 370 +30 ⇒ 通期業績予想レンジを上方修正。
◇TOTO<5332> 4474 +345 ⇒ 第1四半期の高い業績変化率を好感。
◇ソシオネクスト<6526> 3320 +242 ⇒ 第1四半期営業増益確保で上振れ期待一段と高まる。
◇日立製作所<6501> 3441 +153 ⇒ 第1四半期営業利益は市場予想を大幅に上振。
◇北海道電力<9509> 1061.5 +42 ⇒ 第1四半期は市場予想大幅上振れで好進捗に。
◇サイバーエージェント<4751> 994.6 +28.2 ⇒ 通期業績予想を上方修正している。
◇東映アニメ<4816> 2558 +219 ⇒ 第1四半期大幅増益で市場期待も上振れ。
◆アンリツ<6754> 1108.5 -182.5 ⇒ 第1四半期営業利益は低進捗にとどまる。
◆三菱電機<6503> 2325.5 -275.5 ⇒ 第1四半期営業益はコンセンサス下振れ着地。
◆三越伊勢丹<3099> 2712 -319 ⇒ 円高進行によるインバウンド消費の先行き懸念で。
◆住友不動産<8830> 4506 -497 ⇒ 日銀総裁会見では想定以上にタカ派姿勢が意識され。
◆東京電力<9501> 700.7 -47.1 ⇒ 第1四半期経常益はコンセンサスやや下振れ。
StockCharts ⇒  
7.31
NYダウ   40,842.79 +99.46 +0.24%
NASDAQ 17,599.40 +451.98 +2.64%
S&P500   5,522.30 +85.86 +1.57%

NYダウ(INDU) ⇒▼かぶせ.調整 ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル浮上
NASDAQ(COMPQ) ⇒+◆nr陰上げ.様子見 ⇒◆wr逆立 ⇒◇逆立.10/20MA突破
S&P500(SPX) ⇒+◆nr陰上げ.様子見 ⇒▼wr逆立 ⇒◇逆立.10MA突破 
【 SOX指数 】
5233.18 +343.03 (+7.01%) ⇒▲吞込み.調整 ⇒▲Wr逆立.窓埋め ⇒▽wr逆立.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
16.36 -1.33 (-7.52%) ⇒+nr上げ ⇒▽wr反発 ⇒▼BigDn.大幅下落
⇒ -7.52P
⇒ +6.57P
⇒ -0.30P

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽トリプル浮上 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は31日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、利下げに転じる時期が近づいているとの見方を示した。金融緩和が米景気を支えるとの期待が高まり、主力株に買いが入った。

◇逆立.10/20MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は大幅に反発。
・オランダのASMLホールディングなど半導体製造装置を手掛ける銘柄が買われた。--米国の対中輸出規制でオランダなど同盟国を除外する予定。
・エヌビディアが急伸したほか、市場予想を上回る決算を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が買われた。
//◇◆▲▲◇◆//◇▲▲ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇◆▲▲◇◆//◆▲▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▼▼◇▽▼//▲▲▽ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 円全面高.149円後半 原油.△Wr反発.77ドル台  
8.1
米ドル/円 149.98 149.99
ユーロ/円 162.38 162.42
ユーロ/米ドル  1.0827 1.0828
英ポンド/円 192.80 192.93
豪ドル/円 98.15 98.22
スイスフラン/円 170.78 170.90   
原油(WTIC原油先物) 77.91 +3.18 +4.26% ⇒▲wr切下げ ⇒▲切下げ ⇒△Wr反発

▲ドル下落 円全面高.152円半ば 原油.▲切下げ.74ドル台 
7.31
米ドル/円 152.60 152.62
ユーロ/円 165.05 165.09
ユーロ/米ドル  165.05 165.09  *ミス
英ポンド/円 195.88 195.93
豪ドル/円 99.79 99.83
スイスフラン/円 172.82 172.88   
原油(WTIC原油先物) 74.73 -1.08 -1.42% ⇒▼wr吞込.Reg200MA ⇒▲wr切下げ ⇒▲切下げ

◇ドル小反発 円もみあい.154円台 原油.▲wr切下げ.75ドル台  
7.30
米ドル/円 154.05 154.06
ユーロ/円 166.71 166.74
ユーロ/米ドル  1.0822 1.0823
英ポンド/円 198.14 198.17
豪ドル/円 100.92 100.94
スイスフラン/円 173.81 173.84   
原油(WTIC原油先物) 75.81 -1.35 -1.75% ⇒▽買戻し ⇒▼wr吞込.Reg200MA ⇒▲wr切下げ

NYダウは99ドル高、主要ハイテクの好決算や利下げ期待
1.
・連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、寄り付き後、まちまち。

・その後、主要ハイテク企業の好決算を好感した買いがけん引し、相場は終日堅調に推移した。

・連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利を据え置いたがパウエル議長がその後の会見で、9月の利下げの可能性を示唆すると期待感に相場は続伸し、終了。
--------------------------------------------------------------

・午前発表の7月の米消費者信頼感指数は100.3と6月改定値の97.8から改善し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(99.5)も上回った。米景気が底堅さを保っているとの見方につながった。6月の米雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が818万4000件と、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(800万件)を上回った。

・市場では、米経済が減速するなかでも底堅さを保っていると受け止められた。相対的な出遅れ感があるとみられている景気敏感株の一部に買いが入った。中小型の内需株を中心に構成するラッセル2000株価指数は反発して終えた。

・ダウ平均は下落に転じる場面があった。朝に発表した2024年4〜6月期決算で売上高が市場予想を下回ったプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が5%近く下落した。業績見通しを引き下げたメルクは9.8%安で終えた。午後にはイスラエルがイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を標的にレバノンの首都を空爆したと伝わった。リスク回避の姿勢が強まり、株売りが広がる場面があった。

2.
・半導体・同製造装置が上昇。
・半銀行が小幅下銀行が小幅下落。

・アマゾン・ドット・コムやボーイング、アップルの上昇が目立った。
・人員削減の方針が伝わったインテルも買われた。


・ジョンソン・エンド・ジョンソンやメルクといったディフェンシブ株の一角には売りが出た。
・マクドナルド(MCD)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
・消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は四半期決算で売上高が予想を下回り、下落。
・ホテルチェーンを運営するマリオット・インターナショナル(MAR)は北米、中国の需要が弱く、見通しを引下げ、下落。

3.
・半導体製造装置を手掛ける銘柄が買われた。--米国の対中輸出規制でオランダなど同盟国を除外する予定。
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は第2四半期決算で人工知能(AI)チップの強い需要が支援し収益が拡大、売り上げ見通しを引き上げ、上昇。
・エヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
・ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 165.8 +7.29%
☆ エヌビディア 117.02 +12.81%
☆ ASML 936.7 +8.89%
◇ インテル 30.74 +2.02%
☆ QCOM クアルコム 180.95 +8.39%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 212.2 +7.86%
☆ AMD 144.48 +4.36%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 109.82 +7.08%
☆ テラダイン 131.16 +8.09%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 154.54 -3.42%
★ エヌビディア 103.73 -7.04%
◆ ASML 860.24 -1.18%
◆ インテル 30.13 -2.27%
★ QCOM クアルコム 166.94 -6.55%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 196.74 -4.30%
◆ AMD 138.44 -0.94%
★ MU ミクロン・テクノロジー 102.56 -4.90%
★ テラダイン 121.34 -5.15%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 160.01 -1.19%
◆ エヌビディア 111.59 -1.30%
◆ ASML 870.55 -1.83%
◆ インテル 30.83 -1.66%
◆ QCOM クアルコム 178.64 -0.78%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 205.57 -0.44%
◆ AMD 139.75 -0.17%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 107.85 -1.43%
◇ テラダイン 127.93 +1.16%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル下落 円全面高
//◆▲▲◇◆//◇▲ 
・円相場は対ドルで一時149円台に上昇し、3月以来の高値を付けた。
・日本銀行による追加利上げと長期国債買い入れ減額計画の発表を受けて東京時間に円買いが加速した流れが継続。ニューヨーク時間午前の取引では、米指標の発表後に一時149円64銭まで買われた。

ドル円相場は
⇒¥150.03 -¥2.74 -1.79%
⇒¥152.89 -¥1.13 -0.73%
⇒¥154.03 ¥0.27 +0.18%

7.31
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のシニア・アナリスト、エリアス・ハダッド氏
「日銀の植田和男総裁の発言が円上昇の起爆剤となった」と指摘。
ドル・円相場のテクニカルな支持線である151円60銭(200日移動平均線)を超えたことで、さらなるドル安・円高につながる可能性があると指摘。148円50銭近辺のトレンドラインの下値支持線が次の重要なサポート水準になるだろうと。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
「日本側から見れば、日銀による0.25%への利上げはまだ小さな一歩だ。ただ最終的には、より大きなトレンドの始まりと見ることができるようになるかもしれない」と指摘。
「市場の見通しがよりタカ派的になれば、円がさらに上値を伸ばす余地も大きくなる」と。

ウェルズ・ファーゴのストラテジスト
円の売り持ちが減少していることから、巻き戻しによる追い風が弱まり、円の上値を抑える要因になるとみている。
同行のエリック・ネルソン、ジャック・ボスウェル両氏は31日、ドル・円相場が150円付近で値固めとなる中、「この水準かその前後での円売り・ドル買いが得策かもしれない」と指摘。

【米国株】
▽上昇
//▽◆▲▲▽//◇◆▽ 
・米国株式市場は上昇。
・パウエル議長のハト派発言を受けて、S&P500種株価指数は2月以来の大幅高となった。
・FOMC会合では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを5.25-5.5%に据え置くことを決定。声明では「2大責務の両面のリスクに留意する」とし、インフレリスクにのみ焦点を合わせてきた従来の文言から修正された。

・エヌビディアは13%急伸。モルガン・スタンレーのアナリストが選ぶ米半導体銘柄のトップピックに半年ぶりに復帰したことが追い風となった。引け後に決算を発表したメタ・プラットフォームズは時間外取引で上昇。


7.31
ルネサンス・マクロ・リサーチの米経済調査責任者ニール・ダッタ氏
「記者会見は声明文よりもややハト派的だった」と指摘。
「全体として、米金融当局者はただ待つために待っているような印象を受けた。結局のところ、パウエル議長自身が認めたように、すべてのデータはすでに議長が見たい方向を指している」と。

バンクレートのグレッグ・マクブライド氏
「インフレ統計が協力的であることが前提だが、米金融当局は9月の利下げに向けてうまく準備を整えた。
利下げに踏み切らないとすれば、インフレが目標の2%に向かって一貫して低下しない場合だ」と指摘。

キー・ウェルスのラジーブ・シャルマ氏
FOMC会合について「9月利下げへの扉をさらに開いたが、確約するまでには至らなかった」と指摘。
「8月下旬に行われるジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)で、パウエル議長が9月利下げへのシグナルを送ると想定すべきだ。それまでにはあと1カ月分の雇用・インフレ統計も入手できる」と。

【米国債】
▽上昇
//◆◇◆▽▽//◇▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・米国債は年限全般で利回りが大幅低下。パウエル議長の発言に反応した。

・米10年債利回り
⇒4.03% -11.0 -2.65%
⇒4.14% -3.7 -0.88%
⇒4.17% -2.3 -0.56%
  
  
>>7.30
バンク・オブ・アメリカ(BofA)
S&P500種株価指数は恐らく今年の高値を付けてしまった可能性があるが、それでも投資家に残された機会は十分にあると。

BofAのサビタ・スブラマニアン氏
「最近見られた相場の下落が最悪期を過ぎたと判断するのはほぼ不可能だが、株式市場の背景は良好だと今もな考えている。底堅い成長とインフレ率の低下、利下げの可能性が高いこと、そしてAI支出がその理由だ」と。
「2023年半ばのセンチメントは著しくネガティブで、当社のツールは経済と企業利益の方向がネガティブよりもポジティブなサプライズになると示唆していた」と。
「今のセンチメントは中立で、ポジティブなサプライズの余地は縮小している」と。

【原油】
▽急反発
//▼▼◇◇▲//▲▲▽ 
・イスラエルによるとみられる空爆でイスラム組織ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏がイランで死亡したことで、世界の原油生産量の約3分の1を占める中東での緊張が高まった。
・市場参加者は、新たな地政学的緊張がイランなど中東産油国の生産と輸出にどう影響するかを見極めようとしている。

・WTI先物9月限は、前日比3.18ドル(4.3%)高の1バレル=77.91ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は2.09ドル(2.7%)上げて80.72ドル。

7.31
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「現時点では、2ドルの地政学的なリスクプレミアムを上乗せするのはショートカバーの動きであり、実際の供給を巡る懸念ではないと考えられる」と。

【NY金】
◇続伸
//◆◇◇◆◆//◆▽◇ 
・最新の米経済指標を消化しつつFOMC政策発表を待つ展開となる中、総じて買い優勢となった。
・中東情勢の緊迫化も安全な逃避先としての金の妙味を高めた。

・金先物12月限は、FOMC政策発表前に前日比21.10ドル(0.9%)高の2473ドル。

>>7.30
WGCのストラテジスト、ジョセフ・カバトーニ氏
中国などアジア地域の富裕層やアセットマネジャーが「信用、債務、その他の金融情勢を巡る懸念」の強まりを受けて金に殺到したと。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,367.98 +93.57 +1.13%
独DAX指数 18,508.65 +97.47 +0.53%
仏CAC指数 7,531.49 +56.55 +0.76%
⇒△nr.高値 ⇒▼nr.調整 ⇒△wr逆立.高値圏
⇒▼wrかぶせ.調整 ⇒△nrはらみ.様子見 ⇒◇はらみ反発
⇒▼wrかぶせ.調整 ⇒△nrはらみ.様子見 ⇒+◆陰上げ.Reg20MA

▽上昇 
//▽◇◆◆▽//◆◇▽
・31日の欧州株は上昇。
・市場の関心は今週発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)とイングランド銀行(英中央銀行)の決定に集中している。
・ストックス欧州600指数は0.8%上昇。
・テクノロジー株が買いを集めた。オランダのASMLホールディングは大幅高。

【欧州債】
▽上昇 
//◆◇◆◇◇//◇◇▽ 
・ドイツ債、英国債が5日続伸。
・FOMC、英中銀の発表を前に市場で利下げ見通しが強まった。

・独国債10年物
⇒2.30% -0.04
⇒2.34% -0.02
⇒2.36% -0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.97% -0.07
⇒4.04% -0.01
⇒4.05% -0.05
---------------------------

Powered By Blogger