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2024年8月2日金曜日

◆ドル弱い 円高維持.149円前半 原油.▲wrかぶせ.76ドル 令和6.8.2.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米利下げ観測強まる
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は、過去8カ月で最大の活動縮小を示した。~受注と生産の縮小が加速し、雇用の指数は4年ぶりの低水準となった。新規失業保険申請件数はほぼ1年ぶりの水準に増加。金利スワップ市場では年内3回の利下げが完全に織り込まれ、10年債利回りは2月以来、初めて4%割り込んだ。

②.大規模な囚人交換が成立
ロシアと西側で合計24人の囚人交換が成立。~ロシアは米紙ウォールストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシコビッチ記者と元米海兵隊員のポール・ウィーラン氏を釈放した。今回の囚人交換では16人が西側へ、8人がロシアにそれぞれ帰国する。

③.英利下げ
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を5.00%に引き下げると発表。~中銀は慎重に緩和を続ける方針も示唆した。議事要旨によれば、金融政策委員会(MPC)メンバーの5人が0.25ポイント利下げを支持、4人が据え置きを主張した。

④.OPECプラス減産維持へ
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、合同閣僚監視委員会(JMMC)を開催し、10月以降に減産幅を縮小する方針を維持。~OPECプラスは、10月から徐々に減産幅を縮めることで合意している。

⑤.肥満症治療薬が心血管系にも効果
米イーライリリーの肥満症治療薬「ゼップバウンド」が、肥満に関連した心不全の患者の長期的な健康状態を改善させたことが、治験で示された。同薬の心血管系への効果が明らかになった格好。~同社の発表によれば、ゼップバウンドを投与された患者では死亡や入院など不良な転帰をたどるリスクがプラセボ(偽薬)群と比較して38%低かった。ゼップバウンド投与群ではまた、息切れや疲労、不整脈といった心不全の症状も有意に軽減した。
2日 【日本株】
日経平均 35,909.70 -2,216.63 -5.81%
TOPIX 2,537.60 -166.09 -6.14%
日経平均 ⇒▽吞込み反発 ⇒▼wr.いってこい ⇒▲WR.Low
TOPIX  ⇒▽吞込み反発 ⇒▼wr切下げ. ⇒▲WR.Low
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【日経平均VI】
日経平均VI 29.44 +7.62 +34.92% ⇒△Wr.大幅上げ
日経平均VI 21.82 +0.43 +2.01% ⇒▽wr反発
日経平均VI 21.39 -0.38 -1.75% ⇒▼拍子木
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2日、日経平均ブラックマンデー以来の下げ幅、米景気懸念直撃

・2日東京株式相場は全面安。
・米国で雇用環境の悪化を示す指標が相次ぎ、景気の先行き懸念が強まった。
・電機や機械など輸出セクター、銀行や保険、証券など金融セクター中心に東証33業種は全て安い。

・銀行株は10%を超えて下落し08年10月以来の下落率。相場の急落を受けて、日本株への投資家心理を映す日経平均ボラティリティー指数は30付近まで急上昇し、2年ぶりの高水準となった。

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
・米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀会合をきっかけに「日米ともに巻き戻しの動きが見られる」と。
・焦点が景気になった時に米ISM統計の悪化などがあり、日本株では銀行株中心に海外投資家や投機筋の巻き戻しが起きているとの認識。
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日経平均は歴史的な急落、ブラックマンデー以来、史上2番目の下落幅

・米国株の下落や為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比7%超の大幅安となったことから、半導体株がきつい下げとなり日経平均は37000円台を一気に割り込む展開に。
・売りが売りを呼ぶ地合いとなり、大引けにかけて一段安となった日経平均は36000円台も割り込む。

・大引けの日経平均は前日比2216.63円安(-5.81%)の35909.70円。

・上昇業種なし
・証券・商品先物取引業、銀行業、保険業、電気機器、卸売業の下げが目立った。

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【個別銘柄】日本製鉄、AGC、ヤマトHD、大和証G、東京エレクトロン など 


▽日本製鉄 3203 +11 逆行高。
前日に第1四半期決算を発表、事業利益は2370億円で前年同期比4.7%減となり、通期予想は従来の6500億円から7000億円、前期比19.5%減に上方修正している。内需減少を輸出でカバーのほか、ひも付き分野での高位のスプレッド維持などが上振れ要因に。
厳し環境の中での上方修正をポジティブ視、また、年間配当金160円計画は据え置きだが、減配リスクが後退したことも安心感につながっている。

▲ AGC 4721 -482 大幅続落。
前日の取引時間中に上半期の決算を発表、売り先行となったものの持ち直す動きとなっていた。本日は地合いの悪化も重なって、あらためて売りが優勢の展開に。上半期営業利益は567億円で前年同期比11.9%減、600億円の従来計画を下振れた。
通期予想は従来の1500億円から1300億円、前期比0.9%増に下方修正。バイオ医薬品CDMO事業において、想定から大幅な販売数量の減少とコストの増加が見込まれることを背景としている。

▲ヤマトHD 1620 -174 大幅続落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は142億円の赤字となり、前年同期比158億円の損益悪化となっている。取扱数量は増加したものの、法人を中心とした単価の低下が大きく影響した。
通期業績は売上高予想を下方修正したものの、営業利益は500億円、前期比24.8%増を据え置き。単価回復やコストコントロール強化の効果を見込んでいるが、不透明感は拭えない状況であるようだ。

▲大和証G 1018.5 -212 大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、経常利益は377億円で前年同期比4.6%増となったが、市場予想は10%超下回る水準だったもよう。株式トレーディングや投資・不動産の収益が伸び悩んだほか、欧米M&A部門の赤字も拡大したようだ。
先に野村HDが好決算を発表していたため、期待感の反動も強まる形に。また、本日は日経平均が一時2000円超の急落となっており、証券セクターの売り要因ともなっている。

▲東エレク 27235 -3505 大幅続落。
同社やKOKUSAI、SCREENなど半導体大手の下げが目立っている。ISM製造業景気指数の予想以上の悪化を受けて米国では景気後退懸念が強まる格好となり、米国株式市場は大幅安、とりわけSOX指数は7%超の急落となっている。
また、15%の人員削減や第4四半期からの配当停止を発表したインテルは時間外で一時約20%の下落伴っている。国内半導体関連も連れ安する状況となっているようだ。

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8.2 動いた株・出来た株
◇JVCケンウッド<6632> 1010 +150 ⇒ 第1四半期は想定以上の大幅増益で上振れ期待高まる。
◇M&A総研<9552> 2890 +162 ⇒ 自己株式の取得実施を発表。
◇コナミグループ<9766> 11760 +655 ⇒ 第1四半期は市場予想上回る大幅増益に。
◇日本製鉄<5401> 3239 +47 ⇒ 業績上方修正で高利回り水準も意識へ。
◆大和証券グループ本社<8601> 1021 -209.5第1四半期決算マイナス視で大幅な株安も売り材料に。
◆野村HD<8604> 818 -86.4 ⇒ 日経平均大幅安で証券株売られる。
◆三菱UFJ FG<8306> 1579.5 -146 ⇒ 第1四半期想定線で全体株安に押される。
◆東京海上HLDG<8766> 5158 -460 ⇒ 米金利低下で保険株も軟調推移。
◆第一生命HD<8750> 4043 -449 ⇒ 米長期金利の低下を売り材料視。
◆KOKUSAI ELECTRI<6525> 3585 -470 ⇒ SOX指数大幅安で主力の半導体関連が総じて軟調。
◆東京エレクトロン<8035> 27235 -3505 ⇒ SOX指数7%超安で国内半導体関連が連れ安。
◆ソシオネクスト<6526> 2878.5 -343.5 ⇒ 半導体関連株安の流れに押される。
◆イビデン<4062> 5050 -592 ⇒ インテルの時間外株安も警戒視。
◆SUMCO<3436> 2189 -250 ⇒ 半導体関連の一角として売りが向かう展開に。
◆日本マイクロニクス<6871> 5210 -590 ⇒ 中小型の半導体関連にも売りが優勢で。
◆三井物産<8031> 3070 -329 ⇒ 第1四半期決算サプライズ乏しく地合い悪化に連れ安。
◆日本電気<6701> 11685 -1160 ⇒ 米ハイテク株安の流れが波及か。
◆レーザーテック<6920> 23075 -2265 ⇒ 米半導体株安で主力の半導体製造装置株は大幅安。
◆トヨタ自動車<7203> 2631 -68 ⇒ 第1四半期サプライズ乏しく地合い悪に押される。
◆ソフトバンクグループ<9984> 7979 -576 ⇒ 英アームの株価大幅下落をマイナス視。
◆三越伊勢丹HLDG<3099> 2434 -278 ⇒ 円高反転によるインバウンド需要の減退懸念続く。
StockCharts ⇒  
8.1
NYダウ   40,347.97 -494.82 -1.21%
NASDAQ 17,194.14 -405.25 -2.30%
S&P500   5,446.68 -75.62 -1.36%

NYダウ(INDU) ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル浮上 ⇒▼Wr.-Cog.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆wr逆立 ⇒◇逆立.10/20MA突破 ⇒▼Wr吞込み.調整
S&P500(SPX) ⇒▼wr逆立 ⇒◇逆立.10MA突破 ⇒▼Wr吞込み.調整 
【 SOX指数 】
4859.59 -373.60 (-7.14%) ⇒▲Wr逆立.窓埋め ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲Wr.窓埋め

【 VIX恐怖指数 】
18.59 +2.23 (+13.63%) ⇒▽wr反発 ⇒▼BigDn ⇒▽Wr吞込み
⇒ +13.63P
⇒ -7.52P
⇒ +6.57P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▼Wr.-Cog.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。
・同日発表の7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を下回ったことなどが米景気懸念につながった。景気敏感株への売りが目立った。

▼Wr吞込み.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・エヌビディアの下げが目立った。
・フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)も昨日引け後に発表した好決算を受けた買いが継続。
//◇◆▲▲◇◆//◇▲▲◆ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇◆▲▲◇◆//◆▲▲▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▼▼◇▽▼//▲▲▽▲ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い 円高維持.149円前半 原油.▲wrかぶせ.76ドル台  
8.2
米ドル/円 149.33 149.34
ユーロ/円 161.14 161.17
ユーロ/米ドル  1.0788 1.0794
英ポンド/円 190.11 190.23
豪ドル/円 96.97 97.01
スイスフラン/円 170.98 171.01   
原油(WTIC原油先物) 76.31 -1.60 -2.05% ⇒▲切下げ ⇒△Wr反発 ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA

▲ドル下落 円全面高.149円後半 原油.△Wr反発.77ドル台  
8.1
米ドル/円 149.98 149.99
ユーロ/円 162.38 162.42
ユーロ/米ドル  1.0827 1.0828
英ポンド/円 192.80 192.93
豪ドル/円 98.15 98.22
スイスフラン/円 170.78 170.90   
原油(WTIC原油先物) 77.91 +3.18 +4.26% ⇒▲wr切下げ ⇒▲切下げ ⇒△Wr反発

▲ドル下落 円全面高.152円半ば 原油.▲切下げ.74ドル台 
7.31
米ドル/円 152.60 152.62
ユーロ/円 165.05 165.09
ユーロ/米ドル  165.05 165.09  *ミス
英ポンド/円 195.88 195.93
豪ドル/円 99.79 99.83
スイスフラン/円 172.82 172.88   
原油(WTIC原油先物) 74.73 -1.08 -1.42% ⇒▼wr吞込.Reg200MA ⇒▲wr切下げ ⇒▲切下げ

NYダウは494ドル安、急速な景気悪化を警戒
1.
・利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。

・その後、失業保険申請件数が1年ぶりの高水準に達したほか、ISM製造業景況指数が予想外に低下するなど、急速な景気悪化を警戒した売りが加速し、相場は下落に転じた。

・主要ハイテク企業決算を控えた警戒感も重しとなり相場は終日軟調に推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了。
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・ISM製造業指数は46.8と、6月(48.5)から低下し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(48.9)を下回った。項目別では「雇用」などの低下が目立った。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は24万9000件と、市場予想(23万5000件)を上回り、2023年8月以来の高水準となった。

・米景気や労働市場が想定以上のペースで減速する可能性が意識された。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で労働市場の動向を注視しているとしていた。指標を受けて米債券相場は上昇(金利は低下)し、米長期金利は約半年ぶりに4%を割り込んだ。

・ダウ平均の下げ幅は一時740ドルを超えた。2日発表の7月の米雇用統計を見極めたい市場参加者が多く、引けにかけてはやや下げ渋る動きがみられた。パウエル議長が前日の会見で9月利下げの可能性を示したことは相場を下支え、主要指数は寄り付き直後に上昇する場面があった。

2.
・家庭・パーソナル用品が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やコカ・コーラなど生活必需品が上昇。
・製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は同社の肥満治療薬「ゼップバウンド」が肥満に関連した心不全のリスクを軽減することが明らかになり、上昇。
・携帯端末のアップル(AAPL)は1株利益が予想を上回り、買われた。


・ボーイングやシェブロン、キャタピラーなどの下げが目立った。
・半導体のインテル(INTC)は取引終了後に四半期決算を発表、売り上げ見通しが予想を下回ったほか、配当を一時停止すると発表し、時間外取引で売られている。
・オンライン小売のアマゾン(AMZN)は見通しが予想を下回り、売られた。

3.
・エヌビディアの下げが目立った。
・フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)も昨日引け後に発表した好決算を受けた買いが継続。

SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 158.18 -4.60%
★ エヌビディア 109.21 -6.67%
★ ASML 883.71 -5.66%
★ インテル 29.05 -5.50%
★ QCOM クアルコム 164 -9.37%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 196.3 -7.49%
★ AMD 132.54 -8.26%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.51 -7.57%
★ テラダイン 121.74 -7.18%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 165.8 +7.29%
☆ エヌビディア 117.02 +12.81%
☆ ASML 936.7 +8.89%
◇ インテル 30.74 +2.02%
☆ QCOM クアルコム 180.95 +8.39%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 212.2 +7.86%
☆ AMD 144.48 +4.36%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 109.82 +7.08%
☆ テラダイン 131.16 +8.09%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 154.54 -3.42%
★ エヌビディア 103.73 -7.04%
◆ ASML 860.24 -1.18%
◆ インテル 30.13 -2.27%
★ QCOM クアルコム 166.94 -6.55%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 196.74 -4.30%
◆ AMD 138.44 -0.94%
★ MU ミクロン・テクノロジー 102.56 -4.90%
★ テラダイン 121.34 -5.15%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドル弱い 円高維持
//◆▲▲◇◆//◇▲▲◆ 
・ドルとスイス・フランが上昇。--弱い米経済データが複数発表されたほか、中東の緊張激化が意識され、逃避の買いが入った。


ドル円相場は
⇒¥149.57 -¥0.41 -0.27%
⇒¥150.03 -¥2.74 -1.79%
⇒¥152.89 -¥1.13 -0.73%

>>7.31
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のシニア・アナリスト、エリアス・ハダッド氏
「日銀の植田和男総裁の発言が円上昇の起爆剤となった」と指摘。
ドル・円相場のテクニカルな支持線である151円60銭(200日移動平均線)を超えたことで、さらなるドル安・円高につながる可能性があると指摘。148円50銭近辺のトレンドラインの下値支持線が次の重要なサポート水準になるだろうと。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
「日本側から見れば、日銀による0.25%への利上げはまだ小さな一歩だ。ただ最終的には、より大きなトレンドの始まりと見ることができるようになるかもしれない」と指摘。
「市場の見通しがよりタカ派的になれば、円がさらに上値を伸ばす余地も大きくなる」と。

ウェルズ・ファーゴのストラテジスト
円の売り持ちが減少していることから、巻き戻しによる追い風が弱まり、円の上値を抑える要因になるとみている。
同行のエリック・ネルソン、ジャック・ボスウェル両氏は31日、ドル・円相場が150円付近で値固めとなる中、「この水準かその前後での円売り・ドル買いが得策かもしれない」と指摘。

【米国株】
▲急落
//▽◆▲▲▽//◇◆▽▲ 
・米国株式市場は急落。
・トレーダーの間では一連の弱い経済統計を受けて、9月まで利下げを見合わせたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の決定は賢明だったのかという疑問が生じている。
・FRBが景気刺激的な姿勢を見せたかと思えば、翌日には将来の成長不安を予兆するなど、投資家は経済と企業業績の予想に苦慮している。

・引け後に発表されたインテルの決算では、弱気な見通しが示され、株価は時間外で下げた。
・アマゾン・ドット・コムも決算を嫌気して下落した。
・アップル株は決算発表後に乱高下した。

・米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は、過去8カ月で最大の活動縮小を示した。2日には7月の雇用統計が発表される。
・7月の雇用統計では雇用者の伸び減速が示されるというのが、エコノミストらの予想。失業率は4.1%で横ばいとみられている。


8.1
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
「多くの経済要因が重なり、市場はパニックモードに近づいている。リスク資産を敬遠する動きが少しずつ加速している」と。
「市場に吹く向かい風は嵐のようだ。特に完璧な状況を織り込んでいた株式には厳しい。今の経済からうかがわれるのは、不完全な状況だ」と。

ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏
経済データの「継続的な悪化」がこの日の朝、明らかになったと指摘。
「連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げを開始するまでは出遅れているように見えるだろう」と。

ウルフ・リサーチのクリス・セニェック氏
「労働市場は数カ月前から警告シグナルを発信していた」と指摘。
「過去の例から判断すると、パウエル議長は非常に危ない橋を渡っているとみられる。利下げ開始を長く待ちすぎると、手遅れになりかねない」と。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザッカレリ氏
「FOMCがもっと劇的な利下げを決意するきっかけとなり得るのは、雇用市場に著しい悪化が見られることであり、われわれはその点を注視している」と。

【米国債】
▽上昇
//◆◇◆▽▽//◇▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・10年債利回りが4%を割り込み、スワップ市場では年内3回の利下げが完全に織り込まれた。

・米10年債利回り
⇒3.98% -4.6 -1.14%
⇒4.03% -11.0 -2.65%
⇒4.14% -3.7 -0.88%
  
  
>>7.30
バンク・オブ・アメリカ(BofA)
S&P500種株価指数は恐らく今年の高値を付けてしまった可能性があるが、それでも投資家に残された機会は十分にあると。

BofAのサビタ・スブラマニアン氏
「最近見られた相場の下落が最悪期を過ぎたと判断するのはほぼ不可能だが、株式市場の背景は良好だと今もな考えている。底堅い成長とインフレ率の低下、利下げの可能性が高いこと、そしてAI支出がその理由だ」と。
「2023年半ばのセンチメントは著しくネガティブで、当社のツールは経済と企業利益の方向がネガティブよりもポジティブなサプライズになると示唆していた」と。
「今のセンチメントは中立で、ポジティブなサプライズの余地は縮小している」と。

【原油】
▲反落
//▼▼◇◇▲//▲▲▽▲ 
・中東情勢の緊張化による供給懸念はあるものの、米経済減速の兆しの方が強く意識された。
・この日は米製造業の大幅な活動縮小を示す統計を受けて金融市場全体でリスク敬遠の動きが広がり、原油相場でも売りが優勢となった。
・イランがイスラエルに対する報復を計画しているとの報道もあり、紛争拡大が原油輸出に支障をきたす恐れがあるとの懸念も高まっている。

・WTI先物9月限は、前日比1.60ドル(2.05%)安の1バレル=76.31ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は1.20ドル(1.5%)下げて79.52ドル。

8.1
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
地政学的緊張が「市場の関心事項であることは間違いない」ものの、最近の原油相場の上昇は行き過ぎだったと指摘。
世界的な景気減速の兆候を踏まえれば、実際に供給面で大きな支障がない限り、原油相場は買われ過ぎの領域にあると。

【NY金】
◇続伸
//◆◇◇◆◆//◆▽◇◇ 
・朝方発表された米新規失業保険申請件数は、ほぼ1年ぶりの水準に増加。景気の冷え込みが示唆されたのを受けて年内利下げの観測が強まった。金利低下は通常、利子を生まない金にとって強材料と見なされる。

・金先物12月限は続伸し、前日比7.80ドル(0.3%)高の2480.80ドル。

8.1
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日に9月利下げの可能性を示唆したが、そうした動きはデータ次第だとしていた。新たに発表されたデータを基にすれば、利下げへの道はさらに少し広がった」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,283.36 -84.62 -1.01%
独DAX指数 18,083.05 -425.60 -2.30%
仏CAC指数 7,370.45 -161.04 -2.14%
⇒▼nr.調整 ⇒△wr逆立.高値圏 ⇒▲拍子木.いってこい
⇒△nrはらみ.様子見 ⇒◇はらみ反発 ⇒▲Wr逆立
⇒△nrはらみ.様子見 ⇒+◆陰上げ.Reg20MA ⇒▲Wr逆立

▲下落 
//▽◇◆◆▽//◆◇▽▲
・1日の欧州株は下落。
・低調な決算が嫌気されたほか米経済統計を手掛かりに、より広範にわたる経済への懸念が強まった。
・ストックス欧州600指数は1.2%安、7週ぶりの大幅安。
・米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は、過去8カ月で最大の活動縮小を示した。

【欧州債】
▽英国債が上昇 
//◆◇◆◇◇//◇◇▽▽ 
・欧州債市場では英国債が上昇。イングランド銀行(英中央銀行)が2020年序盤以来の利下げに踏み切ったことに反応した。ISM統計も材料視された。
・ドイツ債も上昇。10年債利回りは昨年11月以降で最長の連続低下となった。

・独国債10年物
⇒2.24% -0.06
⇒2.30% -0.04
⇒2.34% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.88% -0.09
⇒3.97% -0.07
⇒4.04% -0.01
---------------------------

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