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2024年8月3日土曜日

▲ドル急落 円全面高.146円半ば 原油.▲Wr切下げ.Low.73ドル台 令和6.8.3.Sat

StockCharts ⇒  
8.2
NYダウ   39,737.26 -610.71 -1.51%
NASDAQ 16,776.16 -417.98 -2.43%
S&P500   5,346.56 -100.12 -1.83%

NYダウ(INDU) ⇒▽トリプル浮上 ⇒▼Wr.-Cog.調整 ⇒▼wr.窓埋め調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇逆立.10/20MA突破 ⇒▼Wr吞込み.調整 ⇒▼nr.BigDn.Low
S&P500(SPX) ⇒◇逆立.10MA突破 ⇒▼Wr吞込み.調整 ⇒▼BigDn.Low窓埋め 
【 SOX指数 】
4607.76 -251.83 (-5.18%) ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲Wr.窓埋め ⇒▲BigDn.窓埋め

【 VIX恐怖指数 】
23.39 +4.80 (+25.82%) ⇒▼BigDn ⇒▽Wr吞込み ⇒△wr.High.大幅上げ
⇒ +13.63P
⇒ -7.52P
⇒ +6.57P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▼wr.窓埋め調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・朝発表の7月の米雇用統計が市場予想を下回る内容だった。米経済が想定以上に減速するとの懸念が強まり、主力株に売りが広がった。下げ幅は一時980ドルを超えた。週間の下げ幅は852ドルと、5月下旬以来の大きさとなった。

▼nr.BigDn.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は大幅に続落。
・エヌビディアやメタプラットフォームズなどが売られた。
//◇◆▲▲◇◆//◇▲▲◆▲ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◇◆▲▲◇◆//◆▲▲▲▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▼▼◇▽▼//▲▲▽▲▲ 原油 73ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル急落 円全面高.146円半ば 原油.▲Wr切下げ.Low.73ドル台 
8.3
米ドル/円 146.59 146.62
ユーロ/円 159.85 159.89
ユーロ/米ドル  1.0908 1.0910
英ポンド/円 187.54 187.60
豪ドル/円 95.38 95.42
スイスフラン/円 170.81 170.90   
原油(WTIC原油先物) 73.52 -2.79 -3.66% ⇒△Wr反発 ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low

◆ドル弱い 円高維持.149円前半 原油.▲wrかぶせ.76ドル台  
8.2
米ドル/円 149.33 149.34
ユーロ/円 161.14 161.17
ユーロ/米ドル  1.0788 1.0794
英ポンド/円 190.11 190.23
豪ドル/円 96.97 97.01
スイスフラン/円 170.98 171.01   
原油(WTIC原油先物) 76.31 -1.60 -2.05% ⇒▲切下げ ⇒△Wr反発 ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA

▲ドル下落 円全面高.149円後半 原油.△Wr反発.77ドル台  
8.1
米ドル/円 149.98 149.99
ユーロ/円 162.38 162.42
ユーロ/米ドル  1.0827 1.0828
英ポンド/円 192.80 192.93
豪ドル/円 98.15 98.22
スイスフラン/円 170.78 170.90   
原油(WTIC原油先物) 77.91 +3.18 +4.26% ⇒▲wr切下げ ⇒▲切下げ ⇒△Wr反発

NYダウは610ドル安、雇用統計で景気減速懸念が強まる
1.
・7月雇用統計が予想を下回り、景気減速懸念に寄り付き後、下落。

・景気後退懸念も浮上し売りに拍車がかかり、終日軟調に推移した。

・ハイテク企業の決算も振るわず相場は終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。
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・7月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比11万4000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(18万5000人増)を下回った。6月分が下方修正されたほか、7月の失業率は4.3%と前月(4.1%)から上昇した。「米経済が景気後退に突入する恐れをもたらした」(コメリカ・バンクのビル・アダムズ氏)との受け止めがあった。市場では、直近3カ月間の平均失業率が過去1年の最低値を0.5ポイント上回ると景気後退が始まった可能性が高いという経験則である「サーム・ルール」が意識された。

・労働市場が軟化しているとの懸念が広がり、投資家は運用リスクを回避しようと株に売りを出した。相対的に安全な資産とされる米国債に買いが入ったことから長期金利は大幅に低下し、およそ7カ月ぶりの低水準を付ける場面があった。「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は不安心理が高まった状態を示すとされる20を上回って23台に上昇。2023年3月以来の高水準を付けた。

・米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測が一段と高まっている。「最低でも年内に3回の利下げが予想され、9月会合では0.5%の利下げも考えられる」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)との声も聞かれる。一方で今後景気の減速感が強まり、FRBの政策が後手に回るとの警戒感も意識されている。


2.
・家庭・パーソナル用品が上昇。
・小売や銀行が下落。

・ディフェンシブ株に買いが入り、ユナイテッドヘルス・グループやトラベラーズなどが上げた。
・消費財メーカーのクロロックス(CLX)は四半期決算で調整後の1株当たり利益や通期予想がアナリスト予想を上回り、上昇。
・同業のプロクター・アンド・ギャンブル(PG)やコルゲート・パルモリーブ(CL)も連れて買われた。
・アップル(AAPL)は第2四半期決算で、アイフォーンの強い売り上げやサービス事業の伸びが全体を押し上げ増収増益となったほか見通しも好感され、上昇。


・アメリカン・エキスプレスやウォルト・ディズニーなど消費関連株の下げが目立った。
・ゴールドマン・サックスも下げた。
・インテルが26%安、4〜6月期決算が最終赤字となり、人員削減の方針を示した。
・アマゾン・ドット・コムも8.7%安、小売りが弱く売上高が予想を下回ったほか、見通しも冴えず。
・石油会社のシェブロン(CVX)は第2四半期決算の調整後1株当たり利益が予想を下回り、売られた。


3.
・エヌビディアやメタプラットフォームズなどが売られた。

SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 149.86 -5.26%
◆ エヌビディア 107.27 -1.78%
★ ASML 809.35 -8.41%
★ インテル 21.48 -26.06%
★ QCOM クアルコム 159.31 -2.86%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 181.81 -7.38%
◆ AMD 132.5 -0.03%
★ MU ミクロン・テクノロジー 92.7 -8.68%
★ テラダイン 117.27 -3.67%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 158.18 -4.60%
★ エヌビディア 109.21 -6.67%
★ ASML 883.71 -5.66%
★ インテル 29.05 -5.50%
★ QCOM クアルコム 164 -9.37%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 196.3 -7.49%
★ AMD 132.54 -8.26%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.51 -7.57%
★ テラダイン 121.74 -7.18%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 165.8 +7.29%
☆ エヌビディア 117.02 +12.81%
☆ ASML 936.7 +8.89%
◇ インテル 30.74 +2.02%
☆ QCOM クアルコム 180.95 +8.39%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 212.2 +7.86%
☆ AMD 144.48 +4.36%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 109.82 +7.08%
☆ テラダイン 131.16 +8.09%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル急落 円全面高
//◆▲▲◇◆//◇▲▲◆▲ 
・円相場が対ドルで大幅高となり、146円台に突入した。--米雇用統計が弱い内容となり、景気悪化への懸念が増大。米金利が急低下し、ドルへの売り圧力が強まった。
・円は対ドルで一時、2%高の146円42銭に上昇し、2月以来の高値をつけた。これで4日連続で上げた。

ドル円相場は
⇒¥146.59 -¥2.77 -1.85%
⇒¥149.57 -¥0.41 -0.27%
⇒¥150.03 -¥2.74 -1.79%

>>7.31
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のシニア・アナリスト、エリアス・ハダッド氏
「日銀の植田和男総裁の発言が円上昇の起爆剤となった」と指摘。
ドル・円相場のテクニカルな支持線である151円60銭(200日移動平均線)を超えたことで、さらなるドル安・円高につながる可能性があると指摘。148円50銭近辺のトレンドラインの下値支持線が次の重要なサポート水準になるだろうと。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
「日本側から見れば、日銀による0.25%への利上げはまだ小さな一歩だ。ただ最終的には、より大きなトレンドの始まりと見ることができるようになるかもしれない」と指摘。
「市場の見通しがよりタカ派的になれば、円がさらに上値を伸ばす余地も大きくなる」と。

ウェルズ・ファーゴのストラテジスト
円の売り持ちが減少していることから、巻き戻しによる追い風が弱まり、円の上値を抑える要因になるとみている。
同行のエリック・ネルソン、ジャック・ボスウェル両氏は31日、ドル・円相場が150円付近で値固めとなる中、「この水準かその前後での円売り・ドル買いが得策かもしれない」と指摘。

【米国株】
▲急落
//▽◆▲▲▽//◇◆▽▲ 
・株式は大幅に下落。
・7月の弱い雇用統計を受けて、米金融当局の金利据え置き決定が景気悪化のリスクを高めているとの懸念が広がった。
・S&P500種は1.8%、ナスダック100は2.4%それぞれ下落。中小企業で構成されるラッセル2000指数は3.5%下げた。

・売上高見通しが市場予想を大きく下回ったインテルは約26%急落。
・アマゾン・ドット・コムは利益が予想に届かず約9%安。


8.2
カーソン・グループのライアン・デトリック氏
「大きな疑問はこのままリセッション(景気後退)に突入するのか、それとも単に景気の一時的な悪化局面にあるのかだ。リセッションはまだ避けられそうだが、リスクは高まっている」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏
FOMCが最初の利下げに踏み切った時点で、株価は下げる可能性が高いと。-- 経済データがソフトランディングではなくハードランディングを示唆する中での政策転換だからだと。
1970年からの例を見る限り、景気低迷の対応策として利下げを開始すれば株価にはマイナスに、債券にはプラスに作用すると。過去7件の例を挙げてこのパターンを説明した。
「2024年は一点、非常に重要な違いがある。それはリスク資産が利下げを先取りしてきた度合いが極端なことだ」と。

ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのララ・キャッスルトン氏
「ソフトランディングのシナリオ」は「ハードランディング懸念」へと変わりつつあると。
「政策ミスの懸念は高まっているが、一度予想より悪かったというだけで過剰反応すべきではない。国内総生産(GDP)は依然強く、平均時給は上昇、インフレは鈍化しつつある」と。
「株式が売られるのは正常な反応ととらえるべきだ。特に、市場の多くの部分でバリュエーションが高い状況にあることを考えればなおさらだ。投資家としては、今後企業の業績に注目することの重要性が改めて示された」と。

【米国債】
▽7営業日続伸
//◆◇◆▽▽//◇▽▽▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・市場は今年1ポイントの利下げを完全に織り込んだ。

・米10年債利回り
⇒3.79% -18.6 -4.67%
⇒3.98% -4.6 -1.14%
⇒4.03% -11.0 -2.65%
  
  
8.2
コメリカ・ウェルス・マネジメントのジョン・リンチ氏
「株式市場では悪いニュースはもう良いニュースではなくなった」と。
「もちろん季節的に弱い時期ではあるが、経済や政治、地政学的な動向を考慮すればセンチメントは悪化しやすくなっている」と。
ウォール街の不安をかき立てるもう一つの理由は、最新のデータが連邦公開市場委員会(FOMC)の「出遅れ」を示唆している可能性を示したことだ。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は9月に政策金利を引き下げる可能性が高いとのシグナルを発信したものの、景気減速の深刻化を防ぐためにはもっと早い時期に利下げに動くべきだったとの声が、一部の投資家から聞かれる。

プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏
「米金融当局は政策政策ミスを犯したのか。労働市場の減速は一段と鮮明に実体化している。9月の利下げは決定的で、米金融当局はまたしても後手に回っていないよう祈るばかりだろう」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)とシティグループ、ゴールドマン・サックス・グループ
7月失業率の上昇を受けて、エコノミストが米金融政策予測を修正。予想される利下げ開始の時期を前倒しし、利下げ幅見通しを引き上げた。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのシニアグローバル株式ストラテジスト、スコット・レン氏
「金融市場のテーマは『米金融当局はいつ、どの程度緩和するのか』から『成長は急激に減速しているもようで、米金融当局は後手に回っている』に変化している」と。
 「米国株はこれまで大きく値上がりしており、投資家はマネーを引き揚げ、利益を確定している。 目先はボラティリティーが続くだろう」と。

【原油】
▲続落
//▼▼◇◇▲//▲▲▽▲▲ 
・国際的な指標である北海ブレント先物は77ドルを割り込み、約7カ月ぶりの安値に沈んだ。世界の2大経済大国である米国と中国での需要に対する懸念が強まった。
・原油市場のセンチメントは今週、米中の製造業景況指数がともに低下したのを受けて悪化。7月米雇用統計が予想を下回ったことで、原油市場での売りは一段と強まった。

・WTI先物9月限は、前日比2.79ドル(3.7%)安の1バレル=73.52ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は2.71ドル(3.4%)下げて76.81ドル。

>>8.1
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
地政学的緊張が「市場の関心事項であることは間違いない」ものの、最近の原油相場の上昇は行き過ぎだったと指摘。
世界的な景気減速の兆候を踏まえれば、実際に供給面で大きな支障がない限り、原油相場は買われ過ぎの領域にあると。

【NY金】
◆下落
//◆◇◇◆◆//◆▽◇◇◆ 
・早い時間帯の取引では上昇していたが、米金融当局による利下げが遅過ぎるとの懸念が強まる中、株式市場の下落にも押されて売りが優勢となった。
 ・金は伝統的な安全資産と見られているが、急激な調整局面ではトレーダーが他の資産での損失をカバーするために金の売却に動き、それによって下げ圧力を受けることがある。

・金先物12月限は、前日比11ドル(0.4%)安の2469.80ドル。

8.2
オンティックス・コモディティーズの投資家ソリューションズ責任者マシュー・シュワブ氏
「金相場の下落は主としてリスク資産の売りに起因するものだ」と。。「他での損失を相殺するために売られる。これは全体的なポジション清算だ」と。

MKS・PAMPの金属戦略責任者ニッキー・シールズ氏
「今回のような低調な雇用統計が今後のトレンドになるとすれば、年内に複数回の利下げが行われることを示唆。
そうなれば、金価格の史上最高値更新に向けて青信号がともる」と述べた。金利低下は通常、利子を生まない金にとって強材料となる。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,174.71 -108.65 -1.31%
独DAX指数 17,661.22 -421.83 -2.33%
仏CAC指数 7,251.80 -118.65 -1.61%
⇒△wr逆立.高値圏 ⇒▲拍子木.いってこい ⇒▲wr逆立.10/20割れ
⇒◇はらみ反発 ⇒▲Wr逆立 ⇒▲Wr.Low
⇒+◆陰上げ.Reg20MA ⇒▲Wr逆立 ⇒▲wr.Low

▲大幅安 
//▽◇◆◆▽//◆◇▽▲▲
・欧州株の指標であるストックス欧州600指数は2.7%安と、1年余りで最大の下げ。
・米雇用統計で経済成長を巡る懸念が悪化、テクノロジー株の下げが加速するなど下値を広げた。
・テクノロジー株指数は6.1%の大幅安。
・銀行株指数の下げも4%余り。
・ディフェンシブ銘柄には逃避買いが入り、アストラゼネカやサノフィなど一部の製薬株、公益は堅調だった。

【欧州債】
▽英国債7日続伸 
//◆◇◆◇◇//◇◇▽▽▽ 
・2日の欧州債市場では、ドイツ債と英国債の利回り曲線が2日連続でスティープ化。
・7月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場の予想以上に減速し、世界経済を巡る懸念が膨らんだ。

・独国債10年物
⇒2.17% -0.07
⇒2.24% -0.06
⇒2.30% -0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.83% -0.05
⇒3.88% -0.09
⇒3.97% -0.07
---------------------------

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米利下げ観測強まる
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は、過去8カ月で最大の活動縮小を示した。~受注と生産の縮小が加速し、雇用の指数は4年ぶりの低水準となった。新規失業保険申請件数はほぼ1年ぶりの水準に増加。金利スワップ市場では年内3回の利下げが完全に織り込まれ、10年債利回りは2月以来、初めて4%割り込んだ。

②.大規模な囚人交換が成立
ロシアと西側で合計24人の囚人交換が成立。~ロシアは米紙ウォールストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシコビッチ記者と元米海兵隊員のポール・ウィーラン氏を釈放した。今回の囚人交換では16人が西側へ、8人がロシアにそれぞれ帰国する。

③.英利下げ
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を5.00%に引き下げると発表。~中銀は慎重に緩和を続ける方針も示唆した。議事要旨によれば、金融政策委員会(MPC)メンバーの5人が0.25ポイント利下げを支持、4人が据え置きを主張した。

④.OPECプラス減産維持へ
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、合同閣僚監視委員会(JMMC)を開催し、10月以降に減産幅を縮小する方針を維持。~OPECプラスは、10月から徐々に減産幅を縮めることで合意している。

⑤.肥満症治療薬が心血管系にも効果
米イーライリリーの肥満症治療薬「ゼップバウンド」が、肥満に関連した心不全の患者の長期的な健康状態を改善させたことが、治験で示された。同薬の心血管系への効果が明らかになった格好。~同社の発表によれば、ゼップバウンドを投与された患者では死亡や入院など不良な転帰をたどるリスクがプラセボ(偽薬)群と比較して38%低かった。ゼップバウンド投与群ではまた、息切れや疲労、不整脈といった心不全の症状も有意に軽減した。
2日 【日本株】
日経平均 35,909.70 -2,216.63 -5.81%
TOPIX 2,537.60 -166.09 -6.14%
日経平均 ⇒▽吞込み反発 ⇒▼wr.いってこい ⇒▲WR.Low
TOPIX  ⇒▽吞込み反発 ⇒▼wr切下げ. ⇒▲WR.Low
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【日経平均VI】
日経平均VI 29.44 +7.62 +34.92% ⇒△Wr.大幅上げ
日経平均VI 21.82 +0.43 +2.01% ⇒▽wr反発
日経平均VI 21.39 -0.38 -1.75% ⇒▼拍子木
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2日、日経平均ブラックマンデー以来の下げ幅、米景気懸念直撃

・2日東京株式相場は全面安。
・米国で雇用環境の悪化を示す指標が相次ぎ、景気の先行き懸念が強まった。
・電機や機械など輸出セクター、銀行や保険、証券など金融セクター中心に東証33業種は全て安い。

・銀行株は10%を超えて下落し08年10月以来の下落率。相場の急落を受けて、日本株への投資家心理を映す日経平均ボラティリティー指数は30付近まで急上昇し、2年ぶりの高水準となった。

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
・米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀会合をきっかけに「日米ともに巻き戻しの動きが見られる」と。
・焦点が景気になった時に米ISM統計の悪化などがあり、日本株では銀行株中心に海外投資家や投機筋の巻き戻しが起きているとの認識。
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日経平均は歴史的な急落、ブラックマンデー以来、史上2番目の下落幅

・米国株の下落や為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比7%超の大幅安となったことから、半導体株がきつい下げとなり日経平均は37000円台を一気に割り込む展開に。
・売りが売りを呼ぶ地合いとなり、大引けにかけて一段安となった日経平均は36000円台も割り込む。

・大引けの日経平均は前日比2216.63円安(-5.81%)の35909.70円。

・上昇業種なし
・証券・商品先物取引業、銀行業、保険業、電気機器、卸売業の下げが目立った。

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【個別銘柄】日本製鉄、AGC、ヤマトHD、大和証G、東京エレクトロン など 


▽日本製鉄 3203 +11 逆行高。
前日に第1四半期決算を発表、事業利益は2370億円で前年同期比4.7%減となり、通期予想は従来の6500億円から7000億円、前期比19.5%減に上方修正している。内需減少を輸出でカバーのほか、ひも付き分野での高位のスプレッド維持などが上振れ要因に。
厳し環境の中での上方修正をポジティブ視、また、年間配当金160円計画は据え置きだが、減配リスクが後退したことも安心感につながっている。

▲ AGC 4721 -482 大幅続落。
前日の取引時間中に上半期の決算を発表、売り先行となったものの持ち直す動きとなっていた。本日は地合いの悪化も重なって、あらためて売りが優勢の展開に。上半期営業利益は567億円で前年同期比11.9%減、600億円の従来計画を下振れた。
通期予想は従来の1500億円から1300億円、前期比0.9%増に下方修正。バイオ医薬品CDMO事業において、想定から大幅な販売数量の減少とコストの増加が見込まれることを背景としている。

▲ヤマトHD 1620 -174 大幅続落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は142億円の赤字となり、前年同期比158億円の損益悪化となっている。取扱数量は増加したものの、法人を中心とした単価の低下が大きく影響した。
通期業績は売上高予想を下方修正したものの、営業利益は500億円、前期比24.8%増を据え置き。単価回復やコストコントロール強化の効果を見込んでいるが、不透明感は拭えない状況であるようだ。

▲大和証G 1018.5 -212 大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、経常利益は377億円で前年同期比4.6%増となったが、市場予想は10%超下回る水準だったもよう。株式トレーディングや投資・不動産の収益が伸び悩んだほか、欧米M&A部門の赤字も拡大したようだ。
先に野村HDが好決算を発表していたため、期待感の反動も強まる形に。また、本日は日経平均が一時2000円超の急落となっており、証券セクターの売り要因ともなっている。

▲東エレク 27235 -3505 大幅続落。
同社やKOKUSAI、SCREENなど半導体大手の下げが目立っている。ISM製造業景気指数の予想以上の悪化を受けて米国では景気後退懸念が強まる格好となり、米国株式市場は大幅安、とりわけSOX指数は7%超の急落となっている。
また、15%の人員削減や第4四半期からの配当停止を発表したインテルは時間外で一時約20%の下落伴っている。国内半導体関連も連れ安する状況となっているようだ。

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8.2 動いた株・出来た株
◇JVCケンウッド<6632> 1010 +150 ⇒ 第1四半期は想定以上の大幅増益で上振れ期待高まる。
◇M&A総研<9552> 2890 +162 ⇒ 自己株式の取得実施を発表。
◇コナミグループ<9766> 11760 +655 ⇒ 第1四半期は市場予想上回る大幅増益に。
◇日本製鉄<5401> 3239 +47 ⇒ 業績上方修正で高利回り水準も意識へ。
◆大和証券グループ本社<8601> 1021 -209.5第1四半期決算マイナス視で大幅な株安も売り材料に。
◆野村HD<8604> 818 -86.4 ⇒ 日経平均大幅安で証券株売られる。
◆三菱UFJ FG<8306> 1579.5 -146 ⇒ 第1四半期想定線で全体株安に押される。
◆東京海上HLDG<8766> 5158 -460 ⇒ 米金利低下で保険株も軟調推移。
◆第一生命HD<8750> 4043 -449 ⇒ 米長期金利の低下を売り材料視。
◆KOKUSAI ELECTRI<6525> 3585 -470 ⇒ SOX指数大幅安で主力の半導体関連が総じて軟調。
◆東京エレクトロン<8035> 27235 -3505 ⇒ SOX指数7%超安で国内半導体関連が連れ安。
◆ソシオネクスト<6526> 2878.5 -343.5 ⇒ 半導体関連株安の流れに押される。
◆イビデン<4062> 5050 -592 ⇒ インテルの時間外株安も警戒視。
◆SUMCO<3436> 2189 -250 ⇒ 半導体関連の一角として売りが向かう展開に。
◆日本マイクロニクス<6871> 5210 -590 ⇒ 中小型の半導体関連にも売りが優勢で。
◆三井物産<8031> 3070 -329 ⇒ 第1四半期決算サプライズ乏しく地合い悪化に連れ安。
◆日本電気<6701> 11685 -1160 ⇒ 米ハイテク株安の流れが波及か。
◆レーザーテック<6920> 23075 -2265 ⇒ 米半導体株安で主力の半導体製造装置株は大幅安。
◆トヨタ自動車<7203> 2631 -68 ⇒ 第1四半期サプライズ乏しく地合い悪に押される。
◆ソフトバンクグループ<9984> 7979 -576 ⇒ 英アームの株価大幅下落をマイナス視。
◆三越伊勢丹HLDG<3099> 2434 -278 ⇒ 円高反転によるインバウンド需要の減退懸念続く。
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