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2024年8月15日木曜日

◇ドルもみあい 円安維持.147円台 原油.▲wr切下げ.調整.76ドル台 令和6.8.15.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米インフレ鈍化継続
7月の米消費者物価指数(CPI)は、コア指数の前年同月比の伸びが4カ月連続で鈍化し、米金融当局による9月利下げの論拠を支える結果となった。~前年同月比では04年以来の大きな下げとなった。市場では、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げ幅が25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)になるのか50bpになるのかが最大の焦点だとの指摘も出ている。

②.自民党総裁選
9月に予定されている自民党総裁選はここ数年で最も混沌(こんとん)とした選挙戦の一つとなる見込みだが、一つはっきりとしているのは、次期首相が現職の岸田文雄首相から大きく方向性を変える公算は小さいということ。~政治リスクアドバイザリー業務を行うジャパン・フォーサイトの創業者、トビアス・ハリス氏は「政策の大きな違いというよりも、人柄や選挙のスタイルが大きく影響するだろう」と。

③.アップル卓上ロボット開発
アップルは高価な卓上型ホームデバイスの開発を推進している。事情に詳しい関係者によると、数百人のチームがこのデバイスの開発に取り組んでいる。~家庭用のスマート・コマンド・センター兼ビデオ会議マシン、リモート操作が可能なホーム・セキュリティー・ツールとしての役割を担うと想定されているという。

④.米菓子メーカーが5兆円超で同業買収
「M&M’S」チョコで知られる米菓子メーカーのマースは、ポテトチップスの「プリングルズ」を持つ同業ケラノバを360億ドル(約5兆3000億円)弱で買収することで合意。~シリアル大手ケロッグから昨年末にスピンオフしたケラノバは、同業他社に比べて業績が順調に推移。今月は通期の業績見通しを引き上げた。

⑤.WHOが緊急事態を宣言
世界保健機関(WHO)はアフリカで急速に感染が広がるエムポックス(サル痘)について、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言。~現在、重症度が高いエムポックスの変異株がアフリカの少なくとも6カ国に広がっており、コンゴ民主共和国では今年だけで約1万5000人が感染し、500人余りが死亡。
15日 【日本株】
日経平均 36,677.65 +235.22 +0.65%
TOPIX 2,599.91 +18.01 +0.70%
日経平均 ⇒▽クアトロ浮上 ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒△吞込み浮上
TOPIX ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▽nr.様子見 ⇒△トリプル浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.07 -4.25 -13.57% ⇒▼nr下げ ( 27台 )
日経平均VI 31.32 -3.88 -11.02% ⇒-△nr.下げ ( 31台 )
日経平均VI 35.20 -10.08 -22.26% ⇒▼BigDn.大幅下げ ( 35台 )
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15日、株価4日連続高、米利下げ期待とGDP-長期金利は上昇

・15日、東京株式相場は4営業日続伸。
・米CPIがインフレ鈍化を示して利下げ期待を支えた上、日本のGDPも予想を上回った。
・米国市場では金融株やエネルギー株が高く、国内市場でも物色の対象になった。

・米国の金利低下は通常、銀行に打撃を与える傾向があるが、銀行株は月初から戻り歩調にあり上昇率トップとなった。
・TOPIX上昇に最も寄与したのも銀行株で、自動車を含む輸送用機器が続いた。
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岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト
・年初からの日本株買いの背景の一つであった景況感改善や賃上げに伴う個人消費などがGDPで好調だった点は、相場の支えと。
・加えて、外部環境の落ち着きで個別企業の業績を軸にした選別物色が一段と強まっていきそうと述べた。
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日経平均は4日続伸、バリュー株買われ200日線手前まで上昇

・朝方に発表された実質GDPが年率3.1%増と2四半期ぶりのプラス成長となったことが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。
・為替も1ドル147円台と落ち着きを取り戻したことから、日経平均は200日移動平均線36984円手前の36800円台まで上昇。

・売買代金は4兆円台と先週比では減少しているが、メガバンクなどバリュー株が買われており、一部では年金によるリバランスの買いが入ったとの声も聞かれた。

・3日続伸で取引を終えたが、方向感に乏しい地合いとなった。
・大引けの日経平均は前日比284.21円高(+0.78%)の36726.64円。

・銀行業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品。海運業、非鉄金属などが上昇。
・サービス業、空運業、化学、陸運業、電気機器などが下落。

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【個別銘柄】電通グループ、すかいらーく など 


▽電通グループ 4250 +380大幅反発。
前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は112億円で前年同期43億円の赤字から黒字転換したが、減損計上によって190億円程度のコンセンサスは下振れた。通期予想は従来の1354億円から1071億円に下方修正。
減損計上並びに事業譲渡に伴う関連費用の上振れなど。ただ、売上総利益オーガニック成長率は4-6月期に6四半期ぶりプラス成長となるなど、事業モメンタムの改善をポジティブに評価。

▽すかいらーく 2128.5 +135.5大幅続伸。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は120億円で前年同期比4.2倍の水準となり、通期予想は従来の150億円から240億円、前期比2.1倍にまで上方修正している。市場予想は190億円程度であったとみられる。
外食消費が引き続き順調な中で4月の価格改定効果が想定以上に高まったもよう。年間配当金も従来計画の10円から17.5円に引き上げ、前期比では10.5円の増配となる。

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8.15 動いた株・出来た株
◇TOWA<6315> 7500 +630 ⇒ 米長期金利低下などで半導体株に関心が向かう。
◇電通グループ<4324> 4207 +337 ⇒ 業績下方修正も事業モメンタムの改善確認で。
◇ソシオネクスト<6526> 3159 +237 ⇒ 半導体関連株高の流れが波及へ。
◇川崎重工業<7012> 4879 +366 ⇒ 株価大幅安からのリバウンドが強まる形。
◇すかいらーくHLDG<3197> 2145.5 +152.5 ⇒ 通期業績はコンセンサス上振れ水準に上方修正。
◇霞ヶ関キャピタル<3498> 12340 +810 ⇒ 米長期金利低下なども安心感に。
◇さくらインターネット<3778> 2897 +184 ⇒ 半導体株高も支援に緩やかなリバウンド続く。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4125 +255 ⇒ MSCI新規採用なども引き続き材料視。
◇三菱重工業<7011> 1937 +105.5 ⇒ 先行きコア銘柄としての期待感が依然強く。
◆東邦チタニウム<5727> 1157 -42 ⇒ 1200円レベルでの上値の重さ意識。
StockCharts ⇒  
8.14
NYダウ   40,008.39 +242.75 +0.61%
NASDAQ 17,192.60 +4.99 +0.03%
S&P500   5,455.21 +20.78 +0.38%

NYダウ(INDU) ⇒▼吞込み.調整 ⇒▽クアトロ.50MA突破 ⇒▽陽.トリプル
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▲nr.様子見 ⇒▽クアトロ.窓埋め ⇒+▼nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒=▲nrかぶせ.様子見 ⇒▽クアトロ.窓埋め⇒▽トリプル.test50MA 
【 SOX指数 】
4933.35 -8.96 (-0.18%) ⇒△nr逆立.様子見 ⇒▽wr.窓埋め ⇒▼かぶせ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
16.19 -1.93 (-10.65%) ⇒+▼nrはらみ上げ ⇒▲wr下げ ⇒▲wr下げ
⇒ -10.65P
⇒ -12.51P
⇒ +1.67P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽陽.トリプル ⇒ +▼nr.様子見。
・ほぼ2週間ぶりに4万ドルを回復した。同日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化を示した。消費関連など景気敏感株への買いが目立った。

+▼nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は小幅に5日続伸。
・エヌビディアやブロードコムなどが上昇。
・アルファベットの下げが目立った。-- グーグルに米司法省が事業分割を命じることを検討しているとの13日夕の報道が売り材料。
・テスラの下げも大きかった。
//▲◇◇◇◆//◇◆◇ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//▲◇▽◇◆//◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲◇▽◇◇//▽▲▲ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安維持.147円台 原油.▲wr切下げ.調整.76ドル台 
8.15
米ドル/円 147.18 147.20
ユーロ/円 162.09 162.13
ユーロ/米ドル  1.1013 1.1014
英ポンド/円 188.77 188.92
豪ドル/円 97.11 97.14
スイスフラン/円 170.11 170.17   
原油(WTIC原油先物) 76.98 -1.37 -1.75% ⇒▽Wr.200MA突破 ⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▲wr切下げ.調整

◆ドルもみあい 円安維持.146円後半 原油.▲wrはらみ.調整.78ドル台  
8.14
米ドル/円 146.84 146.87
ユーロ/円 161.45 161.50
ユーロ/米ドル  1.0995 1.0996
英ポンド/円 188.91 188.98
豪ドル/円 97.40 97.43
スイスフラン/円 169.76 169.87   
原油(WTIC原油先物) 78.35 -1.71 -2.14% ⇒▽切り上げ.3up ⇒▽Wr.200MA突破 ⇒▲wrはらみ.調整

◇ドル上昇 円安転換.147円台 原油.▽Wr.200MA突破.80ドル台  
8.13
米ドル/円 147.16 147.27
ユーロ/円 160.93 160.98
ユーロ/米ドル  1.0927 1.0938
英ポンド/円 187.93 188.01
豪ドル/円 96.94 96.99
スイスフラン/円 169.99 170.10   
原油(WTIC原油先物) 80.06 +3.22+4.19% ⇒▽陽.10MA突破 ⇒▽切り上げ.3up ⇒▽Wr.200MA突破

NYダウは242ドル高、CPI受けた利下げ期待が支援
1.
・7月消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化継続があらたに確認され、利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。

・同時に想定通りの結果で、積極的な利下げを期待した買いが後退し、ナスダックはその後、下落に転じた。

・景気への悲観的見方が後退しダウは続伸し終盤にかけて、上げ幅を拡大。
・ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し終了。
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・7月のCPIは前年同月比で2.9%上昇し、2021年3月以来の低さとなった。6月やダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想の3.0%を下回った。前月比では0.2%上昇し、市場予想と一致した。エネルギーと食品を除くコア指数も市場予想通りだった。「インフレ減速の流れにおおむね変わりがない」(ウェルズ・ファーゴ証券)と受け止められた。

・13日発表の7月の米卸売物価指数(PPI)も市場予想を下回り、物価上昇圧力の緩和を示した。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなり、米景気を支えるとの安心感につながった。労働市場の軟化や米景気下振れへの過度の警戒が薄れる傾向にあり、「投資家心理を支えている」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との声があった。


2.
・保険や不動産管理・開発が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・アメリカン・エキスプレスやホーム・デポ、トラベラーズの上昇が目立った。
・朝食用フード製造の食品メーカー、ケラノバ(K)は同業のマースが同社買収で合意したとの発表を好感し、上昇。
・損害賠償保険会社のオールステート(ALL)は任意福利厚生事業の売却が好感され、上昇。
・ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。


・インテルが売られた。--アーム・ホールディングスの米預託証券(ADR)をすべて売却していたことが分かり、売りを誘った。
・メルクも安い。
・カジュアルレストラン運営会社のブリンカー・インターナショナル(EAT)は四半期決算で示された通期の1株利益見通しが予想を下回り、大幅安。


3.
・エヌビディアやブロードコムなどが上昇。
・アルファベットの下げが目立った。傘下のグーグルに米司法省が事業分割を命じることを検討しているとの13日夕の報道が売り材料。
・テスラの下げも大きかった。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 169.97 -1.38%
◇ エヌビディア 118.08 +1.67%
◇ ASML 879.58 +1.16%
★ インテル 19.92 -2.69%
◆ QCOM クアルコム 167.15 -1.37%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 201.63 +0.41%
◆ AMD 140.75 -0.27%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 100.41 +3.05%
◆ テラダイン 125.25 -1.44%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 172.34 +2.81%
☆ エヌビディア 116.14 +6.53%
◇ ASML 869.49 +1.95%
☆ インテル 20.47 +5.73%
☆ QCOM クアルコム 169.47 +4.04%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 200.8 +3.99%
☆ AMD 141.13 +3.19%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 97.44 +2.96%
☆ テラダイン 127.08 +3.89%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 167.63 +0.31%
☆ エヌビディア 109.02 +4.08%
◆ ASML 852.86 -0.89%
◆ インテル 19.36 -1.78%
◆ QCOM クアルコム 162.89 -0.97%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 193.09 +1.00%
◇ AMD 136.77 +1.86%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 94.64 +1.68%
◇ テラダイン 122.32 +0.49%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//▲◇◇◇◆//◇◆◇ 
・ドルはもみあい。--一時大きく下げたが、下落幅を縮めた。7月のCPIを受けて、FOMCが積極利下げに動くとの見方が後退した。
・円は対ドルで下落し、1ドル=147円台前半。一時146円台後半に上昇する場面もあった。

ドル円相場は *米東部時間 16時54分
⇒¥147.34 ¥0.50 +0.34%
⇒¥146.83 -¥0.38 -0.26%
⇒¥147.23 ¥0.62 +0.42%

8.14
マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏
「市場は早まった動きに出たかもしれないが、この先のFOMCの道筋は7月会合で予想された通りだ。CPIの伸びが前年比で3%を割ったことは間違いなく新鮮だが、衝撃的というほど大きな低下ではなかった。急激に下げていたら、ドルは一段と売られていただろう」と。

【米国株】
◇上昇
//▲◇▲▽◇//◆◆◇ 
・14日の米株式相場は上昇。
・7月の米消費者物価指数(CPI)統計がほぼ予想通りとなり、米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に利下げを開始するとの見方が改めて広がった。
・金融とエネルギーを中心に主要な業種別指数の大半が値上がりした。

・CPIでディスインフレのトレンドが裏付けられ、先週のメルトダウンによる動揺がなお続く市場に一定の安堵(あんど)感が広がった。
・労働市場の軟化も相まって、FOMCは9月に利下げを開始すると広く見込まれているが、利下げの幅については今後発表されるデータに左右されそうだ。

8.14
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏
「昨日の生産者物価指数(PPI)ほど冷え込んではいないかもしれないが、予想通りとなったこの日のCPIは市場を揺るがしはしないだろう」と。
「今最大の問題は、来月のFOMCでの利下げ幅が25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)になるのか、50bpになるのかだ。向こう5週間のデータが総じて景気の減速を示唆するなら、FOMCはもっと積極的に引き下げるかもしれない」と述べた。

エバコアのクリシュナ・グハ氏
7月のCPIについて、FOMCが重視するインフレ指標が落ち着いていたのと整合しているとし、完璧ではなかったが十分良好な内容だったと。
さらに、FOMCはデータポイントへの依存をやめてより広範な見通しとリスクバランスに注目しているとしつつ、7月の雇用統計以降、雇用の下振れリスクが支配的となっているとの見方。
その上で、「FOMCは現在、インフレデータではなく労働市場関連のデータを最重要視している。FOMCがどれだけ積極的に利下げを進めるかは、今後発表される労働関連データで決まるだろう」と。

ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「マクロ面での懸念後退」などにより株式市場を巡る環境は改善していると。
相場下落のストレスは「次第に薄れゆく記憶となっている」と述べた。

オスカー・ムニョス氏とジェナディー・ゴールドバーグ氏率いるTDセキュリティーズのストラテジスト
CPIについて、FOMCとしては9月に利下げを開始するというボックスにチェックマークが入ったことになると。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザッカレリ氏
CPIについて、「典型的な『ニュースがないのは良いニュース』となった。というのも、市場が神経質で、米金融当局が利下げを検討する中、この統計は利下げを思いとどまらせる内容ではないためだ」と述べた。

プレミア・ミトン・インベスターズのニール・ビレル氏
「最近のボラティリティーは総じてマクロニュースによって引き起こされており、これは『鈍いニュースは良いニュース』というケースに当たる」と。
「また米金融当局にとっては、次回の政策会合を控え、経済情勢を見極める上で一息つく余地が生まれる」と分析し。

プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏
今回のCPIにより、米利下げサイクルの9月開始を妨げていたであろうインフレの障害が取り除かれたと。
ただ同時に、50bp引き下げる緊急性は限定的であることも示唆しているとの見方。

【米国債】
◇小動き
//◇▲▲▲▽//▽▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・市場ではCPI統計を受けて利下げ観測がやや後退した。緩やかなインフレ鈍化を示すデータを受けて9月に25bpの利下げが実施されるとの見方が強まった。

・米10年債利回り
⇒3.84% -0.6 -0.15%
⇒3.84% -6.1 -1.56%
⇒3.91% -3.4 -0.87%
  
  
【原油】
▲続落
//▲◇▽◇◇//▽▲▲ 
・年末にかけて世界の需給が供給超過になるとの懸念が広がる中、予想外の米原油在庫積み上がりが明らかになり、週初からの上昇分を失った。

・WTI先物9月限は、前日比1.37ドル(1.8%)安い1バレル=76.98ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は1.2%下げて79.76ドル。

8.14
トータス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングディレクター、ブライアン・ケッセンス氏
予想外の在庫増加が「短期的に」価格を圧迫する可能性はあると。
「向こう数日にかけて、地政学的リスクが再び注目を集めるだろう」と述べた。

【NY金】
▲下落
//◆◆◇▽◇//◇◆▲ 
・米CPIはインフレ圧力の緩和を示し、9月の利下げ観測を後押しした。
・この日は下げたものの、依然として7月に記録した過去最高値からは大きく離れていない。
・金利の低下は通常、利息を生まない金投資には強気材料となり得る。中東の緊張やロシアとウクライナの戦争も逃避先としての金需要を押し上げている。

・金先物12月限は、前日比28.10ドル(1.1%)安い1オンス=2479.70ドル。

8.13
INGバンクの商品ストラテジスト、エバ・マンシー氏
「金市場の焦点は引き続き米利下げの幅とタイミングだ」と話す。「11月の米大統領選挙と、待望の米利下げが年末まで金の騰勢を強め続けるだろう」と。

ストーンXのアナリスト、ローナ・オコネル氏
「米利下げはすでに市場に織り込まれていた。問題はその幅だけだ」と。
「今は利益確定の売りがやや進行中と思われる。長期のファンダメンタルズよりも短期的な動きが支配的だ」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,281.05 +45.82 +0.56%
独DAX指数 17,885.60 +73.55 +0.41%
仏CAC指数 7,333.36 +57.49 +0.79%
⇒△陽.200MA突破 ⇒▽陽3.Sup200MA ⇒△陽.4up
⇒+◆nr.様子見 ⇒▽nrもみあい.様子見 ⇒+▲nr.様子見
⇒◆吞込み.調整 ⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▽nrもみあい.様子見

◇上昇 
//▲◇▽◆◇//◇◇◇
・14日の欧州株は上昇。
・米消費者物価指数(CPI)統計がインフレ減速を示し、9月の利下げ観測が強まった。
・ストックス欧州600指数は0.5%高。
・旅行・娯楽銘柄が買いを集めた。
・スイスの銀行UBSグループも決算が好感され上昇。

【欧州債】
◇英国債が上昇 
//◆◆▲◆◇//◇◇◇ 
・英国債が上昇。英インフレ統計が手掛かりとなった。短期金融市場で織り込まれるイングランド銀行(英中央銀行)の今年の利下げは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の計48bp。
・ドイツ債も小幅高。トレーダーが想定する欧州中央銀行(ECB)の年内の利下げは計71bpで変わらず。

・独国債10年物
⇒2.18% -0.01
⇒2.19% -0.04
⇒2.23% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.83% -0.06
⇒3.89% -0.03
⇒3.92% -0.03
---------------------------

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