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2024年8月14日水曜日

◆ドルもみあい 円安維持.146円後半 原油.▲wrはらみ.調整.78ドル台 令和6.8.14.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米PPIは予想下回る伸び
7月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を下回る伸びにとどまった。インフレ圧力の緩和が続く中、サービス価格が今年に入って初めて低下したことを反映。~PPIは前月比0.1%上昇。市場予想は0.2%上昇だった。コアPPIは横ばい。予想は0.2%上昇。個人消費支出(PCE)価格指数の算出に用いられるPPIのカテゴリーは、総じて伸びが抑制された。

②.スタバCEO交代
米コーヒーチェーン大手スターバックスは、ブライアン・ニコル氏が会長兼最高経営責任者(CEO)に就任すると発表。同氏は外食大手チポトレ・メキシカン・グリルのCEOを務めてきた。スタバの株価はこの発表を受けて24.5%高と急伸した。一方、チポトレ株は大幅安。ニコル氏の下、チポトレは過去数四半期にわたって競合他社をしのぐ業績をあげていた。

③.ボスティック総裁
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、年内に利下げの準備が整う可能性が高いとした上で、「データをもう少し」見てから引き下げを支持したいとの考えを示した。~「いったん利下げを始めた後で、振り返って利上げを再開するようなことは実に不都合だ」と述べた。

④.米ハイテク株に「著しい圧力」
米ハイテク株投資に注意喚起。シティグループによると、この1カ月に起きた売り浴びせにもかかわらず、ハイテク株の比重が高いナスダック100指数と連動した先物には約225億ドル(約3兆3200億円)相当のロングポジションが残っている。~これらのロングに著しい圧力がかかる」とし、「短期的には下方向の動きが増幅される可能性がある」と指摘。

⑤.ロシア軍兵力不足で動員令の観測
ロシアでウクライナの戦地に送り込む兵士の不足が深刻化している。新兵への一時金を増額しているが、うまくいっている兆しはほぼ見られない。~ロシア大統領府と国防省に近い3人の関係者によると、ロシア軍の前線での損失は2022年2月の侵攻開始以降で最悪のペース。
14日 【日本株】
日経平均 36,442.43 +209.92 +0.58%
TOPIX 2,581.90 +28.35 +1.11%
日経平均 ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ浮上 ⇒+▼nr上げ.様子見
TOPIX ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▽nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 31.32 -3.88 -11.02% ⇒-△nr.下げ ( 31台 )
日経平均VI 35.20 -10.08 -22.26% ⇒▼BigDn.大幅下げ ( 35台 )
日経平均VI 45.28 -1.34 -2.87% ⇒-△陽下げ ( 45台 )
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14日、株続伸、首相退陣表明で一時上げ拡大-円下落、債券上昇

・14日、東京株式相場は3日続伸。
・米国のインフレ鈍化や半導体株の上昇が追い風となった。
・自動車株が買われ、銀行や保険など金融株、電気・ガスやサービスなど内需株も上昇。

・米国で13日に発表された7月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回る伸びにとどまった。
・日本時間の今夜発表される7月の消費者物価指数(CPI)も小幅な伸びにとどまったとみられており、米金融当局による9月の利下げ観測が強まる可能性が意識されている。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
・内閣支持率が低水準で推移していた中、トップが交代することで政治への信頼感が回復し、政策遂行能力が高まる期待から株に買いが入ったのだろうと。
・ただ、誰が自民党総裁になるかが重要で、政策の非連続的な変化のリスクなど政治を巡る不透明感が短期的に株式市場の重しとなる可能性はあると。
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日経平均は3日続伸、買い一巡後は岸田首相不出馬で方向感乏しい展開に

・米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。
・寄付き後の日経平均は36600円台まで上げ幅を拡大する場面も見られたが、前日までの上昇に対する反動が意識されて上値の重い展開に。

・買いが止まったタイミングで、「岸田首相が9月総裁選不出馬」と伝わったことから、日経平均は前日比マイナス圏に突入する場面も見られた。

・3日続伸で取引を終えたが、方向感に乏しい地合いとなった。
・大引けの日経平均は前日比209.92円高(+0.58%)の36442.43円。

・輸送用機器、保険業、非鉄金属、その他製品、ゴム製品などが上昇。
・精密機器、倉庫・運輸関連業の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】メルカリ 、サッポロHD、ラクス など 


▲メルカリ 2021 -154大幅反落。
前日に24年6月期決算を発表。営業益は175億円で前期比6.7%増となり、従来予想の165億円を上振れた。初めて期初計画を発表し、25年6月期コア営業利益は220-250億円、前期比16.6-32.5%の増益と見込む。フィンテックやUSセグメントでの増益を想定。
ただ、前期実績値の上振れはGMV鈍化に伴うコスト抑制が主因とみられ、GMV成長率の目標値下振れがマイナス視された。

▽サッポロHD 7144 +920急伸。
前日に上半期の決算を発表、事業利益は35.4億円で前年同期比1.1%増、4-6月期は73.4億円で同14%増益になっている。国内ビールの好調が牽引役となっているもよう。
また、不動産事業について、9月中旬をめどに買収案などの募集を始めると発表、不動産やデベロッパーなどから具体的な提案などを受けるもようだ。順調な決算と合わせてポジティブに受け止められる格好。

▽ラクス 2082.5 +171.0大幅続伸。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は23.3億円で前年同期比2.3倍の水準となり、市場予想も4億円ほど上振れている。売上高は想定通りの推移だが、販促費などが下振れて押し上げ要因につながったもよう。
また、7月の月次動向を発表、全社売上高は前年同月比29.6%増と引き続き高い伸長をみせ、通期増収率計画の25.8%増を上回る推移が続いている。

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8.14 動いた株・出来た株
◇東邦亜鉛<5707> 922 +131 ⇒ 引き続き第1四半期決算をポジティブ視。
◇サッポロHD<2501> 7157 +933 ⇒ 4-6月期の事業利益は2ケタ増に。
◇ラクス<3923> 2066.5 +155 ⇒ 第1四半期営業益は市場予想を上振れ。
◆メルカリ<4385> 2000.5 -174.5 ⇒ GMV成長率の目標値未達をマイナス視。
StockCharts ⇒  
8.13
NYダウ   39,765.64 +408.63 +1.04%
NASDAQ 17,187.60 +406.99 +2.43%
S&P500   5,434.43 +90.04 +1.68%

NYダウ(INDU) ⇒▽nr買戻し.50MAもみあい ⇒▼吞込み.調整 ⇒▽クアトロ.50MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr買戻し ⇒+▲nr.様子見 ⇒▽クアトロ.窓埋め
S&P500(SPX) ⇒▽nr買戻し ⇒=▲nrかぶせ.様子見 ⇒▽クアトロ.窓埋め 
【 SOX指数 】
4942.31 +198.48 (+4.18%) ⇒▼nr上はらみ.調整 ⇒△nr逆立.様子見 ⇒▽wr.窓埋め

【 VIX恐怖指数 】
18.12 -2.59 (-12.51%) ⇒▲切下げ ⇒+▼nrはらみ上げ ⇒▲wr下げ
⇒ -12.51P
⇒ +1.67P
⇒ -14.38P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽クアトロ.50MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・朝発表の7月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回った。インフレが鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを始めやすくなるとの見方が一段と強まり、株買いの安心感につながった。

▽クアトロ.窓埋め ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
・テスラやエヌビディアの上げが目立った。
//▲◇◇◇◆//◇◆ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//▲◇▽◇◆//◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲◇▽◇◇//▽▲ 原油 78ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安維持.146円後半 原油.▲wrはらみ.調整.78ドル台  
8.14
米ドル/円 146.84 146.87
ユーロ/円 161.45 161.50
ユーロ/米ドル  1.0995 1.0996
英ポンド/円 188.91 188.98
豪ドル/円 97.40 97.43
スイスフラン/円 169.76 169.87   
原油(WTIC原油先物) 78.35 -1.71 -2.14% ⇒▽切り上げ.3up ⇒▽Wr.200MA突破 ⇒▲wrはらみ.調整

◇ドル上昇 円安転換.147円台 原油.▽Wr.200MA突破.80ドル台  
8.13
米ドル/円 147.16 147.27
ユーロ/円 160.93 160.98
ユーロ/米ドル  1.0927 1.0938
英ポンド/円 187.93 188.01
豪ドル/円 96.94 96.99
スイスフラン/円 169.99 170.10   
原油(WTIC原油先物) 80.06 +3.22+4.19% ⇒▽陽.10MA突破 ⇒▽切り上げ.3up ⇒▽Wr.200MA突破

◆ドルもみあい 円もみあい.146円半ば 原油.▽切り上げ.3up.76ドル台 
8.10
米ドル/円 146.59 146.66
ユーロ/円 160.04 160.10
ユーロ/米ドル  1.0912 1.0921
英ポンド/円 187.06 187.23
豪ドル/円 96.35 96.39
スイスフラン/円 169.35 169.50   
原油(WTIC原油先物) 76.84 +0.65 +0.85% ⇒▽Wr吞込み反発 ⇒▽陽.10MA突破 ⇒▽切り上げ.3up

NYダウは408ドル高、PPIを好感
1.
・7月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったため年内の利下げ期待を受けた買いが強まり、寄り付き後、上昇。

・14日に発表される消費者物価指数(CPI)もさらなるインフレ改善を示すとの期待も強まり、終日買いが先行した。

・金利先安観にハイテクの買いが強く、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、終了。
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・7月の米PPIは前月比0.1%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%上昇)を下回った。エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想以下だった。市場では、「FRBが9月利下げを実施するための自信を強める内容だった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との受け止めがあった。

・PPIを受け、米債券市場では長期金利が低下した。前日終値(3.90%)を下回る3.8%台半ばで推移し、株式の相対的な割高感が薄れたとの見方も株買いを後押しした。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトといったハイテク株を中心に買いが入った。


2.
・半導体・同製造装置や自動車・自動車部品が上昇。
・エネルギーが下落。

・ナイキやボーイング、スリーエムなどが買われた。
・決算を発表したホーム・デポも上げた。
・在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)はグーグルのフィットビットとの提携が報じられ、上昇。


・ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やウォルマート、シェブロンは売られた。



3.
・テスラやエヌビディアの上げが目立った。
・グーグルを運営するアルファベット(GOOG)はイベントで、人工知能(AI)搭載の新型スマートフォーン「ピクセル9」を発表し、上昇。
・半導体のエヌビディア(NVDA)やサーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)なども先週の下落の反動による買戻しが続いた。

SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 172.34 +2.81%
☆ エヌビディア 116.14 +6.53%
◇ ASML 869.49 +1.95%
☆ インテル 20.47 +5.73%
☆ QCOM クアルコム 169.47 +4.04%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 200.8 +3.99%
☆ AMD 141.13 +3.19%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 97.44 +2.96%
☆ テラダイン 127.08 +3.89%
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◇ TSM 167.63 +0.31%
☆ エヌビディア 109.02 +4.08%
◆ ASML 852.86 -0.89%
◆ インテル 19.36 -1.78%
◆ QCOM クアルコム 162.89 -0.97%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 193.09 +1.00%
◇ AMD 136.77 +1.86%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 94.64 +1.68%
◇ テラダイン 122.32 +0.49%
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◇ TSM 167.12 +1.56%
◆ エヌビディア 104.75 -0.21%
◆ ASML 860.55 -1.84%
★ インテル 19.71 -3.81%
◆ QCOM クアルコム 164.48 -0.28%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 191.18 +0.33%
◆ AMD 134.27 -1.50%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 93.08 +1.10%
◆ テラダイン 121.72 -0.94%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円安維持
//▲◇◇◇◆// 
・ドルが約3カ月ぶり安値を付けた。--米CPI発表を控え弱気なポジショニングが広がったほか、予想を下回るPPIを受けて米国債利回りが低下したことが背景。
・ドルは対円でも下落。

ドル円相場は *米東部時間 16時54分
⇒¥146.83 -¥0.38 -0.26%
⇒¥147.23 ¥0.62 +0.42%
⇒¥146.67 -¥0.56 -0.38%

>>8.12
TDセキュリティーズのマーク・マコーミック氏
「われわれは、特に主要10通貨において、円の売り浴びせは買いの好機と捉えている」と。

モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのリサ・シャレット氏
「日本は特に魅力的だと考えている」とし、「徐々に円高が進むと予想しており、ヘッジなしでのポジション保有を勧める」と。

・米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した最新データでは、投機的トレーダーが円安方向に賭ける投資ポジションを急激に縮小した様子が明らかになった。

【米国株】
◆ほぼ変わらず
//▲◇▲▽◇//◆ 
・13日の米株式相場は上昇。
・朝方発表された7月の米生産者物価指数(PPI)を受け、米金融当局が9月に利下げを実施できるとの見方が強まった。
・PPIは市場予想を下回る伸びにとどまった。個人消費支出(PCE)価格指数の算出に用いられるPPIのカテゴリーは、総じて伸びが抑制された。
・S&P500種株価指数では特に大手テクノロジー銘柄の上げが目立った。

・S&P500種は4日間としては今年最大の上げ。ナスダック100指数はこの日2.5%上昇。小型株で構成するラッセル2000指数は1.6%高だった。
・大型株ではエヌビディアが上げを主導。

8.13
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏
「安定を求める市場は、インフレ鈍化のさらなる証拠を得た」と指摘。
「株式市場は今年最大の下落から回復しようとしており、予想を下回るPPIは歓迎されるだろう」と。

BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏
PPIについて、FOMCが9月利下げをちゅうちょすることを示唆する内容は何もないと指摘。
その上で、「目先の政策期待を巡っては、あす発表のCPIの方がずっと関連性が強い」と。

22Vリサーチが実施した投資家調査
CPIに対する市場の反応について、52%が「リスクオン」になると予想。
「リセッション(景気後退)」を予想する回答者の比率は高止まりしている。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏
相場は「十分売られ過ぎ」の状態が続いており、14日発表のCPIが良好な内容だった場合にそれに乗じて上昇する余地はあるが、8月1日ごろから本格化した「調整サイクル」を否定したり、取り消したりするようなシグナルは見られないと指摘。
その上で、「短期的には非常に不安定な相場展開が予想される」と付け加えた。

BofAのストラテジスト、マイケル・ハートネット氏
「ソフトランディングや米大型成長株への中核的な楽観は根強い」と述べ、「ただ投資家は、リセッションを確実に回避するために米金融当局はより積極的な利下げが必要だと考えている」と。

クリス・モンタギュー氏率いるシティのチーム
ハイテク株の比重が高いナスダック100指数と連動した先物について、約225億ドル(約3兆3200億円)相当のロングポジションが残っているとリポート。「ネガティブな経済データが出れば、これらのロングポジションに著しい圧力がかかるだろう」とリポートは指摘。
こうしたポジションは平均7.6%の潜在的な損失を抱えているという。「その結果、これから短期的には下方向の動きが増幅される可能性がある」と続けた。

【米国債】
▽上昇
//◇▲▲▲▽//▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・午前中から堅調だったが、PPI発表後には上げを拡大し、この日の高値を付けた。ただPPIの一部に関して前月のデータが上方修正され、それが米国債の一段の伸びを抑えた。

・米10年債利回り
⇒3.84% -6.1 -1.56%
⇒3.91% -3.4 -0.87%
⇒3.94% -4.8 -1.20%
  
  
【原油】
▲大幅反落
//▲◇▽◇◇//▽▲ 
・中東の緊張激化よりも原油が供給超過になる可能性の方が影響し、6日ぶりに下げた。
・中東で大きな動きがないため、利益確定の売りが出た。イランによるイスラエル攻撃の可能性が一段と高まり、週内にも実行があり得ると米当局はみている。

・WTI先物9月限は、前日比1.71ドル(2.1%)安の1バレル=78.35ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は2%下げて80.69ドル。

8.13
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ヘイワース氏
この日のリスク回避的な価格動向について、上振れ方向にある金融市場全般に逆行しており、イランによる報復攻撃がまだないことからリスクプレミアムの一部が巻き戻されたことを示していると指摘。
しかし、先週の大幅高に比べれば、「全然大した売りではない」という。

【NY金】
◆小反落
//◆◆◇▽◇//◇◆ 
・PPI発表の直後に下げた後、いったん値を戻す場面もあった。市場の関心は14日の消費者物価指数(CPI)に移った。
・金スポット価格は一時1.6%余り上昇し、1オンス当たり2471.00ドルを付けた。市場では引き続き、先月テヘランで起きたイスラム組織ハマス指導者暗殺に対するイランの行動が警戒されている。
・1米連邦公開市場委員会(FOMC)が重視するのは個人消費支出(PCE)コア指数だが、PPIとCPIも利下げ見通しを見極める手がかりとなる。金利の低下は通常、利息を生まない金投資には強気材料となり得る。

・金先物12月限は、前日比3.80ドル(0.2%)高い1オンス=2507.80ドル。

8.13
INGバンクの商品ストラテジスト、エバ・マンシー氏
「金市場の焦点は引き続き米利下げの幅とタイミングだ」と話す。「11月の米大統領選挙と、待望の米利下げが年末まで金の騰勢を強め続けるだろう」と。

ストーンXファイナンシャルのアナリスト、ローナ・オコネル氏
「長い期間で見れば、金の追い風は向かい風よりも強く吹く」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,235.23 +24.98 +0.30%
独DAX指数 17,812.05 +85.58 +0.48%
仏CAC指数 7,275.87 +25.20 +0.35%
⇒△nr拍子木.test200MA ⇒△陽.200MA突破 ⇒▽陽3.Sup200MA
⇒△nr.買戻し様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽nrもみあい.様子見
⇒△nr.買戻し様子見 ⇒◆吞込み.調整 ⇒▼nrはらみ.様子見

◇上昇 
//▲◇▽◆◇//◇◇
・13日の欧州株は上昇。
・米国で発表された米生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことが手掛かりとなった。
・ストックス欧州600指数は0.5%高。
・ヘルスケアや公益、不動産銘柄が上昇。
・エネルギー、鉱業株は下落。

【欧州債】
◇ドイツ・英国債も高い 
//◆◆▲◆◇//◇◇ 
・欧州債市場ではドイツ債が上昇。米PPI統計を受け、短期金融市場では利下げ見通しが加速した。
・英国債も高い。同国では14日にインフレ統計が発表される。トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)の今年の利下げは計44bpとなっている。

・独国債10年物
⇒2.19% -0.04
⇒2.23% +0.00
⇒2.23% -0.04
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・英国債10年物
⇒3.89% -0.03
⇒3.92% -0.03
⇒3.95% -0.03
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