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2024年8月8日木曜日

◇ドルもみあい 円高一服.146円半ば 原油.▽Wr吞込み反発.75ドル台 令和6.8.8.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.ボラ注視と三村財務官
三村淳財務官は為替相場の動向に関して、特定の水準を念頭に置いているわけではなく、ボラティリティーを見ていると語った。その上で、ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましいと述べた。~為替介入について問われると、介入は重要な通貨当局の政策の一環であり、主要7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)の合意の下、基本的な考え方は変わらないと説明。

②.ダイモン氏はインフレ2%達成を疑問視
米銀大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%にインフレ率が低下。~連邦公開市場委員会(FOMC)は近く利下げに踏み切るだろうが「他の人々が思っているほど重要ではないと私は考えている」と述べた。

③.ウクライナによるロシア越境攻撃
ロシアのプーチン大統領は2022年の侵攻以来で最大規模となっているウクライナによるロシア越境攻撃について国防と安全保障のトップを招集し、説明を求めた。~ウクライナ軍がクルスク州スジャを制圧したとの軍事ブロガー「ライバー」のリポートをきっかけに欧州天然ガス価格は大幅上昇。ロシアはクルスク州に緊急事態を宣言した。

④.ディズニー決算
米ウォルト・ディズニーが発表した4-6月(第3四半期)決算は、動画配信サービスが初の黒字化を達成したものの、テーマパークの不振が相殺し、強弱まちまちの内容となった。~テーマパーク以外は予想外に好調で、一部項目を除く1株利益、売上高はいずれも市場予想を上回った。

⑤.破滅博士
著名エコノミストのヌリエル・ルービニ氏は、市場は米経済がハードランディングに向かっているとの見方から積極的な利下げを織り込んでいるが、悲観的になり過ぎていると指摘。~2008年の金融危機を事前に警告し「ドクタードゥーム(破滅博士)」の異名を取るルービニ氏は「景気減速の重大な証拠はいくつかあるが、データが近い将来のハードランディングを示唆しているとは思わない。どちらかといえば、経済には力強さがある」と。
8日 【日本株】
日経平均 34,831.15 -258.47 -0.74%
TOPIX 2,461.70 -27.51 -1.11%
日経平均 ⇒▽WRはらみ.買戻し ⇒△切り上げ.買戻し ⇒-△nrはらみ.様子見
TOPIX ⇒▽WRはらみ.買戻し ⇒△切り上げ.買戻し ⇒-△nrはらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 46.62 +1.60 +3.55% ⇒▲nr.上げ ( 46台 )
日経平均VI 45.02 -6.17 -12.05% ⇒▼wr.下げ ( 45台 )
日経平均VI 51.19 -19.50 -27.59% ⇒▲Wr下落 ( 50台 )
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8日、株式は米警戒で反落、円は乱高下-30年入札受け債券上昇

・8日、東京株式相場は反落。
・朝方に一時800円以上下げた日経平均は、午前の取引終了間際に上昇に転じたが、午後は再びマイナス圏に沈んだ。
・前日の米国市場では国債入札の低調などから金利が上昇(債券価格は下落)、株価は下落したため、世界的な金融混乱への不安がくすぶった。

・東証33業種は26業種が下落し、下落率上位は非鉄金属や銀行、卸売業、電機、機械など。
・中東情勢不安を背景とした国際原油市況高を材料に鉱業、石油・石炭製品は上昇。
・米景気の影響を受けにくい陸運や小売業、食料品も上げた。
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
・きょうの下げは2日連続で陽線を付けた後、きのうのニューヨークが弱かったことを受けたもので、日経平均ボラティリティー・インデックスもまだ高水準にある中、「値動きが大きかった過去数日の流れが続いている」との認識。
・朝方公表された7月の日銀金融政策決定会合の主な意見も、市場が混乱する前にタカ派的な決定が行われた時のもので、当然の内容だが、やや後付け的に売り材料視された可能性があると。
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日経平均は3日ぶり反落、短期資金中心で荒い値動き続く

・米国株の下落や足元の急反発などを材料に、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・寄付き後、日経平均は34207.16円まで下げ幅を広げる場面も見られたが、売り一巡後はじりじりと下げ幅を縮小する展開。
・為替市場や金利市場が落ち着いた動きとなったことなどから、買戻しが優勢となり、前引けにかけて日経平均、TOPIXは切り返す場面も見られた。
・日経平均の値動きが1000円超と引き続き荒っぽい値動きとなったことから、腰を据えた資金流入は限定的。

・後場入り後は前日比マイナス圏での推移となった。
・大引けの日経平均は前日比258.47円安(-0.74%)の34831.15円。

・鉱業、石油・石炭製品、小売業、食料品、陸運業などが上昇。
・非鉄金属、金属製品、銀行業、その他金融業、卸売業などが下落。

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【個別銘柄】資生堂、SUMCO、NTTデータ、ソニーG、ソフトバンクG など 


▲資生堂 3810 -700ストップ安。
前日に上半期業績予想の決算を発表している。4-6月期コア営業利益は79億円で前年同期比48.8%減となり、市場予想のおよそ半分の水準にとどまっている。第1四半期の同9.6%減との比較で減益率も高まる格好に。
米国や中国の売上減少が響く形のようだ。想定以上の業績悪化にネガティブなインパクトが強まる。なお、11月に新事業戦略を開示する予定。

▲SUMCO 1687 -317急落。
前日に第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は121億円で前年同期比41.7%減となり、市場予想を小幅ながら上回ったとみられる。一方、7-9月期の見通しは70億円としており、140億円程度のコンセンサスを大幅に下回っている。
300ミリウエハの回復ペースは市場想定よりも小幅であるようだ。なお、25年12月期の減価償却費増加見通しなどもマイナス材料となっているもよう。

▲太陽誘電 3566 -410急落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は26.3億円と黒字転換したが、40億円程度の市場コンセンサスには未達。為替円安のプラス影響はあったものの、在庫の積み増し効果が想定を下回ったとみられている。
中国スマホ需要などが伸び悩んでいるとみられる。通期計画200億円、前期比2.2倍は据え置き、コンセンサスは270億円程度の水準であったが、同水準が切り下がる方向になっている。

▲ソニーG 12290 -15続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2791億円で前年同期比10.3%となり、市場予想を小幅上振れとみられる。金融が低迷したものの、G&NSやI&SSの2大注力セグメントが大幅増益となって牽引役に。通期予想は従来の1兆2750億円から1兆3100億円、前期比8.4%増に上方修正。
為替前提の修正などを背景に、金融事業以外のセグメントを引き上げた。ただ、全般安に連動する形で手控えられる。

▲ソフトバンクG 7235 -309大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、最終損益は、前年同期の4776億円からは縮小したものの、1742億円の赤字となっている。ビジョン・ファンド事業の投資損益が前年同期比で悪化したほか、為替差損の計上も重しとなっている。
一方、発行済み株式数の6.8%に当たる1億株、5000億円を上限とした自社株買いの発表はポジティブに捉えられる場面もあった。取得期間は8月8日から25年8月7日まで。

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8.8 動いた株・出来た株
◇ニトリHD<9843> 20170 +1750 ⇒ 第1四半期はコンセンサス上振れ、今後の円高反転効果にも期待。
◇ライオン<4912> 1381 +103 ⇒ 4-6月期は市場予想を上回る着地に。
◆SUMCO<3436> 1662 -342 ⇒ 7-9月期業績見通しをネガティブ視。
◆資生堂<4911> 3810 -700 ⇒ 4-6月期業績はコンセンサスを大きく下振れ。
◆コーセー<4922> 8841 -1142 ⇒ 中国やアジアの下振れなどをマイナス視。
◆住友金属鉱山<5713> 3630 -312 ⇒ 一過性要因除いた実力利益は従来計画を据え置き。
◆ソフトバンクグループ<9984> 7318 -226 ⇒ 自社株買い発表などは下支えに。
StockCharts ⇒  
8.7
NYダウ   38,763.45 -234.21 -0.60%
NASDAQ 16,195.80 -171.04 -1.05%
S&P500   5,199.50 -40.53 -0.77%

NYダウ(INDU) ⇒▼wr.Low.50MA割れ ⇒△はらみ反発.買戻し ⇒▲かぶせ拍子木
NASDAQ(COMPQ) ⇒-△Wr.Low2.Sup200MA ⇒△nr.買戻し ⇒▲wr吞込み
S&P500(SPX) ⇒-△wr.Low2 ⇒△nr.買戻し ⇒▲wr吞込み ⇒▲wr吞込み 
【 SOX指数 】
4426.27 -141.30 (-3.09%) ⇒-△Wr.Low2.200MA割れ ⇒△nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み

【 VIX恐怖指数 】
27.85 +0.14 (+0.51%) ⇒△Wr.High2 ⇒▼はらみ下落 ⇒-∇陽下げ
⇒ +0.51P
⇒ -28.16P
⇒ +64.90P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▲かぶせ拍子木 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
・週初にかけて急落していた後で、短期的な戻りを見込んだ買いが先行した。米長期金利が上昇するなかで買いが続かず、ダウ平均など主要株価指数は午後に下げに転じた。

▲wr吞込み ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・エヌビディアやテスラの下げが目立った。
//◇▲▲◆▲//▲◇◇ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◆▲▲▲▲//▲◇▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▲▽▲▲//▲◇▽ 原油 75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円高一服.146円半ば 原油.▽Wr吞込み反発.75ドル台  
8.8
米ドル/円 146.48 146.50
ユーロ/円 160.04 160.07
ユーロ/米ドル  1.0924 1.0925
英ポンド/円 185.86 185.90
豪ドル/円 95.47 95.50
スイスフラン/円 169.97 170.06   
原油(WTIC原油先物) 75.23 +2.03 +2.77% ⇒▲切下げ.Low2 ⇒+▼はらみ反発2 ⇒▽Wr吞込み反発

◇ドル反発 円高一服.144円半ば 原油.+▼はらみ反発.73ドル台 
8.7
米ドル/円 144.46 144.48
ユーロ/円 157.91 157.94
ユーロ/米ドル  1.0960 1.0961
英ポンド/円 183.35 183.40
豪ドル/円 94.21 94.25
スイスフラン/円 169.57 169.63   
原油(WTIC原油先物) 73.20 +0.26 +0.36% ⇒▲Wr切下げ.Low ⇒▲切下げ.Low2 ⇒+▼はらみ反発

▲ドル弱い 円全面高.143円後半 原油.▲切下げ.Low2.72ドル台  
8.6
米ドル/円 143.81 143.84
ユーロ/円 157.63 157.66
ユーロ/米ドル  1.0960 1.0961
英ポンド/円 183.80 183.84
豪ドル/円 93.54 93.58
スイスフラン/円 168.80 168.87   
原油(WTIC原油先物) 72.94 -0.58 -0.79% ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low ⇒▲切下げ.Low2

NYダウは234ドル安、根強いリスク警戒感
1.
・景気後退懸念の緩和にともなう買戻しが続き、寄り付き後、上昇。

・買戻し一巡後、根強い景気への不透明感に売りが再燃し、上値を抑制した。

・終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を警戒した売りが一段と強まり、相場は下落に転じ、終了。
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・ダウ平均は午前に480ドル上昇する場面があった。6日終値は7月末を1800ドルあまり下回っており、短期的に売られすぎとの見方からの買いが入った。日銀が追加利上げに慎重になるとの観測から、7日の東京株式市場で日経平均株価が続伸した。外国為替市場では円が対ドルで一時1ドル=147円台後半に下落し、「円キャリー取引」の急激な巻き戻しが一服していたことも安心感につながった。

・午後に入るとダウ平均は急速に伸び悩み、下げに転じた。このところ金利の変動が大きく、先行きが不透明になっていることから7日の10年債入札が低調な結果となり「米長期金利が上昇(債券価格は下落)し米株の売りにつながった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との見方があった。

・10年債利回りは週初に1年2カ月ぶりに3.6%台後半に低下したが、過度な米景気懸念が後退していることもあって7日には一時3.97%に上昇した。投資家のリスク許容度が低いこともあって金利変動が嫌気された。米長期金利の上昇は株式の相対的な割高感につながる。


2.
・テクノロジー・ハード・機器が上昇。
・半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落。

・アップルやセールスフォースが上昇。
・メルクやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)なども買われた。
・通信会社のルーメン・テクノロジー(LUMN)は四半期決算で、通期のキャッシュフロー見通しが予想を上回り、大幅高。
・不動産ウェブサイト運営会社のジロー・グループ(Z)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、買われている。


・エンターテインメントのウォルト・ディズニー(DIS)は四半期決算の内容は強弱まちまちながら、コスト高や需要の低迷が影響したテーマパーク事業の不振が警戒され、下落。
・ホーム・デポやインテルも安い。
・配車サービスのリフト(LYFT)は第2四半期決算で総取引額や見通しが予想を下回ったため、下落。


3.
・エヌビディアやテスラの下げが目立った。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 155.04 -0.23%
★ エヌビディア 98.91 -5.12%
◆ ASML 836.35 -0.79%
★ インテル 18.99 -3.63%
◆ QCOM クアルコム 156.12 -1.64%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 178.51 -2.62%
◆ AMD 128.67 -1.16%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 86.8 -2.47%
★ テラダイン 114.25 -3.44%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 155.39 +5.03%
☆ エヌビディア 104.25 +3.78%
☆ ASML 843.01 +2.76%
◆ インテル 19.83 -1.39%
◇ QCOM クアルコム 158.72 +0.49%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.31 +0.78%
★ AMD 130.18 -3.44%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 89 -1.57%
◇ テラダイン 118.32 +1.66%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 147.95 -1.27%
★ エヌビディア 100.45 -6.36%
◇ ASML 820.35 +1.36%
★ インテル 20.11 -6.38%
◆ QCOM クアルコム 157.95 -0.85%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 181.89 +0.04%
◇ AMD 134.82 +1.75%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 90.42 -2.46%
◆ テラダイン 116.39 -0.75%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円高一服
//◇▲▲◆▲//▲◇◇ 
・円の対ドル相場は軟調に推移。
・日本銀行の内田真一副総裁が、金融市場が不安定な状況で利上げは行わないと示唆し、東京時間に円が売られた流れが続いた。

ドル円相場は *米東部時間 16時56分
⇒¥146.76 ¥2.42 +1.68%
⇒¥144.35 ¥0.17 +0.12%
⇒¥144.23 -¥2.30 -1.57%

8.7
クレディ・アグリコルCIBシニア外為ストラテジスト、デービッド・フォレスター氏
”6日には日銀、財務省、金融庁が国際金融資本市場に関わる情報交換会合(三者会合)を開催。” この会合で、日銀が「実質的に非難される」格好となったと指摘。「内田副総裁の発言は日銀が近い将来の追加利上げに慎重になる可能性が高いことを確認するものだ。これは円を圧迫するだろう」と。
その上で、ドル・円相場は146円40-70銭近辺のテクニカル上の抵抗水準を上抜けたことで、148円50銭に向かう公算が大きいと続けた。

エバコアのクリシュナ・グハ氏
「日本の資産価格の極端な変動と世界的な円キャリー取引の巻き戻しは、米リセッション(景気後退)を巡る新たな懸念を伴う株式相場の下落と人工知能(AI)トレード反転に拍車をかけた」と指摘。
「日銀は市場を落ち着かせるために、まず一歩踏み出した」と述べた。

LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏
先週の日銀の驚くほどタカ派的なスタンスをきっかけとする世界的なキャリー取引の巻き戻しは、円の著しい上昇につながったが、こうした巻き戻しの動きはかなり落ち着いたと指摘。
「巻き戻しの速度が緩む中、市場は世界的に安堵(あんど)のため息をついているが、ドルと円の関係もキャリートレードの重要な要素だ」とクロスビー氏は説明。
「米利下げサイクルが近く始まるという市場の見方を主因に、ドルは軟調。これは円の上昇を支援するはずで、キャリー取引にとってはマイナスだ」と。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
対ドルで円をショートにすることで、まだそれなりのキャリー収益を得ることができるが、この不安定な市場ではそうするだけの価値はないと指摘。
ドル・円相場は9月末までに143円付近に落ち着くと予想しているという。

UBSのシャハブ・ジャリヌー氏らストラテジスト
円に対する投機的ポジションの解消はさらに進む余地があると指摘。
円は対ドルで来年末までに10%余り上昇すると予想し、円が再び150円を超えて下落するには「米景気が著しく減速しつつあるという市場の見方が大きく間違っている必要があるだろう」とリポート。

【米国株】
▲反落
//◇◆▽▲▲//▲◇▲ 
・10年債入札が弱い結果となった後、下げ足を速めた。歴史的なボラティリティーに見舞われた市場のもろさを浮き彫りにした。
・日銀のハト派的なシグナルを受けて、S&P500種株価指数は一時1.7%上昇していた。

・エヌビディアを中心に大型テクノロジー株が下落。
・決算が期待外れとなったスーパー・マイクロ・コンピューターは20%急落。
・低調な業績見通しを示したエアビーアンドビーも安い。


8.7
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「株式は依然として脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘。
「強気派を再び奮い立たせるためには、底打ちを示すさらなる証拠が必要だ。全体的に、センチメントは慎重な状況が続いた。
直近の押し目で買いを入れる自信があった人は多くない。来週に米消費者物価指数(CPI)の発表が控える中ではなおさらだ」と。

ニコラオス・パニギリツオグル氏らJPモルガン・チェースのストラテジスト
株式相場が2023年10月のような売られ過ぎの領域に入ったことを示す兆候はほとんどないと指摘。
「当社の計算では、世界レベルで株式の配分が2015年以降の平均水準に戻るには、株価がここからさらに8%下落する必要があるだろう」と。

【米国債】
▲下落
//◇▽▽▽▽//◇▲▲
・米国債は下落。( 利回り上昇 )

・世界の市場に広がった混乱が収まりつつある上に、この日実施された10年債入札が不調だったことが響いた。
・メタ・プラットフォームズなど高格付け各社による社債の発行が相次いだことも、米国債への重しとなった。

・米10年債利回り
⇒3.94% 5.1 +1.32%
⇒3.89% 10.2 +2.68%
⇒3.78% -0.6 -0.15%
  
  
8.7
クレジットサイツの米投資適格級・マクロ戦略責任者、ザッカリー・グリフィス氏
7日の入札結果について、「米国債利回りの上方向への調整が短期的には続くという当社の見方と整合する」と指摘。
「やや弱かった雇用統計を受けてのリプライシングはかなり行き過ぎていたようだ」と。

ゴールドマン・サックスの米金利戦略責任者ウィリアム・マーシャル氏とビル・ズー氏
「労働市場や市場機能において深刻な悪化が進行しているとの広範な証拠」がない限り、米国債利回りは恐らく低過ぎるとリポートで指摘。
「相場がここから有意に上昇するには、これらのリスクのいずれか(あるいは両方)が顕在化する必要がある」と。

【原油】
▽続伸
//▲▲▽▲▲//▲◇▽ 
・世界の株式相場が最近の急落から回復傾向にあることに加え、イランによるイスラエルへの報復攻撃が警戒されているため、買いが優勢になった。
・レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラやイスラム組織ハマスの指導者を暗殺した報復として、イランがイスラエルを攻撃する可能性に各国が備えている。ウクライナ軍はロシアへの越境攻撃を開始した。
・原油は依然として、中国と米国の需要低迷による逆風に直面しており、第4四半期からは石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが減産幅を縮小する方向だ。

・TI先物9月限は、前日比2.03ドル(2.8%)高の1バレル=75.23ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は2.4%上げて78.33ドル。

8.7
PVMオイル・アソシエーツのアナリスト、タマス・バルガ氏
「景気縮小は避けられないと確信している人は当面、株式やコモディティーから手を引くだろう」と指摘。
「しかし、恐らく過半数であるそれ以外の人は、リセッションの明確な兆候が表れない限り、そうすることに消極的であろう」と。

【NY金】
◇はほぼ変わらず
//◆▽◇◇◆//◆◆◇ 
・株式相場をにらみながら、もみ合う場面が目立った。
・金は通常、資金の逃避先と見なされるが、5日は株価急落の損失カバーから換金売りが出た。

・金先物12月限は、前日比80セント高の1オンス=2432.40ドル。

>>8.5
ブリオン・ボールトの調査責任者、エイドリアン・アッシュ氏
「ニューヨーク市場の寄り付き前に追い証を求められたトレーダーが、株式市場での損失をカバーするために、利益の出ている金のポジション解消を余儀なくされた」と。
株式相場の急落局面では、株価が下げるにつれて金も下落するのが一般的だが、「金の下げは小さく、より高い位置から下落し、より早く底値をつける」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,166.88 +140.19 +1.75%
独DAX指数 17,615.15 +260.83 +1.50%
仏CAC指数 7,266.01 +135.97 +1.91%
⇒▼WR.Low ⇒▽nr自立反発 ⇒▽Wr.買戻し
⇒▼Wrひげ.Low2 ⇒+▼nrはらみ反発.様子見 ⇒▽nr自立反発
⇒-∇Wrひげ.Low2 ⇒▼nrかぶせ.様子見 ⇒▽nr自立反発

▽大幅上昇 
//◆◇▽▲▲//▲◇▽
・7日の欧州株はストックス欧州600指数が1.5%高と、昨年11月以来の大幅高。
・世界の株式相場は週明けの大幅下落から勢いを取り戻しつつある。
・銀行株が特に上昇。
・ヘルスケア関連銘柄は下落。

>>8.5
アビバ・インベスターズの世界株式ファンドマネジャー、リチャード・サルダナ氏
「市場参加者が売り浴びせの大きさに驚いたのは確かだ」と述べ、「主要中央銀行の次の動きを見極めようとする中で、市場では混乱が続くと予想される」と。

【欧州債】
▲下落 
//◇◇▽▽▽//◆◆▲ 
・欧州債市場ではユーロ圏国債が米国債に連れて下落。
・ドイツの利回り曲線はスティープ化。短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)の今年の利下げは計69ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込まれている。前日から2bp低下した。

・独国債10年物
⇒2.27% +0.07
⇒2.20% +0.01
⇒2.19% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.95% +0.03
⇒3.92% +0.05
⇒3.87% +0.04
---------------------------

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