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2024年8月7日水曜日

◇ドル反発 円高一服.144円半ば 原油.+▼はらみ反発.73ドル台 令和6.8.7.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.ハリス氏の伴走者にワルツ氏
ハリス米副大統領は11月の大統領選を共に戦う副大統領候補に、ミネソタ州のティム・ワルツ知事を指名。~トランプ前大統領のホワイトハウス返り咲きを阻止するため、沿岸部の進歩派と中西部の穏健派による連帯を構築する。

②.中国製EV技術に新たな米制限か
バイデン米政権は今月中にも中国製自動車ソフトウエアの米販売に制限を提案する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。スマートカーと呼ばれる新世代の自動車がもたらす安全保障上の懸念に対応する。~最近の自動車にはガソリン車、電気自動車(EV)を問わず、インターネットに接続する装置が装備されたものが多く、ハッキングの被害となることが考えられる。世界の自動車メーカーはコネクテッドカーに必要な技術を中国のサプライヤーにますます依存するようになっている。

③.ゴールドマンCEO
ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、米経済がリセッション(景気後退)に陥ることはないとの予想を示し、連邦公開市場委員会(FOMC)による緊急利下げはないだろうと述べた。~株式相場については「非常に力強かった上昇局面を経て、調整局面に入ったと考えている。それは健全なことかもしれない」とソロモン氏。「ここから短期的にはボラティリティーが高まるだろう。今回は極めて大規模かつ極めて有意な調整だった」と。

④.イスラエル北西部緊張
レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは、イスラエル北西部ガリラヤ地方に複数機のドローン(無人機)を発射。~沿岸のナハリヤでは民間人が複数負傷した。イスラエル軍によれば、民間人はヒズボラの発射物ではなく、地上に着弾したイスラエル軍の迎撃ミサイルで負傷した可能性がある。ヒズボラは軍事施設を標的にドローンを発射したと主張。

⑤.伝説のストラテジスト
米株相場の変調を予言し、退社に追い込まれた元JPモルガン・チェースのストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏が話題の的になっている。同氏の退社後5週間で、S&P500種株価指数は約5%下落、ナスダック100指数は10%余り値下がりした。ラウンドヒル・インベストメンツのデーブ・マッツァ最高経営責任者(CEO)は「コラノビッチ氏は実質的に株式、とりわけ超大型ハイテク株がまさに頂点をつけたタイミングで会社を去った」と指摘。~
7日 【日本株】
日経平均 35,089.62 +414.16 +1.19%
TOPIX 2,489.21 +55.00 +2.26%
日経平均 ⇒▼WR.Low2 ⇒▽WRはらみ.買戻し ⇒△切り上げ.買戻し
TOPIX ⇒▼WR.Low2 ⇒▽WRはらみ.買戻し ⇒△切り上げ.買戻し
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【日経平均VI】
日経平均VI 45.02 -6.17 -12.05% ⇒▼wr.下げ ( 45台 )
日経平均VI 51.19 -19.50 -27.59% ⇒▲Wr下落 ( 50台 )
日経平均VI 70.69 +41.25 +140.12% ⇒△WR.急騰
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7日、株続伸、日銀副総裁がハト派発言-円下落し一時147円台

・7日、東京株式相場は続伸。
・日銀の内田副総裁の発言を受けて過度な利上げによる景気の先行き不安が後退し、為替の円安で業績不透明感も和らいだ。
・銀行が上昇率首位で、このほか商社を含む卸売業や保険、機械、医薬品の上げが目立った。
・個別では大規模な自社株買いを発表したキヤノンや証券会社が投資判断を引き上げた三菱重工業が急伸。

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ピクテ・ジャパンの田中純平ストラテジスト
・内田副総裁の発言は市場への配慮が垣間見られる点でかなりポジティブだと指摘。
・一部の外国人投資家は7月会合時の利上げ姿勢に疑問符を付けていたため、その反動はある程度期待できると。

T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダー
・TOPIXがプラスになってきたことから年金勢によるリバランスの動きが出てきているのではないかと。
・海外のロングオンリー投資家などが買ってきている可能性も指摘した上で、市場は落ち着きを取り戻しつつあるものの、大暴落の後とあって「まだ不安定さは伴うだろう」と。
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日経平均は大幅続伸、内田日銀副総裁の発言で利上げ警戒が後退

・米国株は落ち着きを取り戻しつつある一方、ボラタイルな東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は寄付き後、33739.46円まで下げ幅を拡大したが、現物市場では銀行株などが買い戻されて、TOPIXは切り返す展開。
・10時過ぎ、内田眞一日銀副総裁が、函館で行われている金融経済懇談会にて「金融資本市場が不安定な状況で利上げすることはない」「当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要がある」と述べたことで、為替が一時1ドル147円台と3円ほど円安ドル高が進行。
・円安に振れたタイミングで、日経平均は一気に切り返し、一時上げ幅は1000円超まで拡大した。

・足元の乱高下が嫌気されて上値は重くなったが、米国株先物の堅調推移も下支えとなった。
・大引けの日経平均は前日比414.16円高(+1.19%)の35089.62円。

・銀行業、卸売業、証券・商品先物取引業、保険業、機械などが上昇。
・ゴム製品、鉱業、海運業、石油・石炭製品、金属製品などが下落。

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【個別銘柄】三菱重、ヤマハ発、NTTデータ、リコー、ダイキン工 など 


▽三菱重<7011> 1730 +156.5大幅続伸。
前日の取引時間中に決算を発表、その後は一時ストップ高まで上昇していたが、本日も引き続き決算をポジティブ視する動きが優勢となっている。事業利益は835億円で前年同期比60.7%増、社内計画を約100億円上振れとなったもよう。
受注高に関しても、発電関連向けのガスタービンなどが好調で、同15%増と順調に推移。防衛装備品の受注は通期目標の1兆円を上回る見込みのようだ。

▲ヤマハ発 1186.5 -21.5大幅反落。
前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は764億円で前年同期比16.4%増となったが、市場コンセンサスは60億円程度下振れた。二輪が好調だったほか、為替円安の影響もプラス寄与したとみられるが、二輪以外の事業の販売数量が伸び悩んだ。
通期計画2600億円は据え置き、コンセンサスは会社計画を上回る水準だが、円安寄与の縮小も見込まれるため、同水準は切り下がる方向。

▲NTTデータ 1960 -237.5急落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は586億円で前年同期比0.6%増となり、市場予想を10%強下回る水準での着地に。会社計画に沿った推移とはされているが、市場予想との比較では、大型案件立ち上がりによる稼働改善効果などが想定より遅れる形のようだ。
なお、受注高は同46.7%増と順調、DC事業を除いたベースでも同18.9%増となっている。

▲リコー 1193 -71大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は63億円で前年同期比37.7%減となり、120億円程度の市場予想を大きく下回っている。プロジェクト費用の計上や一部売上計上の期ずれが発生したことなどが減益要因に。
通期計画700億円、前期比12.9%増は据え置いているものの、下振れが意識される展開になっている。なお、プロジェクト費用の追加発生の可能性などもあるもよう。

▲ダイキン工 17200 -1900大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1154億円で前年同期比2.1%減となり、円安効果が寄与したことで社内計画は上回ったようだが、市場コンセンサスは90億円程度下振れたとみられる。
欧米を中心にエアコンの需要環境が想定以上に厳しくなっているもよう。通期計画4250億円、前期比8.4%増は据え置いているが、会社計画を上回るコンセンサス水準が切り下がる状況となっているよう。

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8.7 動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 2755 +401 ⇒ 半導体関連株の落ち着きもあって押し目買い向かう。
◇三菱重工業<7011> 1771.5 +198 ⇒ 想定上回る業績や受注好調を評価の動き継続。
◇キヤノン<7751> 4444 +433 ⇒ 自社株買いの実施を発表している。
◇日本マイクロニクス<6871> 5210 +505 ⇒ 半導体関連株には買い安心感が戻る。
◇三井住友FG<8316> 8837 +837 ⇒ 前日はメガバンクの中で戻りの鈍い動き目立ったが。
◇TOWA<6315> 6700 +630 ⇒ 他の半導体製造装置同様にリバウンド優勢。
◇日本製鋼所<5631> 4095 +373 ⇒ 第1四半期大幅増益決算を引き続き高評価。
◆NTTデータグループ<9613> 1989 -208.5 ⇒ 第1四半期営業益は横ばい水準にとどまり。
◆リコー<7752> 1189 -75 ⇒ 第1四半期営業益はコンセンサス大きく下振れ。
StockCharts ⇒  
8.6
NYダウ   38,997.66 +294.39 +0.76%
NASDAQ 16,366.85 +166.77 +1.03%
S&P500   5,240.03 +53.70 +1.03%

NYダウ(INDU) ⇒▼wr.窓埋め調整 ⇒▼wr.Low.50MA割れ ⇒△はらみ反発.買戻し
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼nr.BigDn.Low ⇒-△Wr.Low2.Sup200MA ⇒△nr.買戻し
S&P500(SPX) ⇒▼BigDn.Low窓埋め ⇒-△wr.Low2 ⇒△nr.買戻し 
【 SOX指数 】
4567.57 +48.12 (+1.06%) ⇒▲BigDn.窓埋め ⇒-△Wr.Low2.200MA割れ ⇒△nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
27.71 -10.86 (-28.16%) ⇒△wr.High.大幅上げ ⇒△Wr.High2 ⇒▼はらみ下落
⇒ -28.16P
⇒ +64.90P
⇒ +13.63P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
△はらみ反発.買戻し ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。
・前日まで大きく下げていた後で、自律反発を狙った買いが優勢となった。下げがきつかったハイテク株や景気敏感株などが上昇した。ダウ平均の上げ幅は700ドルを超える場面があったが、取引終盤に急速に伸び悩んだ。

△nr.買戻し ⇒ ナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反発。
・エヌビディアやメタプラットフォームズが上昇。
//◇▲▲◆▲//▲◇ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◆▲▲▲▲//▲◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▲▽▲▲//▲◇ 原油 73ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル反発 円高一服.144円半ば 原油.+▼はらみ反発.73ドル台 
8.7
米ドル/円 144.46 144.48
ユーロ/円 157.91 157.94
ユーロ/米ドル  1.0960 1.0961
英ポンド/円 183.35 183.40
豪ドル/円 94.21 94.25
スイスフラン/円 169.57 169.63   
原油(WTIC原油先物) 73.20 +0.26 +0.36% ⇒▲Wr切下げ.Low ⇒▲切下げ.Low2 ⇒+▼はらみ反発

▲ドル弱い 円全面高.143円後半 原油.▲切下げ.Low2.72ドル台  
8.6
米ドル/円 143.81 143.84
ユーロ/円 157.63 157.66
ユーロ/米ドル  1.0960 1.0961
英ポンド/円 183.80 183.84
豪ドル/円 93.54 93.58
スイスフラン/円 168.80 168.87   
原油(WTIC原油先物) 72.94 -0.58 -0.79% ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low ⇒▲切下げ.Low2

週明け◆ドル弱い 円全面高.146円半ば 原油.▲Wr切下げ.Low.73ドル台  
8.5
米ドル/円 146.35 146.37
ユーロ/円 159.64 159.69
ユーロ/米ドル  1.0906 1.0912
英ポンド/円 187.20 187.32
豪ドル/円 95.20 95.27
スイスフラン/円 170.45 170.53   
原油(WTIC原油先物) 73.52 -2.79 -3.66% ⇒△Wr反発 ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low

NYダウは294ドル高、主要企業の好決算や値ごろ感からの買いが支援
1.
・弱昨日の下落が行き過ぎとの見方に値ごろ感から買われ、寄り付き後、上昇。

・深刻な景気後退入りへの不安が緩和し投資家心理が改善したほか、キャタピラー(CAT)など一部主要企業の好決算を受け、相場は終日、買戻しが先行した。

・ハイテクも買われ上げ幅を拡大。終盤にかけて失速もプラス圏で、終了。
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・ダウ平均は前日までの3営業日で2100ドルあまり下落し、6月中旬以来の安値を付けていた。米国景気の減速に対する懸念などが重荷となってきたが、「株式市場は過剰反応だ」(ウェドブッシュ証券のスティーブ・マソッカ氏)との声もあり、株式を買い直す動きが広がった。

・金利の低い円を借りて他の資産で運用する「円キャリー取引」の解消がこのところの株安につながったとの見方がある。6日の外国為替市場で急激な円高・ドル安が一服したことも投資家心理の支えとなった。

・ただ、ダウ平均は取引終盤に上げ幅を縮めた。「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は前日から低下したものの、不安心理が高まった状態とされる20を上回っている。株式相場の変動が大きくなっているため、持ち高を減らす目的の売りが出やすかった。


2.
・半導体・同製造装置や運輸が昇。
・不動産管理・開発が下落。

・ダウやJPモルガン・チェースなどが上昇。
・アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトも買われた。
・キャタピラー(CAT)は第2四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期の予想を引き上げ、さらに、利益率も目標レンジを超えると楽観的な見通しを示し、買われた。
・配車サービスのウーバー・テクノロジーズ(UBER)は第2四半期決算で強い配車需要や食品宅配サービスが好調で、利益と受注総額が予想を上回り、上昇。
・クルーズ船運営するロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。


・ジョンソン・エンド・ジョンソンとボーイングが下げた。
・旅行情報・予約サイト運営のエアビーアンドビー(ABNB)は取引終了後に決算を発表。弱い見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。


3.
・エヌビディアやメタプラットフォームズが上昇。
・検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は検索を巡り独禁法訴訟に敗訴したことを受けて売りが継続。その影響を受けると、携帯端末のアップル(AAPL)も売られた。

SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 155.39 +5.03%
☆ エヌビディア 104.25 +3.78%
☆ ASML 843.01 +2.76%
◆ インテル 19.83 -1.39%
◇ QCOM クアルコム 158.72 +0.49%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.31 +0.78%
★ AMD 130.18 -3.44%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 89 -1.57%
◇ テラダイン 118.32 +1.66%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 147.95 -1.27%
★ エヌビディア 100.45 -6.36%
◇ ASML 820.35 +1.36%
★ インテル 20.11 -6.38%
◆ QCOM クアルコム 157.95 -0.85%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 181.89 +0.04%
◇ AMD 134.82 +1.75%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 90.42 -2.46%
◆ テラダイン 116.39 -0.75%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 149.86 -5.26%
◆ エヌビディア 107.27 -1.78%
★ ASML 809.35 -8.41%
★ インテル 21.48 -26.06%
★ QCOM クアルコム 159.31 -2.86%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 181.81 -7.38%
◆ AMD 132.5 -0.03%
★ MU ミクロン・テクノロジー 92.7 -8.68%
★ テラダイン 117.27 -3.67%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル反発 円高一服
//◇▲▲◆▲//▲◇ 
・円の対ドル相場はもみ合い。
・円はニューヨーク時間朝方に一時1ドル=144円ちょうど付近を付けた後は、おおむね145円を挟んだ値動きとなった。円は前日比ベースでは7月29日以来の下落。

ドル円相場は *米東部時間 16時56分
⇒¥144.35 ¥0.17 +0.12%
⇒¥144.23 -¥2.30 -1.57%
⇒¥146.59 -¥2.77 -1.85%

8.6
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、アレックス・コーエン氏
「市場は適切な米利下げサイクルを十分に織り込んでいる。それが実現すれば、過去数年にわたってドルを支えてきた重要な柱の1つである相対的に高い実質金利が損なわれることになる」と。
「ドルのポジションはロング、バリュエーションは高いという状況がそれぞれ続いており、追加的な衝撃がない限り、広範なドル下落への道がさらに開かれている」と。

ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのグローバル為替責任者、ブラッド・ベクテル氏
「日本銀行や日本の財務省にしてみれば、こうした極端なボラティリティーは好ましくないかもしれないが、ドル・円相場が142-145円の近辺にあるのは勝利だ」と。
「日銀はここでしばらく落ち着いて、状況の進展を見守るだろう。150円を超える円安に戻る場合は、再びタカ派的な発言を増やす可能性が高い」と。

BCAリサーチのチーフ・グローバル・ストラテジスト、ピーター・ベレジン氏
米金融当局が利下げに向かう中、円は今後一段と上昇するとの見方を示した。また、日銀による追加利上げはないと予想。同氏は来年のドル・円相場の目標を1ドル=115円としている。

【米国株】
◇反発
//◇◆▽▲▲//▲◇ 
・6日の米株式相場は反発。
・S&P500種株価指数は主要な業種別指数が全て値上がり。同株価指数は急落でテクニカル上「売られ過ぎ」の領域まで押し下げられていたことから、割安となった銘柄に買いが入った。

・エヌビディアは3.8%値上がりし、半導体銘柄の上昇を主導。超大型ハイテク7社で構成するブルームバーグの「マグニフィセント・セブン」指数は1.2%高。


8.6
LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏
「いかなる指標で見ても相場は『売られ過ぎ』で、反発の時期が来ている」と指摘。
「市場を売りの連鎖に追い込んだ懸念は和らいでいるのか、疑問はくすぶっている。一定のボラティリティーは続くことが見込まれる」と。

ソーンバーグ・インベストメント・マネジメントのベン・カービー氏
「過剰なものは燃焼される。気分がいいものではないが、健全なプロセスの一環だ」と。

【米国債】
▲下落
//◇▽▽▽▽//◇▲
・米国債は下落。( 利回り上昇 )

・逃避先資産への需要が弱まる中、米国債は下落。

・米10年債利回り
⇒3.89% 10.2 +2.68%
⇒3.78% -0.6 -0.15%
⇒3.79% -18.6 -4.67%
  
  
8.6
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「まずまずの入札だった。市場が値固めして、利回りが前日以降に低水準を離れたことが支えになった」と分析。
「金利市場はこの水準では割安には見えない」とし、今後数日の入札では高めの利回りが求められる公算が大きいと。

CIBCプライベート・ウェルスUSのデービッド・ドナベディアン氏
「米金融当局が心配するのは金融市場のシステミックリスクだ。失望した投資家を気にしているわけではない」と指摘。
「従って、同当局が株式相場の調整を理由に行動方針を変える可能性は低い。近くリセッション(景気後退)に向かうのか、それとも市場は過剰反応しているのか。成長減速が起きているのであり、リセッションではないと考える」と。

ナティクシス・インベストメント・マネジャーズのポートフォリオストラテジスト、ジャック・ジャナシウィック氏
「センチメントが行き過ぎている可能性はある」と指摘。
「景気は減速しつつあることが確かに示唆されているが、減速しつつあると、減速では非常に異なる」と。

【原油】
◇4日ぶりに反発
//▲▲▽▲▲//▲◇ 
・株式を中心にリスク資産が前日の急落から回復したため、買いが入った。原油は前日に7カ月ぶりの安値を付けていた。
・WTI先物は過去3営業日で6%余り下げていた。価格が年初来安値に近づくにつれ、売られ過ぎの兆候が複数表れた。

・WTI先物9月限は、前日比26セント(0.4%)高の1バレル=73.20ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は0.2%上げて76.48ドル。

8.6
ダーン・ストライフェン氏らゴールドマン・サックス・グループのアナリスト
原油相場はここ数日、中東情勢への反応は限定的で、株式と歩調を合わせて下落してきたと指摘。
米国のリセッション(景気後退)リスクは限定的で、投機的なポジションが拡大する余地があるため、北海ブレントは1バレル=75ドルが支持線になるとの見方。

【NY金】
◆続落
//◆▽◇◇◆//◆◆ 
・株式相場が世界的に前日の急落から持ち直す中、金には売りが続いた。
・ドルの反発と米利下げ期待の後退も金の重しとなった。

・金先物12月限は、前日比12.80ドル(0.5%)安の1オンス=2431.60ドル。

>>8.5
ブリオン・ボールトの調査責任者、エイドリアン・アッシュ氏
「ニューヨーク市場の寄り付き前に追い証を求められたトレーダーが、株式市場での損失をカバーするために、利益の出ている金のポジション解消を余儀なくされた」と。
株式相場の急落局面では、株価が下げるにつれて金も下落するのが一般的だが、「金の下げは小さく、より高い位置から下落し、より早く底値をつける」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,026.69 +18.46 +0.23%
独DAX指数 17,354.32 +15.32 +0.09%
仏CAC指数 7,130.04 -18.95 -0.27%
⇒▲wr逆立.10/20割れ ⇒▼WR.Low ⇒▽nr自立反発
⇒▲Wr.Low ⇒▼Wrひげ.Low2 ⇒+▼nrはらみ反発.様子見
⇒▲wr.Low ⇒-∇Wrひげ.Low2 ⇒▼nrかぶせ.様子見

◇小幅回復 
//◆◇▽▲▲//▲◇
・6日の欧州株はもみ合う展開となり、小幅高で取引を終了。
・投資家は米経済成長見通しを懸念しており、今月の大幅な売りからの回復はなお不安定なことが示唆。
・ストックス欧州600指数は0.3%上昇。
・テクノロジー株が上昇。
・不動産、自動車関連株は下落。

>>8.5
アビバ・インベスターズの世界株式ファンドマネジャー、リチャード・サルダナ氏
「市場参加者が売り浴びせの大きさに驚いたのは確かだ」と述べ、「主要中央銀行の次の動きを見極めようとする中で、市場では混乱が続くと予想される」と。

【欧州債】
◆ほぼ変わらず 
//◇◇▽▽▽//◆◆ 
・ドイツ債がほぼ変わらず。利回り曲線はツイストフラット化した。準中核、周辺国債とのスプレッドは縮小。トレーダーは前日の安全資産への逃避を巻き戻した。

・独国債10年物
⇒2.20% +0.01
⇒2.19% +0.02
⇒2.17% -0.07
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.92% +0.05
⇒3.87% +0.04
⇒3.83% -0.05
---------------------------

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