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2024年8月6日火曜日

▲ドル弱い 円全面高.143円後半 原油.▲切下げ.2Low.72ドル台 令和6.8.6.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.景気後退の足音
米金融市場ではボラティリティーが急上昇。米2債利回りが2022年7月以降初めて10年債利回りを下回った。~逆イールドの景気後退予見性を立証したことで知られるエコノミスト、キャンベル・ハーベイ氏は過去4回の景気後退が始まる直前には長短金利の逆転が解消した点に触れ「米金融当局は行動するのを長く待ちすぎた」と述べた。

②.過剰反応せずとシカゴ連銀総裁
米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、金融当局の仕事は単月の弱めの雇用関連データに反応することではないとの考えを改めて表明。~「雇用の数字は予想よりも弱かったが、リセッションの様相はまだ呈していない。景気がどこに向かっているのか前向きに判断していきたい」と話した。

③.ISM指数
7月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合景況指数は51.4と、縮小圏にあった前月から回復し活動拡大を示した。景気減速が広範囲に及ぶとの懸念を弱める可能性がある。~生産指数に相当する業況指数は、前月に2020年4月以来の急激な落ち込みを記録した後、7月は約5ポイント上昇した。新規受注指標も拡大圏に戻った。

④.押し目買いの好機近づく
ハイテク株からリスク資産へのローテーションは「ほぼ終了した」可能性があると、JPモルガン・チェースのトレーディングデスクは指摘。~ただし「特にハイテク株に関して、『問題なし』を宣言するのはまだ難しい」という。市場が軟調を維持した場合、最大の受益者となるのはディフェンシブ銘柄だとリポートは指摘。

⑤.FRBは75bpの緊急利下げを
米連邦公開市場委員会(FOMC)は75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の緊急利下げを実施するべきだと、ペンシルベニア大学ウォートン校のジェレミー・シーゲル教授は述べた。~その上で9月会合で同じく75bpの利下げを追加するのが適切だとし、「それが最低ラインだ」と話した。
6日 【日本株】
日経平均 34,675.46 +3,217.04 +10.23%
TOPIX 2,434.21 +207.06 +9.30%
日経平均 ⇒▲WR.Low ⇒▼WR.Low2 ⇒▽WRはらみ.買戻し
TOPIX ⇒▲WR.Low ⇒▼WR.Low2 ⇒▽WRはらみ.買戻し
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【日経平均VI】
日経平均VI 51.19 -19.50 -27.59% ⇒▲Wr下落 ( 50台 )
日経平均VI 70.69 +41.25 +140.12% ⇒△WR.急騰
日経平均VI 29.44 +7.62 +34.92% ⇒△Wr.大幅上げ
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6日、日経平均上げ幅最大、米景気不安薄れリスク回避巻き戻し

・6日東京株式相場は大幅反発。前日に急落した反動で短期的な相場の底打ちを見込む買いが優勢となり、東証33業種は全て上昇。
・外国為替市場で円安が進んでいることも輸送用機器や電機、精密機器など輸出関連株などの買い安心感につながった。
・日本銀行の追加利上げ後に利益確定売りなどで下落していた銀行株は、大幅上昇した後に失速。

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りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト
・為替相場が落ち着き、日本株に買い戻しが入っていると指摘。
・業績が変わらなければ日本株が割安なのは明らかだとし、長期投資家の中でも安いところで買いたい需要はあると。
・経済指標などの材料に乏しい期間に入るため、思惑で動く相場になりそうだとも。
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日経平均は急反発、買戻し優勢で過去最大の上昇幅

・米国株は大幅安となったが、前日の東京市場で米株下落は織り込まれていたことから、東京市場は大幅反発で取引を開始。

・多くの銘柄が買い気配スタートとなるなか、日経平均は上げ幅を一気に拡大。
・為替が1ドル146円台、長期金利の指標となる10年国債利回りは0.950%まで一時値を戻すなど、為替、金利市場が落ち着きを取り戻したことから、日経平均は一時34911.80円まで上昇。

・終値ベースでは過去最大の上昇幅となった。なお、プライム市場の売買代金は連日で7兆円超え。
・大引けの日経平均は前日比3217.04円高(+10.23%)の34675.46円。

・海運業、ゴム製品、その他金融業、保険業、精密機器の上昇。
・下落セクターなし。

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【個別銘柄】味の素、キッコマン、日製鋼所 など 


▲味の素 5223 -427大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、事業利益は431億円で前年同期比0.5%増となり、据え置きの通期予想1580億円に対しサプライズのない進捗となった。戦略的費用の拡大やブランド投資の増加で、調味料・食品、冷食が減益となっている。
ヘルスケアは増益となっているものの、CDMOや医薬用アミノ酸などの回復は限定的だったもよう。会社計画比での大幅な上振れ期待などは後退の方向とみられる。

▽キッコマン 1744 +300ストップ高。
前日に第1四半期決算を発表、事業利益は219億円で前年同期比17.9%増となり、通期予想740億円、前期比0.8%増に対して順調な推移となる形に。欧州や米国など海外しょうゆの売上が好調に推移しているもよう。
欧州しょうゆの増収率は35.2%にまで達している。為替感応度が比較的高いことから、本日は急速な円高進行の一服も支援材料につながっているもよう。

▽日製鋼所 3722 +700ストップ高比例配分。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は42.7億円で前年同期比54.9%増となり、通期予想200億円、前期比11.0%増に対して順調な推移となっている。素形材・エンジニアリング事業などが会社計画比上振れ基調であるもよう。
受注はリチウムイオン電池用装置が低迷して前年同期比2ケタ減となっているが、防衛省向けレールガン開発案件などは期初計画通り受注できたようだ。

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8.6 動いた株・出来た株
◇日本製鋼所<5631> 3722カ - ⇒ 第1四半期大幅増益決算を高評価。
◇キッコーマン<2801> 1744 +300 ⇒ 海外販売好調を主因に第1四半期は2ケタ増益へ。
◇円谷フィHD<2767> 1329 +209 ⇒ 好業績銘柄として押し目買い意欲も強く。
◇東京海上HLDG<8766> 4746 +700 ⇒ 米長期金利の下げ止まりで。
◆味の素<2802> 5191 -459 ⇒ 第1四半期事業利益横ばいで業績上振れ期待やや後退へ。
◆サイゼリヤ<7581> 5170 -240 ⇒ 急速な円高の一服が売り材料に。
◆楽天銀行<5838> 2617 -91 ⇒ 銀行株の一角で戻り鈍いもの散見。
◆三井住友FG<8316> 8002 -160 ⇒ メガバンクの中で軟調推移だが特に材料は見当たらず。
StockCharts ⇒  
8.5
NYダウ   38,703.27 -1,033.99 -2.60%
NASDAQ 16,200.08 -576.08 -3.43%
S&P500   5,186.33 -160.23 -2.99%

NYダウ(INDU) ⇒▼Wr.-Cog.調整 ⇒▼wr.窓埋め調整 ⇒▼wr.Low.50MA割れ
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼Wr吞込み.調整 ⇒▼nr.BigDn.Low ⇒-△Wr.Low2.Sup200MA
S&P500(SPX) ⇒▼Wr吞込み.調整 ⇒▼BigDn.Low窓埋め ⇒-△wr.Low2 
【 SOX指数 】
4519.45 -88.31 (-1.92%) ⇒▲Wr.窓埋め ⇒▲BigDn.窓埋め ⇒-△Wr.Low2.200MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
38.57 +15.18 (+64.90%) ⇒▽Wr吞込み ⇒△wr.High.大幅上げ ⇒△Wr.High2
⇒ +64.90P
⇒ +13.63P
⇒ -7.52P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▼wr.Low.50MA割れ ⇒ ダウ工業株30種平均は大幅に3日続落。
・下げ幅としては2022年9月以来の大きさ。米景気の先行き不安を背景に投資家がリスク資産を圧縮する動きを強め、米株に売りが広がった。ハイテク株を中心に売られ、ダウ平均の構成銘柄は全面安だった。

-△Wr.Low2.Sup200MA ⇒ ナスダック総合株価指数は大幅に3日続落。
・次世代AI半導体の出荷が遅れると伝わったエヌビディアが大きく下げた。
・テスラやメタプラットフォームズも下落。
//◇▲▲◆▲//▲ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//◆▲▲▲▲//▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▲▽▲▲//▲ 原油 72ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル弱い 円全面高.143円後半 原油.▲切下げ.Low2.72ドル台  
8.6
米ドル/円 143.81 143.84
ユーロ/円 157.63 157.66
ユーロ/米ドル  1.0960 1.0961
英ポンド/円 183.80 183.84
豪ドル/円 93.54 93.58
スイスフラン/円 168.80 168.87   
原油(WTIC原油先物) 72.94 -0.58 -0.79% ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low ⇒▲切下げ.Low2

週明け◆ドル弱い 円全面高.146円半ば 原油.▲Wr切下げ.Low.73ドル台  
8.5
米ドル/円 146.35 146.37
ユーロ/円 159.64 159.69
ユーロ/米ドル  1.0906 1.0912
英ポンド/円 187.20 187.32
豪ドル/円 95.20 95.27
スイスフラン/円 170.45 170.53   
原油(WTIC原油先物) 73.52 -2.79 -3.66% ⇒△Wr反発 ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low

▲ドル急落 円全面高.146円半ば 原油.▲Wr切下げ.Low.73ドル台 
8.3
米ドル/円 146.59 146.62
ユーロ/円 159.85 159.89
ユーロ/米ドル  1.0908 1.0910
英ポンド/円 187.54 187.60
豪ドル/円 95.38 95.42
スイスフラン/円 170.81 170.90   
原油(WTIC原油先物) 73.52 -2.79 -3.66% ⇒△Wr反発 ⇒▲wrかぶせ.Reg200MA ⇒▲Wr切下げ.Low

NYダウは1033ドル安、景気後退懸念や世界株安で投資家心理が悪化
1.
・弱い7月雇用統計を受けた景気後退入り懸念に伴う売りが継続し、寄り付き後、下落。

・加えて世界株安で投資家心理が急速に悪化し、手仕舞い売りも加速したと見られ、終日、売りが先行。

・ハイテクも売られ、戻り鈍く終盤にかけ再び売りが加速し、終了。
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・前週末発表の7月の米雇用統計は雇用者数が市場予想ほど伸びず、失業率も上昇した。米景気が想定以上に悪化するとの懸念が広がり、投資家が株売りを急いだ。5日はアジアの株式相場が日本を中心に大幅安となったほか、欧州株も下落。世界的な株安が投資家心理を冷やし、ダウ平均の下げ幅は一時1200ドルを超えた。

・人工知能(AI)による業績拡大が期待され、これまで米株高をけん引してきた大型ハイテク株を中心に持ち高を解消する動きが広がった。ダウ平均の構成銘柄ではアップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが大きく下げた。市場では「明らかに買われすぎていたなか、24年4〜6月期決算でAIの業績貢献が現時点で限られることが分かったのも売りにつながった」(ケース・キャピタル・アドバイザーズのケニー・ポルカリ氏)との声が聞かれた。

・「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は不安心理が高まった状態を示すとされる20を大幅に上回った。一時は65台と新型コロナウイルス禍の20年3月以来の高水準となった。


2.
・上昇セクターなし。
・テクノロジー・ハード・機器や半導体・同製造装置の売りが目立った。

・肉食品メーカーのタイソン・フーズ(TSN)は四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、3四半期連続での鶏肉売り上げ見通し引き上げが好感され。上昇。


・アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが大きく下げた。
・インテルやシスコシステムズ、ビザへの売りが目立った。
・ナイキやIBMも下落。
・アップル(AAPL)は著名投資家のバフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイ(BRK)が保有する同社株を一部売却したことが当局への報告で明らかになり、下落。


3.
・エヌビディア(NVDA)は新人工知能(AI)チップの発表が遅れる可能性が報じられ、売られた。
・検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)はワシントン連邦地裁がグーグル検索や関連広告の市場において独占禁止法に違反したと判断したことが嫌気され、下落。
・テスラやメタプラットフォームズも下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 147.95 -1.27%
★ エヌビディア 100.45 -6.36%
◇ ASML 820.35 +1.36%
★ インテル 20.11 -6.38%
◆ QCOM クアルコム 157.95 -0.85%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 181.89 +0.04%
◇ AMD 134.82 +1.75%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 90.42 -2.46%
◆ テラダイン 116.39 -0.75%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 149.86 -5.26%
◆ エヌビディア 107.27 -1.78%
★ ASML 809.35 -8.41%
★ インテル 21.48 -26.06%
★ QCOM クアルコム 159.31 -2.86%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 181.81 -7.38%
◆ AMD 132.5 -0.03%
★ MU ミクロン・テクノロジー 92.7 -8.68%
★ テラダイン 117.27 -3.67%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 158.18 -4.60%
★ エヌビディア 109.21 -6.67%
★ ASML 883.71 -5.66%
★ インテル 29.05 -5.50%
★ QCOM クアルコム 164 -9.37%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 196.3 -7.49%
★ AMD 132.54 -8.26%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.51 -7.57%
★ テラダイン 121.74 -7.18%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル続急落 円全面高
//◇▲▲◆▲//▲ 
・円の対ドル相場は上げ幅を縮小。
・円は世界的にキャリー取引の巻き戻しが進み、アジア時間の取引で一時141円70銭まで買われた後は、伸び悩む展開となった。

ドル円相場は *米東部時間 16時56分
⇒¥144.23 -¥2.30 -1.57%
⇒¥146.59 -¥2.77 -1.85%
⇒¥149.57 -¥0.41 -0.27%

8.5
クレディ・アグリコルのG10FX調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏
「市場は米ISM非製造業指数の発表にかけて、非常に積極的な米金融緩和を織り込んでいたため、ドルが円やスイス・フラン、ユーロなどに対して大きく下げていた」と。
ISM非製造業は「少なくとも現時点では、米国のリセッションを巡る懸念の緩和に寄与する」と。

元米連邦準備制度理事会(FRB)エコノミストのクラウディア・サーム氏
米国はまだリセッションに陥ってはいないが、それに「不快なほど近い」と。

MUFGのシニア為替ストラテジスト、リー・ハードマン氏
「円の急上昇と日本銀行のタカ派的な政策が、過去数年にわたってアウトパフォームしてきた日本株のアンダーパフォーマンスにつながっている」と。

【米国株】
▲大続落
//◇◆▽▲▲//▲ 
・5日の米株式相場は急落。
・米リセッション(景気後退)の観測は時期尚早と大方がみているものの、景気懸念から金融市場は新たなボラティリティーに見舞われ、今年の急ピッチの株価上昇は行き過ぎていたとの見方が強まった。
・米金融当局から初回利下げが示唆された矢先、市場は弱い経済指標や期待外れの企業業績、伸び切ったポジション、季節的なトレンドの悪さという「パーフェクトストーム」に襲われた。

・恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は一時、1990年までさかのぼるデータで最大の上昇を記録。


8.5
リソルツ・ウェルス・マネジメントのキャリー・コックス氏
「米経済は危機には陥っていない。少なくともまだその状況ではない」と指摘。
「しかし危険ゾーンに入ったと言っていいだろう。米金融当局は雇用市場の亀裂をきちんと認識しなければ、筋書きを見失う恐れがある。まだ何も壊れていないが、壊れつつあり、同当局は後手に回るリスクがある」と。

JPモルガン・チェースのミスラフ・マテイカ氏
企業活動の軟化や債券利回りの低下、業績見通しの悪化を背景に、株価は圧力を受け続けると予想。こうした背景について「期待されていた 『回復 』のようには見受けられない」と。
「『悪いことは悪いこと』という局面が到来することを見込んで、株式には慎重な姿勢を崩さない」と。

UBSインベストメント・バンクのマクスウェル・グリナコフ氏
「複雑だ。『リセッション』という言葉が復活し、ゴルディロックストレードを頓挫させている」と。
「「数週間前の小型株へのローテーションで見られた動きと同様に、ポジションが伸長していたことで動きの度合いが明らかに増幅。この日の違いは、高水準のリスクプレミアムに対してマクロと企業収益の両方によるファンダメンタルズ面での裏付けがあることだ」と。

【米国債】
◇上昇
//◇▽▽▽▽//◇
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・7月のISM非製造業総合景況指数が市場予想を上回ったことを背景に、日中の高値を大きく離れて引けた。

・米10年債利回り
⇒3.78% -0.6 -0.15%
⇒3.79% -18.6 -4.67%
⇒3.98% -4.6 -1.14%
  
  
8.5
かつて債券王と呼ばれたビル・グロース氏
自身は「朝方の底値からの小幅な回復を買っているわけでもない」し、売っているわけでもないとX(旧ツイッター)に投稿。
市場は「あまりにも不安定で、買値と売値のスプレッドが極端に広がっている」と。
その上で、世界の金融システムには「過剰なレバレッジ」が見られるとし、その主な巻き戻しとして円の上昇や「行き過ぎた米国債利回りの低下」が起きていると。

プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏
景気の弱さを巡る懸念は行き過ぎであることが分かるだろうが、悲観的なシナリオが強いことを踏まえれば、市場が直ちに好転する可能性は低いことがうかがえると。
。市場の持続的な回復には、円相場の安定化や強い業績の数字、堅調な経済指標といった材料、あるいは材料の組み合わせが必要だと付け加えた。

【原油】
▲3営業日続落
//▲▲▽▲▲//▲ 
・世界経済減速の兆候が示される中、金融市場の世界的な混乱を受けて売りが膨らみ、7カ月ぶりの安値を付けた。
・北海ブレント先物は1月以来の安値水準。株式相場が一段ときつい下げとなり、リスク資産から資金が逃避した。

・WTI先物9月限は、前営業日比58セント(0.8%)安の1バレル=72.94ドル。
・ロンドンICE北海ブレント10月限は51セント下げて76.30ドル。

>>8.1
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
地政学的緊張が「市場の関心事項であることは間違いない」ものの、最近の原油相場の上昇は行き過ぎだったと指摘。
世界的な景気減速の兆候を踏まえれば、実際に供給面で大きな支障がない限り、原油相場は買われ過ぎの領域にあると。

【NY金】
◆続落
//◆▽◇◇◆//◆ 
・界的な株安を受けて換金売りが膨らんだが、その後は下げ渋った。
・金スポットは一時3.2%下げ、6月上旬以来の大幅安となった。銀など他の貴金属相場も下げた。

・金先物12月限は、前営業日比25.40ドル(1%)安の1オンス=2444.40ドル。

8.5
ブリオン・ボールトの調査責任者、エイドリアン・アッシュ氏
「ニューヨーク市場の寄り付き前に追い証を求められたトレーダーが、株式市場での損失をカバーするために、利益の出ている金のポジション解消を余儀なくされた」と。
株式相場の急落局面では、株価が下げるにつれて金も下落するのが一般的だが、「金の下げは小さく、より高い位置から下落し、より早く底値をつける」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,008.23 -166.48 -2.04%
独DAX指数 17,339.00 -322.22 -1.82%
仏CAC指数 7,148.99 -102.81 -1.42%
⇒▲拍子木.いってこい ⇒▲wr逆立.10/20割れ ⇒▼WR.Low
⇒▲Wr逆立 ⇒▲Wr.Low ⇒▼Wrひげ.Low2
⇒▲Wr逆立 ⇒▲wr.Low ⇒-∇Wrひげ.Low2

▲大続落 
//◆◇▽▲▲//
・5日の欧州株は下落。ストックス欧州600指数は2.2%下落。
・米景気減速懸念に端を発した世界的な株安に連れた。業種別株価指数はいずれも下落。
・公益事業や不動産、エネルギー株が売られた。
・フランスのCAC40指数はピーク時から10%を超える下げとなり、テクニカルな調整に陥った。

8.5
アビバ・インベスターズの世界株式ファンドマネジャー、リチャード・サルダナ氏
「市場参加者が売り浴びせの大きさに驚いたのは確かだ」と述べ、「主要中央銀行の次の動きを見極めようとする中で、市場では混乱が続くと予想される」と。

【欧州債】
◆下落 
//◇◇▽▽▽//◆ 
・ドイツ債がほぼ変わらずで取引を終了した。一時は、米国や世界の主要中銀が積極的に利下げするとの見方が強まり大幅に上昇していたが、米国で発表された給管理協会(ISM)の7月の非製造業総合景況指数が市場予想を上回ると、上げ幅は縮小した。

・独国債10年物
⇒2.19% +0.02
⇒2.17% -0.07
⇒2.24% -0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.87% +0.04
⇒3.83% -0.05
⇒3.88% -0.09
---------------------------

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