*かぶとうし塾


アーカイブ

2024年8月22日木曜日

◆ドルもみあい 円安一服.145円台 原油.▲wr.安値圏.71ドル台 令和6.8.22.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米雇用者数の年次改定
2024年3月までの1年間の米雇用者数の伸びは、従来の発表値よりはるかに低いものだった可能性が高い。~ベンチマーク改定の速報値によれば、3月までの1年間の雇用者増は81万8000人下方修正されそうだ。1カ月当たりでは約6万8000人減となる。下方修正幅は2009年以来最大。~今回の改定は、労働市場が当初の想定よりはるかに早い段階から減速していた可能性を示唆しており、連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げで後れを取っているとの懸念が強まりそうだ。

②.FOMC議事要旨
FOMCが7月30-31日に開いた会合では、幾人かの当局者が利下げの妥当な論拠があるとの認識が議事要旨で明らかになった。~議事要旨は「データが引き続きほぼ予想通りの内容となれば、次回会合での利下げは適切になる公算が大きいとの考えを大多数が示した」と指摘。

③.JTが米社買収
日本たばこ産業(JT)は、米4位のたばこ会社ベクター・グループを買収することで合意したと発表。世界第2位の規模を持ち収益性の高い米国市場での存在感を高める。~買収は総額約24億ドル(約3780億円)となる見込み。買収完了後、米国市場でのJTのシェアは現在の2.3%から約8%に拡大する。

④.ターゲットとメーシーズの決算
ディスカウントストアを展開する米ターゲットの5-7月(第2四半期)決算は既存店売上高が前年同期比プラスに転じた。消費者による裁量支出の改善が寄与した。~米百貨店メーシーズの5-7月決算は売上高がアナリスト予想を若干下回った。同社は通期の売上高見通しを下方修正。競合他社による値引き拡大や消費者が慎重姿勢を強めている。

⑤.ウクライナのドローン撃墜
ロシア軍の防空部隊は首都モスクワに接近するドローン(無人機)10機を撃墜した。ソビャニン市長はウクライナ侵攻後で最大級の首都攻撃だと非難。~ウクライナ軍の作戦はクルスク州進軍でロシアの不意を突いて以来、3週目に入った。ゼレンスキー大統領は同地域での作戦拡大を続けると表明。
22日 【日本株】
日経平均 38,211.01 +259.21 +0.68%
TOPIX 2,671.40 +6.54 +0.25%
日経平均 ⇒▽nr逆立 ⇒-▽nr陽下げ.様子見 ⇒△nr.よこばい
TOPIX ⇒▽nr.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◇nr.よこばい
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 27.13 +0.08 +0.30% ⇒+▲陰上げ ( 27台 )
日経平均VI 27.05 -0.56 -2.03% ⇒▲吞込み ( 27台 )
日経平均VI 27.61 -1.91 -6.47% ⇒-◇はらみ下げ ( 27台 )
--------------------------------------------------------------
22日、株反発し日経平均3週ぶり高値、米利下げ観測強まる

22日、東京株式相場は反発。
・米国で9月の利下げが確実視されてリスク選好の動きが広がった。
・医薬品や食料品、小売りといった内需関連株が高い。
・為替の円高基調を受け業績上乗せ期待が後退する自動車や機械など輸出関連株は下落。
・銀行や証券といった金融株も安い。

--------------------------------------------------------------
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員

・急落からの戻りペースが速く、短期的には利益確定売りが出やすいと。
・植田日銀総裁の閉会中審査はサプライズがないという前提で株価の材料にはなりにくいとした上で、タカ派的な発言があれば売りが出るだろうと。

--------------------------------------------------------------
日経平均は反発、先物主導で買い一巡後は上値重い展開に

・米国株が上昇したことから、東京市場は買い優勢で取引を開始。
・為替の円高傾向が嫌気されて日経平均は37883.86円まで下げる場面も見られたが、売り買い一巡後は切り返し、先物主導でじりじりと上げ幅を拡大。

・一時前日比400円超と8月1日以来の水準まで上昇する場面がみられた。
・プライム市場の売買代金は引き続き4兆円を割り込むなど商いは閑散。

・午後は様子見ムードも強まり、上値の重い展開となった。
・大引けの日経平均は前日比259.21円高(+0.68%)の38211.01円。

・医薬品、倉庫・運輸関連業、化学、食料品、小売業などが上昇。
・銀行業、証券・商品先物取引業、ゴム製品、輸送用機器、その他金融業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】日油、JT など 


▽日油 2201 +67大幅反発。
野村證券では、レーティングを最上位の「Buy」継続、目標株価は2530円から2660円に引き上げた。化粧品向け界面活性剤の販売が化粧品原料・ODM製品ともに好調。
医薬品原料DDSは短期的に在庫調整の影響を受けているが、顧客の原料在庫の解消が進み、DDSは従来想定よりも小幅な需要減に留まるとしている。また、株主還元の余力は大きいと考えており、引き続き株主還元の取り組みにも注目したいと。

▽JT 4165 +58大幅反発。
昨日取引終了後に、米国第4位のたばこ会社であるVGR社の買収契約を締結したと発表しており、買い手掛かり材料となっているようだ。
VGR社の全ての発行済株式の公開買付けを実施し、VGR社を100%連結子会社とすることを目指す。取引総額は約24億米ドル(約3780億円)となる見込み。VGR社の取締役会は、この公開買付けについて全会一致で支持している。

--------------------------------------------------------------
8.22 動いた株・出来た株
◇日本たばこ産業<2914> 4171 +64 ⇒ 米国第4位のたばこ会社VGR社を買収へ。
◇住友ファーマ<4506> 670 +59 ⇒ 国内証券が投資評価と目標株価引き上げ。
◇資生堂<4911> 3403 +61 ⇒ 7月訪日外客数は2カ月連続増加で物色。
◇日油<4403> 2197 +63 ⇒ 国内証券が目標株価引き上げ。
◆三菱UFJ<8306> 1519.5 -18.5 ⇒ 米雇用統計の下方改定受けた米金利低下で軟調推移。
◆川崎重工業<7012> 4911 -30 ⇒ 舶用エンジンの検査不正判明をネガティブ視。
◆ディスコ<6146> 43640 -930 ⇒ 米エヌビディア堅調も円高は逆風。
StockCharts ⇒  
8.21
NYダウ   40,890.49 +55.52 +0.14%
NASDAQ 17,918.98 +102.05 +0.57%
S&P500   5,620.85 +23.73 +0.42%

NYダウ(INDU) ⇒▽陽.5up ⇒▼nrはらみ.調整 ⇒+▼nr上げ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽陽.窓埋め ⇒▲nrはらみ.調整 ⇒▽nr逆立
S&P500(SPX) ⇒▽wr.High3 ⇒▲nrはらみ.調整 ⇒▽nr逆立 
【 SOX指数 】
5267.93 +71.63 (+1.38%) ⇒▽wr逆立 ⇒▼nrはらみ.調整 ⇒▽nr逆立+test50MA

【 VIX恐怖指数 】
16.27 +0.39 (+2.46%) ⇒◆吞込み ⇒▽はらみ上げ ⇒+nr上げ
⇒+2.46P
⇒+8.40P
⇒ -1.01P

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
日本経済新聞 電子版 ⇒  
+▼nr上げ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・米雇用統計の年次改定や米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公表を受け、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ観測が相場を支えた。もっとも、23日に予定されるパウエルFRB議長の講演を見極めたい雰囲気が強く、ダウ平均の上値は限られた。

▽nr逆立 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・長期金利の低下でハイテクも買われた。
・メタプラットフォームズやエヌビディアが買われた。
・オンライン会議プラットフォームを提供するズーム(ZM)は売り上げの伸びが予想を上回り、買われている。
//◇◆◇▽▲//◇▲◆◆ ドル円 145円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆//◇◆◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▽▲▲◇▼//_▲◆▲ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服.145円台 原油.▲wr.安値圏.71ドル台 
8.22
米ドル/円 145.07 145.08
ユーロ/円 161.79 161.82
ユーロ/米ドル  161.79 161.82
英ポンド/円 189.87 189.92
豪ドル/円 97.86 97.89
スイスフラン/円 170.32 170.36   
原油(WTIC原油先物) 71.93 -1.24 -1.69% ⇒▼Wr.下落 ⇒◆切下げ ⇒▲wr.安値圏

▲ドル続落 円安一服.145円台 原油.◆切下げ.73ドル台  
8.21
米ドル/円 145.09 145.10
ユーロ/円 161.47 161.49
ユーロ/米ドル  1.1128 1.1129
英ポンド/円 189.02 189.14
豪ドル/円 97.86 97.88
スイスフラン/円 169.95 169.98   
原油(WTIC原油先物) 73.17 -0.49 -0.67% ⇒▼wrクアトロ.たくり線 ⇒▼Wr.下落 ⇒◆切下げ

▲ドル下落 円安一服.146円台 原油.▼Wr.下落.73ドル台  
8.20
米ドル/円 146.55 146.57
ユーロ/円 162.48 162.52
ユーロ/米ドル  1.1084 1.1090
英ポンド/円 190.40 190.45
豪ドル/円 98.64 98.71
スイスフラン/円 169.85 169.90   
原油(WTIC原油先物) 73.66 -1.88 -2.49% ⇒∇入首 ⇒▼wrクアトロ.たくり線 ⇒▼Wr.下落

NYダウは55ドル高、一部小売りの好決算や利下げ期待が下支え
1.
・3月までの1年間の雇用者数の大幅下方修正で利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。

・一部小売りの好決算が支援したほか、長期金利の低下でハイテクも買われ、相場は終日底堅く推移した。

・パウエル議長の講演を控えた調整売りに一時伸び悩んだが、終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で9月の利下げが示唆されると、再び買われ、終了。
--------------------------------------------------------------

・米労働省は雇用統計の年次改定で、2024年3月までの1年間の雇用者数が81万8000人の下方修正になるとの推定値を公表した。「従来の想定ほど雇用が伸びていなかったことになり、FRBが労働市場により配慮するようになった局面で9月の利下げを後押しする」(LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏)との受け止めがあった。

・FRBが午後に公表した7月開催分のFOMCの議事要旨では、大多数の参加者が「想定内のデータが今後も続けば、次回(9月)の会合で金融緩和をするのが適切になる可能性が高い」とみていた。何人かの参加者は「今会合(7月)での利下げを支持することもあり得た」と考えていたこともわかった。市場では「FOMCは9月に利下げする準備ができている」(PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ)との指摘もあった。

・ダウ平均の上げ幅は一時100ドルを超えたものの、下げに転じる場面もあった。パウエル議長はカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で23日に講演する。政策見通しばかりではなく「労働市場を中心に景気認識をどうみているか確認したい」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声も聞かれた。週初にかけて米株相場が大幅に回復した後で、積極的な買いを見送る雰囲気もあった。


2.
・耐久消費財・アパレル、食・生活必需品小売が上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やホーム・デポ、ウォルマートは買われた。
・ディスカウント小売のターゲット(TGT)は定番商品の値下げが奏功し、既存店売上高が増加に転じ上昇。
・ディスカウント衣料小売りのTJX(TJX)は第2四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期見通し上方修正が好感され、上昇。
・自動車メーカーのフォード(F)はコスト削減で全電動スポーツタイプ多目的車(SUB)の投入を中止する電動化戦略見直し計画を発表し、上昇。
・高級住宅建設会社のトールブラザーズ(TOL)は決算の見通し引き上げを好感した買いが続いた。


・投資判断を引き下げたアメリカン・エキスプレスの下げが目立った。
・ユナイテッドヘルス・グループやセールスフォースも売られた。
・カジュアル衣料小売りのアーバン・アウトフィッターズ(URBN)は取引終了後に四半期決算を発表。既存店売上が予想を下回り、時間外取引で売られている。


3.
・長期金利の低下でハイテクも買われた。
・メタプラットフォームズやエヌビディアが買われた。
・オンライン会議プラットフォームを提供するズーム(ZM)は売り上げの伸びが予想を上回り、買われている。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 171.44 -0.35%
◇ エヌビディア 128.5 +0.98%
◇ ASML 943.61 +1.88%
◇ インテル 21.41 +2.00%
◇ QCOM クアルコム 174.22 +1.23%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.12 +1.44%
◇ AMD 157.81 +0.90%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 108.33 +0.31%
☆ テラダイン 135.41 +2.79%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 172.04 -1.94%
◆ エヌビディア 127.25 -2.12%
◆ ASML 926.18 -0.75%
◆ インテル 20.99 -2.46%
◆ QCOM クアルコム 172.11 -1.23%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 206.16 -2.27%
◇ AMD 156.4 +0.72%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 107.99 -0.59%
◆ テラダイン 131.73 -1.68%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 175.45 +0.52%
☆ エヌビディア 130 +4.35%
◇ ASML 933.15 +1.58%
☆ インテル 21.52 +3.11%
◇ QCOM クアルコム 174.26 +1.21%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 210.94 +1.46%
☆ AMD 155.28 +4.52%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 108.63 +0.59%
◇ テラダイン 133.98 +0.65%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドルもみあい 円安一服
//◇◆◇▽▲//▲◆◆ 
・ドル指数が3営業日続落。--FOMC議事要旨の公表後に、ドル指数がこの日の最安値を付けた。
・円は対ドルで一時0.55%高の144円46銭まで上昇。議事要旨の公表後に上昇幅を拡大した。雇用者数の年次改定発表前である米東部時間午前10時ごろには1%余り下落して146円77銭まで売られる場面があったが、上昇に転じた。

ドル円相場は *米東部時間 16時47分
⇒¥145.25 -¥0.01 -0.01%
⇒¥145.28 -¥1.31 -0.89%
⇒¥146.62 -¥1.01 -0.68%

8.21
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのグローバル為替責任者、ブラッド・ベクテル氏

「パウエル議長はいつものようにフェアウエーの真ん中に位置するだろう。50bp利下げの可能性は残しておくが、いずれの方向にも事前にコミットすることはない」と。

【米国株】
▽反発
//◆◆◇▽◇//◇◆▽ 
・21日の米株式相場は反発。
・公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨と年次改定に伴う米雇用者数の大幅下方修正を受け、9月利下げ観測が強まったことが相場の押し上げ材料となった。

・FOMCが7月30-31日に開いた会合で、幾人かの当局者が7月に利下げを行う妥当な論拠があるとの認識を示したことが議事要旨で明らかになった。同会合では主要政策金利の据え置きを全会一致で決定していた。
・議事要旨には、「大多数はデータが引き続きほぼ予想通りの内容となれば、次回の会合で利下げを実施することが適切になる公算が大きいとの考えを示した」と記された。

8.21
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏

問題は9月利下げの有無でなく利下げ幅だとし、「市場は現在、50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)より25bpの利下げ確率をより多く織り込んでいる。8月雇用統計が極端に期待外れの数字とならなければ、現時点ではそうなる可能性が高いように思える」と。

ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏

「9月のFOMC会合で利下げ幅を25bpにするか50bpにするかを決める上で、次回発表の雇用者数を判断材料にするのがいかに『ばかげた』ことか。それがこの基準改定から私が得た主要なメッセージだ」と。
「この改定データが示唆するのは、次回発表される雇用者数の数字がどうなるにせよ、実際には恐らくもっと低いということだ」と。

キャピタル・エコノミクスのジェニファー・マキューン氏

各国・地域の中央銀行当局者がカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)でフォワードガイダンスを多く示す可能性は低く、当局の政策が「データ次第」であることを強調すると予想。
「大部分の国・地域は経済成長を続け、インフレが当局目標に向かって鈍化しつつある。数週間前にはリセッション(景気後退)懸念が広がったが、金融市場もその後安定している。市場を誘導する上で、過去のイベントの時期ほどプレッシャーはない」と指摘。

【米国債】
◇上昇
//▽▽◇▲▽//◇▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・金融政策の影響を受けやすい年限短めの債券を中心に利回りが低下した。9月利下げ開始との見方が強まったことが背景。

・米10年債利回り
⇒3.80% -0.8 -0.20%
⇒3.81% -6.4 -1.66%
⇒3.87% -1.1 -0.30%
  
  
8.21
 ブリークリー・ファイナンシャル・グループのピーター・ブックバー最高投資責任者(CIO)は

議事要旨を受け、「要するに米金融当局は9月18日に利下げに踏み切るということだ」とし、「25bpと50bpのいずれになるかだけが問題だ」と。

カーバチュア・セキュリティーズの債券トレーディング責任者、トーマス・ディガロマ氏

雇用者数の改定について、「今回の下方修正により、米金融当局にとっては9月に利下げに踏み切る理由がまた1つ増えた」と指摘。「データ発表を受けて、9月の50bp利下げに私は傾いている。米金融当局は最初の一歩として、大幅な利下げで市場を安心させたいのではないか」と。

【原油】
▲続落
//▽▲▲◇▼//▲◆▲ 
・アルゴリズム取引による売りが優勢となり、1月以来の安値をつけた。
・週間石油統計では在庫減少が示されたものの、需要を巡る懸念は払拭(ふっしょく)されなかった。
・パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉の進展もここ数日、相場の足かせとなっている。ブリンケン米国務長官は20日遅く、イスラム組織ハマスとイスラエルの停戦合意を確保できずに中東を去ったが、「イスラエルは提案を受け入れた」と強調した。

⇒WTI先物10月限は前日比1.24ドル(▲1.7%)安い1バレル=71.93ドル。
⇒WTI先物9月限は前日比33セント(0.4%)安い1バレル=74.04ドル。
⇒WTI先物9月限は、前営業日比2.28ドル(▲3%)安い1バレル=74.37ドル。


・ロンドンICE北海ブレント10月限は1.15ドル下げて76.05ドル。

8.21
TDセキュリティーズのコモディティー(商品)ストラテジスト、ダン・ガリ氏

ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が1バレル=72ドルを割り込んだことで、トレンドフォローのアルゴリズム取引による売りが加速したと。

【NY金】
◆もみあい
//◇◆◇▲▽//▲▽◆ 
・FOMC議事要旨と雇用統計の年次基準値改定データを受けて、9月の利下げ観測が強まった。


⇒金先物12月限は3.10ドル(◆0.1%)安の2547.50ドル。
⇒金先物12月限は9.30ドル(0.4%)高の2550.60ドル。
⇒金先物12月限は、3.5ドル(0.1%)高い2541.30ドル。

8.21
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

予想されていた雇用者数の下方修正は「早ければ9月の米利下げサイクル開始の論拠を強める」と。
その上で「金が上値を再び試す展開となるには、利下げサイクルの開始が必要だ」とし、1オンス=2475-2480ドルがテクニカルなサポート水準になるだろうと。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,283.43 +10.11 +0.12%
独DAX指数 18,448.95 +91.43 +0.50%
仏CAC指数 7,524.72 +38.99 +0.52%
⇒▽拍子木反発 ⇒▲Cog.調整 ⇒△nr入首
⇒▽切り返し浮上 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽はらみ浮上
⇒▽切り返し浮上 ⇒▲nrかぶせ.調整 ⇒△反発.+test50MA

▽上昇 
//◇◇◇▽◇//◇▲▽
・21日の欧州株は上昇。
・投資家は金利見通しを意識した。米労働統計局が発表した年次ベンチマーク改定の速報値によれば、今年3月までの1年間の米雇用者数の伸びは、従来発表よりはるかに低いものだった可能性が高い。
・ストックス欧州600指数は0.3%高。
・基礎資源、小売り、自動車関連銘柄が上昇。
・通信株は売られた。

【欧州債】
◇ドイツ・英国債上昇 
//◇◇◇◆◇//◇◇◇ 
・欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線がブルスティープ化。
・米雇用者数の修正に反応し、米経済成長に対する懸念が強まった。
・英国債は上昇。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)による25年の利下げについて、年末までに131bpと想定している。

・独国債10年物
⇒2.19% -0.02
⇒2.22% -0.03
⇒2.25% 0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.89% -0.02
⇒3.92% -0.01
⇒3.92% 0.00
---------------------------

Powered By Blogger