*かぶとうし塾


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2024年7月3日水曜日

◆ドルもみあい 円安維持 原油.▲かぶせ.調整.82ドル台 令和6.7.3.Wed

3日 【日本株】
日経平均 40,580.76 +506.07 +1.26%
TOPIX 2,872.18 +15.56 +0.54%
日経平均 ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▽吞込み.直近更新 ⇒▽High.高値
TOPIX  ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▽nr.高値更新
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.47 +0.42 +2.62% ⇒◇反発
日経平均VI 16.05 +0.01 +0.06% ⇒+◆nr
日経平均VI 16.04 -0.09 -0.56% ⇒◆nr切下げ
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3日、株4日続伸、円38年ぶり安値を連日更新-超長期債が下落

・3日の東京株式相場は4日続伸。
・日経平均が心理的節目の4万円を2日に回復し、先高観が強まった。
・パウエルFRB議長の発言で米国の利下げ期待が再燃したこともリスク資産の株式に追い風だった。

・前日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)上昇を受け、機械や電機など半導体関連株が上昇した。
・ゴールドマン・サックス証券が目標株価を引き上げた村田製作所や太陽誘電、MARUWAなど電子部品株が軒並み急伸。
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三菱UFJアセットマネジメントの石金淳チーフファンドマネジャー
・日経平均とTOPIXの動きが必ずしも一致しなくなっていると指摘。
・日経平均は米国のハイテク株の動きをかなり反映していると述べた。

いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長
・日経平均が4万円を超えたのは想定外だったとし、弱気派の様子見姿勢が高まることで相場は強くなりそうだとみていた。
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日経平均は大幅高で4日続伸、ハイテク株主導で上げ幅をじりじりと拡大

・米国株上昇を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・アップル関連銘柄や半導体株などが上げ幅をじりじりと広げるなど、米ハイテク株上昇を素直に材料視した展開となった。
・一方、足元の日本株のけん引役だった保険株や銀行株など金融株は上げ一服。

・225先物に断続的な買いも入ったことで、TOPIXよりも日経平均が強い動きを見せた。
・大引けの日経平均は前日比506.07円高(+1.26%)の40580.76円。

・機械、海運業、その他金融業、化学、電気機器などが上昇。
・石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業、保険業、銀行業などが下落。

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【個別銘柄】ローム、ホンダ、ファーストリテ、霞ヶ関キャピタル など 


▽ローム 2200 +81.5大幅反発。
本日は大手電子部品株が総じて強い動きとなっており、同社にも波及効果が強まっているもよう。また、SMBC日興証券では、目標株価を3875円から2600円に引き下げているものの、投資判断は「1」を継続している。
バリュエーション面は、過去対比でも競合対比でも低い水準にあるとしているほか、SiCの増加もあって、25年3月期をボトムに業績も回復傾向になると予想している。

▽ホンダ 1738.5 +3.5小反発。
東京海上含む損保4社などが同社株5000億円規模を売却へと伝わり、昨日は大引けにかけて大きく値を下げる展開、短期的な需給悪化を警戒する動きから、本日も売り優勢の地合いが続いている。
同社では、同売却報道を含み様々な資本政策の検討を行っているが、現時点で決定した事実はないと公表。ちなみに、5月には上限3000億円の自己株式取得実施を発表している。

▽ファーストリテ 41950 +570大幅続伸。
前日に6月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比14.9%増となり、3カ月連続の増収、2カ月ぶりの2ケタ増となっている。客数が同8.1%増加したほか、客単価も同6.3%上昇している。
気温とキャンペーンがマッチして夏物商品の販売が好調だったほか、トレンドを捉えた新商品の販売も好調に推移したもよう。なお、気温効果から他の衣料品専門店各社も6月の販売は伸長するところが多くなっている。

▽霞ヶ関キャピタル 16210 +3000ストップ高。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は36.4億円で前年同期比3.5倍となり、上半期の同38.5%増から一段と増益率が拡大した。物流関連市場、ホテル関連市場、ヘルスケア事業ともに順調に事業を進捗させているもよう。
通期計画85億円に対する進捗率は42.9%にとどまるが、もともと第4四半期に販売が傾注しやすく、棚卸資産も順調に拡大していることで、大幅増益決算をストレートに評価。

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7.3 動いた株・出来た株
◇霞ヶ関キャピタル<3498> 16210 +3000 ⇒ 第3四半期増益率は一段と拡大へ。
◇日本冶金工業<5480> 5080 +430 ⇒ 大和証券では投資判断を格上げ。
◇太陽誘電<6976> 4407 +302 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では目標株価引き上げ。
◇村田製作所<6981> 3555 +191 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では大手電子部品株の目標株価上げ。
◇三菱重工業<7011> 1930 +102 ⇒ 防衛関連の中心格として上値追いが続く形に。
◇SCREEN<7735> 15305 +780 ⇒ 半導体関連株は全般買い優勢の展開に。
◇IHI<7013> 5308 +271 ⇒ 前日にはシティグループ証券が目標株価引き上げ。
◇TDK<6762> 10480 +460 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では目標株価引き上げ。
◇SUMCO<3436> 2448 +102 ⇒ 半導体株優勢の地合いに乗る。
◇ファーストリテ<9983> 41960 +580 ⇒ 6月既存店は2カ月ぶりの2ケタ増に。
◆NTTデータグループ<9613> 2256.5 -110.5 ⇒ 海外支部がランサムウェア被害の標的にと伝わる。
◆松屋<8237> 1135 -41 ⇒ 高値警戒感で前日から利食い優勢。
◆九州FG<7180> 945.9 -31.8 ⇒ 国内長期金利上昇傾向続くが銀行株には利食い優勢。
◆横浜ゴム<5101> 3449 -119 ⇒ タイヤ株安い、円安一服など手掛かりか。
◆TOYO TIRE<5105> 2573.5 -70 ⇒ 本日はタイヤ株が全面安に。
◆出光興産<5019> 1068 -27 ⇒ 原油相場の下落を売り材料視。
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.パウエル氏はディスインフレ傾向評価
パウエルFRB議長は、最新の経済データはインフレが再び鈍化傾向をたどっていることを示唆していると指摘。~前回のインフレ統計とその前のデータについては「ディスインフレの軌道に戻りつつあることを示唆している」と評価した。

②.トランプ氏量刑言い渡し延期
トランプ前米大統領が不倫口止め料を不正に処理した罪で有罪評決を受けたニューヨーク州の刑事裁判で、裁判所の判事はトランプ氏に対する量刑言い渡しを9月18日まで延期することに同意。~トランプ氏は免責特権を一部認めた連邦最高裁の判断を受けて、有罪評決を破棄すべきだと主張。

③.予想外の米求人増加 
5月の米求人件数は814万件と、予想外に増加した。このところ件数は減少傾向にあり、労働需要の緩やかな減速を示唆していた。雇用率とレイオフ率は共に増加し、流動的な雇用市場の様子を示した。

④.アルツハイマー病治療薬
米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病治療薬が米国で認可された。米国で600万人にのぼる患者の症状進行を遅らせる薬としては、2番目に米食品医薬品局(FDA)の承認を獲得。~「ドナネマブAZBT(キスンラ)」は、2023年初めに米国で販売が認可されたエーザイの「レケンビ」と競合する。

⑤.テスラ納車台数  
電気自動車(EV)大手、米テスラの納車台数は2四半期連続で前年同期を下回ったが、アナリストが予想していたほどの落ち込みではなく、株価は一時10%上昇。~第2四半期は生産は前年同期比で減少。テスラは販売と生産の減少理由について説明していない。詳細は今月23日に予定する決算発表で明らかになる見込み。
StockCharts ⇒  
7.2
NYダウ   39,331.85 +162.33 +0.41%
NASDAQ 18,028.76 +149.46 +0.84%
S&P500   5,509.01 +33.92 +0.61%

NYダウ(INDU) ⇒-△nr下げ.様子見 ⇒+▲nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲吞込み.調整 ⇒▽はらみ反発 ⇒▽逆立ち.高値更新
S&P500(SPX) ⇒▲吞込み.調整 ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒▽逆立ち.高値更新 
【 SOX指数 】
5544.99 +67.85(+1.24%) ⇒△nr反発.test10MA ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽反発.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
12.03 -0.19 (-1.55%) ⇒▽はらみ反発 ⇒▲wrかぶせ ⇒▲wr切下げ
⇒ -1.55P
⇒ -1.77P
⇒ +1.63P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽クアトロ ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・ダウ平均の構成銘柄ではないが、四半期の販売台数を発表したテスラが大幅高となった。他のハイテク株にも買いが波及し、米株相場を押し上げた。

▽逆立ち.高値更新 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やアルファベットが上昇。
//◆◆◇▽◆◇//◆◇◆ ドル円 161円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇◇◇//◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲◇▽◆//_▽▲ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安維持 原油.▲かぶせ.調整.82ドル台  
7.3
米ドル/円 161.41 161.42
ユーロ/円 (161.41 161.42)*ミス
ユーロ/米ドル 1.0745 1.0751
英ポンド/円 204.78 204.86
豪ドル/円 107.63 107.67
スイスフラン/円 178.59 178.70
原油(WTIC原油先物) 82.81 -0.57 -0.68% ⇒◆かぶせ.調整 ⇒◇wr吞込み ⇒▲かぶせ.調整

◇ドル強い 円安進む.161円半ば 原油_◇wr吞込み.83ドル台 
7.2
米ドル/円 161.44 161.49
ユーロ/円 173.34 173.46
ユーロ/米ドル 1.0739 1.0740
英ポンド/円 204.14 204.33
豪ドル/円 107.45 107.57
スイスフラン/円 178.78 178.92
原油(WTIC原油先物) 83.38 +1.84 +2.26% ⇒▽反発 ⇒◆かぶせ.調整 ⇒◇wr吞込み

◆ドルもみあい 円安維持.160円後半 原油.◆かぶせ.調整.81ドル台  
7.1
米ドル/円 160.81 160.84
ユーロ/円 172.61 172.69
ユーロ/米ドル 1.0734 1.0737
英ポンド/円 203.39 203.45
豪ドル/円 107.34 107.41
スイスフラン/円 178.80 178.85
原油(WTIC原油先物) 81.54 -0.20 -0.24% ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽反発 ⇒◆かぶせ.調整

NYダウは162ドル高、パウエル議長「インフレ鈍化傾向に」
1.
・週末に6月雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた株に利益確定の売りが先行し寄り付きは下落。



・米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレが再び鈍化傾向にあると指摘したことで長期金利が低下し、相場を支援したほか、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。
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・米債券市場では長期金利が4.4%台前半に低下(前日終値は4.46%)した。前日までの金利高の流れが一服し、株式の相対的な割高感が薄れたのも主力株への買いを誘った。

・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、欧州中央銀行(ECB)主催のイベントで、米国のインフレ抑制について「かなりの進展があった」と述べた。一方で、物価上昇率が目標の2%に向かって低下し続けることを示すさらなるデータを確認する必要があるとの認識も示した。市場では「新味に乏しい発言だった」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との声があり、9月の利下げ観測を高めるほどの内容ではないとの受け止めが広がった。

・4日は独立記念日で休場となる。3日の米株式市場は短縮取引となり、連休を取る市場関係者も多いとみられる。積極的な売買を手控える雰囲気もあり、ダウ平均の上げ幅は限られた。

2.
・自動車・自動車部品が大幅続伸し、銀行やテクノロジー・ハード・機器などが上昇。
・不動産管理・開発、耐久消費財・アパレルなどが下げた。

・アマゾン・ドット・コムとアップルの上昇が目立った。
・ビザやJPモルガン・チェース、IBMも上昇した。
・オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)投資判断の引き上げで上昇。


・ベライゾン・コミュニケーションズやナイキは下げた。
・マクドナルドとボーイングにも売りが出た。
・製薬大手ノボ・ノルディスク(NVO)とイーライリリー(LLY)が下落。バイデン大統領が両社の肥満症・糖尿病治療薬について値下げを要求したことが嫌気された。
・住宅建設会社のレナー(LEN)は投資判断の引き下げを受けて下落。

3.
・四半期の販売台数を発表したテスラが大幅高となった。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やアルファベットが上昇。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 175.7 +1.96%
◆ エヌビディア 122.67 -1.31%
◇ ASML 1047.89 +1.39%
◇ インテル 31.07 +0.75%
◇ QCOM クアルコム 200.16 +0.06%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 240.86 +1.45%
☆ AMD 164.31 +4.20%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 132.59 +0.81%
◇ テラダイン 149.6 +1.24%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 172.33 -0.85%
◇ エヌビディア 124.3 +0.62%
◇ ASML 1033.49 +1.05%
◆ インテル 30.84 -0.42%
◇ QCOM クアルコム 200.03 +0.43%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 237.41 +0.60%
★ AMD 157.69 -2.79%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 131.52 -0.01%
◆ テラダイン 147.77 -0.35%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 173.81 +1.27%
◆ エヌビディア 123.54 -0.36%
◆ ASML 1022.73 -0.51%
◇ インテル 30.97 +1.24%
◇ QCOM クアルコム 199.18 +2.07%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 235.99 +1.49%
◇ AMD 162.21 +1.72%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 131.53 -0.53%
◇ テラダイン 148.29 +0.49%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円安進む
//◆◇◇◆◇//◇◆ 
・ドルが下落。-- 最新の経済データはインフレが再び鈍化傾向をたどっていることを示唆しているとのパウエル議長発言に反応した。
・円相場は総じて1ドル=161円台半ばでもみ合い。パウエル議長発言の最中には、一時161円27銭まで上昇する場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥161.46 ¥0.00 0.00%
⇒¥161.47 ¥0.59 +0.37%
⇒¥160.89 ¥0.13 +0.08%

>>6.28
バリンジャー・グループの為替ストラテジストオ、カイル・チャップマン氏
「この巨大な金利差を埋める米金融当局のハト派転換まで、全ては円安基調における小さな動きに過ぎないようだ」と述べた。

ブリッジウォーター・アソシエーツの元最高投資ストラテジスト、レベッカ・パターソン氏
「日本に必要なのは、日銀や財務省がやることではない。実際にはドルの問題だ」と指摘。
「ドルは世界の支配的通貨だ」と話した。

ヌビーンの債券戦略責任者トニー・ロドリゲス氏
米国について経済成長の鈍化と根強いインフレが混在しているとし、「米金融当局の姿勢が非常にゆっくりで、忍耐強い」ものになることを意味すると指摘。「これはドルの支えになる」と述べた。

【米国株】
▽上昇
//◆◆◇◇▲//◇▽ 
・2日の米金融市場では株式相場と国債相場が上昇。
・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が米国経済はディスインフレの軌道に戻りつつあると示唆したのを受け、年内利下げの可能性が意識された。

・S&P500種株価指数は過去最高値を再び更新し、終値で初めて5500を上回った。
・パウエル議長の発言後に発表された5月求人件数は予想外の増加となり、利下げへの鍵を握るとみられる労働需要の減速傾向は一服したことが示された。パウエル議長は労働市場について、労働力需給のバランスが改善の方向へ「大きく」動いたと指摘。雇用市場を引き続き強いと評価しつつ、適切に冷え込みつつあると述べた。
7.2
RBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ロリ・カルバシナ氏
S&P500種の見通しについて、経済の強さが市場リスクを上回るため年内に再び過去最高値を更新すると予想。
年末予想を5300から5700に上方修正した。ウォール街で最も高水準の見通しとなる。
ウォール街で最も高水準の見通しとなる。ただ、リスクは複数存在すると指摘。相場はバリュエーション面と一部のセンチメント指標の点では「若干先走りし過ぎている」と語った。

エバコアのクリシュナ・グハ氏 
「利下げを巡る明確なシグナルはなかったが、示された評価はいかにも9月利下げを支持するものだ」と指摘。
「今回の発言は、今後明らかになるデータがこうした判断を支え強化する場合には、9月利下げへの土台を築き始めるものと当社ではみている」と語った。

【米国債】
◇上昇
//◇◆▲▽▲//◆◇
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米国債利回りは低下し、10年債利回りは4.5%を割り込んだ。求人統計発表後には下げ幅を縮小する場面もあった。

・米10年債利回り
⇒4.43% -2.8 -0.62%
⇒4.47% 7.1 +1.62%
⇒4.40% 11.0 +2.56%
  
7.2
BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏
「国債利回りの方向にはパウエル議長発言の方がより強く影響している。議長は米国ではインフレ減速の面で『かなりの進展』があったとみている」と指摘。
「さらに、リスクは米金融当局の2つの責務のうちインフレに偏っているのではなく、よりバランスの取れたものと特徴づけられている」と述べた。

【原油】
◆小反落
//▽▲◇▽◆//▽◆ 
・2カ月ぶり高値近辺にとどまった。中東情勢の緊迫化と大型ハリケーンの接近が追い風となる一方で、テクニカル要因が価格を下押しした。
・スラエル国防軍は、親イラン民兵組織ヒズボラの無人機攻撃で兵士18人が負傷したと明らかにした。うち1人は重傷だという。紛争拡大への懸念から、原油相場は当初値上がりした。
・米州では、ハリケーン「ベリル」がカテゴリー5まで勢力を強め、この時期に大西洋で発生したハリケーンとしては観測史上最強となった。勢力が弱まったベリルがメキシコ湾北部を直撃する可能性は30-40%にとどまるが、ベリルの接近は供給を揺るがすハリケーンシーズン到来の前兆となるかもしれない。

・WTI先物8月限は前日比57セント(0.7%)安の1バレル=82.81ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は36セント(0.4%)安の86.24ドル。

7.2
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏
「地政学およびハリケーンに絡むリスクで上昇している。ただ、両リスクとも上昇は短命に終わる傾向がある」と指摘。

【NY金】
◇ほぼ変わらず
//▽▲▲▽◆//◇◇
・米利下げ時期を見極める上で、雇用統計など経済指標に注目が集まっている。

・金先物8月限は5.50ドル(0.2%)安の2333.40ドル。

7.2
コメルツ銀行
利下げは12月までないとみており、これは市場が現在織り込んでいる時期よりも遅い。同行のコモディティー(商品)アナリスト、カーステン・フリッチュ氏は「金が上値を伸ばす余地は限定的だ」と指摘。
市場の予想通りの展開とならなければ、下落するリスクがあると述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,121.20 -45.56 -0.56%
独DAX指数 18,164.06 -126.60 -0.69%
仏CAC指数 7,538.29 -22.84 -0.30%
⇒▲nr切下げ ⇒△nrはらみ.様子見 ⇒▲クアトロ下落
⇒△nr反発.10MA突破 ⇒△wr.test50MA ⇒▲Cog.調整.10MA割れ 
⇒▲切下げ.3Crow ⇒+▲陰上げ.買戻し ⇒-▽陽下げ.窓埋め

△5営業日ぶりに反発 
//▽▲▲◆◆//△
・2日の欧州株はフランス株が下落。-- フランスの選挙を巡っては、第1回投票でマリーヌ・ルペン氏が実質的に率いる極右政党、国民連合(RN)が決定的なリードを取れず、引き続き不透明感が強い。
・ストックス欧州600指数は0.4%安。
・エネルギー株は上昇。
・保険、銀行株が特に下落。

【欧州債】
▽フランス債が上昇 
//◆◇◆◆◆//▲▽ 
・フランス債が上昇。7日の決選投票でRNの過半数確保を阻止するため競合政党が調整を活発化させているとの報道が好感された。
・ドイツ債は変わらず。イールドカーブは5日連続でスティープ化した。短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による利下げ見通しが加速。
・英国債は上昇。トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)の今年の利下げ幅は42bpとなっている。

・独国債10年物
⇒2.60% 0.00
⇒2.60% +0.11
⇒2.45% 0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.25% -0.03
⇒4.28% +0.11
⇒4.13% 0.00
>>6.21
ラボバンクのクレジット戦略責任者、マシュー・ケアンズ氏
「(極右政党指導者の)ルペン氏にとどまらず、大型の課税と支出を掲げる左派連合が勝利する場合もある」ため、仏独債のスプレッドは90bpまで拡大する可能性もあると述べた。

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