*かぶとうし塾


アーカイブ

2024年7月10日水曜日

▽ドル強い 円安進む.161円前半 原油.▲wr.10MA割れ.81ドル台 令和6.7.10.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.FRB議長議会証言
パウエルFRB議長は「さらなる良好なデータ」が見られれば、インフレ率が当局の2%目標に向けて低下しているという確信が強まると述べた。最近のデータはインフレ面での「さらなる緩やかな進展」を示していると語った。~質疑応答では、利下げのタイムラインを示すことは控えたが、雇用市場冷え込みの兆候が増えていると強調した。

②.イエレン財務長官の証言
イエレン米財務長官は下院金融サービス委員会での証言で、バイデン大統領の精神面について問われ、一緒に出席した長時間の会合で「極めて鋭敏」だったと述べ、大統領を擁護。~イエレン氏によれば、大統領罷免の可能性に関する米国憲法修正25条の発動について、閣僚メンバーの間で議論が行われたことはない。

③.フランス政治の行方
フランスの左派連合の一角を担う社会党は、マクロン大統領のグループの一部議員に歩み寄ろうとしている。過半数を制した勝者のいない選挙の後の政治的駆け引きが始まった。

④.AI株の利益確定売り
人工知能(AI)関連銘柄の上昇に陰りは見えないが、歴史を振り返ると、今が最大手銘柄の利益を確定すべき時だと、シティグループのストラテジストらが指摘。~AI関連株に対するセンチメントは2019年以降で最も強く、これらの企業の大半のフリーキャッシュフローはアナリスト予想を上回ると見込まれている。このような状況は通常「ボラティリティーが大幅に上昇」することを示唆している。

⑤.サウジによる欧州債売りの可能性
主要7カ国(G7)がおよそ3000億ドル(約48兆3000億円)に上るロシア凍結資産の押収を決定すれば、サウジアラビアは保有する欧州債券の一部を売却する可能性があると今年に入り内々に示唆していた。~サウジ財務省がG7の一部の国に対し、ウクライナ支援を意図したロシア凍結資産の押収案に異論を差し挟んできたと。
10日 【日本株】
日経平均 41,831.99 +251.82 +0.61%
TOPIX 2,909.20 +13.65 +0.47%
日経平均 ⇒▲nr.調整 ⇒▽逆立.高値更新 ⇒△nr.高値更新
TOPIX  ⇒▲nr.調整 ⇒▽反発.窓突破 ⇒△陽.切り上げ
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 17.79 +0.32 +1.83% ⇒◇陽.切り上げ
日経平均VI 17.47 +0.03 +0.17% ⇒◇呑込み
日経平均VI 17.44 +0.68 +4.06% ⇒◇陽
--------------------------------------------------------------
10日、株は史上最高値、国債買い入れの大幅減額観測-債券下落

・10日の東京株式相場はTOPIX、日経平均とも続伸。
・パウエルFRB議長の議会証言で米景気の悪化が意識されたほか、決算を迎えた上場投資信託(ETF)の分配金捻出の売り圧力などから一時はマイナス圏に沈む場面もあったが、大引けにかけて金融株主導で上昇基調を強めた。
・売買代金上位では6000億円を上限に自社株買いを行うリクルートホールディングスのほか、三菱UFJフィナンシャル・グループや東京海上ホールディングスが上昇。
・三菱重工業や株式売り出しを検討しているKOKUSAI ELECTRICが下げた。

--------------------------------------------------------------
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト
・債券市場参加者会合で国債買い入れ減額の先行き不透明感が後退し、金融株に買いが入ったと指摘。
・企業の業績期待を背景に相場は底堅く、さらに11日の米消費者物価指数(CPI)が落ち着いた結果となれば、もう一段株を支えると。
--------------------------------------------------------------
日経平均は続伸、底堅さ確認後は後場じり高で史上最高値を更新

・米国株が高安まちまちのなか、昨日の大幅高の反動が先行し東京市場は売り優勢で取引を開始。

・半導体株の一角が弱い動きを見せたが、保険や銀行、証券など金融株が総じて買われる地合いとなり日経平均は切り返す動き。
・下値の堅さが確認できたことから、後場、先物市場に断続的な買いも入り、大引けにかけて、日経平均はじりじりと上げ幅を拡大。

・最高値を連日で更新した。
・大引けの日経平均は前日比251.82円高(+0.61%)の41831.99円。

・保険業、サービス業、精密機器、証券・商品先物取引業、食料品などが上昇。
・機械、不動産業、卸売業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】KOKUSAI、サッポロHD、 リクルートHD など 


▲KOKUSAI 5400 -420大幅反落。
米投資ファンドのKKRが保有株の一部を売却することが分かったと伝わった。売却により、KKRの保有比率は現在の約43%から20%近くまで低下することになるもよう。
保有株式売却スピードが相対的に緩やかであること、今後の自社株取得ペースが鈍化する可能性があることなどを懸念しているよう。

▽サッポロHD 6242 +515大幅続伸。
筆頭株主となっている投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが前日、同社株主向けに保有不動産の切り離し策を提案したと発表している。
恵比寿ガーデンプレイスなど優良不動産の保有会社を税制適格スピンオフで上場させるなどで、時価総額は約64%上昇すると見込んでいるようだ。資本効率改善に向けたプレッシャーにつながるとして、思惑材料視される形になっている。

▽リクルートHD 9484 +332大幅続伸。
発行済み株式数の5.67%に当たる8700万株、6000億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は本日から25年7月9日まで。資本効率の向上と株主還元の充実を目的。このうち、1500万株を上限に本日の立会外取引で自社株買いを実施。
5月の決算発表時にネットキャッシュの圧縮方針を掲げ、自社株買いへの期待はあったとみられるが、迅速な実行に評価が高まったよう。

--------------------------------------------------------------
7.10 動いた株・出来た株
◇FPパートナー<7388> 2943 +267 ⇒ 6月の生命保険新規契約は過去最高と発表。
◇三菱自動車工業<7211> 489.7 +35.6 ⇒ シティグループ証券では買い推奨に格上げ。
◇サッポロHD<2501> 6088 +361 ⇒ 3Dインベが不動産切り離し策提案と伝わる。
◇カーブスHD<7085> 787 +42 ⇒ 第3四半期増益率は一段と拡大へ。
◇東京海上<8766> 6519 +227 ⇒ 本日は保険セクターが業種別上昇率トップに。
◇MS&AD<8725> 3901 +131 ⇒ 米長期金利上昇で保険株に資金が向かう。
◇リクルートHD<6098> 9350 +198 ⇒ 自社株買いの発表で今後の需給改善期待。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 5320 -500 ⇒ KKRが保有株を一部売却と伝わる。
◆三菱重工業<7011> 1904.5 -95.5 ⇒ 防衛省が金品提供問題の調査広げるとの報道など警戒材料視か。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 3965 -155 ⇒ 半導体関連株の軟調な動きに押される。
◆TOWA<6315> 11240 -430 ⇒ 前日強い動きだった半導体関連は総じて軟化。
StockCharts ⇒  
7.9
NYダウ   39,291.97 -52.82 -0.13%
NASDAQ 18,429.29 +25.55 +0.14%
S&P500   5,576.98 +4.13 +0.07%

NYダウ(INDU) ⇒▽nrクアトロ.Sup10MA ⇒▲nr.様子見 ⇒▼nr.切下げ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽陽4.高値更新 ⇒◇nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒▽陽3.高値更新 ⇒◇nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 
【 SOX指数 】
5765.20 -0.00(-0.00%) ⇒+◆nr.様子見 ⇒◇クアトロ.高値圏 ⇒◆nrかぶせ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
12.51 +0.14 (+1.13%) ⇒▽反発 ⇒▼かぶせ ⇒+◆nrはらみ
⇒ +1.13P
⇒ -0.88P
⇒ +3.23P

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
日本経済新聞 電子版 ⇒  
▼nr.切下げ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・同日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて米利下げ観測が強まり、買いが優勢になる場面があった。半面、米景気減速への警戒感から景気敏感株などに売りが出て、指数の重荷となった。

+◆nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は6日続伸。
・テスラが10日続伸。
・アナリストが目標株価を引き上げたエヌビディアも高かった。
//◆◇◆◇◆//◇◇◇ ドル円 161円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◆//◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲▽◆//_▼▲ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い 円安進む.161円前半 原油.▲wr.10MA割れ.81ドル台  
7.10
米ドル/円 161.27 161.30
ユーロ/円 174.40 174.45
ユーロ/米 1.0814 1.0815
英ポンド/円 206.20 206.29
豪ドル/円 108.71 108.75
スイスフラン/円 179.63 179.70   
原油(WTIC原油先物) 81.41 -0.92 -1.12% ⇒▲nr.もみあい調整 ⇒▼wr.調整2 ⇒▲wr.10MA割れ

◇ドル反発 円安維持へ.160円後半 原油.▼wr.調整2.82ドル台 
7.9
米ドル/円 160.80 160.82
ユーロ/円 174.05 174.14
ユーロ/米ドル 1.0824 1.0828
英ポンド/円 205.94 206.01
豪ドル/円 108.33 108.36
スイスフラン/円 179.06 179.17   
原油(WTIC原油先物) 82.23 -0.83 -1.00% ⇒▽クアトロ.直近高値 ⇒▲nr.もみあい調整 ⇒▼wr.調整2

◇ドルもみあい 円安一服.160円後半 原油.▲nr.もみあい調整.83ドル台  
7.8
米ドル/円 160.74 160.79
ユーロ/円 173.90 173.97
ユーロ/米ドル 1.0817 1.0822
英ポンド/円 205.84 205.96
豪ドル/円 108.37 108.42
スイスフラン/円 179.48 179.59
原油(WTIC原油先物) 83.16 -0.72 -0.86% ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽クアトロ.直近高値 ⇒▲nr.もみあい調整

NYダウは52ドル安、パウエルFRB議長が経済や労働市場の減速示唆
1.
・パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。

・議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため警戒感からダウは下落に転じた。

・ナスダックはハイテクの買いが継続し、底堅く推移し6日連続で過去最高値を更新し、まちまちで終了。
--------------------------------------------------------------

・パウエル議長は9日、米上院銀行委員会での議会証言に臨んだ。2%のインフレ目標に向けて「直近の指標はさらなる緩やかな進展を示した」と述べ、さらに良いデータがあれば、「自信が深まる」と説明。

・議長は「高インフレだけがリスクではない」とし、労働市場の動向を注視していることを示唆した。金融緩和が早すぎたり過度になるリスクとあわせて、「遅すぎたり少なすぎたりすれば、経済活動や雇用を不当に弱める可能性がある」と指摘。利下げが遅れることへの警戒感を示したと受け止められた。9月の利下げ予想が強まったとともに、米景気の先行き不透明感につながった面があった。

・議会証言を受けてダウ平均は一時150ドル近く上昇したが、買いが一巡すると下げに転じた。パウエル議長は10日は下院金融サービス委員会での議会証言に臨む。11日には6月の米消費者物価指数(CPI)の発表も控えており、積極的な売買を手控える雰囲気があった。

2.
・自動車・自動車部品や銀行が上昇。
・ソフトウェア・サービスが下落。

・インテルやゴールドマン・サックス、アムジェンが上げた。
・銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は好決算への期待にアナリストが投資判断を引き上げ上昇。
・金融のゴールドマン・サックス(GS)も期待感から買われた。
・会員制倉庫型卸売り・小売り会社のコストコホールセール(COST)はディスインフレにともなうコスト減少で利益率上昇期待に買われた。


・ダウやセールスフォース、マイクロソフトの下げが目立った。ボーイングやスリーエムも売られた。
・航空機メーカーのボーイング(BA)はユナイテッド航空(UAL)が離陸中のボーイング機から降着装置の車輪一つが落下した事象を明らかにし、下落。

3.
・半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの目標株価引き上げで上昇。
・テスラが10日続伸。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 186.63 +1.43%
◇ エヌビディア 128.2 +1.88%
◇ ASML 1077.39 +0.27%
☆ インテル 33.99 +6.15%
◇ QCOM クアルコム 207.89 +1.04%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 246.29 +1.53%
☆ AMD 178.69 +3.95%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 130.69 -0.60%
◇ テラダイン 154.17 +1.96%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 186.63 +1.43%
◇ エヌビディア 128.2 +1.88%
◇ ASML 1077.39 +0.27%
☆ インテル 33.99 +6.15%
◇ QCOM クアルコム 207.89 +1.04%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 246.29 +1.53%
☆ AMD 178.69 +3.95%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 130.69 -0.60%
◇ テラダイン 154.17 +1.96%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 183.99 +0.82%
◆ エヌビディア 125.83 -1.91%
◇ ASML 1074.48 +0.29%
☆ インテル 32.02 +2.53%
◇ QCOM クアルコム 205.75 +0.95%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 242.59 -0.30%
☆ AMD 171.9 +4.88%
★ MU ミクロン・テクノロジー 131.6 -3.82%
◆ テラダイン 151.2 -0.33%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//◇◆◇_◆// 
・ドルが堅調。-- パウエル議長の証言後には、米国債利回りが上昇する中でドルも一時上げを拡大した。
・円は下落。朝方から軟調な展開だったが、パウエル議長証言後に下げを拡大。一時1ドル=161円52銭を付けた。

ドル円相場は
⇒¥161.30 ¥0.47 +0.29%
⇒¥160.82 ¥0.07 +0.04%
⇒¥161.71 ¥0.27 +0.17%

7.9
ソシエテ・ジェネラルのスバドラ・ラジャッパ氏
「パウエル議長の発言はバランスが取れており、政策判断は『会合ごと』に行われることを示した。
市場は引き続き9月の利下げを予想しているが、確実視されているわけではない。データでインフレの根強さが示されれば、その可能性は容易に傾き得る」と分析。

【米国株】
◇小幅上昇
//◇▽▽_▽//▽◇ 
・S&P500種は6営業日続伸。
・金融株がしっかり。

・パウエル議長は、上院銀行委員会の公聴会で半期に一度の議会証言に臨んだ。冒頭証言後の質疑応答では、利下げのタイムラインを示すことは控えたが、雇用市場冷え込みの兆候が増えていると強調した。政府の雇用統計では、失業率が3カ月連続で上昇している。
・議会証言で議長は、大手銀行に求める資本増強計画の修正で米規制当局の合意が近いことを明らかにした。実際に修正されれば、ウォール街の金融機関にとって大きな勝利となる。

7.9
JPモルガン・チェースのマイケル・フェローリ氏
「きょうの発言は、引き続き市場に年内の利下げに向けた準備を促す内容だ」と分析。
「経済に関するパウエル議長の発言はほぼ原稿通りで、議員からの質問の多くは経済についてではなく、銀行の資本規制に関するものだった」と述べた。

ブック・リポートの著者、ピーター・ブックバー氏 
パウエル議長は経済見通しと金融当局が重視する2つの責務について、よりバランスの取れた見方を維持しているが、緩和に向けた窓は開いている。私自身は9月利下げへの確信を強めている。
米国債利回り上昇は議長発言とは関係ない可能性がある。発言内容自体に目新しさはなく、欧州市場での債券売りが波及したのではないか。

エバコアのクリシュナ・グハ氏 
より強力な利下げシグナルを期待していた向きもあったかもしれないが、われわれは、特にリスクバランスの変化に関する議長の発言をハト派的と解釈している。
今後発表されるデータ、特に11日発表のインフレ統計が金融当局の評価を下支えする内容となれば、議長は9月利下げの可能性に向けた土台作りを継続すると、われわれはみている。

BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者イアン・リンジェン氏 
準備原稿におけるパウエル議長の発言のトーンは、このところ金融当局が2大責務における雇用の部分を重視していることと整合する。
7月に利下げがあり得ることを示唆するとはわれわれは解釈していないが、9月が選択肢として残されていることは確かだ。

【米国債】
◆下落
//◆◇▽_▽//◇◆
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・欧州債が軟調な展開となり、米国債全体に重しとなった。
・この日は期間が短めの債券がアウトパフォーム。政策緩和が行われた際に短期債の方が恩恵を受ける可能性がより高いとの見方が背景にある。

・米10年債利回り
⇒4.30% 1.8 +0.41%
⇒4.28% 0.0 0.00%
⇒4.28% -8.2 -1.89%
  
>>7.8
ストラテガスのトーマス・ツィツォリス氏
今年下期に債券に対するポジションはロングが多い状況で始まったようにみえると指摘。
経済データが景気軟化を示唆しているほか、今秋に利下げが実施されるとの見方が背景にあると分析。
同氏は一方で、ショート筋が市場に戻ってきている初期の兆候が見られるとも言及。「ポジショニングのデータを分析すると、利下げ見通しを受けたロングバイアスが示されているにもかかわらず、市場参加者を完全に納得させることはできていない状況が分かる。ショート筋がゆっくりと市場に戻ってきている」と述べた。

【原油】
▲続落
//▽◆▽_◆//▼▲ 
・パウエル議長の議会証言を消化する中で、レンジの大きさが顕著な取引となった。。
・薄商いが値動きを増幅し、レンジはおよそ1ドルに及んだ。米労働市場は「かなり冷え込んできた」とのパウエル氏の発言を受けて、一時は1バレル=82ドルを超えたが、その後の発言で利下げが近いことを示唆しなかったために相場は上昇分を消した。
・テキサス州ヒューストンの石油設備はハリケーン「ベリル」の影響を持ちこたえ、復旧作業の進展を報告。弱気センチメントに拍車がかかった。
・北半球の石油消費が夏場に増加するとの予測が原油相場を支えてきたが、超大型タンカーの利益低迷をきっかけに中国での消費があらためて懸念されている。

・WTI先物8月限は前日比92セント(1.1%)安の1バレル=81.41ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は同1.3%下げて84.66ドル。

7.9
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
「神経質な取引だ」と語った。将来の利下げについて明確な示唆が得られなかったために、トレーダーの間では高金利が長期化する可能性が懸念された。

【NY金】
◇小反発
//◇◇▽_▽//▲◇
・パウエルFRB議長の議会証言直後は堅調を維持した。
・中央銀行による金購入が市場の関心を集めている。ウズベキスタンとセルビア、チェコの中銀は金準備を拡大しており、金は中欧や東欧諸国で人気を高めている。地政学的な波乱から自国経済を守る手段として、一部の国で認識されている。
・投資家は11日の米CPIに注目。来週に中国共産党が開催する中央委員会第3回総会(3中総会)も、今後の消費を左右しかねないとして関心を集めている。

・金先物8月限は同4.40ドル(0.2%)上昇し2367.90ドル。

>>7.8
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると
中国人民銀行(中央銀行)は5月と6月の2カ月連続で金購入を見送った。UBSの調査アナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏はこの件が投資家にとって懸念材料かもしれないと指摘。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,139.81 -53.68 -0.66%
独DAX指数 18,236.19 -235.86 -1.28%
仏CAC指数 7,508.66 -118.79 -1.56%
⇒▼はらみ.調整 ⇒▲nr.もみあい ⇒▲陰.窓埋め
⇒△nr上ひげ.様子見 ⇒-△nr.様子見 ⇒▲wr.10MA割れ 
⇒▼吞込み.調整 ⇒▲nr.窓埋め調整 ⇒▲wr.10MA割れ.窓埋め

▲下落 
//△◆▽◇◆//◆▲
・9日の欧州株はフランス株が3日続落。-- 同国では選挙後の新政権成立を巡り協議が続いている。CAC40指数は1.6%下落。
・ストックス欧州600指数は0.9%下落。

【欧州債】
▲下落 
//▲▽▽◆▽//◇▲ 
・フランス10年債利回りが一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.26%と、1日としては約1カ月ぶりの大幅上昇。
・ドイツ債も下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言に反応した米国債に連れ安となった。
・英国債も総じて下落。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)の年内の利下げを47bpと想定している。

・独国債10年物
⇒2.58% +0.04
⇒2.54% -0.02
⇒2.56% -0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.16% +0.05
⇒4.11% -0.01
⇒4.13% -0.07
---------------------------
>>6.21
ラボバンクのクレジット戦略責任者、マシュー・ケアンズ氏
「(極右政党指導者の)ルペン氏にとどまらず、大型の課税と支出を掲げる左派連合が勝利する場合もある」ため、仏独債のスプレッドは90bpまで拡大する可能性もあると述べた。

Powered By Blogger