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2024年7月6日土曜日

◆ドル下落 円安一服.160円後半 原油.▲nr.もみあい調整.83ドル台 令和6.7.6.Sat

StockCharts ⇒  
7.5
NYダウ   39,375.87 +67.87 +0.17%
NASDAQ 18,352.75 +164.45 +0.90%
S&P500   5,567.19 +30.17 +0.54%

NYダウ(INDU) ⇒▽クアトロ ⇒▼nrかぶせ.様子見 ⇒▽nrクアトロ.Sup10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽逆立ち.高値更新 ⇒▽陽.高値更新 ⇒▽陽4.高値更新
S&P500(SPX) ⇒▽逆立ち.高値更新 ⇒▽陽.高値更新 ⇒▽陽3.高値更新 
【 SOX指数 】
5656.31 +4.59(+0.08%) ⇒▽反発.10MA突破 ⇒▽wr.窓埋め ⇒+◆nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
12.48 +0.39 (+3.23%) ⇒▲wr切下げ ⇒+◆nrはらみ ⇒▽反発
⇒ +3.23P
⇒ +0.50P
⇒ -1.55P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽nrクアトロ.Sup10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・朝発表の6月の米雇用統計は労働需給が総じて緩和していることを示し、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が高まった。米長期金利の低下も株式相場にとって追い風となった。

▽陽4.高値更新 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
・メタプラットフォームズが5.8%高で終えた。
・電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国地方政府の公用車として初めて調達対象になったことが江蘇省公表のリストで判明し、上昇。
・半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
//◆◆◇▽◆◇//◆◇◆◇◆ ドル円 160円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇◇◇//◆◇◇◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲◇▽◆//_▽▲▽◆ 原油 83ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル下落 円安一服.160円後半 原油.▲nr.もみあい調整.83ドル台  
7.6
米ドル/円 160.72 160.75   
ユーロ/円 174.16 174.25
ユーロ/米ドル 1.0837 1.0842
英ポンド/円 205.85 205.95
豪ドル/円 108.47 108.52
スイスフラン/円 179.31 179.41   
原油(WTIC原油先物) 83.16 -0.72 -0.86% ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽クアトロ.直近高値 ⇒▲nr.もみあい調整

◆ドルもみあい 円安一服.161円前半 原油*.▽クアトロ.直近高値.83ドル台 
7.5
米ドル/円 161.23 161.24
ユーロ/円 174.29 174.33
ユーロ/米ドル 1.0809 1.0813
英ポンド/円 205.67 205.74
豪ドル/円 108.40 108.48
スイスフラン/円 179.09 179.22   
原油(WTIC原油先物) 83.88 +1.07 +1.29% ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽クアトロ.直近高値 ⇒*休場

◇ドルもみあい 円安進む.161円半ば 原油.▽クアトロ.直近高値.83ドル台  
7.4
米ドル/円 161.60 161.61
ユーロ/円 173.34 173.46
ユーロ/米ドル 1.0787 1.0788
英ポンド/円 205.94 205.99
豪ドル/円 108.37 108.39
スイスフラン/円 179.18 179.27
原油(WTIC原油先物) 83.88 +1.07 +1.29% ⇒◇wr吞込み ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽クアトロ.直近高値

NYダウは67ドル高、弱い雇用統計受け早期利下げ期待
1.
・6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。

・ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。

・ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。
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・6月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比20万6000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(20万人増)を上回った。一方、4月と5月はいずれも下方修正した。失業率は4.1%と、前の月や市場予想より0.1ポイント高かった。平均時給の上昇率は前月比が0.3%、前年同月比が3.9%と、市場予想に一致した。

・市場では、「4月と5月分の下方修正は経済が減速しているというトレンドに一致するものだった」(LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏)との声が聞かれた。労働需給の引き締まり感が薄れ、緩やかに正常化に向かっているとの受け止めがあった。FRBが9月にも利下げを始めるとの観測が高まり、米債券市場では長期金利が低下。前営業日終値(4.36%)を下回る4.2%台後半で推移し、相対的な割高感が薄れたと見られた株式に買いが入った。

・ダウ平均は下落に転じる場面もあった。米株式市場は前日が独立記念日のため休場だった。「今週はまとまった休暇を取る市場参加者も多く、きょうは特に債券と株式市場が薄商いだった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との見方があり、積極的に持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が3日まで連日で最高値を更新した後で、主力株の一部には持ち高調整の売りが出やすかった。

2.
・メディア・娯楽が上昇。
・エネルギー、銀行が下落。

・アマゾン・ドット・コムやセールスフォース、マイクロソフトが買われた。
・ウォルマートやボーイング、メルクも高かった。


・トラベラーズやJPモルガン・チェース、キャタピラーは下げた。
・原油価格が下落し、シェブロンも売られた。
・自動車メーカーのフォード(F)はステアリングの不具合で3万台の「マスタング」リコールを発表し、売られた。
・格安航空会社のスピリット(SAVE)やフロンティア(ULCC)もアナリストが投資判断を引き下げ売られた。

3.
・メタプラットフォームズが5.8%高。
・テスラ(TSLA)は中国地方政府の公用車として初めて調達対象になったことが江蘇省公表のリストで判明し、上昇。
・エヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 183.99 +0.82%
◆ エヌビディア 125.83 -1.91%
◇ ASML 1074.48 +0.29%
☆ インテル 32.02 +2.53%
◇ QCOM クアルコム 205.75 +0.95%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 242.59 -0.30%
☆ AMD 171.9 +4.88%
★ MU ミクロン・テクノロジー 131.6 -3.82%
◆ テラダイン 151.2 -0.33%
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☆ TSM 182.49 +3.86%
☆ エヌビディア 128.28 +4.57%
◇ ASML 1071.41 +2.24%
◇ インテル 31.23 +0.51%
◇ QCOM クアルコム 203.81 +1.82%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 243.31 +1.02%
◆ AMD 163.9 -0.25%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 136.82 +3.19%
◇ テラダイン 151.7 +1.40%
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◇ TSM 175.7 +1.96%
◆ エヌビディア 122.67 -1.31%
◇ ASML 1047.89 +1.39%
◇ インテル 31.07 +0.75%
◇ QCOM クアルコム 200.16 +0.06%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 240.86 +1.45%
☆ AMD 164.31 +4.20%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 132.59 +0.81%
◇ テラダイン 149.6 +1.24%
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【NY外為】
◆ドル下落 円安一服
//◆◇◇◆◇//◇◆◇_◆ 
・ドルが下落。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は4日続落し、3週間ぶり安値を付けた。
・円相場は米雇用統計発表後、一時1ドル=160円35銭まで上昇。ただ、その後は161円台前半に下げる場面もあるなど、不安定な値動きとなった。

ドル円相場は
⇒¥161.71 ¥0.27 +0.17%
⇒¥161.46 ¥0.00 0.00%
⇒¥161.47 ¥0.59 +0.37%

7.5
ユニオン・バンケール・プリベ(UBP)のグローバル・チーフ・ストラテジスト、ノーマン・ビラミン氏
円がさらに軟化し、1ドル=165円に接近する可能性が高いとの見方を示した。日米の金利差拡大が理由。
円安の「リスクは高まる方に傾いている」と語った。
米国との大きな金利差を考えれば、円を資金調達通貨として使用することは理にかなっていると指摘。

【米国株】
▽上昇
//◆◆◇◇▲//◇▽▽_▽ 
・5日の米株式市場でS&P500種株価指数は4日続伸。
・景気減速の兆候よりも年内利下げ見通しの方が強く意識された。

・6月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比20万6000人増と伸びが減速。過去2カ月分は計11万1000人下方修正された。平均時給の伸びも減速した一方、失業率は4.1%に上昇した。

7.5
ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏
6月雇用統計について、「9月の利下げ観測を強めるはずだ。経済状況は冷え込んでおり、連邦公開市場委員会(FOMC)にとってはトレードオフが変わってくる。結局のところ失業率が上昇しており、それこそがFOMCの経済予測に反映される」と述べた。

トレードステーションのデービッド・ラッセル氏 
「雇用市場はまだ壊れることなく、腰折れしつつある状況だ。これは利下げの論拠を支える。過熱し過ぎてもいないし、冷え込み過ぎてもいない『ゴルディロックス』の状態にある。9月利下げの可能性は十分にある」と語った。

ネッド・デービス・リサーチの米国担当チーフストラテジスト、エド・クリソルド氏 
「市場にとって最大のリスクは引き続き米金融当局だ」と指摘。
「リセッション(景気後退)リスクは低く、企業の利益成長は改善しつつあり、経済データは年内利下げを指し示している。しかし、今年前半の相場がすでに力強く上昇しただけに、ネガティブサプライズがあれば、大きく下げる可能性がある」とした。

【米国債】
▽上昇
//◇◆▲▽▲//◆◇▽_▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・雇用統計の発表を受け、市場では年内2回の利下げ観測が再び強まっている。
・11日に発表される6月米消費者物価指数(CPI)など、来週の各インフレ統計にも関心は高まっている。

・米10年債利回り
⇒4.28% -8.2 -1.89%
⇒4.36% -7.3 -1.65%
⇒4.43% -2.8 -0.62%
  
7.5
ソーンバーグ・インベストメント・マネジメントの共同投資責任者、ジェフリー・クリンゲルホーファー氏
「国債相場には上昇余地がある」と指摘。「労働市場のバランスが回復するのに伴って穏やかな緩和サイクルに乗り出す」という「非常に強いバイアス」を米金融当局が持っており、インフレが下振れする可能性もあると語った。

7.5
ブラックロックのポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏
「9月FOMCを決定づけるのは一連の新たなデータであり、来週そして来月のインフレ統計が何より重要だ」とブルームバーグTVで発言。「一部に相反する流れがあるのが少し厄介だ」と語った。

【原油】
◆反落
//▽▲◇▽◆//▽◆▽_◆ 
・週間ベースでは4週連続高。米国の原油在庫が大幅に減少したことや、中米カリブ海で猛威を振るっているハリケーン「ベリル」への警戒感が強材料となった。
・ベリルはいったん熱帯低気圧に勢力を落としたが、再びハリケーンとなり、週明け8日の早い時間にメキシコ北部あるいは米テキサス州南部に襲来する見込み。石油生産の一部に影響が及ぶ可能性がある。

・WTI先物8月限は前営業日比72セント(0.9%)安の1バレル=83.16ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は前日比89セント(1%)下げ、86.54ドル。

7.5
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「直近の減少が単なるアノマリーだったのか、あるいはより多くの原油が今後在庫から引き出されるのか、投資家は在庫データを注視したいと思うだろう」と、5日のリポートで指摘。
「さらに取り崩されれば、原油相場の回復を一段と支えるはずだ」と記した。
その上で、向こう数カ月に需要が強まり、供給が引き締まるという確信を市場が得るならレンジ相場を脱する可能性があるが、WTIは当面、バレル当たり84ドルが上値抵抗線となるとの見方を示した。

【NY金】
▽続伸
//▽▲▲▽◆//◇◇▽_▽
・雇用統計で労働市場が徐々に減速している状況が示され、今後数カ月に米利下げが実施されるとの観測が強まった。

・金先物8月限は前営業日比28.30ドル(1.2%)高の2397.70ドル。

7.5
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
今回の雇用統計について、「9月利下げの可能性を維持した」と指摘。
金相場は「この1週間、力強く上昇した」とし、米国では5日は祝日の翌日で「トレーダーの多くが不在のため、さらなる上値余地は限られるかもしれない」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,203.93 -37.33 -0.45%
独DAX指数 18,475.45 +24.97 +0.14%
仏CAC指数 7,675.62 -20.16 -0.26%
⇒▽拍子木.買戻し ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▼はらみ.調整
⇒▽逆立.10/20MA突破 ⇒◇nr.50MA突破 ⇒△nr上ひげ.様子見 
⇒▽反発.買戻し ⇒◇nr.20MA突破 ⇒▼吞込み.調整

◆下落 
//▽▲▲◆◆//△◆▽◇◆
・ストックス欧州600指数は0.2%下落。
・内需関連銘柄の比重が高い英FTSE250指数が上昇。英労働党の総選挙大勝に反応した。
・欧州の主要株価指数は総じてリスクオフの展開となり、取引終盤に上げを失った。

【欧州債】
▽上昇 
//◆◇◆◆◆//▲▽▽◆▽ 
・フランス10年債と同年限のドイツ債とのスプレッドが65ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、6月13日以来の小幅に縮小した。-- マリーヌ・ルペン氏が実質的に率いるフランスの極右政党、国民連合(RN)が7日の国民議会(下院)選挙で獲得する議席数は最近の調査よりも少なくなるとの予測が響いた。 ・英国債は上げ幅を拡大。選挙結果が好感された。

・独国債10年物
⇒2.56% -0.05
⇒2.61% +0.02
⇒2.59% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.13% -0.07
⇒4.20% +0.03
⇒4.17% -0.08
>>6.21
ラボバンクのクレジット戦略責任者、マシュー・ケアンズ氏
「(極右政党指導者の)ルペン氏にとどまらず、大型の課税と支出を掲げる左派連合が勝利する場合もある」ため、仏独債のスプレッドは90bpまで拡大する可能性もあると述べた。

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.仏極右勢力は過半数に及ばない見通し
マリーヌ・ルペン氏が実質的に率いる仏極右政党、国民連合(RN)などの極右勢力は、7日の国民議会(下院)選挙で絶対多数に大きく届かない見通し。世論調査によると、定数577のうち極右勢力は210-250議席となる勢い。法案を容易に可決する絶対多数は289議席。

②.後手に回らぬよう利下げ
欧州中央銀行(ECB)当局者らは先月の利下げ決定時に、長期的なインフレに対する懸念に目をつぶった。インフレについて完全な見通しが立つのを待っていれば、後手に回ると。~議事要旨によると、当局者らはエネルギーと食料品の価格上昇率が2026年には長期平均を下回るという見込みは極めて不確実だと見なした。

③.英資産に注目
英国の有権者が総選挙の投票に向かう中、資産運用担当者や銀行のストラテジストは選挙後の政治的な安定を期待し、英国市場を選好。~米シティグループやカナダのトロント・ドミニオン(TD)銀行は、他の国債市場よりも比較的安全だとして英国債の買いを奨励する。

④.イスラエルが停戦案検討
イスラエルは、イスラム組織ハマスの新たな停戦案を検討している。一方、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラがイスラエルに対し強烈なミサイル攻撃を仕掛け、レバノン国境地帯での戦闘がエスカレートしている。~9カ月続くイスラエルとハマスの戦争が停戦に至るかもしれないという、久しぶりに表れた明るい兆し。

⑤.EUが中国EVに追加関税  
欧州連合(EU)は中国製の電気自動車(EV)に追加関税を暫定的に賦課する計画を進める。暫定税率は5日に発効。最高48%にもなり、中国との貿易摩擦が高まる公算が大きい。~独キール世界経済研究所(IfW)によると、この関税で中国からのEV輸入は25%減る可能性が高い。
5日 【日本株】
日経平均 40,912.37 -1.28 0.00%
TOPIX 2,884.18 -14.29 -0.49%
日経平均 ⇒▽High.高値 ⇒▽nr.高値 ⇒▼nr.様子見
TOPIX  ⇒▽nr.高値更新 ⇒▽陽.高値更新 ⇒◆拍子木.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.76 -0.08 -0.48% ⇒◆nr吞込み
日経平均VI 16.84 +0.37 +2.25% ⇒+◆nr
日経平均VI 16.47 +0.42 +2.62% ⇒◇反発
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5日、円が1週間ぶり高値、日経平均は最高値から反落-債券高

・5日の東京株式相場は反落。
・欧州の政局不安が和らぐ中、上昇して始まった後、為替の円高進行が重しとなった。
・投資家は米国の利下げ時期を見極めようと、米雇用統計の発表を待っている。

・円相場が対ドルで160円台に上昇したことから自動車や機械など輸出関連株が売られ、指数を押し下げた。
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楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長
・来週にかけて上場投資信託(ETF)の分配金捻出の売りが約1兆円あると言われており、相場の重しになりそうだと。
・足元で大きく経済の見通しが好転したり、バリュエーションを押し上げるような話が出たりしていないため、相場の方向感は需給に左右されやすいと。
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日経平均は6日ぶりに反落、ザラ場ベースの史上最高値更新もさすがに上値重い

・米国市場休場に伴い、目立った売買材料に欠けるなか、東京市場はやや買い優勢で取引を開始。

・前日の史上最高値更新の余波などから、日経平均は取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、TOPIXは先んじて小幅安となるなど、まちまちの状況。
・史上最高値を前日一気に更新したことや、今晩の米雇用統計発表を控え積極的な買いは手控えられた。

・大引けの日経平均は前日比1.28円安(-0.00%)の40912.37円。

・サービス業、医薬品、その他製品、小売業、不動産業などが上昇。
・海運業、輸送用機器、電気・ガス業、非鉄金属、鉄鋼などが下落。

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【個別銘柄】三越伊勢丹、KOKUSAI、住友林、キユーピー など 


▽三越伊勢丹 3528 +250大幅続伸で高値更新。
SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2700円から3800円に引き上げている。前期第4四半期の業績上振れ、免税売上前提の引き上げなどにより、業績予想を上方修正しているもよう。
25年3月期営業利益は571億円から787億円に引き上げ、620億円程度の市場予想も大幅に上回るとみている。また、26年3月期も582億円から812億円に上方修正のよう。

▽KOKUSAI 5610 +580大幅続伸で高値更新。
韓国サムスン電子が4-6月期の決算速報を発表している。4-6月期営業利益は10兆4000億ウォンとなり、市場予想の8兆3000億ウォンを大幅に上回ったもよう。増益率は数年ぶりの大きさともなっている。メモリーチップの需要回復が反映される好決算に。
同社は国内半導体製造装置メーカーの中でもサムスン電子向けに強みを持つと位置付けられており、ポジティブな反応が波及する形。

▽住友林 5327 +181大幅続伸。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も6000円から6400円に引き上げている。米国住宅の底堅い需要は継続し、今後も力強い利益成長が続くとの見方を継続のもよう。
一方、足元では米金利高止まりによる住宅需要減速リスクが意識され株価は調整しており、PERなどのバリュエーション水準には割安感が高まったと判断しているようだ。なお、上半期決算発表時に通期予想は上方修正の可能性ともしている。

▽キユーピー 3400 +236大幅続伸。
前日に第2四半期の決算を発表、3-5月期営業利益は107億円で前年同期比2.1倍となり、90億円程度の市場予想を大幅に上振れている。つれて、通期予想は従来の310億円から340億円、前期比72.6%増に上方修正している。
北米における大手流通への新規導入などもあり、海外売上が好調に推移。また、国内市販用の安定推移、主要原材料価格の低下効果などが好業績の背景になっている。

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7.5 動いた株・出来た株
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 5480 +450 ⇒ サムスン電子の好調な決算速報を受け。
◇三越伊勢丹<3099> 3485 +207 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◇川崎重工業<7012> 6201 +223 ⇒ 海自隊員に金品提供の疑いと伝わり前日大幅安も。
◇住友林業<1911> 5339 +193 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格上げ。
◇アシックス<7936> 2486.5 +83.5 ⇒ 25日線支えにショートカバーなど優勢か。
◇SCREEN<7735> 16200 +490 ⇒ サムスン電子決算速報で半導体関連の一角は高い。
◇三菱電機<6503> 2750.5 +76 ⇒ 防衛関連の主力処の一角として関心か。
◆さくらインターネット<3778> 4095 -145 ⇒ 特に材料ないが商い減少傾向で見切り売りが優勢。
◆東北電力<9506> 1392 -41 ⇒ 本日も電力株は全般売り優勢に。
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