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2024年7月12日金曜日

▲ドル下落 円全面高.159円台 原油.◇nr.10MA突破.82ドル台 令和6.7.12.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.円一時157円台に急伸し介入観測浮上
円はドルに対し、一時は2.6%高の1ドル=157円44銭を付けた。6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて利下げ観測が強まった。

②.米CPIは広範囲に減速
6月の米CPIは広範囲に鈍化。近い時期に利下げが可能だという、これまでで最も強いシグナルとなった。~コアCPIは前月比0.1%上昇と、2021年8月以来の小幅な伸び。前年同月比では3.3%上昇と、3年余りで最も低い伸びにとどまった。

③.金利調整を正当化か
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、「雇用やインフレ、国内総生産(GDP)、景気見通しに関するデータなど、これまでに得られた情報を考慮すると、何らかの政策調整が正当化される可能性が高い」と発言。 ~セントルイス連銀のムサレム総裁は、「6月CPI統計はインフレ低下に向けたさらなる前進を示唆している」と指摘。

④.バイデン氏を説得
バイデン米政権の顧問や選挙陣営に参加する少人数のグループは、バイデン大統領ではトランプ前大統領に勝つことは不可能だが、ハリス副大統領のような別の候補者であれば勝利できるとバイデン氏を説得する必要があると協議している。

⑤.ハイテク列強「続く」
ニューバーガー・バーマン・グループのスティーブ・アイズマン氏は、米大型ハイテク株の際立つ強さは「何年も続く」とみている。人工知能(AI)が電子機器を通じて、消費者にとってより身近になるためだという。~ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストによると、投資家の間では米大手テクノロジー企業がAIに費用をかけ過ぎているとの懸念が強まりつつある。
12日 【日本株】
日経平均 41,190.68 -1,033.34 -2.45%
TOPIX 2,894.56 -34.61 -1.18%
日経平均 ⇒△nr.高値更新 ⇒+▼nr.高値更新 ⇒▲wr.大幅調整
TOPIX  ⇒△陽.切り上げ ⇒+▼nr.高値更新 ⇒▲nr.調整.Sup5MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.37 +0.25 +1.38% ⇒◇陽.よこばい
日経平均VI 18.12 +0.33 +1.85% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 17.79 +0.32 +1.83% ⇒◇陽.切り上げ
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12日、円荒い動き、米インフレ鈍化鮮明と介入観測-株1000円安

・12日の東京株式相場は急反落し、日経平均株価は1000円以上値下がりした。
・市場予想を下回った米CPI発表後に米テクノロジー株が売り込まれた流れが波及し、値がさの半導体関連銘柄が軒並み大幅安。
・ディスコや東京エレクトロンの下げが目立ち、中国を含むグレーターチャイナが大幅減益となったファーストリテイリングや海外コンビニエンスストアの減益が嫌気されたセブン&アイ・ホールディングスも安い。
・円高耐性が強いと市場でみられているニトリホールディングスは高い。

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しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
・円高が利益確定の売りの材料になったと。
・その上で、今後数週間の市場の注目は企業決算に移ると指摘。
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日経平均は大幅反落、3連休前で売り圧力強まり今年最大の下げ幅

・ナスダックの急落や為替の円高加速などを背景に、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・値がさ半導体株の急落や、先物市場での225先物売りなどを受けて、日経平均は下げ幅を拡大。
・プライム市場の6割超の銘柄は上昇したが、足元上昇ピッチを強めていた日経平均の弱さが目立ち、2021年2月26日(1202.26円安)以来となる1000円超の下げ幅となった。

・寄付きで算出された7月限オプション特別清算指数(SQ速報値)は41531.26円。
・大引けの日経平均は前日比1033.34円安(-2.45%)の41190.68円。

・不動産業、水産・農林業、サービス業、建設業、繊維製品などが上昇。
・保険業、電気機器、海運業、非鉄金属、銀行業などが下落。

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【個別銘柄】イオンモール、タマホーム、ファーストリテ、7&iHD など 


▽イオンモール 2066.5 +189急伸。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は155億円で前年同期比11.4%増となり、コンセンサスを15億円程度上回る着地になったとみられる。
国内・海外モールの売上は想定通りの回復を見せ、コスト抑制が進んだことで、利益は会社計画も上振れているもよう。第2四半期も国内は好スタートになったとみられており、順調な好決算をストレートに評価の動きが先行。

▽タマホーム 4460 +595急騰。
前日に24年5月期決算を発表、営業利益は126億円で前期比5.1%減となり、6月18日に発表した下方修正水準での着地になっている。年間配当金は従来の185円計画から190円に引き上げ。
25年5月期は137億円で同8.8%増と増益転換予想。年間配当金も前期比5円増の195円を計画している。住宅事業におけるシェア拡大などを見込んでいるもよう。増益・増配計画受けて見直しの動きが進む形。

▲ファーストリテ 43010 -2190大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、3-5月期営業利益は1447億円で前年同期比31.2%増となり、通期予想は従来の4500億円から4750億円に上方修正した。コンセンサスは従来会社計画線並みであり、想定以上の好決算と捉えられた。
ただ、日経平均との連動性が高く、本日は株価指数の大幅安に引きずられる展開となったようだ。また、足元の株価上昇で、月末の指数ウェイト調整に対する思惑も強まったよう。

▲7&iHD 1814 -126大幅反落。
前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は593億円で前年同期比27.6%減となり、市場予想を150億円程度下回るものとなっている。
海外コンビニ事業が大幅減益となり、市場予想との乖離につながったとみられる。据え置きの上半期計画は2220億円、同7.9%減であり、6-8月期は一転増益に転じる前提となっている。下振れの可能性は高まったとの見方が強まっているよう。

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7.12 動いた株・出来た株
◇タマホーム<1419> 4395 +530 ⇒ 今期の増益・増配計画で見直し買い。
◇イオンモール<8905> 2078 +200.5 ⇒ 第1四半期2ケタ増益でコンセンサスも上振れ。
◇Appier Group<4180> 1316 +128 ⇒ 中小型グロース株高の流れが波及。
◇JMDC<4483> 3665 +295 ⇒ 25日線支持線に中小型グロース株高に乗る。
◇ラクス<3923> 2071.5 +169 ⇒ 米長期金利低下で中小型グロースに資金シフト。
◇住友林業<1911> 5799 +376 ⇒ 米利下げ観測の高まりをプラス材料視。
◇オーエスジー<6136> 2057.5 +127.5 ⇒ 上半期営業増益決算で買い安心感に。
◇サイボウズ<4776> 1963 +119 ⇒ 6月の窓埋めほぼ完了し調整一巡感。
◆ディスコ<6146> 63330 -5210 ⇒ 米SOX指数が3%超の下落で半導体関連に売り集まる。
◆東京エレクトロン<8035> 35830 -2220 ⇒ 米SOX指数下落で主力の半導体関連が軒並み安。
◆アドバンテスト<6857> 6514 -327 ⇒ 他の半導体製造装置関連同様に売り物集まる。
◆TOWA<6315> 10710 -460 ⇒ 半導体製造装置株安の流れに押される。
◆ソフトバンクグループ<9984> 11445 -475 ⇒ 米ナスダックの下落を売り材料視。
◆7&iHD<3382> 1817.5 -122.5 ⇒ 第1四半期営業減益でコンセンサス大幅下振れ。
◆東京海上<8766> 6201 -275 ⇒ 保険株安の流れで主力関連株は総じて安い。
◆第一生命HD<8750> 4536 -199 ⇒ 米長期金利低下の影響が強まる形。
◆MS&ADインシュアランスHD<8725> 3704 -158 ⇒ 保険セクターは業種別下落率のトップに。
◆三越伊勢丹<3099> 3473 -151 ⇒ 高反転でインバウンド関連の一角にも売り。
◆ファーストリテイリング<9983> 43500 -1700 ⇒ 想定以上の好決算発表も株価指数下落に連動。
StockCharts ⇒  
7.11
NYダウ   39,753.75 +32.39 +0.08%
NASDAQ 18,283.40 -364.04 -1.95%
S&P500   5,584.54 -49.37 -0.87%

NYダウ(INDU) ⇒▼nr.切下げ.調整 ⇒▽Wr逆立 ⇒▽nr.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼Wr吞込.調整
S&P500(SPX) ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼吞込.調整 
【 SOX指数 】
5699.66 -204.88 (-3.47%) ⇒◆nrかぶせ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼Wr吞込.調整

【 VIX恐怖指数 】
12.92 +0.07 (+0.54%) ⇒+◆nrはらみ ⇒▽wr上げ ⇒▽nr上げ
⇒ +0.54P
⇒ +2.72P
⇒ +1.13P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽nr.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に続伸。
・朝発表の6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ観測が高まり、景気敏感株の一角が買われた。一方、ハイテク株には持ち高調整の売りが出て相場の重荷となった。

▼Wr吞込.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は8営業日ぶりに反落。
・エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株が軒並み下げた。
・メタプラットフォームズやアルファベットも安い。
・自動運転タクシーの発表の延期報道があったテスラは8%下げた。
//◆◇◆◇◆//◇◇◇◇▲ ドル円 159円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◆//◆◇◇◇▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲▽◆//_▼▲▽◇ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 円全面高.159円台 原油.◇nr.10MA突破.82ドル台 
7.12
米ドル/円 159.24 159.25
ユーロ/円 172.98 173.06
ユーロ//米ドル 1.0863 1.0867
英ポンド/円 205.55 205.62
豪ドル/円 107.58 107.62
スイスフラン/円 177.54 177.58   
原油(WTIC原油先物) 82.62 +0.52 +0.63% ⇒▲wr.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発 ⇒◇nr.10MA突破

◇ドルもみあい 円安進む.161円半ば 原油.▽nrはらみ反発.82ドル台  
7.11
米ドル/円 161.60 161.63
ユーロ/円 175.05 175.09
ユーロ//米ドル 1.0832 1.0833
英ポンド/円 207.64 207.69
豪ドル/円 109.05 109.10
スイスフラン/円 179.72 179.77   
原油(WTIC原油先物) 82.10 +0.69 +0.85% ⇒▼wr.調整2 ⇒▲wr.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発

▽ドル強い 円安進む.161円前半 原油.▲wr.10MA割れ.81ドル台  
7.10
米ドル/円 161.27 161.30
ユーロ/円 174.40 174.45
ユーロ/米 1.0814 1.0815
英ポンド/円 206.20 206.29
豪ドル/円 108.71 108.75
スイスフラン/円 179.63 179.70   
原油(WTIC原油先物) 81.41 -0.92 -1.12% ⇒▲nr.もみあい調整 ⇒▼wr.調整2 ⇒▲wr.10MA割れ

NYダウは32ドル高、CPI受けハイテクで利益確定売り
1.
・6月消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化進展の証拠となり利下げ期待に堅調に寄り付いた。

・金利動向に敏感な不動産などの回復でダウは終日堅調に推移したが、ナスダックはローテーションや材料出尽くし感に過去最高値付近から利益確定売りが先行し、終日軟調で推移し終盤にかけて下げ幅を拡大。

・相場はまちまちで終了。
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・6月のCPIは前月比0.1%低下した。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%上昇)に反して、2020年5月以来となるマイナスとなった。エネルギーと食品を除くコア指数の上昇率は前月比0.1%と市場予想(0.2%)を下回った。前年同月比では3.3%と、21年4月以来の低水準となった。

・市場では「9月までに利下げ開始に必要な十分なデータが整うとの見方を固め、これまでの相場のけん引役から出遅れ銘柄へと循環物色が広がった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。高金利環境の長期化が業績の足かせになりやすい住宅関連や中小型株などに資金が向かった半面、これまで買いを集めてきた大型ハイテク株や半導体株は売られやすかった。

・ダウ平均は下げる場面もあった。前日に429ドル高と大きく上昇した後で、主力株の一部に持ち高調整の売りも出やすかった。前日まで上げが目立っていた半導体株やハイテク株は売りに押された。インテルは4%近く下げ、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アップルも安かった。

2.
・耐久消費財・アパレル、不動産が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・住宅関連としてホーム・デポが3%近く上昇。
・スリーエムやダウといった景気敏感株も買われた。
・マクドナルドやメルクなどディフェンシブ株の一角も高い。
・住宅建設会社のKBホーム(KBH)などは住宅ローン金利低下で、売り上げ増期待が強まり、上昇。
・製薬会社のファイザー(PFE)は同社の肥満治療薬の開発がさらに前進したことを明らかにし、上昇。


・インテルは4%近く下げ、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アップルも安かった。
・航空会社のデルタ(DAL)は業績下方修正が嫌気され、下落。
・携帯端末のアップル(AAPL)はモバイルウォレット技術を巡る反競争法調査で、制裁金支払いを回避するため決済技術を競合にも開放することで欧州連合(EU)と和解したとの報道で売られた。

3.
・エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株が軒並み下げた。
・メタプラットフォームズやアルファベットも安い。
・テスラ(TSLA)はロボタクシーのイベントを8月から10月に延期することを発表し、下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 184.5 -3.43%
★ エヌビディア 127.4 -5.57%
★ ASML 1062.5 -3.32%
★ インテル 33.5 -3.93%
★ QCOM クアルコム 199.85 -4.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 241.26 -5.38%
◆ AMD 181.94 -1.10%
★ MU ミクロン・テクノロジー 130.23 -4.52%
★ テラダイン 154.8 -2.72%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 191.05 +3.54%
☆ エヌビディア 134.91 +2.69%
☆ ASML 1098.95 +3.68%
◇ インテル 34.87 +0.81%
◇ QCOM クアルコム 208.8 +0.81%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 254.97 +1.39%
☆ AMD 183.96 +3.87%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 136.39 +4.00%
☆ テラダイン 159.13 +3.68%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 186.63 +1.43%
◇ エヌビディア 128.2 +1.88%
◇ ASML 1077.39 +0.27%
☆ インテル 33.99 +6.15%
◇ QCOM クアルコム 207.89 +1.04%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 246.29 +1.53%
☆ AMD 178.69 +3.95%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 130.69 -0.60%
◇ テラダイン 154.17 +1.96%
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【NY外為】
▲ドル下落 円全面高
//◇◆◇_◆//◇◇◇ 
・円が対ドルで2%余り急騰。-- 米消費者物価指数(CPI)統計が市場予想を下回ったことに反応した。
・円は米CPIの発表後、円は一時4円余り上昇し、1ドル=157円44銭を付けた。CPI発表前は161円台半ばで推移していた。

ドル円相場は
⇒¥158.86 -¥2.83 -1.75%
⇒¥161.70 ¥0.37 +0.23%
⇒¥161.30 ¥0.47 +0.29%

7.11
ラボバンクの外国為替戦略責任者ジェーン・フォーリー氏
「変動の大きさは確かに介入が入った可能性を示唆する。かなり迫力がありトレーディングデスクには波紋が広がった」と語った。

ロード・アベットのポートフォリオマネジャー、リア・トラウブ氏
持続的な円上昇は日米の金融政策シフトがある場合に限られる公算が大きいと。

ブルームバーグのストラテジスト、キャメロン・クライス氏
「4月から5月にかけての行動は効果が限定的であったことを考えると、財務省は追い風が吹いている時、言い換えればすでにドル・円を押し下げる他の要因が働いているときに行動することを好むだろう」と指摘。
「まさにきょうの動きがこれに当てはまり、さらに積極的な米金融緩和見通しが市場で受け入れられるにつれ、ドル・円がどこまで下げ得るのかと考えるのは妥当な疑問だ」と。

【米国株】
▲下落
//◇▽▽_▽//▽◇▽▲ 
・S&P500種株価指数が8営業日ぶりに下落。
・市場では、これまでの強気相場をけん引してきた大型テクノロジー株から別業種への大きなローテーションが起きている。
・金利低下に対する楽観を背景に、これまで選好されてきた大型テクノロジー銘柄から資金が流出し、よりリスクの高い分野へと向かった。

7.11
リソルツ・ウェルス・マネジメントのキャリー・コックス氏
市場にとってきょうは転換点になるかもしれないと指摘。
「大型テクノロジー株のトレーディングは自滅しつつある一方、残りの業種がようやく市場に参加してきている」と分析。「S&P500種はきょう下げたが、長期投資家であれば、これは願ってもない売り浴びせだ」と述べた。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏 
11日の相場の動きは、全体的な広がり・市場への参加という点で顕著な改善を示していると指摘。
同氏は「今年の大半において相場の上昇を主導する分野は狭かった(マグニフィセント・セブン、AI、大型株)が、中長期的に健全な拡大サイクルを確認するためには、そこからの裾野の広がりが数週間から数カ月にわたって続くことが望ましい」と付け加えた。

【米国債】
▽上昇
//◆◇▽_▽//◇◆◇▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・CPIデータが落ち着いた内容となったことで、米金融当局が年内に少なくとも2回の利下げを実施するとの観測が強まった。

・米10年債利回り
⇒4.21% -7.6 -1.77
⇒4.28% -1.8 -0.41%
⇒4.30% 1.8 +0.41%
  
7.11
JPモルガン・チェースのエコノミスト
CPIを受け、米利下げ開始時期の予想を9月とし、従来の11月から前倒しした。またトレーダーらは、数カ月ぶりに9月の利下げを完全に織り込んだ。

【原油】
▽続伸
//▽◆▽_◆//▼▲▽▽ 
・前日の米エネルギー情報局(EIA)統計では石油製品の旺盛な消費が示されたが、この日は国際エネルギー機関(IEA)が需要の伸びが減速しているとの見方を示した。
・IEAによれば4-6月(第2四半期)の世界の石油需要は過去1年余りで最も弱い伸びにとどまった。中国で新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)明けの回復が失速したことが背景にあるという。

・原油相場は今年に入り約18%上昇。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」の減産に支えられたものの、値動きは比較的小さく、ボラティリティーの低下が今月鮮明になっている。OPECプラスでは一部加盟国が合意した枠を上回って原油を生産している一方、6月のロシア産油量は顕著に減少。

・WTI先物8月限は、前日比52セント(0.6%)上昇し1バレル=82.62ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は同0.4%高の85.40ドル。

>>7.10
トータス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングディレクター、ブライアン・ケッセンズ氏
「今年の夏は非常に好調なドライブシーズンになると期待されていた。その通りになっているようだ」と。

ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「CPIを受け、9月の利下げは決定的となった」とし、「今年は9月、11月、12月と3回利下げがあるだろう。市場はそれを織り込み始めている」と述べた。
米10年債利回りは昨年5%を上回る場面もあったが、このところは4.2%近辺で推移している。ブレナー氏は、同利回りが2月以来の水準となる4%に下げる可能性もあるとみている。

コロンビア・スレッドニードル・インベストメントの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏
「9月の利下げ開始、およびその後一連の追加利下げを行うとのメッセージ伝達に向けた前提条件は整った」と指摘。「現在、金融当局にとっては全てが最高の状況になりつつある」と。

【NY金】
▽大幅続伸
//◇◇▽_▽//▲◇◇▽
・6月の米CPI総合指数が予想外に前月比で低下し、物価圧力の低下がFRBに近く利下げ開始を促すとの見方が広がった。
・金スポット価格はCPIの発表後に一時2.3%上昇。CPI統計ではコア指数もわずか0.1%の伸びにとどまり、9月利下げ説の論拠をさらに強めた。--高金利は通常、利息を生まない金投資には向かい風となる。

・金先物8月限は同11.80ドル(0.5%)上昇し2379.70ドル。

7.11
TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ライアン・マッケイ氏
「予想を下回るインフレデータで、金相場の上昇ペースが加速している」とリポートで指摘。
「これまで様子見に回っていたマクロ勢は、金への関心をますます強めているようだ」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,223.34 +29.83 +0.36%
独DAX指数 18,534.56 +127.34 +0.69%
仏CAC指数 7,627.13 +53.58 +0.71%
⇒▲陰.窓埋め ⇒▽拍子木.反発 ⇒▽nr.10MA突破
⇒▲wr.10MA割れ ⇒▽wrはらみ反発 ⇒▽逆立ち.50MA突破 
⇒▲wr.10MA割れ.窓埋め ⇒▽はらみ反発 ⇒▽nr買戻し

◇続伸 
//△◆▽◇◆//◆▲▽◇
・11日の欧州株は続伸。-- 米消費者物価指数(CPI)統計が示唆したインフレ減速を受けて、市場では米金融当局が9月に利下げするとの見方が強まった。
・ストックス欧州600指数は0.6%上昇。
・公益事業株が上昇。
・メディア関連銘柄は下落。

【欧州債】
▽上昇 
//▲▽▽◆▽//◇▲▽▽ 
・ドイツ債、英国債の利回り曲線がブルスティープ化。

・独国債10年物
⇒2.46% -0.07
⇒2.53% -0.05
⇒2.58% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.07% -0.05
⇒4.13% -0.03
⇒4.16% +0.05
---------------------------

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