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2024年7月13日土曜日

▲ドル弱い 円対ドル高.157円後半 原油.▲吞込み調整.82ドル台 令和6.7.13.Sat

StockCharts ⇒  
7.12
NYダウ   40,000.90 +247.15 +0.62%
NASDAQ 18,398.44 +115.03 +0.63%
S&P500   5,615.35 +30.81 +0.55%

NYダウ(INDU) ⇒▽Wr逆立 ⇒▽nr.様子見 ⇒△陽.高値更新
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼Wr吞込.調整 ⇒△はらみ反発
S&P500(SPX) ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼吞込.調整 ⇒△はらみ反発 
【 SOX指数 】
5775.19 +75.53 (+1.33%) ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼Wr吞込.調整 ⇒△はらみ反発

【 VIX恐怖指数 】
12.46 -0.46 (-3.56%) ⇒▽wr上げ ⇒▽nr上げ ⇒▼下落
⇒ -3.56P
⇒ +0.54P
⇒ +2.72P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
△陽.高値更新 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
・2カ月ぶりに4万ドル台に乗せた。同日発表の米経済指標が米国のインフレの落ち着きを示す内容となった。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げに動くとの観測が引き続き相場を支えた。

△はらみ反発 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・アナリストが目標株価を引き上げたエヌビディアが上昇。
・テスラにも買いが入った。
//◆◇◆◇◆//◇◇◇◇▲▲ ドル円 159円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◆//◆◇◇◇▲◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲▽◆//_▼▲▽◇◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル弱い 円全面高.157円後半 原油.▲吞込み調整.82ドル台  
7.13
米ドル/円 157.77 157.80
ユーロ/円 172.19 172.25
ユーロ//米ドル 1.0906 1.0909
英ポンド/円 205.13 205.21
豪ドル/円 107.10 107.14
スイスフラン/円 176.53 176.62   
原油(WTIC原油先物) 82.21 -0.41 -0.50% ⇒▽nrはらみ反発 ⇒▽nr.10MA突破 ⇒▲吞込み調整

▲ドル下落 円全面高.159円台 原油.◇nr.10MA突破.82ドル台 
7.12
米ドル/円 159.24 159.25
ユーロ/円 172.98 173.06
ユーロ//米ドル 1.0863 1.0867
英ポンド/円 205.55 205.62
豪ドル/円 107.58 107.62
スイスフラン/円 177.54 177.58   
原油(WTIC原油先物) 82.62 +0.52 +0.63% ⇒▲wr.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発 ⇒◇nr.10MA突破

◇ドルもみあい 円安進む.161円半ば 原油.▽nrはらみ反発.82ドル台  
7.11
米ドル/円 161.60 161.63
ユーロ/円 175.05 175.09
ユーロ//米ドル 1.0832 1.0833
英ポンド/円 207.64 207.69
豪ドル/円 109.05 109.10
スイスフラン/円 179.72 179.77   
原油(WTIC原油先物) 82.10 +0.69 +0.85% ⇒▼wr.調整2 ⇒▲wr.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発

NYダウは247ドル高、大幅利下げ期待
1.
・連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。

・6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったものの、ミシガン大消費者信頼感指数や期待インフレ率の予想外の低下で、大幅利下げ期待も強まり、相場を一段と押し上げた。

・終盤にかけて失速も主要企業の好決算への期待も強く、終日堅調に推移し終了。
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・ダウ平均は上げ幅が500ドルを超え、5月17日に付けた最高値(4万0003ドル)を上回る場面があった。ミシガン大学が12日発表した7月の消費者態度指数(速報値)は66.0と8カ月ぶりの低水準となった。1年先と5年先の予想インフレ率はともに前月(3.0%)を下回る2.9%だった。

・朝発表の6月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇した。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%上昇)を上回った。ただ、前日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)が前月比で低下しており、FRBが重視する米個人消費支出(PCE)物価指数ではインフレ沈静化の流れは変わらないとの受け止めがあった。

・市場では「利下げ期待というわかりやすい理由での株高が続いている」(ウェドブッシュ証券のスティーブ・マソッカ氏)との指摘があった。ダウ平均は取引終盤にかけて急速に伸び悩んだ。最高値圏に達し、週末を控えた持ち高調整の売りに押された。

2.
・不動産管理・開発や自動車・自動車部品が上昇。
・銀行が下落。

・インテルの上昇が目立った。
・IBMやアムジェン、ホーム・デポなどにも買いが入った。
・オンライン中古車販売プラットフォームを提供するカーバナ(CVNA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
・製薬会社のイーライリリー(LLY)はアナリストの目標株価引き上げで上昇。


・メルクとボーイングが下げた。
・JPモルガン・チェースは1%安で終えた。シティグループとウェルズ・ファーゴも下げた。
・銀行のウェルズファーゴ(WFC)は四半期決算で純金利収入が市場予想を下回り減益となったことが嫌気され、下落。 同業のシティ・グループ(C)は四半期決算で、費用の高さが警戒され売られた。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は顧客に、マックス737機の納入がさらに遅れる可能性を通知したとの報道が嫌気され、下落。
・オンライン小売のアマゾン(AMZN)はベゾス前最高経営責任者(CEO)による保有株売却が明らかになり、下落。

3.
・アナリストが目標株価を引き上げたエヌビディアが上昇。
・電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの目標株価引き上げで上昇。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 187.35 +1.54%
◇ エヌビディア 129.24 +1.44%
◇ ASML 1085.26 +2.14%
☆ インテル 34.49 +2.96%
◇ QCOM クアルコム 202.43 +1.29%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 243.4 +0.89%
◆ AMD 181.61 -0.18%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 133.55 +2.55%
◇ テラダイン 156.33 +0.99%
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★ TSM 184.5 -3.43%
★ エヌビディア 127.4 -5.57%
★ ASML 1062.5 -3.32%
★ インテル 33.5 -3.93%
★ QCOM クアルコム 199.85 -4.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 241.26 -5.38%
◆ AMD 181.94 -1.10%
★ MU ミクロン・テクノロジー 130.23 -4.52%
★ テラダイン 154.8 -2.72%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 191.05 +3.54%
☆ エヌビディア 134.91 +2.69%
☆ ASML 1098.95 +3.68%
◇ インテル 34.87 +0.81%
◇ QCOM クアルコム 208.8 +0.81%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 254.97 +1.39%
☆ AMD 183.96 +3.87%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 136.39 +4.00%
☆ テラダイン 159.13 +3.68%
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【NY外為】
▲ドル下落 円対ドル高
//◇◆◇_◆//◇◇◇▲▲ 
・円相場は対ドルで上昇。-- 政府・日本銀行が介入や市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を行ったとの観測もくすぶる中、市場では神経質な展開が続いた。
・朝方に6月の米生産者物価指数(PPI)が発表された後、ニューヨーク時間午前9時ごろからの約10分間に、円はそれまでの1ドル=158円80銭近辺から、157円38銭に上昇した。

ドル円相場は
⇒¥157.91 -¥0.93 -0.59%
⇒¥158.86 -¥2.83 -1.75%
⇒¥161.70 ¥0.37 +0.23%

7.12
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の市場戦略世界責任者、ウィン・シン氏
「きょうの動きは2円未満だった」とし、円買い介入ではなさそうだとの見方。

ブルームバーグの分析
日本の通貨当局は11日の外国為替市場で約3兆5000億円の円買い介入を実施したと推定される。

三菱UFJ信託銀行ニューヨークのセールスおよびトレーディング部門責任者、小野寺孝文氏
良いタイミングで実施され、一定の効果があったと分析。

【米国株】
▽反発
//◇▽▽_▽//▽◇▽▲▽ 
・米国株相場は上昇。
・最新の経済データを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に利下げを実施するとの見方が強まった。
・午前中に発表された7月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は低調だったが、市場では利下げにより最終的に米企業は恩恵を受けるとの見方が強まった。
・米生産者物価指数(PPI)は6月に予想を若干上回る伸びとなった。ただ米金融当局がインフレ目標とする個人消費支出(PCE)価格指数の算出に使われるカテゴリーは、強弱まちまちだった。

・銀行株は下落。この日はウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェース、シティグループの決算が発表されたが、銀行株の勢い拡大にはつながらなかった。
・大型テクノロジー銘柄は反発。ただメタ・プラットフォームズは下落。

7.12
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル氏
「FOMCが9月、世界的な利下げサイクルに加わると引き続きみている。今年の利下げ幅は50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)だろう」と。

エバコアのクリシュナ・グハ氏 
「FOMCの新たな局面」により株式市場の裾野の広がりが持続する可能性があると指摘。
「失業率のより大きな上昇をきっかけとする反応型の利下げではなく、先制的な利下げにより成長見通しにおけるリスクを軽減できるという新たな局面を迎えつつある」とグハ氏は指摘。
「FOMCが経済の軟化を食い止める上で後手に回ってはいないとすれば、この成長見通しにおけるリスク軽減は市場の裾野の広がり、および景気循環セクターにとって望ましいことだ」と。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏 
前日に見られた市場のローテーションは裾野を大きく広げたとしつつ、このローテーションを巡る大きな疑問は、それがこの1年半のトレンドの本当の意味での反転なのか、それとも「ヘッドフェイク」なのかということだと指摘。
同氏は「テクニカル的に見る限り、きのうの動きが持続可能な長期トレンドの始まりだとは確認できない」としつつ、「ただトレーディングの観点からは、短期的にさらなるローテーションが継続し得ると考えられる。チャートが依然として平均回帰の可能性を示しているためだ」と。

ミラー・タバクのマット・メイリー氏 
「ローテーション」の動きは「裾野の広がり」と同義ではないということを頭に入れておく必要があると指摘。
「これからの『ローテーション』の動きは、過去20カ月間に投資家がテクノロジーセクターに大きく『ローテーション』した時と正反対の動きになると考えられる。2022年の秋以降に市場全体が上方向に引っ張られたように、今回は市場全体が下方向に引きずられるだろう」と。

【米国債】
◇上昇
//◆◇▽_▽//◇◆◇▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・午後には上げを拡大した。PPI発表後には一時下げる場面もあった。

・米10年債利回り
⇒4.18% -2.5 -0.60%
⇒4.21% -7.6 -1.77
⇒4.28% -1.8 -0.41%
  
7.12
JPモルガン・チェースのエコノミスト
CPIを受け、米利下げ開始時期の予想を9月とし、従来の11月から前倒しした。またトレーダーらは、数カ月ぶりに9月の利下げを完全に織り込んだ。

【原油】
▼反落
//▽◆▽_◆//▼▲▽▽▼ 
・米国での原油需要に増加の兆候が見られる一方、トレーダーらはイスラエルとイスラム組織ハマスとの停戦に向けた進展を注視している。
・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は11日、イスラエルとハマスの停戦交渉について、「現在はここ数カ月よりも明るい兆しがみられる」と発言。ただ「合意が可能だとしても、まだ先は長い」とし、「間近ではないが、必ずしもはるか先ではない」と説明。

・停戦の可能性を伝えるニュースは、強い需要のシグナルと相反する。10日の米エネルギー情報局(EIA)統計では、独立記念日後の石油製品に強い消費の兆しが示された。一方でWTI先物のプロンプトスプレッド(当限月と来限月の価格差)は昨年10月以来の幅に拡大し、供給のタイト化を示唆している。

・WTI先物8月限は、前日比41セント(0.5%)下げて1バレル=82.21ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は0.4%安の85.03ドル。

7.12
PVMオイル・アソシエーツのアナリスト、タマス・バルガ氏
「スプレッドには製油所の需要増加が示されており、この季節、北半球での消費動向を見極める指標となり得る」と。

【NY金】
◆ほぼ変わらず
//◇◇▽_▽//▲◇◇▽◆ 
・金相場は前日とほぼ変わらず。米利下げが近づいているとの見方を背景に、1オンス当たり2400ドル台を維持した。
・消費者物価指数(CPI)コア指数を含め一連の経済データがインフレ沈静化を示唆し、連邦公開市場委員会(FOMC)に利下げの必要性を納得させるとの見方が広がっている。
・米国債市場は標準的な25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ではなく、50bpの利下げを織り込み始めている。金利の低下は通常、利息を生まない金投資に有利に働く。

・金先物8月限は、同1.20ドル(0.1%未満)安の2420.70ドル。

>>7.11
TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ライアン・マッケイ氏
「予想を下回るインフレデータで、金相場の上昇ペースが加速している」とリポートで指摘。
「これまで様子見に回っていたマクロ勢は、金への関心をますます強めているようだ」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,252.91 +29.57 +0.36%
独DAX指数 18,748.18 +213.62 +1.15%
仏CAC指数 7,724.32 +97.19 +1.27%
⇒▽拍子木.反発 ⇒▽nr.10MA突破 ⇒▽陽.test50MA
⇒▽wrはらみ反発 ⇒▽逆立ち.50MA突破 ⇒▽陽.Reg突破 
⇒▽はらみ反発 ⇒▽nr買戻し ⇒▽陽3.買戻し

▽続伸 
//△◆▽◇◆//◆▲▽◇▽
・12日の欧州株は上昇。-- 米国のインフレ減速や高まる9月利下げの可能性が投資家のセンチメントを押し上げた。
・ストックス欧州600指数は0.9%上昇。
・消費財関連銘柄やテクノロジー、小売りなど総じて上昇。

【欧州債】
◆下落 
//▲▽▽◆▽//◇▲▽▽◆ 
・ドイツ債が下げ幅を縮小。7月の米ミシガン大学消費者マインド指数が予想を下回ったほか、長期的なインフレ期待も低下したことに反応。
・イタリア債は下落。パフォーマンスはドイツ債を上回った。短期金融市場で織り込まれている欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しは変わらず。
・英国債も下げ幅縮小。トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)による8月の利下げ幅は縮小した。HSBCは英中銀の初回利下げを11月と想定。従来の8月から後ずれした。

・独国債10年物
⇒2.50% +0.03
⇒2.46% -0.07
⇒2.53% -0.05
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・英国債10年物
⇒4.11% +0.04
⇒4.07% -0.05
⇒4.13% -0.03
---------------------------

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.円一時157円台に急伸し介入観測浮上
円はドルに対し、一時は2.6%高の1ドル=157円44銭を付けた。6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて利下げ観測が強まった。

②.米CPIは広範囲に減速
6月の米CPIは広範囲に鈍化。近い時期に利下げが可能だという、これまでで最も強いシグナルとなった。~コアCPIは前月比0.1%上昇と、2021年8月以来の小幅な伸び。前年同月比では3.3%上昇と、3年余りで最も低い伸びにとどまった。

③.金利調整を正当化か
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、「雇用やインフレ、国内総生産(GDP)、景気見通しに関するデータなど、これまでに得られた情報を考慮すると、何らかの政策調整が正当化される可能性が高い」と発言。 ~セントルイス連銀のムサレム総裁は、「6月CPI統計はインフレ低下に向けたさらなる前進を示唆している」と指摘。

④.バイデン氏を説得
バイデン米政権の顧問や選挙陣営に参加する少人数のグループは、バイデン大統領ではトランプ前大統領に勝つことは不可能だが、ハリス副大統領のような別の候補者であれば勝利できるとバイデン氏を説得する必要があると協議している。

⑤.ハイテク列強「続く」
ニューバーガー・バーマン・グループのスティーブ・アイズマン氏は、米大型ハイテク株の際立つ強さは「何年も続く」とみている。人工知能(AI)が電子機器を通じて、消費者にとってより身近になるためだという。~ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストによると、投資家の間では米大手テクノロジー企業がAIに費用をかけ過ぎているとの懸念が強まりつつある。
12日 【日本株】
日経平均 41,190.68 -1,033.34 -2.45%
TOPIX 2,894.56 -34.61 -1.18%
日経平均 ⇒△nr.高値更新 ⇒+▼nr.高値更新 ⇒▲wr.大幅調整
TOPIX  ⇒△陽.切り上げ ⇒+▼nr.高値更新 ⇒▲nr.調整.Sup5MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.37 +0.25 +1.38% ⇒◇陽.よこばい
日経平均VI 18.12 +0.33 +1.85% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 17.79 +0.32 +1.83% ⇒◇陽.切り上げ
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12日、円荒い動き、米インフレ鈍化鮮明と介入観測-株1000円安

・12日の東京株式相場は急反落し、日経平均株価は1000円以上値下がりした。
・市場予想を下回った米CPI発表後に米テクノロジー株が売り込まれた流れが波及し、値がさの半導体関連銘柄が軒並み大幅安。
・ディスコや東京エレクトロンの下げが目立ち、中国を含むグレーターチャイナが大幅減益となったファーストリテイリングや海外コンビニエンスストアの減益が嫌気されたセブン&アイ・ホールディングスも安い。
・円高耐性が強いと市場でみられているニトリホールディングスは高い。

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しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
・円高が利益確定の売りの材料になったと。
・その上で、今後数週間の市場の注目は企業決算に移ると指摘。
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日経平均は大幅反落、3連休前で売り圧力強まり今年最大の下げ幅

・ナスダックの急落や為替の円高加速などを背景に、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・値がさ半導体株の急落や、先物市場での225先物売りなどを受けて、日経平均は下げ幅を拡大。
・プライム市場の6割超の銘柄は上昇したが、足元上昇ピッチを強めていた日経平均の弱さが目立ち、2021年2月26日(1202.26円安)以来となる1000円超の下げ幅となった。

・寄付きで算出された7月限オプション特別清算指数(SQ速報値)は41531.26円。
・大引けの日経平均は前日比1033.34円安(-2.45%)の41190.68円。

・不動産業、水産・農林業、サービス業、建設業、繊維製品などが上昇。
・保険業、電気機器、海運業、非鉄金属、銀行業などが下落。

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【個別銘柄】イオンモール、タマホーム、ファーストリテ、7&iHD など 


▽イオンモール 2066.5 +189急伸。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は155億円で前年同期比11.4%増となり、コンセンサスを15億円程度上回る着地になったとみられる。
国内・海外モールの売上は想定通りの回復を見せ、コスト抑制が進んだことで、利益は会社計画も上振れているもよう。第2四半期も国内は好スタートになったとみられており、順調な好決算をストレートに評価の動きが先行。

▽タマホーム 4460 +595急騰。
前日に24年5月期決算を発表、営業利益は126億円で前期比5.1%減となり、6月18日に発表した下方修正水準での着地になっている。年間配当金は従来の185円計画から190円に引き上げ。
25年5月期は137億円で同8.8%増と増益転換予想。年間配当金も前期比5円増の195円を計画している。住宅事業におけるシェア拡大などを見込んでいるもよう。増益・増配計画受けて見直しの動きが進む形。

▲ファーストリテ 43010 -2190大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、3-5月期営業利益は1447億円で前年同期比31.2%増となり、通期予想は従来の4500億円から4750億円に上方修正した。コンセンサスは従来会社計画線並みであり、想定以上の好決算と捉えられた。
ただ、日経平均との連動性が高く、本日は株価指数の大幅安に引きずられる展開となったようだ。また、足元の株価上昇で、月末の指数ウェイト調整に対する思惑も強まったよう。

▲7&iHD 1814 -126大幅反落。
前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は593億円で前年同期比27.6%減となり、市場予想を150億円程度下回るものとなっている。
海外コンビニ事業が大幅減益となり、市場予想との乖離につながったとみられる。据え置きの上半期計画は2220億円、同7.9%減であり、6-8月期は一転増益に転じる前提となっている。下振れの可能性は高まったとの見方が強まっているよう。

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7.12 動いた株・出来た株
◇タマホーム<1419> 4395 +530 ⇒ 今期の増益・増配計画で見直し買い。
◇イオンモール<8905> 2078 +200.5 ⇒ 第1四半期2ケタ増益でコンセンサスも上振れ。
◇Appier Group<4180> 1316 +128 ⇒ 中小型グロース株高の流れが波及。
◇JMDC<4483> 3665 +295 ⇒ 25日線支持線に中小型グロース株高に乗る。
◇ラクス<3923> 2071.5 +169 ⇒ 米長期金利低下で中小型グロースに資金シフト。
◇住友林業<1911> 5799 +376 ⇒ 米利下げ観測の高まりをプラス材料視。
◇オーエスジー<6136> 2057.5 +127.5 ⇒ 上半期営業増益決算で買い安心感に。
◇サイボウズ<4776> 1963 +119 ⇒ 6月の窓埋めほぼ完了し調整一巡感。
◆ディスコ<6146> 63330 -5210 ⇒ 米SOX指数が3%超の下落で半導体関連に売り集まる。
◆東京エレクトロン<8035> 35830 -2220 ⇒ 米SOX指数下落で主力の半導体関連が軒並み安。
◆アドバンテスト<6857> 6514 -327 ⇒ 他の半導体製造装置関連同様に売り物集まる。
◆TOWA<6315> 10710 -460 ⇒ 半導体製造装置株安の流れに押される。
◆ソフトバンクグループ<9984> 11445 -475 ⇒ 米ナスダックの下落を売り材料視。
◆7&iHD<3382> 1817.5 -122.5 ⇒ 第1四半期営業減益でコンセンサス大幅下振れ。
◆東京海上<8766> 6201 -275 ⇒ 保険株安の流れで主力関連株は総じて安い。
◆第一生命HD<8750> 4536 -199 ⇒ 米長期金利低下の影響が強まる形。
◆MS&ADインシュアランスHD<8725> 3704 -158 ⇒ 保険セクターは業種別下落率のトップに。
◆三越伊勢丹<3099> 3473 -151 ⇒ 高反転でインバウンド関連の一角にも売り。
◆ファーストリテイリング<9983> 43500 -1700 ⇒ 想定以上の好決算発表も株価指数下落に連動。
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