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2024年7月17日水曜日

◇ドルもみあい 円もみあい.158円台 原油.▼wr.大幅下落.80ドル 令和6.7.17.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.IMFが高金利長期化を警告
IMFは世界経済見通しで、主に賃金上昇に起因する根強いサービスインフレ、特に原油のような商品に対する貿易・地政学的緊張に伴う価格圧力を指摘。~日本の今年の成長率は0.7%(4月時点は0.9%)に引き下げ、来年は1.0%に据え置いた。

②.米小売売上高
6月の米小売売上高は、自動車ディーラーへのサイバー攻撃の影響を除くベースで堅調な伸びを示し、4-6月(第2四半期)終盤に個人消費が底堅さを維持したことを示唆。~自動車・ガソリンを除く小売売上高は0.8%増と、2023年初期以来の大幅増となった。

③.米銀決算
モルガン・スタンレーの4-6月(第2四半期)決算では、トレーディング収入が前年同期比で予想以上の増加となった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)でも株式トレーディング収入は約20%増の19億4000万ドルと、予想を上回った。

④.イランがトランプ氏の暗殺計画か
米シークレットサービス(大統領警護隊)はトランプ前大統領を標的としたイランの暗殺計画に関して、数週間前から情報を入手し同氏周辺の警備を強化した。

⑤.中小型株に主役交代
米株式市場で最もリスクの高い一角が新型コロナ禍以来となるペースで上昇している。6月の米消費者物価指数(CPI)発表でリスクオンの号砲が鳴る中、トレーダーが利下げ予想を前倒ししていることが背景。
17日 【日本株】
日経平均 41,097.69 -177.39 -0.43%
TOPIX 2,915.21 +10.71 +0.37%
日経平均 ⇒▲wr.大幅調整 ⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒▲吞込み.調整
TOPIX  ⇒▲nr.調整.Sup5MA ⇒+nr.様子見 ⇒+▲nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.00 +0.09 +0.50% ⇒◇nr上げ
日経平均VI 17.91 -0.46 -2.50% ⇒◆nr下げ
日経平均VI 18.37 +0.25 +1.38% ⇒◇陽.よこばい
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17日、TOPIXが上昇、半導体関連は売り-債券先物下げ転換

・17日の東京株式相場はTOPIXが上昇。
・米国で6月の小売売上高が市場予想を上回る一方、早期の利下げ観測も根強く、米経済のソフトランディング(軟着陸)を見込む買いが入っている。
・機械や精密機器株のほか、繊維や非鉄金属などの素材株といったシクリカル(景気循環)セクターが高い。
・米政府が対中半導体規制のさらなる強化を検討しているとの報道を受け、日経平均株価は下落に転じた。東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体関連株が売られている。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト
・東エレクは売り上げ構成の2割以上が中国と大きく、同報道の中心になるという点では株価の重しとなりやすいと指摘。
・「今時点では市場全体を揺るがすというところまでは至らないのではないかと思う」と。
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日経平均は反落、「米、対中半導体規制強化を検討」に伴う半導体株安が影響

・NYダウの大幅高などトランプラリー継続を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は41400円台でスタートしたが、エヌビディア下落で値がさ半導体株も下落したことから上げ幅を徐々に縮小。
・後場入り後、米国が対中半導体規制の強化を検討と伝わったことで東京エレクトロン<8035>が急落し、日経平均も前日比マイナス圏での推移に。
・半導体株の一段安が影響して日経平均は前日比マイナスとなったが、内需株が買われたTOPIXはしっかりの地合いとなった。

・大引けの日経平均は前日比177.39円安(-0.43%)の41097.69円。

・繊維製品、不動産業、建設業、精密機器、パルプ・紙などが上昇。
・電気機器、保険業、海運業、鉱業、その他製品などが下落。

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【個別銘柄】東宝、レーザーテック、コマツ、大成建 など 


▽東宝 5079 +543急伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は246億円で前年同期比34.1%増となり、据え置きの通期予想550億円、前期比7.2%減に対して、想定以上に好スタートとなる形。
業績上振れを意識して見直しの動きにつながっているようだ。映画営業事業において「ハイキュー!!」や「名探偵コナン」などヒット作が多かったほか、映像事業も多面的展開によって好調に推移しているもよう。

▲レーザーテック 31740 -1660大幅続落。
本日は同社のほか、東エレクやディスコなど主力の半導体製造装置銘柄が総じて売られた。前日の米SOX指数は0.5%程度の上昇となったが、台湾TSMCが時間外取引で下落し、引きずられる形にもなったよう。
トランプ前米大統領が、台湾防衛の責務が米国にあるのか疑問を呈したことに反応のもよう。また、本日の蘭ASMLの決算発表を見極めたいとするムードも。

▽コマツ 5066 +179大幅続伸。
前日の米国市場ではキャタピラーが4.3%の上昇となっており、同社や日立建機、ヤマシンフィルタなど、国内建機銘柄の連想買いを誘う形になっているようだ。
キャタピラーはトランプ関連の代表銘柄とも位置付けられており、過去には製品に対する称賛がなされているほか、財政刺激策の拡大に伴うインフラ整備需要の増加が期待されている。国内関連銘柄にとっても米国市場での売上増加が連想される展開のよう。

▽大成建 6443 +212大幅反発。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も5100円から7200円に引き上げている。大型不採算案件は他社よりも長く抱える見通しだが、24年度の業績見通しは比較的良好であり、総還元性向100%を上限とする自己株式取得の方針も魅力としている。
なお、大手ゼネコン全般において、24年度以降は短期業績の乱れが収束し、国内建築を中心に利益回復が本格化すると見ているよう。

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7.17 動いた株・出来た株
◇川崎重工業<7012> 6588 +512 ⇒ 防衛関連の出遅れとして関心強まる情勢にも。
◇東レ<3402> 791.9 +34.9 ⇒ 三菱重工などが「787」機体の減産解除と伝わる。
◇日立建機<6305> 4748 +209 ⇒ コマツと同様に米キャタピラー株高が刺激。
◇小松製作所<6301> 5112 +225 ⇒ 米キャタピラーの株価上昇が刺激に。
◇住友林業<1911> 5965 +245 ⇒ 米住宅関連株の上昇を材料視。
◇アシックス<7936> 2737 +112 ⇒ 引き続き業績上方修正評価の動きに。
◇マキタ<6586> 4988 +200 ⇒ 建設機械株上昇の流れが波及の格好か。
◆東京エレクトロン<8035> 34960 -1120 ⇒ ASMLやTSMCなどの決算発表接近も買い手控え材料に。
◆KOKUSAI ELECTRI<6525> 5680 -170 ⇒ 半導体株安で前日大幅高の反動強まる。
◆レーザーテック<6920> 32480 -920 ⇒ TSMC時間外下落などで半導体関連安い。
◆ディスコ<6146> 62010 -1450 ⇒ 主力の半導体関連からは資金流出の流れで。
StockCharts ⇒  
7.16
NYダウ   40,954.48 +742.76 +1.85%
NASDAQ 18,509.34 +36.77 +0.20%
S&P500   5,667.20 +35.98 +0.63%

NYダウ(INDU) ⇒△陽.高値更新 ⇒△nr.高値更新 ⇒▽Wr.高値更新
NASDAQ(COMPQ) ⇒△はらみ反発 ⇒+▲nr.様子見 ⇒+▼nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒△はらみ反発 ⇒+▲nr.様子見 ⇒◇クアトロ.高値更新 
【 SOX指数 】
5804.03 +26.32 (+0.46%) ⇒△はらみ反発 ⇒+▲nr.様子見 ⇒+▼nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
13.19 +0.07 (+0.53%) ⇒▼下落 ⇒△上げ ⇒+▼陰上げ
⇒ +0.53P
⇒ +5.30P
⇒ -3.56P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽Wr.高値更新 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続伸。
・朝発表の6月の米小売売上高が市場予想を上回り、米消費の底堅さが意識された。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの見方も引き続き株買いを促した。

+▼nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
・テスラなどが上げた。
・エヌビディアとメタプラットフォームズは下落。
//◇◇◇◇▲▲//◇◇ ドル円 158円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇▲◆//◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▼▲▽◇◆//◆▼ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円もみあい.158円台 原油.▼wr.大幅下落.80ドル台 
7.17
米ドル/円 158.32 158.35
ユーロ/円 172.54 172.63
ユーロ/米ドル 1.0898 1.0902
英ポンド/円 205.34 205.44
豪ドル/円 106.61 106.66
スイスフラン/円 177.05 177.16
原油(WTIC原油先物) 80.76 -1.15 -1.40% ⇒▲吞込み調整 ⇒◆nr.調整 ⇒▼wr.大幅下落
◇ドルもみあい 円もみあい.158円台 原油.◆nr.調整.81ドル台  
7.16
米ドル/円 158.12 158.18
ユーロ/円 172.28 172.33
ユーロ/米ドル 1.0892 1.0898
英ポンド/円 205.03 205.16
豪ドル/円 106.87 106.95
スイスフラン/円 176.50 176.63
原油(WTIC原油先物) 81.91 -0.30 -0.36% ⇒▽nr.10MA突破 ⇒▲吞込み調整 ⇒◆nr.調整

▲ドル弱い 円全面高.157円後半 原油.▲吞込み調整.82ドル台  
7.13
米ドル/円 157.77 157.80
ユーロ/円 172.19 172.25
ユーロ//米ドル 1.0906 1.0909
英ポンド/円 205.13 205.21
豪ドル/円 107.10 107.14
スイスフラン/円 176.53 176.62   
原油(WTIC原油先物) 82.21 -0.41 -0.50% ⇒▽nrはらみ反発 ⇒▽nr.10MA突破 ⇒▲吞込み調整

NYダウは742ドル高、小売売上高を好感
1.
・予想を上回った小売売上高を好感した買いに寄り付き後、上昇。

・ダウは成長や消費への期待に加え、ユナイテッドヘルスの上昇がけん引し大幅続伸、終日堅調に推移した。

・ナスダックはローテーション絡みの売りに押され、一時下落に転じたが終盤にかけプラス圏を回復。
・ダウは連日で過去最高値を更新し、終了。
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・6月の米小売売上高は前月比で横ばいだった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想は0.4%減だった。自動車・同部品を除くと0.4%増えたほか、5月分を上方修正した。市場では、「米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かうとの見方は変わらない」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。

・高金利環境の長期化への懸念が後退し、金利低下の恩恵を受けやすい住宅関連や中小型株に買いが入りやすかった。中小型株で構成される株価指数ラッセル2000は3.5%上昇した。ダウ平均の構成銘柄ではホーム・デポが買われた。ハネウェル・インターナショナルやキャタピラーといった景気敏感株も高かった。マクドナルドやアムジェンなどディフェンシブ株の一角も買われた。半面、マイクロソフトやインテル、シェブロンは下げた。

・朝発表の24年4〜6月期決算で業績が市場予想を上回った銘柄に、好感した買いも入った。ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループが6.5%高となり、ダウ平均を210ドルあまり押し上げた。ダウ平均の構成銘柄以外では、モルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカも上昇し、他の銀行株にも買いが波及した面があった。

2.
・耐久消費財・アパレル、銀行が上昇。
・メディア・娯楽が下落。

・ホーム・デポが買われた。ハネウェル・インターナショナルやキャタピラーといった景気敏感株も高かった。
・マクドナルドやアムジェンなどディフェンシブ株の一角も買われた。
・ユナイテッドヘルス・グループが6.5%高。
・モルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカも上昇。
・金融のモルガンスタンレー(MS)は第2四半期決算で純収入が予想を上回り、上昇。
・オンライン小売のアマゾン(AMZN)は大型セール、「プライムデー」で開始6時間の売上高が前年同期比13%増との報道を好感し、上昇。


・マイクロソフトやインテル、シェブロンは下げた。

3.
・テスラなどが上げた。
・エヌビディアとメタプラットフォームズは下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 186.04 +0.44%
◆ エヌビディア 126.36 -1.62%
◇ ASML 1068.19 +0.43%
◆ インテル 34.34 -0.35%
◇ QCOM クアルコム 209.64 +0.70%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 245.84 +0.12%
◆ AMD 177.55 -1.27%
★ MU ミクロン・テクノロジー 127.49 -2.58%
◇ テラダイン 163 +2.20%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 185.22 -1.14%
◆ エヌビディア 128.44 -0.62%
◆ ASML 1063.63 -1.99%
◆ インテル 34.46 -0.09%
☆ QCOM クアルコム 208.18 +2.84%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 245.55 +0.88%
◆ AMD 179.83 -0.98%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 130.87 -2.01%
◇ テラダイン 159.49 +2.02%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 187.35 +1.54%
◇ エヌビディア 129.24 +1.44%
◇ ASML 1085.26 +2.14%
☆ インテル 34.49 +2.96%
◇ QCOM クアルコム 202.43 +1.29%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 243.4 +0.89%
◆ AMD 181.61 -0.18%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 133.55 +2.55%
◇ テラダイン 156.33 +0.99%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい
//◇◇◇▲▲//◇◇ 
・ドルもみあい。
・円は対ドルで下落。小売売上高の発表後には一時0.5%安の158円86銭まで売られ、日中ベースで約2週間ぶりの大幅安となった。ただ、その後は下げ幅を縮小した。

ドル円相場は
⇒¥158.39 ¥0.33 +0.21%
⇒¥158.11 ¥0.28 +0.18%
⇒¥157.91 -¥0.93 -0.59%

7.16
ベロニカ・クラーク氏らシティのエコノミスト
「この強さが今後数カ月も続くとは想定していないが、6月の小売売上高が予想を上回ったため、差し迫ったあるいは25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)よりも大幅な米利下げの緊急性は新たに生まれない」と指摘。

【米国株】
◇続伸
//▽◇▽▲▽//◇◇ 
・16日の米株式相場は続伸。
・米金融当局が近く利下げを開始するとの見方から、市場でリスクがより高い一角が買われた。

・小型株で構成するラッセル2000指数は3.5%上昇。
・一方、大型ハイテク銘柄で構成するナスダック100指数はほぼ変わらず。


7.16
ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「ローテーションが重要なポイントだ」と指摘。
「利下げの認識が高まっていることと一致している」と。
ブレナー氏はニューヨーク時間午前4時ごろにラッセル2000指数先物が急伸し、ナスダック100先物が下落したことを挙げ「これは国外マネー、ビッグマネーがオーバーナイトに非常に大規模なローテーショントレードを行ったことを意味する」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
ソフトランディングという状況下にあって、米金融当局が大幅な利下げを実施すれば、市場において比較的質が低く、シクリカルな分野で利益の伸びが再加速するとの見通しが強まると。

インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
小型株が上昇している理由として、こうした企業は国内志向の傾向があり、トランプ前大統領の返り咲きで「不釣り合いに」大きな恩恵を受けるとみられていることも考えられると。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
株式相場の強さは、景気が積極的な金融引き締めに耐えてきたとの楽観に支えられてきた。そうした意味で6月の米小売売上高が市場予想を上回ったのは「健全な」展開だと。
米金融当局がインフレ率低下を理由に利下げを実施するのは、軟化した景気の押し上げを急ぐよりも好ましいことだと。

【米国債】
▽上昇
//◇◆◇▽◇//▲▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米国債は長期債を中心に上昇。小売売上高を受けて下落する場面もあったが、持ち直した。

・米10年債利回り
⇒4.16% -7.2 -1.70%
⇒4.23% 4.7 +1.11%
⇒4.18% -2.5 -0.60%
  
>>7.15
オッペンハイマー・アセット・マネジメントのジョン・ストルツファス氏
「トランプ前大統領の暗殺未遂事件には衝撃を受けたが、市場はこのニュースを素早く消化し、大騒ぎしないだろう」と指摘。
「衝撃的な出来事があっても投資家は動じない傾向がある。投資家は引き続き景気と企業業績に注目すると見込まれる」と述べた。

TDセキュリティーズのマーク・マコーミック氏
市場は「選挙についてはそれほど騒いでおらず」、それよりも米経済指標、とりわけ最新の消費者物価指数(CPI)の意外な下振れを享受することに熱心なようだと。

ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏
「7月に利下げを見送る唯一の理由は『市場に備えさせる必要がある』という、思慮を欠いたお決まりのナンセンスだ」と指摘。「実に理解に苦しむが、それが現実だ」と。

【原油】
▼大幅安
//▼▲▽▽▼//◆▼ 
・ドル上昇や需要減退の兆候が意識される中、アルゴリズム取引の売りが誘発された。

・WTI先物8月限は、前日比1.15ドル(1.4%)安の1バレル=80.76ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は1.12ドル(1.3%)下落し83.73ドル。

7.16
TDセキュリティーズの商品アナリスト、ダニエル・ガリ氏
トレンドフォロー型のアルゴリズム取引は週初から売りの態勢に入っており、大規模な売り浴びせが起きる可能性は残されていると分析。
「世界のコモディティー需要に関する当社の指数が顕著な低下トレンドをたどっていることを踏まえると、供給リスクのさらなる高まりがなくても、価格への下押し圧力は強まり続けるとわれわれは予想している」と。

【NY金】
▽続伸
//▲◇◇▽◆//◇▽ 
・過去最高値を更新した。米利下げ期待の高まりや、トランプ前大統領が返り咲くとの見方を一部のトレーダーが強めていることが背景。
・米国でインフレ減速の兆しが見られ、近く利下げが始まるとの思惑が台頭。利息が付かない金投資にとって、高金利はマイナスに働く傾向がある。

・金先物8月限は38.90ドル(1.6%)上げて2467.80ドル。

7.16
INGグループのコモディティーストラテジスト、エワ・マンティー氏
「米金融当局の政策転換を後押しする経済データが増える中で、米利下げへの楽観が金相場を押し上げている」と指摘。
「地政学的・マクロ経済的な世界の現状や、中央銀行の需要が強まる見通しを踏まえると、金相場の上昇基調は続きそうだ」と。

メリオン・ゴールドのトレーディング責任者、デービッド・ヒギンズ氏
第2次トランプ政権誕生となれば金の支援要素になり得ると分析。
同氏は「トランプ氏が当選すれば、多くの人が金買いに動くだろう」とし、購入規模の小さいリテール顧客はトランプ氏を不安定さと結び付けて考えているためだと。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,164.90 -18.06 -0.22%
独DAX指数 18,518.03 -72.86 -0.39%
仏CAC指数 7,580.03 -52.68 -0.69%
⇒▽陽.test50MA ⇒▲wr_Cog.調整 ⇒▼nr.調整
⇒▽陽.Reg突破 ⇒▼はらみ.調整 ⇒▼陰.調整.Sup50MA 
⇒▽陽3.買戻し ⇒▲陰Cog.窓埋め調整 ⇒▼nr.調整

◆続落 
//◆▲▽◇▽//▲◆
・16日の欧州株は続落。-- 決算シーズンに入り、各社が発表する業績は投資家の失望を誘っている。
・ストックス欧州600指数は0.3%下落。
・鉱業、消費財、自動車関連銘柄が下落。
・建設株は上昇。

【欧州債】
◇ドイツ債が上昇 
//◇▲▽▽◆//◇◇ 
・ドイツ債が上昇。この日は世界的に国債が上昇した。ドイツ10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.42%と、6月下旬以来の低水準。
・英2年債利回りは一時7bp低下し、今年初めて4%を下回った。

・独国債10年物
⇒2.43% -0.05
⇒2.47% -0.02
⇒2.50% +0.03
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・英国債10年物
⇒4.05% -0.05
⇒4.10% -0.01
⇒4.11% +0.04
---------------------------

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.円一時157円台に急伸し介入観測浮上
円はドルに対し、一時は2.6%高の1ドル=157円44銭を付けた。6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて利下げ観測が強まった。

②.米CPIは広範囲に減速
6月の米CPIは広範囲に鈍化。近い時期に利下げが可能だという、これまでで最も強いシグナルとなった。~コアCPIは前月比0.1%上昇と、2021年8月以来の小幅な伸び。前年同月比では3.3%上昇と、3年余りで最も低い伸びにとどまった。

③.金利調整を正当化か
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、「雇用やインフレ、国内総生産(GDP)、景気見通しに関するデータなど、これまでに得られた情報を考慮すると、何らかの政策調整が正当化される可能性が高い」と発言。 ~セントルイス連銀のムサレム総裁は、「6月CPI統計はインフレ低下に向けたさらなる前進を示唆している」と指摘。

④.バイデン氏を説得
バイデン米政権の顧問や選挙陣営に参加する少人数のグループは、バイデン大統領ではトランプ前大統領に勝つことは不可能だが、ハリス副大統領のような別の候補者であれば勝利できるとバイデン氏を説得する必要があると協議している。

⑤.ハイテク列強「続く」
ニューバーガー・バーマン・グループのスティーブ・アイズマン氏は、米大型ハイテク株の際立つ強さは「何年も続く」とみている。人工知能(AI)が電子機器を通じて、消費者にとってより身近になるためだという。~ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストによると、投資家の間では米大手テクノロジー企業がAIに費用をかけ過ぎているとの懸念が強まりつつある。
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