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2024年7月30日火曜日

◇ドル小反発 円もみあい.154円台 原油.▲wr切下げ.75ドル台 令和6.7.30.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米国債入札の規模
米財務省は7-9月の連邦政府の借り入れ必要額見通しを下方修正した。7-9月の純借入額は7400億ドル。前回4月29日時点の予想は8470億ドルだった。大半の債券ディーラーは今回の下方修正を予想していた。~ディーラーの間では、従来のガイダンスに沿い、2四半期連続で中長期債の発行規模を据え置くとの見方が優勢。

②.業績の株価への影響
モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、投資家がインフレ鈍化に伴う価格決定力への影響を懸念する中、米企業利益の見通し悪化は景気敏感株に打撃を与える可能性が高いと指摘。~「幅広くシクリカル銘柄へのローテーションを後押しする材料ではないというのがわれわれの見方だ」と述べた。

③.マクドナルド決算
マクドナルドの4-6月(第2四半期)決算は、2020年以来の減収となった。アナリストは小幅ながら売上高の増加を見込んでいた。~米国では6月末に5ドルのセットメニュー販売を開始。一定の成果を上げているようだが、増収効果が表れるのは今年後半になる。

④.ベネズエラ大統領選後の混乱
28日投開票されたベネズエラ大統領選挙で妨害工作を行った首謀者として、野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏をサーブ検事総長が29日の記者会見で名指しで批判。~選挙管理当局本部に送られた投票結果を改ざんしようとする試みに、マチャド氏が関与していたと主張。

⑤.北朝鮮の後継者教育
金正恩朝鮮労働党総書記の娘で10代前半とされるジュエ氏が、次の北朝鮮指導者となるべき教育を受けていると、韓国の国家情報院が同国議員らに報告。~北朝鮮国営メディアが「尊敬するお嬢様」「愛するお子様」と紹介するジュエ氏は金一族の後継者候補だと、国情院が会合で説明したという。
30日 【日本株】
日経平均 38,525.95 +57.32 +0.15%
TOPIX 2,754.45 -5.22 -0.19%
日経平均 ⇒▲nr.Low3 ⇒△反発.+2Gap ⇒▽切り返し
TOPIX  ⇒▲nr.Low3 ⇒△反発.+2Gap ⇒-▽nrはらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.77 +0.34 +1.59% ⇒△陽
日経平均VI 21.43 -0.77 -3.47% ⇒◇nr下落
日経平均VI 22.20 +0.18 +0.82% ⇒+◆陰上げ
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30日、長期金利低下、日銀利上げ観測が後退-円安、株下げ渋り

・30日の東京株式相場は下げ渋り。
・日米の金融政策決定を前に投資家の買い手控えムードが強く、TOPIXは反落した。
・企業決算を手がかりに個別銘柄を売買する動きとなった。

・ジェフリーズ証券が今期営業利益予想を下方修正したコマツの株価が下落。
・塩野義製薬は第1四半期の営業利益が市場予想を下回ったことで売られた。
・今期利益予想を上方修正したファナックは高い。

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SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト
・「個別の決算は予想対比で下振れが多いように見える」とし、相場の重しになっているようだ。
・日銀の金融政策決定を控え、投資家は様子見の姿勢とも。
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日経平均は小幅続伸、東エレクやリクルートHDが2銘柄で約46円分押し上げ

・米国株が高安まちまちのなか、昨日の大幅反発の反動などが先行して、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は下げ幅を広げ38000円台割れも意識されたが、為替が1ドル154円70銭台とやや円安ドル高で推移したことから、大引けにかけて切り返す展開。
・プライム市場全銘柄の7割が下落するなど、一部の値がさ株の動向に振らされる恰好となったが、前日比プラス圏を維持して取引を終えた。

・大引けの日経平均は前日比57.32円高(+0.15%)の38525.95円。

・不動産業、海運業、輸送用機器、サービス業、電気機器などが上昇。
・鉱業、銀行業、パルプ・紙業、繊維製品、金属製品などが下落。

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【個別銘柄】パソナ、さくらインターネット、コマツ、ファナック など 


▽パソナ 2350 +255急伸。
前日に提出された大量保有報告書によると、アクティブストとされるオアシス・マネジメントが、5.02%の株式を取得していることが明らかになった。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」で、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。
同社株はベネワン株売却に伴う株主還元の水準が低いとされ、4月に急落した経緯もあるため、還元策強化へのプレッシャーになるとの思惑先行。

▲さくらインターネット 3055 -360急落。
前日に第1四半期決算を発表、GPUクラウドサービス提供開始などから、営業利益は2.3億円で前年同期比2.2倍と大幅増益になっているが、上半期計画は8億円、同3.2倍の水準であり、やや進捗は鈍いとの見方にもなっているもよう。
人材投資などがコスト増の主因となっている。新株発行に伴う株式交付費の計上、有証売却益一巡などで、第1四半期純利益は大幅減益となる形に。

▲コマツ 4304 -219大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1570億円で前年同期比6.8%増となり、ほぼ市場想定線での着地とみられる。会社計画比では150億円ほど上振れているようだ。一般建機、マイニングの売上は想定を下振れたが、円安効果が押し上げ要因となったもよう。
通期計画5570億円、前期比8.3%減は据え置き、足元の売上伸び悩みを反映して、大幅な上振れ期待などはやや後退する状況のようだ。

▽ファナック 4387 +125大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は330億円で前年同期比1.1%増となり、通期予想は従来の1210億円から1430億円に上方修正した。為替の円安効果のほか、FAやロボットの売上も想定以上に順調推移とみられる。
上方修正値は依然コンセンサスに届いていないが、今後一段の上振れも想定される形に。なお、第1四半期受注高も前年同期比12.3%増と減少予想の市場の見方を上回った。

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7.30 動いた株・出来た株
◇パソナグループ<2168> 2376 +281 ⇒ オアシス・マネジメントの大量保有で思惑買い。
◇ファナック<6954> 4401 +139 ⇒ 第1四半期受注は想定以上で通期予想上方修正。
◇きんでん<1944> 3238 +119 ⇒ 本日は電力設備投資関連が大幅高となり。
◇スタンレー電気<6923> 2932 +83.5 ⇒ 想定上に高水準の自社株買いを発表で。
◆富士通ゼネラル<6755> 1870 -265.5 ⇒ 第1四半期営業利益は通期計画に対して低進捗。
◆さくらインターネット<3778> 3015 -400 ⇒ 第1四半期大幅増益も上半期計画比で進捗率低い。
◆楽天銀行<5838> 3065 -205 ⇒ 楽天グループではフィンテック事業再編を延期。
◆小松製作所<6301> 4261 -262 ⇒ 販売数量伸び悩みで大幅な業績上振れ期待などは後退へ。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3800 -205 ⇒ 前日に売出株の受渡期日を迎えており。
◆円谷フィHD<2767> 1508 -67 ⇒ 特に材料なく信用買い方の見切り売り優勢。
StockCharts ⇒  
7.29
NYダウ   40,539.93 -49.41 -0.12%
NASDAQ 17,370.20 +12.31 +0.07%
S&P500   5,463.54 +4.44 +0.08%

NYダウ(INDU) ⇒△入首.様子見 ⇒△wr.Cog.10MA突破 ⇒▼かぶせ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼切下げ.Low2 ⇒◇nrはらみ反発 ⇒+◆nr陰上げ.様子見
S&P500(SPX) ⇒▲切下げ.Low2 ⇒△反発.50MA突破 ⇒+◆nr陰上げ.様子見  
【 SOX指数 】
5087.62 -15.51 (-0.30%) ⇒▲Wr.Low2 ⇒+◆自立反発 ⇒▲吞込み.調整
⇒ -0.30P
⇒ +2.23P
⇒ +22.55P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▼かぶせ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。
・週内に相次ぐ大型ハイテク企業の決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要日程を前に様子見ムードが広がった。前週末に大幅高となった後で、主力株の一部に持ち高調整の売りが出た。半面、決算発表など個別に材料の出た銘柄が買われ、ダウ平均を支えた。

+◆nr陰上げ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
・テスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。
・アルファベットも買われた。
・エヌビディアは下げた。
//◇◆▲▲◇◆//◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆▲▲◇◆//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▼▼◇▽▼//▲ 原油 75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル小反発 円もみあい.154円台 原油.▲wr切下げ.75ドル台  
7.30
米ドル/円 154.05 154.06
ユーロ/円 166.71 166.74
ユーロ/米ドル  1.0822 1.0823
英ポンド/円 198.14 198.17
豪ドル/円 100.92 100.94
スイスフラン/円 173.81 173.84   
原油(WTIC原油先物) 75.81 -1.35 -1.75% ⇒▽買戻し ⇒▼wr吞込.Reg200MA ⇒▲wr切下げ

◆ドルもみあい 円もみあい.153円後半 原油.▼wr吞込.77ドル台  
7.29
米ドル/円 153.70 153.73
ユーロ/円 166.90 166.95
ユーロ/米ドル  1.0859 1.0860
英ポンド/円 197.80 197.90
豪ドル/円 100.73 100.79
スイスフラン/円 173.91 174.02   
原油(WTIC原油先物) 77.16 -1.12 -1.43% ⇒◇nrはらみ反発 ⇒▽買戻し ⇒▼wr吞込.Reg200MA

◆ドルもみあい 円もみあい.153円後半 原油.▼wr吞込.77ドル台 
7.27
米ドル/円 153.72 153.73
ユーロ/円 166.89 166.97
ユーロ/米ドル  1.0857 1.0861
英ポンド/円 197.87 197.94
豪ドル/円 100.66 100.69
スイスフラン/円 173.89 173.98   
原油(WTIC原油先物) 77.16 -1.12 -1.43% ⇒◇nrはらみ反発 ⇒▽買戻し ⇒▼wr吞込.Reg200MA

NYダウは49ドル安、FOMC控え様子見
1.
・企業の好決算を受けた買いが継続し、寄り付き後、上昇。

・主要経済指標の発表もなく動意乏しい中、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感を受けた売りに押され、ダウは下落に転じた。

・ナスダックは主要ハイテク企業決算への期待感が根強く底堅く推移し相場はまちまちで終了。
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・ダウ平均は前週末26日に654ドル高となり、主力株の一部には持ち高調整の売りが出た。前週末に20%あまり上昇していたスリーエムが安い。キャタピラーやインテル、セールスフォース、ゴールドマン・サックスも売られた。米原油先物相場が下落し、シェブロンも下げた。

・ダウ平均は前週末26日に654ドル高となり、主力株の一部には持ち高調整の売りが出た。前週末に20%あまり上昇していたスリーエムが安い。キャタピラーやインテル、セールスフォース、ゴールドマン・サックスも売られた。米原油先物相場が下落し、シェブロンも下げた。

・30〜31日には米連邦準備理事会(FRB)がFOMCを開く。政策金利を据え置く公算が大きいが、次回9月の会合で利下げを始めるとの観測が高い。「パウエル議長の記者会見で政策見通しや景気認識に関する発言に最も注目している」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との声が聞かれた。相場の方向感を左右しうる重要イベントを前に、投資家の様子見姿勢が強かった。

2.
・自動車・自動車部品、消費者サービスが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・マクドナルドが4%近く上げた。--割安メニュー導入による業績期待などを背景に買いが入った。
・公開した映画が好調な滑り出しだと伝わったウォルト・ディズニーも高い。
・メルクやナイキも買われた。


・主力株の一部には持ち高調整の売りが出た。
・前週末に20%あまり上昇していたスリーエムが安い。
・キャタピラーやインテル、セールスフォース、ゴールドマン・サックスも売られた。
・米原油先物相場が下落し、シェブロンも下げた。

3.
・テスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。
・アップル(AAPL)は人工知能(AI)機能「アップルインテリジェンス」を発表、10月までに提供されるソフトウエアのアップデートの一部として一般ユーザーへの導入を開始する見込みと報じられ、上昇。
・アルファベットも買われた。
・エヌビディアは下げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 160.01 -1.19%
◆ エヌビディア 111.59 -1.30%
◆ ASML 870.55 -1.83%
◆ インテル 30.83 -1.66%
◆ QCOM クアルコム 178.64 -0.78%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 205.57 -0.44%
◆ AMD 139.75 -0.17%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 107.85 -1.43%
◇ テラダイン 127.93 +1.16%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 161.94 +1.04%
◇ エヌビディア 113.06 +0.69%
☆ ASML 888.39 +2.99%
◇ インテル 31.35 +0.80%
☆ QCOM クアルコム 180.05 +2.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 206.47 +2.05%
◇ AMD 139.99 +1.21%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 109.41 +1.82%
◇ テラダイン 126.46 +1.71%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 160.28 +0.30%
◆ エヌビディア 112.28 -1.72%
◆ ASML 862.63 -1.16%
◆ インテル 31.1 -1.89%
★ QCOM クアルコム 175.39 -3.14%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 202.32 -2.04%
★ AMD 138.32 -4.36%
★ MU ミクロン・テクノロジー 107.45 -2.57%
★ テラダイン 124.34 -13.38%
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【NY外為】
◇ドル反発 円もみあい
//◆▲▲◇◆//◇ 
・ドル指数が2週間ぶりの水準に上昇。-- 月末のフローが影響した。30ー31日のFOMCでは、利下げが近く迫っていることを示唆すると市場は期待している。
・ドルは対円で小幅高。これまでのレンジ152~155円を抜け出すかどうか、トレーダーらは日銀とFOMCの結果を待っている。

ドル円相場は
⇒¥154.03 ¥0.27 +0.18%
⇒¥153.76 -¥0.18 -0.12%
⇒¥153.99 ¥0.10 +0.06%

7.29
マッコーリー・グループのストラテジスト
「FOMCを受けてドルが売られても、短命かつ浅い下げで終わる可能性が高い。しかもドル・円のような金利に敏感なクロスに集中するだろう。ドルが12月までに142円に下げても、われわれは驚かない」と。

【米国株】
◇上昇
//▽◆▲▲▽//◇ 
・29日の米株式相場は上昇。
・今週は主要中央銀行の政策決定と重要経済指標、時価総額の合計が10兆ドル(約1540兆円)近い大型株4銘柄の決算が発表される。
・ナスダック100指数を調整局面の瀬戸際に追い込んだローテーションを経て、この日は大型ハイテク株が上昇し、小型株が下げた。

・今週はマイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン・ドット・コムが決算を発表する。 
・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は31日の会見で、利下げが迫っているシグナルを発信する可能性がある。


7.29
マーフィー&シルベスト・ウェルス・マネジメントのシニアウェルスマネジャー、ポール・ノルテ氏
「連邦公開市場委員会(FOMC)とハイテク企業の決算が今週のハイライトだ」と。
「記者会見の後は金利の将来的な方向性が明確になるだろう。いまだに高い成長期待が妥当なのか、大型ハイテク企業の決算は投資家に答えてくれるだろう」と。

【米国債】
◇ほぼ変わらず
//◆◇◆▽▽//◇
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・米財務省は7-9月の連邦政府の借り入れ必要額見通しを下方修正した。一連の中央銀行による政策会合を控え、社債の起債が活発になっている。

・米10年債利回り
⇒4.17% -2.3 -0.56%
⇒4.19% -4.9 -1.15%
⇒4.24% -4.1 -0.96%
  
  
7.29
ウェルズ・ファーゴのマクロストラテジスト、エリック・ネルソン氏
「市場の織り込み具合をみれば、すでに9月の利下げは決まりだ」と。
その先については「2回の利下げはあり得るのか。当然あり得る。市場にとってもっと大きな疑問は、6回もしくはそれ以上の利下げはあり得るのかどうかだ」と。

BSグローバル・ウェエルス・マネジメントのデービッド・レフコウィッツ氏
「米経済がソフトランディングに向かっているという見方を当社では維持しており、投資家には米国株への完全な投資配分を続けるよう助言している」と。
「最近見られた相場の下落が最悪期を過ぎたと判断するのはほぼ不可能だが、株式市場の背景は良好だと今もな考えている。底堅い成長とインフレ率の低下、利下げの可能性が高いこと、そしてAI支出がその理由だ」と。

オッペンハイマー・アセット・マネジメントのジョン・ストルツファス氏
9月の米利下げがあろうとなかろうと、それを見越した幅広い株高の土台が整ってきたようだと。
「今年に入ってから一握りのハイテク銘柄が市場を支配してきたのは、歌にあるようなカリフォルニアへの憧れではなく、根拠なき熱狂でもなく、むしろ一度飛び出したハイテクのジーニーは二度と瓶の中に戻らず、新しい発展とトレンドに変身するという昔ながらの言い習わしを思い起こさせる」と。

サビタ・スブラマニアン氏
「人工知能(AI)以外のテーマが出現するにつれ、サプライズをもたらす最近のテーマは以前ほど集中していない可能性を示唆している」と。

米モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏
投資家がインフレ鈍化に伴う価格決定力への影響を懸念する中、米企業利益の見通し悪化は景気敏感株に打撃を与える可能性が高いと。
昨年、米国株に特に弱気な見方を示していたウィルソン氏によれば、利益予想の上方修正と下方修正を比較する指数はマイナスに転じた。この時期にはよくあることだという。いわゆるシクリカル銘柄で特にこの傾向が見られる。

【原油】
▲続落
//▼▼◇◇▲//▲ 
・世界的な需要懸念から7週間ぶり安値に下落した。国際的な指標である北海ブレント先物は6月初め以来となる80ドル割れ。
・供給見通しの面では、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が週内に開く会合が注目される。
・原油市場のセンチメントは、今月に入って発表された中国の4-6月(第2四半期)国内総生産(GDP)が5四半期ぶり低成長となったのを受けて低迷している。

・WTI先物9月限は、前営業日比1.35ドル(1.75%)安の1バレル=75.81ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は1.35ドル(1.7%)下げて79.78ドル。

7.29
BofAのテクニカルストラテジスト、ポール・シアナ氏
「原油価格は過去1年余り、狭いレンジあるいは三角もちあいで推移してきた」とリポートで指摘。
「マクロ面でのリスクプレミアム一部消失や、世界需要と供給削減の両方またはいずれか一方への期待が消えることがおそらく視野に入り、2024年末までに原油価格は63.02ドルまで急落する可能性がある」と。

【NY金】
◆下落
//◆◇◇◆◆//◆ 
・ドルの上昇に押された。トレーダーは米FOMC会合など今週に世界で相次ぐ中銀政策発表に注目している。
・金価格は今月に入って過去最高値を更新したが、その後は米金融当局からの利下げ時期に関する明確なメッセージが待たれる中で下げ基調に転じている。

・金先物12月限は、同2.40ドル(0.1%)安の2425.50ドル。

>>7.26
ストーンXファイナンシャルのアナリスト、ローナ・オコネル氏
「市場は既に9月を見込んでいた。その予想を変える必要は全くない」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,292.35 +6.64 +0.08%
独DAX指数 18,320.67 -96.88 -0.53%
仏CAC指数 7,443.84 -73.84 -0.98%
⇒▽反発.買戻し ⇒▽wr逆立.50MA突破 ⇒△nr.高値
⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒▽切り上げ.買い戻し ⇒▼wrかぶせ.調整
⇒-▽Low2.底値 ⇒▽自立反発 ⇒▼wrかぶせ.調整

◆下落 
//▽◇◆◆▽//◆
・29日の欧州株は下落。-- 決算が弱材料となったほか、投資家は週内に控える主要中央銀行の政策決定に備えた。
・ストックス欧州600指数は0.2%安。
・不動産、ヘルスケア関連銘柄が買いを集めた。
・自動車や旅行株は売られた。

【欧州債】
◇上昇 
//◆◇◆◇◇//◇ 
・ドイツ債、英国債が上げ幅を縮小した。
・6月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前日発表された4-6月のデータで示唆されたよりもインフレが軟化した様子を示し、英独債は朝方の下げを切り返した。

・独国債10年物
⇒2.36% -0.05
⇒2.41% -0.01
⇒2.42% -0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.05% -0.05
⇒4.10% -0.03
⇒4.13% -0.03
---------------------------

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