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2024年7月27日土曜日

◆ドルもみあい 円もみあい.153円後半 原油.▼wr吞込.77ドル台

StockCharts ⇒  
7.26
NYダウ   40,589.34 +654.27 +1.64%
NASDAQ 17,357.88 +176.15 +1.03%
S&P500   5,459.10 +59.88 +1.10%

NYダウ(INDU) ⇒▲wr.Low ⇒△入首.様子見 ⇒△wr.Cog.10MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲Wr.Low.50MA割れ ⇒▼切下げ.Low2 ⇒◇nrはらみ反発
S&P500(SPX) ⇒▲Wr.Low ⇒▲切下げ.Low2 ⇒△反発.50MA突破  
【 SOX指数 】
5056.21 +97.77 (+1.95%) ⇒▲Wr.Low.50MA割れ ⇒▲Wr.Low2 ⇒+◆自立反発

【 VIX恐怖指数 】
16.39 -2.07 (-11.21%) ⇒▽Wr大幅上げ ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▲wr下落
⇒ +2.23P
⇒ +22.55P
⇒ -1.27P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
△wr.Cog.10MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・朝発表の6月の米個人消費支出(PCE)物価指数がおおむね市場予想通りの内容だった。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを始めるとの見方が強まった。前日まで下げが目立っていた一部のハイテク株が上昇していることも、投資家の買い安心感につながった。

◇nrはらみ反発 ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発。
・半導体関連は自立反発。
//◇◇▲▽◇//◇◆▲▲◇◆ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇◆//◇◆▲▲◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//◆▼▽◆▲//_▼▼◇▽▼ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円もみあい.153円後半 原油.▼wr吞込.77ドル台 
7.27
米ドル/円 153.72 153.73
ユーロ/円 166.89 166.97
ユーロ/米ドル  1.0857 1.0861
英ポンド/円 197.87 197.94
豪ドル/円 100.66 100.69
スイスフラン/円 173.89 173.98   
原油(WTIC原油先物) 77.16 -1.12 -1.43% ⇒◇nrはらみ反発 ⇒▽買戻し ⇒▼wr吞込.Reg200MA

◇ドル反発 円もみあい.153円後半 原油.▽買戻し.78ドル台  
7.26
米ドル/円 153.94 153.95
ユーロ/円 166.93 167.00
ユーロ/米ドル 166.93 167.00 *ミス
英ポンド/円 197.84 197.89
豪ドル/円 100.62 100.65
スイスフラン/円 174.63 174.72   
原油(WTIC原油先物) 78.29 +0.69 +0.89% ⇒▼wr.Sup割れ ⇒◇nrはらみ反発 ⇒▽買戻し

▲ドル下落 円全面高続く.153円台 原油.◇nrはらみ反発.77ドル台  
7.25
米ドル/円 153.56 153.59
ユーロ/円 166.48 166.56
ユーロ/米ドル 1.0840 1.0844
英ポンド/円 198.21 198.27
豪ドル/円 101.07 101.10
スイスフラン/円 173.52 173.58   
原油(WTIC原油先物) 77.59 +0.63 +0.82% ⇒▼nr.200MA割れ ⇒▼wr.Sup割れ ⇒▽nrはらみ反発

NYダウは654ドル高、主要企業の好決算や利下げ期待が支援
1.
・主要企業の好決算を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。

・PCE価格指数も想定内にとどまりインフレ鈍化基調を確認、年内の利下げ期待を受けた買いに相場は続伸。

・ソフトランディング期待を受けた買いも目立ち、終日堅調に推移し、終了。
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・6月の米PCE物価指数は前月比で0.1%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と一致した。食品・エネルギーを除くコアも市場予想と同じ0.2%上昇だった。コアの前年同月比の上昇率は2.6%と、5月と並んだ。前日発表の2024年4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値がインフレ鈍化を示していたことに引き続き、FRBが9月にも利下げを開始するとの観測を強めたとの受け止めが広がった。

・市場では、PCE物価指数について「このところ売られていた大型ハイテク株への売り圧力を一掃した」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があった。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなどに買いが入った。相対的に出遅れた銘柄や景気敏感株への買いが続いているのも相場の支えだった。ダウ平均の上げ幅は800ドルを超える場面があった。

2.
・不動産管理・開発や耐久消費財・アパレルの上昇が目立った。


・マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなどに買いが入った。
・ユナイテッドヘルス・グループやアメリカン・エキスプレス、ボーイングなども上げた。
・住宅建設のKBホームズ(KBH)やDRホートン(DHI)などは利下げに伴う売り上げ増期待に、それぞれ上昇。
・消費者・オフィス用品など製造の3M(MMM)は第2四半期決算で、純売上高が予想を上回ったほか、通期の利益見通しを引き上げ、大幅高。


・メルクとウォルマートは売られた。
・糖尿病患者を対象とした血糖値モニタリングシステムの設計・開発に注力する医療機器メーカーのデクスコム(DXCM)は世界の競争激化を懸念し通期見通しを予想外に引き下げたことが、警戒感につながり、大幅安。

3.
・半導体関連、自立反発。
・携帯端末のアップル(AAPL)は中国の4-6月期アイフォーン出荷台数が前年同期で3.1%減、市場占有率も低下したと報じられたがアナリストの目標株価引き上げで、小幅高。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 161.94 +1.04%
◇ エヌビディア 113.06 +0.69%
☆ ASML 888.39 +2.99%
◇ インテル 31.35 +0.80%
☆ QCOM クアルコム 180.05 +2.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 206.47 +2.05%
◇ AMD 139.99 +1.21%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 109.41 +1.82%
◇ テラダイン 126.46 +1.71%
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◇ TSM 160.28 +0.30%
◆ エヌビディア 112.28 -1.72%
◆ ASML 862.63 -1.16%
◆ インテル 31.1 -1.89%
★ QCOM クアルコム 175.39 -3.14%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 202.32 -2.04%
★ AMD 138.32 -4.36%
★ MU ミクロン・テクノロジー 107.45 -2.57%
★ テラダイン 124.34 -13.38%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 159.8 -5.90%
★ エヌビディア 114.25 -6.80%
★ ASML 872.75 -6.44%
★ インテル 31.7 -3.79%
★ QCOM クアルコム 181.07 -6.35%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 206.53 -5.97%
★ AMD 144.63 -6.08%
★ MU ミクロン・テクノロジー 110.28 -3.47%
★ テラダイン 143.54 -5.73%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円もみあい
//◇◇▲▽◇//◆▲▲◇◆ 
・対ドルでの円相場が上げに転じた。-- PCE価格指数の発表後に米国債利回りが低下し、ドル売りが活発化。
・週間では円は対ドルで2.4%上昇し、今年初めて4週連続の値上がりとなった。

ドル円相場は
⇒¥153.76 -¥0.18 -0.12%
⇒¥153.99 ¥0.10 +0.06%
⇒¥153.92 -¥1.67 -1.07%

>>7.24
日銀は来週の金融政策決定会合で、利上げを検討するとともに向こう数年間に債券購入額をほぼ半減させる計画を公表する可能性が高いと報じた。

【米国株】
▽上昇
//◇◇◆▲▲//▽◆▲▲▽ 
・26日の米株式相場は上昇。
・6月の個人消費支出(PCE)価格指数が食品とエネルギーを除くコアベースで小幅な伸びにとどまったため、9月利下げの観測が強まり、買いが優勢になった。
・S&P500種は11業種が全て上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)による金融緩和が企業を支援し、強気相場が限られた銘柄にとどまらず拡大するとの見方が強まった。

・今月に入り、景気敏感株へのローテーションが始まった。7月に入って10%上昇している小型株は、負債が多くバランスシートが脆弱(ぜいじゃく)なため、通常は金利上昇に敏感だ。借り入れコストが下がれば、地合いは改善する。 


7.26
プリンシパル・アセット・マネジメントのジョージ・マリス氏
「小型株は力強くなっており、ここ数十年見られなかった大幅なローテーションだ。業績が拡大し回復するにつれ、小型株への投資意欲が高まるだろう。このローテーションには持続力がある」と。

キー・ウェルスのティム・マクドナー氏
「FOMCは7月の会合でお膳立てし、9月に最初の利下げを実施することが可能だ」と。

パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏
「大型グロース株から中小型のバリュー株への有意なローテーションが進んでおり、今後も続くと考えている。大型株への集中リスクを減らしているテクニカルな証拠とともに、株高の裾野の広がりに関する指標はこの大きなシフトを裏付けている」と。

トレードステーションのデービッド・ラッセル氏
PCE価格指数について「ようやく潮目が変わったようだ」と発言。「投資家は来週の大手企業の決算に集中でき、物価や金利についてさほど懸念しなくてもよくなった」と。

【米国債】
▽上昇
//▲▽◇◆◆//◆◇◆▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・PCE価格指数が9月の利下げ観測を強めたことが買いを誘った。

・米10年債利回り
⇒4.19% -4.9 -1.15%
⇒4.24% -4.1 -0.96%
⇒4.28% +3.3 +0.78%
  
  
7.26
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのマルチセクター債券投資責任者、リンゼー・ロスナー氏
9月利下げについて、「実施される方向に順調に向かっているようだ」とし、「状況が一変するような兆候はない」と。

【原油】
▲反落
//◆▼▽◆▲//▼▼◇◇▲ 
・アルゴリズム取引の売りが響いたほか、中国の需要も意識された。
・トレンドフォロー型の商品投資顧問業者(CTA)からの売り圧力や、株式相場が今週広く下げたことを背景に、原油はここ最近軟調な地合いとなっている。
・中国が景気刺激を目指して今週利下げを実施したことで、同国の経済成長についても懸念されている。

・WTI先物9月限は、前日比1.12ドル(1.4%)安の1バレル=77.16ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は1.24ドル(1.5%)下げて81.13ドル。

7.26
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「プラスの材料が必要だ。現時点では在庫の減少が見込まれているが、押し目買いを入れる理由としては十分ではない」と。

【NY金】
◆下落
//◇▽▲◆◆//◆◇◇◆◆ 
・金スポット相場は週間ベースで2週連続の下落。この日発表された米インフレ指標では、利下げが近く実施されることはないとの観測が改めて確認された。
・6月の米PCE統計は、借り入れコスト上昇の中でも成長が底堅く、インフレが緩やかに鈍化していることを示し、早期の利下げは必要ないことを示唆。

・金先物12月限は28ドルちょうど(1.2%)上げて2427.90ドル。

7.26
ストーンXファイナンシャルのアナリスト、ローナ・オコネル氏
「市場は既に9月を見込んでいた。その予想を変える必要は全くない」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,186.35 +32.66 +0.40%
独DAX指数 18,417.55 +118.83 +0.65%
仏CAC指数 7,517.68 +90.66 +1.22%
⇒▼nr.様子見 ⇒▽反発.買戻し ⇒▽wr逆立.50MA突破
⇒▼nr.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒▽切り上げ.買い戻し
⇒-▽nr下落.Low ⇒-▽Low2.底値 ⇒▽自立反発

▽反発 
//▲◆◆◆▲//▽◇◆◆▽
・26日の欧州株は反発。-- 高級品ブランドのエルメス・インターナショナルや英銀ナットウエスト・グループなどが好決算を発表したほか、米国でインフレが鈍化した兆しが明らかになった。
・ストックス欧州600指数は0.8%上昇。
・この日はほぼ全ての業種が買われたが、消費者関連株が上げを主導。
・エルメスは4-6月売上高が市場予想を上回り、3.4%高。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンやケリング、モンクレールなど最近売り込まれていた高級品関連銘柄にも買いが広がった。

【欧州債】
◇上昇 
//◇◇◆◇◇//◆◇◆◇◇ 
・26日の欧州債市場は、ドイツ債と英国債が2日続伸。
・6月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前日発表された4-6月のデータで示唆されたよりもインフレが軟化した様子を示し、英独債は朝方の下げを切り返した。

・独国債10年物
⇒2.41% -0.01
⇒2.42% -0.03
⇒2.44% +0.01
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・英国債10年物
⇒4.10% -0.03
⇒4.13% -0.03
⇒4.16% +0.03
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米GDPは予想上回る成長
米経済は4-6月(第2四半期)に予想以上に成長が加速した。実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.8%増加し、前期の2倍の伸び率。~同時に発表された6月の耐久財統計では、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注(速報値)は1%増と、昨年初め以来の高い伸び。先週の米新規失業保険申請件数は前週から1万件減少し、23万5000件となった。

②.EUがメタに制裁金か
フェイスブックの親会社である米メタ・プラットフォームズは、同社にとって初となる欧州連合(EU)からの制裁金を科される見通し。~クラシファイド広告サービス「フェイスブック・マーケットプレイス」をフェイスブックのソーシャルネットワークに抱き合わせているのは、クラシファイド広告市場での圧倒的な地位の悪用に値するとして問題視している。最終的に違反していると判断されれば、年間売上高の最大10%に相当する制裁金が科される恐れがある。

③.今年最大IPO
隙間バイトでワーカーと事業者のマッチングサービスを手がけるタイミーは26日、東京証券取引所グロース市場に1株1450円で新規株式公開(IPO)する。資金調達はせず、既存株主が持ち株を売り出し、市場からの資金吸収額は約470億円と今年最大規模のIPOになる。

④.トランプ氏の強いドル批判に回答
イエレン米財務長官はトランプ前大統領の強いドル批判について問われ、主要7カ国(G7)中央銀行・財務相会合のコミットメントを引き合いに為替レートは市場で決定されるべきだとの見解を示した。~「米国では数年前から、金融引き締め政策が敷かれており」、金利が他国より高い水準にあるとイエレン長官はリオデジャネイロでの記者会見で指摘。

⑤.アマゾンが初の配当も
アマゾン・ドット・コムは今年、手元資金が1000億ドル(約15兆3650億円)を超えると予想されており、他の超大型ハイテク株に続き、株主還元を手厚くする機が熟していると言えそうだ。初の配当に踏み切るかもしれない。~アマゾンは手元資金が潤沢ながらも、長らく継続的な株主還元は行わず、利益を事業に再投資してきた。この姿勢に変化があれば、株価を押し上げそうだ。
26日 【日本株】
日経平均 37,667.41 -202.10 -0.53%
TOPIX 2,699.54 -10.32 -0.38%
日経平均 ⇒▲Low.50MA割れ ⇒▲Wr_Low2 ⇒▲nr.Low3
TOPIX  ⇒▲Low.Sup50MA ⇒▲Wr_Low2 ⇒▲nr.Low3
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.20 +0.18 +0.82% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 22.02 +3.01 +15.83% ⇒▽BigUp
日経平均VI 19.01 -0.05 -0.26% ⇒◆nr.もみあい
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26日、債券上昇、日銀会合前に2年入札順調-日経平均8日続落

・26日の東京株式相場は続落し、TOPIXは4月26日以来の安値。
・世界的なハイテク株離れの流れを受け、東京エレクトロンやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連銘柄が下落した。指数は上昇する場面もあったが、来週の日銀会合を見極める雰囲気もあり、積極的な買いは手控えられた。
・トヨタ自動車が3.7%値下がりし、TOPIXの下落に最も寄与。

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りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト
・世界的にグロース(成長)関連のハイテク株から非ハイテク株への資金移動が起きているため、景気に敏感なバリュー(割安)株が上昇している。
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日経平均は8日続落、半導体株やトヨタ自が後場一段安に

・ダウは上昇したものの、米ハイテク銘柄が引き続き弱かったことから、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は一時切り返し38000円台まで戻す場面が見られたものの、値がさ半導体株が後場一段安。
・日経平均は陰線を残し、2021年9月27日から10月6日以来となる8日続落となった。

・大引けの日経平均は前日比202.10円安(-0.53%)の37667.41円。

・石油・石炭製品、金属製品、機械、パルプ・紙、ゴム製品などが上昇。
・輸送用機器、保険業、電気・ガス業、空運業、サービス業などが下落。

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【個別銘柄】日産自、野村総合研究所、富士通、キヤノン など 


▲日産自 466.2 -18.8大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10億円にとどまり、1500億円程度の市場コンセンサスを大幅に下振れ。通期計画は従来予想の6000億円から5000億円、一転2ケタ減益見通しに下方修正している。
下振れは想定線とみられるが、下方修正幅は想定以上。為替前提はプラス方向に修正されたが、北米が苦戦しており、在庫調整に伴うインセンティブの増加などが影響のもよう。

▽野村総合研究所 4661 +398大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は326億円で前年同期比20.8%増となり、据え置きの通期計画1320億円、前期比9.6%増からみて、想定以上の増益決算になったとみられている。
金融ITソリューションが銀行・保険・証券向けの好調や利益率改善で大幅増益となったほか、IT基盤サービスもセキュリティ関連が好調であったもよう。なお、一過性の利益計上なども押し上げ要因となったよう。

▽富士通 2700 +264.5急伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業損益は214億円の黒字で、前年同期19億円の赤字から黒字転換。コンセンサスを100億円近く上振れ、社内計画も上回る着地であったもよう。
サービスソリューションの受注残高は引き続き高水準が継続し、同部門の営業利益進捗率はこれまでと比較して高水準となっている。安定した好業績評価、並びに業績上振れ期待の高まりを反映する動きになっている。

▽キヤノン 4622 +289大幅反発。
前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は1184億円で前年同期比28.3%増となり、市場予想を200億円近く上回ったもよう。つれて、通期予想は従来の4350億円から4650億円に上方修正、コンセンサスは従来会社計画よりも下の水準であった。
為替前提の変更が上振れ要因だが、構造改革費用計上を相殺しての上方修正であり、同費用計上による来期以降の収益拡大も想定される形。

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7.26 動いた株・出来た株
◇富士通<6702> 2691.5 +256 ⇒ 第1四半期営業黒字転換でコンセンサス上振れ。
◇野村総合研究所<4307> 4655 +392 ⇒ 想定以上の大幅増益決算を評価の動き先行。
◇キヤノン<7751> 4692 +359 ⇒ 4-6月期は市場想定上振れで通期予想を上方修正。
◇マネーフォワード<3994> 4986 +274 ⇒ 米長期金利低下で中小型グロースがしっかり。
◇ヤマシンフィルタ<6240> 438 +21 ⇒ 株価急伸前の水準まで下落して調整一巡感も。
◇中外製薬<4519> 6277 +251 ⇒ 4-6月期は想定以上の大幅増益決算に。
◇竹内製作所<6432> 4965 +195 ⇒ トランプラリーの巻き戻しにも一巡感で。
◇富士電機<6504> 8189 +316 ⇒ 第1四半期は市場想定上振れて2ケタ営業増益に。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3935 -160 ⇒ 売出価格下振れに伴う需給懸念が優勢に。
◆日産自動車<7201> 471.4 -13.6 ⇒ 第1四半期大幅減益で通期予想は想定以上の下方修正に。
◆トヨタ自動車<7203> 2944.5 -75.5 ⇒ 日産の業績悪化なども警戒視か。
◆イビデン<4062> 5835 -139 ⇒ 主力ハイテク株安の流れが重し。
◆東京エレクトロン<8035> 28345 -665 ⇒ SOX指数2%安で半導体関連に売り続く。
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