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2024年7月26日金曜日

◇ドル反発 円もみあい.153円後半 原油.▽買戻し.78ドル台 令和6.7.26.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米GDPは予想上回る成長
米経済は4-6月(第2四半期)に予想以上に成長が加速した。実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.8%増加し、前期の2倍の伸び率。~同時に発表された6月の耐久財統計では、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注(速報値)は1%増と、昨年初め以来の高い伸び。先週の米新規失業保険申請件数は前週から1万件減少し、23万5000件となった。

②.EUがメタに制裁金か
フェイスブックの親会社である米メタ・プラットフォームズは、同社にとって初となる欧州連合(EU)からの制裁金を科される見通し。~クラシファイド広告サービス「フェイスブック・マーケットプレイス」をフェイスブックのソーシャルネットワークに抱き合わせているのは、クラシファイド広告市場での圧倒的な地位の悪用に値するとして問題視している。最終的に違反していると判断されれば、年間売上高の最大10%に相当する制裁金が科される恐れがある。

③.今年最大IPO
隙間バイトでワーカーと事業者のマッチングサービスを手がけるタイミーは26日、東京証券取引所グロース市場に1株1450円で新規株式公開(IPO)する。資金調達はせず、既存株主が持ち株を売り出し、市場からの資金吸収額は約470億円と今年最大規模のIPOになる。

④.トランプ氏の強いドル批判に回答
イエレン米財務長官はトランプ前大統領の強いドル批判について問われ、主要7カ国(G7)中央銀行・財務相会合のコミットメントを引き合いに為替レートは市場で決定されるべきだとの見解を示した。~「米国では数年前から、金融引き締め政策が敷かれており」、金利が他国より高い水準にあるとイエレン長官はリオデジャネイロでの記者会見で指摘。

⑤.アマゾンが初の配当も
アマゾン・ドット・コムは今年、手元資金が1000億ドル(約15兆3650億円)を超えると予想されており、他の超大型ハイテク株に続き、株主還元を手厚くする機が熟していると言えそうだ。初の配当に踏み切るかもしれない。~アマゾンは手元資金が潤沢ながらも、長らく継続的な株主還元は行わず、利益を事業に再投資してきた。この姿勢に変化があれば、株価を押し上げそうだ。
26日 【日本株】
日経平均 37,667.41 -202.10 -0.53%
TOPIX 2,699.54 -10.32 -0.38%
日経平均 ⇒▲Low.50MA割れ ⇒▲Wr_Low2 ⇒▲nr.Low3
TOPIX  ⇒▲Low.Sup50MA ⇒▲Wr_Low2 ⇒▲nr.Low3
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.20 +0.18 +0.82% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 22.02 +3.01 +15.83% ⇒▽BigUp
日経平均VI 19.01 -0.05 -0.26% ⇒◆nr.もみあい
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26日、債券上昇、日銀会合前に2年入札順調-日経平均8日続落

・26日の東京株式相場は続落し、TOPIXは4月26日以来の安値。
・世界的なハイテク株離れの流れを受け、東京エレクトロンやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連銘柄が下落した。指数は上昇する場面もあったが、来週の日銀会合を見極める雰囲気もあり、積極的な買いは手控えられた。
・トヨタ自動車が3.7%値下がりし、TOPIXの下落に最も寄与。

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りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト
・世界的にグロース(成長)関連のハイテク株から非ハイテク株への資金移動が起きているため、景気に敏感なバリュー(割安)株が上昇している。
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日経平均は8日続落、半導体株やトヨタ自が後場一段安に

・ダウは上昇したものの、米ハイテク銘柄が引き続き弱かったことから、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は一時切り返し38000円台まで戻す場面が見られたものの、値がさ半導体株が後場一段安。
・日経平均は陰線を残し、2021年9月27日から10月6日以来となる8日続落となった。

・大引けの日経平均は前日比202.10円安(-0.53%)の37667.41円。

・石油・石炭製品、金属製品、機械、パルプ・紙、ゴム製品などが上昇。
・輸送用機器、保険業、電気・ガス業、空運業、サービス業などが下落。

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【個別銘柄】日産自、野村総合研究所、富士通、キヤノン など 


▲日産自 466.2 -18.8大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10億円にとどまり、1500億円程度の市場コンセンサスを大幅に下振れ。通期計画は従来予想の6000億円から5000億円、一転2ケタ減益見通しに下方修正している。
下振れは想定線とみられるが、下方修正幅は想定以上。為替前提はプラス方向に修正されたが、北米が苦戦しており、在庫調整に伴うインセンティブの増加などが影響のもよう。

▽野村総合研究所 4661 +398大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は326億円で前年同期比20.8%増となり、据え置きの通期計画1320億円、前期比9.6%増からみて、想定以上の増益決算になったとみられている。
金融ITソリューションが銀行・保険・証券向けの好調や利益率改善で大幅増益となったほか、IT基盤サービスもセキュリティ関連が好調であったもよう。なお、一過性の利益計上なども押し上げ要因となったよう。

▽富士通 2700 +264.5急伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業損益は214億円の黒字で、前年同期19億円の赤字から黒字転換。コンセンサスを100億円近く上振れ、社内計画も上回る着地であったもよう。
サービスソリューションの受注残高は引き続き高水準が継続し、同部門の営業利益進捗率はこれまでと比較して高水準となっている。安定した好業績評価、並びに業績上振れ期待の高まりを反映する動きになっている。

▽キヤノン 4622 +289大幅反発。
前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は1184億円で前年同期比28.3%増となり、市場予想を200億円近く上回ったもよう。つれて、通期予想は従来の4350億円から4650億円に上方修正、コンセンサスは従来会社計画よりも下の水準であった。
為替前提の変更が上振れ要因だが、構造改革費用計上を相殺しての上方修正であり、同費用計上による来期以降の収益拡大も想定される形。

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7.26 動いた株・出来た株
◇富士通<6702> 2691.5 +256 ⇒ 第1四半期営業黒字転換でコンセンサス上振れ。
◇野村総合研究所<4307> 4655 +392 ⇒ 想定以上の大幅増益決算を評価の動き先行。
◇キヤノン<7751> 4692 +359 ⇒ 4-6月期は市場想定上振れで通期予想を上方修正。
◇マネーフォワード<3994> 4986 +274 ⇒ 米長期金利低下で中小型グロースがしっかり。
◇ヤマシンフィルタ<6240> 438 +21 ⇒ 株価急伸前の水準まで下落して調整一巡感も。
◇中外製薬<4519> 6277 +251 ⇒ 4-6月期は想定以上の大幅増益決算に。
◇竹内製作所<6432> 4965 +195 ⇒ トランプラリーの巻き戻しにも一巡感で。
◇富士電機<6504> 8189 +316 ⇒ 第1四半期は市場想定上振れて2ケタ営業増益に。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3935 -160 ⇒ 売出価格下振れに伴う需給懸念が優勢に。
◆日産自動車<7201> 471.4 -13.6 ⇒ 第1四半期大幅減益で通期予想は想定以上の下方修正に。
◆トヨタ自動車<7203> 2944.5 -75.5 ⇒ 日産の業績悪化なども警戒視か。
◆イビデン<4062> 5835 -139 ⇒ 主力ハイテク株安の流れが重し。
◆東京エレクトロン<8035> 28345 -665 ⇒ SOX指数2%安で半導体関連に売り続く。
StockCharts ⇒  
7.25
NYダウ   39,935.07 +81.20 +0.20%
NASDAQ 17,181.72 -160.68 -0.93%
S&P500   5,399.22 -27.91 -0.51%

NYダウ(INDU) ⇒▲nr吞込み.様子見 ⇒▲wr.Low ⇒△入首.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▲Wr.Low.50MA割れ ⇒▼切下げ.Low2
S&P500(SPX) ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▲Wr.Low ⇒▲切下げ.Low2  
【 SOX指数 】
5005.36 -100.29 (-1.96%) ⇒▲nr.様子見 ⇒▲Wr.Low.50MA割れ ⇒▲Wr.Low2

【 VIX恐怖指数 】
18.46 +0.43 (+2.23%) ⇒▼切下げ ⇒▽Wr大幅上げ ⇒+▼陰上げ.様子見
⇒ +2.23P
⇒ +22.55P
⇒ -1.27P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
△入首.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。
・同日発表の2024年4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回る伸びとなり、米景気減速への過度な懸念が後退した。買いの勢いが強まる場面があったが、26日発表の6月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたいとして引けにかけては伸び悩んだ。

▼切下げ.Low2 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続落。
・主要なハイテク株への利益確定売りが続いた。
・アルファベットやエヌビディアが下げた。
・前日に大幅安となったテスラは上昇。
//◇◇▲▽◇//◇◆▲▲◇ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇◆//◇◆▲▲◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//◆▼▽◆▲//_▼▼◇▽ 原油 78ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル反発 円もみあい.153円後半 原油.▽買戻し.78ドル台  
7.26
米ドル/円 153.94 153.95
ユーロ/円 166.93 167.00
ユーロ/米ドル 166.93 167.00 *ミス
英ポンド/円 197.84 197.89
豪ドル/円 100.62 100.65
スイスフラン/円 174.63 174.72   
原油(WTIC原油先物) 78.29 +0.69 +0.89% ⇒▼wr.Sup割れ ⇒◇nrはらみ反発 ⇒▽買戻し

▲ドル下落 円全面高続く.153円台 原油.◇nrはらみ反発.77ドル台  
7.25
米ドル/円 153.56 153.59
ユーロ/円 166.48 166.56
ユーロ/米ドル 1.0840 1.0844
英ポンド/円 198.21 198.27
豪ドル/円 101.07 101.10
スイスフラン/円 173.52 173.58   
原油(WTIC原油先物) 77.59 +0.63 +0.82% ⇒▼nr.200MA割れ ⇒▼wr.Sup割れ ⇒▽nrはらみ反発

▲ドル下落 円全面高.155円台 原油.▼wr.Sup割れ.76ドル台 
7.24
米ドル/円 155.57 155.59
ユーロ/円 168.79 168.88
ユーロ/米ドル 1.0850 1.0854
英ポンド/円 200.79 200.85
豪ドル/円 102.86 102.89
スイスフラン/円 174.54 174.58   
原油(WTIC原油先物) 76.96 -1.44 -1.84% ⇒▲Wr.50MA割れ ⇒▼nr.200MA割れ ⇒▼wr.Sup割れ

NYダウは81ドル高、GDP好感もハイテクが重し
1.
・リスク警戒感が根強く、寄り付き後、まちまち。

・しかし、4-6月期国内総生産(GDP)や消費が予想を上回る伸びとなったため景気への悲観的見解が後退し買戻しが先行、相場はプラス圏を回復した。

・ただ、重要インフレ指標の発表を控えた手仕舞い売りが上値を抑制、さらに、ハイテクが弱く、終盤にかけ失速しナスダックは下落に転じ、まちまちで終了。
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・ダウ平均は600ドル近く上昇する場面があった。ハイテク株の売りが膨らんだ前日に500ドルあまり下げていた。米連邦準備理事会(FRB)が重視するPCE物価指数の発表を控えて持ち高を中立に傾ける動きがあった。ただ、様子見姿勢が広がったこともあり、引けにかけては上げ幅を縮小した。

・4〜6月期のGDPは前期比年率2.8%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2.1%増)を上回った。「GDPの上振れで米景気後退への警戒感が薄れ、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの安心感が広がった」(CFRAのサム・ストーバル氏)との声があった。相対的に出遅れ感のある景気敏感株や一部のハイテク株に買いが入った。

・ダウ平均では前日夕に市場予想を上回る決算を発表したIBMが4%上昇した。セールスフォースも高かった。ボーイングやキャタピラーも上げた。一方、25日に決算とあわせて発表した見通しが慎重と受け止められたハネウェル・インターナショナルは5%安だった。マイクロソフトも売られた。

2.
・資本財やエネルギーが上昇。
・消費者サービスが下落。

・前日夕に市場予想を上回る決算を発表したIBMが4%上昇。
・セールスフォースも高かった。ボーイングやキャタピラーも上げた。
・地銀のファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)は純金利収入見通しを引き上げたほか、35億ドル規模の自社株購入計画が好感され。上昇。
・靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は取引終了後に四半期決算を発表。主要ブランドのホカの売り上げが強く、2025年度の調整後1株利益見通しを引き上げ、時間外取引で買われている。


・見通しが慎重と受け止められたハネウェル・インターナショナルは5%安。
・マイクロソフトも売られた。
・ヨガアパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断や目標株価引き下げで、下落。

3.
・主要なハイテク株への利益確定売りが続いた。
・アルファベットやエヌビディアが下げた。
・前日に大幅安となったテスラは上昇。
・検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は競合で人工知能(AI)開発に携わる非営利企業オープンAIがAI検索機能の「サーチGPT」を発表し、売られた。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 160.28 +0.30%
◆ エヌビディア 112.28 -1.72%
◆ ASML 862.63 -1.16%
◆ インテル 31.1 -1.89%
★ QCOM クアルコム 175.39 -3.14%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 202.32 -2.04%
★ AMD 138.32 -4.36%
★ MU ミクロン・テクノロジー 107.45 -2.57%
★ テラダイン 124.34 -13.38%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 159.8 -5.90%
★ エヌビディア 114.25 -6.80%
★ ASML 872.75 -6.44%
★ インテル 31.7 -3.79%
★ QCOM クアルコム 181.07 -6.35%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 206.53 -5.97%
★ AMD 144.63 -6.08%
★ MU ミクロン・テクノロジー 110.28 -3.47%
★ テラダイン 143.54 -5.73%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 169.82 +0.28%
◆ エヌビディア 122.59 -0.77%
◆ ASML 932.81 -0.90%
◆ インテル 32.95 -1.26%
◆ QCOM クアルコム 193.35 -0.83%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 219.65 -1.71%
◆ AMD 154 -1.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 114.25 -0.89%
◆ テラダイン 152.27 -1.42%
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【NY外為】
◇ドル反発 円もみあい
//◇◇▲▽◇// 
・円とスイス・フランが上げを失う展開。-- 予想を上回る米GDPを受け、株式相場が回復し、キャリートレードが復活した。
・円相場はGDP発表前、1ドル=152円台後半で推移していたが、その後に上げを失い、一時は154円32銭まで下げた。

ドル円相場は
⇒¥153.99 ¥0.10 +0.06%
⇒¥153.92 -¥1.67 -1.07%
⇒¥155.59 -¥1.45 -0.92%

>>7.24
日銀は来週の金融政策決定会合で、利上げを検討するとともに向こう数年間に債券購入額をほぼ半減させる計画を公表する可能性が高いと報じた。

【米国株】
▲下落
//◇◇◆▲▲//▽◆▲▲ 
・25日の米株式市場ではS&P500種株価指数とナスダック総合指数が続落。
・大手ハイテク株への売りが再燃したことが響いた。
・経済指標が景気のソフトランディング(軟着陸)観測を強めたため、堅調になる銘柄もあった。

・エネルギーや資本財、金融など景気に敏感なセクターが上昇する一方、最も比重の高いテクノロジーには再び圧力がかかった。


7.25
リソルツ・ウェルス・マネジメントのキャリー・コックス氏
「金利主導で、ハイテクからそれ以外のセクターへの大きなローテーションの最中にある」と指摘。
「確かに、それは痛みを伴うものだが、この嵐を乗り切る価値はあるかもしれない。この強気相場を信じるか、それとも取り残されるリスクを取るかだ」と。

トレードステーションのデービッド・ラッセル氏
「ゴルディロックスの様相が強まっており、スタグフレーションのリスクは薄れつつある」と。
このようなGDP統計は今後の金利低下見通しを維持し、企業業績にとって追い風となる可能性があると。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザッカレリ氏
米経済について、考えられているよりもはるかに強く、市場は成長鈍化を心配していたほどだと。

ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのマット・ペロン氏
この日の経済指標について、「ソフトランディングのシナリオを後押しするものだ」とし、「ストレスにさらされた市場を幾分か安堵(あんど)させるはずだ」と。

BMOウェルス・マネジメントのユンユ・マ氏
「中小型株の追いつこうとする動きはまだ上値の余地があるはずだ。中小企業の収益は年末までに改善し、米金融当局は間もなく1年にわたる利下げを開始するだろう。そうなれば、中小企業に相当な恩恵をもたらす」と。

【米国債】
▽上昇
//▲▽◇◆◆//◆◇◆▽
・米国債は上昇。( 利回り下落 )

・早期利下げを求める声がある一方、米経済が底堅く推移している兆候が現れる中、買いが優勢になった。

・米10年債利回り
⇒4.24% -4.1 -0.96%
⇒4.28% +3.3 +0.78%
⇒4.25% 0.0 +0.00%
  
  
7.25
JPモルガン・アセット・マネジメントの米州担当チーフ・マーケット・ストラテジスト、ガブリエラ・サントス氏
「積極的な利下げが急務だとは思わない」としながらも、「遅かれ早かれ金利を正常化することが重要だ。早ければ来週とは思わないが、25日朝のデータを受けても9月の可能性は高い」と。

【原油】
◇続伸
//◆▼▽◆▲//▼▼◇◇ 
・朝方には下落し、6月初旬以来の安値を付けていたが、株価上昇につられる形で上げに転じた。
・米エネルギー情報局(EIA)が前日公表した統計によると、原油在庫は先週374万バレル減り、4週連続の減少となっていた。ガソリンと留出油の在庫もそれぞれ縮小した。

・WTI先物9月限は、前日比69セント(0.9%)高の1バレル=78.28ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は66セント(0.8%)上げて82.37ドル。

7.25
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「米GDPとコア資本財受注の発表を受けて、資産クラス全般が持ち直した。両統計はともに予想上振れとなったほか、インフレの指標は弱めだった」と。

【NY金】
◆下落
//◇▽▲◆◆//◆◇◇◆ 
・4-6月(第2四半期)の米実質GDPが市場予想を上回り、早期利下げ観測が後退したことから、売りが優勢になった。
・金スポットは先週、米金融当局が想定よりも大幅かつ早期に利下げを実施するとの観測から、最高値を更新していた。金利低下は利息を生まない金にとってプラスとなる。
・26日に発表される米個人消費支出(PCE)のデータでは、米金融当局がインフレ指標として重視するPCE価格指数が物価圧力の弱まりを示唆すると予想されている。

・金先物12月限は、64.10ドル(▲2.6%)下げて2399.90ドル。

7.25
トロント・ドミニオン銀行のマネジングディレクター兼商品ストラテジスト、バート・メレク氏
「今回のデータは金にとって良い材料ではない」と指摘。金利スワップ市場では9月の利下げがなお織り込まれているが、商いが活発な中で、利益確定の動きが金を押し下げたと、同氏は説明。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,186.35 +32.66 +0.40%
独DAX指数 18,298.72 -88.74 -0.48%
仏CAC指数 7,427.02 -86.71 -1.15%
⇒▲はらみ.様子見 ⇒▼nr.様子見 ⇒▽反発.買戻し
⇒△nr.50MA突破 ⇒▼nr.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見
⇒▲はらみ.様子見 ⇒-▽nr下落.Low ⇒-▽Low2.底値

◆下落 
//▲◆◆◆▲//▽◇◆◆
・25日の欧州株は下落。-- 仏高級品メーカーのケリング、スイス食品メーカーのネスレが発表した決算はいずれも低調だった。
・ストックス欧州600指数は0.7%安。
・フランスのCAC40指数は1.2%下落し、5月に付けたピークからの下げが10%に達した。
・ケリングは高級品需要が冷え込んでいると警告し、下期(7-12月)の減益見通しを発表。これを受け、同社をはじめ消費者関連株が売られた。
・ネスレは通期売上高の見通しを下方修正し、5.1%安。1-6月の大幅減益を明らかにした自動車メーカーのステランティスは8.7%安で引けた。

【欧州債】
◇上昇 
//◇◇◆◇◇//◆◇◆◇ 
・25日の欧州債市場は、朝方にドイツ債や英国債など安全資産を求める買いが膨らんだものの、米国の4-6月実質国内総生産(GDP)速報値および個人消費支出(PCE)コア価格指数が予想を上回り、上げを縮小した。
・ドイツ債と英国債の利回り曲線は3日連続でスティープ化した。

・独国債10年物
⇒2.42% -0.03
⇒2.44% +0.01
⇒2.44% -0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.13% -0.03
⇒4.16% +0.03
⇒4.12% -0.04
---------------------------

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