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2024年7月25日木曜日

▲ドル下落 円全面高続く.153円台 原油.◇nrはらみ反発.77ドル台 令和6.7.25.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.日銀は来週にも利上げ検討との報道
日本銀行は来週の金融政策決定会合で、利上げを検討するとともに向こう数年間に債券購入額をほぼ半減させる計画を公表する可能性が高いと。~9人から成る政策委員会は近い将来に金利を引き上げる必要性があるとの見解で一致しているものの、それが来週なのか年内の後の時期なのかコンセンサスはないと。

②.イスラエル首相が米議会で演説
イスラエルのネタニヤフ首相は米議会で演説し、イスラム組織ハマスに対する戦争ではイスラエルと米国が結束を維持する必要があると訴えた。~民主党議員の多くが演説をボイコットし、議事堂の外では警官隊が催涙スプレーを用いてデモ隊のコントロールにあたった。

③.システム障害の原因
米サイバーセキュリティー会社クラウドストライク・ホールディングスは、世界各地に影響が広がった大規模なシステム障害の原因について、ソフトウエアの更新版に欠陥がないかを検査する品質保証ツールに不具合があり、結果的に問題のソフトが顧客に流出してしまったとする報告書を発表。~今回の大規模障害では、クラウドストライクのミスが世界の重要なビジネスやサービスを完全に麻痺(まひ)させ得ることが浮き彫りになった。

④.テスラ決算の波紋
米テスラの4-6月(第2四半期)決算は大きな失望を招き、株価は24日に一時約13%下落した。複数のアナリストが目標株価を下方修正し、少なくとも3人が投資判断も引き下げた。~テスラ株にとって最大の課題は、株価を押し上げるだけの強力な材料が短期的に不足していることだとアナリストは指摘している。

⑤.セクストーション
フェイスブックやインスタグラム、ワッツアップを傘下に抱えるメタ・プラットフォームズは、ナイジェリアのユーザーアカウント6万3000件を削除した。性的な写真を使った脅迫に関連したアカウントだという。~連邦捜査局(FBI)はこうした「セクストーション(性的画像を使った脅迫)」を含め、米国では子どもを標的とした犯罪が急速に増えていると指摘。
25日 【日本株】
日経平均 37,869.51 -1,285.34 -3.28%
TOPIX 2,709.86 -83.26 -2.98%
日経平均 ⇒▲nr切下げ.Sup50MA ⇒▲Low.50MA割れ ⇒▲Wr_Low2
TOPIX  ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▲Low.Sup50MA ⇒▲Wr_Low2
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.02 +3.01 +15.83% ⇒▽BigUp
日経平均VI 19.01 -0.05 -0.26% ⇒◆nr.もみあい
日経平均VI 19.06 -1.54 -7.48% ⇒◆BigDn_nr
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25日、決算警戒で日経平均1200円超下落、円152円台に上昇

・25日の東京株式相場は大幅安。
・日経平均株価は7日続落し、心理的節目の3万8000円を下回った。
・前日の米国でアルファベットやテスラといった決算銘柄や大型テクノロジー株が売られたことや、急速な円高が懸念された。
・電機や機械など輸出関連や銀行や保険といった金融株の下げが目立った。
・日立製作所や東京エレクトロン、ディスコといった電機・半導体関連が大きく下げ、決算が失望されたルネサスエレクトロニクスと日産自動車は急落。

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アセットマネジメントOneの清水毅チーフマーケットアナリスト
・米ハイテク株売りを受けた利益確定売りを指摘。
・米国の流れを受けたことに加え、日本には円高の悪材料があるとした上で、中長期のファンダメンタルズを崩すものはなく、日経平均3万8000円割れはあとから買い場だったと見えるのではないかと。
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日経平均は大幅安で7日続落、米株安と円高加速で今年最大の下落率に

・米主要株価指数の大幅安やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比5%超下落したことなどから、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・円高ドル安加速も加わり、ハイテク株中心に大幅安となったことで、日経平均は下げ幅を拡大。
・後場一段安の展開となり、終値ベースでは4月26日以来の38000円台を割り込み、今年最大の下落率となった。

・大引けの日経平均は前日比1285.34円安(-3.28%)の37869.51円。

・空運業、陸運業、水産・農林業の3セクターのみ上昇。
・電気機器、証券・商品先物取引業、保険業、機械、銀行業などが下落。

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【個別銘柄】ディスコ、小林製薬、オープンドア など 


▲ディスコ 46850 -1950大幅続落。
米国株式市場の大幅下落や為替市場での円高進行を受け、本日の東京市場は全面安の展開になっている。なかでも、同社やルネサス、アドバンテストなど半導体関連の主力株が下落率上位に顔を揃える。
決算が嫌気されてテスラが12%安、アルファベットが5%安となるなど、米国ではハイテク株を中心に売りが広まっており、半導体関連でもエヌビディアが6.8%安となって、SOX指数は5.4%の大幅安になっている。

▽小林製薬 5908 +258大幅続伸。
前日に提出された大量報告書によると、オアシスマネジメントが5.20%を保有する大株主になっていることが明らかになっている。保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為を行うこととしている。
「紅麹」成分入りのサプリメントを巡る健康被害問題により、経営トップから創業家が退くことになった直後のタイミングでもあり、思惑買いを誘う展開にもなっているよう。

▽オープンドア 770 +25大幅続伸。
東京外国為替市場で対ドルの円相場は一時1ドル=152円台にまで上昇、約2カ月半ぶりの円高・ドル安水準となっている。月末の日銀金融政策決定会合を前に、日銀の利上げ観測が高まっているようだ。
ドル安・円高の進行を受けて、円高メリットとされる食品株などの一角が買われているが、円高は海外旅行者の増加につながるとの見方から、同社なども円高メリット株として注目されているようだ。

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7.25 動いた株・出来た株
◇小林製薬<4967> 5953 +303 ⇒ オアシスマネジメントの大量保有が明らかに。
◇オープンドア<3926> 782 +37 ⇒ 円高進行による海外旅行者増加期待。
◇ニチレイ<2871> 3884 +150 ⇒ 円高の一段の進展を買い材料視。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4100 -525 ⇒ SOX指数の大幅安で半導体関連が軟調。
◆ヤマシンフィルタ<6240> 409 -49 ⇒ トランプラリーの反動から処分売りが続く形に。
◆日本マイクロニクス<6871> 5720 -530 ⇒ 半導体関連株安に連れ安へ。
◆川崎重工業<7012> 5413 -484 ⇒ 防衛関連にも利食い売り圧力が強まる流れで。
◆リクルートHD<6098> 8225 -712 ⇒ 米長期金利上昇がグロース株の逆風にも。
◆日立製作所<6501> 3135 -263 ⇒ 国内向け業務用空調事業の継続には疑問点とも。
◆ソフトバンクグループ<9984> 9548 -787 ⇒ 米ナスダックの大幅安が響く形で。
◆アドバンテスト<6857> 5636 -439 ⇒ 主力の半導体製造装置株は総じて安く。
◆IHI<7013> 5017 -384 ⇒ 総合重機大手各社がそろって安い。
◆三菱重工業<7011> 1731.5 -118.5 ⇒ 全体株安で上げ目立った防衛関連株も軟化。
◆ディスコ<6146> 45480 -3320 ⇒ 全面安の中でも半導体関連の下げ目立つ。
◆TOWA<6315> 8560 -610 ⇒ 半導体製造装置株安の流れ受ける。
◆三越伊勢丹<3099> 2935.5 -208.5 ⇒ 円高による今後のインバウンド需要への警戒感も。
StockCharts ⇒  
7.24
NYダウ   39,853.87 -504.22 -1.25%
NASDAQ 17,342.41 -654.93 -3.64%
S&P500   5,427.13 -128.61 -2.31%

NYダウ(INDU) ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒▲nr吞込み.様子見 ⇒▲wr.Low
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽反発.買戻し ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▲Wr.Low.50MA割れ
S&P500(SPX) ⇒▽反発.買戻し ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▲Wr.Low  
【 SOX指数 】
5105.65 -292.24 (-5.41%) ⇒▽反発.買戻し.Sup50MA ⇒▲nr.様子見 ⇒▲Wr.Low.50MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
18.04 +3.32 (+22.55%) ⇒▲吞込み ⇒▼切下げ ⇒▽Wr大幅上げ
⇒ +22.55P
⇒ -1.27P
⇒ -9.75P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▲wr.Low ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・前日に決算を発表した大型ハイテク株が急落。売りは他のハイテク株にも広がり、米株相場全体を下押しした。

▲Wr.Low.50MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
・半導体関連株は全面安。
・エヌビディアやメタプラットフォームズの下げが目立った。
・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に続落し、5.4%安。
//◇◇▲▽◇//◇◆▲▲ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇◆//◇◆▲▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//◆▼▽◆▲//_▼▼◇ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 円全面高続く.153円台 原油.◇nrはらみ反発.77ドル台  
7.25
米ドル/円 153.56 153.59
ユーロ/円 166.48 166.56
ユーロ/米ドル 1.0840 1.0844
英ポンド/円 198.21 198.27
豪ドル/円 101.07 101.10
スイスフラン/円 173.52 173.58   
原油(WTIC原油先物) 77.59 +0.63 +0.82% ⇒▼nr.200MA割れ ⇒▼wr.Sup割れ ⇒▽nrはらみ反発

▲ドル下落 円全面高.155円台 原油.▼wr.Sup割れ.76ドル台 
7.24
米ドル/円 155.57 155.59
ユーロ/円 168.79 168.88
ユーロ/米ドル 1.0850 1.0854
英ポンド/円 200.79 200.85
豪ドル/円 102.86 102.89
スイスフラン/円 174.54 174.58   
原油(WTIC原油先物) 76.96 -1.44 -1.84% ⇒▲Wr.50MA割れ ⇒▼nr.200MA割れ ⇒▼wr.Sup割れ

◆ドル下落 円安一服.156円台 原油.▼nr.200MA割れ.78ドル台  
7.23
米ドル/円 156.95 156.97
ユーロ/円 170.89 170.98
ユーロ/米ドル 1.0889 1.0893
英ポンド/円 202.91 203.00
豪ドル/円 104.26 104.30
スイスフラン/円 176.38 176.48   
原油(WTIC原油先物) 78.40 -0.24 -0.31% ⇒▲かぶせ ⇒▲Wr.50MA割れ ⇒▼nr.200MA割れ

NYダウは504ドル安、一部ハイテクの冴えない決算を警戒
1.
・一部ハイテク企業の冴えない決算に失望した売りがけん引し、寄り付き後、下落。

・世界の経済指標も冴えず、さらに国内の新築住宅販売指標も弱く、景気への懸念も広がり終日軟調に推移した。

・終盤にかけても根強い政局不透明感などに手仕舞い売りが加速し下げ幅を拡大し、終了。
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・ダウ平均の構成銘柄ではないが、テスラが12%安で終えた。23日夕に発表した2024年4〜6月期決算は1株利益が市場予想を下回った。主力の電気自動車(EV)事業が振るわず、嫌気された。同じく決算を発表したアルファベットも、動画投稿サイト「YouTube」の広告収入が伸び悩んだことが売り材料視され、大幅安で終えた。

・ニューヨーク連銀前総裁のビル・ダドリー氏は24日の米ブルームバーグ通信の記事で「9月会合まで利下げを待つのは景気後退のリスクを不必要に増やす」との考えを示し、7月30〜31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを始めるべきだとの見方を示した。24日発表の7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)が好不況の境目である50を下回ったこともあり、景気減速への懸念が意識されたのも米株の売りを促した。

・アルファベットやテスラの株価は足元にかけて大幅に上昇してきた後で、決算をきっかけに利益確定売りが膨らんだ面もある。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトやアップル、アマゾン・ドット・コムの下げが目立った。市場では「これまで相場をけん引してきたハイテク銘柄の決算が市場の期待に届かず、投資家心理が冷え込むとの警戒感が広がった」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)との声が聞かれた。

2.
・電気通信サービスや公益事業が上昇。
・自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落。

・資金の一部はディフェンシブ株に向かい、ジョンソン・エンド・ジョンソンやベライゾン・コミュニケーションズ、メルクが上昇。
・通信のAT&T(T)は第2四半期決算でプロモーションが奏功し、携帯電話の契約者数が大幅増加したことが好感され、上昇。
・ヘルスケア関連施設を所有するテネット・ヘルスケア(THC)は第2四半期決算の内容が予想を上回り、上昇。
・コンピューター・ソリューション会社のIBM(IBM)は取引終了後に第2四半期決算を発表。AIが奏功し、調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。


・マイクロソフトやアップル、アマゾン・ドット・コムの下げが目立った。
・インテルやボーイング、ナイキが下落。
・クレジットカード会社のビザ(V)は第2四半期決算で利益9%増と予想を上回ったが、見通しが予想を下回り、下落。
・自動車メーカーのフォード(F)は1株利益が予想を下回り、時間外取引で下落している。

3.
・半導体関連株は全面安。--フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に続落し、5.4%安。
・エヌビディアやメタプラットフォームズの下げが目立った。
・電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は販売鈍化や値下げが響き、純利益45%減が嫌気され、大きく売られた。
・グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は第2四半期決算で増収増益となったがユーチューブでの広告収入が予想を下回り、失望感から下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 159.8 -5.90%
★ エヌビディア 114.25 -6.80%
★ ASML 872.75 -6.44%
★ インテル 31.7 -3.79%
★ QCOM クアルコム 181.07 -6.35%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 206.53 -5.97%
★ AMD 144.63 -6.08%
★ MU ミクロン・テクノロジー 110.28 -3.47%
★ テラダイン 143.54 -5.73%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 169.82 +0.28%
◆ エヌビディア 122.59 -0.77%
◆ ASML 932.81 -0.90%
◆ インテル 32.95 -1.26%
◆ QCOM クアルコム 193.35 -0.83%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 219.65 -1.71%
◆ AMD 154 -1.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 114.25 -0.89%
◆ テラダイン 152.27 -1.42%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 169.35 +2.16%
☆ エヌビディア 123.54 +4.76%
☆ ASML 941.26 +5.13%
◇ インテル 33.37 +1.18%
☆ QCOM クアルコム 194.97 +4.70%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 223.47 +6.28%
☆ AMD 155.87 +2.83%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 115.28 +0.89%
☆ テラダイン 154.46 +5.49%
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【NY外為】
▲ドル下落 円全面高続く
//◇◇▲▽◇// 
・円が幅広く上昇。-- キャリートレードの巻き戻しに加え、日本銀行が来週の金融政策決定会合で大幅な政策変更を行うとの臆測から、円の買い戻しが入った。米ハイテク株の下落も円への逃避需要を高めた。
・対ドルでは一時、1ドル=153円11銭と、5月以来の高値を付けた。

ドル円相場は
⇒¥153.92 -¥1.67 -1.07%
⇒¥155.59 -¥1.45 -0.92%
⇒¥157.07 -¥0.41 -0.26%

7.24
日銀は来週の金融政策決定会合で、利上げを検討するとともに向こう数年間に債券購入額をほぼ半減させる計画を公表する可能性が高いと報じた。

【米国株】
▲下落
//◇◇◆▲▲//▽◆▲ 
・米株式相場は続落。
・超大型ハイテク企業の決算シーズンが期待外れのスタートとなったことで現実を直視せざるを得ない格好となり、強気相場を支えてきた人工知能(AI)ブームは行き過ぎかもしれないとの懸念が強まった。

・アルファベットは5%安。AIでの競争でリソースをさらに投入し、設備投資はアナリストの予想を上回った。
・利益が予想に届かなかったテスラは12%安。自動運転タクシー「ロボタクシー」の発表を延期したことも明らかにした。


7.24
ブック・リポートのピーター・ブックバー氏
「投資家はようやくAI投資について、収益を生み出す原動力というより、今はむしろ費用だとの現実に気づき始めている」と。

ハーグリーブス・ランズダウンのスティーブ・クレイトン氏
ハイテク大手7社で構成する「マグニフィセント・セブン」について、今年から「まずまずセブン(So-So Seven)」だと言われ始めるかもしれないとし、テスラとアルファベットの決算は勢いを維持するには不十分だと。

XTBの調査ディレクター、キャスリーン・ブルックス氏
「巨大ハイテク企業の決算シーズンが始まったが、市場は満足していない。決算には多くの期待がかかっていたが、AIの有効性と利益の可能性に関する疑問に対して明確な答えを示せていない」と。

【米国債】
◆下落
//▲▽◇◆◆//◆◇◆
・米国債は下落。( 利回り上昇 )

・米国債市場では2年債利回りが一時、2月以来の水準に低下した。米金融当局が近く利下げに踏み切るとの思惑が強まったことが背景にある。

・米10年債利回り
⇒4.28% +3.3 +0.78%
⇒4.25% 0.0 +0.00%
⇒4.25% +1.4 +0.32%
  
  
7.24
ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「米国債の大幅なスティープ化が継続する巨大な嵐が到来している」と。
ダドリー氏の見解に加え、ドイツの製造業データが予想外に軟化し、世界的な成長の鈍化を示したことを挙げた。

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのグローバル債券担当最高投資責任者、マイケル・クシュマ氏
「利下げサイクルに移行しているのは明らかだ」と発言。2年債利回りはすでに十分に低下しており、少なくとも今後予想される利下げ幅の大半は反映されているとの見方を示した。
さらに「2年債利回りが4.25%、あるいはそれ以下に低下するのを正当化できるほど、FOMCが今後6-9カ月間に利下げをするとは思えない」と。

【原油】
◇反発
//◆▼▽◆▲//▼▼◇ 
・米エネルギー情報局(EIA)の統計で原油在庫が2月以来の水準に減少したことが示された。
・米原油在庫は先週374万バレル減り、4週連続の減少となった。ただ、株式相場の下落も意識され、原油の上げは限定された。
・米国のガソリン在庫は3月以来の大幅減となった。一部製油所の稼働停止が続いているほか、夏のドライブシーズンに伴い、燃料需要は4週間ベースで2021年以来の高水準となっている。ドライブシーズンは通常、7月終盤にピークを迎えるが、相場上昇の余地はまだ残っている可能性がある。

・WTI先物9月限は、前日比63セント(0.8%)高の1バレル=77.59ドル。
・ロンドンICE北海ブレント9月限は70セント(0.9%)上げて81.71ドル。

7.24
トータス・キャピタル・アドバイザーズのポートフォリオマネジャー、ロブ・サメル氏
「まだ夏のドライブシーズンだ」と指摘。「休暇はまだ残っている。需要に関して向こう数週間に良い数字がなお見られる可能性はある」と。

【NY金】
◇上昇
//◇▽▲◆◆//◆◇◇ 
・金スポット相場は上げを消す展開。--米経済指標の発表を待つ中、期間長めの米国債利回りが上昇したことが背景にある。
・ダドリー前ニューヨーク連銀総裁が米金融当局に利下げを呼びかけたことで、早期の利下げ観測が高まり、朝方低下していた同利回りは上昇に転じた。
・市場の関心は週内に発表される個人消費支出(PCE)のデータに移っている。米金融当局が重視するPCE価格指数は利下げの道筋を明らかにする可能性がある。

・金先物12月限は、8.80ドル(0.4%)上げて2464ドル。

>>7.22
TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏
新たな不確実性が安全逃避先としての金の妙味を高める一方、トランプ・トレードの反転は一段の売りを誘発する可能性があるとリポート。
市場ではまた、アジアで買い疲れの兆候が見られることも意識された。中国での需要が減少しつつあることを示唆している。-- 上海先物取引所での動向も踏まえると、「金には下方向の窓が開いている」ことが示唆されるとガリ氏。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,153.69 -13.68 -0.17%
独DAX指数 18,387.46 -170.24 -0.92%
仏CAC指数 7,513.73 -84.90 -1.12%
⇒△反発.買戻し ⇒▲はらみ.様子見 ⇒▼nr.様子見
⇒▽反発.買戻し ⇒△nr.50MA突破 ⇒▼nr.様子見
⇒△反発.買戻し ⇒▲はらみ.様子見 ⇒-▽nr下落.Low

◆下落 
//▲◆◆◆▲//▽◇◆
・24日の欧州株は下落。
・この日は多くの企業決算が発表された。ドイツ銀行や仏高級品ブランドグループのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンはいずれも下落。両社の決算は失望を誘った。
・ストックス欧州600指数は0.6%安。
・ドイツ銀は4-6月(第2四半期)決算が4年ぶりの赤字。株価は一時、9%安まで売り込まれた。

【欧州債】
◆下落 
//◇◇◆◇◇//◆◇◆ 
・欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線がツイストスティープ化。償還期限が短めの国債が上昇した一方、長期債は朝方の下げを消した。
・7月のユーロ圏HCOB総合購買担当者指数(PMI)が市場予想を下回り、欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が強まった。

・独国債10年物
⇒2.44% +0.01
⇒2.44% -0.06
⇒2.50% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.16% +0.03
⇒4.12% -0.04
⇒4.16% +0.04
---------------------------

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