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2024年6月29日土曜日

◇ドルもみあい 円安進む 原油.◆かぶせ.調整.81ドル台 令和6.6.29.Sat

StockCharts ⇒  
6.28
NYダウ   39,118.86 -45.20 -0.12%
NASDAQ 17,732.60 -126.08 -0.71%
S&P500   5,460.48 -22.39 -0.40%

NYダウ(INDU) ⇒▽反発.Sup10MA ⇒▽nr.もみあい ⇒-△nr下げ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽切り上げ.Sup10MA ⇒◇nr.もみあい ⇒▲吞込み.調整
S&P500(SPX) ⇒▽nr切り上げ.Sup10MA ⇒◇nr.もみあい ⇒▲吞込み.調整 
【 SOX指数 】
5472.26 +51.17(+0.94%) ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒◆nr.もみあい ⇒△nr反発.test10MA

【 VIX恐怖指数 】
12.44 +0.20 (+1.63%) ⇒▲下げ ⇒▲切り下げ ⇒▽はらみ反発
⇒ +1.63P
⇒ -2.47P
⇒ -2.26P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
-△nr下げ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。
・前日夕に決算を発表したナイキが急落し、指数を押し下げた。月末と四半期末が重なり、持ち高調整の売りも重荷となった。もっとも、5月の米個人消費支出(PCE)物価指数や消費者の景況感の改善を示す指標を受け、ダウ平均は上昇する場面もあった。

▲吞込み.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落。
・メタプラットフォームズやアルファベット、エヌビディアが下げた。
//◇◇◇◇▽▽//◆◆◇▽◆◇ ドル円 160円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇◇◇◇//◆◇◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▽_▽◆//_▽▲◇▽◆ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安進む 原油.◆かぶせ.調整.81ドル台  
6.29
米ドル/円 160.84 160.93
ユーロ/円 172.30 172.42
ユーロ/米ドル 1.0710 1.0718
英ポンド/円 203.32 203.45
豪ドル/円 107.23 107.29
スイスフラン/円 178.88 179.01
原油(WTIC原油先物) 81.54 -0.20 -0.24% ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽反発 ⇒◆かぶせ.調整

◆ドルもみあい 円安維持.160円後半 原油_▽反発.81ドル台 
6.28
米ドル/円 160.70 160.71
ユーロ/円 171.98 172.06
ユーロ/米ドル 1.0702 1.0706
英ポンド/円 203.08 203.14
豪ドル/円 106.79 106.82
スイスフラン/円 178.81 178.84
原油(WTIC原油先物) 81.74 +0.84 +1.04% ⇒▲wrかぶせ.調整 ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽反発

▽ドル強い 円安進む.160円後半 原油.◇nr入首.様子見.80ドル台  
6.27
米ドル/円 160.72 160.73
ユーロ/円 171.63 171.71
ユーロ/米ドル 1.0679 1.0683
英ポンド/円 202.84 202.91
豪ドル/円 106.83 106.87
スイスフラン/円 179.16 179.19
原油(WTIC原油先物) 80.90 +0.07 +0.09% ⇒▽吞込み反発 ⇒▲wrかぶせ.調整 ⇒◇nr入首.様子見

NYダウは45ドル安、PCE受け利下げ観測強まる
1.
・寄り付きはまちまち。

・5月PCE価格指数(コア)の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、FRBによる利下げ観測が強まり相場を支えたが、ダウは決算が失望されたスポーツ用品メーカーのナイキが重しとなり下げて始まった。
・6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことを受けて上昇。

・ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じ、主要株式指数は小幅に下落して取引を終えた。
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・朝方は低下していた米長期金利が午後は前日終値(4.28%)を上回る4.3%台半ばで推移する場面が目立った。金利上昇も株式の相対的な割高感につながった。来週7月4日は独立記念日で連休を取る市場関係者が多いとみられ「休暇前に利益確定売りに動きやすかった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声も聞かれた。

・午前にダウ平均は280ドル近く上昇する場面もあった。5月のPCE物価指数は前月比横ばいと、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と同じだった。4月は0.3%上昇していた。エネルギーと食品を除くコア指数も0.1%上昇と市場予想通りだった。コア指数の前年同月比の上昇率は2.6%と市場予想と一致し、伸びは4月(2.8%)から鈍化。米連邦準備理事会(FRB)が「早ければ9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げする可能性を高めた」(ウェルズ・ファーゴ)と受け止められた。

・ミシガン大学が28日午前に発表した6月の消費者態度指数(確報値)は68.2と、速報値(65.6)から上方修正され、市場予想(66.0)も上回った。併せて公表された1年先の予想インフレ率は3.0%と、前月と6月速報値(ともに3.3%)から低下し、インフレへの警戒感が後退した。景気減速への懸念も和らぎ、景気敏感株や消費関連株を中心に買いを支えた面もあった。

2.
・銀行、運輸などが上昇。
・耐久消費財・アパレルの下げが目立った。

・ユナイテッドヘルス・グループやキャタピラー、JPモルガン・チェース、アメリカン・エキスプレス、セールスフォースは買われた。
・シティグループ(C)やJPモルガン・チェース(JPM)など銀行株が上昇。ストレステスト通過を受け、株主還元策への期待から買われた



・前日まで買いが目立ったアマゾン・ドット・コムが2%あまり下げた。
・アップルやマイクロソフトも売られた。
・メルクやウォルト・ディズニー、ビザも安い。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は前日引け後に発表した四半期決算が市場予想を下回ったほか、25年通期の減収見通しを示し大幅安。


3.
・メタプラットフォームズやアルファベット、エヌビディアが下げた。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 173.81 +1.27%
◆ エヌビディア 123.54 -0.36%
◆ ASML 1022.73 -0.51%
◇ インテル 30.97 +1.24%
◇ QCOM クアルコム 199.18 +2.07%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 235.99 +1.49%
◇ AMD 162.21 +1.72%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 131.53 -0.53%
◇ テラダイン 148.29 +0.49%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 171.63 -0.26%
◆ エヌビディア 123.99 -1.91%
◇ ASML 1028.01 +1.12%
◇ インテル 30.59 +0.16%
◆ QCOM クアルコム 195.15 -1.10%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 232.53 +0.16%
◇ AMD 159.47 +1.23%
★ MU ミクロン・テクノロジー 132.23 -7.12%
◇ テラダイン 147.57 +0.48%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 172.07 -0.31%
◇ エヌビディア 126.4 +0.25%
◆ ASML 1016.6 -0.66%
◆ インテル 30.54 -0.65%
◆ QCOM クアルコム 197.33 -2.39%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 232.17 -0.90%
◆ AMD 157.54 -1.69%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 142.36 +0.88%
◆ テラダイン 146.87 -0.47%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安進む
//◇◇_▽▽//◆◇◇◆◇ 

・円相場は対ドルで小幅安。朝方の米PCE統計発表後に一時、1ドル=160円26銭まで買われる場面もあったが、その後は下げに転じた。

ドル円相場は
⇒¥160.89 ¥0.13 +0.08%
⇒¥160.77 -¥0.04 -0.02%
⇒¥160.85 ¥1.15 +0.72%

6.28
バリンジャー・グループの為替ストラテジストオ、カイル・チャップマン氏
「この巨大な金利差を埋める米金融当局のハト派転換まで、全ては円安基調における小さな動きに過ぎないようだ」と述べた。

ブリッジウォーター・アソシエーツの元最高投資ストラテジスト、レベッカ・パターソン氏
「日本に必要なのは、日銀や財務省がやることではない。実際にはドルの問題だ」と指摘。
「ドルは世界の支配的通貨だ」と話した。

ヌビーンの債券戦略責任者トニー・ロドリゲス氏
米国について経済成長の鈍化と根強いインフレが混在しているとし、「米金融当局の姿勢が非常にゆっくりで、忍耐強い」ものになることを意味すると指摘。「これはドルの支えになる」と述べた。

【米国株】
▲反落
//◇◇_◇◆//◆◆◇◇▲ 
・28日の米株式相場は反落。
・米大統領選に関するニュースに注意を払いつつ、フランス国民議会(下院)選挙第1回投票を30日に控えて慎重な姿勢が強まり、主な株価指数は下げに転じた。

・前夜に行われたバイデン大統領とトランプ前大統領の討論会を受けて、あらゆるセクター全体でポジションを調整する動きが進んだ。-- バイデン氏のパフォーマンスがさえなかったことで、トランプ氏返り咲きの確率が高まるとの見方が浮上した。
・フランス下院選第1回投票を2日後に控え、マクロン大統領の支持率は3カ月ぶりの低水準に沈んだ。マリーヌ・ルペン氏が率いる極右政党「国民連合(RN)」は、ライバル政党の追い上げが停滞するなか、リードを広げている。


6.28
JPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏
S&P500種について、今後数カ月に低迷し年末までに4200に下落すると予想。
景気減速から業績見通しの下方修正に至るまで、向かい風が強まるとみている。
 「米国株バリュエーションの大幅上昇と景気循環の間に明らかな断絶がある」と同氏はリポートで指摘。--成長見通しが弱まりつつあることを踏まえれば、S&P500種の年初来15%上昇は正当化されないと付け加えた。

LPLファイナンシャルのチーフ・テクニカル・ストラテジスト、アダム・ターンキスト氏
歴史的に上期が好調な場合、下期のリターンも平均を上回る傾向があると指摘。
「高いバリュエーションや買われ過ぎの状態、市場に広がりが見られない状況は、相場が上げ一服になる可能性を示唆しているが、季節的なトレンドは勢いが下期も続く可能性を示唆している」と述べた。

ゴールドマン・サックス・グループのグローバル・マーケッツ部門マネジングディレクター兼タクティカルスペシャリストのスコット・ルブナー氏
米大統領選とその余波が今年後半に市場を大きく揺るがすとみている。「7月4日以降は、エクスポージャーを今の水準から減らすことを考えるだろう」と述べた。

【米国債】
▲下落
//▲▽_◆◇//◇◆▲▽
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・米個人消費支出(PCE)価格指数の発表後は利下げ観測が強まり、利回りは低下したが、その後は上げに転じた。

・米10年債利回り
⇒4.40% 11.0 +2.56%
⇒4.28% -4.5 -1.04%
⇒4.33% 7.8 +1.83%
  
6.28
CIBCプライベート・ウェルスUSのデービッド・ドナベディアン氏
「市場の観点からすれば、この日のPCE統計はほぼ完璧だった」と指摘。
「米金融当局が重視するインフレ指標はインフレが当局目標に向かって進んでいることだけでなく、景気が底堅いことも示した。消費支出は増加傾向にあり、数カ月にわたって低迷していた実質可処分所得も増えた」と話した。

モハメド・エラリアン氏
PCEインフレ指標の伸びが5月に鈍化したことについて、金融当局による政策ミスのリスクを高めている景気減速が浮き彫りになったと述べた。
「景気は多くのエコノミストの予想よりも速いペースで減速しつつあり、米金融当局が見込んでいたよりも急速だ」と述べた。

【原油】
◆小反落
//▽▽_▽◆//▽▲◇▽◆ 
・市場では供給増加と中東情勢悪化の両方が意識された。
・需給を巡る懸念もある中、地政学的緊張の高まりが原油相場を下支えている。イスラエルはパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとの戦争を続ける一方で、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとも全面戦争に近づきつつある。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は紅海での商船攻撃をエスカレートさせている。

・WTI先物8月限は前日比20セント(0.2%)安の81.54ドル。
・ロンドンICE北海ブレント8月限はほぼ変わらずの86.41ドル。

>>6.26
トータス・キャピタル・アドバイザーズのシニア・ポートフォリオマネジャー、ロブ・サメル氏
「石油市場が発しているさまざまなシグナルがレンジ取引からの脱却を難しくしている」と指摘。
「夏の需要動向が分かってくるのに伴い、今後数カ月で相場の方向性も明らかになるだろう」と語った。

【NY金】
◆もみ合い
//▲▽_▽▲//▽▲▲▽◆
・年内の米利下げを後押しするインフレ指標を消化する中、日中は方向感にやや欠ける動きとなった。
・金融市場で注目を集めたPCE価格指標だったが、金相場の反応は米国債相場などに比べて薄かった。金価格は従来は実質利回りと逆相関の関係にあったが、それが崩れる兆しも見えている。

・金先物8月限は3ドル(0.1%)上昇し、2339.60ドル。

>>6.24
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
金スポット価格が2300ドルを下回った後に「買い手が再び戻ってきた」と指摘。
PCE統計が「最大の焦点」である一方、フランス、英国、米国で行われる選挙での「公約を守るために公的債務が増加する可能性があることも、金相場を支えるとみられる」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,179.68 -45.65 -0.55%
独DAX指数 18,210.55 +55.31 +0.30%
仏CAC指数 7,530.72 -78.43 -1.03%
⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼nr.調整.Sup50/20 ⇒▲陰.50/20MA割れ
⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼nr.調整 ⇒▽nr.もみあい 
⇒-▽陽はらみ.様子見 ⇒▼wr.吞込み.調整 ⇒▲wr切下げ.Low .

◆下落
//◇◇◆▽▲//▽▲▲◆◆
・ストックス欧州600指数は0.4%安。
・スウェーデンのファストファッション企業ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)を中心に小売り株が売られた。

【欧州債】
◆もみあい 
//◆◇◆◆◇//◆◇◆◆◆ 
・27日の欧州債市場ではフランス債が下落。-- フランスでの選挙を前に投資家は引き続き神経をとがらせている。
・ドイツ債はほぼ変わらず。
・英国債も変わらず。

・独国債10年物
⇒2.45% 0.00
⇒2.45% +0.04
⇒2.41% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.13% 0.00
⇒4.13% +0.05
⇒4.08% 0.00
>>6.21
ラボバンクのクレジット戦略責任者、マシュー・ケアンズ氏
「(極右政党指導者の)ルペン氏にとどまらず、大型の課税と支出を掲げる左派連合が勝利する場合もある」ため、仏独債のスプレッドは90bpまで拡大する可能性もあると述べた。

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米失業保険の継続受給者数が高水準に
米国では失業保険の継続受給者数が、6月15日終了週に前週比1万8000人増の183万9000人。市場予想を上回り、2021年終盤以来の高水準となった。~月の耐久財受注統計(速報値)では、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注が前月比0.6%減と、今年最大の減少率に並んだ。市場予想は0.1%増だった。5月の中古住宅販売成約指数は予想外に低下し、過去最低水準に落ち込んだ。

②.アトランタ連銀総裁発言
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ率が低下を再開した兆しが見られる中、年内は第4四半期(10-12月)に1回の利下げを引き続き想定していると。~「今後どうなるかデータに任せるつもりだ」と語った。

③.商業用不動産 
在宅勤務の定着に伴い、2026年までに米国の全オフィススペースの4分の1近くが空室になり、商業用不動産の価値が2500億ドル(約40兆円)減少すると、ムーディーズが試算した。~賃貸料の下落やリース収入減などでオフィス貸主の収入は80億-100億ドル減少する見込みで、これは2500億ドル規模の「不動産価値破壊」につながり得るとしている。

④.英中銀がPE業界リスク警告
イングランド銀行(英中央銀行)は金融安定報告で、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資企業から支援を受けた企業で「苦境に立たされている」ケースが増えていると警告。~英中銀は「銀行などPEセクターへの資金の貸し手を含め、一部ではリスク管理も改善する必要がある」とした。

⑤.ウォルグリーン大幅安  
事業の立て直しを図っているドラッグストアチェーンの米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、小売り環境の悪化を理由に業績ガイダンスを引き下げた。~27日の米株式市場でウォルグリーンの株価は一時25%安。終値で1997年以来の安値を付けた。
28日 【日本株】
日経平均 39,583.08 +241.54 +0.61%
TOPIX 2,809.63 +15.93 +0.57%
日経平均 ⇒▽High ⇒▼nr.調整 ⇒+▲nr.様子見
TOPIX  ⇒▽nr.高値もみあい ⇒-▽nr下げ.様子見 ⇒△nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.13 -0.05 -0.31% ⇒◆nr下げ
日経平均VI 16.18 -0.50 -3.00% ⇒◆切下げ
日経平均VI 16.68 -0.06 -0.36% ⇒◆かぶせ
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28日、円38年ぶり安値、債券上昇-TOPIX一時バブル後高値

・28日の東京株式市場でTOPIXは取引時間中ベースのバブル後高値を更新し、一時1990年1月以来の日中高値を付けた。
・銀行や保険といった金融株のほか、商社や自動車などバリュー(割安)株が買われて相場を押し上げた。
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東海東京インテリジェンス・ラボの澤田遼太郎シニアアナリスト
・国内金利の上昇もあって金融などのバリュー株が買われていると指摘。
・来週にもTOPIXは史上最高値を更新できるのではないかとの見方を示した。
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日経平均は反発、金融株買われTOPIXは年初来高値を一時更新

・米国株上昇を受けて、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始。

・日経平均は39500円台でスタートするとじりじりと上昇し、26日につけた戻り高値とほぼ同じ39783.70円まで上げ幅を広げる場面も見られた。
・買い一巡後は、今晩の米経済指標や週末のフランス下院選などを見極めたいとするムードが強まったことで上値は重くなった。

・なお、引き続き時価総額が大きい金融株が買われたことなどから、TOPIXは3月22日の年初来高値2813.22ポイント(終値ベース)を一時更新した。
・大引けの日経平均は前日比241.54円高(+0.61%)の39583.08円。

・保険業、銀行業、海運業、鉱業、その他金融業などが上昇。
・食料品、空運業、電気・ガス業、非鉄金属、水産・農林業などが下落。

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【個別銘柄】資生堂 など 


▲資生堂 4588 -239大幅続落。
ジェフリーズ証券では、同社の投資判断を「アンダーパフォーム」に、目標株価4200円でカバレッジを開始。25年3月期利益に対するコンセンサス予想が楽観的すぎること、市場構造上の不利な要素があること、金利との高い逆相関による脆弱性の可能性などが背景という。
第2四半期は駆け込み需要の反動減が日本で予想され、中国では、ロレアルが一貫してシェアを伸ばしており、競争環境はさらに厳しくなるとも。

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6.28 動いた株・出来た株
◇住友ファーマ<4506> 405 +30 ⇒ リストラを期待した買い戻しの動きが優勢か。
◇FPパートナー<7388> 2943 +185 ⇒ 週末要因もあってショートカバーが優勢か。
◇荏原製作所<6361> 2506.5 +136.5 ⇒ 1:5の株式分割による流動性向上期待が続く。
◇IHI<7013> 4745 +208 ⇒ 防衛関連の出遅れとして資金流入の格好か。
◇MS&AD<8725> 3568 +151 ⇒ 米長期金利が時間外取引で上昇しており。
◇三菱UFJ<8306> 1729.5 +65 ⇒ 米長期金利上昇で金融株が強い動きに。
◇三井E&S<7003> 1449 +57 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◇レーザーテック<6920> 36380 +1410 ⇒ 前日軟調の半導体製造装置株にはリバウンドの動き。
◇日本製鋼所<5631> 4342 +160 ⇒ 丸三証券では目標株価を引き上げ。
◇アドバンテスト<6857> 6446 +208 ⇒ 岩井コスモ証券では目標株価を引き上げ。
◇ソフトバンクグループ<9984> 10460 +325 ⇒ 東海東京証券では目標株価を引き上げ。
◇伊藤忠商事<8001> 7893 +237 ⇒ 水戸証券では目標株価を引き上げ。
◇三菱電機<6503> 2580.5 +72.5 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆資生堂<4911> 4633 -194 ⇒ ジェフリーズ証券では新規に売り推奨に。
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