*かぶとうし塾


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2024年6月28日金曜日

◆ドルもみあい 円安維持.160円後半 原油_▽反発.81ドル台 令和6.6.28.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米失業保険の継続受給者数が高水準に
米国では失業保険の継続受給者数が、6月15日終了週に前週比1万8000人増の183万9000人。市場予想を上回り、2021年終盤以来の高水準となった。~月の耐久財受注統計(速報値)では、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注が前月比0.6%減と、今年最大の減少率に並んだ。市場予想は0.1%増だった。5月の中古住宅販売成約指数は予想外に低下し、過去最低水準に落ち込んだ。

②.アトランタ連銀総裁発言
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ率が低下を再開した兆しが見られる中、年内は第4四半期(10-12月)に1回の利下げを引き続き想定していると。~「今後どうなるかデータに任せるつもりだ」と語った。

③.商業用不動産 
在宅勤務の定着に伴い、2026年までに米国の全オフィススペースの4分の1近くが空室になり、商業用不動産の価値が2500億ドル(約40兆円)減少すると、ムーディーズが試算した。~賃貸料の下落やリース収入減などでオフィス貸主の収入は80億-100億ドル減少する見込みで、これは2500億ドル規模の「不動産価値破壊」につながり得るとしている。

④.英中銀がPE業界リスク警告
イングランド銀行(英中央銀行)は金融安定報告で、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資企業から支援を受けた企業で「苦境に立たされている」ケースが増えていると警告。~英中銀は「銀行などPEセクターへの資金の貸し手を含め、一部ではリスク管理も改善する必要がある」とした。

⑤.ウォルグリーン大幅安  
事業の立て直しを図っているドラッグストアチェーンの米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、小売り環境の悪化を理由に業績ガイダンスを引き下げた。~27日の米株式市場でウォルグリーンの株価は一時25%安。終値で1997年以来の安値を付けた。
28日 【日本株】
日経平均 39,583.08 +241.54 +0.61%
TOPIX 2,809.63 +15.93 +0.57%
日経平均 ⇒▽High ⇒▼nr.調整 ⇒+▲nr.様子見
TOPIX  ⇒▽nr.高値もみあい ⇒-▽nr下げ.様子見 ⇒△nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.13 -0.05 -0.31% ⇒◆nr下げ
日経平均VI 16.18 -0.50 -3.00% ⇒◆切下げ
日経平均VI 16.68 -0.06 -0.36% ⇒◆かぶせ
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28日、円38年ぶり安値、債券上昇-TOPIX一時バブル後高値

・28日の東京株式市場でTOPIXは取引時間中ベースのバブル後高値を更新し、一時1990年1月以来の日中高値を付けた。
・銀行や保険といった金融株のほか、商社や自動車などバリュー(割安)株が買われて相場を押し上げた。
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東海東京インテリジェンス・ラボの澤田遼太郎シニアアナリスト
・国内金利の上昇もあって金融などのバリュー株が買われていると指摘。
・来週にもTOPIXは史上最高値を更新できるのではないかとの見方を示した。
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日経平均は反発、金融株買われTOPIXは年初来高値を一時更新

・米国株上昇を受けて、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始。

・日経平均は39500円台でスタートするとじりじりと上昇し、26日につけた戻り高値とほぼ同じ39783.70円まで上げ幅を広げる場面も見られた。
・買い一巡後は、今晩の米経済指標や週末のフランス下院選などを見極めたいとするムードが強まったことで上値は重くなった。

・なお、引き続き時価総額が大きい金融株が買われたことなどから、TOPIXは3月22日の年初来高値2813.22ポイント(終値ベース)を一時更新した。
・大引けの日経平均は前日比241.54円高(+0.61%)の39583.08円。

・保険業、銀行業、海運業、鉱業、その他金融業などが上昇。
・食料品、空運業、電気・ガス業、非鉄金属、水産・農林業などが下落。

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【個別銘柄】資生堂 など 


▲資生堂 4588 -239大幅続落。
ジェフリーズ証券では、同社の投資判断を「アンダーパフォーム」に、目標株価4200円でカバレッジを開始。25年3月期利益に対するコンセンサス予想が楽観的すぎること、市場構造上の不利な要素があること、金利との高い逆相関による脆弱性の可能性などが背景という。
第2四半期は駆け込み需要の反動減が日本で予想され、中国では、ロレアルが一貫してシェアを伸ばしており、競争環境はさらに厳しくなるとも。

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6.28 動いた株・出来た株
◇住友ファーマ<4506> 405 +30 ⇒ リストラを期待した買い戻しの動きが優勢か。
◇FPパートナー<7388> 2943 +185 ⇒ 週末要因もあってショートカバーが優勢か。
◇荏原製作所<6361> 2506.5 +136.5 ⇒ 1:5の株式分割による流動性向上期待が続く。
◇IHI<7013> 4745 +208 ⇒ 防衛関連の出遅れとして資金流入の格好か。
◇MS&AD<8725> 3568 +151 ⇒ 米長期金利が時間外取引で上昇しており。
◇三菱UFJ<8306> 1729.5 +65 ⇒ 米長期金利上昇で金融株が強い動きに。
◇三井E&S<7003> 1449 +57 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◇レーザーテック<6920> 36380 +1410 ⇒ 前日軟調の半導体製造装置株にはリバウンドの動き。
◇日本製鋼所<5631> 4342 +160 ⇒ 丸三証券では目標株価を引き上げ。
◇アドバンテスト<6857> 6446 +208 ⇒ 岩井コスモ証券では目標株価を引き上げ。
◇ソフトバンクグループ<9984> 10460 +325 ⇒ 東海東京証券では目標株価を引き上げ。
◇伊藤忠商事<8001> 7893 +237 ⇒ 水戸証券では目標株価を引き上げ。
◇三菱電機<6503> 2580.5 +72.5 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆資生堂<4911> 4633 -194 ⇒ ジェフリーズ証券では新規に売り推奨に。
StockCharts ⇒  
6.27
NYダウ   39,127.80 +15.64 +0.04%
NASDAQ 17,858.68 +53.52 +0.30%
S&P500   5,482.87 +4.97 +0.09%

NYダウ(INDU) ⇒▼Cog.大幅調整 ⇒▽反発.Sup10MA ⇒▽nr.もみあい
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽反発.10MA突破 ⇒▽切り上げ.Sup10MA ⇒◇nr.もみあい
S&P500(SPX) ⇒▽nr反発 ⇒▽nr切り上げ.Sup10MA ⇒◇nr.もみあい 
【 SOX指数 】
5421.09 -31.23(-0.57%) ⇒▽はらみ反発.買戻し ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒◆nr.もみあい

【 VIX恐怖指数 】
12.24 -0.31 (-2.47%) ⇒▲wr下げ ⇒▲下げ ⇒▲切り下げ
⇒ -2.47P
⇒ -2.26P
⇒ -3.68P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽nr.もみあい ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に続伸。
・米長期金利が低下(債券価格は上昇)し、ハイテク株の一部に買いが入った。半面、半導体株の下げが目立った。積極的に買いを入れる材料に乏しく、ダウ平均は小幅な上昇にとどまった。

◇nr.もみあい ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
・人工知能(AI)向け半導体による業績拡大への期待が大きかっただけに、利益確定の売りが出やすかった。
・エヌビディアやクアルコムなど他の半導体株も下げ、米株相場の上値を抑えた。
・メタプラットフォームズやネットフリックスが上昇。
//◇◇◇◇▽▽//◆◆◇▽◆ ドル円 160円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇◇◇◇//◆◇◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▽_▽◆//_▽▲◇▽ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安維持.160円後半 原油_▽反発.81ドル台 
6.28
米ドル/円 160.70 160.71
ユーロ/円 171.98 172.06
ユーロ/米ドル 1.0702 1.0706
英ポンド/円 203.08 203.14
豪ドル/円 106.79 106.82
スイスフラン/円 178.81 178.84
原油(WTIC原油先物) 81.74 +0.84 +1.04% ⇒▲wrかぶせ.調整 ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽反発

▽ドル強い 円安進む.160円後半 原油.◇nr入首.様子見.80ドル台  
6.27
米ドル/円 160.72 160.73
ユーロ/円 171.63 171.71
ユーロ/米ドル 1.0679 1.0683
英ポンド/円 202.84 202.91
豪ドル/円 106.83 106.87
スイスフラン/円 179.16 179.19
原油(WTIC原油先物) 80.90 +0.07 +0.09% ⇒▽吞込み反発 ⇒▲wrかぶせ.調整 ⇒◇nr入首.様子見

◇ドルもみあい 円安進む 原油.▲wrかぶせ.調整.80ドル台  
6.26
米ドル/円 159.65 159.66
ユーロ/円 171.05 171.08
ユーロ/米ドル 1.0714 1.0715
英ポンド/円 202.48 202.62
豪ドル/円 106.10 106.17
スイスフラン/円 178.42 178.53
原油(WTIC原油先物) 80.83 -0.80 -0.98% ⇒◆拍子木.調整 ⇒▽吞込み反発 ⇒▲wrかぶせ.調整

NYダウは36ドル高、PCE待ち
1.
・寄り付きは下落。

・マイクロンやウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなど、冴えない企業決算が投資家心理を冷やした。

・FRBが重視する5月PCE価格指数の発表を控え様子見姿勢が続いているが、マイクロンの見通しが物足りなかったことで人工知能(AI)ブームの持続力に懐疑的な見方が生じ、エヌビディアなど半導体銘柄が売られた。
・一方、前日に時価総額が2兆ドルに達したアマゾン・ドット・コムやアップルなど大手ハイテク株には買いが続き、相場を支えた。
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・27日の米債券市場では堅調な国債入札に加え、同日発表の米経済指標が景気の減速を示したとの受け止めもあって長期金利が低下した。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れたのは米株相場を下支えした。ダウ平均の構成銘柄では、セールスフォースとアマゾン・ドット・コムが上昇した。ボーイングやシスコシステムズ、ユナイテッドヘルス・グループなど相対的に出遅れ感のあった銘柄への買いもダウ平均を押し上げた。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のマイクロン・テクノロジーが大幅に下落した。26日夕に発表した2024年3〜5月期決算にあわせて示した業績見通しが慎重だと受け止められた。人工知能(AI)向け半導体による業績拡大への期待が大きかっただけに、利益確定の売りが出やすかった。エヌビディアやクアルコムなど他の半導体株も下げ、米株相場の上値を抑えた。

・アトランタ連銀のボスティック総裁は27日、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策について「10〜12月期に利下げする可能性が高い」との認識を示した。今後の経済指標次第で妥当な政策は変わると付け加えたが、市場ではFRBが9月に利下げに動くとの期待がやや薄れ、株式相場の重荷になった。

2.
・小売り、不動産などが上昇。
・半導体・同製造装置の下げが目立ったほか、各種金融、食・生活必需品小売などが下落。

・セールスフォースとアマゾン・ドット・コムが上昇。
・ボーイングやシスコシステムズ、ユナイテッドヘルス・グループなど相対的に出遅れ感のあった銘柄への買い。
・ハネウェル・インターナショナルとトラベラーズが上昇。


・ビザやゴールドマン・サックス、メルクには売りが出た。
・衣料品メーカーのリーバイ・ストラウス(LEVI)は増収となったが市場予想は下回り急落。
・ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)が大幅安。小売り環境の悪化を理由に通期の利益見通しを下方修正し、大規模な店舗閉鎖計画も発表。
・金融のゴールドマン・サックス(GS)はFRBによるストレステストの結果を受けて下落。他社よりも普通株等ティア1(CET1)比率が低い水準に低下するとされた。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)が時間外取引で売られている。取引終了後に発表した決算で、年間売上高がパンデミックを除き過去14年間で最も低調な伸びとなり、また2025年の業績見通しを下方修正する可能性を警告。

3.
・半導体のマイクロン・テクノロジーが大幅に下落。-- 人工知能(AI)向け半導体による業績拡大への期待が大きかっただけに、利益確定の売りが出やすかった。
・エヌビディアやクアルコムなど他の半導体株も下げた。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 171.63 -0.26%
◆ エヌビディア 123.99 -1.91%
◇ ASML 1028.01 +1.12%
◇ インテル 30.59 +0.16%
◆ QCOM クアルコム 195.15 -1.10%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 232.53 +0.16%
◇ AMD 159.47 +1.23%
★ MU ミクロン・テクノロジー 132.23 -7.12%
◇ テラダイン 147.57 +0.48%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 172.07 -0.31%
◇ エヌビディア 126.4 +0.25%
◆ ASML 1016.6 -0.66%
◆ インテル 30.54 -0.65%
◆ QCOM クアルコム 197.33 -2.39%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 232.17 -0.90%
◆ AMD 157.54 -1.69%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 142.36 +0.88%
◆ テラダイン 146.87 -0.47%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 172.6 +2.85%
☆ エヌビディア 126.09 +6.76%
◇ ASML 1023.34 +2.13%
◇ インテル 30.74 +0.56%
◇ QCOM クアルコム 202.17 +0.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 234.27 +1.93%
◇ AMD 160.25 +0.00%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 141.12 +1.52%
◇ テラダイン 147.57 +1.40%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円安維持
//◇◇_▽▽//◆◇◇◆ 
・ドルはPCEインフレデータを翌日に控え、小幅安。
・円相場は1ドル=160円台後半で前日比ほぼ変わらず。ニューヨーク時間朝方に一時160円29銭まで買われる場面もあったが、その後は上げをほぼ解消する展開となった。

ドル円相場は
⇒¥160.77 -¥0.04 -0.02%
⇒¥160.85 ¥1.15 +0.72%
⇒¥159.67 ¥0.05 +0.03%

6.27
棚瀬順哉、アリンダム・サンディリア両氏らJPモルガンのアナリスト
ドルに対する最近の円下落について、「衝動的な度合いが増している」と指摘。
日本の財務省による実弾介入を巡る警戒から、ドルは対円で短期的に上値が抑えられる可能性があると付け加えた。
介入の判断材料として円安のスピードと市場の状況を挙げ、「1-2営業日で円が4-5円下落すれば、次の円買い介入の可能性が出てくる」とし、介入のハードルは4月時点よりは低いかもしれないとの見方も示した。

BofA証券の山田修輔主席FX・金利ストラテジスト
円安で次に注目すべき水準は、対ドルで38年ぶり安値の1ドル=164円50銭だと指摘。同水準では、日本の財務省が再び介入に踏み切るリスクが「かなり」高まるという。
これまでの介入前に見られた動きと一致するような、164円への急速な動きも介入を早める可能性があるとし、「ドルが今週末までに164円に向かって上昇すれば、特に日中の上昇率が1%以上になり、1カ月物のインプライドボラティリティー(IV、予想変動率)が現在の9から11に上昇する場合は、最近の介入の例と一致するだろう」と記した。

【米国株】
◇小幅高
//◇◇_◇◆//◆◆◇◇ 
・S&P500種株価指数は小幅高。
・エヌビディアは下落。同業マイクロン・テクノロジーが前日公表した決算で、業績見通しが一部投資家の高い期待に届かなかったことが響いた。

・ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは22%急落。同社は業績ガイダンスを引き下げた。
・通常取引終了後の時間外取引では、ナイキが下落。売上高が予想を下回った。

・アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ率が低下を再開した兆しが見られる中、年内は第4四半期(10-12月)に1回の利下げを引き続き想定していると述べた。
6.27
ストラテガス・セキュリティーズのドン・リスミラー氏
「連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーはインフレでのさらなる進展を確認したいとこれまでに示唆している」と指摘。
「幸いにも今は金利の据え置きを続けられるほど、米景気はなお十分に堅調のようだ」と話した。

BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン、ベイル・ハートマン両氏
「コンセンサスは、2024年早期のリフレ圧力は弱まりつつあり、昨年後半に見られた鈍化トレンドが4-6月(第2四半期)に再開したとのシナリオと一致するだろう」と指摘。
「恐らくもっと重要なことは、9月の利下げをさらに後押しする一連のインフレデータを投資家が期待していることだ」と続けた。

【米国債】
▽上昇
//▲▽_◆◇//◇◆▲▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・この日発表された一連の経済指標を受け、さらに大幅な景気減速を回避するため、年内の利下げが可能になるとの観測が強まった。

・米10年債利回り
⇒4.28% -4.5 -1.04%
⇒4.33% 7.8 +1.83%
⇒4.25% 1.4 +0.32%
  
6.27
FHNファイナンシャルのクリス・ロウ氏
減速のシナリオが強まったと指摘した。

LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏
「失業保険の継続受給者数が増加し、2021年末以来の高水準となった。労働市場が軟化しつつあるとの警告サインを送っている」と指摘。
「個人消費と企業活動がともに今年後半に減速し、米金融当局に年内の利下げ開始に向けた十分な機会を与える見込みだ」と述べた。

【原油】
▽続伸
//▽▽_▽◆//▽▲◇▽ 
・ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は1バレル=82ドルに接近したが、今週に入ってからは2ドル未満の狭いレンジでの取引が続いている。

・WTI先物8月限は前日比84セント(1%)高の81.74ドル。
・ロンドンICE北海ブレント8月限は1.14ドル(1.3%)上昇し86.39ドル。

>>6.26
トータス・キャピタル・アドバイザーズのシニア・ポートフォリオマネジャー、ロブ・サメル氏
「石油市場が発しているさまざまなシグナルがレンジ取引からの脱却を難しくしている」と指摘。
「夏の需要動向が分かってくるのに伴い、今後数カ月で相場の方向性も明らかになるだろう」と語った。

【NY金】
▽反発
//▲▽_▽▲//▽▲▲▽
・市場では翌日発表される米PCE統計への関心が高まっている。

・金先物8月限は23.40ドル(1%)上昇し、2336.60ドル。

>>6.24
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
金スポット価格が2300ドルを下回った後に「買い手が再び戻ってきた」と指摘。
PCE統計が「最大の焦点」である一方、フランス、英国、米国で行われる選挙での「公約を守るために公的債務が増加する可能性があることも、金相場を支えるとみられる」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,179.68 -45.65 -0.55%
独DAX指数 18,210.55 +55.31 +0.30%
仏CAC指数 7,530.72 -78.43 -1.03%
⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼nr.調整.Sup50/20 ⇒▲陰.50/20MA割れ
⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼nr.調整 ⇒▽nr.もみあい 
⇒-▽陽はらみ.様子見 ⇒▼wr.吞込み.調整 ⇒▲wr切下げ.Low .

◆下落
//◇◇◆▽▲//▽▲▲◆
・ストックス欧州600指数は0.4%安。
・スウェーデンのファストファッション企業ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)を中心に小売り株が売られた。

【欧州債】
◆もみあい 
//◆◇◆◆◇//◆◇◆◆ 
・27日の欧州債市場ではフランス債が下落。-- フランスでの選挙を前に投資家は引き続き神経をとがらせている。
・ドイツ債はほぼ変わらず。
・英国債も変わらず。

・独国債10年物
⇒2.45% 0.00
⇒2.45% +0.04
⇒2.41% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.13% 0.00
⇒4.13% +0.05
⇒4.08% 0.00
>>6.21
ラボバンクのクレジット戦略責任者、マシュー・ケアンズ氏
「(極右政党指導者の)ルペン氏にとどまらず、大型の課税と支出を掲げる左派連合が勝利する場合もある」ため、仏独債のスプレッドは90bpまで拡大する可能性もあると述べた。

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