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2024年6月19日水曜日

◇ドルもみあい 円安進む 原油.▽陽.50/200MA突破.80ドル台 令和6.6.19.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.エヌビディアが時価総額で世界最大に
18日の米株式市場で半導体大手エヌビディアの株価が3.5%上昇。~エヌビディアは今月に入り、2002年以来で初めてアップルを時価総額で上回り、ここ数日は抜きつ抜かれつとなっていた。

②.米利下げ巡り慎重な見解
米利下げを巡り当局者から慎重な発言が相次いだ。米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事は、経済状況が自身の予想通りに展開すれば、年内に利下げをするのがFRBにとり適切となる可能性が高いと指摘。~セントルイス連銀のムサレム総裁は、利下げを裏付けるデータを見極めるには数カ月ではなく「数四半期」かかる可能性の方が高いと述べた。

③.農林中金が欧米債売却
農林中央金庫は、保有する米欧の国債およそ10兆円相当を売却する計画だ。読みが外れた外債投資での損失を確定させる。~25年3月期の最終赤字は1兆5000億円と、当初見込んでいた5000億円の3倍に膨らむ見通し。

④.米小売売上高
5月の米小売売上高は前月比0.1%増と、わずかな伸びにとどまった。また前月まで過去2カ月分は下方修正され、家計の苦境が深まっている状況を示唆。~一方で5月の米鉱工業生産指数は前月比0.9上昇と、予想を上回る伸び。製造業生産の幅広い回復が寄与した。

⑤.AI焦点の新株式ファンド
スティーブ・コーエン氏のポイント72アセット・マネジメントは、人工知能(AI)に焦点を当てた新たな株式ヘッジファンド設定に向けて約10億ドル(約1580億円)の調達を目指している。
19日 【日本株】
日経平均 38,570.76 +88.65 +0.23%
TOPIX 2,728.64 +12.88 +0.47%
日経平均 ⇒▲クアトロ.Low ⇒△nr反発.様子見 ⇒+▲nr上げ.様子見
TOPIX  ⇒▲クアトロ.Low ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒△nr.Reg50MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.85 -0.26 -1.52% ⇒-◇nr下げ
日経平均VI 17.11 -1.24 -6.76% ⇒◆nr下げ
日経平均VI 18.35 +2.06 +12.65% ⇒▽wr上げ
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19日、米利下げ期待で株式続伸、超長期債が堅調-円は小動き

・19日の東京株式相場は続伸。
・米国市場で小売売上高が市場予想を下回り利下げ期待が高まった。

・自動車や電機など輸出関連株が買われたほか、米国の金融株高が追い風となり、保険や銀行が上昇。
・トヨタ自動車が1.8%値上がりし、TOPIX上昇に寄与。
・国内では目新しい買い材料に乏しく、日経平均は下げに転じる場面もあった。米国でエヌビディアが高値を更新したものの、人工知能(AI)関連以外の汎用半導体関連株への恩恵は乏しいとの見方から、国内の半導体株が失速した。

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
・材料が出尽くしたと言われてきた銀行や保険が買われたことを指摘し、「短期の巻き戻しをやっている感じで、要は方向感がないということだ」と述べた。

大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト
・半導体株の失速について、半導体の需要はAIに偏っており、他の分野の回復はそれほど強くはないとし、「日本の半導体製造装置などは、半導体需要全般が回復しないと相場は盛り上がらないのではないか」と話した。
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日経平均は続伸、米国株高受けて買われるも上値の重さは変わらず

・米国株上昇を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・寄り付き後の日経平均は38797.97円まで上昇するなど、週初の大幅安をほぼ取り戻す格好に。
・買い一巡後は、東京エレクトロン<8035>が前日比マイナス圏での推移となったことで、日経平均も上値が重くなり、25日移動平均線水準を下回って取引を終えた。

・商いは少なくプライム市場の売買代金は今年最低水準の3.3兆円に留まった。
・大引けの日経平均は前日比88.65円高(+0.23%)の38570.76円。

・保険業、輸送用機器、不動産業、陸運業、サービス業などが上昇。
・海運業、石油・石炭製品、小売業、繊維製品、食料品などが下落。

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【個別銘柄】 資生堂、タマホーム、KOKUSAI、さくらインターネット、三菱自 など 


▲資生堂 4681 -234大幅続落。
コンサルタント会社のベインでは昨日、今年の個人向け高級品の全世界での売上高見通しが、前年比0-4%増になるとの見通しを発表している。2020年以来の低調な伸びとなる見通しのよう。
減速が最も顕著なのは中国とし、高級品を購入可能な層も積極的な購買を控えていると指摘している。同社など化粧品各社にとっては、中国人の消費減退の影響に対する懸念が先行。ポーラオルビス、コーセーなども低調推移に。

▽タマホーム 3980 +170大幅続伸。
前日に24年5月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の141億円から125億円、前期比5.8%減と一転減益に転じたもよう。注文住宅事業において、長引く市況低迷の影響を受けて引渡棟数が計画を下振れたもよう。
ただ、第3四半期までが前年同期比81.1%減と大幅減益であったことから下振れは想定線、むしろ、想定以上に減益幅は小幅にとどまったとの見方が優勢のようだ。

▲KOKUSAI 4720 -280大幅安。
前日に上場後初のIR Dayを開催。市場見通しの詳細や中期目標のアップデートがなされており、今後3-4年の時間軸で、WFE1200億ドル以上(従来1100-1200億ドル)、売上高3300億円(同3000-3300億円)と説明。
サプライズは限定的で、足元期待感も先行していたとみられ、出尽くし感に。なお、CLSA証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「セル」に格下げしたもよう。

▲さくらインターネット 4805 -145大幅安。
子会社のプラナスソリューションズが、情報・システム研究機構 国立情報学研究所から「令和6年度大規模言語モデル構築向けクラウドサービス一式」を受注したと発表。受注総額は約27.9億円で、25年3月までに提供予定としている。
ポジティブ材料とされていた。ただ、25日線水準を前に利食い売りが出たほか、生成AI(人工知能)関連株の一角が伸び悩んだことも響いたようだ。

▽三菱自 455.2 +37.5大幅続伸。
25年3月期の株主還元を拡大する方針との報道が伝わっている。業績回復やネットキャッシュの積み上がりを背景に、1株15円としている今期の年間配当予想額の上積み、並びに、18年以来の自社株買いも視野に入れるようだ。
電動化などの成長投資の計画にめどがついた段階で、追加還元の具体策を決めるとされている。ちなみに、今期の配当性向は期初時点で15%台の見通しにとどまっている。

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6.19動いた株・出来た株
◇三菱自動車工業<7211> 456 +38.3 ⇒ 株主還元を拡大方針と報じられる。
◇タマホーム<1419> 4010 +200 ⇒ 業績下方修正も悪材料出尽くし感。
◇不二製油グループ<2607> 2952.5 +133.5 ⇒ 大和証券では投資判断を格上げ。
◇ワイエイシイ<6298> 2773 +125 ⇒ 来期大幅増益への期待感なども高まる。
◇日東電工<6988> 12920 +535 ⇒ アップル効果期待で電子部品株の循環物色続く。
◇阪急阪神<9042> 4117 +169 ⇒ JPモルガン証券では投資判断を格上げ。
◇三菱重工業<7011> 1627 +64.5 ⇒ 岡三証券では目標株価を引き上げ。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4800 -200 ⇒ CLSA証券では投資判断を格下げ。
◆SCREEN<7735> 14710 -425 ⇒ SOX指数上昇だが国内半導体関連は総じて上値重い。
◆資生堂<4911> 4741 -174 ⇒ 中国の富裕層買い控えとするベイン調査などネガティブ視も。
◆三越伊勢丹<3099> 2982 -75 ⇒ 中国人訪日客の需要減退懸念。
StockCharts ⇒  
6.18
NYダウ   38,834.86 +56.76 +0.15%
NASDAQ 17,862.23 +5.21 +0.03%
S&P500   5,487.03 +13.80 +0.25%

NYダウ(INDU) ⇒-▽nr下げ.たくり線 ⇒▽逆立.50MA突破 ⇒▽陽3.50MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr.もみあい ⇒▽逆立.高値更新 ⇒+nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒-▽nr下げ.様子見 ⇒▽逆立.高値更新 ⇒◇nr.様子見 
【 SOX指数 】
5765.12 +77.03(+1.35%) ⇒-▽nr下げ.様子見 ⇒▽逆立.高値更新 ⇒▽陽.高値更新

【 VIX恐怖指数 】
12.30 -0.48 (-3.53%) ⇒△反発上げ ⇒+▼陰上げ ⇒▲陰下げ
⇒ -3.53P
⇒ +0.71P
⇒ +6.03P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽陽3.50MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・18日発表の米小売指標が消費の減速を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じやすくなるとの見方が広がった。もっとも、景気が市場の想定以上に悪化するとの懸念もあり、米株相場の上値は重かった。

+nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は7日続伸。
・金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れたのも米株相場を下支えした。
・エヌビディアが大幅高。
・クアルコムやマイクロン・テクノロジーも上昇。
//◇◇◇◆◇◇//◇◇◇ ドル円 157円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇◆◆//◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇△◆◆//_▽▽ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安進む 原油.▽陽.50/200MA突破.80ドル台  
6.19
米ドル/円 157.83 157.86
ユーロ/円 169.51 169.56
ユーロ/米ドル 1.0740 1.0741
英ポンド/円 200.60 200.67
豪ドル/円 105.08 105.12
スイスフラン/円 178.50 178.55 
原油(WTIC原油先物) 80.71 +0.99 +1.24% ⇒-△陽下げ ⇒▽wr逆立.test200MA ⇒▽陽.50/200MA突破

◇ドルもみあい 円安進む.157円後半 原油_▽wr逆立.test200MA.79ドル台 
6.18
米ドル/円 157.71 157.72
ユーロ/円 169.29 169.31
ユーロ/米ドル 1.0732 1.0738
英ポンド/円 200.35 200.43
豪ドル/円 104.31 104.33
スイスフラン/円 177.26 177.29
原油(WTIC原油先物) 79.72 +1.67 +2.14% ⇒-▽nr下げ ⇒-△陽下げ ⇒▽wr逆立.test200MA

◇ドルもみあい 円安進む .157円台 原油.-△陽下げ.78ドル台  
6.17
米ドル/円 157.34 157.37
ユーロ/円 168.42 168.51
ユーロ/米ドル 1.0701 1.0710
英ポンド/円 199.57 199.67
豪ドル/円 104.08 104.15
スイスフラン/円 176.71 176.78
原油(WTIC原油先物) 78.05 -0.21 -0.27% ⇒△nrクアトロ ⇒-▽nr下げ ⇒-△陽下げ

NYダウは56ドル高、長期金利低下が支援
1.
・小売売上高の結果が利下げを正当化するとの見方に寄り付き後、上昇。

・同時に、景気への懸念も広がり相場は伸び悩んだ。ハイテクは過去最高値付近からの利益確定売りも目立ったが、長期金利の低下が支援し、相場は終日底堅く推移。

・ナスダックは7営業日連続で過去最高値を更新し終了。
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・18日発表の5月の米小売売上高は前月比で0.1%増と、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(0.2%増)を下回った。4月分が下方修正されたこともあり、消費の軟化が意識された。

・市場では、FRBが9月に利下げに動くとの見方が増えている。18日の米債券市場では長期金利が4.2%台前半に低下(前日終値は4.28%)した。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れたのも米株相場を下支えした。

・もっとも、ダウ平均の上値は重かった。個人消費は米経済の大半を占めるため、弱い小売売上高が「景気の冷え込みを示し、買いの勢いをそいだ」(ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのケビン・カロン氏)面がある。

2.

・不動産管理・開発が下落。

・ゴールドマン・サックスやキャタピラー、ホーム・デポが上昇。
・ベライゾン・コミュニケーションズとアムジェンも高かった。
・製薬会社のメルク(MRK)は食品医薬品局(FDA)が同社の肺炎治療ワクチンを承認し、上昇。
・スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)や化粧品メーカーのelfビューティー(ELF)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
・エネルギー資源会社のオクシデンタル・ペトロリアム(OXY)は著名投資家のバフェット氏が運営するバークシャー・ハサウエイ(BRK)による同社の株式追加購入が明らかになり上昇。
・住宅建設会社のKBホームズ(KBH)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り時間外取引で買われている。


・ボーイングやユナイテッドヘルス・グループ、インテルは下落。
・アップルとアマゾン・ドット・コムも売られた。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は同社製造の航空機のドアが外れた事象を巡り最高経営責任者(CEO)が上院議会で証言し、下落。

3.
・エヌビディアが大幅高。
・クアルコムやマイクロン・テクノロジーも上昇。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 179.69 +1.38%
☆ エヌビディア 135.58 +3.51%
◇ ASML 1061.38 +0.85%
◆ インテル 30.63 -1.13%
◇ QCOM クアルコム 227.09 +2.19%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 247.83 +2.05%
◆ AMD 154.63 -2.38%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 153.45 +3.80%
☆ テラダイン 151.75 +4.84%
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☆ TSM 177.24 +2.74%
◆ エヌビディア 130.98 -0.68%
◇ ASML 1052.47 +2.39%
◇ インテル 30.98 +1.74%
☆ QCOM クアルコム 222.22 +3.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 242.86 +2.46%
◆ AMD 158.4 -0.77%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 147.83 +4.58%
◆ テラダイン 144.74 -0.22%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 172.51 -0.23%
◇ エヌビディア 131.88 +1.75%
◆ ASML 1027.9 -2.36%
◆ インテル 30.45 -0.03%
◆ QCOM クアルコム 215.33 -1.14%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 237.03 -0.22%
◆ AMD 159.63 -0.17%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 141.36 -1.24%
◆ テラダイン 145.06 -1.75%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円安進む
//◇◇◆◇◇//◇◇ 
・ル指数は下げ幅を縮小した。この日相次ぎ発言した米金融当局者が、利下げに関しては忍耐強い姿勢で臨むべきだとの見解を改めて強調したことが背景にある。
・円は対ドルで小幅安。小売売上高の発表を受けて一時は157円63銭あたりまで買われた。その後は157円後半から158円前後で総じてもみ合い。円は主要10通貨の中で依然として最もパフォーマンスの悪い通貨となっている。

ドル円相場は
⇒¥157.84 ¥0.10 +0.06%
⇒¥157.72 ¥0.32 +0.20%
⇒¥157.37 ¥0.34 +0.22%

6.18
CIBCキャピタル・マーケッツの為替戦略責任者、サラ・イン氏
「為替市場に関しては、19日の米祝日を控え、リスク許容度が下がっている。そのため指標の下振れを受けて見られたドル指数の弱さを相殺する可能性もある」と述べた。

【米国株】
◆小幅
//◇◇▽◇◆// 
・18日の米国株式市場では、エヌビディアを筆頭に半導体株が買われ、S&P500種株価指数が連日の最高値更新。
・年内の開始が見込まれる米利下げが年初から米株高をけん引してきた半導体業界のさらなる追い風になるとの見方が強まった。

・エヌビディアは3.5%上昇。時価総額でマイクロソフトを抜き、世界首位に躍り出た。エヌビディアの時価総額が現在の約3兆3000億ドル(約520兆円)から向こう1年に5兆ドル近くに達するとの強気な予想をアナリストが示したことに反応した。
・この日発表された経済指標は強弱まちまちの内容となった。5月の米小売売上高はわずかな増加にとどまり、前月まで過去2カ月分は下方修正された。一方、米鉱工業生産は、製造業生産の幅広い回復が寄与する形で前月から増加した。また米金融当局者からは、利下げに踏み切る前に、インフレ鈍化のさらなる証拠を見極めたいとの発言が相次いだ。

6.18
ローゼンブラット・セキュリティーズのアナリスト、ハンス・モーゼスマン氏
エヌビディアの目標株価を140ドルから、ウォール街で最高となる200ドルに引き上げた。

LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏
「現段階では、米経済はソフトランディング(軟着陸)を実現できるだろう。米金融当局が状況の変化に応じて迅速に政策を調整すればとりわけその可能性は強まる」と。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)の最高投資責任者(CIO)、クリス・ザッカレリ氏
「利下げの助けがなくても、株価は上昇している。企業収益と経済が拡大を続けているからだ」と指摘。「個人消費の力がなければ、この強気相場は失速するだろう。投資家は消費支出の大幅な減速ではなく、上向くことを確認する必要がある」と。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁
米経済は「正しい方向に向かっている」としながらも、望ましいと考える利下げ開始の時期については言及を避けた。 リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレに関する最近のデータは「非常に心強い」としながらも、当局の目標である2%に向けた継続的な進展を目にしたいと語った。

ボストン連銀のコリンズ総裁
「われわれは1、2カ月の前向きなニュースに過剰反応すべきでない」と発言。セントルイス連銀のムサレム総裁は、利下げを裏付けるデータを見極めるには数カ月ではなく「数四半期」かかる可能性の方が高いと述べた。

連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事
経済状況が自身の予想通りに展開すれば、年内に利下げをするのがFRBにとり適切となる可能性が高いとの見解を示した。

【米国債】
▽上昇
//◆◇▽▽▽//▲▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・利回りは年限全般で低下した。市場予想を下回った米小売売上高に加え、午後に入って行われた20年債入札が堅調な結果となったことが支援した。

・米10年債利回り
⇒4.22% -6.0 -1.41%
⇒4.28% 6.0 +1.42%
⇒4.22% -2.7 -0.64%
  
6.18
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのマルチセクター債券投資部門責任者、リンゼイ・ロスナー氏
小売売上高について「消費者が支出を控え始めていることを示唆しているかもしれないが、依然として支出を続けていることも確かだ」と指摘。その上で「間違いなく9月利下げの道はまだ残されている」と述べた。

アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・ストラテジー責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「米経済はインフレとともに減速している」と指摘。「最終的には、データが米金融当局を動かす。当社では、米国債の利回り低下のシナリオを選好している」と述べた。

【原油】
▽続伸
//▽◇△◇◆//▽▽ 
・リスク選好のセンチメントが世界的に金融市場を押し上げた流れで、買いが続いた。


・WTI先物7月限は前日比1.24ドル(1.5%)高の1バレル=81.57ドル。
・ロンドンICE北海ブレント8月限は1.3%高の85.33ドル。

6.18
BNPパリバのシニア・コモディティ・ストラテジスト、アルド・スパンジャー氏
「第3四半期については強気で構わない」と発言。「6月は弱く見えるが、ディーゼル油やガソリン、そして特にジェット燃料の需要が伸びてくると思う。今後2-3カ月はかなり強い需要増が見込まれる」と述べた。

【NY金】
▽反発
//◇◇▽◆▽//▲▽
・強弱まちまちの米経済指標と金融政策当局者の発言を見極める中で、買いが優勢になった。
・連邦公開市場委員会(FOMC)が12日に年内の利下げ回数を1回と予想し、3月時点の予測の3回から減らして以来、金は比較的狭いレンジ内で取引されている。ここ数日の当局者のタカ派的なコメントは金相場に圧力を加えている。

・金先物8月限は17.90ドル(0.8%)上昇し2346.90ドル。

6.18
TDセキュリティーズのシニア商品ストラテジスト、ライアン・マッケイ氏
「マクロトレーダーは米利下げ時期がはっきりするまで様子見姿勢を取ることに満足しているようだ。データの軟化傾向が形成され始めると、参入する可能性が高くなり、最終的には一段高に必要な次の原動力になる可能性がある」と指摘。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,191.29 +49.14 +0.60%
独DAX指数 18,131.97 +63.76 +0.35%
仏CAC指数 7,628.80 +57.23 +0.76%
⇒▼nr.調整 ⇒▼nr.調整 ⇒▽反発.買戻し
⇒▼wr.Low ⇒▽nrはらみ.買戻し ⇒▽nr反発.買戻し 
⇒▼Wr.Low2 ⇒▽はらみ反発.買い戻し ⇒+▼nr反発.買戻し

◇続伸
//◆▲▽▲▲//◇◇
・18日の欧州株は続伸、ストックス欧州600指数は0.7%上昇。
・投資家は選挙を控えたフランスの政治動向を見極め、ここ最近の下落後にチャンスをうかがった。
・業種別株価指数は総じて上昇。フランスの主要株価指数CAC40指数は0.8%上昇。

【欧州債】
◇ドイツ債が上昇 
//▲◇◇◇◇//◆◇ 
・ドイツ債が上昇。
・フランス債のイールドプレミアムは前日に続き低下した。同国の政治リスクも緩和した。
・英国債は総じて上昇。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)が20日発表する金融政策判断で金利据え置きを想定している。

・独国債10年物
⇒2.40% -0.02
⇒2.41% +0.05
⇒2.36% -0.11
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.05% -0.07
⇒4.12% +0.06
⇒4.06% -0.07
>>6.13
HSBCホールディングスの欧州金利ストラテジスト、クリス・アットフィールド氏
「ルペン氏の国民連合(RN)が勝利して財政規律を失い、欧州委員会と対立する可能性が市場で懸念されている」と述べた。

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