*かぶとうし塾


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2023年12月15日金曜日

◆ドル弱い 円もみあい 原油.△wr.10MA突破.71ドル台 令和5.12.15.Fri

15日 【日本株】
日経平均 32,970.55 +284.30 +0.87%
TOPIX 2,332.28 +10.93 +0.47%
日経平均 ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒◆吞込み逆立.10MA割れ ⇒△はらみ反発
TOPIX  ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒◆逆立.10MA割れ ⇒△nrはらみ反発.Sup50MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.34 -0.67 -3.72% ⇒◆はらみ下げ
日経平均VI 18.01 +0.73 +4.22% ⇒◇吞込み反発
日経平均VI 17.28 -0.81 -4.48% ⇒◆nr下げ.もみあい
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・米小売売上高は予想外のプラス、ガソリン安がホリデー消費を支援。
・ドル・円相場は1ドル=142円台前半で推移、前日の日本株終値時点は141円41銭。
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15日、日本株は反発、堅調な米経済を好感-週間で約1カ月ぶりの大幅上昇

・15日の東京株式相場は反発。
・米国の堅調な小売売上高を受けて投資家心理が改善した。
・14日発表の米小売売上高が予想に反して増加し、失業保険申請件数も景気に対する前向きな見通しを強める結果となった。

・鉄鋼や非鉄金属といった素材株に加えて機械などの景気敏感株が買われた。
・米国市場で高かった半導体関連株は日本でも買われた。
・ソニーグループは、CLSAが業績改善を受けて目標株価を引き上げ、3.1%上昇。

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岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト
・「日本の株式市場は底堅く推移するだろう」と述べ。---ドル安・円高への警戒感が目下の投資家心理を圧迫しているが、円高は海外投資家にとって悪い話ではないと。
・半導体指数(SOX)の過去最高値、米国経済のソフトランディング観測、米金融政策の見通しが、信越化学工業、住友林業、ダイフクなど日本のインフラ関連株を押し上げている。
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様子見ムード強まるなか大型株中心に買戻される
・良好な外部環境を受けて、日経平均は反発で取引をスタート。
・為替市場で、ドル・円が142円台前半と落着きを取り戻したこともあり、大型株中心に買われ、日経平均は上げ幅をじりじりと拡大した。

・33000円台を回復した後は、来週に日銀金融政策決定会合を控えていることから様子見ムードが強まり、上値は重くなったが、ドル・円が142円水準で推移しているわりにはしっかりの展開となった。

・海運業、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、機械などが上昇。
・水産・農林業、保険業、銀行業、電気・ガス業、食料品などが下落。

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【個別銘柄】パーク24、ANYCOLOR など 


▽パーク24 1836.5 +76.5切り返して大幅反発。
前日に23年10月期決算を発表。営業利益は320億円で前期比54.7%増となったが、8-10月期は減益に転じ、市場予想は10億円強下振れたとみられる。24年10月期は350億円で同9.4%増の見通し、市場コンセンサスを20億円強下回っている。
売り先行でスタートしたものの、年初来安値更新後は下げ達成感も強まり、24年10月期の復配計画を評価する動きも強まってきたよう。

▲ANYCOLOR 3170 -500前日比変わらずを挟んで大幅続落。
前日に上半期決算発表、営業利益は64.8億円で前年同期比50.4%増となった。ただ、8-10月期は24.4億円で同11.5%増にとどまり、第1四半期の同90.5%増から増益率が大きく鈍化。
8-10月期は一部原価率の高い商品販売や第3四半期に開催する「にじさんじフェス」に関連した費用の先行的な計上も発生、計画を上回る業績進捗となっているが、目先の出尽くし感が先行。

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12.15動いた株・出来た株
◇イーレックス<9517> 642 +59 突っ込み警戒感からのリバウンドが続く。
◇レノバ<9519> 1118 +62 イーレックスの連日の株価急伸も刺激か。
◇M&A総研<9552> 4405 +385 税優遇策による市場拡大期待が継続で。
◇ビジョナル<4194> 8800 +760 第1四半期は大幅増益で好進捗決算に。
◇オープンドア<3926> 786 +56 海外旅行需要の回復期待が続く形に。
◇セレス<3696> 1107 +67 ビットコイン価格の堅調推移など手掛かり。
◇信越化学工業<4063> 5503 +329 モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価引き上げ。
◇川崎汽船<9107> 5096 +291 本日は海運株にも資金が向かう好地合いが要因。
◇日本郵船<9101> 3904 +199 本日は海運セクターが業種別上昇率トップ。
◇商船三井<9104> 4126 +207 海運大手3社は軒並み買い優勢に。
◇スノーピーク<7816> 903 +46 11月の月次発表以降はあく抜け感。
◇芝浦メカトロニクス<6590> 6290 +320 半導体株高でリバウンドの動き強める。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 12420 +590 前日にはみずほ証券が新規に買い推奨。
◇住友金属鉱山<5713> 4245 +203 資源価格の大幅上昇が手掛かりに。
◇安川電機<6506> 5592 +267 前日には事業説明会を開催。
◆サイゼリヤ<7581> 4835 -185 円高一服を売り材料視も。
◆北陸電力<9505> 729.1 -23.8 本日は電力株もほぼ全面安に。
◆カルビー<2229> 2712 -83.5 ディフェンシブセクターの食品株からは資金流出か。
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12.14
NYダウ   37,248.35 +158.11 +0.43%
NASDAQ 14,761.55 +27.59 +0.19%
S&P500  4,719.55 +12.46 +0.26%

NYダウ(INDU) ⇒◇High2.高値更新 ⇒◇wr.大幅上げ ⇒◇nr.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇切り返し3.高値更新 ⇒▽wr.大幅上げ ⇒+◆nr.調整
S&P500(SPX) ⇒◇切り返し3.高値更新 ⇒◇wr.大幅上げ ⇒+◆nr.調整
【 SOX指数 】
3,990.95 +60.77 (+1.55%) ⇒◇切り返し.高値更新 ⇒◇陽5.高値更新 ⇒◇陽6.高値更新  

【 VIX恐怖指数 】
12.48+0.29 (+2.38%) ⇒◆逆立.大幅下落 ⇒+nrはらみ ⇒◇呑込み浮上
+2.38P 上げる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇nr.様子見  ⇒ ダウ工業株30種平均は6日続伸。
・連日で過去最高値を更新した。13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて2024年の米利下げ観測が強まった。朝方発表の11月の米小売売上高が市場予想に反して増加したのも、米景気に対する楽観につながった。

+◆nr.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は6日続伸。
・電気自動車のテスラが買われた。
・動画配信のネットフリックスなどを筆頭にハイテク大手には売られる銘柄が多かった。

//◆◇◆◇▲◇//◇▽◆▲▲ ドル円 141円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆▲◇//◆▽◆◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲◆▽//_◇▲◇△ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル弱い 円もみあい 原油.△wr.10MA突破.71ドル台  
12.15
米ドル/円 141.86 141.89
ユーロ/円 155.92 155.98
ユーロ/米ドル 1.0991 1.0993
英ポンド/円 181.04 181.18
豪ドル/円 95.03 95.08
スイスフラン/円 163.58 163.64
原油(WTIC原油先物) 71.58 +2.11 +3.04% ⇒◆Wr逆立.大幅下落 ⇒▽はらみ反発 ⇒△wr.10MA突破

▲ドル急落 円転換 142円台 原油.▽はらみ反発.69ドル台  
12.14
米ドル/円 142.84 142.85
ユーロ/円 155.34 155.38
ユーロ/米ドル 1.0875 1.0877
英ポンド/円 180.25 180.28
豪ドル/円 95.16 95.18
スイスフラン/円 163.92 163.97
原油(WTIC原油先物) 69.47 +0.86 +1.25% ⇒◇nr.もみあい ⇒◆Wr逆立.大幅下落 ⇒▽はらみ反発

◆ドルもみあい 円安一服.145円台に 原油.◆Wr逆立.大幅下落.68ドル台 
12.13
米ドル/円 145.46 145.47
ユーロ/円 156.99 157.06
ユーロ/米ドル 1.0793 1.0797
英ポンド/円 182.83 182.90
豪ドル/円 95.38 95.43
スイスフラン/円 166.15 166.23
原油(WTIC原油先物) 68.91 -2.71 -3.80% ⇒◇反発.+Cog ⇒◇nr.もみあい ⇒◆Wr逆立.大幅下落

ソフトランディングや利下げ期待    
1.
・利下げ期待や小売売上高が予想外のプラスとなり景気見通しの改善に寄り付き後、上昇。 その後、高値付近から利食い売りも目立ち伸び悩んだ。

・クラウド需要の低迷見通しを嫌気しナスダックは一時下落に転じるも、10年債利回りが4%を下回るなど金利安で下値も限定的となりプラス圏を回復。

・ダウは連日で最高値を更新して引けた。

・ダウ平均は一時200ドル近く上昇したが、午後には下げに転じる場面もあった。上昇基調が続き、前日もFOMCを受けて大幅高となっていた。高値警戒感や相場の過熱感が意識され、利益確定や持ち高調整の売りが出た。

・11月の小売売上高は前月比0.3%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%減)を上回った。年末商戦が好調な滑り出しとなり、米消費の底堅さを示したと受け止められた。
24年の米利下げ観測を背景に米長期金利は一時前日比0.14%低い(価格は高い)3.88%と7月以来の水準に下がった。米国債利回りの低下が続き、株式の相対的な割高感が薄れているのも相場の支えだった。

2.
・自動車、自動車部品、銀行が上昇。
・保険が下落。

・景気敏感株への買いが目立ち、ダウ平均では建機のキャタピラーや金融のゴールドマン・サックスが大幅上昇。
・化学のダウや石油のシェブロンも上げた。
・バイオのモデルナ(MRNA)は製薬会社メルク(MRK)と開発した個別化ワクチンについて進行した皮膚がんの再発を3年間防ぐ効果があるとの新たな研究結果を発表し、大幅高。
・半導体のインテル(INTC)は競合エヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に対抗し新たな人工知能(AI)チップを発表し、買われた。
・会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか、特別配当を発表し時間外取引で買われている。

・医療保険のユナイテッドヘルス・グループや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)といったディフェンシブ株が売られた。
・ソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も安かった。
・ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は通期の見通しが予想を下回り、下落した。

3.
・米国債利回りの低下が続き、株式の相対的な割高感が薄れているのも相場の支えだった。
・電気自動車のテスラが買われた。
・動画配信のネットフリックスなどを筆頭にハイテク大手には売られる銘柄が多かった。

SOX指数 銘柄    
◇ TSM 103.45 +1.78%
◇ エヌビディア 483.5 +0.54%
☆ ASML 753.71 +2.51%
◇ インテル 45.18 +1.37%
◇ QCOM クアルコム 141.5 +1.95%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 161.74 +3.03%
☆ AMD 138 +4.98%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 82.19 +3.01%
☆ テラダイン 105.39 +7.37%
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◇ TSM 102.12 +0.51%
◇ エヌビディア 480.88 +0.90%
◇ ASML 735.29 +2.04%
◇ インテル 44.57 +1.20%
◇ QCOM クアルコム 138.8 +1.55%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 156.99 -0.15%
☆ AMD 138.19 +3.02%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 79.79 +2.09%
◇ テラダイン 98.16 +1.89%
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◇ TSM 101.6 +0.64%
◇ エヌビディア 476.57 +2.21%
◇ ASML 720.56 +1.45%
◆ インテル 44.04 -1.12%
◇ QCOM クアルコム 136.68 +0.43%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 157.22 +1.34%
☆ AMD 137.61 +3.18%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 78.16 +0.48%
◆ テラダイン 96.34 -0.40%
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【NY外為】
▲ドルが続落。 円は141円台
//◇◆◇▲◇//◇◆▲▲ 
・ドルが続落。---ドル指数は8月上旬以来の低水準。前日のハト派的なFOMCに続き、この日は複数の中央銀行が政策決定を明らかにした。
・ルは対円でアジア時間には一時1.3%下げる場面もあった。商品投資顧問(CTA)ファンドからモメンタムの売りが出た。来週の日本銀行政策会合を控え、円コールの需要も強くなった。

ドル円相場は
⇒¥141.92 -¥0.97 -0.68%
⇒¥143.04 -¥2.41 -1.66%
⇒¥145.49 -¥0.67 -0.46%

>>12.12
マネックス・ヨーロッパの外国為替分析責任者、サイモン・ハービー氏

「きょうのデータはFRBにとって完璧だった。タカ派的な姿勢を信用してもらうのに十分なほどに熱いが、その姿勢を実行に移す必要性が高まるほどには熱くない」とリポート。

【米国株】
◇続伸
//◆◆◆◇◇//◇◇▽◇ 
・14日の米国株式相場は続伸。
・連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派傾斜と経済のソフトランディング(軟着陸)期待に支えられた買いは、市場の反応が規模もスピードも過剰だったとの観測に抑えられ、勢いをやや失った。

・S&P500種株価指数は一時、過去最高値に接近する場面もあった。S&P500種は「買われ過ぎ」の水準を大きく上回り、バリュエーションとテクニカル分析からは株価が下げやすい状況がうかがわれる。
・この日は大型ハイテクが市場を圧迫し、ナスダック100指数は下げた。---年初から前日までには50%を超える上昇となっていた。

12.14
イートロの米投資アナリスト、キャリー・コックス氏

「向こう数週間を見越してやや神経質になっている」と指摘。
「株式相場には真剣な体温測定が必要だ。10月末を最後に1%を超える反落は見たことがない。利下げ期待に基づく取引に勢いがあるが、それが下火になっても驚きではない。現在の好ましい環境という見方は変わらないはずだ」と述べ。

12.14
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏

連邦準備制度理事会(FRB)メンバーによるハト派寄りの発言を、パウエル議長が追認したことに留意を促した。
これがFRB内でのリセッション懸念を意味しないとの想定に基づけば、リスク資産を買い続けても大丈夫だという青信号がともったことになるとメイリー氏は述べ。
---「債券も株も、短期ベースでかなり買われ過ぎてしまったことを指摘しなくてはならない」とメイリー氏。「従って、遠くない将来に何らかの揺り戻しはあり得る」と述べた。

12.14
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏

「市場は利下げペースの織り込みを急ぎ過ぎているというのが当社の見解だ」と。
「この金利サイクルの経験から、FRBの言うことに耳を傾けるのが得策だと考えている。FOMCは追加利上げを控え、2024年半ばまでに利下げを開始し、来年末までに合計75bpの利下げを実施するというのが、当社の基本予想だ」と述べ。

【米国債】
▽続伸
//▲▽▽◆◆//◆▽▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・FOMC後の買いが続いた。先物やオプション、現物に至るまで出来高は軒並み高く、ハト派的なポジションを巻き戻して利益を確定する動きと、さらにアップサイドへヘッジを仕掛ける動きが交錯した。

・米10年債利回り
⇒3.92% -9.8 -2.43%
⇒4.02% -17.7 -4.21%
⇒4.20% -2.9 -0.68%
  
12.14
ダブルライン・キャピタルの創業者ジェフリー・ガンドラック氏

米金融当局が来年に計2ポイント利下げする可能性が高いとみて、米10年国債利回りが3%台前半に向けて低下すると見込む。

12.14
「債券王」と呼ばれたビル・グロース氏

利回りはすでに4%台で適正の水準に達しているとして、債券相場を巡る高揚感に冷や水を浴びせた。

【原油】
△大幅続伸
//▲▲▲◆▽//◇▲◇△ 
・前日のFOMCで積極的な利上げの終了がこれまで以上に明確に伝わり、世界的な株高となる中で原油も買われた。
・一方でブルームバーグ・ドル指数が8月以来の安値に下げたことも、ドル建てで取引される原油の妙味を高めた。
・ただ、供給過剰への懸念は根強い。国際エネルギー機関(IEA)はこの日、今年10-12月(第4四半期)の石油需要拡大ペースの見通しを引き下げた。主要国での経済活動低迷に伴い、世界で需要の伸びが急減速しているというのが理由。

・WTI先物1月限は前日比2.11ドル(3%)高の71.58ドル。
・ロンドンICE北海ブレント2月限は3.2%上げて76.61ドル。

12.14
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏

「原油は他のリスク資産とともに買われている」と指摘。その上で、持続的な上昇には原油在庫の減少などが必要になると語った。

【NY金】
▽大幅続伸
//▲◆◇◆▲//◆◆◇▽
・スポット価格は前日、米金融当局が従来の見通し以上に来年に積極的な利下げを実施すると示唆したことを受けて急伸していた。


・金先物2月限は前日比47.60ドル(2.4%)高の1オンス=2044.90ドル。

12.14
マッコーリー・グループの商品戦略責任者、マーカス・ガーベイ氏

「金に資金が流入しやすい環境が戻ってきたことは明らかだ」と指摘。「来年に向けて、私自身は非常に強気だ」とした。

12.14
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

「中央銀行が2年連続で市場から1000トン余りを買っていたため、ETF投資家による売りは容易に吸収されていた。両者が買い手になる可能性がある来年はどうなるだろうか」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,648.98 +100.54 +1.33%
独DAX指数 16,752.23 -13.82 -0.08%
仏CAC指数 7,575.85 +44.63 +0.59%
⇒▲nrもみあい.調整 ⇒△nr.様子見 ⇒△wr.クアトロ
⇒◆nrかぶせ.高値調整 ⇒◆nrもみあい.調整 ⇒◆wr吞込み.調整
⇒▲nrかぶせ.高値調整 ⇒▲nr.調整 ⇒+◆陰上げ.調整

◇上昇
//◆▽◇◆◇//◇◆◆◇
・14日の欧州株はストックス欧州600指数が0.9%上昇。
・この日は不動産や鉱業関連銘柄が上昇。---世界の主要金融政策当局は利下げへ向かっているとの見方が強まった。

>>12.13
キャピタル・ドット・コムのシニア市場アナリスト、ダニエラ・ハーソン氏

「次にはECBなど多くのリスクイベントが控えており、警戒心が見られる」と指摘。---「FRBのパウエル議長は利下げに関する推測を避け、経済の進展にもっと焦点を当てようとするだろう。(中略)これまでの進展に過剰に満足しているように聞こえる発言は控えるだろう」と言及。

【欧州債】
◇ドイツ債と英国債が上げ幅を縮小
//◇▽◇◇◇//◆◇◇◇ 
・欧州債市場ではドイツ債と英国債が上げ幅を縮小。---欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)はいずれも金利を据え置いたが、インフレリスクへの警戒感を示した。

・イタリア債はドイツ債をアウトパフォーム。ECBが新型コロナウイルス禍の影響を緩和するために導入したパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の下で購入した債券について、来年半ばから保有を減少させる方針を示したことに反応した。

・独国債10年物
⇒2.12% -0.05
⇒2.17% -0.05
⇒2.22% -0.04
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・英国債10年物
⇒3.79% -0.04
⇒3.82% -0.13
⇒3.96% -0.11
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>>12.4
ノルデアのチーフアナリスト、アンダース・スベンセン氏

「中銀が利上げを打ち切るリスクは織り込み済みだ。利上げリスクが非常に低いと考えるのであれば、金利低下に向けてポジションを取る必要がある」と。

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