*かぶとうし塾


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2023年12月14日木曜日

▲ドル急落 円転換 142円台 原油.▽はらみ反発.69ドル台 令和5.12.14.Thus

14日 【日本株】
日経平均 32,686.25 -240.10 -0.73%
TOPIX 2,321.35 -33.57 -1.43%
日経平均 ⇒+◆陰上げ.様子見 ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒◆吞込み逆立.10MA割れ
TOPIX  ⇒◆かぶせ.Reg20MA ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒◆逆立.10MA割れ
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.01 +0.73 +4.22% ⇒◇吞込み反発
日経平均VI 17.28 -0.81 -4.48% ⇒◆nr下げ.もみあい
日経平均VI 18.09 -0.12 -0.66% ⇒-△陽下げ.20MAもみあい
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・FRB、来年の利下げに向け地ならし-インフレ圧力緩和受け方向転換。
・日銀は利上げで来年も世界の中銀で特異な存在に-米FRBは利下げへ。
・安倍派裏金疑惑、東京地検が近く強制捜査へ-報道。
・ドル・円相場は1ドル=141円台後半で推移、前日の日本株終値時点は145円57銭。
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14日、日本株は反落、円高加速で自動車安い-日米金利低下し金融も売られる

・14日の東京株式相場は反落。
・外国為替市場のドル・円相場が一時1ドル=140円台と4カ月半ぶりの円高水準に振れ、業績期待の後退で自動車やゴム製品、電機など輸出関連株が売られた。

・連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米国の利下げ観測が強まり、日米の金利が低下したことで銀行や保険など金融株の下げも目立った。
・2000億円の自社株買いを行うリクルートホールディングスは急伸。
・信越化学工業やニトリホールディングスも高い。

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セゾン投信の瀬下哲雄
・FOMCのドットチャートがマーケットに寄せてきたことがサプライズ。金利差縮小で円高圧力は長期的に強まるため、今回のFOMCの影響は大きい。
・バリュー大型株が買われるストーリーが逆回転している。日本の金利上昇期待が少し緩和され、銀行株買いを支えてきたシナリオに不透明感が出ている。
・アベノミクスの影響は金融緩和の維持という話があったため、パーティー券問題で金融緩和を縮小しやすくなったのではないか。
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急速な円高進行で輸出関連銘柄が売り
・米国株上昇を背景に日経平均は上昇スタートしたが、為替市場で、ドル・円が142円台と前日大引けとの比較では3円ほど円高に振れたこともあり、大型株を中心に売り優勢の展開に。
・寄り付き後、日経平均はすぐに前日比マイナス圏に沈んだ。

・後場に入ると、ドル・円が一時140円台に入ったこともあり、日経平均は一時、前日比400円超の下落と下げ幅を拡大。
・その後はドル・円が141円台後半まで戻したことから、大引けにかけて下げ渋ったが、大型株を中心に弱い一日となった。

・サービス業、化学、金属製品が上昇。
・輸送用機器、銀行業、保険業、海運業、電気・ガス業などが下落。

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【個別銘柄】三菱自、野村マイクロ、正栄食、SANKYO、リクルートHD など 


▲三菱自 422.1 -30.7大幅続落。
前日開催されたFOMCでは、3会合連続での金利据え置きが決定されたほか、24年には複数回にわたって金利を引き下げるとの見通しが示されている。想定以上のハト派的な結果となって米長期金利は低下、つれて、ドル円相場は142円台前半にまで下落する形になっている。
急速な円高進行を嫌気して、同社の他、マツダや日産など自動車株の一角が下落率上位に顔を連ねている。

▽野村マイクロ 11830 +310大幅続伸。
みずほ証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を15000円としている。電子産業向け超純水製造装置の市場規模は中長期的に拡大し、国内製薬関連の超純水製造装置業界も堅調に推移すると想定。これら製造装置の主要企業である同社は、中長期的に業績拡大が可能とみているよう。
株価は既に上昇しているものの、成長性やバリュエーションに鑑みれば、依然として割安感が残ると判断のよう。

▽正栄食 4740 +350大幅反発。
前日に23年10月期の決算を発表、営業利益は40.3億円で前期比7.6%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準の35億円を上振れる着地。価格引上げもあり、乳製品・油脂類、製菓原材料類、菓子・リテール商品類など日本国内での売上が増加しているもよう。
24年10月期は42億円で同4.0%増と増益見通し、記念配当実施で年間配当金は前期比2円増の50円を計画している。

▽SANKYO 7615 +553大幅続伸。
大和証券では投資判断を「3」から「1」に、目標株価も6600円から10700円にまで引き上げた。24年にはパチンコホールがより射幸性が高いと見られるパチンコ機へ入替を積極的に行う可能性があり、パチンコ機の販売シェアの高い同社は想定以上に業績を伸ばすポテンシャルがあるとみている。
また、自己株式の取得を不定期ながら継続的に実施すると予想され、業績拡大と資本効率の改善を評価としている。

▽リクルートHD 5826 +392大幅続伸。
発行済み株式数の2.83%に当たる4600万株、2000億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は12月14日から24年7月17日まで。資本効率の向上と株主還元の充実が目的としている。
当面の需給面での下支えにつながるものとしてポジティブに評価されている。また、本日はFOMCを受けた米長期金利の低下で、グロース株が総じて買い優勢となっている流れも支援材料。

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12.14動いた株・出来た株
◇SANKYO<6417> 7660 +598 大和証券では投資判断を一気に2段階格上げ。
◇オープンドア<3926> 742 +44 円高による海外旅行需要の回復を期待で。
◇エアトリ<6191> 1690 +82 オープンドアと同様に海外旅行需要の回復期待で。
◇リクルートHD<6098> 5794 +360 グロース株高の中で自社株買いの実施発表を好感。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 12130 +610 みずほ証券では新規に買い推奨観測。
◇Appier Group<4180> 1588 +79 米長期金利低下による中小型グロース株高の流れで。
◇マネックスグループ<8698> 700 +32 米FOMC受けてビットコイン関連にも関心向かう。
◆三菱自動車工業<7211> 428.3 -24.5 FOMC受けた円高進行で自動車株が軟化。
◆マツダ<7261> 1466.5 -81 円高進行で自動車株売り優勢の流れに。
◆楽天銀行<5838> 2318 -132 米長期金利低下による銀行株安の流れも嫌気。
◆三井住友<8316> 7053 -319 長期金利の低下でメガバンクには売り優勢。
◆東京電力HD<9501> 775.7 -41.2 過度な原発再稼働期待の流れが後退し。
◆川崎重工業<7012> 2828 -154 重工大手の中では円高デメリット銘柄とされ。
◆マキタ<6586> 3606 -179 輸出比率高く円高進行を弱材料視。
◆日産自動車<7201> 541 -25 円高進行で自動車株は総じて売り優勢。
◆三越伊勢丹<3099> 1568.5 -72.5 円高によるインバウンド需要の減退意識も。
◆デンソー<6902> 2095 -39 売出価格決定もあく抜け感は強まらず。
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12.13
NYダウ   37,090.24 +512.30 +1.40%
NASDAQ 14,733.96 +200.56 +1.38%
S&P500  4,707.09 +63.39 +1.36%

NYダウ(INDU) ⇒◇High.高値更新 ⇒◇High2.高値更新 ⇒◇wr.大幅上げ
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇切り返し.高値更新 ⇒◇切り返し3.高値更新 ⇒▽wr.大幅上げ
S&P500(SPX) ⇒◇切り返し.高値更新 ⇒◇切り返し3.高値更新 ⇒◇wr.大幅上げ
【 SOX指数 】
3,990.95 +60.77 (+1.55%) ⇒◇High.高値更新 ⇒◇切り返し.高値更新 ⇒◇陽5.高値更新  

【 VIX恐怖指数 】
12.19 +0.12 (-0.99%) ⇒+◆陰はらみ.上がる ⇒◆逆立.大幅下落 ⇒+nrはらみ
-0.99P 下げ ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇wr.大幅上げ  ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続伸。
・米連邦準備理事会(FRB)は13日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を5.25~5.5%に据え置いた。2024年に利下げに転じるとの予想を示し、米経済の先行き不安が和らいだことから買いが膨らんだ。

▽wr.大幅上げ ⇒ ナスダック総合株価指数は5日続伸。
・金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れたのも買いを促した。
・半導体のエヌビディアや動画配信のネットフリックスが上昇。

//◆◇◆◇▲◇//◇▽◆▲ ドル円 142円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆▲◇//◆▽◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲◆▽//_◇▲◇ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル急落 円転換 142円台 原油.▽はらみ反発.69ドル台  
12.14
米ドル/円 142.84 142.85
ユーロ/円 155.34 155.38
ユーロ/米ドル 1.0875 1.0877
英ポンド/円 180.25 180.28
豪ドル/円 95.16 95.18
スイスフラン/円 163.92 163.97
原油(WTIC原油先物) 69.47 +0.86 +1.25% ⇒◇nr.もみあい ⇒◆Wr逆立.大幅下落 ⇒▽はらみ反発

◆ドルもみあい 円安一服.145円台に 原油.◆Wr逆立.大幅下落.68ドル台 
12.13
米ドル/円 145.46 145.47
ユーロ/円 156.99 157.06
ユーロ/米ドル 1.0793 1.0797
英ポンド/円 182.83 182.90
豪ドル/円 95.38 95.43
スイスフラン/円 166.15 166.23
原油(WTIC原油先物) 68.91 -2.71 -3.80% ⇒◇反発.+Cog ⇒◇nr.もみあい ⇒◆Wr逆立.大幅下落

▽ドル反発 円安へ転換 原油.◇nr.もみあい.71ドル台  
12.12
米ドル/円 146.13 146.17
ユーロ/円 157.22 157.32
ユーロ/米ドル 1.0759 1.0763
英ポンド/円 183.48 183.59
豪ドル/円 95.89 96.00
スイスフラン/円 166.30 166.40
原油(WTIC原油先物) 71.32 +0.09 +0.13% ⇒◆nr.もみあい ⇒◇反発.+Cog ⇒◇nr.もみあい

FOMC受け早期利下げ期待高まる    
1.
・11月生産者物価指数(PPI)が予想を下回り長期金利の低下に連れハイテクが買われ、小幅高で寄り付いた。

・連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表待ちで小動きが続いたのち、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利を3会合連続で据え置くことを決定、当局金融政策決定者の予測が24年の0.75%の利下げが予想されるなどハト派な内容となり、パウエル議長も会見でタカ派色を見せず、来年の利下げ観測が一段と強まると、長期金利の一段の低下で買いに拍車がかかり、終盤にかけ上げ幅を拡大。

・ダウは過去最高値で終了。

・24年内の利下げ観測を背景に米長期金利は急速に低下。一時は4.00%と8月以来の低水準を付けた。金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れたのも買いを促した。

・FRBのパウエル議長の記者会見が始まると、ダウ平均は上げ幅を拡大した。パウエル議長は「インフレは失業率の大幅な上昇を伴うことなく緩和してきた」との認識を示した。「我々は政策金利が今回の引き締め局面のピークか、それに近い水準にあると考えている」とも述べた。市場では「24年はインフレを抑えつつ経済成長を加速させることができるとの期待が高まった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声。

2.
・不動産、公益事業が上昇。
・電気通信サービスが下落。

・ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスやホームセンターのホーム・デポ、化学のダウの上昇が目立った。
・ドラッグストア小売店運営会社のウオルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は英国のチェーン、ブーツを分社化し、ロンドンでの新規株式公開(IPO)の可能性などを検討していると報じられ、上昇。
・医薬品メーカーのバーテックス・ファーマシューティカルズ(VRTX)は常習性のない糖尿病患者向けの神経痛治療薬を巡る治験で有効性が確認されたとの報告が好感され、急伸。

・通信のベライゾン・コミュニケーションズやIT(情報技術)のIBMは下げた。
・製薬会社のファイザ―(PFE)は新型コロナウィルス関連の需要減少で見通しを下方修正し、下落。


3.
・金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れたのも買いを促した。
・半導体のエヌビディアや動画配信のネットフリックスが上昇。
・ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に決算を発表。見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。

SOX指数 銘柄    
◇ TSM 102.12 +0.51%
◇ エヌビディア 480.88 +0.90%
◇ ASML 735.29 +2.04%
◇ インテル 44.57 +1.20%
◇ QCOM クアルコム 138.8 +1.55%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 156.99 -0.15%
☆ AMD 138.19 +3.02%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 79.79 +2.09%
◇ テラダイン 98.16 +1.89%
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◇ TSM 101.6 +0.64%
◇ エヌビディア 476.57 +2.21%
◇ ASML 720.56 +1.45%
◆ インテル 44.04 -1.12%
◇ QCOM クアルコム 136.68 +0.43%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 157.22 +1.34%
☆ AMD 137.61 +3.18%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 78.16 +0.48%
◆ テラダイン 96.34 -0.40%
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◇ TSM 100.95 +0.60%
◆ エヌビディア 466.27 -1.85%
◇ ASML 710.24 +1.98%
☆ インテル 44.54 +4.31%
◇ QCOM クアルコム 136.1 +2.35%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 155.14 +5.02%
☆ AMD 134.41 +3.72%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 77.79 +3.78%
☆ テラダイン 96.73 +4.81%
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【NY外為】
▲ドルが急落。 円は143円台
//◇◆◇▲◇//◇◆▲ 
・ドルが急落。---米金融当局が9月時点よりも1回多い、来年3回の利下げを見込んでいることが明らかとなり、ドル売りが膨らんだ。
・円は対ドルで急伸。FOMC前は145円台で推移していたが、政策発表とパウエル議長会見を受けて上値を伸ばし、一時は1.9%高の142円65銭まで買われた。

ドル円相場は
⇒¥143.04 -¥2.41 -1.66%
⇒¥145.49 -¥0.67 -0.46%
⇒¥146.14 ¥1.19 +0.82%

>>12.12
マネックス・ヨーロッパの外国為替分析責任者、サイモン・ハービー氏

「きょうのデータはFRBにとって完璧だった。タカ派的な姿勢を信用してもらうのに十分なほどに熱いが、その姿勢を実行に移す必要性が高まるほどには熱くない」とリポート。

【米国株】
▽上昇
//◆◆◆◇◇//◇◇▽ 
・13日の米金融市場では、株式と債券がそろって上昇。

・注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策判断はハト派色の強い内容と受け止められた。
・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は失業率の急上昇を招かず、インフレが緩和していることは朗報と述べ、金融政策はかなり景気抑制的な領域に入っているとの認識を改めて表明。
インフレは鈍化したかもしれないが、なお高すぎるとし、金融当局は慎重に進めていると続けた。

12.13
イートロの米投資アナリスト、キャリー・コックス氏

「米金融当局はソフトランディング(軟着陸)を実現しつつあると考えている」と指摘。
「市場も明らかにそれを信じている。米金融当局者は来年、数回の利下げを見込んでおり、それも祝いの利下げのようにみえる」と述べた。
その上で「誰も将来のことははっきり分からない。だからこそ機敏に行動し、金利が当面高止まりするであろう点を心にとどめておくことが重要だ。-- 米金融当局の姿勢は年末まで利下げトレードを持続させる可能性がある」と。

12.13
KPMGのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏

「米当局者はこの政策声明と見通しを承認した。想定しうる限りのハト派的な内容であり、ハト派という点で私の想像以上だった」と。
「パウエル議長がこれを撤回するのは難しいだろう。米当局者全員がこれを認めていることを踏まえれば、議長が撤回するとは思わない」と述べ。

12.13
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏

「インフレは正しい方向に進んでいる。だが、米金融当局は来年3回の利下げを見込んでいるにもかかわらず、今回の政策声明でタカ派的なトーンを維持した」と。
「投資家は新年も、ほぼ同じような展開を想定すべきだ。米金融当局は金融政策が景気を減速させ、インフレを冷やし始めるのにこれほど長く待つことを余儀なくされた。ようやくゴールが視界に入ってきたからといって、慎重さを忘れて前のめりになるようなことはしないだろう」と述べ。

【米国債】
▽大幅高
//▲▽▽◆◆//◆▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・期間短めの債券利回りが25bp余り低下し、ブルスティープ化が進行した。

・米10年債利回り
⇒4.02% -17.7 -4.21%
⇒4.20% -2.9 -0.68%
⇒4.23% +0.8 +0.18%
  
>>12.12
ファースト・シチズンズ・バンク・ウェルス・マネジメントの市場・経済調査ディレクター、フィリップ・ニューハート氏

「きょうのデータでは前年同月比での総合指数がまた改善したが、コア指数はFRB目標の2倍という高い水準を維持した」と指摘。
「FOMCは実質的なインフレのさらなるペース改善を確認してから、フェデラルファンド(FF)金利目標水準を引き下げる気になるだろう」と述べた。
金利の変動性は高いが、依然高い水準にある利回りには妙味があると投資家の多くは判断している。とりわけ歴史的な積極引き締めが終了したとの観測が広がっている状況ではなおさらだ。

>>12.12
インベスコのチーフ債券ストラテジスト、ロブ・ウォルドナー氏

「FRBが来年たどる道はゆっくりとした利下げか、急速な利下げだ」と話す。
「いずれも債券にとっては非常に良い。経済はゆっくりと成長し、ディスインフレ的な環境だと考えている」と述べた。

【原油】
◇反発
//▲▲▲◆▽//◇▲◇ 
・米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫の減少が示され、相場を圧迫していた供給過剰懸念の後退につながった。
・ホリデー時期を前にした流動性低下で値動きが増幅した可能性もある。売買高は過去4営業日のうち3日で30日平均を下回った。

・WTI先物1月限は前日比86セント(1.25%)高の69.47ドル。
・ロンドンICE北海ブレント2月限は1.4%上げて74.26ドル。

12.13
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏

在庫減少について「全体としてかなり強材料だ」と。
本格的な相場上昇につながるかどうかには懐疑的なものの、「空売り筋をちゅうちょさせることにはなるだろう」と語った。

【NY金】
◇小反発
//▲◆◇◆▲//◆◆◇
・金スポット相場はFOMC前は様子見姿勢も強く、1980ドルを挟んだ推移となっていたが、24年の複数回利下げ予想が示された直後に買いが強まり、一気に2000ドル台を回復した。


・金先物2月限は、FOMC結果発表前に前日比4.10ドル(0.2%)高の1オンス=1997.30ドル。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,548.44 +5.67 +0.08%
独DAX指数 16,766.05 -25.69 -0.15%
仏CAC指数 7,531.22 -12.33 -0.16%
⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▲nrもみあい.調整 ⇒△nr.様子見
⇒◇nr.高値様子見 ⇒◆nrかぶせ.高値調整 ⇒◆nrもみあい.調整
⇒◇nr.高値様子見 ⇒▲nrかぶせ.高値調整 ⇒▲nr.調整

◆小幅続落
//◆▽◇◆◇//◇◆◆
・米連邦準備理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)の結果と最新の経済・金利見通しの発表を控え、投資家のリスク選好心理が抑えられた。

12.13
キャピタル・ドット・コムのシニア市場アナリスト、ダニエラ・ハーソン氏

「次にはECBなど多くのリスクイベントが控えており、警戒心が見られる」と指摘。---「FRBのパウエル議長は利下げに関する推測を避け、経済の進展にもっと焦点を当てようとするだろう。(中略)これまでの進展に過剰に満足しているように聞こえる発言は控えるだろう」と言及。

【欧州債】
◇上昇
//◇▽◇◇◇//◆◇◇ 
・国債利回りが低下。---投資家が米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定を待つ中、英経済指標が材料となった。

・ドイツの10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)低下の2.17%。
・イタリア10年債利回りは7.5bp低下し3.94。

・独国債10年物
⇒2.17% -0.05
⇒2.22% -0.04
⇒2.62% -0.04
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・英国債10年物
⇒3.82% -0.13
⇒3.96% -0.11
⇒4.24% -0.03
---------------------------

>>12.4
ノルデアのチーフアナリスト、アンダース・スベンセン氏

「中銀が利上げを打ち切るリスクは織り込み済みだ。利上げリスクが非常に低いと考えるのであれば、金利低下に向けてポジションを取る必要がある」と。

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