*かぶとうし塾


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2023年12月6日水曜日

◆ドルもみあい 円強.147円台 原油.▲陰.Low3.72ドル台 令和5.12.6.Wed

6日 【日本株】
日経平均 33,445.90 +670.08 +2.04%
TOPIX 2,387.20 +44.51 +1.90%
日経平均 ⇒▼nr下げ.調整 ⇒◆窓埋め大幅調整 ⇒▽反発.Cog
TOPIX  ⇒▼nr下げ.調整 ⇒◆窓埋め調整 ⇒▽反発.Cog
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.22 +0.45 +2.53% ⇒▽上がる
日経平均VI 17.77 +0.71 +4.16% ⇒◇大幅上げ
日経平均VI 17.06 +0.78 +4.79% ⇒△上がる.5MA突破
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・10月の米求人件数、2021年以来の低水準-労働市場の冷え込み示唆。
・米ISM非製造業指数、11月は拡大ペース加速-業況・雇用が改善。
・地銀がマイナス金利解除を要望、日銀がレビューで意見聴取-関係者。
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6日、日本株1カ月ぶり上昇率、米金利低下で安心感-ハイテク中心全面高に

・6日の東京株式相場は大幅反発し、東証株価指数(TOPIX)の上昇率は1カ月ぶりの大きさとなった。
・米国で10月の求人件数が2021年3月以来の低水準となり、米金利が低下したことで買い安心感が広がった。



ファーストリテや東エレクが2銘柄で約122円分押し上げ
・まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は前日比153.10円高の32928.92円と4日ぶりに反発して取引を開始。
・その後も買いが集まり取引終盤までじりじりと上げ幅を広げる展開となった。
・米長期金利の低下を受けてナスダックが反発したことが東京市場でハイテク株やグロース(成長)株の株価を支える要因となった。
・テクニカル面でも25日移動平均線付近がサポートラインとして意識された。

・精密機器、電気・ガス業、証券・商品先物取引業など、東証33業種すべてが上昇。


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フィリップ証券の増沢丈彦
・直近の3日間で日本株は売られ過ぎの印象で、きょうは買い戻しが入った。
・米求人件数を受けた金利低下が相場を押し上げたが、市場の米金融政策への見方は根本的には変化していない。
・注目度の高い米雇用統計の発表を8日に控えて投資家は動きづらい状況が続く、弱い数字が出れば年末のラリーにつながる可能性もある。
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【個別銘柄】 東京電力HD、マネックスG など 


▽東京電力HD 692 +51.7大幅反発。
原子力規制委員会では本日定例会合を開催し、事実上の運転禁止命令を出している柏崎刈羽原子力発電所のテロ対策の改善や同社の事業者としての適格性を確認すると報じられている。委員から異論が出なければ、禁止命令の解除への道が開けることになるよう。
規制委では21年4月に事実上の運転禁止命令を出し、検査や適格性の再確認を進めてきていた。柏崎刈羽原発再稼働への期待を織り込む動きが先行。

▽マネックスG 713 +29大幅反発。
前日の米国市場においてビットコイン価格が4万4000ドル台にまで上昇しており、暗号資産取引所運営のコインチェックを傘下に持っている同社などは、仮想通貨関連として関心が高まる展開になっている。
ビットコインETFの上場観測などが価格上昇の背景となっているもよう。ビットコイン価格は11月初旬の水準からすでに約25%の上昇となっている。

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12.6動いた株・出来た株
◇東京電力HD<9501> 690 +49.7 原子力規制委の定例会合開催を控えて期待感も。
◇さくらインターネット<3778> 2082 +155 前日に伝わったエヌビディアとの連携などに期待感続く。
◇タムロン<7740> 5020 +340 引き続き業績上方修正と増配を材料視。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 11810 +780 半導体株高の流れから押し目買い優勢。
◇レーザーテック<6920> 35380 +1600 米長期金利の低下で半導体関連は総じて反発。
◇ANYCOLOR<5032> 3875 +165 グロース株堅調推移で買い安心感。
◇ソシオネクスト<6526> 12580 +535 前日下げが目立った半導体関連株は本日反発へ。
◇ダブル・スコープ<6619> 1001 +40 直近では韓国子会社の株価が急伸。
◇マネックスグループ<8698> 713 +29 ビットコイン価格の大幅上昇を受け。
◆NSユナイテッド海運<9110> 5050 -260 バルチック指数上昇手掛かりに直近で上昇の反動。
◆ゼンショーHD<7550> 7380 -131 公募価格決定もあく抜け材料につながらず。
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12.5
NYダウ   36,124.56 -79.88 -0.22%
NASDAQ 14,229.91 +44.41 +0.31%
S&P500  4,567.18 -2.60 -0.05%

NYダウ(INDU)⇒▽切り返し.High2 ⇒-◇はらみ.調整 ⇒-nrはらみ2.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽吞込み反発.10MA突破 ⇒-▽nr.様子見 ⇒△吞込反発
S&P500(SPX) ⇒▽切り返し.Sup10MA ⇒-▽はらみ.調整Sup10MA ⇒-△nr.様子見
【 SOX指数 】
3,672.40 -21.05 (-0.57%) ⇒▽入首.test10MA ⇒▼nr様子見.クアトロ ⇒-▽nr.様子見  

【 VIX恐怖指数 】
12.85 -0.23 (-1.76%) ⇒▼切下げ ⇒+▲陰上げ ⇒▲陰下げ
-1.76P 下げる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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-nrはらみ2.調整  ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・ダウ平均など主要株価指数が年初来高値圏にあるなか、一部の主力株には利益確定売りが優勢となった。米金融政策を探るうえで、今週発表が相次ぐ雇用関連指標への関心が高く、買い手控えにつながった。

△吞込反発 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・長期金利の低下を手がかりに次第に買いが優勢となった。
・画像処理半導体のエヌビディアやネット通販のアマゾン・ドット・コム、電気自動車のテスラが買われた。

//◇◆▲◆▽▲//◆◇◆ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆◆▲//◆◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▽◇▲▲//_▲▲ 原油 72ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい 円強.147円台 原油.▲陰.Low3.72ドル台 
12.6
米ドル/円 147.10 147.14
ユーロ/円 158.78 158.88
ユーロ/米ドル 1.0794 1.0798
英ポンド/円 185.21 185.32
豪ドル/円 96.35 96.42
スイスフラン/円 168.10 168.16
原油(WTIC原油先物) 72.32 -0.72 -0.99% ⇒▲陰.Low ⇒▲切下げ.Low ⇒▲陰.Low3

◇ドルもみあい 円安一服感 原油.▲切下げ.Low.73ドル台  
12.5
米ドル/円 147.20 147.23
ユーロ/円 159.51 159.54
ユーロ/米ドル 1.0836 1.0837
英ポンド/円 185.88 185.97
豪ドル/円 97.43 97.46
スイスフラン/円 168.61 168.71
原油(WTIC原油先物) 73.04 -1.03 -1.39% ⇒▲Cog下げ ⇒▲陰.Low ⇒▲切下げ.Low

◆ドルもみあい 円もみあい 原油(12.1).▲陰.Low.74ドル台  
12.4
米ドル/円 146.76 146.79
ユーロ/円 159.66 159.75
ユーロ/米ドル 1.0879 1.0883
英ポンド/円 186.43 186.58
豪ドル/円 97.89 97.97
スイスフラン/円 168.75 168.98
原油(12.1)(WTIC原油先物) 74.07 -1.89 -2.49% ⇒◇陽2 ⇒▲Cog下げ ⇒▲陰.Low

金利低下でハイテクに買い戻し    
1.
・JOLT求人件数が予想を下回り労働市場の鈍化が明らかになり、景気減速を警戒した売りに寄り付き後、下落。

・ダウは終日軟調に推移した。


・長期金利の低下でハイテクは買い戻され、ナスダックは上昇に転じ相場の下値を支えまちまちで終了。

・今週は8日に発表される11月の雇用統計への注目度が高い。市場では「利下げ期待を後退させる強い雇用の伸びでもなく、景気後退の懸念を誘う弱さでもない程良い内容になるか見極めたい」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との声が聞かれた。前週末にかけて短期的に買われすぎたとの指摘も多く、持ち高調整の売りが出やすかった。

・ダウ平均の下値は堅かった。午前に発表された10月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数は873万3000件と、2021年3月以来の低水準となった。市場予想も下回り、労働市場の過熱感の緩和を示した。「FRBが利上げ局面を終えたとの見方を固める」(LPLファイナンシャルのジェフリ・ローチ氏)との受け止めは、相場を下支えした。

2.
・電気通信サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇。
・家庭・パーソナルが下落。

・スマートフォンのアップルは2%高。
・製薬のメルクや通信のベライゾン・コミュニケーションズなどディフェンシブ株も買われた。


・日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が3%安。
・金融のゴールドマン・サックスや化学のダウ、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)も売られた。
・製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は競争激化で24年の売り上げの伸び減速を警告し軟調推移。
・クレジットカード会社のアメリカンエクスプレス(AXP)はイベントで最高経営責任者(CEO)が10月の利用額が第3四半期程強くないと慎重な見解を示し売られた。

3.
・長期金利の低下を手がかりに次第に買いが優勢となった。
・画像処理半導体のエヌビディアやネット通販のアマゾン・ドット・コム、電気自動車のテスラが買われた。


SOX指数 銘柄    
◆ TSM 96.69 -0.33%
◇ エヌビディア 465.66 +2.33%
◇ ASML 694.53 +0.61%
◆ インテル 41.92 -1.02%
◇ QCOM クアルコム 130.75 +0.62%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 146.15 -1.43%
◆ AMD 118.38 -0.95%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 73.69 -0.81%
◆ テラダイン 91.24 -2.06%
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◆ TSM 97.01 -1.56%
★ エヌビディア 455.1 -2.68%
◆ ASML 690.32 -0.27%
★ インテル 42.35 -3.18%
◇ QCOM クアルコム 129.95 +0.22%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 148.27 -2.19%
◇ AMD 118.57 +0.14%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 74.29 -2.16%
◆ テラダイン 93.16 -0.75%
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◇ TSM 98.55 +1.27%
◆ エヌビディア 467.65 -0.01%
◇ ASML 692.2 +1.23%
◆ インテル 43.74 -2.15%
◇ QCOM クアルコム 129.67 +0.48%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 151.59 +1.21%
◇ AMD 121.39 +1.03%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 75.93 -0.25%
◇ テラダイン 93.86 +1.77%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円は147円台
//◆▲◆▽▲//◇◆ 
・ドル指数がほぼ2週間ぶりの高値に達し、200日移動平均線を上回った。ヘッジの動きや安全資産としての逃避需要に支えられた。
・円は対ドルで米求人件数の発表後、一時1ドル=146円57銭まで買われた後、伸び悩む展開となった。

ドル円相場は
⇒¥147.16 -¥0.05 -0.03%
⇒¥147.22 ¥0.40 +0.27%
⇒¥146.84 -¥1.36 -0.92%

12.5
アリアンツの首席経済顧問を務めるモハメド・エラリアン氏

米連邦準備制度は金利に関するメッセージの力を失いつつあるが、金融市場が利下げが近いと期待するのは間違っていると。

【米国株】
◆小幅下落
//◆◇◇◇▽//◆◆ 
・S&P500種株価指数は方向感に欠ける動きとなり、前日比ほぼ変わらずで終了。

・銀行株は下落。銀行持ち株会社キーコープが非金利収入見通しを引き下げたことが影響した。
・大型テクノロジー株は堅調で、アップルやエヌビディアは上昇。



>>12.4
カナコード・ジェニュイティのトニー・ドワイヤー氏

「相場はここまで大きく上昇してきた。今は一服しているようなものだ」と。

12.4
モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏

11月に上昇した米国株は12月にはボラティリティーが高まると予想。「金利と株式の両方で短期的なボラティリティー」をもたらす可能性があるとリポートで分析。

>>12.4
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのジェーソン・ドラホ氏

「市場にとって最大の短期的リスクは、1カ月の驚異的な上昇の後、一服して値固めの局面が必要になるかもしれないということだ」と。
「多くの良いニュースは織り込み済みで、投資家は差し迫った下振れリスクをほとんど想定していないため、市場はささいな失望にさえもぜい弱だ。ただマクロ環境は当面、比較的穏やかなはずで、米金融当局は様子見モードになることが可能だ」と。

>>12.4
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏

「先月の大半にわたってみられた鈍化トレンドを裏付けるかどうか確認するため、8日の米雇用統計に全ての注目が集まる」と。
「そうならない場合、連邦公開市場委員会(FOMC)による来年の利下げ転換は遅れるとの懸念が再燃する可能性がある」と。

【米国債】
▽上昇
//◇◇◇▲▽//▲
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・労働市場のさらなる減速が示されたことを受けて、リセッション(景気後退)回避に向け米金融当局が来年に利下げに踏み切るとの観測が再び強まった。

・米10年債利回り
⇒4.17% -8.4 -1.98%
⇒4.26% +6.1 +1.46%
⇒4.21% -11.9 -2.76%
  
12.5
BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者、イアン・リンジェン氏

「全体として、雇用に関するこの最新データが相場を動かしている」と。「米国債は強気な値動きが続いた」と述べた。

12.5
コメリカ・バンクのチーフ・エコノミスト、ビル・アダムズ氏

「労働市場が過去数年にわたる過熱のあと、鈍化しつつあるのは間違いない」と。「市場は来年に米金融当局が利下げに転換するとの確信を強めている」と述べた。

12.5
エバコアISIのクリシュナ・グハ氏

10月の求人件数について、米金融当局が労働市場の正常化において著しい進展を遂げたことを確認する内容だったと指摘。---しかし政策当局者らはこれを「下振れリスクが高まった」というよりも、むしろ「望ましいリバランシング」という見方と整合的だとみるだろうと。
その上で、「このような状況においては、市場の利下げ観測は行き過ぎていると当社では警戒している」とし、「リセッションなくして、6月より前の利下げは想定しにくい。当社はなお、ソフトランディングと3回の利下げを基本シナリオとしている」と。

【原油】
▲4営業日続落
//◆▽◇▲▲//▲▲ 
・5カ月ぶり安値を更新した。供給が需要を上回っている兆候が意識された。
・OPECプラスが表明した日量約90万バレルの追加減産を巡っては、完全に実行されるか懐疑的な見方が根強く、原油相場は弱含みの展開が続いている。
・OPECプラス以外の産油国による生産量は今年に入り一貫して上振れており、市場では強気なムードが後退している。

・WTI先物1月限は前日比0.72ドル(1.0%)安の1バレル=72.32ドル。
・ロンドンICE北海ブレント2月限は1.1%下げて77.20ドル。

12.5
シティー・インデックスのシニア金融市場アナリスト、フィオナ・シンコッタ氏

「今回の合意は自主的なものであるため、市場は実際に供給が削減されるか疑問視している」と。--一方、需要見通しは中国に対する懸念の高まりによって悪化しているという。

【NY金】
◆続落
//◇◇◇◆▽//▲◆
・この日の求人件数に続き、8日には雇用統計の発表を控えていることから、米政策金利の先行きに関する手がかりを見極めたいとのムードが広がった。
・前日はアジア時間に最高値を更新した後、利下げ観測の後退を受けてニューヨーク時間には大きく売られるなど不安定な展開となっていた。

・金先物2月限は5.90ドル(0.3%)安の2036.30ドル。

12.5
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの金属アナリスト、マイケル・ウィドマー氏

「需給そのものの観点から、値上がりが持続するには不十分だ」と指摘。
「大きな問題は、ETFで資金流入の不足が続いていることだ。米金融当局が実際に利下げを行うまで、金をロングすることに消極的なムードがある」と述べた。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,489.84 -23.12 -0.31%
独DAX指数 16,533.11 +128.35 +0.78%
仏CAC指数 7,386.99 +54.40 +0.74%

⇒▽逆立wr.50/10MA突破 ⇒▼nr.高値調整 ⇒◆nr.調整2
⇒▽クアトロwr.High3 ⇒△nr.高値調整 ⇒◇wr.高値更新
⇒▽nr.高値圏 ⇒-nr..高値調整 ⇒◇逆立.高値更新

▽反発
//◆◆▽▽▽//◆▽
・ドイツの保険大手アリアンツ(ALVG.DE) が1.6%、ダイムラー・トラック・ホールディング(DTGGe.DE)が3.4%それぞれ上昇。DAX指数(.GDAXI)は0.78%上げた。
・S&Pグローバルがまとめたドイツ、ユーロ圏の11月のHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値はそれぞれ好不況の分かれ目となる50を引き続き下回ったものの、10月から上昇した。
・スウェーデン通信機器大手エリクソン(ERICb.ST)は6.1%と大幅に上げた。米通信大手AT&T(T.N)が通信ネットワーク構築を巡ってフィンランドの通信機器大手のノキア(NOKIA.HE)ではなく、エリクソンを選んだことが好感された。

>>12.4
スイスクオート銀行のシニア市場アナリスト、イペック・オスカルデスカヤ氏

「欧州株は引き続き米株に後れを取るだろう。利下げ観測はあるものの、ユーロ圏では経済のソフトランディング(軟着陸)を示していないからだ」とした上で、「米国の成長は引き続き平均を上回っているが、欧州では縮小またはせいぜい停滞だ。
(中略)米連邦準備理事会(FRB)よりも先に欧州中央銀行(ECB)が利下げに踏み切る可能性がより高い」との見方を示した。

【欧州債】
▽上昇
//◇◇◇◆◇//◇▽ 
・欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事の発言を受け、国債利回りが大きく低下。
・米労働省発表の10月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が2021年初め以来の低水準となり、米国の労働市場の状況が緩和している可能性が示唆されたことも、ユーロ圏国債利回りの低下につながった。

・独10年債利回りは11ーシスポイント(bp)低下の2.238%と、5月中旬以来の低水準。
・ユーロ圏に加え、英国でも国債利回りが低下。英10年債利回りは18bp低下の4.005%と、5月以来の低水準を付けた。英2年債利回りは12bp低下の4.448%。
・独国債10年物
⇒2.24% -0.11
⇒2.35% -0.01
⇒2.36% -0.09

・英国債10年物
⇒4.02% -0.17
⇒4.19% +0.06
⇒4.13% -0.04

>>12.4
ノルデアのチーフアナリスト、アンダース・スベンセン氏

「中銀が利上げを打ち切るリスクは織り込み済みだ。利上げリスクが非常に低いと考えるのであれば、金利低下に向けてポジションを取る必要がある」と。

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