*かぶとうし塾


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2023年11月8日水曜日

◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆Wr.200MA割れ.77ドル台 令和5.11.8.Wed

8日 【日本株】
日経平均 32,166.48 -105.34 -0.33%
TOPIX 2,305.95 -26.96 -1.16%
日経平均 ⇒◇High3.50MA突破 ⇒◆調整へ ⇒◆調整
TOPIX  ⇒◇High3.Sup50MA ⇒◆調整へ ⇒◆調整.50MA割れ
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.09 +0.15 +0.75% ⇒◇反発.20台
日経平均VI 19.94 -0.22 -1.09% ⇒-◇陽下げ.20割れに
日経平均VI 20.16 +0.15 +0.75% ⇒ ◇nr.様子見
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・7日の米10年債利回りは4.57%と8ベーシスポイント低下。
・7日のニューヨーク原油先物は4.3%安の1バレル=77.37ドルと反落。
・ドル・円相場は1ドル=150円台後半で推移、前日の日本株終値時点は150円29銭。
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8日、日本株は続落、原油安で世界経済の先行きを懸念-銀行急落

・8日の日本株は続落。
原油相場の下落と相まって世界経済の先行きを懸念する売りが広がった。

・その他製品、医薬品、空運業などが上昇。
・石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙などが下落。

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岡三証券の大下莉奈 
・今回の原油安は世界経済に対する不透明感を背景とした需要停滞懸念に伴うものであるため、株式市場でも嫌気されていると指摘。商社や鉄鋼、海運といった景気敏感株を中心に下げた。
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【個別銘柄】横河電、スズキ、任天堂 など 


◇横河電 3074 +304.5急伸。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は206億円で前年同期比69.8%増となり、130億円程度の市場予想を大幅に上回った。また、通期予想は従来の480億円から630億円に上方修正。
通期の市場コンセンサスは500億円程度であった。調達環境の改善により売上高の進捗が想定以上となり、値上げ効果も想定以上に発現しているもよう。想定以上の大幅上方修正がサプライズ。

◇スズキ 6211 +190大幅反発で高値更新。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1297億円で前年同期比44.3%増となり、市場予想を大きく上振れた。つれて、通期予想は従来の3600億円から4300億円に引き上げ、4100億円程度のコンセンサス水準も上回る形。
為替前提の見直しに加えて、販売台数計画なども上方修正。保守的な傾向が強いだけに、市場予想上回る水準までの上方修正にポジティブなインパクト先行。

◇任天堂 6774 +389大幅反発。
前日に上半期決算を発表、営業利益は2799億円で前年同期比27.0%増となり、ほぼ市場予想並みの水準となった。一方、通期予想は従来の4500億円から5000億円に上方修正し、コンセンサス水準にはやや未達となったが、まだ保守的な計画であるとの見方が優勢。
研究開発費や広告宣伝費などコスト上振れに対し、為替前提を円安方向に修正したほか、スイッチのソフト販売計画などを引き上げている。

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11.8動いた株・出来た株
◇A&DホロンHLDG<7745> 1753 +151 上半期大幅増益決算高評価。
◇参天製薬<4536> 1420 +115 通期業績はコンセンサス上振れ水準にまで上方修正。
◇ユー・エス・エス<4732> 2887.5 +192 業績上方修正発表で買い安心感強まる。
◇任天堂<7974> 6787 +402 業績上方修正をストレートに評価の動きへ。
◇エス・エム・エス<2175> 2645 +135 追加材料ないがリバウンドの流れが継続する形に。
◇ゴールドウイン<8111> 11110 +555 7-9月期決算はコンセンサス上振れ着地。
◇スクウェア・エニックスHLDG<9684> 5317 +231 開発体制見直しなどの改革進捗を評価。
◆楽天銀行<5838> 2440 -148 第2四半期決算サプライズ乏しく手仕舞い売り材料に。
◆INPEX<1605> 2036 -93.5 NY原油相場の下落を材料視で。
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11.7
NYダウ   34,152.60 +56.74 +0.17%
NASDAQ 13,639.85 +121.07 +0.90%
S&P500  4,378.38 +12.40 +0.28%

NYダウ(INDU)⇒△nr.50MA突破 ⇒+nr.よこばい調整 ⇒◇呑込み
NASDAQ(COMPQ) ⇒△LR.50MA突破 ⇒+nr.よこばい調整 ⇒◇陽.Sup50MA
S&P500(SPX) ⇒△LR.50MA突破 ⇒◇nr.よこばい調整 ⇒◇陽.Sup50MA
【 SOX指数 】
3,471.46 +26.57 (+0.77%) ⇒△LR.50MA突破 ⇒◆nr.調整.50MAもみあい ⇒◇逆立.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
14.71 -0.08 (-0.54%) ⇒◆大幅下落5 ⇒◆下落6 ⇒◆下落7
-0.54P 下落7 もみあい ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇呑込み ⇒ ダウ工業株30種平均は7日続伸。
・米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が和らいだ。高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが優勢だった。

◇陽.Sup50MA ⇒ ナスダック総合株価指数は8日続伸。
・ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力株が買われた。
・電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は中国で改良に伴いモデルYの値上げを発表し、買われた。

//◇◆▽◆◆◆//◆◇◇ ドル円 150円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽◆◇◇//◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◆▽▲//_◇▲ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆Wr.200MA割れ.77ドル台 
11.8
米ドル/円 150.36 150.40
ユーロ/円 160.87 160.93
ユーロ/米ドル 1.0699 1.0700
英ポンド/円 184.88 185.07
豪ドル/円 96.73 96.81
スイスフラン/円 167.07 167.24
原油(WTIC原油先物) 77.37 -3.45 -4.27% ⇒▲拍子木.下げ ⇒+▲陰ハラミ.様子見 ⇒◆Wr.200MA割れ

◇ドル反発 円安へ 原油.+▲陰ハラミ.様子見.80ドル台  
11.7
米ドル/円 150.03 150.06
ユーロ/円 160.80 160.89
ユーロ/米ドル 1.0718 1.0720
英ポンド/円 185.20 185.29
豪ドル/円 97.34 97.40
スイスフラン/円 166.87 166.94
原油(WTIC原油先物) 80.82 +0.31 +0.39% ⇒▽反発.Trs ⇒▲拍子木.下げ ⇒+▲陰ハラミ.様子見

◆ドルもみあい 円安一服 原油(11.4).▲拍子木.下げ.80ドル台  
11.6
米ドル/円 149.32 149.40
ユーロ/円 160.14 160.26
ユーロ/米ドル 1.0722 1.0730
英ポンド/円 184.69 184.88
豪ドル/円 97.07 97.24
スイスフラン/円 166.03 166.15
原油(WTIC原油先物) 80.51 -1.95 -2.36% ⇒▲切下げ.Low2 ⇒▽反発.Trs ⇒▲拍子木.下げ

企業決算や長期金利低下を好感    
1.
・ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁など連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレを目標値に戻すことが最優先課題で、必要とあれば利上げを実施する姿勢を維持したほか利下げを否定したため警戒感から売られ、寄り付き後、下落。

・しかし、良好な主要企業決算を受けた買いが下支えとなったほか、原油価格の下落や根強い利上げサイクル終了の思惑に長期金利が低下したため、買いに転じた。

・金利の低下で、特にハイテクが買われ、相場を一段と押し上げ終了。

・ダウ平均は取引開始直後に70ドル近く下げる場面があった。前日までの6営業日でダウ平均は1600ドルあまり上昇していた。短期的な過熱感が意識されやすく、景気敏感株の一角には利益確定の売りが出やすかった。

・7日の米原油先物相場が大幅に下落した。原油高によるインフレや企業収益悪化への懸念が和らいだことも相場を支えた。市場では「7~9月期決算が市場予想を上回った企業が目立ち、買い安心感につながっている」(ウェドブッシュ証券のスティーブ・マソッカ氏)との声。

2.
・セクター別では、小売りやソフトウエア・サービスが上昇。
・エネルギーが下落。


・顧客情報管理のセールスフォース、スマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが上げた。
・オンライン旅行検索サービス会社のトリップアドバイザー(TRIP)は第3四半期の調整後1株利益が予想を上回り上昇。
・住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で住宅ローン金利上昇にもかかわらず需要が底堅く1株利益や24年度の見通しが予想を上回ったほか、増配を発表し、買われた。

・配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)は第3四半期で利用者数が過去最高を記録したほか、2四半期連続の黒字計上が好感され、上昇。

・化学のダウ、建機のキャタピラー、航空機のボーイングが下げた。
・原油価格の下落で、石油のシェブロンも下落。


3.
・米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が和らいだ。高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが優勢。
・ネット通販のアマゾン・ドット・コム、電気自動車のテスラなど主力株が買われた。
・電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は中国で改良に伴いモデルYの値上げを発表し、買われた。

SOX指数 銘柄    
◆ TSM 92.41 -0.21%
◇ エヌビディア 459.55 +0.45%
◆ ASML 636.31 -0.18%
◇ インテル 38.77 +2.16%
◇ QCOM クアルコム 120.72 +0.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 141.74 +0.98%
◆ AMD 113.45 -0.64%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 72.8 -0.16%
◆ テラダイン 87.03 -0.66%
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◇ TSM 92.6 +0.88%
◇ エヌビディア 457.51 +1.66%
◆ ASML 637.44 -0.77%
◆ インテル 37.95 -0.17%
◇ QCOM クアルコム 119.93 +0.34%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 140.36 +0.44%
◆ AMD 111.75 -1.22%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 72.92 +0.47%
◆ テラダイン 87.61 -0.10%
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◇ TSM 91.79 +1.45%
☆ エヌビディア 450.05 +3.45%
◇ ASML 642.41 +1.75%
◇ インテル 38.14 +1.17%
◇ QCOM クアルコム 119.52 +1.84%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 139.75 +0.90%
☆ AMD 112.25 +5.44%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 72.58 +3.04%
◇ テラダイン 87.7 +2.10%
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【NY外為】
◇ドル続伸 円安維持
//◆▽◆◆◆//▽◇ 
・ドル指数が続伸。先週は週間ベースで7月以来の大幅安だった。
・円はドルに対して下落。一時150円69銭まで下げ、直近では150円台前半で推移している。

ドル円相場は
⇒¥150.06 ¥0.67 +0.45%
⇒¥149.36 -¥1.09 -0.72%
⇒¥150.48 -¥0.47 -0.31%

>>11.3
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏

「データは強弱まちまち、ないしは予想より若干弱く、米金融引き締めサイクルがピークに達したことをおおむね確認する内容だ。それがドルへの打撃となっている」と。

>>11.3
ソシエテ・ジェネラルのチーフ為替ストラテジスト、キット・ジャックス氏

「米国のデータは軟化しているが、他国のデータがそれよりも良好というわけではない。従って、ドルはレンジ取引になる可能性が高い」と。

【米国株】
◇7日続伸
//▽◇◇▽◇//◇◇ 
・7日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は大手ハイテク株が主導する形で7営業日続伸。
米金融当局者が相次いで市場のハト派姿勢期待をけん制する発言を行ったが、大きな材料とはならなかった。
・S&P500種は取引開始序盤は上げ下げを繰り返す展開だったが、その後は上昇を保ち、一時4400の節目に近づいた。

11.7
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏

「株式の最近の動きは、投資家の悲観論が行き過ぎだったというわれわれの見方と整合的だ」と指摘。
「株式に対する短期的な向かい風を引き続き予想するが、向こう6-12カ月ではプラスのトータルリターンを得られる条件が整っている」と述べた。

11.7
ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼ポートフォリオストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏

米金融当局は利上げサイクルを終えた可能性があるとした上で、市場に漂う安心感は「リセッション(景気後退)に向かう途上の休止」に過ぎないと懸念を示した。
複数の米金融当局者が、インフレ率を目標の2%に完全に押し下げることに注力している姿勢を強調。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、金融政策当局はまだインフレとの闘いに勝利していないと述べ、必要となればさらなる引き締めを検討するだろうと話した。

11.7
BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者、イアン・リンジェン氏

「最近の金融環境の変化を巡る政策当局者の考え、および10年債利回りの50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近い低下と、株式バリュエーションの力強い回復が金融政策の経路にどのような意味を持ち得るのかという点に、われわれは特に注意を払う」と述べた。

【米国債】
▽反発
//▲◆▽▽◇//▲▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・この日実施された3年債入札で堅調な需要が示されたことを受け、週内に行われる他の入札に対し楽観的な見方が強まった。

・米10年債利回り
⇒4.57% -7.7 -1.65%
⇒4.65% 7.5 +1.64%
⇒4.57% -8.5 -1.82%
  
11.7
イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミストを務めるヒュー・ピル氏

英国のインフレ率は間もなく低下すると予想し、来年の利下げがあり得ると示唆したことも、米国債の買いにつながった。

【原油】
▲大幅安
//▲▲◆◇▲//◇▲ 
・中国で発表された貿易統計が同国経済の弱さを示唆したほか、米国の利上げ終了観測を巡り疑問が再燃し、需要見通しに影を落とした。
・米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がインフレ退治の取り組みで勝利宣言するには時期尚早だとの認識を示したことに反応し、ドルが上昇。輸入業者にとっては原油の値上がりにつながり、需要が損なわれる恐れがある。

・WTI先物12月限は、前日比3.45ドル(4.3%)安の1バレル=77.37ドル。
・ロンドンICE北海ブレント1月限は3.57ドル安の81.61ドル。

>>11.6
UBSグループの商品アナリスト、ジョバンニ・シュトーノボ氏

「年初は季節的に原油需要が弱いことや根強い経済成長懸念、さらにOPECプラスが目指す石油市場の安定と均衡の支援を考慮すると、こうした自主的な供給削減は2024年の1-3月(第1四半期)まで続く可能性が高いとわれわれは考えている」と。

【NY金】
◆下落
//◆◆◆◇◇//◆◆ 
・ドルの上昇に加え、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦争に絡むリスクプレミアムの縮小が響いた。

・金先物12月限は、15.10ドル(0.8%)下げて1973.50ドル。

11.7
ヘレウス・プレシャス・メタルズのアナリストら

「中東での紛争を背景に安全逃避への買いが膨らんだ後で、金市場は疲弊の兆しを見せ始めている」と指摘。
「紛争が大きくエスカレートしなければ、この『戦争プレミアム』が今後数週間である程度解消される可能性がある」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,410.04 -7.72 -0.10%
独DAX指数 15,152.64 +16.67 +0.11%
仏CAC指数 6,986.23 -27.50 -0.39%

⇒◆かぶせ.調整 ⇒+nr.調整 ⇒◆nr.調整3
⇒+◆nr陰上げ.様子見 ⇒▼吞込み.調整 ⇒◇入首.様子見 
⇒◆かぶせ.調整 ⇒▼切下げ.調整2 ⇒-◇陽下げ.様子見   

▼下落
//◇◇◇▽◇//◆▼
・欧州株は下落。
企業の業績見通しに一部明るさが見られたものの、経済成長を巡る懸念やエネルギー株の売りが株価を押し下げた。

・欧州600指数は0.2%安。
テクノロジーや金融サービス株は上昇。
原油安に連れてエネルギー株が特に下落。
鉱業や自動車、銀行といったシクリカル銘柄も安い。

【欧州債】
◇上昇
//◇◇◇▽◇//◆◇ 
・7日の欧州債は上昇。
英国債がアウトパフォームした。イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミストを務めるヒュー・ピル氏の発言を受け、市場で利下げ観測が高まった。

・ポルトガル債はアンダーパフォーム。同国のコスタ首相の辞任表明が手掛かりとなった。

・独国債10年物
⇒2.66% -0.08
⇒2.74% +0.09
⇒2.65% -0.07

・英国債10年物
⇒4.27% -0.11
⇒4.37% +0.09
⇒4.29% -0.09

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