*かぶとうし塾


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2023年11月9日木曜日

◇ドルもみあい 円安進む 原油.◆陰.Low.75ドル台 令和5.11.9.Thus

9日 【日本株】
日経平均 32,646.46 +479.98 +1.49%
TOPIX 2,335.12 +29.17 +1.26%
日経平均 ⇒◆調整へ ⇒◆調整 ⇒▽反発
TOPIX  ⇒◆調整へ ⇒◆調整.50MA割れ ⇒▽反発.BGS
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.47 -0.56 -2.80% ⇒▼nr.20割れ
日経平均VI 20.09 +0.15 +0.75% ⇒◇反発.20台
日経平均VI 19.94 -0.22 -1.09% ⇒-◇陽下げ.20割れに
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・7日の米10年債利回りは4.57%と8ベーシスポイント低下。
・7日のニューヨーク原油先物は4.3%安の1バレル=77.37ドルと反落。
・ドル・円相場は1ドル=150円台後半で推移、前日の日本株終値時点は150円29銭。
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9日、日本株は反発、米金利低下で景気懸念和らぐ-自動車や商社など上昇

・9日の日本株は続落。
原油相場の下落と相まって世界経済の先行きを懸念する売りが広がった。

・その他製品、石油・石炭製品、鉱業を筆頭にほとんどが上昇。
・サービス業、非鉄金属が下落。

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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男 
・半導体の在庫や市況に底打ちの気配が出始め、来年に向けて改善が期待される電子部品や製造装置株の一部に買いが入っていると。
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野村証券の伊藤高志 
・10日にかけて日本の上場企業の決算発表がピークを迎えるが、7日時点では通期予想を修正したうちの3社に2社が経常利益を上方修正していると。
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【個別銘柄】花王、リクルートHD、TOWA など 


◇花王 5638 +266大幅反発。
前日に第3四半期決算を発表、コア営業利益は363億円で前年同期比56.2%増となり、上半期実績の同35.8%減から大幅増益に転換、320億円程度の市場予想も上回る。通期予想は1200億円を据え置きも、第3四半期時点では50億円ほど計画を上回る。
通期コンセンサスは1000億円満たない水準でもありポジティブ反応が先行。前日はユニ・チャームやライオンの株価下落で連想感も先行していた。

◇TOWA 6010 +890急騰。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は14.7億円で前年同期比51%減益となったが、粗利益率の改善などで従来計画は上振れる着地となった。また、受注高は151億円で、前四半期比28.7%増となった。
車載用半導体増産向け投資や生成AI向けHBM増産に向けた投資などが増加してきているもよう。通期業績計画は据え置いているものの、生成AI向けの成長期待などが先行する展開。

◆リクルートHD 4730 -250大幅反落。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期調整後EBITDAは1623億円となり、会社計画1430-1660億円の上限に近い水準で着地。10-12月期計画は1300-1450億円のレンジで、コンセンサスはほぼレンジ中央水準。
決算サプライズは大きくないものの、直近で株価はリバウンドしており、戻り売り圧力へとつながった。HRテクノロジーの売上減、マージン低下見通しなどはマイナス視とみられる。

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11.9動いた株・出来た株
◇TOWA<6315> 5800 +680 第2四半期上振れ着地や受注好調を評価。
◇花王<4452> 5652 +280 7-9月期はコンセンサス上回り見直し買いが優勢に。
◇ダイキン<6367> 23355 +770 決算受けて売り先行後はあく抜け感続く。
◆楽天銀行<5838> 2333 -128 決算発表後は手仕舞い売り優勢の流れ続く。
◆リコー<7752> 1172.5 -63 7-9月期営業利益は市場予想を大幅に下振れ。
◆ディー・エヌ・エー<2432> 1476 -59 7-9月期業績はコンセンサス下振れ着地。
◆クボタ<6326> 2023.5 -12.5 業績上方修正も海外需要減速懸念で伸び悩み。
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11.8
NYダウ   34,112.27 -40.33 -0.12%
NASDAQ 13,650.41 +10.55 +0.08%
S&P500  4,382.78 +4.40 +0.10%

NYダウ(INDU)⇒+nr.よこばい調整 ⇒◇呑込み ⇒◆かぶせ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒+nr.よこばい調整 ⇒◇陽.Sup50MA ⇒+◆nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒◇nr.よこばい調整 ⇒◇陽.Sup50MA ⇒+▼nr.様子見
【 SOX指数 】
3,472.67 +1.21 (+0.03%) ⇒◆nr.調整.50MAもみあい ⇒◇逆立.Sup50MA ⇒+nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
14.45 -0.36 (-2.43%) ⇒◆下落6 ⇒◆下落7 ⇒◆下落8
-2.43P 下落8 ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆かぶせ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は8営業日ぶり反落。
・米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が和らいだ。高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが優勢だった。

+◆nr.様子見 ⇒ ナスダック指数は小幅ながら9日続伸。
・長期金利低下でハイテクの売りが限定的となり、相場を支えた。
・画像処理半導体のエヌビディアなどが買われた。

//◇◆▽◆◆◆//◆◇◇◇ ドル円 150円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽◆◇◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◆▽▲//_◇▲▲ 原油 75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円安進む 原油.◆陰.Low.75ドル台  
11.9
米ドル/円 150.92 150.95
ユーロ/円 161.54 161.64
ユーロ/米ドル 1.0704 1.0708
英ポンド/円 185.44 185.53
豪ドル/円 96.65 96.70
スイスフラン/円 167.71 167.87
原油(WTIC原油先物) 75.33 -2.04 -2.64% ⇒+▲陰ハラミ.様子見 ⇒◆Wr.200MA割れ ⇒◆陰.Low

◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆Wr.200MA割れ.77ドル台 
11.8
米ドル/円 150.36 150.40
ユーロ/円 160.87 160.93
ユーロ/米ドル 1.0699 1.0700
英ポンド/円 184.88 185.07
豪ドル/円 96.73 96.81
スイスフラン/円 167.07 167.24
原油(WTIC原油先物) 77.37 -3.45 -4.27% ⇒▲拍子木.下げ ⇒+▲陰ハラミ.様子見 ⇒◆Wr.200MA割れ

◇ドル反発 円安へ 原油.+▲陰ハラミ.様子見.80ドル台  
11.7
米ドル/円 150.03 150.06
ユーロ/円 160.80 160.89
ユーロ/米ドル 1.0718 1.0720
英ポンド/円 185.20 185.29
豪ドル/円 97.34 97.40
スイスフラン/円 166.87 166.94
原油(WTIC原油先物) 80.82 +0.31 +0.39% ⇒▽反発.Trs ⇒▲拍子木.下げ ⇒+▲陰ハラミ.様子見

金利安でハイテクが支援    
1.
・金利先高観の後退や新年度に向けた買いに寄り付き後、上昇。
ただ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が参加予定の国際通貨基金(IMF)会合での発言を警戒し、利食い売りに押され、下落に転じた。
・しかし、原油価格の下落が好感材料となったほか、長期金利低下でハイテクの売りが限定的となり、相場を支えた。

・終盤にかけ、ナスダックはプラス圏を回復もダウは下げを消せずまちまちで終了。

・朝方は買いが先行し、ダウ平均は午前に100ドル上げる場面があった。前週発表の米経済指標が景気減速や労働需給の緩和を示し、市場の一部で米連邦準備理事会(FRB)の利上げ局面が終了したとの見方が強まった。8日の債券市場では米長期金利が4.5%台前半(前日終値は4.56%)で推移する場面が目立った。米長期金利の低下基調で、株式の相対的な割高感が薄れる傾向にある。

・市場では「足元の上昇に乗り遅れまいとする機関投資家が相場の動きに追随した買いを入れている」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声があり、株価が下がる場面では押し目買いが入った。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅に上げて終えた。

2.
・セクター別では、商業・専門サービスやソフトウエア・サービスが上昇。
・エネルギーは続落。


・ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが高い。
・バイオ医薬品のアムジェンなどの業績が景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄も上げた。
・製薬会社のイーライリリー(LLY)は食品医薬品局(FDA)が同社開発の2型糖尿病治療薬「マンジャロ」を肥満症治療薬として承認したため、上昇。

・ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが安い。
・石油のシェブロンや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など景気敏感株も売られた。


3.
・長期金利低下でハイテクの売りが限定的となり、相場を支えた。
・画像処理半導体のエヌビディアなどが買われた。

SOX指数 銘柄    
◆ TSM 92 -0.44%
◇ エヌビディア 465.74 +1.35%
◇ ASML 639.29 +0.47%
◆ インテル 37.92 -2.19%
◆ QCOM クアルコム 120.06 -0.55%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 144.23 +1.76%
◆ AMD 113.59 -0.09%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 72.28 -0.71%
◆ テラダイン 86.38 -0.75%
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◆ TSM 92.41 -0.21%
◇ エヌビディア 459.55 +0.45%
◆ ASML 636.31 -0.18%
◇ インテル 38.77 +2.16%
◇ QCOM クアルコム 120.72 +0.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 141.74 +0.98%
◆ AMD 113.45 -0.64%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 72.8 -0.16%
◆ テラダイン 87.03 -0.66%
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◇ TSM 92.6 +0.88%
◇ エヌビディア 457.51 +1.66%
◆ ASML 637.44 -0.77%
◆ インテル 37.95 -0.17%
◇ QCOM クアルコム 119.93 +0.34%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 140.36 +0.44%
◆ AMD 111.75 -1.22%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 72.92 +0.47%
◆ テラダイン 87.61 -0.10%
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【NY外為】
◇ドル続伸 円安進む
//◆▽◆◆◆//▽◇ 
・投資家が想定するハト派シナリオを米金融当局が引き続きけん制しようとするのか、当局者の一連の発言を見極めようというムードが広がった。
・円は対ドルで下落し、一時0.5%安の1ドル=151円06銭まで売られた。

ドル円相場は
⇒¥150.99 ¥0.62 +0.41%
⇒¥150.06 ¥0.67 +0.45%
⇒¥149.36 -¥1.09 -0.72%

>>11.3
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏

「データは強弱まちまち、ないしは予想より若干弱く、米金融引き締めサイクルがピークに達したことをおおむね確認する内容だ。それがドルへの打撃となっている」と。

>>11.3
ソシエテ・ジェネラルのチーフ為替ストラテジスト、キット・ジャックス氏

「米国のデータは軟化しているが、他国のデータがそれよりも良好というわけではない。従って、ドルはレンジ取引になる可能性が高い」と。

【米国株】
◇続伸
//▽◇◇▽◇//◇◇◇ 
・8日の米株式市場では、S&P500種株価指数が8営業日続伸。
投資家の間では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が9日に発言する際、市場のハト派姿勢期待に冷や水を浴びせるのかどうかが注目されている。

11.8
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏

「上昇相場に疲れが見えつつある」と発言。
「長期金利の足元の動きについてパウエル議長が何らかのコメントをすれば興味深い」とし、「先週よりもう少しタカ派トーンなら、われわれが予想している相場『小休止』のきっかけとなり得る」と述べた。

11.8
オアンダのシニア市場アナリスト、クレイグ・アーラム氏

各国・地域の中央銀行が金利は来年低下し得ると考えていたとしても、今の段階でそれを表明すると見込むのは非現実的だろうと指摘。
政策金利はより高い水準でより長期間維持されなければならないという中銀のメッセージを台無しにし、混乱させるからだと述べた。

11.8
UBSグループのストラテジストら

S&P500種が2024年末時点で約4600になると予想。これは現行水準をわずか5%ほど上回るに過ぎない。企業の利益率低下見通しなどを理由に挙げている。

【米国債】
▽上昇
//▲◆▽▽◇//▲▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・10年債利回りは約4.5%に下げた。30年債利回りは需給懸念に逆行する格好で、この1カ月余りで最も低い水準に低下。

・米10年債利回り
⇒4.49% -7.6 -1.67%
⇒4.57% -7.7 -1.65%
⇒4.65% 7.5 +1.64%
  
11.8
JPモルガン・チェースのストラテジストら

今週、一定のルールに基づいて売買を行う商品取引顧問(CTA)がポジション調整を進めることで、米長期債先物が買われるとの見通しを示していた。

11.8
ホイジントン・インベストメント・マネジメントのチーフエコノミスト、レイシー・ハント氏

足元の米国債相場の回復は始まりに過ぎないとの考えを示した。米経済がハードランディング(硬着陸)に突き進むのに伴い、債券相場はさらに騰勢を強める見通しだという。

【原油】
▲大幅続落
//▲▲◆◇▲//◇▲▲ 
・景気の軟化と潤沢な供給を示す兆候を消化しつつ、金利動向に関する手がかりを探そうと米連邦準備制度理事会(FRB)の当局者発言に身構える展開。
・中国では製油マージンが縮小すると同時に、石油と燃料の在庫が積み上がり、旅客機の利用もまだ大きく回復していない。中国経済全体では企業と消費者の信頼感が引き続き低く、政府の成長刺激策は奏功していないことがうかがえる。

・WTI先物12月限は、前日比2.04ドル(2.6%)下げて1バレル=75.33ドル。
・ロンドンICE北海ブレント1月限は2.07ドル下げて79.54ドル。

>>11.6
UBSグループの商品アナリスト、ジョバンニ・シュトーノボ氏

「年初は季節的に原油需要が弱いことや根強い経済成長懸念、さらにOPECプラスが目指す石油市場の安定と均衡の支援を考慮すると、こうした自主的な供給削減は2024年の1-3月(第1四半期)まで続く可能性が高いとわれわれは考えている」と。

【NY金】
◆3日続落
//◆◆◆◇◇//◆◆◆ 
・トレーダーらは米金利動向の手がかりを得ようと、連邦準備制度理事会(FRB)当局者による一連の発言を吟味。

・金先物12月限も3日連続で下げ、0.8%安の1957.80ドル。

>>11.7
ヘレウス・プレシャス・メタルズのアナリストら

「中東での紛争を背景に安全逃避への買いが膨らんだ後で、金市場は疲弊の兆しを見せ始めている」と指摘。
「紛争が大きくエスカレートしなければ、この『戦争プレミアム』が今後数週間である程度解消される可能性がある」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,401.72 -8.32 -0.11%
独DAX指数 15,229.60 +76.96 +0.51%
仏CAC指数 7,034.16 +47.93 +0.69%

⇒+nr.調整 ⇒◆nr.調整3 ⇒◆nr.調整4
⇒▼吞込み.調整 ⇒◇入首.様子見 ⇒△反発 
⇒▼切下げ.調整2 ⇒-◇陽下げ.様子見 ⇒△反発.吞込み   

◇小反発
//◇◇◇▽◇//◆▼◇
・8日の欧州株は小反発。
債券利回りの低下が地合い全般を押し上げた。高級品などのセクターが上げを主導した。

・欧州600指数は0.3%高。
糖尿病・肥満症治療薬メーカーのノボ・ノルディスクのほか、小売株や高級品ブランドの株価上昇が目立った。

【欧州債】
◇上昇
//◇◇◇▽◇//◆◇◇ 
・7日の欧州債は上昇。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ前総裁が年内に欧州はリセッション(景気後退)入りすると述べ、長期債の利回りが下げを拡大した。

・ドイツ債の利回り曲線はツイストフラット化。2年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3%となった一方、10年債利回りは4bp低下の2.62%。

・英国債の利回り低下幅は年限によって1bpから5bp。イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は市場の利下げ観測に反論したが、短期金融市場では引き続き来年中に合計66bpの利下げがあるとの見方を織り込んでいる。

・独国債10年物
⇒2.62% -0.04
⇒2.66% -0.08
⇒2.74% +0.09

・英国債10年物
⇒4.24% -0.03
⇒4.27% -0.11
⇒4.37% +0.09

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