*かぶとうし塾


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2023年10月25日水曜日

◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆wr切下げ.50MA割れ.83ドル台 令和5.10.25.Wed

25日 【日本株】
日経平均 31,269.92 +207.57 +0.67%
TOPIX 2,254.40 +13.67 +0.61%
日経平均 ⇒◆Low.窓埋め ⇒+▼かぶせ.様子見 ⇒+▲陰上げ.買戻し
TOPIX  ⇒◆Low.窓埋へ ⇒+▼かぶせ.様子見 ⇒+▲陰上げ.買戻し
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.11 -0.44 -1.95% ⇒-◇陽下げ
日経平均VI 22.55 -0.97 -4.12% ⇒ ▲Cog.下落へ
日経平均VI 23.52 +0.32 +1.38% ⇒ ◇nr.High3
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・米10年債利回りは4.85%と6ベーシスポイント低下。
・ニデック株が約3年半ぶり安値、2Q営業利益が市場予想下回る。
・【要人発言】人質解放後にガザ停戦を議論することができる-米大統領。
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25日、日本株は続伸、中国の経済支援強化を好感-機械など高い

・25日の日経平均は続伸。
前日の米株高を引き継いだほか、米長期金利がやや低下したことが東京市場でもハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。
米国および国内企業の決算を控える中、全米自動車労組(UAW)のストや中東情勢など外部環境の不透明感は拭えておらず、大引けにかけて上げ幅を縮小する動き。

・石油・石炭製品、銀行業、輸送用機器が上昇。
・精密機器、陸運業、水産・農林業が下落。

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フィリップ証券の増沢丈彦
・地政学リスクに加えて中国経済の低迷や米金利上昇など不確実性を多く抱えている中でも、中国が景気対策を打ち出したことは買いのきっかけになりやすかったと指摘。

・多くある不確実性の一つが改善するか、目をつぶっても良い状態になれば、株式相場は反転しても違和感はないと。
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【個別銘柄】 ファナック、野村マイクロ など 


◆ファナック 3752 -38反落。
UBS証券では投資判断を「バイ」から「セル」に2段階格下げ、目標株価も5100円から3000円に引き下げている。FA事業とロボット事業の成長見通しを引き下げ、23年度以降の業績予想を下方修正。
循環調整は株価に織り込まれたものの、同社が直面している構造的問題は今後織り込まれる余地としている。ロボット需要は中国が過半を占めており、同社では競合環境に対応する必要性が高まっている。

◇野村マイクロ 6920 +1000ストップ高。
前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の28.7億円から57億円、前年同期比3.6倍に、通期では70億円から96.5億円、前期比47.3%増にそれぞれ引き上げ。
水処理装置・メンテナンスともに受注が堅調に推移し、大型水処理装置案件の工事なども想定以上に好進捗となった。第1四半期業績から上振れ期待は高かったものの、上半期上振れ幅の大きさにはポジティブなインパクトが先行。

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10.25動いた株・出来た株
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 6920 +1000 想定以上の上方修正がポジティブなインパクトに。
◇円谷フィールズホールディングス<2767> 1723 +110 下値到達感からのリバウンドが継続。
◇東洋水産<2875> 6457 +259 週初からの強い動きが継続、ショートカバーなど主導か。
◇ゼンショーHD<7550> 7486 +298 取り組み妙味強く買い戻しが優勢か。
◇ソースネクスト<4344> 184 +7 下値圏での底堅さ意識から買い戻しも。
◆霞ヶ関キャピタル<3498> 8330 -400 記念配当実施発表もインパクト限定的に。
◆ニデック<6594> 5857 -138 野村證券では目標株価引き下げ。
◆ファナック<6954> 3769 -21 UBS証券では投資判断2段階格下げ。
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10.24
NYダウ   33,141.38 +204.97 +0.62%
NASDAQ 13,139.87 +121.54 +0.93%
S&P500  4,247.68 +30.64 +0.72%

NYダウ(INDU)⇒◆陰.Low2 ⇒▲陰.Low3 ⇒▽反発.買戻し
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆陰.Low2 ⇒◇入首.様子見 ⇒▽反発.買戻し
S&P500(SPX) ⇒◆陰.Low2.Sup200MA ⇒-◇陽下げ.様子見.200MAもみあい ⇒▽反発.200MASup   
【 SOX指数 】
3,298.54 -17.60 (-0.53%) ⇒◆陰.Low2.Sup200MA ⇒-◇陽下げ.様子見.Sup200MA ⇒▽反発.200MASup 

【 VIX恐怖指数 】
18.97 -1.40 (-6.87%) ⇒▽nr.高値更新 ⇒◆Cog.大幅下落 ⇒◆陰.大幅下落
-6.87P 大幅に連日、下落する   ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発.買戻し ⇒ ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発。
米長期金利が朝方に5%を超えた後、低下(長期債価格は上昇)に転じた。ハイテク株が買い直される半面、ディフェンシブ株の一部に売りが出て指数を押し下げた。

▽反発.買戻し ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
長期金利の上昇に一服感で、ハイテク株などを買い直す動きが広がった。
電気自動車のテスラや画像処理半導体のエヌビディア、ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力株が買われた。

//◆◆◇◇◆◇//◇◆◇ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◇◇//◆◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◆▽◇◆//_▲▲ 原油 83ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆wr切下げ.50MA割れ.83ドル台 
10.25
米ドル/円 149.87 149.88
ユーロ/円 158.71 158.76
ユーロ/米ドル 1.0592 1.0593
英ポンド/円 182.18 182.32
豪ドル/円 95.24 95.29
スイスフラン/円 167.74 167.83
原油(WTIC原油先物) 83.74 -1.75 -2.05% ⇒◆nr.かぶせ ⇒◆wr.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ

◆ドルもみあい 円安維持 原油.◆wr.Sup50MA.85ドル台  
10.24
米ドル/円 149.69 149.70
ユーロ/円 159.69 159.76
ユーロ/米ドル 1.0668 1.0672
英ポンド/円 183.36 183.40
豪ドル/円 94.84 94.86
スイスフラン/円 168.02 168.05
原油(WTIC原油先物) 85.49 -2.59 -2.94% ⇒▽陽.ゾーン突破 ⇒◆nr.かぶせ ⇒◆wr.Sup50MA

◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆nr.もみあい.88ドル台  
10.23
米ドル/円 149.87 149.88
ユーロ/円 158.71 158.78
ユーロ/米ドル 1.0590 1.0594
英ポンド/円 182.23 182.28
豪ドル/円 94.61 94.66
スイスフラン/円 167.83 167.88
原油(WTIC原油先物) 88.08 -0.29 -0.33% ⇒△逆立 ⇒▽陽.ゾーン突破 ⇒◆nr.かぶせ

主要企業決算を好感    
1.
・中東情勢悪化への警戒感が緩和し寄り付き後、上昇。
・10月のPMIが予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、工業製品の3M(MMM)や通信のベライゾン・コミュニケーション(VZ)などの好決算を好感した買いも目立ち一段高となった。

・金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテクも強く相場を押し上げ。

・終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し終了。

・このところの株売りを促していた米長期金利の上昇に一服感が出たことも株式相場を支えた。中東情勢の緊張から上昇していた原油価格も連日で下落し、株買いを誘ったとの見方もあった。ダウ平均など米主要株価指数は5カ月ぶりの安値圏で推移していたため、値ごろ感から景気敏感株を中心に幅広い銘柄が物色された。ダウ平均の上げ幅は300ドルを超える場面があった。

・市場では「今後決算を発表する大手ハイテク企業も良好な内容が期待できるとの見方を強めた」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声。

2.
セクター別では電気通信サービスが上昇。
一方で、エネルギーが下落。

・通信のベライゾン・コミュニケーションズが9%、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が5%上昇。
・料のコカ・コーラや化学のダウへの買いも目立った。
・機械のゼネラル・エレクトリック(GE)や航空・防衛のRTXも決算を好感した買い。
・スポーツ用品のナイキや半導体のインテル、ネットワーク機器のシスコシステムズも買われた。

・ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが下落。
・石油のシェブロンは下落。

3.
長期金利の低下で高PER(株価収益率)のハイテク株などを買い直す動き。
・半導体のエヌビディア、ネット通販のアマゾン・ドット・コム、交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。

SOX指数 銘柄    
◇ TSM 91.64 +0.58%
◇ エヌビディア 436.63 +1.60%
◇ ASML 600.75 +2.20%
◇ インテル 34.59 +2.19%
◇ QCOM クアルコム 109.39 +0.67%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 134.9 +0.50%
◇ AMD 101.67 +1.10%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 68.07 +1.78%
◇ テラダイン 91.61 +0.76%
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◆ TSM 91.11 -0.22%
☆ エヌビディア 429.75 +3.84%
◇ ASML 587.79 +1.33%
★ インテル 33.85 -3.06%
◇ QCOM クアルコム 108.66 +0.03%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 134.23 +0.08%
◆ AMD 100.01 -1.81%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 66.88 -0.51%
◆ テラダイン 90.92 -0.89%
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◆ TSM 91.31 -1.72%
◆ エヌビディア 413.87 -1.70%
◆ ASML 580.1 -1.30%
◆ インテル 34.92 -2.10%
◆ QCOM クアルコム 108.63 -2.38%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 134.12 -0.23%
◆ AMD 101.81 -1.95%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 67.22 -0.46%
◆ テラダイン 91.74 -1.08%
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【NY外為】
◇ドル上昇 円安維持
//◆◇◇◆◇//◆◇ 
・ドルが上昇。10月の米総合PMIで企業活動の加速が示されたことが手掛かり。
・円はドルに対し小幅に下落。1ドル=149円台後半で推移し、一時149円93銭を付けた。

ドル円相場は
⇒¥149.89 ¥0.18 +0.12%
⇒¥149.71 -¥0.15 -0.10%
⇒¥149.86 ¥0.06 +0.04%

10.24
マネックスのアナリスト、サイモン・ハービー、ジェイ・ジャオマレー両氏

10月の米総合PMIについて、「継続した上昇への抵抗が見られ始めているものの、ドルに関して弱気に転じるのはまだ時期尚早だということを浮き彫りにしている」と。
「今年の大半においてドルを支えてきた米国例外主義のシナリオはまだ完全には展開していない」と。

【米国株】
▽反発
//▽◆▲▲▲//▼▽ 
・24日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は6営業日ぶりに反発。

・通常取引終了後の時間外取引では、マイクロソフトが上昇。7-9月(第1四半期)決算で売上高が予想を上回った。
・一方でグーグルの親会社アルファベットは、決算発表後に下落。

10.24
ニュー・コンストラクツのデービッド・トレーナー氏

「これら大型のハイテク株が上昇すれば、相場全体も上昇する」と指摘。
「7月遅くに始まった株式相場の調整局面を終わらせるのに必要なのは、大手ハイテク企業の力強い決算かもしれない。大手ハイテク企業が目を見張るような好決算を発表し、今後の業績に関して力強いガイダンスを示せば、株式相場は年末まで力強く上昇する可能性がある」と。

10.24
ストラテガスのドン・リスミラー氏

「米経済は成長を生み出しているが、なお政策引き締めの『ラストマイル』を消化する必要があるというのが、われわれの見方だ」とし、「労働市場のリバランス(労働需要が供給と等しくなる)が見られれば、現在の成長は質が高い、ないし持続的な成長だとの確信が強まるだろう。
それまで、景気抑制的な金融政策の継続が過度な抑制をもたらすリスクは残る」と語った。

【米国債】
◇上昇
//▲▲◆◆◇//▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・朝方には、S&Pグローバルの米PMIが市場予想を上回ったことを受けて下げが拡大する場面もあった。

・米10年債利回り
⇒4.82% -3.2 -0.65%
⇒4.84% -7.0 -1.42%
⇒4.92% -7.2 -1.44%
  
>>10.23
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州資産配分責任者ジェーソン・ドラホ氏

市場環境について、成長と金利、そして金融当局の相互関係が現時点でどう作用しているかは不明確だと指摘。
「そうしたフィードバック・ループがどう流れていくかがより明確になるまで、市場は不安定な状態が続きそうだ」と。
「われわれとしては3つのシナリオのうちより楽観的なケースを支持している。つまり、経済と金融市場の双方に過度に打撃を与えることなく成長が鈍化し、金利は低下するというのが最も可能性の高いシナリオということだ。そうなれば質の高い債券にはプラスで、最終的に株式にもプラスとなる」と語った。

【原油】
▲大幅続落
//◆◆▽▽◆//▲▲ 
・需給に緩みが生じてきた兆候と、イスラエルとハマスの戦争は当面のところ拡大しないとの見方が影響した。
・この2日間の下げで、今月7日にハマスがイスラエルを攻撃してからの値上がり分はほぼ帳消しとなった。ガザ地区への地上侵攻について、イスラエル内でも計画再考を求める声が強まっている。

・WTI先物12月限は、前日比1.75ドル(2.1%)安い1バレル=83.74ドル。
・ロンドンICE北海ブレント12月限は1.96%下げて88.07ドル。

10.24
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏

「この日の原油には3方向から向かい風が吹いている」と指摘。
「地政学的リスクは若干弱まっており、現物の指標は軟化している。そしてドルは上昇している。最近の相場はリテール勢の買いにかなり左右されてきた。こうした買い手は短期でイベント主導の傾向がある」と。

【NY金】
◆下げ
//▲◇◇◇◇//◆◆ 
・中東での戦争をきっかけとした長い上昇局面を経て、一時は需要後退から1%下げる場面もあった。
戦争拡大の明白な兆候が見られず、原油価格も先週の高値から大きく下げており、注目は米国債市場の大幅変動に戻ってきている。

・金先物12月限は、同1.70ドル(0.1%)安い1986.10ドル。

10.24
ジュリアス・ベア・グループのアナリスト、ノルベルト・ルッカ-氏

「安全への逃避として当初は金や国債、ドルに資金が流入したが、この動きは一部で消散している」とリポートで指摘。「利回り上昇とインフレに関するテーマが先週、力強く復活した」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,389.70 +14.87 +0.20%
独DAX指数 14,879.94 +79.22 +0.54%
仏CAC指数 6,893.65 +43.18 +0.63%
⇒◆Wr.Low2 ⇒▼nr.もみあい ⇒▽入首.買戻し
⇒▲陰.Low2 ⇒+▼nr.たくり線 ⇒▽反発.買戻し 
⇒▲陰.Low2 ⇒▽反発.たくり線 ⇒▽反発.買戻し

▽反発
//▽◇▲▲▲//▼▽
・24日の欧州株は反発。
仏高級品ブランド、エルメス・インターナショナルなど企業の決算に明るさが見られた。

・欧州600指数は0.4%高。
・鉱業株が上げを主導、一般消費財も値上がりした。
・銀行株は下落。
英銀バークレイズは投資銀行部門の収入が予想を下回ったほか、2四半期連続で国内事業の見通しを引き下げたことが嫌気され、大きく売られた。

>>10.23
ブラックロックのiシェアーズEMEA(欧州・中東・アフリカ)担当シニア・マクロ・ストラテジスト、ローラ・クーパー氏

「GDP(指標)は第3・四半期にかなり堅調となって米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を制約的な領域に長く維持するとの予想を高める可能性が高い」との見方。

【欧州債】
◇小幅上昇
//◆◆◆◆◇//◇◇ 
・米国で発表された総合購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回り、それに先駆けて発表された英総合PMIも予想以上だったことを受け、ドイツ債が上げ幅を縮小。
朝方には独GfKの消費者信頼感指数や同国の総合およびサービス業PMIが低調で、一時買い進まれていた。

>>10.23
コメルツ銀行の金利ストラテジスト、ライナー・グンターマン氏

顧客向けメモで「26日の欧州中央銀行(ECB)理事会と来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドイツ債と米債は脆弱なままだ」と述べた。

・独国債10年物
⇒2.83% -0.05
⇒2.87% -0.02
⇒2.89% -0.04

・英国債10年物
⇒4.54% -0.06
⇒4.59% -0.06
⇒4.65% -0.02

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