*かぶとうし塾


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2023年10月26日木曜日

▽ドル強い 円安進む 原油.▽反発.買戻し.85ドル台 令和5.10.26.Thus

26日 【日本株】
日経平均 30,601.78 -668.14 -2.14%
TOPIX 2,224.25 -30.15 -1.34%
日経平均 ⇒+▼かぶせ.様子見 ⇒+▲陰上げ.買戻し ⇒◆逆立
TOPIX  ⇒+▼かぶせ.様子見 ⇒+▲陰上げ.買戻し ⇒◆逆立
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.99 +1.88 +8.50% ⇒ ◇Wr.逆立浮上
日経平均VI 22.11 -0.44 -1.95% ⇒-◇陽下げ
日経平均VI 22.55 -0.97 -4.12% ⇒ ▲Cog.下落へ
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・米ナスダック100指数は2.5%安と、今年最大の下げ。
・米新築住宅販売が急増、昨年2月以来の高水準-予想も大幅に上回る。
・メタ株が下落、2024年の見通し不透明とCFO-マクロ環境の変動で。
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26日、日本株は大幅反落、米テクノロジー安を嫌気-半導体関連銘柄に売り

・26日の日本株は大幅反落。
米国でメタなどの決算発表後に株価指数先物が時間外取引で下落し、嫌気した売りが広がった。

・米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落率が今年最大になり、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連の下げが目立った。
・電気・ガス業、パルプ・紙、陸運業、水産・農林業が上昇。
・電気機器、不動産業、機械を筆頭に多くのセクターが下落。

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大和証券の石戸谷厚子
・SOX安を受けた半導体関連株の下げは、米メタが設備投資額を下方修正したことも押し下げ要因になっているかもしれないと。
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野村証券の伊藤高志
・為替の円安は上場企業の業績全体にはプラスではあるものの、ここまで円安が進むと介入への警戒モードとなりやすいと。
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【個別銘柄】 レーザーテック、オルガノ など 


◆レーザーテック 24635 -1070大幅続落。
東京エレク、ディスコ、アドバンテストなど主力の半導体製造装置関連が軒並み大幅安。前日の米国市場ではSOX指数が4.1%の大幅安となり、今年最大の下落となった。
国内半導体関連にも売りが波及した形だ、TIが24日に決算を発表したが、10-12月期見通しは売上高、EPSともに市場予想を下振れており、先行き懸念が再燃する形になった。米長期金利の上昇もハイテク株安につながったよう。

◇オルガノ 4585 +570急騰。
前日に収益予想・配当予想の上方修正を発表した。上半期営業利益は従来予想の66億円から78億円に、通期では160億円から200億円にそれぞれ引き上げた。
国内外の大型プラント案件で利益率が改善していること、ソリューション事業・機能商品事業が好調に推移していることが収益上振れの背景に。年間配当金も従来計画の66円から82円にまで引き上げ、前期比20円の増配となる。

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10.26動いた株・出来た株
◇オルガノ<6368> 4560 +545 収益・配当予想を上方修正。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 7250 +330 想定以上の上方修正が引き続きインパクトに。
◇IDOM<7599> 888 +23 敵失的恩恵享受への期待で買い戻し優勢か。
◇KOKUSAI<6525> 2353 +3 前日IPOで好発進し需給不安乏しい状態。
◆アドバンテスト<6857> 3999 -279 SOX指数大幅下落で主力の半導体関連が軒並み安。
◆マネーフォワード<3994> 3386 -224 米長期金利上昇でグロース株安い。
◆ディスコ<6146> 27105 -1405 半導体関連大幅安の流れに押される。
◆スノーピーク<7816> 984 -49 節目の大台割り込み見切り売り強まる。
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10.25
NYダウ   33,035.93 -105.45 -0.32%
NASDAQ 12,821.22 -318.65 -2.43%
S&P500  4,186.77 -60.91 -1.43%

NYダウ(INDU)⇒▲陰.Low3 ⇒▽反発.買戻し ⇒◆吞込み.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇入首.様子見 ⇒▽反発.買戻し ⇒▲逆立.Low
S&P500(SPX) ⇒-◇陽下げ.様子見.200MAもみあい ⇒▽反発.200MASup ⇒▲逆立.Low   
【 SOX指数 】
3,205.84 -138.10 (-4.13%) ⇒-◇陽下げ.様子見.Sup200MA ⇒▽反発.200MASup ⇒▲逆立.Low.窓埋めへ 

【 VIX恐怖指数 】
20.19 +1.22 (+6.43%) ⇒◆Cog.大幅下落 ⇒◆陰.大幅下落 ⇒◇大幅反発
+6.43P 大幅に反発   ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆吞込み.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
決算を発表したネット検索のアルファベットを中心に、ハイテク株に売りが広がった。米長期金利が上昇したのも株式相場の重荷となった。

▲逆立.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに大幅反落。
長期金利が上昇し重荷となった。
画像処理半導体のエヌビディアやネット通販のアマゾン・ドット・コムなどの売りが目立った。

//◆◆◇◇◆◇//◇◆◇▽ ドル円 150円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◇◇//◆◇◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◆▽◇◆//_▲▲▽ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル強い 円安進む 原油.▽反発.買戻し.85ドル台  
10.26
米ドル/円 150.09 150.11
ユーロ/円 158.56 158.59
ユーロ/米ドル 1.0564 1.0565
英ポンド/円 181.67 181.71
豪ドル/円 94.47 94.49
スイスフラン/円 167.34 167.44
原油(WTIC原油先物) 85.39 +1.65 +1.97% ⇒◆wr.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒▽反発.買戻し

◇ドルもみあい 円安維持 原油.◆wr切下げ.50MA割れ.83ドル台 
10.25
米ドル/円 149.87 149.88
ユーロ/円 158.71 158.76
ユーロ/米ドル 1.0592 1.0593
英ポンド/円 182.18 182.32
豪ドル/円 95.24 95.29
スイスフラン/円 167.74 167.83
原油(WTIC原油先物) 83.74 -1.75 -2.05% ⇒◆nr.かぶせ ⇒◆wr.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ

◆ドルもみあい 円安維持 原油.◆wr.Sup50MA.85ドル台  
10.24
米ドル/円 149.69 149.70
ユーロ/円 159.69 159.76
ユーロ/米ドル 1.0668 1.0672
英ポンド/円 183.36 183.40
豪ドル/円 94.84 94.86
スイスフラン/円 168.02 168.05
原油(WTIC原油先物) 85.49 -2.59 -2.94% ⇒▽陽.ゾーン突破 ⇒◆nr.かぶせ ⇒◆wr.Sup50MA

ハイテクが重し    
1.
・金利が安定したため寄り付き後、上昇。
・その後、9月新築住宅販売件数が予想を上回ったため想定以上の強い成長の思惑が強まり長期金利が上昇すると警戒感から下落に転じた。

・金利高に加え、特に昨日引け後に発表された検索会社グーグル運営のアルファベット(GOOG)の決算に失望した売りも重しとなり、ナスダックが大幅下落。

・終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了。

・米債券市場で長期金利が上昇したのも株式相場の重荷だった。長期金利は4.9%台半ばまで上昇し、株式の相対的な割高感が意識されやすかった。

・市場では「クラウド関連事業の成果が明暗を分けた中、アルファベット決算への失望の(相場への)影響が大きかった」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との声。

2.
セクター別ではソフトウエア・サービスが小幅高。ディフェンシブ株の一角も高かった。
メディア・娯楽が大幅下落。

・ソフトウエアのマイクロソフトは上昇し、3%強高で終えた。人工知能(AI)関連需要の強さを背景にクラウド事業が伸び、アナリストによる目標株価の引き上げが相次いだ。
・クレジットカードのビザには決算を好感した買い。
・医薬品・医療機器のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)といったディフェンシブ株の一角は買い。

・スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォース、半導体のインテルが下落。
・建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエムも安かった。
・7~9月期決算を発表した銘柄では航空機のボーイングが売られた。

3.
・アルファベットが9.5%安で終えた。2023年7~9月期決算は売上高と1株利益が市場予想を上回った一方、クラウドサービスの収益が市場予想を下回った。
・半導体のテキサス・インスツルメンツ(TI)も前日夕発表の決算と併せて示した10~12月期の業績見通しが市場予想に届かず、売りに押された。
・画像処理半導体のエヌビディアやネット通販のアマゾン・ドット・コムなどの売りが目立った。

SOX指数 銘柄    
★ TSM 87.64 -4.36%
★ エヌビディア 417.79 -4.31%
★ ASML 583.34 -2.90%
★ インテル 32.83 -5.09%
★ QCOM クアルコム 104.78 -4.21%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 130.11 -3.55%
★ AMD 96.06 -3.46%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 66.5 -2.31%
★ テラダイン 87.91 -4.04%
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◇ TSM 91.64 +0.58%
◇ エヌビディア 436.63 +1.60%
◇ ASML 600.75 +2.20%
◇ インテル 34.59 +2.19%
◇ QCOM クアルコム 109.39 +0.67%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 134.9 +0.50%
◇ AMD 101.67 +1.10%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 68.07 +1.78%
◇ テラダイン 91.61 +0.76%
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◆ TSM 91.11 -0.22%
☆ エヌビディア 429.75 +3.84%
◇ ASML 587.79 +1.33%
★ インテル 33.85 -3.06%
◇ QCOM クアルコム 108.66 +0.03%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 134.23 +0.08%
◆ AMD 100.01 -1.81%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 66.88 -0.51%
◆ テラダイン 90.92 -0.89%
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【NY外為】
▽ドル上昇 円安進む
//◆◇◇◆◇//◆◇ 
・ドル指数は米国債利回り上昇に連れる格好で続伸。今月3日以来の高値。
・円が対ドルで年初来安値を更新。一時150円32銭まで下げた。

ドル円相場は
⇒¥150.25 ¥0.34 +0.23%
⇒¥149.89 ¥0.18 +0.12%
⇒¥149.71 -¥0.15 -0.10%

10.25
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのアナリスト

「世界の他の国・地域がリセッションに陥っても、米経済はトレンドを上回る伸びを続けている」と指摘。
「最近のデータは米経済がまだ熱を帯びており、さらなる引き締めが必要なことを裏付けている」とし、「ドル上昇の論拠はなお残っている」と分析。

10.25
マネックスUSAのアナリスト

「米国の追加引き締め観測は12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合にシフトしているが、来週の会合後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見は年内のドルの方向性を決める鍵となるだろう」と指摘。

【米国株】
▲反落
//▽◆▲▲▲//▼▽▲ 
・25日の米株式相場は反落。
米国債相場のボラティリティーが高まっている中、発表が相次ぐ企業決算や地政学的状況をにらみながらの軟調な展開だった。

・グーグルの親会社アルファベットが大幅安。前日の通常取引終了後に発表した決算で、クラウドコンピューティング部門の利益が市場予想を下回ったことが嫌気された。
・マイクロソフトが発表した決算は、売上高が過去6四半期で最大の伸びを記録。マイクロソフト株はこの日上昇。
・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.1%安で終了。前日にテキサス・インスツルメンツ(TI)が発表した売上高見通しが市場予想を下回ったことが影響した。

10.25
ガベリ・ファンズのグロース株担当最高投資責任者(CIO)、ハワード・ウォード氏

「企業業績が株価を動かすため、今や問題は業績に移っている」と。
「ここが肝心だ。リセッション(景気後退)は失業増大や消費支出減少、国内総生産(GDP)の伸び鈍化、企業業績の落ち込みにつながるだろう。業績悪化は株価下落を意味する」と。

【米国債】
▲大幅に下落
//▲▲◆◆◇//▽◇▲
・米国債は下落。( 利回り上昇 )

・年限が長めの国債の方が利回りの上昇幅が大きく、いわゆる「ベアスティープ化」した。

・米10年債利回り
⇒4.95% 13.0 +2.69%
⇒4.82% -3.2 -0.65%
⇒4.84% -7.0 -1.42%
  
>>10.23
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州資産配分責任者ジェーソン・ドラホ氏

市場環境について、成長と金利、そして金融当局の相互関係が現時点でどう作用しているかは不明確だと指摘。
「そうしたフィードバック・ループがどう流れていくかがより明確になるまで、市場は不安定な状態が続きそうだ」と。
「われわれとしては3つのシナリオのうちより楽観的なケースを支持している。つまり、経済と金融市場の双方に過度に打撃を与えることなく成長が鈍化し、金利は低下するというのが最も可能性の高いシナリオということだ。そうなれば質の高い債券にはプラスで、最終的に株式にもプラスとなる」と語った。

【原油】
▽反発
//◆◆▽▽◆//▲▲▽ 
・イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻の準備を進めているため、中東からの供給が滞るとの懸念が再燃した。
・イスラエルのネタニヤフ首相はテレビ演説で、同国存亡を懸けた戦いの中にあると話したが、地上侵攻のタイミングを巡る理由は説明しないと述べた。

・WTI先物12月限は、前日比1.65ドル(2%)高い1バレル=85.39ドル。
・ロンドンICE北海ブレント12月限は2.06ドル上げて90.13ドル。

10.25
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏

「原油はニュースを見ながらの取引となっている」と。中東の複数の国が戦争に巻き込まれる可能性を市場は織り込もうとしていると。
「トレーダーはニュースに追われる落ち着かない状態にあり、起こっていることの完全な影響を理解する前にすぐに反応する可能性が高い」と。

【NY金】
▽3日ぶりに上昇
//▲◇◇◇◇//◆◆ 
・米国が中東で防空システムを強化するとの報道が流れ、同地域での緊張が一段と高まるとの思惑から買いが入った。
・イスラエルは米国が中東に防空システムを配備できるまでパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を遅らせることに同意したと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

・金先物12月限は、同8.80ドル(0.4%)高い1994.90ドル。

>>10.24
ジュリアス・ベア・グループのアナリスト、ノルベルト・ルッカ-氏

「安全への逃避として当初は金や国債、ドルに資金が流入したが、この動きは一部で消散している」とリポートで指摘。「利回り上昇とインフレに関するテーマが先週、力強く復活した」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,414.34 +24.64 +0.33%
独DAX指数 14,892.18 +12.24 +0.08%
仏CAC指数 6,915.07 +21.42 +0.31%
⇒▼nr.もみあい ⇒▽入首.買戻し ⇒▽反発.買戻し
⇒+▼nr.たくり線 ⇒▽反発.買戻し ⇒▽nr.買戻し 
⇒▽反発.たくり線 ⇒▽反発.買戻し ⇒▽吞込み.買戻し

◇横ばい
//▽◇▲▲▲//▼▽◇
・25日の欧州株は続伸。
発表された企業決算の内容はまちまち。

・ソフトウエア企業ダッソー・システムズやドイツ銀行は上昇。
・通期の利益目標を引き上げたダッソー・システムズ(DAST.PA)は8.0%高。
ドイツ銀行は8.2%上昇した。2023年第3・四半期決算の減益幅が予想より小さかったことや、自社株買いを来年拡大する方針を表明したことが材料視された。

>>10.23
ブラックロックのiシェアーズEMEA(欧州・中東・アフリカ)担当シニア・マクロ・ストラテジスト、ローラ・クーパー氏

「GDP(指標)は第3・四半期にかなり堅調となって米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を制約的な領域に長く維持するとの予想を高める可能性が高い」との見方。

【欧州債】
◆下落
//◆◆◆◆◇//◇◇ 
・域内国債利回りが上昇した。ただ、経済指標が景気後退の可能性を示唆したことを受け、上昇は小幅にとどまっている。
・26日の欧州中央銀行(ECB)理事会に対する注目が集まっている。市場では、ECBの「長期的な金利上昇」というシナリオが長続きしない可能性を織り込んでいるが、アナリストは当面、金利は据え置かれると予想している。

>>10.23
コメルツ銀行の金利ストラテジスト、ライナー・グンターマン氏

顧客向けメモで「26日の欧州中央銀行(ECB)理事会と来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドイツ債と米債は脆弱なままだ」と述べた。

・独国債10年物
⇒2.89% +0.06
⇒2.83% -0.05
⇒2.87% -0.02

・英国債10年物
⇒4.61% +0.07
⇒4.54% -0.06
⇒4.59% -0.06

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