*かぶとうし塾


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2023年10月11日水曜日

◇ドルもみあい 円安に 原油.◆はらみ.様子見.85ドル台 令和5.10.11.Wed

11日 【日本株】
日経平均 31,936.51 +189.98 +0.60%
TOPIX 2,307.84 -4.35 -0.19%
日経平均 ⇒-◇はらみ.様子見 ⇒◇逆立.窓突破 ⇒◇トリプル浮上
TOPIX  ⇒+nr.様子見 ⇒◇クアトロ.窓突破 ⇒◆もみあい.Reg50MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.67 -0.42 -1.99% ⇒ ◆nr下げ.20越え中
日経平均VI 21.09 +0.62 +3.03% ⇒ ◇反発.20越え中
日経平均VI 20.80 -0.04 -0.19% ⇒ ◆下げ.20越え中
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・アトランタ連銀総裁、これ以上の米利上げ不要-十分に景気抑制的。
・10日の米10年債利回りは4.65%と15ベーシスポイント低下。
・中国が新たな刺激策検討、財政赤字の上限突破容認か-関係者。
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11日、日経平均一時3万2000円台、米金融引き締め懸念が後退-電機など高い

・11日の日経平均株価は続伸。
米国でアトランタ連銀のボスティック総裁が政策金利の引き上げは必要でないとの見解を示し、景気を冷やす追加利上げの観測が一段と後退した。

・電機や精密機器株が高く、自動車やゴム製品株の上げも目立つ。
・セクターではゴム製品、精密機器、輸送用機器が上昇。
一方、海運、鉄鋼、倉庫・運輸が下落。

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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩
・前日に大きく上昇した日本株には利益確定の売りも出ている。
・米連邦準備制度理事会(FRB)高官からハト派的な発言が続き、利上げに対する警戒が緩んだことが追い風。
・慎重な企業業績の計画は上方修正が相次ぎそうなため、業績の買い手掛かりを待ちたい投資家も多い。
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【個別銘柄】ビックカメラ、Jフロント、 など 


◆ビックカメラ 1107 -15小幅続落。

前日に23年8月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の155億円から142億円、前期比20.5%減に引き下げ。巣ごもり需要の反動減による売上の下振れが背景。純利益は子会社の減損を計上することで、78億円から29億円にまで下方修正。
なお、月次動向などから業績の下振れは想定線でもあったもよう、下方修正された営業利益水準はコンセンサスを上振れており、下げは小幅にとどまる形。

◇Jフロント 1541 +7.5続伸。

前日に上半期の決算を発表、事業利益は202億円で前年同期比48.2%増、6-8月期は104億円で同57.4%増と増益率は一段と拡大する形に。また、通期予想は従来の400億円から425億円、前期比71.0%増に上方修正。
個人消費持ち直しやインバウンド需要の増加で、百貨店事業を中心に収益が改善しているもよう。日商免税売上は国慶節が終わっても9月水準より高く、計画よりも強く推移している。

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10.11動いた株・出来た株
◇レーザーテック<6920> 25385 +1280 モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を格上げ。
◇アドバンテスト<6857> 4467 +164 米長期金利の低下で半導体関連に関心が向かう。
◇ネクステージ<3186> 2175 +71 前日にはSMBC日興証券が買い推奨を継続。
◇楽天銀行<5838> 2404 +82 直近で大幅調整の反動が続く状況か。
◇ローム<6963> 2877.5 +68 半導体株高の流れが波及へ。
◇東京エレクトロン<8035> 20585 +485 東海東京証券では投資判断を格上げ。
◆川崎汽船<9107> 5518 -284 海運は業種別下落率トップに。
◆NTTデータグループ<9613> 1893 -73 次期全銀システムのベンダーに決定しているが。
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10.10
NYダウ   33,739.30 +134.65 +0.40%
NASDAQ 13,562.84 +78.60 +0.58%
S&P500  4,358.24 +22.58 +0.52%

NYダウ(INDU)⇒▽トリプル買戻し ⇒▽切り返し.10MA突破 ⇒△トリプル.test200MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒▽切り返し ⇒△トリプル.test50MA
S&P500(SPX) ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒▽切り返し ⇒△トリプル 
【 SOX指数 】
3,512.07 +44.72 (+1.29%) ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒-▽はらみ.様子見 ⇒△逆立.test20MA 

【 VIX恐怖指数 】
17.03 -0.67 (-3.79%) ⇒▲吞込み.大幅下げ ⇒+◆かぶせ ⇒▼逆立下落
-3.79P 大幅に下げる  20以下 ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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△トリプル.test200MA ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退したとの受け止めから米長期金利が大幅に低下。株式の相対的な割高感が和らいだことが買いを誘った。自律反発を期待した買いも入ったが、中東情勢を巡る地政学リスクへの警戒感から次第に伸び悩んだ。

△トリプル.test50MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
金利上昇が一服したのを機に目先の戻りを見込んだ買いが入った。
電気自動車のテスラや交流サイトのメタプラットフォームズが上げた。

//◇◇◆◇◆◇//◆◆◇ ドル円 148円台( 金融政策意識 )
//◇◆▲▽◇▽//◆◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲▲◇//_▽◆ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円安に 原油.◆はらみ.様子見.85ドル台 
10.11
米ドル/円 148.66 148.67
ユーロ/円 157.61 157.68
ユーロ/米ドル 1.0602 1.0606
英ポンド/円 182.61 182.64
豪ドル/円 95.59 95.61
スイスフラン/円 164.28 164.37
原油(WTIC原油先物) 85.97 -0.41 -0.47% ⇒▽nr.はらみ ⇒◇陽.50MA突破 ⇒◆はらみ.様子見

◆ドル下落 円安一服 原油.◇陽.50MA突破.86ドル台  
10.10
米ドル/円 148.44 148.46
ユーロ/円 156.85 156.88
ユーロ/米ドル 1.0566 1.0567
英ポンド/円 181.64 181.72
豪ドル/円 95.16 95.18
スイスフラン/円 163.82 163.85
原油(WTIC原油先物) 86.38 +3.59 +4.34% ⇒◆陰.Low2 ⇒▽nr.はらみ ⇒◇陽.50MA突破

◆ドルもみあい 円安一服 原油.▽nr.はらみ.82ドル台  
10.9
米ドル/円 149.10 149.16
ユーロ/円 157.39 157.45
ユーロ/米ドル 1.0554 1.0558
英ポンド/円 181.91 181.98
豪ドル/円 94.77 94.82
スイスフラン/円 163.89 163.97
原油(WTIC原油先物) 82.79 +0.48 +0.58% ⇒◆Wr吞込み.大幅下落 ⇒◆陰.Low2 ⇒▽nr.はらみ

金利低下を好感    
1.
・中国が景気刺激策を検討しているとの報道を受けた期待感や金利先高観の後退で買われ、寄り付き後、上昇。

・アトランタ連銀のボスティック総裁がこれ以上の追加利上げが必要になるとは思わないと再表明し債券利回りが一段と低下すると買いに拍車がかかり続伸した。

・その後も、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測に連れた金利低下でナスダックも上昇。

・中東情勢の悪化は市場心理の重荷だったが、状況や展開を見極めたいとする市場参加者は多い。10日は相対的に安全な資産とされる米国債が買われた。金利低下を見た株買いが入り、ダウ平均は290ドルあまり上げる場面があった。

・ダウ平均は前週に約4カ月ぶりの安値を付け、8~9月の2カ月間で2000ドルあまり下げていた。「売られすぎ」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との見方があり、金利上昇が一服したのを機に目先の戻りを見込んだ買いが入ったとの声。

2.
セクター別では自動車・自動車部品や銀行が上昇。
一方で、保険が下落。

・航空機のボーイングや飲料のコカ・コーラの上昇が目立った。
・中国のオンライン小売りのアリババ(BABA)は中国政府が景気刺激策を検討しているとの報道を受け、買われた。

・保険のトラベラーズや製薬のメルクが下げた。

3.
金利上昇が一服したのを機に目先の戻りを見込んだ買いが入った。
 電気自動車のテスラや交流サイトのメタプラットフォームズが上げた。

SOX指数 銘柄    
◇ TSM 90.61 +1.82%
◇ エヌビディア 457.98 +1.16%
◇ ASML 602.15 +1.82%
◇ インテル 36.43 +1.03%
◇ QCOM クアルコム 112.31 +0.46%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 141.4 +0.89%
◇ AMD 109.01 +2.29%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 69.07 -0.59%
◇ テラダイン 99.59 +0.55%
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◆ TSM 88.99 -0.34%
◆ エヌビディア 452.73 -1.07%
◆ ASML 591.37 -1.00%
◆ インテル 36.06 -0.36%
◇ QCOM クアルコム 111.8 +0.83%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 140.15 -0.10%
◇ AMD 106.97 +0.04%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 69.48 -0.69%
◆ テラダイン 99.05 -1.61%
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☆ TSM 89.29 +2.60%
◇ エヌビディア 457.62 +2.40%
☆ ASML 597.36 +2.69%
◇ インテル 36.19 +0.84%
◇ QCOM クアルコム 110.88 +0.98%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 140.29 +0.73%
◇ AMD 107.24 +1.16%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 69.96 +1.49%
◇ テラダイン 100.67 +1.14%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安方向
//◇◆◇◆◇//◆◇ 
・米金融当局者らが引き締めサイクルの休止を示唆しているとの観測を背景に、米国債利回りが低下したことが背景。
・ドルは対円では小幅上昇し、一時0.4%高の1ドル=149円10銭を付けた。

ドル円相場は
⇒¥148.73 ¥0.22 +0.15%
⇒¥148.53 -¥0.79 -0.53%
⇒¥149.31 ¥0.80 +0.54%

>>10.6
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ

「金利市場の反応が年内追加利上げ観測の高まりというより、主として利下げ観測の後退に集中したことは興味深い」と指摘。
「これは米ドルにとって重要かもしれない。なぜなら、歴史的にドルは長期債より短期債の利回り動向に反応する傾向があったからだ」と述べた。

【米国株】
◇続伸
//◆▲▽◆▽//◇◇ 
・10日の米株式相場は3営業日続伸。
米金融当局者の発言を受けて、連邦公開市場委員会(FOMC)は再度の利上げ休止に向かっているとの観測が強まった。

・S&P500種株価指数の上昇については、売られ過ぎの水準からの持ち直しだとも一部アナリストは指摘。
・プライム会員向けの秋季セールを開始したアマゾン・ドット・コムは高い。
・強気な業績見通しを示したペプシコも値上がりした。

10.10
BMOキャピタル・マーケッツのベン・ジェフリー

「米国債利回りが最近急上昇し、金融状況がかなり引き締まったことを踏まえ、政策当局者らはさらなる政策行動の必要性が低下したことを認め始めている」と指摘。
「こうした認識が示されたことで、追加利上げの必要性を巡る不安が後退している可能性がある」と。

【米国債】
▽上昇
//▲▲▽◇◆//_▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・10年債利回りは一時18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)超低下して4.62%を付けた。

・米10年債利回り
⇒4.66% -14.2 -2.95%
⇒4.79% 7.6 +1.61%
⇒4.71% -2.1 -0.44%

10.10
ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼ポートフォリオストラテジスト、ローレン・グッドウィン

「今週発表される9月米消費者物価指数(CPI)へのリスクは上向きだ。自動車価格など個別項目の動きが反映される。投資家はエネルギー価格の上昇を強く懸念している」と。
同氏は追加利上げの可能性はまだあるとしつつ、実体経済や政府資金、地政学的動向におけるリスクの高まりを反映し、金融市場の状況は引き締まりつつあると説明。「これは米金融当局が金利を据え置くのに十分かもしれない」と。

【原油】
◆反落
//◆◇▲▲◇//▽◆ 
・ハマスによるイスラエル奇襲の影響を消化する格好となり、売りが優勢になった。

・WTI先物11月限は前日比41セント(0.5%)安の1バレル=85.97ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント12月限は50セント下落し、87.65ドル。

10.10
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー

「イスラエルとハマスの戦闘がエスカレートすれば、産油国に影響が及ぶのは時間の問題だ。イスラエルの動きとイランへの意図に注目が集まるだろう」と。
イスラエルとガザ地区が世界の石油市場に与える影響力は小さいが、中東は世界供給の約3分の1を占めており、市場は潜在的な脅威を懸念している。イラン産原油の輸出に対する米国の制裁強化のほか、主要石油航路の封鎖や船舶への攻撃が主なリスクだ。
この紛争は、米国、サウジアラビア、イスラエルの安全保障協定の可能性をめぐる状況を一変させる可能性もある。

【NY金】
◆小反落
//◆◆◆◆◇//◇◆ 
・前日はハマスのイスラエル攻撃を背景に逃避需要から上昇したが、この日は利益確定の売りが優勢になった。

・金先物12月限は11ドル(0.6%)上昇し、1875.30ドル。

>>10.9
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン

今回の中東での緊張を受け、米金融当局が不透明感の高まりから利上げを継続しない可能性もあると指摘。
「利上げでなく利下げの可能性に市場の関心が向かうにつれて」、金に対する追加的な需要が生まれるかもしれないと述べた。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,628.21 +136.00 +1.82%
独DAX指数 15,423.52 +295.41 +1.95%
仏CAC指数 7,162.43 +141.03 +2.01%
⇒▽買戻し ⇒◆nr.よこばい ⇒▽wr逆立.10MA突破
⇒▽トリプル買戻し ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破 
⇒▽トリプル買戻し ⇒▼切下げ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破

▽大幅高
//◆▲◆◇▽//◆▽
・10日の欧州株は上昇。
債券利回り上昇に伴う厳しい売り圧力が緩和したほか、中国の景気刺激策を巡る楽観が手掛かりとなった。

・欧州600指数は2%上昇。
ジェファーソン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が9日、これ以上の利上げは必要ない可能性があると示唆したことも材料視された。

>> 10.6
TSロンバードの調査部門の責任者、アンドレア・シシオーネ

「雇用統計の結果を踏まえて投資家は金利がより長期に、より高くなることが完全に織り込まれていないとの確信を強めたため国債利回りが上昇し、市場の重荷となった」と。

【欧州債】
◇上昇
//▲▲▽▲▲//▽◇ 
・ドイツ10年債利回りはほぼ変わらず。一時は2.76%と、約2週間ぶりの低水準に落ち込んだ。
リスクセンチメントが改善し、短期金融市場は来年の利下げ見通しを後退させた。

・イタリア10年債利回りは終値ベースで8月23日以来の大幅な下げ。

・独国債10年物
⇒2.78% +0.00
⇒2.77% -0.11
⇒2.88% +0.01

・英国債10年物
⇒4.43% -0.05
⇒4.48% -0.10
⇒4.57% +0.03

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