*かぶとうし塾


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2023年9月21日木曜日

◇ドル強い 円安進む 原油.▲反落.Cog.89ドル台 令和5.9.21.Thus

21日 【日本株】
日経平均 32,571.03 -452.75 -1.37%
TOPIX 2,383.41 -22.59 -0.94%
日経平均 ⇒◆Cog.窓埋め調整 ⇒◆窓埋め.調整2 ⇒◆陰.調整.Sup50MA
TOPIX  ⇒◇nr.よこばい調整 ⇒◇◆Cog.窓埋め調整へ ⇒◆陰.調整2
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.25 +0.99 +5.74% ⇒ ◇陽.大幅に上がる
日経平均VI 17.26 +0.34 +2.01% ⇒◇陽.上がる
日経平均VI 16.92 +0.93 +5.82% ⇒ ◇陽.大幅上げ
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・FOMC、政策金利を据え置き-年内あと1回の追加利上げを示唆。
・長期金利が10年ぶり高水準、タカ派FOMCと日銀会合警戒で売り優勢。
・日銀会合注目点:政策正常化へのヒント探る、総裁のタカ派発信あるか。
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21日、日本株続落、日米金利の上昇が重し-電機や精密機器など成長銘柄安い

・21日の東京株式相場は続落。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げを示唆し、金利が上昇すると割高感が生じるグロース(成長)株を中心に売りが広がった。

・国内金利の上昇も相場の重しとなり、電機や精密機器株の下げが目立った。

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しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹

午前にグロース株へ下げ圧力がかかったのは、米国市場でFRBはタカ派的だとの見方が一部で浮上したため。

午後は、国内金利が上昇する中で日銀会合への警戒感が相場の重しとなった。

もっとも警戒感が先行すると日銀会合の結果発表で悪材料出尽くしとなるため、来週の株式相場は反発することもあり得る。

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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩

FOMCのドットチャートは思ったよりもタカ派的だった。

日銀会合の結果発表を明日に控え、膠着(こうちゃく)感の強い展開となりやすく、銀行株が政策変更の思惑から買われているよう。

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【個別銘柄】神戸物産 など 


◆神戸物産 3500 -148前日比変わらずを挟んで大幅続落。

前日に8月の単体月次動向を発表している。営業利益は前年同月比23%増の23億円、メディア露出の増加による客数増に加えて、値上げによる単価上昇なども寄与。ただ、売上総利益率は5月をピークに低下基調が続いており、円安の進行による採算悪化を警戒する動きが優勢。
FOMCを受けての一段の円安進行などを弱材料視する動きも強まっている。

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9.21動いた株・出来た株
◇楽天銀行<5838> 2380 +200 日銀決定会合結果発表を明日に控えての銀行株高の流れに乗る。
◇東京電力HD<9501> 714.2 +27.9 SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◇関西ペイント<4613> 2288 +80 とくに手がかりもなく買い戻しなど需給面中心か。
◇三菱UFJ<8306> 1332.5 +31.5 日銀金融政策決定会合開催で銀行株には思惑買い先行。
◆太陽誘電<6976> 4231 -176 前日に強い動きとなった反動も強まる。
◆イビデン<4062> 7591 -320 米インテルの連れ安の流れが続く。
◆ギフティ<4449> 1481 -60 グロース株安の中でリバウンドにも一巡感。
◆神戸物産<3038> 3511 -137 円安進行による採算悪化を警戒視で。
◆村田製作所<6981> 8074 -308 米ハイテク株安の流れが波及で。
◆HANATOUR<6561> 1609 -220 訪日中国人の戻りが鈍いと報じられインバウンド関連株の一角が売られる。
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9.20
NYダウ   34,440.88 -76.85 -0.22%
NASDAQ 13,469.12 -209.05 -1.53%
S&P500  4,402.20 -41.75 -0.93%

NYダウ(INDU)⇒◆nr.様子見 ⇒▼nr.たくり ⇒▲切下げ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇入首.様子見 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.Low
S&P500(SPX) ⇒◇入首.様子見 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.Low 
【 SOX指数 】
3,398.80 -60.22 (-1.74%) ⇒◇入首.様子見 ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▲切下げ.Low 

【 VIX恐怖指数 】
15.14 +1.03 (+7.30%) ⇒+▲陰上げ ⇒+はらみ.もみあい ⇒▽大幅上げ
+7.30P 大幅に上げる  20以下 ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▲切下げ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が広がった。米原油先物相場と米長期金利の上昇が一服したことで買いが先行していたが、FOMCを受けた売りでダウ平均は下げに転じた。

▲吞込み.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
会見後に米長期金利が上昇に転じたのも株式の相対的な割高感につながった。
動画配信のネットフリックスやネット検索のアルファベットが売られた。
英半導体設計のアーム・ホールディングスが続落。

//◆◆◇◇◇◇//◆◇◇ ドル円 148円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆▲◇//◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▽◆▽▼//◇◆▲ 原油 89ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル強い 円安進む 原油.▲反落.Cog.89ドル台  
9.21
米ドル/円 148.19 148.21
ユーロ/円 158.00 158.08
ユーロ/米ドル 1.0662 1.0666
英ポンド/円 182.93 183.01
豪ドル/円 95.55 95.60
スイスフラン/円 164.91 164.99
原油(WTIC原油先物) 89.66 -0.82 -0.91% ⇒+▲nr.高値もみあい ⇒▲nr.高値もみあい ⇒▲反落.Cog

◇ドルもみあい 円安進む 原油.▲nr.高値もみあい.90ドル台 
9.20
米ドル/円 147.75 147.76
ユーロ/円 157.78 157.84
ユーロ/米ドル 1.0679 1.0682
英ポンド/円 183.09 183.15
豪ドル/円 95.37 95.47
スイスフラン/円 164.57 164.65
原油(WTIC原油先物) 90.48 -0.10 -0.11% ⇒▼nr.もみあい ⇒+▲nr.高値もみあい ⇒▲nr.高値もみあい

◆ドルもみあい 円安一服 原油.+▲nr.高値.90ドル台  
9.19
米ドル/円 147.57 147.59
ユーロ/円 157.77 157.85
ユーロ/米ドル 1.0691 1.0695
英ポンド/円 182.75 182.80
豪ドル/円 94.99 95.03
スイスフラン/円 164.44 164.54
原油(WTIC原油先物) 90.58 +0.56 +0.62% ⇒◇逆立.高値更新 ⇒▼nr.もみあい ⇒+▲nr.高値もみあい

追加利上げを警戒    
1.利上げ終了観測などに連れた金利の低下を好感し、寄り付き後、上昇。
政府機関閉鎖リスクが低下したことも買い材料となり続伸した。
連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定したが、インフレの目標達成までの道のりは長いと追加利上げの可能性も除外しなかったため金利上昇に連れ相場は下落に転じ、終盤にかけ下落幅を拡大。

パウエルFRB議長がFOMC後の会見で足元の米景気の底堅さなどに言及し、追加利上げの可能性を否定しなかった。政策金利が十分に引き締め的な領域にあるかについての明言も避けた。市場では「会見がタカ派よりと受け止められた」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声があった。会見後に米長期金利が上昇に転じたのも株式の相対的な割高感につながった。

・FOMC前は買いが優勢で、ダウ平均は260ドル近く上げる場面があった。20日発表の8月の英消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回った。グローバルなインフレへの警戒が和らぎ、米債券市場でも長期金利が低下する場面があった。米原油先物が一時、1バレル90ドルを下回り、原油価格の急激な上昇が一服したことも株式市場の投資家心理の支えとなった。

2.セクター別では電気通信サービスやヘルスケア機器・サービスが上昇。
メディア・娯楽や半導体・同製造装置が下落。

・バイオ製薬のアムジェンや医療保険のユナイテッドヘルス・グループなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株には買いが入った。
・アナリストが投資判断を「買い」としたIBMも高かった。

・半導体のインテルやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルなどの下げが目立った。

3.会見後に米長期金利が上昇に転じたのも株式の相対的な割高感につながった。
動画配信のネットフリックスやネット検索のアルファベットが売られた。
英半導体設計のアーム・ホールディングスが続落。

SOX指数 銘柄    
◆ TSM 87.29 -1.00%
★ エヌビディア 422.39 -2.94%
◆ ASML 589.88 -0.66%
★ インテル 34.69 -4.54%
◆ QCOM クアルコム 109.22 -1.35%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 136.97 -0.54%
◆ AMD 100.34 -1.15%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 69.68 -1.46%
◆ テラダイン 95.99 -1.84%
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◆ TSM 88.17 -0.74%
◆ エヌビディア 435.2 -1.01%
◆ ASML 593.77 -0.66%
★ インテル 36.34 -4.34%
◆ QCOM クアルコム 110.72 -1.80%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 137.71 -1.83%
◆ AMD 101.61 -0.66%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 70.71 +0.30%
◇ テラダイン 97.79 +1.06%
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◆ TSM 88.83 -0.47%
◇ エヌビディア 439.66 +0.15%
◇ ASML 597.73 +0.18%
◇ インテル 37.99 +0.29%
◆ QCOM クアルコム 112.75 -0.34%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 140.27 +1.46%
☆ AMD 102.37 +2.65%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 70.5 +0.89%
◇ テラダイン 96.76 +1.33%
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【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//◆◇◇◇◇//◆◇◇ 
・FOMC決定を受けて、金利先物市場では利下げ開始の予想時期が従来の2024年7月から9月に後ずれした。
・円は対ドルで下落。FOMC前までは値上がりしていたが、結果発表を受けて148円10銭に急落。

ドル円相場は
⇒¥148.34 ¥0.48 +0.32%
⇒¥147.86 ¥0.25 +0.17%
⇒¥147.61 -¥0.24 -0.16%

9.20
マネックス・ヨーロッパの外国為替分析責任者、サイモン・ハーベイ

FOMC会合を受けて、ドルに対して弱気になるのは時期尚早だと指摘。
「リセッション(景気後退)リスクがより差し迫っている他の先進国と比べて、米国では政策金利がターミナルレート(利上げの最終到達点)水準に据え置かれる期間が長いことを踏まえればなおさらだ」と。

【米国株】
◆続落
//◇◆◇◇▲//◇◆◆ 
・20日の米株式相場は続落。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通り政策金利を据え置いたが、高金利が長期化する可能性を示唆した。

・大型ハイテク株が下げを主導。ナスダック100指数は1.5%下落。
金利スワップ市場では、来年の利下げ予想が低下した。

9.20
キルター・シェビオットの債券調査部門責任者リチャード・カーター

「今回の据え置き決定で、待望の『ソフトランディング(軟着陸)』を実現するのにこれまでの政策措置で十分かどうか、米金融当局とともに見極める段階に移った」と。
米金融当局が再び利上げに踏み切るのか、またはいつ利下げに転じるのか手がかりを求め、今後発表されるデータすべてがくまなく精査されるとの見方を示した。

9.20
プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー

「依然として力強い経済データを踏まえれば、タカ派的な据え置きと11月の追加利上げリスクは驚きではない」とし、注目すべきは2024年の予測だと指摘する。新たな予測では米金融当局がソフトランディングの見通しにかなり強い自信を持っており、その結果、来年は政策緩和の余地が極めて小さいことを示唆していると。
「来年の金利予測分布図(ドットプロット)は高金利を長期にわたり維持するというメッセージを強調しているのは明らかで、早過ぎる時期にブレーキから急に足を離せばインフレが再燃するとの根強い警戒感と恐怖を映し出している」と。

9.20
アリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、チャーリー・リプリー

今回は「スキップ(利上げ1回見送り)」の会合だと広く予想されていたが、年内あと1回利上げがあるかはまだ分からないとの見方。
「インフレを2%に戻すために追加利上げが必要かどうか、米金融当局者の意見は分かれているようだ」とし、大手自動車メーカーでのストライキや政府機関閉鎖の可能性など経済には著しいリスクがあるとして、今回のサイクルで利上げはすでに終わっているかもしれないと考える妥当な根拠があると。
最新の金利見通しで2024年の利下げ予想が後退したことは、「経済が著しく減速しなかった場合に備えて金利をより高くより長く維持する余地を米金融当局に与える」と。

【米国債】
◆下落
//◆◇◇◆◆//◆◆◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )

・金融政策見通しに敏感な2年債利回りがFOMC決定を受けて2006年以来の水準に上昇。

・米10年債利回り
⇒4.41% 4.8 +1.11%
⇒4.36% 5.8 +1.35%
⇒4.30% -3.2 -0.73%

>>9.19
PGIMフィクスト・インカムのグレッグ・ピーターズ

「市場は18カ月間抵抗した挙げ句、ようやく気づいた。金利は本当に高く、新型コロナウイルス禍前のレベルには戻っていかないと」と。
「連邦準備制度理事会(FRB)がターミナル金利の上昇を認識しているのかどうか、理解を深めるために」投資家は今サイクルのピーク金利を当局がどの水準で見ているか注視すべきだと。

【原油】
◆下落
//◆▽◆▽◇//◇◆◆ 
・FOMC決定や在庫統計が売り材料となったほか、テクニカル指標も意識された。
FOMCは年内あと1回金利を引き上げ、その後は高水準の金利をより長期にわたって維持する公算が大きいことを示唆。これを受けてウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の中心限月は1バレル=90ドルを割り込んで終了した。株安を受けてリスク資産を敬遠する動きも広がった。

・WTI先物11月限は前日比82セント安の1バレル=89.66ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント11月限は81セント安の93.53ドル。

9.20
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ

「在庫の減少幅が小幅だったことと、米金融政策が当初の想定よりずっと長期にわたって景気抑制的になるリスクを背景に、エネルギートレーダーは利益確定に動いている」と。

【NY金】
◇上昇
//◇◆◆+◇//◇◇◇ 
・FOMC後に上げ幅を縮小する展開。FOMCでは年内あと1回の利上げ後に、金利を高水準でより長期にわたって維持する公算が大きいことが示唆された。
2006年以来の高水準を付ける中でも辛うじてプラス圏を維持した。金利上昇は通常、利子を生まない金への需要を抑制する。

・金先物12月限は、FOMC決定の発表前に13.40ドル(0.7%)高の1967.10ドル。

9.20
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ

政策金利決定と経済・金利予測は「非常にタカ派的」だったと指摘。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,731.65 +71.45 +0.93%
独DAX指数 15,781.59 +117.11 +0.75%
仏CAC指数 7,330.79 +48.67 +0.67%
⇒▲Cog.調整 ⇒△nr.様子見 ⇒▽反発.Cog
⇒▲Cog.窓埋め調整 ⇒◆nr.調整 ⇒▽反発.Cog
⇒▲Cog.窓埋め調整 ⇒△入首.様子見 ⇒▽反発.Sup10MA

▽反発
//◇◆◆▽◇//◆◇▽
・20日の欧州株は3日ぶりに上昇。
英国のインフレが予想外に減速し、米金融政策決定の発表前にリスク志向が高まった。

・欧州600指数は0.9%上昇。
・英FTSE250指数は1.6%上昇した。輸出企業が大きな比重を占める英FTSE100指数も高い。

【欧州債】
◇英国債上昇
//◆◇◇◇◆//◆◆◇ 
・英国債が中期債を中心に上昇し。
インフレ再加速への思惑から、短期金融市場で欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しが後退した。

・ドイツ債も中期債を中心に上昇。
英国のインフレ減速に反応し、来年の欧州中央銀行(ECB)による利下げ見通しは計65bpと、前日の61bpから上昇。

・独国債10年物
⇒2.70% -0.04
⇒2.74% +0.03
⇒2.71% +0.03

・英国債10年物
⇒4.22% -0.13
⇒4.34% -0.05
⇒4.39% +0.03

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