31日 【日本株】
日経平均 32,619.34 +285.88 +0.88%
TOPIX 2,332.00 +18.62 +0.80%
日経平均 ⇒ +◆nr上げ.様子見 ⇒ +◆nr上げ ⇒ ◇クアトロ浮上
TOPIX ⇒ +◆nr上げ.様子見 ⇒ +◆nr上げ ⇒ ◇クアトロ浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.91 -0.83 -4.68% ⇒ ◆Low.大幅下落
日経平均VI 17.74 -0.26 -1.44% ⇒ -◇nr下げ
日経平均VI 18.00 -0.39 -2.12% ⇒ -◇陽下げ
--------------------------------------------------------------
・米民間雇用者、この5カ月で最小の増加-労働市場のシフト鮮明。
・中国製造業PMI、5カ月連続縮小も底打ち期待-受注と生産回復。
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31日、日本株4日続伸、米民間雇用鈍化や中国製造業改善-車や訪日関連高い
・31日の東京株式相場は4日続伸。
米国で8月の民間雇用者の増加数が市場予想以上に鈍化し、利上げ懸念が後退した。
・中国の製造業購買担当者指数(PMI)が改善したことも追い風となり、自動車や鉄鋼株に買いが入った。
・陸運や空運、小売りなどインバウンド(訪日外国人)関連の一角も堅調。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫
「長期金利の低下が市場全体に安心感をもたらし、日本株にもポジティブなインパクトをもたらしている」と。
--------------------------------------------------------------
セゾン投信の瀬下哲雄
「為替市場で円安基調が続いていることも輸送用機械や陸運、空運などインバウンド関連にポジティブに働いている」と。
中国が午前に発表した8月の製造業PMIは49.7と、前月の49.3から改善したことも買い安心感を強めた。
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【個別銘柄】松井証、サワイグループ、牧野フライス など
◆松井証 801 -25大幅続落。
SBI証券と楽天証券が9月以降、相次いで日本株の売買手数料を無料にすると報じられている。無料化は国内証券会社で初めてとなる。完全無料化によって投資家のさらなる囲い込みを狙う。
ネット証券各社には、こうした手数料の引き下げ競争によって、収益への影響を懸念する見方が優勢となっているもよう。同社やマネックスが売り優勢のほか、中堅証券もマイナスサイドとなっている。
◇サワイグループHD 4678 +133大幅続伸。
メリルリンチ日本証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に一気に2段階格上げ、目標株価も3500円から5600円に引き上げている。ジェネリック業界の制度改革による長期業績見通しの改善を評価引き上げの背景としている。
今回の制度改革は、同社のように適正価格で自社生産品を安定供給する企業に恩恵をもたらすとし、営業利益の年平均成長率をこれまで3%から12%まで引き上げている。
◇牧野フライス 6970 +380大幅続伸。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も6100円から9000円に引き上げた。
今後は受注回復や挽回生産・価格転嫁による業績拡大が進むとみられることで、工作機械セクター内で相対的に割安なバリュエーションが修正される可能性が高いと判断している。24年3月期営業利益は2割減のコンセンサス予想に対して2ケタ増益を見込む。
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8.31動いた株・出来た株
◇ダイコク電機<6430> 5300 +700 新規の材料観測されないが売り方の買い戻しなど優勢か。
◇牧野フライス製作所<6135> 7000 +410 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を格上げ。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 25560 -1220 買い戻し一巡感から再度目先の需給悪化懸念。
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日経平均 32,619.34 +285.88 +0.88%
TOPIX 2,332.00 +18.62 +0.80%
日経平均 ⇒ +◆nr上げ.様子見 ⇒ +◆nr上げ ⇒ ◇クアトロ浮上
TOPIX ⇒ +◆nr上げ.様子見 ⇒ +◆nr上げ ⇒ ◇クアトロ浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.91 -0.83 -4.68% ⇒ ◆Low.大幅下落
日経平均VI 17.74 -0.26 -1.44% ⇒ -◇nr下げ
日経平均VI 18.00 -0.39 -2.12% ⇒ -◇陽下げ
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・米民間雇用者、この5カ月で最小の増加-労働市場のシフト鮮明。
・中国製造業PMI、5カ月連続縮小も底打ち期待-受注と生産回復。
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31日、日本株4日続伸、米民間雇用鈍化や中国製造業改善-車や訪日関連高い
・31日の東京株式相場は4日続伸。
米国で8月の民間雇用者の増加数が市場予想以上に鈍化し、利上げ懸念が後退した。
・中国の製造業購買担当者指数(PMI)が改善したことも追い風となり、自動車や鉄鋼株に買いが入った。
・陸運や空運、小売りなどインバウンド(訪日外国人)関連の一角も堅調。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫
「長期金利の低下が市場全体に安心感をもたらし、日本株にもポジティブなインパクトをもたらしている」と。
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セゾン投信の瀬下哲雄
「為替市場で円安基調が続いていることも輸送用機械や陸運、空運などインバウンド関連にポジティブに働いている」と。
中国が午前に発表した8月の製造業PMIは49.7と、前月の49.3から改善したことも買い安心感を強めた。
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【個別銘柄】松井証、サワイグループ、牧野フライス など
◆松井証 801 -25大幅続落。
SBI証券と楽天証券が9月以降、相次いで日本株の売買手数料を無料にすると報じられている。無料化は国内証券会社で初めてとなる。完全無料化によって投資家のさらなる囲い込みを狙う。
ネット証券各社には、こうした手数料の引き下げ競争によって、収益への影響を懸念する見方が優勢となっているもよう。同社やマネックスが売り優勢のほか、中堅証券もマイナスサイドとなっている。
◇サワイグループHD 4678 +133大幅続伸。
メリルリンチ日本証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に一気に2段階格上げ、目標株価も3500円から5600円に引き上げている。ジェネリック業界の制度改革による長期業績見通しの改善を評価引き上げの背景としている。
今回の制度改革は、同社のように適正価格で自社生産品を安定供給する企業に恩恵をもたらすとし、営業利益の年平均成長率をこれまで3%から12%まで引き上げている。
◇牧野フライス 6970 +380大幅続伸。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も6100円から9000円に引き上げた。
今後は受注回復や挽回生産・価格転嫁による業績拡大が進むとみられることで、工作機械セクター内で相対的に割安なバリュエーションが修正される可能性が高いと判断している。24年3月期営業利益は2割減のコンセンサス予想に対して2ケタ増益を見込む。
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8.31動いた株・出来た株
◇ダイコク電機<6430> 5300 +700 新規の材料観測されないが売り方の買い戻しなど優勢か。
◇牧野フライス製作所<6135> 7000 +410 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を格上げ。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 25560 -1220 買い戻し一巡感から再度目先の需給悪化懸念。
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8.30
NYダウ 34,890.24 +37.57 +0.11%
NASDAQ 14,019.31 +75.55 +0.54%
S&P500 4,514.87 +17.24 +0.38%
NYダウ(INDU) ⇒ △逆立ち.test50MA ⇒ ▽切り返し.50MA突破 ⇒ △nr.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +▼浮上.もみあい ⇒ ▽クアトロ.50MA突破 ⇒ ◇nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ▽逆立ち.50MA突破 ⇒ ◇nr.様子見
【 SOX指数 】
3,643.92 +14.35 (+0.40%) ⇒ ◇nr.10MAもみあい ⇒ ◇Wr.切り返し ⇒ ◇nr.テスト50MA
【 VIX恐怖指数 】
13.88 -0.57 (-3.94%) ⇒ ◆切下げ ⇒ ◆切下げ.50MA割れ ⇒ ◆切下げ.Low
-4.18P 下げる 20以下 ( 金利政策を意識&米中 )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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△nr.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続伸。
同日朝発表の米経済指標が労働市場の過熱感の緩和を示した。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が一段と後退し、株買いを誘った。半面、ダウ平均は前日までの3営業日で750ドルあまり上昇した後で、主力銘柄には持ち高調整売りが出やすく、小幅に下げる場面があった。
◇nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れ、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入った。
半導体のエヌビディア、ネット検索のアルファベットなどが買われた。
NYダウ 34,890.24 +37.57 +0.11%
NASDAQ 14,019.31 +75.55 +0.54%
S&P500 4,514.87 +17.24 +0.38%
NYダウ(INDU) ⇒ △逆立ち.test50MA ⇒ ▽切り返し.50MA突破 ⇒ △nr.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +▼浮上.もみあい ⇒ ▽クアトロ.50MA突破 ⇒ ◇nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ▽逆立ち.50MA突破 ⇒ ◇nr.様子見
【 SOX指数 】
3,643.92 +14.35 (+0.40%) ⇒ ◇nr.10MAもみあい ⇒ ◇Wr.切り返し ⇒ ◇nr.テスト50MA
【 VIX恐怖指数 】
13.88 -0.57 (-3.94%) ⇒ ◆切下げ ⇒ ◆切下げ.50MA割れ ⇒ ◆切下げ.Low
-4.18P 下げる 20以下 ( 金利政策を意識&米中 )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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△nr.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続伸。
同日朝発表の米経済指標が労働市場の過熱感の緩和を示した。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が一段と後退し、株買いを誘った。半面、ダウ平均は前日までの3営業日で750ドルあまり上昇した後で、主力銘柄には持ち高調整売りが出やすく、小幅に下げる場面があった。
◇nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れ、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入った。
半導体のエヌビディア、ネット検索のアルファベットなどが買われた。
//◆◇◆▲▽▽//◇◇◆◇ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◇▽▲◆◇◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▼◇▽//_◇▽◇ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
※◇ドルもみあい 円安維持 原油.◇nr.様子見.81ドル台
8.31
米ドル/円 146.15 146.22
ユーロ/円 159.70 159.77
ユーロ/米ドル 1.0924 1.0928
英ポンド/円 185.95 186.02
豪ドル/円 94.63 94.65
スイスフラン/円 166.37 166.46
原油(WTIC原油先物) 81.63 +0.47 +0.58% ⇒ +nr.10MAもみあい ⇒ ▽クアトロ浮上 ⇒ ◇nr.様子見
※◆ドル下落 円安一服 原油.▽クアトロ浮上.81ドル台
8.30
米ドル/円 145.84 145.90
ユーロ/円 158.71 158.78
ユーロ/米ドル 1.0881 1.0885
英ポンド/円 184.47 184.54
豪ドル/円 94.53 94.57
スイスフラン/円 166.05 166.08
原油(WTIC原油先物) 81.16 +1.06 +1.32% ⇒ ▽反発.test10MA ⇒ +nr.10MAもみあい ⇒ ▽クアトロ浮上
※◇ドルもみあい 円安維持 原油.+nr.10MAもみあい.80ドル台
8.29
米ドル/円 146.44 146.46
ユーロ/円 158.46 158.49
ユーロ/米ドル 1.0821 1.0822
英ポンド/円 184.56 184.60
豪ドル/円 94.16 94.18
スイスフラン/円 165.75 165.78
原油(WTIC原油先物) 80.10 +0.27 +0.34% ⇒ ▽入首.様子見 ⇒ ▽反発.test10MA ⇒ +nr.10MAもみあい
利上げ終了期待広がる //◇▽▲◆◇◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▼◇▽//_◇▽◇ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
※◇ドルもみあい 円安維持 原油.◇nr.様子見.81ドル台
8.31
米ドル/円 146.15 146.22
ユーロ/円 159.70 159.77
ユーロ/米ドル 1.0924 1.0928
英ポンド/円 185.95 186.02
豪ドル/円 94.63 94.65
スイスフラン/円 166.37 166.46
原油(WTIC原油先物) 81.63 +0.47 +0.58% ⇒ +nr.10MAもみあい ⇒ ▽クアトロ浮上 ⇒ ◇nr.様子見
※◆ドル下落 円安一服 原油.▽クアトロ浮上.81ドル台
8.30
米ドル/円 145.84 145.90
ユーロ/円 158.71 158.78
ユーロ/米ドル 1.0881 1.0885
英ポンド/円 184.47 184.54
豪ドル/円 94.53 94.57
スイスフラン/円 166.05 166.08
原油(WTIC原油先物) 81.16 +1.06 +1.32% ⇒ ▽反発.test10MA ⇒ +nr.10MAもみあい ⇒ ▽クアトロ浮上
※◇ドルもみあい 円安維持 原油.+nr.10MAもみあい.80ドル台
8.29
米ドル/円 146.44 146.46
ユーロ/円 158.46 158.49
ユーロ/米ドル 1.0821 1.0822
英ポンド/円 184.56 184.60
豪ドル/円 94.16 94.18
スイスフラン/円 165.75 165.78
原油(WTIC原油先物) 80.10 +0.27 +0.34% ⇒ ▽入首.様子見 ⇒ ▽反発.test10MA ⇒ +nr.10MAもみあい
1.8月ADP全米雇用リポートの民間部門雇用者数の伸びが予想以上に減速したほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に下方修正されたため、利上げ終了期待が広がり買いが先行。
長期金利の低下や新型アイフォーンの発表期待を受けた携帯端末アップル(AAPL)株の上昇が相場を支え、終日底堅く推移した。
・30日朝に発表された8月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数は前月に比べ17万7000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(20万人増)を下回った。労働需給の軟化を示す内容との受け止めが広がった。2023年4~6月期の国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)から下方修正された。成長率が鈍っていることも、追加の利上げ観測の後退につながった。
・買い一巡後はダウ平均が一時、下落に転じた。持ち高調整や利益確定の売りに押された。31日には7月の米個人消費支出(PCE)、9月1日には8月の雇用統計の発表がある。いずれもFRBが重視する経済指標とあって、内容を見極めたいとの雰囲気が出やすかった。市場には「商いが薄く、株式相場の方向感が定まりにくかった」(ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのチャド・モーガンランダー氏)と見方。
2.セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇。
銀行が下落。
・スマートフォンのアップル、ホームセンターのホーム・デポ、建機のキャタピラーが上昇。
銀行が下落。
・工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、バイオ製薬のアムジェン、金融のゴールドマン・サックスが下落。
3.金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れ、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入った。
半導体のエヌビディア、ネット検索のアルファベットなどが買われた。
TSM 94.78 -0.32%
エヌビディア 492.64 +0.98%
ASML 669.56 +0.31%
インテル 34.53 +0.64%
QCOM クアルコム 113.27 +0.26%
AMAT アプライドマテリアルズ 150.95 +0.65%
AMD 106.59 +0.58%
▽MU ミクロン・テクノロジー 68.09 +2.11%
--------------------------------------------------------------
TSM 95.08 +1.15%
▽エヌビディア 487.84 +4.16%
ASML 667.51 +1.29%
インテル 34.31 +2.05%
QCOM クアルコム 113.78 +1.88%
▽AMAT アプライドマテリアルズ 149.98 +3.14%
▽AMD 105.92 +2.55%
MU ミクロン・テクノロジー 66.68 +2.10%
--------------------------------------------------------------
TSM 94 +0.97%
エヌビディア 468.35 +1.78%
ASML 658.99 +1.23%
インテル 33.62 +1.11%
QCOM クアルコム 111.68 +1.23%
AMAT アプライドマテリアルズ 145.42 +0.73%
▽AMD 102.61 +2.54%
▽MU ミクロン・テクノロジー 65.31 +2.50%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//◆◆◆◇▽//◇◆◇
・GDP改定値の下方修正を受けてドルが売られやすい地合いとなった。
米金融当局は政策決定はデータ次第との姿勢を強調しており、市場では神経質な展開が続いている。
・円は早い時間に対ドルで145円56銭まで買われたが、その後は下げに転じた。
ドル円相場は
⇒¥146.23 ¥0.35 +0.24%
⇒¥145.82 -¥0.72 -0.49%
⇒¥146.53 ¥0.09 +0.06%
8.30
ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、キット・ジャックス
GDP統計を受けて「国債利回りが低下し、米金融当局による利上げ観測が後退した」と指摘。
9月1日に発表される8月の雇用統計が強い内容になれば、逆方向に急旋回するシナリオもあり得るとし、「ドル安を受け入れたい気持ちもあるが、まだ確信が持てない」と。
8.30
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の為替戦略グローバル責任者、ウィン・シン
「市場はあらゆるデータに過剰反応する状況にある。その良しあしや重要度にかかわらずだ」と指摘。
「残念ながらこれは当局のデータ次第の姿勢がもたらしたものであり、9月FOMC会合まで続く」と。
【米国株】
◇4日続伸
//▼▼▽▲▽//▽▽◇
・30日の米国株式市場は4営業日続伸。
前日に続いて米景気の減速を示唆する経済データが相次ぎ、米利上げが終わりに近づいているとの見方が強まった。
・4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比で年率2.1%増と、速報値の2.4%増から引き下げられた。設備投資の下方修正が全体の数字に響いた。
・8月の米民間雇用者数は17万7000人増と、伸びがこの5カ月で最小となった。一方、7月の米中古住宅販売成約指は予想外に上昇し、2カ月連続のプラスとなった。
8.30
ネーションワイドの投資調査責任者マーク・ハケット
「経済減速を受けて米金融当局が積極的な姿勢を緩めるとの読みから、市場では『悪いニュースは良いニュース』と受け止められている」と指摘。
「これにより投資家の不安が和らぐ一方で、株高の継続には企業利益の回復が不可欠なため、振り子が揺れ続ければリスクの要素が加わる」と。
8.30
プラント・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、ジム・ベアード
「現時点で経済の実態はおそらく中程度」とみている。その上で、米金融当局による引き締め終了につながり得る『熱すぎも冷たすぎもしない』状態に米経済が向かう兆しが見受けられる限り、投資家は少なくとも一時的にはプラスだと解釈するだろう」と。
【米国債】
◇小幅高
//◆▼▽▲◇//◇▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下げ )
・予想に反して米GDP改定値が下方修正され、金融当局が注視する個人消費支出(PCE)コア価格指数も速報値から下方修正となったことが意識された。
・米10年債利回り
⇒4.11% -1.2 -0.28%
⇒4.11% -8.8 -2.10%
⇒4.21% -3.0 -0.70%
>>8.28
ウェスタン・アセット・マネジメント
債券はこの先アウトパフォームすると予想。
>>8.28
JPモルガン・チェース
政策金利に関するパウエル議長のけん制にもかかわらず、債券に対して強気な姿勢を維持。
米金融当局が再び利上げに踏み切ったとしても、2007年以来の高利回りによる収益を上回るほどの債券の値下がりは生じないと強気派は主張する。
【原油】
◇小幅高
//◆◆◆◇▽//◇▽◇
・米原油在庫が大きく減少したものの、強い材料にはならず。
・米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によれば、先週の原油在庫は1060万バレル減少し、昨年12月以来の低水準となった。しかしこの統計に市場はほぼ無反応だった。
・WTI先物10月限は前日比47セント(0.6%)高い1バレル=81.63ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント北海ブレント10月限は37セント上昇の85.86ドル。
8.30
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン
「市場の反応には夏が終わりに近づいた無気力のようなものと、年末に向けた追加供給への懸念が反映されている」と分析。
【NY金】
◇続伸
//◇◇◇◆◆//◇◇◇
・予想より弱い米経済データを受けて、9月の利上げ観測が後退した。
前日には米求人件数がこの2年余りで最も低い水準となったことを受けて、金は上昇。利上げ圧力が和らぐとの見方から、スワップ市場では9月利上げの織り込み具合が後退。
・金先物12月限は7.90ドル(0.4%)高い1973.00ドル。
>>8.29
アーカシュ・ドシ氏らシティグループのアナリスト
金価格連動型の上場投資信託(ETF)の償還が今夏に急ペースで増える中、「金の投資家は相場上昇を促す短期の構造的カタリスト(触媒)を欠いている」と。
ドシ氏はその上で、金は依然として1オンス=1900ドル台前半という歴史的に高い水準で順調に取引されていると指摘した。シティは金相場が7-9月(第3四半期)、あるいは10-12月(第4四半期)の早い時期に底打ちし、2000ドルを上回った水準で年内の取引を終えるとみている。
--------------------------------------------------------------
【欧州株】
英FTSETM100指数 7,473.67 +8.68 +0.12% ⇒ △nr.よこばい ⇒ ▽Wr.もみあい反発 ⇒ △nr.もみあい
独DAX指数 15,891.93 -38.95 -0.24% ⇒ ▽反発.10MA突破 ⇒ ▽逆立ち浮上.Reg50MA ⇒ ▼かぶせ調整
仏CAC指数 7,364.40 -9.03 -0.12% ⇒ ◇逆立ち.50MA突破 ⇒ ◇陽.3up ⇒ ▼かぶせ調整
▼下落
//◇△◇◆◇//▽▽▼
・30日の欧州株は下落。
欧米で発表された経済統計が強弱まちまちとなる中、結局下げて終えた。
・欧州600指数は0.2%安。
デンマークの公益事業者オーステッドの見通しが嫌気され、同社は記録的な大幅安。公益事業株が全般に下げた。
【欧州債】
◆ドイツ債下落
//◆◇◇◇◆//◆◇◆
・ドイツ債が下げ幅を縮小。
米実質国内総生産(GDP)改定値を受け、短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による積極的な利上げ観測が後退した。
・ドイツ10年債利回りは一時8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇と、8月21日以来の大幅な伸びを示した。同国の複数州でインフレ加速が報告されたことに反応。
・英国債はほぼ変わらず。織り込まれているイングランド銀行(英中央銀行)のターミナルレートは来年2月までに5.87%と、2bp上昇。
・独国債10年物
⇒2.55% +0.04
⇒2.51% -0.05
⇒2.56% +0.05
・英国債10年物
⇒4.42% 0.00
⇒4.42% -0.02
⇒4.44% +0.02
長期金利の低下や新型アイフォーンの発表期待を受けた携帯端末アップル(AAPL)株の上昇が相場を支え、終日底堅く推移した。
・30日朝に発表された8月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数は前月に比べ17万7000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(20万人増)を下回った。労働需給の軟化を示す内容との受け止めが広がった。2023年4~6月期の国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)から下方修正された。成長率が鈍っていることも、追加の利上げ観測の後退につながった。
・買い一巡後はダウ平均が一時、下落に転じた。持ち高調整や利益確定の売りに押された。31日には7月の米個人消費支出(PCE)、9月1日には8月の雇用統計の発表がある。いずれもFRBが重視する経済指標とあって、内容を見極めたいとの雰囲気が出やすかった。市場には「商いが薄く、株式相場の方向感が定まりにくかった」(ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのチャド・モーガンランダー氏)と見方。
2.セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇。
銀行が下落。
・スマートフォンのアップル、ホームセンターのホーム・デポ、建機のキャタピラーが上昇。
銀行が下落。
・工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、バイオ製薬のアムジェン、金融のゴールドマン・サックスが下落。
3.金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れ、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入った。
半導体のエヌビディア、ネット検索のアルファベットなどが買われた。
TSM 94.78 -0.32%
エヌビディア 492.64 +0.98%
ASML 669.56 +0.31%
インテル 34.53 +0.64%
QCOM クアルコム 113.27 +0.26%
AMAT アプライドマテリアルズ 150.95 +0.65%
AMD 106.59 +0.58%
▽MU ミクロン・テクノロジー 68.09 +2.11%
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TSM 95.08 +1.15%
▽エヌビディア 487.84 +4.16%
ASML 667.51 +1.29%
インテル 34.31 +2.05%
QCOM クアルコム 113.78 +1.88%
▽AMAT アプライドマテリアルズ 149.98 +3.14%
▽AMD 105.92 +2.55%
MU ミクロン・テクノロジー 66.68 +2.10%
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TSM 94 +0.97%
エヌビディア 468.35 +1.78%
ASML 658.99 +1.23%
インテル 33.62 +1.11%
QCOM クアルコム 111.68 +1.23%
AMAT アプライドマテリアルズ 145.42 +0.73%
▽AMD 102.61 +2.54%
▽MU ミクロン・テクノロジー 65.31 +2.50%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//◆◆◆◇▽//◇◆◇
・GDP改定値の下方修正を受けてドルが売られやすい地合いとなった。
米金融当局は政策決定はデータ次第との姿勢を強調しており、市場では神経質な展開が続いている。
・円は早い時間に対ドルで145円56銭まで買われたが、その後は下げに転じた。
ドル円相場は
⇒¥146.23 ¥0.35 +0.24%
⇒¥145.82 -¥0.72 -0.49%
⇒¥146.53 ¥0.09 +0.06%
8.30
ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、キット・ジャックス
GDP統計を受けて「国債利回りが低下し、米金融当局による利上げ観測が後退した」と指摘。
9月1日に発表される8月の雇用統計が強い内容になれば、逆方向に急旋回するシナリオもあり得るとし、「ドル安を受け入れたい気持ちもあるが、まだ確信が持てない」と。
8.30
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の為替戦略グローバル責任者、ウィン・シン
「市場はあらゆるデータに過剰反応する状況にある。その良しあしや重要度にかかわらずだ」と指摘。
「残念ながらこれは当局のデータ次第の姿勢がもたらしたものであり、9月FOMC会合まで続く」と。
【米国株】
◇4日続伸
//▼▼▽▲▽//▽▽◇
・30日の米国株式市場は4営業日続伸。
前日に続いて米景気の減速を示唆する経済データが相次ぎ、米利上げが終わりに近づいているとの見方が強まった。
・4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比で年率2.1%増と、速報値の2.4%増から引き下げられた。設備投資の下方修正が全体の数字に響いた。
・8月の米民間雇用者数は17万7000人増と、伸びがこの5カ月で最小となった。一方、7月の米中古住宅販売成約指は予想外に上昇し、2カ月連続のプラスとなった。
8.30
ネーションワイドの投資調査責任者マーク・ハケット
「経済減速を受けて米金融当局が積極的な姿勢を緩めるとの読みから、市場では『悪いニュースは良いニュース』と受け止められている」と指摘。
「これにより投資家の不安が和らぐ一方で、株高の継続には企業利益の回復が不可欠なため、振り子が揺れ続ければリスクの要素が加わる」と。
8.30
プラント・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、ジム・ベアード
「現時点で経済の実態はおそらく中程度」とみている。その上で、米金融当局による引き締め終了につながり得る『熱すぎも冷たすぎもしない』状態に米経済が向かう兆しが見受けられる限り、投資家は少なくとも一時的にはプラスだと解釈するだろう」と。
【米国債】
◇小幅高
//◆▼▽▲◇//◇▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下げ )
・予想に反して米GDP改定値が下方修正され、金融当局が注視する個人消費支出(PCE)コア価格指数も速報値から下方修正となったことが意識された。
・米10年債利回り
⇒4.11% -1.2 -0.28%
⇒4.11% -8.8 -2.10%
⇒4.21% -3.0 -0.70%
>>8.28
ウェスタン・アセット・マネジメント
債券はこの先アウトパフォームすると予想。
>>8.28
JPモルガン・チェース
政策金利に関するパウエル議長のけん制にもかかわらず、債券に対して強気な姿勢を維持。
米金融当局が再び利上げに踏み切ったとしても、2007年以来の高利回りによる収益を上回るほどの債券の値下がりは生じないと強気派は主張する。
【原油】
◇小幅高
//◆◆◆◇▽//◇▽◇
・米原油在庫が大きく減少したものの、強い材料にはならず。
・米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によれば、先週の原油在庫は1060万バレル減少し、昨年12月以来の低水準となった。しかしこの統計に市場はほぼ無反応だった。
・WTI先物10月限は前日比47セント(0.6%)高い1バレル=81.63ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント北海ブレント10月限は37セント上昇の85.86ドル。
8.30
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン
「市場の反応には夏が終わりに近づいた無気力のようなものと、年末に向けた追加供給への懸念が反映されている」と分析。
【NY金】
◇続伸
//◇◇◇◆◆//◇◇◇
・予想より弱い米経済データを受けて、9月の利上げ観測が後退した。
前日には米求人件数がこの2年余りで最も低い水準となったことを受けて、金は上昇。利上げ圧力が和らぐとの見方から、スワップ市場では9月利上げの織り込み具合が後退。
・金先物12月限は7.90ドル(0.4%)高い1973.00ドル。
>>8.29
アーカシュ・ドシ氏らシティグループのアナリスト
金価格連動型の上場投資信託(ETF)の償還が今夏に急ペースで増える中、「金の投資家は相場上昇を促す短期の構造的カタリスト(触媒)を欠いている」と。
ドシ氏はその上で、金は依然として1オンス=1900ドル台前半という歴史的に高い水準で順調に取引されていると指摘した。シティは金相場が7-9月(第3四半期)、あるいは10-12月(第4四半期)の早い時期に底打ちし、2000ドルを上回った水準で年内の取引を終えるとみている。
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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,473.67 +8.68 +0.12% ⇒ △nr.よこばい ⇒ ▽Wr.もみあい反発 ⇒ △nr.もみあい
独DAX指数 15,891.93 -38.95 -0.24% ⇒ ▽反発.10MA突破 ⇒ ▽逆立ち浮上.Reg50MA ⇒ ▼かぶせ調整
仏CAC指数 7,364.40 -9.03 -0.12% ⇒ ◇逆立ち.50MA突破 ⇒ ◇陽.3up ⇒ ▼かぶせ調整
▼下落
//◇△◇◆◇//▽▽▼
・30日の欧州株は下落。
欧米で発表された経済統計が強弱まちまちとなる中、結局下げて終えた。
・欧州600指数は0.2%安。
デンマークの公益事業者オーステッドの見通しが嫌気され、同社は記録的な大幅安。公益事業株が全般に下げた。
【欧州債】
◆ドイツ債下落
//◆◇◇◇◆//◆◇◆
・ドイツ債が下げ幅を縮小。
米実質国内総生産(GDP)改定値を受け、短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による積極的な利上げ観測が後退した。
・ドイツ10年債利回りは一時8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇と、8月21日以来の大幅な伸びを示した。同国の複数州でインフレ加速が報告されたことに反応。
・英国債はほぼ変わらず。織り込まれているイングランド銀行(英中央銀行)のターミナルレートは来年2月までに5.87%と、2bp上昇。
・独国債10年物
⇒2.55% +0.04
⇒2.51% -0.05
⇒2.56% +0.05
・英国債10年物
⇒4.42% 0.00
⇒4.42% -0.02
⇒4.44% +0.02