*かぶとうし塾


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2023年8月30日水曜日

◆ドル下落 円安一服 原油.▽クアトロ浮上.81ドル台 令和5.8.30.Wed

30日 【日本株】
日経平均 32,333.46 +106.49 +0.33%
TOPIX 2,313.38 +9.97 +0.43%
日経平均 ⇒ ▽反発.窓埋めに ⇒ +◆nr上げ.様子見 ⇒ +◆nr上げ
TOPIX  ⇒ ▽逆立.50MA再突破 ⇒ +◆nr上げ.様子見 ⇒ +◆nr上げ
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.74 -0.26 -1.44% ⇒ -◇nr下げ
日経平均VI 18.00 -0.39 -2.12% ⇒ -◇陽下げ
日経平均VI 118.39 -0.49 -2.60% ⇒ ◆下げ.もみあい
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・米消費者信頼感指数、8月は予想以上に低下-物価高が重し。
・米求人件数、7月は約2年ぶり低水準-市場予想を大きく下回る。
・中国からの逆風、インバウンド株よりも製造業銘柄が深刻な可能性。
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30日、日本株3日続伸、米利上げの打ち止め期待-電機や金融、素材関連高い

・30日の東京株式相場は3日続伸。
米国で経済指標を受けて景気悪化につながる利上げは長続きしないと期待が強まった。

・電機や精密機器、機械株が上昇。
・金融や自動車株も値上がり。
・化学や非鉄金属といった素材関連にも買い。

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アセットマネジメントOneの淺岡均

インフレの影響が大きい労働市場で求人件数が減少し、株式市場で好感されたと指摘。

午後の株価指数は伸び悩んだ。小売りや空運、サービスといったインバウンド(訪日外国人)関連銘柄に売りが出た。

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フィリップ証券の増沢丈彦

原発処理水放出を巡る中国の反発は収束しておらず、相場の上昇局面では関連銘柄に売りが出やすい。

日本時間で今晩に発表のある米民間のADP雇用統計や31日の米個人消費支出、9月1日の米雇用統計を控えて、投資家が様子見姿勢を強めた影響も。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融政策はデータ次第と言っている以上、経済指標を受けて一晩で相場が大きく変わる可能性があると指摘。

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【個別銘柄】クボタ、イビデン、芝浦、 など 


◇クボタ 2280 +43.5大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」へ一気に2段階格上げ、目標株価も1800円から3000円に引き上げている。
慎重に見てきた米国小型トラクターの在庫調整がいよいよ完了するとみられること、タイやインドなどのアジアの成長が今後期待できること、バリュエーションは過去最低水準となっていることなどが評価引き上げの背景。

◇イビデン 8777 +225大幅反発。
米アップルでは、今年最大の製品アップグレードとなる「iPhone15」と次世代アップルウオッチの発表イベントを9月12日に開催すると決定している。
新iPhoneはエントリーモデル2種とハイエンドモデル2種が発表される予定で、それぞれEU新規制対応のため、充電ポートも変更するようだ。新製品への期待感が先行する形で、同社などアップル関連銘柄の一角に関心が向かっている。

◇芝浦 26780 +2950急伸。
前日に株式の売出価格が決定している。売出価格は23115円で前日終値比でのディスカウント率は3.00%となっている。受渡期日は9月5日の予定。
同社では、東芝やニューフレアテクノロジーらが売出人となる株式の売出実施を8月22日に発表している。売出価格が決定したことで目先のショートカバーが先行しているとみられるほか、半導体株高の流れも本日は支援となる形。

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8.30動いた株・出来た株
◇芝浦メカトロニクス<6590> 26730 +2900 売出価格決定によるショートカバーや半導体株高で。
◇イビデン<4062> 8866 +314 アップルの新製品発表イベントに期待先行。
◇マクニカHLDG<3132> 6560 +220 半導体関連株高の流れにも乗る。
◇京セラ<6971> 7539 +244 アップルイベント開催で電子部品の一角が高い。
◇三菱重工業<7011> 8335 +251 脱炭素・防衛・原発関連として上値追いが続く。
◇ニデック<6594> 7636 +183 子会社が半導体ウエハ搬送用ロボットの新製品発売。
◆さくらインターネット<3778> 1168 -32 特に材料なく短期資金の需給要因。
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8.29
NYダウ   34,852.67 +292.69 +0.85%
NASDAQ 13,943.75 +238.62 +1.74%
S&P500  4,497.63 +64.32 +1.45%

NYダウ(INDU) ⇒ ◇はらみ.様子見 ⇒ △逆立ち.test50MA ⇒ ▽切り返し.50MA突破 NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽はらみ.Sup10MA ⇒ +▼浮上.もみあい ⇒ ▽クアトロ.50MA突破
S&P500(SPX) ⇒ ▽はらみ.様子見 ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ▽逆立ち.50MA突破 
【 SOX指数 】
3,629.57 +91.70 (+2.59%) ⇒ △入首.様子見 ⇒ ◇nr.10MAもみあい ⇒ ◇Wr.切り返し 

【 VIX恐怖指数 】
14.45 -0.63 (-4.18%) ⇒ ◆拍子木.大幅下落 ⇒ ◆切下げ ⇒ ◆切下げ.50MA割れ
-4.18P 下げる 20以下 ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽切り返し.50MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
25日に講演したパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金融引き締めを継続する姿勢を示しつつも、政策判断に踏み込んだ発言をせず、追加利上げへの過度な警戒が和らいだ。米長期金利の上昇一服や中国の資本市場活性化策も米株式相場の支えとなった。

▽クアトロ.50MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れて幅広い銘柄が買われた。
主力株が軒並み買われた。電気自動車のテスラは8%近く上げた。エヌビディアが4%高となるなど、半導体関連株の上昇も目立った。

//◆◇◆▲▽▽//◇◇◆ ドル円 145円台( 金融政策意識 )
//◇▽▲◆◇◇//◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▼◇▽//_◇▽ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落 円安一服 原油.▽クアトロ浮上.81ドル台 
8.30
米ドル/円 145.84 145.90
ユーロ/円 158.71 158.78
ユーロ/米ドル 1.0881 1.0885
英ポンド/円 184.47 184.54
豪ドル/円 94.53 94.57
スイスフラン/円 166.05 166.08
原油(WTIC原油先物) 81.16 +1.06 +1.32% ⇒ ▽反発.test10MA ⇒ +nr.10MAもみあい ⇒ ▽クアトロ浮上

◇ドルもみあい 円安維持 原油.+nr.10MAもみあい.80ドル台  
8.29
米ドル/円 146.44 146.46
ユーロ/円 158.46 158.49
ユーロ/米ドル 1.0821 1.0822
英ポンド/円 184.56 184.60
豪ドル/円 94.16 94.18
スイスフラン/円 165.75 165.78
原油(WTIC原油先物) 80.10 +0.27 +0.34% ⇒ ▽入首.様子見 ⇒ ▽反発.test10MA ⇒ +nr.10MAもみあい

◇ドルもみあい 円安維持 原油.▽反発.test10MA.79ドル台  
8.28
米ドル/円 146.42 146.46
ユーロ/円 158.08 158.13
ユーロ/米ドル 1.0796 1.0797
英ポンド/円 184.18 184.32
豪ドル/円 93.81 93.87
スイスフラン/円 165.45 165.73
原油(8.25)(WTIC原油先物) 79.83 +0.78 +0.99% ⇒ ▼切下げ ⇒ ▽入首.様子見 ⇒ ▽反発.test10MA

追加利上げ観測後退    
1.中国の大手国有銀行が既存の住宅ローン金利を引き下げ、成長支援策を強化するとの報道を好感。
7月JOLTS求人件数や8月消費者信頼感指数が予想を下回ると追加利上げ観測が後退、長期金利の大幅な低下に伴いハイテクを中心に買われ、株式相場は上げ幅を拡大した。

・29日午前に発表された7月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数は882万7000件と、2021年3月以来の低水準となった。リフィニティブがまとめた市場予想(946万5000件)を下回った。8月の米消費者信頼感指数は106.1と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(116.0)以下となった。同調査では雇用機会が「豊富にある」と答えた消費者の割合は21年4月以来の低水準だった。

・週内は注目度の高い経済指標の発表が多い。30日は8月のADP全米雇用リポート、9月1日には8月の雇用統計と雇用関連指標も相次ぐため、内容を見極めたい雰囲気もあった。米国では3連休の週末を控えて夏季休暇を取る市場関係者が多く「薄商いで相場の振れが通常時以上に大きくなりやすい面があった」(ベンセニョア・インベストメント・ストラテジーズのリック・ベンセニョア氏)との声。

2.セクター別では自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇。

・FRBが米景気後退を避けてインフレを抑え込めるとの楽観を背景に景気敏感株や消費関連株が上昇。
・スポーツ用品のナイキや金融のゴールドマン・サックスなどが高い。
・アナリストが投資判断を引き上げた通信のベライゾン・コミュニケーションズは3%高。
・スマートフォンのアップルが2%上昇。

3.米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れて幅広い銘柄が買われた。
主力株が軒並み買われた。電気自動車のテスラは8%近く上げた。エヌビディアが4%高となるなど、半導体関連株の上昇も目立った。

TSM 95.08 +1.15%
▽エヌビディア 487.84 +4.16%
ASML 667.51 +1.29%
インテル 34.31 +2.05%
QCOM クアルコム 113.78 +1.88%
▽AMAT アプライドマテリアルズ 149.98 +3.14%
▽AMD 105.92 +2.55%
MU ミクロン・テクノロジー 66.68 +2.10%
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TSM 94 +0.97%
エヌビディア 468.35 +1.78%
ASML 658.99 +1.23%
インテル 33.62 +1.11%
QCOM クアルコム 111.68 +1.23%
AMAT アプライドマテリアルズ 145.42 +0.73%
▽AMD 102.61 +2.54%
▽MU ミクロン・テクノロジー 65.31 +2.50%
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TSM 93.1 +0.62%
▲エヌビディア 460.18 -2.43%
ASML 651.01 +0.49%
▽インテル 33.25 +2.03%
QCOM クアルコム 110.32 +1.67%
AMAT アプライドマテリアルズ 144.36 +1.29%
AMD 102.25 -0.26%
MU ミクロン・テクノロジー 63.72 +0.05%
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【NY外為】
◆ドル全面安  円安一服
//◆◆◆◇▽//◇ 
・ドルが主要10通貨に対して全面安。求人件数や消費者信頼感の悪化が売り材料となった。
・円は対ドルで4営業日ぶりに反発。午前の取引では147円37銭まで売られていたが、弱い米指標の発表を受けて切り返した。

ドル円相場は
⇒¥145.82 -¥0.72 -0.49%
⇒¥146.53 ¥0.09 +0.06%
⇒¥146.44 ¥0.61 +0.42%

8.29
JPモルガン・チェースの為替アナリスト、パトリック・ロック

「これはまさに米金融当局が目指している労働市場の穏やかな減速だろう」と指摘。
金利の反応は米金融政策当局が中立水準に緩めることができる時期について再考が続いている状況を反映しており、ドルにとってはマイナスの材料になる。

【米国株】
▽大幅続伸
//▼▼▽▲▽//▽▽ 
・29日の米国株式市場は6月以来の大幅高。S&P500種株価指数は構成銘柄の9割近くが値上がり。
弱い経済指標を受けて米金融当局の引き締めが終わりに近づいているとの観測が強まった。

・7月の米労働省雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数はこの2年余りで最も低い水準となる882万7000件に減少。市場予想の950万件を大きく下回った。前月分も916万5000件に下方修正された。

・テスラやエヌビディアなど大型株が買われ、ナスダック100指数は約2%上昇。暗号資産(仮想通貨)関連も買いを集めた。
・暗号資産(仮想通貨)関連も買いを集めた。連邦高裁が米国初の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)の上場に道を開く判断を下したことが追い風となった。

8.29
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ

米金融当局がデータ次第の姿勢を強調していることを踏まえると、今回の各指標を受けて、米連邦公開市場委員会(FOMC)の9月会合では金利が据え置かれる可能性が高いと指摘。
「9月1日発表の雇用統計も減速を示す内容が見込まれており、米金融当局が利上げサイクルの終了に近づいているとの論拠を一段と強めるだろう」と。

8.29
オアンダのシニア市場アナリスト、クレイグ・アーラム

予想を下回る求人件数や前月分の下方修正など、米金融当局の視点に立てば、今週は好調な滑り出しになったと話す。向こう数カ月にさらなる弱含みの兆しが出てくることも「あり得る」と。
そうなれば労働市場の一段の減速や著しい賃金の伸び鈍化につながる可能性があるとみている。

8.29
ラザードのチーフ市場ストラテジスト、ロナルド・テンプル

今回のJOLTS統計は経済減速を示すさらなる証拠を提供したとして、「米金融当局者の祈りに応えるものだ」と。

【米国債】
▽上昇
//◆▼▽▲◇//◇▽
・米国債は上昇。( 利回り下げ )

・求人件数や消費者信頼感指数の下振れを受けて、年内の米追加利上げ観測が後退。

・米10年債利回り
⇒4.11% -8.8 -2.10%
⇒4.21% -3.0 -0.70%
⇒4.23% -0.6 -0.14%

>>8.28
ウェスタン・アセット・マネジメント

債券はこの先アウトパフォームすると予想。

>>8.28
JPモルガン・チェース

政策金利に関するパウエル議長のけん制にもかかわらず、債券に対して強気な姿勢を維持。
米金融当局が再び利上げに踏み切ったとしても、2007年以来の高利回りによる収益を上回るほどの債券の値下がりは生じないと強気派は主張する。

【原油】
▽4営業日続伸
//◆◆◆◇▽//◇▽ 
・比較的振れの大きい値動きとなる中、株高を受けて相場が押し上げられた。
・中国の国有銀行が住宅ローン金利を下げるほか、預金金利の引き下げを検討しているとの報道も原油相場の上昇に寄与。
・海上輸送されるロシア産原油の量が8週間ぶりの高水準となったことで、上値は抑えられた。

・WTI先物10月限は前日比1.06ドル(1.3%)高の81.16ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント10月限は1.07ドル(1.3%)上げ、85.49ドル。

>>8.22
PVMのアナリスト、タマス・バルガ

「リセッション(景気後退)に対する不安、経済の向かい風、需要を巡る懸念のどれを取っても、それらはOPECプラスの供給管理政策によって見事に打ち消されている」と。

【NY金】
◇続伸
//◇◇◇◆◆//◇◇ 
・米国債利回りが低下したことを受けて、スポット価格は今月上旬以来の高値を付けた。

・金先物12月限は18.30ドル(0.9%)高の1965.10ドル。

8.29
アーカシュ・ドシ氏らシティグループのアナリスト

金価格連動型の上場投資信託(ETF)の償還が今夏に急ペースで増える中、「金の投資家は相場上昇を促す短期の構造的カタリスト(触媒)を欠いている」と。
ドシ氏はその上で、金は依然として1オンス=1900ドル台前半という歴史的に高い水準で順調に取引されていると指摘した。シティは金相場が7-9月(第3四半期)、あるいは10-12月(第4四半期)の早い時期に底打ちし、2000ドルを上回った水準で年内の取引を終えるとみている。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,464.99 +126.41 +1.72% ⇒ △nr.もみあい ⇒ △nr.よこばい ⇒ ▽Wr.もみあい反発 
独DAX指数 15,930.88 +138.27 +0.88% ⇒ △入首.様子見 ⇒ ▽反発.10MA突破 ⇒ ▽逆立ち浮上.Reg50MA
仏CAC指数 7,373.43 +48.72 +0.67% ⇒ △入首.様子見 ⇒ ◇逆立ち.50MA突破 ⇒ ◇陽.3up

▽上昇
//◇△◇◆◇//▽▽
・29日の欧州株は上昇。
米国や英国で発表された経済統計が支援材料となったほか、中国での景気支援の動きもリスク志向を押し上げた。

・欧州600指数は1%高。
鉱業、通信などが買いを集めた。

・米国で発表された7月の求人件数が市場予想を大きく下回り、8月の消費者信頼感指数も予想以上の低下となったことから、米金融政策当局は来月、利上げを休止する可能性があるとの見方が強まった。

【欧州債】
◇独債上昇
//◆◇◇◇◆//◆◇ 
・ドイツ債が上昇。
米求人件数に反応した。投資家は30日に発表されるドイツのインフレ統計に注目している。

・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。
米統計発表後、トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)の来月の利上げ幅は一時7bp縮小して28bpとなり、ピーク金利が来年2月までに6%に達する確率は50%と、24日以来の低さとなった。

・独国債10年物
⇒2.51% -0.05
⇒2.56% +0.05
⇒2.51% 0.00

・英国債10年物
⇒4.42% -0.02
⇒4.44% +0.02
⇒4.43% -0.04

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