*かぶとうし塾


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2023年5月24日水曜日

◆ドルもみあい 円安キープ 原油.△陽.Cog.72ドル台 令和5.5.24.Wed

24日 【日本株】
日経225  30,682.68 -275.09 -0.89%
TOPIX 2,152.40 -9.09 -0.42%
日経平均 ⇒ ◇吞込 ⇒ ◆かぶせ.高値圏 ⇒ ◆下げ.窓埋めへ
TOPIX  ⇒ ◇吞込 ⇒ ◆かぶせ.高値圏 ⇒ -◇下げ.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.00 -0.71 -3.60% ⇒ ◆下げ
日経平均VI 19.71 +0.73 +3.85% ⇒ ▽nr上げ
日経平均VI 18.98 -1.09 -5.43% ⇒ ◆下げ
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・米債務上限交渉、妥結への道筋なお不透明-担当者協議は再開。
・イエレン長官が警告する「Xデー」、共和党の間で不信感広がる。
・ドル・円相場は1ドル=138円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は138円59銭。
・前日のニューヨーク原油先物は1.2%高の1バレル=72.91ドル。
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24日、日本株は続落、米債務上限交渉進まず買い控え-インバウンド関連安い

・24日、東京株式相場は続落。
米債務上限を巡る交渉に進展が見られず、市場では買い控えムードが広がり、前日に連騰相場が一服した流れを保った。

・米国株は時価総額の大きいハイテク株や半導体関連が下落し、日本でも電機や精密機器株が安い。
・インバウンド関連には中国で新型コロナウイルス感染が再拡大していることを警戒した売りが出て、小売りや空運株などの下げが目立った。

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東洋証券の大塚竜太
米債務上限問題の先行き不透明感で、投資家は落ち着いて買えない環境。

日経平均は高値をいったん付けた印象があり、適正水準を見極めながら上下に振れる局面に入った。

中国のコロナ再拡大の懸念が出て軟調だったインバウンド関連は、これまでの上昇相場で中国からの需要に期待している部分があっただけに反動も出ている。

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JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾
急ピッチで上昇してきた日本株は悪材料が出ると利益確定売りが出やすく、米債務上限問題への懸念がきっかけになった。

米債務交渉の楽観に伴う円安が日本株上昇の一要因になってきたため、交渉懸念の強まりやリスクオフにより円高に振れると悪影響に意識が向きやすい。

海外投資家には上昇相場に乗り遅れている投資家もいる可能性があり、米債務懸念で下げる局面では、問題が落ち着けば見直し買いが入る余地はあり得る。

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【個別銘柄】 日立建機、楽天銀行、 など

◇日立建機 3535 +95大幅続伸。
26年3月期までの新中計での配当性向目標として「30-40%」を掲げているが、塩嶋CFOは30%台後半の配当を目指す方針を明らかにしたと伝わった。株主還元意識をポジティブ視する動きが優勢。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を4700円から5200円まで引き上げ。収益構造の改善が進む一方で株価の割安感は強く、投資妙味は大きい。

◇楽天銀行 1974 +44大幅続伸。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を2290円としている。
楽天カード買入金銭債権の購入を通じ楽天カードの高成長を享受する可能性、コロナ禍からの回復に伴ったカードローン増加による貸出利鞘の改善、楽天証券との連携であるマネーブリッジを活用した役務取引収益の成長などがドライバーになると評価。26年度までの年平均利益成長率は約15%と予想。

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5.24動いた株・出来た株
◇楽天銀行<5838> 1974 +44 外資系証券が新規に買い推奨。
◇中国電力<9504> 833 +73 今期業績・配当ガイダンスをポジティブ評価。
◇東北電力<9506> 830 +55 野村證券では目標株価を引き上げ。
◇関西電力<9503> 1619 +78 野村證券では目標株価を引き上げ。
◇トヨタ自動車<7203> 1942.5 +85.5 前日の大引けにかけて急落した反動が強まる。
◇石油資源開発<1662> 4450 +155 原油先物相場の上昇を材料視。
◆オリエンタルランド<4661> 5150 -291 中国コロナ感染拡大でインバウンド関連が軟調。
◆マツキヨココカラ&カンパニー<3088> 7200 -400 コロナ再拡大の中国の訪日客需要に懸念も。
◆資生堂<4911> 6587 -335 コーセーと同様にインバウンド需要への期待感後退で。
◆京成電鉄<9009> 5150 -220 OLCの株安と同様にインバウンド関連として売られる。
◆エムスリー<2413> 3167 -140 みずほ証券では投資判断を格下げ。
◆三越伊勢丹<3099> 1413 -59 インバウンド関連として百貨店株も軟調。
◆良品計画<7453> 1460 -57 インバウンド関連セクターの小売株軟調。
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5.23
NYダウ 33,055.51 -231.07 -0.69%
NASDAQ 12,560.24 -160.53 -1.26%
S&P500 4,145.58 -47.05 -1.12%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆かぶせ大.調整 ⇒ ◆切下げ.調整2 ⇒ ◆3Crow.50MA割れ
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆かぶせ.様子見 ⇒ ◇nr.逆立ち ⇒ ◆Cog.調整 
S&P500(SPX)⇒ ◆かぶせ.様子見 ⇒ ◆nr.調整2 ⇒ ◆wr.大幅調整
 
【 SOX指数 】
3,177.44 -37.59 (-1.17%) ⇒ ◆はらみ.様子見 ⇒ ◇反発 ⇒ ◆陰.もみあい

【 VIX恐怖指数 】
18.53 +1.32 (+7.67%) ⇒ ◇反発 ⇒ +◆陰上げ.もみあい ⇒ ◇大幅上昇.Test50MA
+7.67P 大幅に上げる、20割れキープ  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆3Crow.50MA割れ  ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続落。
米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで金融引き締めの継続に前向きな発言をしたことで、引き締め長期化による景気悪化への警戒が広がった。
ただ、米連邦政府債務問題を巡るバイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の会談を22日夕に控え、結果を見極めたいとの雰囲気もあり、積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。

◆Cog.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
米長期金利が一時3月中旬以来の水準に上昇し、高PER(株価収益率)銘柄の相対的な割高感も意識されやすかった。<br> 22日夕に決算発表したビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが大幅安。

//◇◇◇▽▽◆//◆◇◆ ドル円 138円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◇◆//◇◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◆◆//_◇△ 原油 72ル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替

◆ドルもみあい 円安キープ 原油.△陽.Cog.72ドル台  
5.24
米ドル/円 138.52 138.56
ユーロ/円 149.24 149.27
ユーロ/米ドル 1.0772 1.0776
英ポンド/円 171.96 172.07
豪ドル/円 91.55 91.62
スイスフラン/円 153.67 153.76
原油(WTIC原油先物) 72.91 +0.86 +1.19%⇒ ▲nr.調整2 ⇒ ▽nr.反発 ⇒ △陽.Cog

◇ドル強い 円安進む 原油.▽nr.反発.72ドル台 
5.23
米ドル/円 138.57 138.59
ユーロ/円 149.80 149.89
ユーロ/米ドル 1.0811 1.0815
英ポンド/円 172.29 172.36
豪ドル/円 92.14 92.19
スイスフラン/円 154.26 154.37
原油(WTIC原油先物) 72.05 +0.36 +0.50% ⇒ ◆陰.調整 ⇒ ▲nr.調整2 ⇒ ▽nr.反発

◆ドルもみあい.円安キープ 原油.▲nr.調整2.71ドル台  
5.22
米ドル/円 137.86 137.87
ユーロ/円 149.04 149.07
ユーロ/米ドル 1.0811 1.0812
英ポンド/円 171.64 171.70
豪ドル/円 91.65 91.67
スイスフラン/円 153.37 153.39
原油(WTIC原油先物) 71.69 -0.25 -0.35% ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆陰.調整 ⇒ ▲nr.調整2
米債務上限交渉に進展みられず    
1.ダウ平均は270ドルあまり下げる場面があった。今年に入って値上がりが続いてきた主要ハイテク株の一角に利益確定売りが出たのも相場の重荷だった。米長期金利が一時3月中旬以来の水準に上昇し、高PER(株価収益率)銘柄の相対的な割高感も意識されやすかった。

・一部の共和党議員が、早ければ6月1日にも米政府の資金繰り策が行き詰まるとの米財務省の見通しに懐疑的な見方を示したと伝わった。交渉の遅れにつながれば、米政府の債務不履行(デフォルト)リスクが高まるとして警戒された。米債券市場では満期の近い米財務省証券(TB)の利回りの上昇が目立った。

・バイデン米大統領とマッカーシー下院議長は22日夕に会談したものの、合意に向けた大きな進捗はなかった。会談後にマッカーシー氏は協議が「生産的だった」と述べ、「合意するまで交渉を続ける」と語った。バイデン大統領は「デフォルトの選択肢がないことを下院議長と再確認した」との声明を発表していた。

2.セクター別ではエネルギーが上昇。消費者サービスが下落。
ダウ平均では顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトなどが売られた。

・石油会社のエクソンモービル(XOM)、再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油高に伴う収益増期待から上昇。

3.携帯端末のアップル(AAPL)は国内で製造する半導体の調達強化を目的に半導体メーカーのブロードコム(AVGO)と数十億ドル規模の契約締結を発表し下落。
ブロードコム(AVGO)は上昇した。
22日夕に決算発表したビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが大幅安。

TSM 90.44 −1.40%
エヌビディア 306.88 −1.57%
ASML 81.45 ▲2.46%
インテル 29.51 ▲2.54%
アプライド・マテリアルズ 124.49 −1.63%
AMD 08.12 +0.11%
ミクロン・テクノロジー 66.01 −0.33%
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TSM 91.72 −0.93%
エヌビディア 311.76 −0.28%
ASML 698.64 +0.67%
インテル 30.28 +1.17%
アプライド・マテリアルズ 126.55 −0.32%
AMD 08.00 ▽2.06%
ミクロン・テクノロジー 66.23 ▲2.85%
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TSM 92.58 −0.08%
エヌビディア 312.64 −1.31%
ASML 694.00 −0.28%
インテル 29.93 +0.84%
アプライド・マテリアルズ 126.95 −2.29%
AMD 105.82 −1.95%
ミクロン・テクノロジー 68.17 +0.89%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 
//◇◇▽▽◆//◇◆ 
・ドル指数は朝方に2カ月ぶりの高値水準を付けた後、伸び悩んだ。
・ドルは対円で一時、1ドル=138円91銭と、昨年11月下旬以来の高値を付けた。その後、上げを失った。

ドル円相場は
⇒¥138.58 -¥0.02 -0.01%
⇒¥138.59 ¥0.61 0.44%
⇒¥137.98 -¥0.73 -0.53%

5.23
三菱UFJフィナンシャル・グループはリポートで
債務上限問題で妥協に至るとの市場の予想が今後数週間に真剣に疑問視されるようになれば、「円のショートスクイーズが起こり、ドルが対円で急落する恐れがある」と指摘。

【米国株】
▲下落 
//◇◆▽▽◆//◆▲ 
・米国の債務上限交渉が行き詰まっているため、売りが優勢になった。財務省短期証券(TB)も下げが続いた。
連邦債務を巡る交渉は23日も続いたものの、進展はあまり見られなかった。早ければ6月1日にも米政府の資金が底をつく恐れがあるとしたイエレン米財務長官の警告について、下院共和党の間では不信感が広がっている。

・S&P500種は資本財や通信サービスを中心に下落。
ホームセンター運営大手ロウズは売上高見通しを下方修正し、個人消費の鈍化を示唆した。
ブロードコムはアップルと数十億ドル規模の複数年契約を新たに締結。第5世代(5G)無線周波数に関する部品を開発する。

5.23
シュローダーのマルチアセット・グロース・アンド・インカム レミ・オルピタン
「投資家として、債務上限問題を織り込むのは非常に困難だ。大きなリスクだが、前もって定量化しポジションを組むのは非常に難しい」と述べた。

5.23
インベスコのチーフ・グローバル市場ストラテジスト、クリスティーナ・フーパー 
短期間のテクニカルなデフォルト(債務不履行)に陥る可能性がかなりあるとし、それは株価よりも債券価格に反映される可能性が高いと指摘。「交渉者は一段と悲観的になっている。それは市場が今後数日にもっと荒れることを示唆している」と。

【米国債】
◇上昇
//◆◆◆◆◆//◆◇
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・債務交渉に残された時間がなくなりつつある中、デフォルトのリスクが最も高い年限を中心に国債保有のプレミアムが上昇。

・米10年債利回り
⇒3.69% -2.1 -0.57%
⇒3.71% 4.2 1.15%
⇒3.68% 3.3 0.90%

5.23
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁 
インフレが定着する状況になった場合は、高水準の政策金利をより長期にわたって維持する必要があると指摘。

【原油】
◇続伸
//◇◆▽◆◆//◇◇ 
・米債務上限を巡る交渉が具体的な進展を見せていない中、空売り投資家に向けられたサウジアラビアの警告が注目された。
サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は原油の空売り投資家について、「私は気を付けろとだけ言っておきたい」と述べた。一時2.5%高まで買い進まれ、まだ解決が見えない債務危機で暗くなった他の金融市場とは対照的だった。

・WTI先物7月限は前日比86セント(1.2%)高い1バレル=72.91ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は85セント上昇の76.84ドル。

5.23
レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ
「サウジのエネルギー相が空売り投資家に警告を発することは興味深いが、最終的に重要なのはサウジをはじめOPECがどう発言するのではなく、何をするかだ」と述べた。「行動は言葉より多くを語る」と。

【NY金】
◆続落
//◇◆◆◆◇//◆◆ 
・投資家の関心は米債務上限交渉の行方に向けられている。

・金先物8月限は、前日比2.90ドル(0.2%)安い1オンス=1992.80ドル。

5.23
ストーンXの市場アナリスト、ファワド・ラザクザダ
「両サイドから伝わるポジティブなムードから判断すると、デフォルトを回避するための合意は最後の最後でまとまりそうだ」と。国債利回りの上昇と連邦準備制度理事会(FRB)当局者が発するタカ派的なコメントも、金の上値を抑えていると同氏は指摘。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,762.95 -8.04 -0.10% ⇒ △nr.様子見 ⇒ ◇nr.もみあい⇒ ◆nrはらみ.調整
独DAX指数 16,152.86 -71.13 -0.44% ⇒ ◇nr.High2 ⇒ ◆nr.様子見 ⇒ ◆nr.窓埋め調整
仏CAC指数 7,378.71 -99.45 -1.33% ⇒ △nr.High2 ⇒ -◇nr.様子見 ⇒ ◆陰.大幅調整.10MA割れ

◆下落
//◇◆◆◇◇//◆◆
・23日の欧州株は下落。
経済指標が示唆する成長見通しは強弱が混在した。米国経済の減速を巡る懸念を背景に高級品銘柄が売られた。
・欧州600指数は0.6%安と、3週間ぶりの下げ。
フランスの高級品ブランド、エルメス・インターナショナルやLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、「グッチ」などの高級ブランドを展開するケリングはいずれも下落。

【欧州債】
◆英国債は下落
//◆◆◇◆◇//◇◆ 
・英国債が主要な欧州国債をアンダーパフォーム。

・国際通貨基金(IMF)がイングランド銀行(英中央銀行)は一段の引き締めが必要になる可能性があると指摘し、短期金融市場は利上げ観測を強めた。
・24日発表される4月の英インフレ統計を控えてポジション調整も見られた。市場では総合インフレ率の大幅低下が予想されている。

5.23
IMF
英国の成長予測を上方修正したが、インフレに対処するため金利をさらに引き上げ、高水準で維持する必要があるかもしれないと警告した。

・独国債10年物
⇒2.47% +0.01
⇒2.46% +0.03
⇒2.43% -0.02

・英国債10年物
⇒ 4.16% +0.09
⇒ 4.06% +0.07
⇒ 4.00% +0.04

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