19日 【日本株】
日経225 28,044.45 -362.39 -1.28%
TOPIX 1,895.24 -12.50 -0.66%
日経平均 ⇒-■,bear_益出し ⇒+□Bull_強い反発 ⇒-◇はらみ
TOPIX ⇒-■,bear_益出し⇒+□Bull_強い反発 ⇒-◇はらみ
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 25.73 +1.99 (+8.38%)⇒+▽nr(大きく上げる
日経平均VI 23.74 -2.46 (-9.39%)⇒-■,Bear_はらみ
日経平均VI 26.20 +2.11 (+8.76%)⇒+△'WR(上げる
--------------------------------------------------------------
◆アジア時間の米S&P500種Eミニ先物は一時0.4%安-台湾加権指数は0.1%安
◆イエレン米財務長官、財界に法人増税への支持訴え-利益拡大と主張
◆米住宅着工件数、4月は予想より減少-サプライチェーンひっ迫示唆
--------------------------------------------------------------
19日 日本株反落、インフレ警戒と経済正常化の遅れを嫌気-機械や電機安い
・19日 東京株式相場は反落。
・米国で住宅着工が材料高で抑制されていることが示唆され、インフレによる悪影響を警戒する動きが続くなか、日本経済の正常化への出遅れが嫌気された。
・機械や電機、自動車、化学などを中心に下落した。
--------------------------------------------------------------
◆日本株はまだ不安定な状態で、米国よりはリスクオフ気味の動きが続いている。
◆コロナ感染状況やワクチン接種の進捗を含めて、経済が正常化に向かう国に比べて日本は制約が強まっており景況感の違いがある。
◆日銀の買い入れルールが変わってから、どこまで下げれば買うのかわからない状況が続き、不安定な動きにつながっている。
----------------------------------------
確固たる相場観があるわけではなく、日替わりで海外のニュースや動きをみて、先物で動いている印象。
グロースからバリューの入れ替えがぶつかり合って買いがいったん休み。強烈な悪材料がありリスクオフということではない。
◆きのうの国内総生産(GDP)にも表れたように日本経済の回復が出遅れていることが日本株にとって一番の悪材料となっている。
--------------------------------------------------------------
【個別銘柄】三菱ケミHD、東エレクなど
◇三菱ケミHD 881 +24.5大幅続伸。
日本製鋼所と共同で窒化ガリウム単結晶基板の量産に向けた実証設備を竣工したと発表している。
21年度にかけて4インチのGaN単結晶基板の量産に向けた実証実験を行い、22年度初頭からの市場供給開始を目指すとしている。
窒化ガリウムは今後の用途拡大などへの期待も高く、買い材料につながっているようだ。本日は日本製鋼所も買い優勢。
◆東エレク 44950 -330反落。
米イエレン財務長官が演説で、バイデン大統領が提示しているインフラ計画を実施するため法人税制に改革が必要と増税を推進し、前日の米国株は警戒感から続落。
前日に大幅高となった反動もあり、国内の主力大型株には総じて売り先行の展開。
インフレ懸念も根強くグロース株の軟調な動きが目立ち、SOX指数も0.86%の下落となった。半導体関連のコア銘柄である同社にも売り圧力が波及する形。
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日経225 28,044.45 -362.39 -1.28%
TOPIX 1,895.24 -12.50 -0.66%
日経平均 ⇒-■,bear_益出し ⇒+□Bull_強い反発 ⇒-◇はらみ
TOPIX ⇒-■,bear_益出し⇒+□Bull_強い反発 ⇒-◇はらみ
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【日経平均VI】
日経平均VI 25.73 +1.99 (+8.38%)⇒+▽nr(大きく上げる
日経平均VI 23.74 -2.46 (-9.39%)⇒-■,Bear_はらみ
日経平均VI 26.20 +2.11 (+8.76%)⇒+△'WR(上げる
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◆アジア時間の米S&P500種Eミニ先物は一時0.4%安-台湾加権指数は0.1%安
◆イエレン米財務長官、財界に法人増税への支持訴え-利益拡大と主張
◆米住宅着工件数、4月は予想より減少-サプライチェーンひっ迫示唆
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19日 日本株反落、インフレ警戒と経済正常化の遅れを嫌気-機械や電機安い
・19日 東京株式相場は反落。
・米国で住宅着工が材料高で抑制されていることが示唆され、インフレによる悪影響を警戒する動きが続くなか、日本経済の正常化への出遅れが嫌気された。
・機械や電機、自動車、化学などを中心に下落した。
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◆日本株はまだ不安定な状態で、米国よりはリスクオフ気味の動きが続いている。
◆コロナ感染状況やワクチン接種の進捗を含めて、経済が正常化に向かう国に比べて日本は制約が強まっており景況感の違いがある。
◆日銀の買い入れルールが変わってから、どこまで下げれば買うのかわからない状況が続き、不安定な動きにつながっている。
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確固たる相場観があるわけではなく、日替わりで海外のニュースや動きをみて、先物で動いている印象。
グロースからバリューの入れ替えがぶつかり合って買いがいったん休み。強烈な悪材料がありリスクオフということではない。
◆きのうの国内総生産(GDP)にも表れたように日本経済の回復が出遅れていることが日本株にとって一番の悪材料となっている。
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【個別銘柄】三菱ケミHD、東エレクなど
◇三菱ケミHD 881 +24.5大幅続伸。
日本製鋼所と共同で窒化ガリウム単結晶基板の量産に向けた実証設備を竣工したと発表している。
21年度にかけて4インチのGaN単結晶基板の量産に向けた実証実験を行い、22年度初頭からの市場供給開始を目指すとしている。
窒化ガリウムは今後の用途拡大などへの期待も高く、買い材料につながっているようだ。本日は日本製鋼所も買い優勢。
◆東エレク 44950 -330反落。
米イエレン財務長官が演説で、バイデン大統領が提示しているインフラ計画を実施するため法人税制に改革が必要と増税を推進し、前日の米国株は警戒感から続落。
前日に大幅高となった反動もあり、国内の主力大型株には総じて売り先行の展開。
インフレ懸念も根強くグロース株の軟調な動きが目立ち、SOX指数も0.86%の下落となった。半導体関連のコア銘柄である同社にも売り圧力が波及する形。
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NYダウ ⇒+◇Bull_Br25MA ⇒-◆nr_もみあい調整1 ⇒-■'Bear_調整2_Sup25MA
NASDAQ ⇒+□bull_出来少 ⇒-▽nr,はらみ_調整1 ⇒-■'呑込_調整2
5.18
NYダウ 34,060.66 -267.13 -0.78%
NASDAQ 13,303.64 -75.41 -0.56%
S&P500指数 4,127.83 -35.46 -0.85%⇒-■'Bear_調整2
--------------------------------------------------------------
-■'Bear_調整2_Sup25MA ⇒4月の米住宅着工件数が市場予想を下回り、米景気への楽観的な見方がやや後退した。資本財など景気敏感株の一角に売りが優勢となった。主力ハイテク株への売りが続いたのも相場の重荷となった。
-■'呑込_調整2 ⇒長期金利低下を受け、朝方は買いが先行した主力ハイテク株は次第に下げに転じた。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが続落し、1%前後下げた。
SOX指数
SOX指数 2,929.15 −25.48 (-0.86%)( ⇒+▽反発_買戻し⇒-▽はらみ_調整1 ⇒-■'呑込_調整2
--------------------------------------------------------------
VIX指数
VIX恐怖指数 21.34 +1.62 (+8.22%) ( ⇒-■bear_下窓埋め⇒+▲nr_はらみ上げ ⇒+▽Wr反発
+8.22P 大きく上げる。( 金利動向を意識 )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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NASDAQ ⇒+□bull_出来少 ⇒-▽nr,はらみ_調整1 ⇒-■'呑込_調整2
5.18
NYダウ 34,060.66 -267.13 -0.78%
NASDAQ 13,303.64 -75.41 -0.56%
S&P500指数 4,127.83 -35.46 -0.85%⇒-■'Bear_調整2
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-■'Bear_調整2_Sup25MA ⇒4月の米住宅着工件数が市場予想を下回り、米景気への楽観的な見方がやや後退した。資本財など景気敏感株の一角に売りが優勢となった。主力ハイテク株への売りが続いたのも相場の重荷となった。
-■'呑込_調整2 ⇒長期金利低下を受け、朝方は買いが先行した主力ハイテク株は次第に下げに転じた。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが続落し、1%前後下げた。
SOX指数
SOX指数 2,929.15 −25.48 (-0.86%)( ⇒+▽反発_買戻し⇒-▽はらみ_調整1 ⇒-■'呑込_調整2
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VIX指数
VIX恐怖指数 21.34 +1.62 (+8.22%) ( ⇒-■bear_下窓埋め⇒+▲nr_はらみ上げ ⇒+▽Wr反発
+8.22P 大きく上げる。( 金利動向を意識 )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆◆◆▽◆◆//◆◆◆ ドル円 108円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇◆◇//◇◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◆◆◆◇//◆◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▼◇◇■◇//_◇■ 65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替
※◆ドル下落 -■原油_下落
5.19
米ドル/円 108.907 108.881 - 108.909 +0.02 (+0.02%)
ユーロ/円 133.116 133.108 - 133.121 +0.05 (+0.03%)
ユーロ/米ドル 1.222 1.2223 - 1.2225 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 84.874 84.834 - 84.9 +0.08 (+0.09%)
NZドル/円 78.868 78.871 - 78.909 +0.02 (+0.03%)
英ボンド/円 154.527 154.37 - 154.54 +0.17 (+0.11%)
スイスフラン/円 121.307 121.317 - 121.332 +0.07 (+0.06%)
原油(WTI原油先物) 65.29 -0.98 -1.48%( ⇒■Wr大幅下落 ⇒+▽はらみ ⇒+◇,bull ⇒-■呑込bear
※◆ドル弱い +◇原油_2Up
5.18
米ドル/円 109.185 109.181 - 109.22 -0.02 (-0.02%)
ユーロ/円 132.699 132.704 - 132.747 -0.05 (-0.04%)
ユーロ/米ドル 1.215 1.2152 - 1.2155 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 84.811 84.753 - 84.849 +0.09 (+0.11%)
NZドル/円 78.744 78.692 - 78.777 +0.03 (+0.04%)
英ボンド/円 154.381 154.32 - 154.44 +0.30 (+0.20%)
スイスフラン/円 120.886 120.906 - 120.959 +0.03 (+0.02%)
原油(WTI原油先物) 66.38 +1.01 +1.55%( ⇒+▽,bull3 ⇒■Wr大幅下落 ⇒+▽はらみ ⇒+◇,bull
※週明け◆ドルもみあい_109円前半
5.17
米ドル/円 109.34 109.35 0.00 0.00%
ユーロ/円 132.83 132.89 +0.16 0.12%
豪ドル/円 85.10 85.13 +0.15 0.18%
NZドル/円 79.25 79.29 -0.04 -0.05%
英ポンド/円 154.19 154.26 +0.20 0.13%
スイスフラン/円 121.26 121.39 +0.02 0.02%
(5/14)原油(WTI原油先物) 65.51 +1.69 +2.65%( ⇒+▽,bull ⇒+▽,bull3 ⇒■Wr大幅下落 ⇒+▽はらみ
//◇◆◆◇◆◇//◇◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◆◆◆◇//◆◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▼◇◇■◇//_◇■ 65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
※◆ドル下落 -■原油_下落
5.19
米ドル/円 108.907 108.881 - 108.909 +0.02 (+0.02%)
ユーロ/円 133.116 133.108 - 133.121 +0.05 (+0.03%)
ユーロ/米ドル 1.222 1.2223 - 1.2225 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 84.874 84.834 - 84.9 +0.08 (+0.09%)
NZドル/円 78.868 78.871 - 78.909 +0.02 (+0.03%)
英ボンド/円 154.527 154.37 - 154.54 +0.17 (+0.11%)
スイスフラン/円 121.307 121.317 - 121.332 +0.07 (+0.06%)
原油(WTI原油先物) 65.29 -0.98 -1.48%( ⇒■Wr大幅下落 ⇒+▽はらみ ⇒+◇,bull ⇒-■呑込bear
※◆ドル弱い +◇原油_2Up
5.18
米ドル/円 109.185 109.181 - 109.22 -0.02 (-0.02%)
ユーロ/円 132.699 132.704 - 132.747 -0.05 (-0.04%)
ユーロ/米ドル 1.215 1.2152 - 1.2155 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 84.811 84.753 - 84.849 +0.09 (+0.11%)
NZドル/円 78.744 78.692 - 78.777 +0.03 (+0.04%)
英ボンド/円 154.381 154.32 - 154.44 +0.30 (+0.20%)
スイスフラン/円 120.886 120.906 - 120.959 +0.03 (+0.02%)
原油(WTI原油先物) 66.38 +1.01 +1.55%( ⇒+▽,bull3 ⇒■Wr大幅下落 ⇒+▽はらみ ⇒+◇,bull
※週明け◆ドルもみあい_109円前半
5.17
米ドル/円 109.34 109.35 0.00 0.00%
ユーロ/円 132.83 132.89 +0.16 0.12%
豪ドル/円 85.10 85.13 +0.15 0.18%
NZドル/円 79.25 79.29 -0.04 -0.05%
英ポンド/円 154.19 154.26 +0.20 0.13%
スイスフラン/円 121.26 121.39 +0.02 0.02%
(5/14)原油(WTI原油先物) 65.51 +1.69 +2.65%( ⇒+▽,bull ⇒+▽,bull3 ⇒■Wr大幅下落 ⇒+▽はらみ
1.朝方発表の4月の住宅着工件数は前月比9.5%減と市場予想(2.2%減)以上に減った。住宅需要は強いものの、労働力不足や木材など資材価格の高騰が響いた。供給制約が景気回復を抑えかねないとの見方から、建機のキャタピラーや機械のハネウェル・インターナショナル、化学のダウなど資本財株や素材株の下げが目立った。
2.18日朝に発表した2~4月期決算が市場予想を上回り、通期見通しを引き上げた小売りのウォルマートが買われた。 石油のシェブロン売り。17日に著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が1~3月期に保有株数を大幅に減らしたことが明らかになり、売りを誘った。
3.スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが続落し、1%前後下げた。 交流サイトのフェイスブックが2%近く下げ、ネット通販のアマゾン・ドット・コムや検索サイトのアルファベットも安い。
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドル指数4カ月ぶり低水準、インフレは一過性と米金融当局者
//◆◆▽◆◆//◆◆
・ドルが下落。米金融政策当局者が最近の物価圧力について、一過性のものだとの見解を示したため、ドル指数は4カ月ぶりの水準に低下。
・経済見通しと新型コロナウイルスのワクチン接種への楽観から、ポンドとユーロは上昇した。
・ドルは円に対して0.3%安の1ドル=108円90銭。
・ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.2222ドル。
【米国株】
◆米国株は続落、エネルギー銘柄中心に売り
//▲▼▲▽▽//◆◆
・18日の米株式相場は続落。
・経済再開が進んでいる一方、商品価格の高騰を背景にしたインフレ圧力への警戒から、特に取引終盤にかけて売りが膨らんだ。
・アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、アルファベットなど大型ハイテク株が上げを失い、米国の3主要株価指数は下落。
・S&P500種株価指数の11セクターのうち9セクターが下落。原油安を背景に特にエネルギー株が下げた。
5.18
市場はかなり異例な経済環境や長い間見られなかった複数の要因を織り込もうとしている」と
「市場にとって新たな状況であることから、ここ数週間は動揺している。個人的な見解だが、収益が力強くなるとの確信があるため、株式市場はこの状況を非常にうまく吸収している」と
【米国債】
◇米国債はほぼ変わらず、10年債利回り1.64%
//◆◆▲▽▽//▲◇
・米国債は上げる。( 利回り下げる )
・
・米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.64%。
【原油】
▲NY原油は反落、イラン核合意交渉が「進展」との報道で
//◇◇◇▲▽//▽
・原油先物相場は反落。
・イラン核合意の再建を目指す交渉で「重大な進展」があったとするロシア高官の発言をBBCが報道し、原油供給が増加するとの見通しが広がった。
・WTI先物6月限は、前日比78セント(1.2%)安い1バレル=65.49ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は、75セント下げて68.71ドル。
【NY金】
◇NY金、伸び悩む-ドルと米国債利回りが下げ縮小
//◇▲▲◇◇//◇◇
・金相場は続伸。
・投資家は想定より早い緩和縮小開始のヒントを読み取ろうと、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目している。
・金先物6月限は、40セント(0.1%未満)上昇し1868.00ドル。
【欧州株】
◇上昇して取引を終えた
//◇▼◇▼▽//◆◇
・複数の国が新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための封鎖措置を緩和したことや英失業率の低下、企業の好決算が相場を押し上げた。
・欧州600種旅行・娯楽関連株指数が1.56%上昇し、好調に伸びた。テクノロジー株指数は0.59%上昇した。
【欧州債】
◇域内債券利回りが小動き
//◆◆◆◆◇//◆◇
・新型コロナウイルス支援措置である「緊急時失業リスク軽減支援(SURE)」の財源調達に向けた債券発行では旺盛な需要が見られた。
・ドイツ10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)上昇のマイナス0.11%。イタリア10年債利回りは2bp低下の1.09%だった。
2.18日朝に発表した2~4月期決算が市場予想を上回り、通期見通しを引き上げた小売りのウォルマートが買われた。 石油のシェブロン売り。17日に著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が1~3月期に保有株数を大幅に減らしたことが明らかになり、売りを誘った。
3.スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが続落し、1%前後下げた。 交流サイトのフェイスブックが2%近く下げ、ネット通販のアマゾン・ドット・コムや検索サイトのアルファベットも安い。
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【NY外為】
◆ドル指数4カ月ぶり低水準、インフレは一過性と米金融当局者
//◆◆▽◆◆//◆◆
・ドルが下落。米金融政策当局者が最近の物価圧力について、一過性のものだとの見解を示したため、ドル指数は4カ月ぶりの水準に低下。
・経済見通しと新型コロナウイルスのワクチン接種への楽観から、ポンドとユーロは上昇した。
・ドルは円に対して0.3%安の1ドル=108円90銭。
・ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.2222ドル。
【米国株】
◆米国株は続落、エネルギー銘柄中心に売り
//▲▼▲▽▽//◆◆
・18日の米株式相場は続落。
・経済再開が進んでいる一方、商品価格の高騰を背景にしたインフレ圧力への警戒から、特に取引終盤にかけて売りが膨らんだ。
・アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、アルファベットなど大型ハイテク株が上げを失い、米国の3主要株価指数は下落。
・S&P500種株価指数の11セクターのうち9セクターが下落。原油安を背景に特にエネルギー株が下げた。
5.18
市場はかなり異例な経済環境や長い間見られなかった複数の要因を織り込もうとしている」と
「市場にとって新たな状況であることから、ここ数週間は動揺している。個人的な見解だが、収益が力強くなるとの確信があるため、株式市場はこの状況を非常にうまく吸収している」と
【米国債】
◇米国債はほぼ変わらず、10年債利回り1.64%
//◆◆▲▽▽//▲◇
・米国債は上げる。( 利回り下げる )
・
・米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.64%。
【原油】
▲NY原油は反落、イラン核合意交渉が「進展」との報道で
//◇◇◇▲▽//▽
・原油先物相場は反落。
・イラン核合意の再建を目指す交渉で「重大な進展」があったとするロシア高官の発言をBBCが報道し、原油供給が増加するとの見通しが広がった。
・WTI先物6月限は、前日比78セント(1.2%)安い1バレル=65.49ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は、75セント下げて68.71ドル。
【NY金】
◇NY金、伸び悩む-ドルと米国債利回りが下げ縮小
//◇▲▲◇◇//◇◇
・金相場は続伸。
・投資家は想定より早い緩和縮小開始のヒントを読み取ろうと、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目している。
・金先物6月限は、40セント(0.1%未満)上昇し1868.00ドル。
【欧州株】
◇上昇して取引を終えた
//◇▼◇▼▽//◆◇
・複数の国が新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための封鎖措置を緩和したことや英失業率の低下、企業の好決算が相場を押し上げた。
・欧州600種旅行・娯楽関連株指数が1.56%上昇し、好調に伸びた。テクノロジー株指数は0.59%上昇した。
【欧州債】
◇域内債券利回りが小動き
//◆◆◆◆◇//◆◇
・新型コロナウイルス支援措置である「緊急時失業リスク軽減支援(SURE)」の財源調達に向けた債券発行では旺盛な需要が見られた。
・ドイツ10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)上昇のマイナス0.11%。イタリア10年債利回りは2bp低下の1.09%だった。
18日 【日本株】
日経225 28,406.84 +582.01 +2.09%
TOPIX 1,907.74 +28.88 +1.54%
日経平均 ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し ⇒+□Bull_強い反発
TOPIX ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し⇒+□Bull_強い反発
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.74 -2.46 (-9.39%)⇒-■,Bear_はらみ
日経平均VI 26.20 +2.11 (+8.76%)⇒+△'WR(上げる
日経平均VI 24.09 -4.22 (-14.91%)⇒-■'WR(大幅に下げる
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◆GDP3期ぶりマイナス成長、設備投資が予想外の減少-1~3月
NY連銀製造業指数、5月はやや低下も堅調な拡大ペース継続
米NAHB住宅市場指数、5月は前月から変わらず-低金利が支え
クラリダFRB副議長、テーパリング協議を始める時期ではない
台湾加権指数は一時5.2%高、アジア時間の米ナスダックEミニ先物は一時0.6%高、S&P500種Eミニ先物は同0.4%高
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18日 日本株は大幅反発、台湾懸念が一服、米経済に安心感-電機や通信高い
・18日 東京株式相場は大幅に反発。
・新型コロナウイルス感染が拡大していた台湾の株価指数が大幅高になる中で米国株の先物も反発し、日本株にも値ごろ感が強まった。
・堅調な米国経済を背景にした安心感から、電機や自動車などの輸出、情報・通信、サービスなどを中心に内外需とも幅広い業種が買われた。
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日本株が午後もしっかりしている背景には台湾株が戻ったことが支えになった。
米国経済はNAHB住宅市場指数が高水準を維持し、ニューヨーク連銀製造業指数も高水準を維持して安心できる。
1-3月国内総生産(GDP)の悪かった結果が株価に与える影響は限定的で、しばらくすればプラスに浮上してこよう-ワクチンの接種状況による。
金融相場から業績相場への移行を控えて、ファンダメンタルズだけでなく市場センチメントが動きを大きくする面もあり、不安定な動きは続くだろう。
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日本株は相対的な出遅れから値ごろ感が強まっている。
◆日本のマーケットセンチメントはまだ良くはなく、引き続き米国株先物の動き、アジア株の動きに左右される。
1-3月期GDPの結果は悪かったが株式市場への影響は乏しい。
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【個別銘柄】ブリヂス、リクルートHD、三菱UFJ など
◇ブリヂス 4734 +77続伸。
前日に第1四半期決算を発表、調整後営業利益は823億円で前年同期比78.7%の大幅増、市場想定を大きく上回る水準になった。
スプレッドの拡大や営業費用の改善などが背景。通期予想の2600億円、前期比33.4%増は据え置いているものの、上振れ確度は高まったとの見方になっている。
同業の決算内容から期待感も高まっていたとみられるが、本日は地合いの改善もあって好業績を素直に評価の動き。
◇リクルートHD 5131 +344大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1628億円で前期比21.0%減となったが、コンセンサスは50億円程度上回った。
22年3月期計画は1800-2450億円のレンジ予想としている。レンジ上限は前期比で50.5%増益の水準であり、2400億円程度のコンセンサスも上回っている。
サプライズは限定的ながら、コロナ禍からの順調な利益回復見通しを示したことで、買い安心感が強まる形。
◇三菱UFJ 626.6 +14.1大幅続伸。
前日に21年3月期決算を発表、純利益は7770億円で前期比47.1%増、先の上方修正に沿った水準での着地。
22年3月期は8500億円で同9.4%増を見込み、市場想定を1000億円程度上回っている。
年間配当金は前期の25円から27円に引き上げ計画。自社株買いの発表はなかったものの、期待値も低下していたためネガティブ反応は限定的。
想定上の今期業績見通しを好感した動き。
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17日 【日本株】
日経225 27,824.83 -259.64 -0.92%
TOPIX 1,878.86 -4.56 -0.24%
日経平均 ⇒-■bear_値幅調整3 ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し
TOPIX ⇒-■bear_値幅調整3 ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.20 +2.11 (+8.76%)⇒+△'WR(上げる
日経平均VI 24.09 -4.22 (-14.91%)⇒-■'WR(大幅に下げる
日経平均VI 28.31 +2.04 (+7.77%)⇒+◆',陰線(高値もみあい
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◆台湾の加権指数は一時4.2%安-アジア時間の米ナスダックEミニ先物は一時0.4%安
米小売売上高、4月は前月比横ばい-個人給付による消費急増後
◆米消費者マインド悪化、1年先のインフレ期待が10年ぶり高水準
きょうのドル・円相場は1ドル=109円35銭近辺で推移、前営業日の日本株終値時点は109円50銭
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17日 日本株反落、米インフレ懸念と台湾新型コロナ再拡大-通信や電機安い
・17日 東京株式相場は反落。
・米国のインフレ懸念が払しょくしきれない中、アジア時間で米国株先物や、新型コロナ感染が再拡大する台湾の株価が下落。
・電機、情報・通信や機械、非鉄金属、サービスなどが売られた。国内の新型コロナ変異株の感染拡大も重しとなった。
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◆日本固有の買い材料が乏しい中、米国のインフレ懸念が台頭したり、台湾株の下落など外部要因で売られた。
現時点では悪いインフレではないが、これからコスト高や抑えられていた需要が一気に回復することで、需要爆発と供給不足、賃金も上昇すれば、警戒すべきインフレにつながるリスクを市場参加者の多くはみているのだろう。
◆日本国内では、企業の業績の回復も織り込んでしまっており、ワクチン接種の本格化がかなり遅れ変異株が広がっていることが懸念。
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米小売売上高は予想より低かったが、前月が現金給付の影響で高かったためで前月からは横ばいとなり、まあまあという評価。
ミシガン大学消費者マインド指数は1年先、5~10年先のインフレ率は上がっており消費者心理としてはインフレはマイナス。だが、市場はそれを嫌気するのをやめて、原油以外の商品市況が下がっていることを好感。
◆材料のインフレ懸念はそう簡単には終わらないので継続的に上げるのは難しい。
◆米長期金利の攻防を予想したときに週末の低下が、低下トレンドの始まりではなく上昇基調の中間的な低下という感覚だと、今週も長期金利上昇を嫌気して投資家は売ってくる可能性はある。
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【個別銘柄】三菱マ、ヤマハ発、ゆうちょ銀行、みずほなど
◆三菱マ 2279 -243大幅続落。
先週末に21年3月期決算を発表、経常利益は445億円で前期比10.2%減となり、従来計画の320億円を上振れた。年間配当金も40円から50円に引き上げ。
一方、22年3月期は370億円で同16.9%減を見込んでおり、コンセンサスを200億円程度下振れるもよう。
保守的な傾向にはあるものの、ネガティブな反応につながった。中期経営戦略の見直しを実施、経常利益目標や最低配当金などは引き下げへ。
◆ゆうちょ銀行 961 -84大幅反落。
先週末に21年3月期決算を発表、純利益は2801億円となり、2700億円の従来計画を上回った。
22年3月期計画は2600億円で前期比7.1%減を見込み、市場期待はやや上回るとみられる。
新中期経営期間中は配当性向50-60%をメドにするとし、今期の年間配当金は前期比10円減配の40円と計画する。配当水準への関心が高い銘柄でもあるため、ネガティブな反応が先行。
◇ヤマハ発 2972 +247大幅続伸。
先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は483億円で前年同期比89.8%増益となり、通期計画は従来の1100億円から1300億円、前期比59.2%増に上方修正。1250億円程度の市場予想も上回る水準に上方修正。
新興国二輪事業が想定以上に好調な推移となっているようだ。高水準の第1四半期収益水準からみて、さらなる上振れなどを期待する動きも優勢。
◇みずほ 1660 +42.5続伸。
先週末に21年3月期の決算を発表、実績値は先の上方修正に沿った水準での着地となっている。
22年3月期は純利益が5100億円で前期比8.3%増の見通しとしており、市場コンセンサスを500億円程度上回る形になっている。与信費用の減少などを見込んでいる。
配当性向40%目安や機動的な自社株買いの実施方針も掲げている。今期に関しては増配の可能性なども示唆しているもよう。
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日経225 28,406.84 +582.01 +2.09%
TOPIX 1,907.74 +28.88 +1.54%
日経平均 ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し ⇒+□Bull_強い反発
TOPIX ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し⇒+□Bull_強い反発
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.74 -2.46 (-9.39%)⇒-■,Bear_はらみ
日経平均VI 26.20 +2.11 (+8.76%)⇒+△'WR(上げる
日経平均VI 24.09 -4.22 (-14.91%)⇒-■'WR(大幅に下げる
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◆GDP3期ぶりマイナス成長、設備投資が予想外の減少-1~3月
NY連銀製造業指数、5月はやや低下も堅調な拡大ペース継続
米NAHB住宅市場指数、5月は前月から変わらず-低金利が支え
クラリダFRB副議長、テーパリング協議を始める時期ではない
台湾加権指数は一時5.2%高、アジア時間の米ナスダックEミニ先物は一時0.6%高、S&P500種Eミニ先物は同0.4%高
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18日 日本株は大幅反発、台湾懸念が一服、米経済に安心感-電機や通信高い
・18日 東京株式相場は大幅に反発。
・新型コロナウイルス感染が拡大していた台湾の株価指数が大幅高になる中で米国株の先物も反発し、日本株にも値ごろ感が強まった。
・堅調な米国経済を背景にした安心感から、電機や自動車などの輸出、情報・通信、サービスなどを中心に内外需とも幅広い業種が買われた。
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日本株が午後もしっかりしている背景には台湾株が戻ったことが支えになった。
米国経済はNAHB住宅市場指数が高水準を維持し、ニューヨーク連銀製造業指数も高水準を維持して安心できる。
1-3月国内総生産(GDP)の悪かった結果が株価に与える影響は限定的で、しばらくすればプラスに浮上してこよう-ワクチンの接種状況による。
金融相場から業績相場への移行を控えて、ファンダメンタルズだけでなく市場センチメントが動きを大きくする面もあり、不安定な動きは続くだろう。
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日本株は相対的な出遅れから値ごろ感が強まっている。
◆日本のマーケットセンチメントはまだ良くはなく、引き続き米国株先物の動き、アジア株の動きに左右される。
1-3月期GDPの結果は悪かったが株式市場への影響は乏しい。
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【個別銘柄】ブリヂス、リクルートHD、三菱UFJ など
◇ブリヂス 4734 +77続伸。
前日に第1四半期決算を発表、調整後営業利益は823億円で前年同期比78.7%の大幅増、市場想定を大きく上回る水準になった。
スプレッドの拡大や営業費用の改善などが背景。通期予想の2600億円、前期比33.4%増は据え置いているものの、上振れ確度は高まったとの見方になっている。
同業の決算内容から期待感も高まっていたとみられるが、本日は地合いの改善もあって好業績を素直に評価の動き。
◇リクルートHD 5131 +344大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1628億円で前期比21.0%減となったが、コンセンサスは50億円程度上回った。
22年3月期計画は1800-2450億円のレンジ予想としている。レンジ上限は前期比で50.5%増益の水準であり、2400億円程度のコンセンサスも上回っている。
サプライズは限定的ながら、コロナ禍からの順調な利益回復見通しを示したことで、買い安心感が強まる形。
◇三菱UFJ 626.6 +14.1大幅続伸。
前日に21年3月期決算を発表、純利益は7770億円で前期比47.1%増、先の上方修正に沿った水準での着地。
22年3月期は8500億円で同9.4%増を見込み、市場想定を1000億円程度上回っている。
年間配当金は前期の25円から27円に引き上げ計画。自社株買いの発表はなかったものの、期待値も低下していたためネガティブ反応は限定的。
想定上の今期業績見通しを好感した動き。
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17日 【日本株】
日経225 27,824.83 -259.64 -0.92%
TOPIX 1,878.86 -4.56 -0.24%
日経平均 ⇒-■bear_値幅調整3 ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し
TOPIX ⇒-■bear_値幅調整3 ⇒+□反発 ⇒-■,bear_益出し
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.20 +2.11 (+8.76%)⇒+△'WR(上げる
日経平均VI 24.09 -4.22 (-14.91%)⇒-■'WR(大幅に下げる
日経平均VI 28.31 +2.04 (+7.77%)⇒+◆',陰線(高値もみあい
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◆台湾の加権指数は一時4.2%安-アジア時間の米ナスダックEミニ先物は一時0.4%安
米小売売上高、4月は前月比横ばい-個人給付による消費急増後
◆米消費者マインド悪化、1年先のインフレ期待が10年ぶり高水準
きょうのドル・円相場は1ドル=109円35銭近辺で推移、前営業日の日本株終値時点は109円50銭
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17日 日本株反落、米インフレ懸念と台湾新型コロナ再拡大-通信や電機安い
・17日 東京株式相場は反落。
・米国のインフレ懸念が払しょくしきれない中、アジア時間で米国株先物や、新型コロナ感染が再拡大する台湾の株価が下落。
・電機、情報・通信や機械、非鉄金属、サービスなどが売られた。国内の新型コロナ変異株の感染拡大も重しとなった。
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◆日本固有の買い材料が乏しい中、米国のインフレ懸念が台頭したり、台湾株の下落など外部要因で売られた。
現時点では悪いインフレではないが、これからコスト高や抑えられていた需要が一気に回復することで、需要爆発と供給不足、賃金も上昇すれば、警戒すべきインフレにつながるリスクを市場参加者の多くはみているのだろう。
◆日本国内では、企業の業績の回復も織り込んでしまっており、ワクチン接種の本格化がかなり遅れ変異株が広がっていることが懸念。
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米小売売上高は予想より低かったが、前月が現金給付の影響で高かったためで前月からは横ばいとなり、まあまあという評価。
ミシガン大学消費者マインド指数は1年先、5~10年先のインフレ率は上がっており消費者心理としてはインフレはマイナス。だが、市場はそれを嫌気するのをやめて、原油以外の商品市況が下がっていることを好感。
◆材料のインフレ懸念はそう簡単には終わらないので継続的に上げるのは難しい。
◆米長期金利の攻防を予想したときに週末の低下が、低下トレンドの始まりではなく上昇基調の中間的な低下という感覚だと、今週も長期金利上昇を嫌気して投資家は売ってくる可能性はある。
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【個別銘柄】三菱マ、ヤマハ発、ゆうちょ銀行、みずほなど
◆三菱マ 2279 -243大幅続落。
先週末に21年3月期決算を発表、経常利益は445億円で前期比10.2%減となり、従来計画の320億円を上振れた。年間配当金も40円から50円に引き上げ。
一方、22年3月期は370億円で同16.9%減を見込んでおり、コンセンサスを200億円程度下振れるもよう。
保守的な傾向にはあるものの、ネガティブな反応につながった。中期経営戦略の見直しを実施、経常利益目標や最低配当金などは引き下げへ。
◆ゆうちょ銀行 961 -84大幅反落。
先週末に21年3月期決算を発表、純利益は2801億円となり、2700億円の従来計画を上回った。
22年3月期計画は2600億円で前期比7.1%減を見込み、市場期待はやや上回るとみられる。
新中期経営期間中は配当性向50-60%をメドにするとし、今期の年間配当金は前期比10円減配の40円と計画する。配当水準への関心が高い銘柄でもあるため、ネガティブな反応が先行。
◇ヤマハ発 2972 +247大幅続伸。
先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は483億円で前年同期比89.8%増益となり、通期計画は従来の1100億円から1300億円、前期比59.2%増に上方修正。1250億円程度の市場予想も上回る水準に上方修正。
新興国二輪事業が想定以上に好調な推移となっているようだ。高水準の第1四半期収益水準からみて、さらなる上振れなどを期待する動きも優勢。
◇みずほ 1660 +42.5続伸。
先週末に21年3月期の決算を発表、実績値は先の上方修正に沿った水準での着地となっている。
22年3月期は純利益が5100億円で前期比8.3%増の見通しとしており、市場コンセンサスを500億円程度上回る形になっている。与信費用の減少などを見込んでいる。
配当性向40%目安や機動的な自社株買いの実施方針も掲げている。今期に関しては増配の可能性なども示唆しているもよう。
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