*かぶとうし塾


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2021年5月13日木曜日

▽ドル反発_109円半ば ◇原油強い 令和3.5.13.Thus

13日 【日本株】
日経225 27,448.01 -699.50 -2.49%
TOPIX 1,849.04 -28.91 -1.54%
日経平均 ⇒-■WR_値幅調整 ⇒-■WR_値幅調整2 ⇒-■bear_値幅調整3
TOPIX ⇒-■WR_値幅調整 ⇒-▼Wr_値幅調整2 ⇒-■bear_値幅調整3
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【日経平均VI】
日経平均VI 28.31 +2.04 (+7.77%)⇒+◆',陰線(高値もみあい
日経平均VI 26.27 +3.57 (+15.73%)⇒+△'WR(大幅に上げる
日経平均VI 22.70 +4.50 (+24.73%)⇒+□'WR(大幅に上げる_20突破
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米消費者物価、前月比で2009年以来の大幅な伸び-主因は中古車価格
来年の米利上げ開始に賭ける動き広がる-予想上回る4月CPI受け
12日の米S&P500種株価指数は2月以来の大幅安、米10年債利回りは1.69%と7ベーシスポイント(bp)上昇で終了
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13日 日本株3日続落、米インフレや金利上昇を懸念-輸出やソフトBG安い


・13日 東京株式相場は3日続落。
・米国の消費者物価が2009年以来の伸びとなったことや、それに伴う長期金利上昇から景気先行きやバリュエーション調整の懸念が強まった。
・電機や精密機器など輸出関連、陸運株など内外需ともに売られ、自社株買いを発表しなかったソフトバンクグループは大幅安。

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◆市場は米雇用統計で6月にテーパリングの話が出る可能性は低くなったとみていたものの、米消費者物価のサプライズ感は大きかった。
◆米国株はハイテクのバリュエーション調整が起きやすいような水準まで短期的に上昇し、投資家が決算後の次を見据えたときにインフレへの漠然とした懸念からいったんポジションを落としやすい。
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米長期金利が上がったとはいっても3月のレベルはまだ超えていない。債券市場と比べても株式市場のほうがインフレをかなり懸念している。
◇ボラティリティー(変動性)の高まりからどこで落ち着くかは不透明だが、バリュエーションは低下しているため株式はエントリーのタイミングに入っている。

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【個別銘柄】NEC、丸井G、7&iHD、トヨタ自、ソフトバンクGなど

▲NEC 5140 -840大幅続落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1538億円で前期比20.5%増となり、計画をやや上振れた。
22年3月期は1200億円で同22.0%減益の見通し。▲コンセンサス水準を500億円近く下回る大幅減益見通しをネガティブに捉える動きが先行。
戦略的費用320億円の計上などが下振れ要因となるもよう。一方、中期計画では、26年3月期調整後営業利益3000億円などの強い計画が示された。

◇丸井G 1954 +80大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業益は153億円で前期比63.5%減となったが、先に修正済み。22年3月期は365億円で同2.4倍を見込むが、市場予想には届かず。
発行済み株式数の8.4%に当たる1800万株、300億円を上限とする自社株買い実施を発表。
当面の需給面での下支えとして、ポジティブ視。会社側では、26年3月期までの期間に今回分含め500億円の自社株買いを行う計画。

▽7&iHD 4820 +228大幅反発。
米アクティビストのバリューアクト・キャピタルが株式の大量保有を明らかにしている。現在3800万株以上を保有しているもようで、時価は1740億円超の水準となる。
バリューアクトは、オリンパスやJSRなどの主要株主にも名を連ねている。
同社に対しては、「セブンイレブン」事業に経営資源を集中するか、同事業をスピンアウトすれば、時価総額は倍以上になると主張のもよう。

◆トヨタ自 8392 -131急反落。
前日の取引時間中に決算発表、その後株価は切り返す動きとなったが、本日も地合い悪の中で相対的に底堅い動きとなった。
21年3月期営業利益は2兆1977億円で前期比8.4%減、22年3月期は2兆5000億円で同13.8%増を見込む。
今期見通しは市場想定に近い水準だのもよう。また、4100万株を上限とする自社株買いも発表したが、実施への期待値は低かったことでポジティブなインパクトが強いもよう。

◆ソフトバンクG 8467 -713大幅続落。
前日に21年3月期決算を発表、純利益は4兆9879億円となり、過去最大の赤字となった前期から一転し、国内企業の純利益では過去最大を記録。
複数の投資先企業の上場などにより、ビジョンファンドの投資利益が膨らんだ。
今後1-2年で上場する企業も多いと見られ、当面はファンドの投資益拡大が期待されている。ただ、本日は米ナスダックの大幅安を受けて、含み益の減少が警戒された。

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NYダウ   ⇒-▲'nr調整1 ⇒-▼,Bear_調整2_sup25 ⇒-■wr_調整3-br25MA
NASDAQ  ⇒-▽買戻し ⇒+△bull_出来少 ⇒-■'bear_調整1
5.12
NYダウ 33,587.66 -681.50 -1.99%
NASDAQ 13,031.68 -357.74 -2.67%
S&P500指数 4,063.04 -89.06 -2.14%
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-■wr_調整3-br25MA ⇒ダウ続落し681ドル安。投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は前日比26%高の27.59と、不安心理が高まった状態とされる20を大きく上回った。投資家心理がリスク回避に傾き、株の持ち高を減らす動きが広がった。ダウ平均の下げ幅は一時700ドルを超えた。

-■'bear_調整1 ⇒12日発表の4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇し、米長期金利が1.7%に迫った。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が下げた。
SOX指数
SOX指数 2,851.15 −124.86 (-4.20%)( ⇒-■WR_値幅調整 ⇒+▽反発_買戻し ⇒-■bear_調整1  
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VIX指数
VIX恐怖指数 27.59 +5.75 (+26.33%) ( ⇒+□,WR_急騰 ⇒+△ひげ_高値圏 ⇒+□,WR_大幅急騰
+26.33P 3連日大幅に上げる。( 金融引き締め、金利高を警戒 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆◆◇◆◆◆//◆◆◆▽ ドル円 108円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆◇◇//◇◆◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◆◇◇◇//◇◇◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽□◆◆◇//_▼◇◇ 65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発_109円半ば ◇原油強い  
5.13
米ドル/円 109.667 109.661 - 109.679 +0.02 (+0.02%)
ユーロ/円 132.402 132.381 - 132.423 +0.04 (+0.03%)
ユーロ/米ドル 1.207 1.2072 - 1.2074 +0.00 (+0.01%)
豪ドル/円 84.736 84.734 - 84.804 +0.05 (+0.06%)
NZドル/円 78.490 78.494 - 78.622 +0.04 (+0.05%)
英ボンド/円 154.157 154.07 - 154.197 +0.58 (+0.38%)
スイスフラン/円 120.645 120.615 - 120.702 +0.08 (+0.06%)
原油(WTI原油先物) 65.72 +0.44 +0.67%( ⇒+▽,bull⇒+▽,bull ⇒+▽,bull3   

◆ドル下落 +◇原油_下げ止まり 
5.12
米ドル/円 108.615 108.612 - 108.634 +0.02 (+0.02%)
ユーロ/円 131.968 131.952 - 131.975 +0.05 (+0.04%)
ユーロ/米ドル 1.215  1.2149 - 1.215 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 85.160 85.182 - 85.213 +0.01 (+0.01%)
NZドル/円 78.993 78.939 - 79.024 +0.02 (+0.03%)
英ボンド/円 153.640 153.53 - 153.64 -0.04 (-0.03%)
スイスフラン/円 120.178 120.201 - 120.249 +0.04 (+0.03%)
原油(WTI原油先物) 65.45 +0.53 +0.82%( ⇒-◆'bear_調整 ⇒+▼'nr_調整3⇒+▼,陰線_調整4

◆ドル下落_108円後半 -▼原油_調整4
5.11
米ドル/円 108.837 108.817 - 108.857 +0.04 (+0.03%)
ユーロ/円 132.038 132 - 132.067 +0.09 (+0.07%)
ユーロ/米ドル 1.213  1.213 - 1.2132 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 85.234 85.241 - 85.267 +0.05 (+0.06%)
NZドル/円 79.014 79.076 - 79.098 -0.03 (-0.04%)
英ボンド/円 153.680 151.867 - 154.028 +1.80 (+1.19%)
スイスフラン/円 120.712 120.774 - 120.798 -0.00 (-0.00%)
原油(WTI原油先物) 64.88 -0.02 -0.03%( ⇒-◆'bear_調整 ⇒+▼'nr_調整3⇒-▼'nr_調整4

1.12日発表の4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇し、米長期金利が1.7%に迫った。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が下げ、消費関連や景気敏感株にも売りが広がった。投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は前日比26%高の27.59と、不安心理が高まった状態とされる20を大きく上回った。投資家心理がリスク回避に傾き、株の持ち高を減らす動きが広がった。

2.機械のハネウェル・インターナショナルや航空機のボーイングなど資本財株も安い。

3.長期金利上昇で相対的な割高感が意識されやすい高PER銘柄が売られた。主力ハイテク株は総崩れとなり、ソフトウエアのマイクロソフトは3%安、スマートフォンのアップルは2%安。電気自動車のテスラが4%強下げた。半導体製造装置のアプライドマテリアルズが7%下げるなど、半導体関連株への売りが目立った。ホームセンターのホーム・デポが4%安。


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【NY外為】

▽ドル上昇、対円で109円台後半-国債利回り上昇で

//◆◇◆◆◆//◆◆▽
・ドルが主要10通貨に対して上昇。
・CPI発表後の米国債利回り上昇が背景となった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%高と、4月30日以来の大幅上昇となった
・ドルは対円では1%高の1ドル=109円67銭。
・ユーロは対ドルで0.6%安の1ユーロ=1.2072ドル。


【米国株】

▲米国株は3日続落、ハイテクやウッド氏ETFに売り

//◇▲▲▽▽//▲▼▲
・12日の米金融市場では株式が3日続落し、国債利回りが上昇。
・4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなり、物価上昇圧力が景気回復を妨げるとの懸念が高まった。
・この日もテクノロジー株が売られ、中でもアップルとマイクロソフトの下落がナスダック100指数を押し下げた。
・S&P500種株価指数は2月以来の大幅安となり、エネルギーを除く業種別指数全てが下落。
5.12
「株式相場は最高値近辺での推移が続き、経済再開トレードの大部分がすでに織り込まれていた」と
「このため、インフレ指標の大幅な伸びで現実にやや引き戻されることがあっても、無理はない」と


【米国債】

◆米国債は続落、10年債利回り1.69%に上昇 

//▽◇◆◆◆//◆◆▲
・米国債は下落。( 利回り上げる )

・米10年債利回りが7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.69%。 


【原油】

◇NY原油先物、4日続伸-米在庫減で需給改善浮き彫り

//▽▽◆◆◇//◇◇◇
・原油先物相場は4営業日続伸し、3月初旬以来の高値。
・政府統計によれば、米国内の原油在庫は先週、2月下旬以来の低水準となった。今回の週間統計は、米最大のパイプライン網がサイバー攻撃の影響で操業停止に追い込まれる前の段階での在庫水準。
・WTI先物6月限は80セント(1.2%)高の1バレル=66.08ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は77セント上昇し69.32ドル。


【NY金】

▲NY金先物、続落-CPI統計受け債券利回りとドルが上昇 

//▽▲▽▽▽//◇▲▲
・金先物相場は続落。
・4月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなり、債券利回りとドルが上昇したことが手掛かり。
・金先物6月限は0.7%安の1オンス=1822.80ドル。


【欧州株】

◇反発して取引を終えた

//▲▽◆▽//◇▼◇
・原油価格が2年ぶりの高値を付けたことでエネルギー株が買われた。急速な景気回復の兆しと前向きなエネルギー需要見通しを受け、原油価格が上がった。
・米消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸び、米国株式相場の重しとなったものの、欧州株式市場に影響はなかった。
・米国の急速な物価上昇への懸念がある中でも、好決算や早期の経済回復への期待が相場を押し上げた。
・欧州600種石油・ガス株指数は1.95%上昇。
・先進国が経済活動を再開する中、高い流動性や世界的な半導体チップ不足、一次産品の値上がりにより、物価が急上昇するとの不安が高まっている。

【欧州債】

◆債券利回りが序盤の低下から切り返し上昇に転じた 

//◇◆◆◆//◆◆◆
・予想を上回る米インフレ指標を受けた。
米労働省が12日に発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、総合指数が前年比4.2%上昇し、2008年9月以来、約12年半ぶりの大幅な伸びを記録した。金融市場で長期にわたるインフレ高進に対する懸念が増大する可能性がある。


12日 【日本株】
日経225 28,147.51 -461.08 -1.61%
TOPIX 1,877.95 -27.97 -1.47%
日経平均 ⇒+△bull3_Br25MA ⇒-■WR_値幅調整 ⇒-■WR_値幅調整2
TOPIX ⇒+□bull3_Br25MA ⇒-■WR_値幅調整 ⇒-▼Wr_値幅調整2
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.27 +3.57 (+15.73%)⇒+△'WR(大幅に上げる
日経平均VI 22.70 +4.50 (+24.73%)⇒+□'WR(大幅に上げる_20突破
日経平均VI 18.20 -0.28 (-1.52%)⇒-▼bear(下げる
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トヨタ、今期営業益14%増、コロナ前の水準に-市場予想は下回る
米求人件数、3月は過去最高の812万件-労働需要の急増広がる
11日のニューヨーク原油先物は0.6%高の1バレル=65.28ドル。米国10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇の1.62%程度
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12日 日本株は大幅続落、米CPI発表控えインフレ警戒-電機や機械安い


・12日 東京株式相場は大幅に反落。
・米消費者物価指数(CPI)発表を今夜に控え、米国の景気回復によるインフレへの警戒が続き、電機や情報・通信、機械などを中心に幅広い業種が安かった。
・東京エレクトロンなど半導体関連株が値を崩し、日経平均株価の下げ幅は午後に一時700円を超え、節目の2万8000円を割り込んだ。
・トヨタ自動車株が決算発表後に反発し、指数の下げ幅は縮小した。

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実際に米国がテーパリングするかは別として、マーケットは金利上昇への警戒が強く、構成銘柄に成長株の多い東証マザーズ指数も押し下げた。
トヨタ自動車の決算は、アナリスト予想を下回った結果だったがアナリストと実際に売買する投資家の目線が異なり株価は上昇したのだろう。
物価の先高観が強まれば利上げしないと景気はオーバーペースになるが、金利が上昇するとハイテク株は今のバリュエーションでは厳しくなる。
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米求人件数の増加は賃金上昇につながる。給付金が出ている間は働くモチベーションが低いために労働者が集まりにくい。政策絡みでいびつになっている状況はコストが押し上げるインフレの要因になる。
経済が良くなり金利は上昇する方向でみざるを得ず世界的な金利上昇を背景としてバリュエーション調整が進む。こうしたバリュエーション調整のため、日本ではきのうに続き相対的に成長株が下落。

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【個別銘柄】神戸鋼、シャープ、日産自など

▲神戸鋼 817 -83大幅続落。
前日に21年3月期の決算を発表、経常利益は162億円で前期比243億円の損益改善となっている。
22年3月期は450億円で同2.8倍の見通しとしているが、前下半期が500億円以上の水準であったため、期待以下の水準と捉えられている。
足元で他の鉄鋼大手が好業績見通しを示し、同社に関しても期待感は高まっていたとみられる。機械事業の伸び悩みなどを映しているもよう。

◇シャープ 1853 +112大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は831億円で前期比61.5%増益、市場想定を70-80億円程度上回った。巣ごもり需要などが継続しているようだ。
22年3月期は1010億円で同21.5%増益の見通しとしており、市場予想を150億円程度上振れている。
営業利益率4%への向上を想定している。足元で特に期待感が先行していたわけでもなく、コンセンサスを上回る業績推移が評価される形。

▲日産自 520.5 -58.1大幅続落。
前日に21年3月期の決算を発表、営業損益は1507億円の赤字、1-3月期が190億円の赤字と再度の赤字に転落しており、市場想定を下回る着地。
22年3月期は収支均衡水準を予想、市場コンセンサスは1000億円超の黒字であり、想定以上に収益改善が鈍いとみられている。
販売台数は増加する見込みだが、新車投資の増加や原材料費上昇などのコスト増を想定しているもよう。

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11日 【日本株】
日経225 28,608.59 -909.75 -3.08%
TOPIX 1,905.92 -46.35 -2.37%
日経平均 ⇒+◇Nr_もみあい ⇒+△bull3_Br25MA ⇒-■WR_値幅調整
TOPIX ⇒+◇Nr_もみあい ⇒+□bull3_Br25MA ⇒-■WR_値幅調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.70 +4.50 (+24.73%)⇒+□'WR(大幅に上げる_20突破
日経平均VI 18.20 -0.28 (-1.52%)⇒-▼bear(下げる
日経平均VI 18.48 -1.14 (-5.81%)⇒-■Wr(下げる
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ニューヨークガソリン先物0.3%高-原油先物は小幅高
ニューヨーク金先物、4日続伸-予想下回る米雇用統計受け
米国株はハイテク株中心に売り、ナスダック100は2.6%安
米10年債利回りは1.6%程度
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11日 日本株は大幅安、商品市況高で米インフレ懸念-東証1部9割超え下落


・11日 東京株式相場は大幅に反落。
・商品市況高騰によるインフレ加速が米経済の妨げになることが警戒された。
・半導体関連を含む電機をはじめ、機械や化学株などの下げが目立った。
・個別ではソフトバンクグループが6%超える下落となり、日経平均株価の下げ幅は900円を超えた。

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海外投資家にとってはドル建てベースで日本株が上がらず投資しにくい状態が続く中で、主要企業の決算発表で業績見通しが保守的で、国内のワクチン接種は遅れ、経済の回復が進む要素がない。
緩和マネーでコモディティ価格が上昇している上に、米国ではバイデン政権のインフラ投資により雇用が創出され最低賃金が上がり消費が拡大することを考えると、インフレが起きる状況は揃っている。
物価の先高観が強まれば利上げしないと景気はオーバーペースになるが、金利が上昇するとハイテク株は今のバリュエーションでは厳しくなる。
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期待インフレ率が上昇してきている一方で、名目金利は大きく上昇しておらず、投資家の中にインフレが長期化するのか迷いがある状況。
今週は米国で国債の入札や物価関連指標の公表を控え、一段の金利上昇への警戒感が意識され、見極めるまでは日本株は買いづらい。
米物価の伸び率は昨年4-6月期が極端に低く、目先の伸び率は強めに表れるが7-9月期以降は鈍化するという見方が、市場参加者でやや揺らいでおり成長株が不安定な動きをしている。

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【個別銘柄】東海カーボ、味の素、パナソニックなど

▽味の素 2410 +87.5大幅続伸。
前日に21年3月期決算を発表、事業利益は1131億円で前期比14.0%増、従来予想の1100億円をやや上回った。
22年3月期は1150億円で同1.6%増を見込み、配当金も前期比2円増と連続増配を計画する。
連続で過去最高益を更新する見通しだが、保守的な計画との見方も強い。また、発行済み株式数の4.55%に当たる2500万株、400億円を上限とする自己株式の取得実施を発表したことも好感。

▲東海カーボ 1701 -215大幅反落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は40.8億円で前年同期比39.6%減益となっている。
市場コンセンサスを10億円強上回っており、上半期計画に対する進捗率も88.6%に達している。
決算内容はポジティブと受けとめられるものの、業績上振れ期待から足元の株価は堅調推移となっており、本日は全体相場の地合い悪化もあって、目先の出尽くし感が先行する形。

▲パナソニック 1215.5 -75大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業益は2586億円で前期比12.0%減、ほぼ市場想定線とみられるが、1-3月期は前年同期比40.1%減と減益幅が広がった。
22年3月期は3300億円で前期比27.6%増を見込み、市場想定はやや下回る水準に。
決算数値に大きなサプライズは乏しいものの、オートモーティブの見通しが期待値を下回ることなどがマイナス視された。

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