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2025年12月11日木曜日

▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台 令和7.12.11.Thus

11日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,148.82 -453.98 -0.90%
TOPIX 3,357.24 -31.78 -0.94%
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日経平均 ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込.様子見 ⇒▲切下げ.調整
TOPIX ⇒◇nr.2Gap ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み.調整大
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.26 -0.76 -2.71% ⇒-△下がる ( 27台 )
日経平均VI 28.02 -0.02 -0.07% ⇒◆nr下げ ( 28台 )
日経平均VI 28.04 -0.31 -1.09% ⇒-△下がる ( 28台 )
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11日、債券上昇、20年債入札が強い結果-円横ばい圏、株式下落 ⇒

・11日の東京株式相場は下落。
・米IT大手オラクルの決算でAI投資への懸念が強まり投資家心理の重しになった。
・ソフトバンクグループが大幅安となり、業種では情報・通信や非鉄金属、機械などが下げた。
・半面、朝方は買われていたソフトバンクグループやアドバンテストなどAI関連銘柄が売られた。
・野村証券が格上げをしたホンダが上昇。
・SBI証券が目標株価を引き下げたサンリオは下落。

リード・キャピタルの副最高投資責任者(CIO)、ジェラルド・ガン氏
「オラクルのガイダンスは世界のテック市場心理に動揺をもたらしており、その影響がアジアにも及んでいる」と指摘。少なくとも年内の残り数週間は「株式が現在の水準から上昇する強い材料はあまり見当たらない」と。

楽天証券の窪田真之チーフストラテジスト
「FOMCを通過して好材料の出尽くし感があることに加え、最近の長期金利の上昇も相場の重しになっている」と。

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日経平均は続落、米株高も材料出尽くしで売り優勢 ⇒

・11日の日経平均は反発して取引を開始。
・寄り付き後は前日の米株高や円安・ドル高の動きを背景に買いが先行し、一時上昇幅を広げる場面もあった。

・ただ、前日の米国株の上昇や利益確定売りが出やすい局面もあり、取引には方向感に欠ける値動きとなった。
・為替市場は円安基調で推移し、輸出関連株への買いが意識される一方、景気敏感株を中心に戻り待ちの売りが進み、後場には下げ幅を広げる形で大引けを迎えた。

・大引けの日経平均は前日453.98円安の50,148.82円。

・卸売業、証券・商品先物取引業、海運業などが上昇。
・情報・通信業、非鉄金属、電気・ガス業などが下落。

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【個別銘柄】TOPPAN、良品計画、MRO、ソフトバンクG、くら寿司、ANYCOLOR など  ⇒


▽TOPPAN 4989 +154大幅続伸。
前日にエレクトロニクスをテーマとした事業戦略説明会が開催されたもよう。注目度の高いFC-BGAを含め、半導体パッケージ事業の市場見通しや技術ロードマップなどが説明されたようだ。
半導体関連事業については、26年3月期の売上高850億円から、31年3月期には約2700億円まで拡大との中期見通しが示されている。FC-BGA、次世代半導体パッケージ関連などが牽引するとみているようだ。

▽良品計画 3041 +52.5大幅続伸。
前日に11月の海外売上動向を発表している。東アジア、東南アジア・オセアニア、欧米事業ともに2ケタの高い増収率を記録しているが、東アジア事業における中国大陸も既存店売上高は前年同月比16.3%増となり、2ケタ成長が続く状態になっている。
日中対立激化の中で売上への影響も懸念されたが、こうした警戒感が払拭される形にも。

▽ MRO 2265 +87大幅反発。
前日には11月の月次動向を発表している。11月売上高は28724百万円となり、前年同期比19.9%増となっている。6月以来の高い増収率となったことをポジティブ視する動きが優勢のようだ。
11月の営業日数は18日、前年同月が20日であったことから、実態はより好調とも捉えられる。なお、新規顧客獲得数も116.9千アカウントとなっており、25年12月期に入ってから最大となっている。

▲ソフトバンクG 17225 -1435大幅続落。
米FOMCを受けて前日のナスダック指数は上昇、0.25%の利下げ決定は想定線だが、FRB議長会見は想定よりタカ派に傾いておらず、安心感が強まったもよう。決算発表を行った米オラクルが時間外取引で10%超の急落となっており、ネガティブ材料視されているもよう。
売上高や将来のクラウド契約数などが市場想定を下回っており、データセンターへの巨額投資に対する懸念の高まりにつながっているようだ。

▲くら寿司 3150 -215大幅続落。
前日に25年10月期の決算を発表、営業利益は54.6億円で前期比4.2%減となり、従来予想の50億円を上回る着地となっている。一方、26年10月期は50億円で同8.4%減と連続減益見通しに。
コメ価格の一段の上昇などを見込んでいるもよう。保守的な要素も強いとみられるが、コンセンサスを20億円程度下回るガイダンスにネガティブな反応が優勢となっている。

▲ANYCOLOR 4770 -1000急落。
前日に上半期決算を発表、営業益は111億円で前年同期比63.8%増となり、通期予想レンジは従来の205-215億円から210-220億円に、第1四半期決算時に続く上方修正となる。
コマースおよびイベントを中心に売上高が計画を上回って推移したようだ。年間配当金も従来計画の70円から75円に増額。ただ、営業益は第1四半期の同2.6倍に対して8-10月期は同横ばいにとどまり、出尽くし感に。

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12.11 動いた株・出来た株
◇三井物産<8031> 4505 +172 ⇒ 地熱発電技術開発の米新興企業と資本提携。

MonotaRO<3064> 2259 +81 ⇒ 11月の月次売上好調を評価。

◇パナHD<6752> 2017 +71 ⇒ 特に材料ないが高値更新で上値妙味。

◇アドバンテスト<6857> 20880 +730 ⇒ AIデバイス向け次世代メモリハンドラ発表も材料視。

◇キオクシアHD<285A> 9785 +315 ⇒ 米サンディスク上昇に連れ高も。

◇中外製薬<4519> 8399 +249 ⇒ シティグループ証券では目標株価を引き上げ。

◇良品計画<7453> 3079 +90.5 ⇒ 中国大陸での順調な売上成長確認で安心感。

◇資生堂<4911> 2332 +63.5 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では投資判断を格上げ。

◇荏原製作所<6361> 4041 +99 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では新規に買い推奨。

◇住友商事<8053> 5264 +115 ⇒ 連日の高値更新でショートカバーなど優勢か。


◆ANYCOLOR<5032> 4770 -1000 ⇒ 8-10月期増益率鈍化で出尽くし感優勢に。

◆ソフトバンクグループ<9984> 17380 -1280 ⇒ 米オラクルの時間外急落をネガティブ視。

◆くら寿司<2695> 3180 -185 ⇒ 今期の減益ガイダンスを嫌気。

◆北海道電力<9509> 1020 -44 ⇒ 泊原発の再稼働同意も出尽くし感。

◆住友ファーマ<4506> 2372 -92 ⇒ 25日線レベルが重しとなる形にも。

◆楽天銀行<5838> 7107 -267 ⇒ 日銀の利上げ期待は十分反映との見方にも。

◆IHI<7013> 2893.5 -108.5 ⇒ 本日は重工大手が揃って軟化。

◆川崎重工業<7012> 11300 -420 ⇒ リバウンド一巡感で戻り売り優勢。

◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1834 -67 ⇒ 直近では大和証券が投資判断2段階格下げ。
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月11日 at 6:02

①. FOMCが利下げ
米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き下げ、3.5-3.75%に設定することを決定した。利下げは3会合連続。2026年については、利下げ1回との見通しを維持した。利下げは賛成9、反対3で決定された。3人の反対票が出たのは2019年以来。シカゴ連銀のグールズビー総裁とカンザスシティー連銀のシュミッド総裁は、金利据え置きを主張した一方、マイラン理事は0.5ポイントの利下げを主張した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「政策スタンスの一段の正常化は、関税の影響が一巡した後、労働市場の安定化に寄与するとともに、インフレ率が2%に向けて再び低下基調をたどることを可能にするだろう」と述べた。

②. メタの戦略見直し
メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同社の軸足を収益化可能な人工知能(AI)モデルの開発に移しつつある。関係者によると、コードネーム「Avocado」と呼ばれる新たなAIモデルは来春公開される見通しで、クローズドモデルとなる可能性がある。この動きは競合のグーグルやOpenAIが採用している手法と同じで、メタが長年掲げてきたオープンソース戦略から大きな転換となる。同氏はこれまで、新たなツールや技術を一般に開放することがメタの製品を強化し、普及を促すと主張してきた。

③. DeepSeekが密輸半導体で開発
中国のAIスタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)は米国が対中輸出を禁止しているエヌビディアの次世代AI半導体「ブラックウェル」を使い、次期主力モデルの開発を進めているという。米メディアのジ・インフォメーションが報じた。同報道によれば、輸出が許可された国のデータセンター向けに送られたブラックウェル搭載のサーバーが検査終了後に分解され、中国に輸出されている。密輸に利用されている具体的な国の名前は挙げられていない。

④. ベネズエラ沖で石油タンカー拿捕
米軍はベネズエラ沖で制裁対象の石油タンカーを拿捕したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。今回の拿捕により、海運会社が同国の原油積み込みに一段と慎重になるとみられ、ベネズエラの原油輸出は一段と困難になる恐れがある。ベネズエラ産原油の大半は中国向けで、通常は仲介業者を介し、制裁リスクを背景に大幅な割引価格で輸出されている。

⑤. マイアミ市長選
9日に投開票された米フロリダ州マイアミ市長選で、民主党候補アイリーン・ヒギンズ氏の当選が確実になった。民主党の市長誕生は約30年ぶり。全ての開票所の開票が終了した時点で、ヒギンズ氏は共和党のエミリオ・ゴンザレス候補を18ポイント以上リード。AP通信や選挙情報サイトのディシジョン・デスクが当確を出した。民主党はニュージャージー州やバージニア州の知事選など、最近相次ぎ勝利を収めており、今回のヒギンズ氏の当選で勢いが増した格好だ。2026年の中間選挙を控え、共和党にとっては警戒シグナルだと広く受け止められている。
//◆▲◇◆◆◇//◆▽▽▲ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆◆◇//◆▽▽◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◇◇//_▲◆◇ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台
12.11
米ドル/円 155.94 - 155.97
ユーロ/円 182.19 - 182.46
ユーロ/米ドル 1.1688 - 1.1694
英ポンド/円 208.52 - 208.86
豪ドル/円 104.02 - 104.17
スイスフラン/円 194.87 - 195.09
原油(WTIC原油先物) 58.96 +0.71 (+1.22%) ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発

▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半 原油.◆bear.58ドル台
12.10
米ドル/円 156.82 - 156.89
ユーロ/円 182.29 - 182.45
ユーロ/米ドル 1.1624 - 1.1629
英ポンド/円 208.48 - 208.71
豪ドル/円 104.13 - 104.24
スイスフラン/円 194.45 - 194.70
原油(WTIC原油先物) 58.34 -0.54 (-0.92%) ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒▲bear

▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半 原油.▲Cog.Wr下落.58ドル台 
12.9
米ドル/円 155.92 - 155.93
ユーロ/円 181.43 - 181.49
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1639
英ポンド/円 207.64 - 207.79
豪ドル/円 103.25 - 103.32
スイスフラン/円 193.19 - 193.34
原油(WTIC原油先物) 58.87 -1.21 (-2.01%) ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落

週明け ◆ドル弱含み ◇円高ぎみ.155円前半 原油.◇bull.50MA突破.60ドル台  
12.8
米ドル/円 155.18 - 155.27
ユーロ/円 180.58 - 180.80
ユーロ/米ドル 1.1637 - 1.1644
英ポンド/円 206.65 - 207.01
豪ドル/円 102.93 - 103.11
スイスフラン/円 192.77 - 193.29
原油(WTIC原油先物) 60.12 +0.45 (+0.75%) ⇒◆bear ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破

StockCharts ⇒  

12.10
NYダウ   48,057.75 +497.46 +1.05%
S&P500   6,886.68 +46.17 +0.67%
NASDAQ 23,654.15 +77.66 +0.32%
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12.9
NYダウ   47,560.29 -179.03 -0.38%
S&P500   6,840.51 -6.00 -0.08%
NASDAQ 23,576.48 +30.58 +0.13%
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12.8
NYダウ   47,739.32 -215.67 -0.45%
S&P500   6,846.51 -23.89 -0.34%
NASDAQ 23,545.90 -32.22 -0.13%
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12.5
NYダウ   47,954.99 +104.05 +0.22%
S&P500   6,870.40 +13.28 +0.19%
NASDAQ 23,578.12 +72.99 +0.31%
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NYダウ(INDU) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽wr逆立
S&P500(SPX) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒◆nr.様子見 ⇒▽wr逆立  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nr.高値圏 ⇒◆nr吞込み.様子見 ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽切り返し.Sup10MA  

【 SOX指数 】
7,467.49 +94.98 (+1.29%) ⇒△nr.様子見 ⇒◇nr.bull.高値圏 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▽wr逆立.高値更新

【 VIX恐怖指数 】
15.77 -1.16 (-6.85%) ⇒◆下げ ⇒◆下げ ⇒▽上げ大 ⇒◇上げ ⇒▲下げ大
⇒-6.85P (15台)
⇒+1.62P (16台)
⇒+8.11P (16台)
⇒-2.34P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ反発し497ドル高 FRBの短期国債購入を好感、4万8000ドル台回復
▽wr逆立
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発
・米連邦準備理事会(FRB)がバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことが好感された。

▽切り返し.Sup10MA 
ナスダック総合株価指数は続伸
・アナリストが目標株価を引き上げた半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが買われた。

NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる

・FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが市場予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決定後、ダウは上げ幅拡大、またナスダックはプラスに転じた。

・FOMCメンバーによる政策金利の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。
・パウエル議長は会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。

・市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、ダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大する展開となった。
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1.
・FRBは10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決め、政策金利は3.50〜3.75%となった。パウエルFRB議長は記者会見で昨年からの断続的な利下げを経て政策金利が景気を冷やしもふかしもしない中立金利水準に近づいてきたとの認識を示した。「経済動向を見極めるのに良い立ち位置にいる」と話し、次回会合での政策の方向性には踏み込まなかった。

・FOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では来年の0.25%の利下げ予想回数が1回と前回9月と変わらなかった。2025年の3回からは減った。ただ、市場では「想定通りだった」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声が多かった。

・FOMC結果とあわせて、FRBは市場に必要な資金を供給するために米財務省証券(TB)の購入を始める方針を示した。量的緩和(QE)とは異なるが、金融市場に流動性を供給することで株などのリスク資産に資金が流入しやすくなるとの思惑につながった面があった。

・米長期金利はFOMC後に一時前日比0.06%低い(債券価格は高い)4.13%に水準を切り下げた。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りの低下も目立った。株式の相対的な割高感が薄れたことも買いを後押しした。

・利下げの恩恵を受けるとの期待で消費関連や景気敏感株、金融株の上昇が目立った。ダウ平均の構成銘柄ではアナリストが「買い」で投資判断を開始したナイキが高い。キャタピラーやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、JPモルガン・チェースなどにも買いが入った。一方、マイクロソフトやウォルマート、ボーイングが売られた。

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2.セクター別では
・耐久消費財・アパレルが上昇。
・食・生活必需品小売が下落。

・利下げの恩恵を受けるとの期待で消費関連や景気敏感株、金融株の上昇が目立った。
・アナリストが「買い」で投資判断を開始したナイキが高い。
・キャタピラーやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、JPモルガン・チェースなどにも買いが入った。
・医薬品開発・製造のイーライリリー(LLY)はアラバマ州に60億ドルかけ、肥満治療薬関連の製造施設を建設すると発表し、上昇。
・医薬品メーカーファイザー(PFE)は上昇。---中国のヤオファーマと肥満治療薬の製造に関するライセンス契約を締結したと発表。


・マイクロソフトやウォルマート、ボーイングが売られた。
・オラクル(ORCL)は2026年度第2四半期の業績を発表し、売上高が市場予想に届かず株価は時間外で下落している。


3.
・テスラやアルファベットが上昇。

SOX指数 ⇒  
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◇ TSM 310.14 2.22%
◆ エヌビディア 183.78 -0.64%
◇ ASML 1119.32 0.71%
◇ インテル 40.78 0.69%
◇ QCOM クアルコム 89.64 0.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 275.15 3.00%
◆ AMD 221.42 -0.09%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 263.71 4.47%
◇ テラダイン 204.01 2.02%
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◇ TSM 303.41 0.51%
◆ エヌビディア 184.97 -0.33%
◆ ASML 1111.44 -0.74%
◇ インテル 40.5 0.50%
◆ QCOM クアルコム 89.1 -0.34%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 267.14 -0.38%
◇ AMD 221.62 0.23%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 252.42 2.23%
◆ テラダイン 199.97 -1.49%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 301.87 2.43%
◇ エヌビディア 185.55 1.72%
◇ ASML 1119.69 1.84%
★ インテル 40.3 -2.68%
◆ QCOM クアルコム 89.4 -0.62%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 268.16 0.06%
◇ AMD 221.11 1.44%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 246.92 4.09%
◇ テラダイン 202.99 1.11%
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【米国市況】 株・国債ともに上昇、パウエル氏の発言追い風-ドル下落 ⇒

【NY外為】 ▲ドル下落 ▽円反発.155円後半
//▲◇◆◆◇//▽▽▲ 
・ニューヨーク外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が国債利回りと並んで低下した。
・円は対ドルで上昇。パウエル議長の会見中に0.7%高の155円80銭まで買われる場面があった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 51 分
⇒¥156.07 -¥0.81     -0.52%
⇒¥156.93 ¥1.01 +0.65%
⇒¥155.94 ¥0.61 +0.39%
⇒¥155.34 ¥0.24 +0.15%

>>12.8
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はタカ派なメッセージを浸透させるのに苦労するかもしれないとリポートで指摘。「市場はすでにタカ派な発言を重視しない傾向を強めており、楽観的な投資家はごくわずかなハト派的ニュアンスでも、来年の積極的な利下げサイクルへとリスクバランスが傾斜している証拠として飛びつく可能性がある」と。

【米国株】
◆下落
//▲◇▽◇◇//▲◆

・10日の米国株式市場は主要3株価指数がそろって上昇。
・注目の連邦公開市場委員会(FOMC)会合は予想通り3会合連続の利下げを決定。
・今回の会合では0.25ポイントの利下げに加え、銀行準備を供給するための短期国債の新規購入を決定。

12.10
エバーコアISIのクリシュナ・グハ氏
「全体として適度なタカ派的利下げで、最大限のタカ派的利下げではない」と指摘。生産性と成長に関するパウエル議長の見解は「非常にリスクフレンドリー」だ。

ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのポートフォリオマネジャー、ダニエル・シルク氏
「FRBは今後の動きはデータ次第だと強調し、会合ごとに判断する姿勢へ明確に移行した」と指摘。「パウエル議長は記者会見でこの姿勢を改めて強調した。今回の利下げを新たなサイクルの開始ではなく『慎重な調整』と捉えていると述べた」と。

クリアブリッジ・インベストメンツの経済・市場戦略責任者ジェフ・シュルツ氏
FRBの指導部交代が目前に迫る中で、トレーダーがパウエル議長やFOMCの慎重な見通しを軽視している可能性があると。

【米国債】
▽上昇
//◆◆▽▲▲//▲◆▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・国債利回りは短期ゾーンを中心に下がり、金融政策見通しに敏感な2年債は約7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。

・米10年債利回り
⇒4.15% -3.5 -0.84%
⇒4.19% 2.2 +0.52%
⇒4.17% 3.3 +0.80%
⇒4.14% 3.9 +0.95%
  
12.10
JPモルガン・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏
「声明は懸念されていたほどタカ派的ではなかった」と指摘。「タカ派の反対票は2人、ハト派の反対票は1人にとどまった。インフレおよび失業率に関するリスク評価を巡ってFRB内で大きな意見の相違があることを踏まえると、これは大きな問題ではない」と。

ハートル・キャラハンのブラッド・コンガー最高投資責任者
長めのデュレーションを維持すべきだと。
「パウエル議長の発言もドットチャート(金利見通し)も、市場にとって重要ではないはずだ。当社での見解では、雇用市場は減速している」と指摘。「労働市場の弱さはインフレを(ゆっくりと)押し下げ、追加利下げを正当化するだろう。 ハセット国家経済会議(NEC)委員長が就任する頃には、フェデラル・ファンド金利(FF金利)は3%になっている可能性が高い」と。

【原油】
▽反発
//▽◆◇▽◇//▲◆▽ 
・ニューヨーク原油先物相場は反発。
・米軍がベネズエラ沖で制裁対象の石油タンカーを拿捕(だほ)したとの報道が材料となった。
・今回の拿捕により、海運会社が同国の原油積み込みに一段と慎重になるとみられるため、ベネズエラの原油輸出は大幅に困難になる恐れがある。ベネズエラ産原油の大半は中国向けで、通常は仲介業者を介し、制裁リスクを背景に大幅な割引価格で輸出されている。

⇒WTI先物1月限は、前日比21セント(◇0.36%)高の1バレル=58.46ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆1.1%)安の1バレル=58.25ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比1.20ドル(▲2%)安の1バレル=58.88ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比0.41ドル(◇0.7%)高の1バレル=60.08ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.44%高の62.21ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.9%下げて61.94ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限も▲2%下げて62.49ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.8%上げて63.75ドル。

12.10
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「緊張はエスカレートし続けており、短期的な供給リスクを一定程度もたらしている」と。
その上で、トランプ米政権が「石油とガソリンの価格を抑え込みたいという明確な意図を示していることを踏まえ、市場が織り込むリスクプレミアムは小幅にとどまっている。いかなる混乱も短期的なものと依然見なされている」と。<>
br 【NY金】
◇続伸
//◇▲◇◇◇//◆◇◇
・金スポット相場は続伸。
・FOMCで市場予想通り0.25ポイントの利下げが決まった後、上昇に転じた。

・スポット価格はFOMC決定が伝わった後も前日終値を挟んで上下に振れる場面があったが、パウエル議長の会見中に上げ幅を拡大した。ドルの下落と米国債利回りの低下が支えとなった。

⇒金先物2月限は、FOMC決定前に11.50ドル(◇0.3%)安の4224.70ドル。
⇒金先物2月限は18.50ドル(◇0.4%)高の4236.20ドル。
⇒金先物2月限は25.30ドル(◆0.6%)安の4217.70ドル。
⇒金先物2月限は前日比◇変わらずの4243ドル。

>>12.9
ストーンXファイナンシャルの市場分析責任者ローナ・オコネル氏
トレーダーは「確実に利下げを見込んでいる」と述べた。利息を生まない金などの貴金属にとって、金利低下は相対的な投資妙味を高めると。

フィッチ・ソリューションズ傘下BMIのアナリスト
FRBが利下げ方針を停止するとの見方が広がれば、金価格の重荷になり得るとリポートで指摘。「2024年に始まった金融緩和サイクルの勢いが鈍り始めれば、1オンス=4000ドルを下回る可能性がある」と。

【欧州市況】 米FOMC前に様子見ムード-株、債券とも小動き ⇒

12.10
英FTSETM100 9,655.53 +13.52 +0.14%
独DAX 24,130.14 -32.51 -0.13%
仏CAC40 8,022.69 -29.82 -0.37%
--------------------------------------------------------------
12.9
英FTSETM100 9,642.01 -3.08 -0.03%
独DAX 24,162.65 +116.64 +0.49%
仏CAC40 8,052.51 -55.92 -0.69%
--------------------------------------------------------------
12.8
英FTSETM100 9,645.09 -21.92 -0.23%
独DAX 24,046.01 +17.87 +0.07%
仏CAC40 8,108.43 -6.31 -0.08%
--------------------------------------------------------------
12.5
英FTSETM100 9,667.01 -43.86 -0.45%
独DAX 24,028.14 +146.11 +0.61%
仏CAC40 8,114.74 -7.29 -0.09%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒▲nr.調整⇒◆nr.調整.10MA割れ ⇒◆nr.様子見 ⇒◇nr反発.様子見
独DAX ⇒▽Bull.50MA突破 ⇒◇nr切返し.3up ⇒▽bull.4up ⇒▲nrはらみ.様子見
仏CAC40 ⇒▲押さえ.調整 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.調整大 ⇒◆nr.調整

◆もみあい
//◆◇◇▽◇//◆◆◆
・欧州株はほぼ横ばいで推移。---FOMCで利下げが広く予想される中、世界的な金融緩和サイクルが終わりに近づいているとの懸念。
・ストックス欧州600種指数は、終値でほぼ横ばいだった。
・銀行株と鉱業株が上昇。
・自動車株と公益事業株は下落。

【欧州債】
◆もみあい
//◆◇◇◆◆//▲◇◆ 
・10日の欧州債券市場は、方向感を欠いた動きとなった。
・ドイツ10年債利回りは横ばいの2.85%で取引を終えた。
・ECBのラガルド総裁が「域内の成長予測は上方修正される可能性が高い」と発言したことを受け、フランス10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、3.61%と3月以来の高水準に上昇。

・独国債10年物
⇒2.85% +0.00
⇒2.85% -0.01
⇒2.86% +0.06
⇒2.80% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.51% +0.00
⇒4.51% -0.02
⇒4.53% +0.05
⇒4.48% +0.04
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