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2025年10月30日木曜日

◇ドル反発 ▲円弱含む.152円半ば 原油.◇nrはらみ.60ドル台 令和7.10.30.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月30日 6:01 JST

①. FOMCが0.25ポイント利下げ
米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き下げ3.75-4%に設定した。利下げは2会合連続。バランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)を12月1日で終了するとも明らかにした。会合後の声明では、「ここ数カ月で雇用へのリスクが高まった」と指摘した。マイラン連邦準備制度理事会(FRB)理事が再び0.5ポイント利下げを求めた一方、カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は金利据え置きを主張して反対票を投じた。パウエル議長は会合後の記者会見で「12月会合での追加利下げは既定路線ではない。そう呼ぶ状況からは程遠い」と語った。

②. エヌビディア時価総額が5兆ドル
エヌビディアが世界で初めて時価総額5兆ドル(約760兆円)を突破した。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)による一連の提携拡大が、人工知能(AI)ブームをさらに加速させている。株価の終値は3.1%高の207.16ドル。時価総額は5兆ドルの大台をやや上回って終えた。約4カ月前に4兆ドルを超えたばかりだった。フアン氏は、ノキアやサムスン電子、現代自動車グループなどと、次々に供給合意を結んでいる。

③. 米韓が通商交渉で合意
米国と韓国が通商交渉で合意した。韓国大統領府の金容範政策室長は米国の造船業に1500億ドル(約22兆8400億円)を投資し、残り2000億ドルを米国と日本が結んだものに類似した投資枠組みに充てると説明。ただ、この枠組みによる米国への投資は年200億ドルに制限されると述べた。韓国車に対する米国の関税は15%に引き下げられることになった。韓国ウォンは上昇。

④. 30日に米中首脳会談
トランプ米大統領は、合成麻薬フェンタニルを巡る中国の協力を理由に、米国が中国製品に課している関税を引き下げるとの見通しを明らかにした。30日の習近平国家主席との会談では、米エヌビディア製の画像処理半導体(GPU)「ブラックウェル」を巡り協議する見込みだとした。両首脳は会談で緊張緩和を目指している。

⑤. 大手ハイテク決算
アルファベットの7-9月(第3四半期)決算では、売上高が市場予想を上回った。AI関連の新興企業がグーグルの支援や計算能力を求める動きが広がり、クラウド部門の業績が伸びた。マイクロソフトは注目度の高いクラウドコンピューティング事業「Azure(アジュール)」の伸びが、一部投資家の期待に届かなかった。全体の売上高と1株当たり利益はともに予想を上回った。メタ・プラットフォームズは2026年の総経費が大幅に増加する見通しを示した。AI分野の投資を歴史的水準で継続する方針も明らかにした。
30日 【日本株】 ⇒
日経平均 51,325.61 +17.96 +0.04%
TOPIX 3,300.79 +22.55 +0.69%
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日経平均 ⇒▽High.高値更新 ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒◇nr.様子見
TOPIX ⇒▽High.高値更新 ⇒▲切落とし.窓埋め調整 ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽反発.Sup10MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 29.35 -0.16 -0.54% ⇒▲押さえ ( 29台 )
日経平均VI 29.51 +2.18 +7.98% ⇒▽反発 ( 29台 )
日経平均VI 27.33 -1.35 -4.71% ⇒▲吞込み ( 27台 )
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30日、円下落転換、日経平均高値-日銀年内利上げ期待膨らまず ⇒

・30日の東京株式相場は上昇。
・人工知能(AI)関連需要への期待が周辺インフラも含めて根強く、電機や非鉄金属で買いが先行した。
・東京エレクトロンなど半導体関連の一角や、日立製作所やフジクラなどAIに必要な電力インフラを手掛ける銘柄が上昇。
・エヌビディアなど半導体を中心とした米ハイテク株高のほか、アルファベットやキャタピラーなどのAI関連需要を受けた好決算も追い風となった。

SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長
「ベッセント米財務長官の発言などもあり、もしかしたら10月の利上げがあるかもしれないとの思惑があった」として、日銀が政策を維持したことでいったん安心感につながったと。

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日経平均は続伸、売り買い交錯し終日方向感に欠ける展開 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は反落して取引を開始。

・寄り付き後は利益確定売りが先行したものの、前日の米国株や円安進行を背景に半導体関連を中心に買い戻しの動きもあり、終日を通して前日終値付近を推移する方向感に欠ける値動きとなった。

・大引けの日経平均は前日比17.96円高の51325.61円。

・非鉄金属、鉱業、電気・ガス業などが上昇。
・陸運業、空運業、情報・通信業などが下落。

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【個別銘柄】山崎パン、コマツ、ディスコ、JR東海 、NEC など  ⇒


▲山崎パン 2971 -125大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は100億円で前年同期比29.3%増となり、市場予想を5億円ほど超過した。通期予想は従来の575億円から590億円と、コンセンサス並み水準にまで上方修正した。
サンデリカなど子会社群が好調のようだ。ただ、値上げは必要に応じて行うとの考えを示すにとどまり、今回の値上げ発表はなされていない。来年度業績に対する不透明感が強まる格好になったようだ。

▲コマツ 5235 -315大幅続落。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1367億円で前年同期比6.7%減となったが、ほぼ市場予想線上とみられる。一方、通期予想は従来の4780億円から5000億円に上方修正したものの、コンセンサスは5600億円程度の水準で、修正幅は想定より小幅にとどまったとの見方が優勢。
インドネシア需要の減退などが意識されているようだ。値上げによる今後の米国販売の動向も不透明との見方に。

▲ディスコ 51760 -4630大幅反落。
前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は444億円で前年同期比4.3%増、出荷額は964億円となり、単体速報値から試算された水準となった。一方、10-12月期の出荷額見通し1016億円はほぼ想定線だが、営業利益は328億円を想定しており、コンセンサスを80億円程度下振れる。
販管費の増加などが差異の背景とみられる。保守的な傾向は強い銘柄であるが、利食い売りを促す形のようだ。

▲JR東海 3793 -341大幅続落。
リニア中央新幹線の品川-名古屋間の工事費が、従来見込みの7兆円から11兆円に増える見通しだと発表している。着工時点での想定5.5兆円からは2倍の水準に膨らむもよう。労務費を含め物価高騰の影響で2.3兆円、トンネルなど難工事への対応で1.2兆円などとしている。
今後の業績面への影響が懸念される格好に。なお、同時に発表した上半期決算は市場想定を上振れ、通期予想を上方修正している。

▽NEC 5775 +671急伸。
前日に第2四半期決算を発表、営業利益は832億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を250億円強上回る。とりわけ、国内ITの収益性改善が目立つ状況になった。通期予想は従来の3100億円から3300億円に引き上げた、コンセンサスは3200億円程度であったとみられる。
なお、米通信事業者向けソフトウエア企業CSGシステムズを約4417億円で買収することも発表した。

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10.30 動いた株・出来た株
◇日本電気<6701> 5756 +652 ⇒ 10-12月期は市場予想上回り通期予想も上方修正。
◇Link-U グループ<4446> 1112 +105 ⇒ 25日線レベルを支持線と意識も。
◇三井海洋開発<6269> 9900 +1010 ⇒ レアアース関連の一角として根強い人気。
◇東京電力HD<9501> 739.4 +33.5 ⇒ 本日は決算発表が予定されている。
◇ローツェ<6323> 2121.5 +89.5 ⇒ 半導体製造装置関連は全般的に堅調地合いが続く。

◆東海旅客鉄道<9022> 3825 -309 ⇒ リニア工事費の増加見通しを発表で。
◆ディスコ<6146> 53070 -3320 ⇒ 10-12月期営業利益見通しは市場予想を下振れ。
◆山崎製パン<2212> 2966 -130 ⇒ 足元の業績好調も値上げは発表されず。
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//◆▽▽◇◇◇//◇◆▲◇ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◇◇◇//◇◆◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇▽▽◆//_◇▲◇ 原油  60ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル反発 ▲円弱含む.152円半ば 原油.◇nrはらみ.60ドル台
10.30
米ドル/円 152.61 - 152.72
ユーロ/円 177.06 - 177.20
ユーロ/米ドル 1.1602 - 1.1603
英ポンド/円 201.34 - 201.56
豪ドル/円 100.25 - 100.41
スイスフラン/円 190.76 - 190.99
原油(WTIC原油先物) 60.36 +0.21 (+0.35%) ⇒▲拍子木 ⇒◇nrもみあい ⇒▲Bear.窓埋め ⇒◇nrはらみ

▲ドル弱い ▽円高ぎみ.152円前半 原油.▲Bear.窓埋め.60ドル台
10.29
米ドル/円 152.15 - 152.17
ユーロ/円 177.25 - 177.34
ユーロ/米ドル 1.1650 - 1.1654
英ポンド/円 201.90 - 201.98
豪ドル/円 100.16 - 100.19
スイスフラン/円 191.70 - 191.75
原油(WTIC原油先物) 60.18 -1.13 -(1.84%) ⇒▽Bull.3up ⇒▲拍子木 ⇒◇nrもみあい ⇒▲Bear.窓埋め

◆ドルもみあい ◇円安維持.152円後半 原油.◇nrもみあい.61ドル台 
10.28
米ドル/円 152.79 - 152.82
ユーロ/円 177.94 - 177.98
ユーロ/米ドル 1.1646 - 1.1647
英ポンド/円 203.73 - 203.85
豪ドル/円 100.15 - 100.23
スイスフラン/円 192.09 - 192.26
原油(WTIC原油先物) 61.47 +0.16 +(0.26%) ⇒▽Bull.10MA突破 ⇒▽Bull.3up ⇒▲拍子木 ⇒◇nrもみあい

◇ドル強い ◆円安つづく.152円後半 原油.▲拍子木.61ドル台  
10.27
米ドル/円 153.02 - 153.06
ユーロ/円 177.95 - 178.09
ユーロ/米ドル 1.1629 - 1.1636
英ポンド/円 203.88 - 204.03
豪ドル/円 100.03 - 100.12
スイスフラン/円 192.19 - 192.26
原油(WTIC原油先物) 61.44 -0.35 (-0.57%) ⇒▽nr ⇒▽Bull.10MA突破 ⇒▽Bull.3up ⇒▲拍子木

StockCharts ⇒  

10.24
NYダウ   47,207.12 +472.51 +1.01%
S&P500   6,791.69 +53.25 +0.79%
NASDAQ 23,204.86 +263.06 +1.14%
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10.27
NYダウ   47,544.59 +337.47 +0.71%
S&P500   6,875.16 +83.47 +1.22%
NASDAQ 23,637.45 +432.58 +1.86%
--------------------------------------------------------------
10.28
NYダウ   47,706.37 +161.78 +0.34%
S&P500   6,890.89 +15.73 +0.22%
NASDAQ 23,827.49 +190.03 +0.80%
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10.29
NYダウ   47,632.00 -74.37 -0.16%
S&P500   6,890.59 -0.30 0.00%
NASDAQ 23,958.47 +130.98 +0.55%
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NYダウ(INDU) ⇒▽QUAD.高値更新 ⇒▽Gap.高値更新 ⇒+▲nr.高値更新 ⇒◆nr.調整
S&P500(SPX) ⇒▽High.高値更新 ⇒▽Gap.高値更新 ⇒+◆nr.高値更新 ⇒◆nr吞込み.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽High.高値更新 ⇒▽Gap.高値更新 ⇒◇nr.4up ⇒+◆nr.高値更新  
【 SOX指数 】
,327.93 +133.22 +(1.85%) ⇒◇nr.High.高値更新 ⇒▽Gap.高値更新 ⇒◇切り上げ.4up ⇒▽Gap.5up

【 VIX恐怖指数 】
16.92 +0.50 (+3.05%) ⇒▲切下げ ⇒-△下げ ⇒▽反発 ⇒▽切上げ
⇒-3.54P (15台)
⇒-5.38P (16台)
⇒+4.09P (18台)
⇒-1.97P (17台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ反落し74ドル安 利下げ継続への期待後退 ナスダックは連日の高値
◆nr.調整
ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落
・3営業日続けて過去最高値を更新した。米中貿易摩擦の緩和や米利下げ観測に加え、エヌビディアなど個別に好材料の出た銘柄への買いが主要株価指数を押し上げた。

+◆nr.高値更新
ナスダック総合株価指数は5日続伸
・ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の一角が上昇。
NYダウは74ドル安、12月利下げに不透明感

・半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。

・ハイテクが引き続き相場を押し上げたほか、利下げ期待に続伸。
・終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。

・ダウは下落に転じたが、ナスダックはプラス圏を維持、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。
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1.
・28〜29日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBは前回9月に続き0.25%の利下げを決めた。採決では、0.5%の利下げを主張したミラン理事と据え置きを支持したカンザスシティー連銀のシュミッド総裁が反対票を投じた。量的引き締め(QT)を12月1日に停止することも決めた。

・記者会見でパウエルFRB議長は12月会合について「追加利下げがあらかじめ決まった結論ではない」と述べ、委員会内で意見の相違があったことも明らかにした。市場では「(利下げに慎重な)タカ派的な姿勢だった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との受け止めがあった。

・ダウ平均は前日まで連日で最高値を更新していた。過熱感や高値警戒感が意識されやすいなかで、パウエルFRB議長の利下げ期待をけん制する発言が利益確定売りを誘ったとの見方もあった。

・午前にはダウ平均が300ドルあまり上昇し、4万8000ドルを上回る場面があった。キャタピラーが11.6%高となり、指数を支えた。29日発表の2025年7〜9月期決算で売上高などが市場予想を上回ったうえ、25年12月期通期の売上高見通しを引き上げた。

・エヌビディアも上昇し、時価総額は世界で初めて5兆ドルの大台にのせた。前日にジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)関連製品の強気な見通しを示し、アナリストの目標株価引き上げが相次いだ。

・そのほかのダウ平均の構成銘柄では、29日に四半期決算を発表したボーイングの下落が目立った。ユナイテッドヘルス・グループやナイキも下げた。コカ・コーラやシャーウィン・ウィリアムズも安かった。半面、四半期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を上回ったベライゾン・コミュニケーションズが上昇した。

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2.セクター別では
・自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇。
・不動産が下落。

・キャタピラー(CAT)は第3四半期決算で、人工知能(AI)データセンターの発電機器需要急増を背景に、売上高が予想を上回り、上昇。
・エヌビディア(NVDA)はトランプ大統領が中国主席との会談で同社の製品ブラックウェルも議題になるとの発言を受け対中輸出拡大期待に上昇。
・1株利益が市場予想を上回ったベライゾン・コミュニケーションズが上昇。

・四半期決算を発表したボーイングの下落。
・ユナイテッドヘルス・グループやナイキも下げた。
・コカ・コーラやシャーウィン・ウィリアムズも安かった。
・オンライン旅行社のブッキング・ホールディングス(BKNG)は四半期決算で通期旅行需要見通しが予想を上回ったが、AIの台頭が同社の売り上げを抑制する可能性が懸念され、売られた。


3.
・ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の一角が上昇。
・アルファベット(GOOG)は取引終了後に第3四半期決算を発表。AI需要が強く、クラウド事業が好調で1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。
・メタ・プラットフォームズ(META)は一株当たり利益が予想を上回ったがコストの上昇による利益率低下が警戒され、売られている。

SOX指数 ⇒  
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◇ TSM 305.09 1.18%
☆ エヌビディア 207.04 2.99%
◇ ASML 1070.84 1.92%
◆ インテル 41.34 -0.46%
◆ QCOM クアルコム 178.67 -1.30%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 235.75 3.56%
◇ AMD 264.33 2.45%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 226.63 2.13%
☆ テラダイン 173.94 20.47%
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◇ TSM 301.53 1.10%
☆ エヌビディア 201.03 4.98%
◆ ASML 1052.48 -0.71%
☆ インテル 41.53 5.03%
★ QCOM クアルコム 181.03 -3.54%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 227.64 -1.60%
◆ AMD 258.01 -0.67%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 221.91 0.82%
◆ テラダイン 144.38 -2.12%
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◇ TSM 298.25 1.12%
☆ エヌビディア 191.49 2.81%
☆ ASML 1059.98 2.60%
☆ インテル 39.54 3.29%
☆ QCOM クアルコム 187.68 11.09%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 231.33 1.13%
☆ AMD 259.67 2.67%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 220.1 0.49%
◇ テラダイン 147.5 2.23%
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【米国市況】 国債下落、円売り加速-パウエル議長が12月利下げに慎重 ⇒

【NY外為】 ◇ドル反発 ▲円弱含む.152円半ば
//▽▽◇◇◇//◆▲◇ 
・ブルームバーグ・ドル・スポット指数は上昇。
・円は対ドルで下げ幅を拡大し、一時0.6%安の1ドル=153円06銭まで売られた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 54 分
⇒¥152.67 ¥0.56 +0.37%
⇒¥152.10 -¥0.78 -0.51%
⇒¥152.90 ¥0.04 +0.03%
⇒¥152.85 ¥0.28 +0.18%

10.29
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のストラテジスト、エリアス・ハダッド氏
「今回の票の割れは、FRBの緩和見通しがやや慎重になっていることを示している。短期的なドル支援材料となり得る」と

JPモルガン・アセット・マネジメントの債券部門グローバル責任者、ボブ・マイケル氏
FOMC会合で反対票が出たことについて聞かれ、パウエル議長が内部を掌握しきれなくなっている兆候だと指摘。マイラン理事は0.75ポイントの利下げを主張した可能性があったとする一方、シュミッド総裁は突如、据え置き支持派として再浮上したと。

【米国株】
◆もみあい
//▽◆▲▽▽//▽◇◆

・S&P500種はFOMC政策発表前までプラス圏で推移していたが、パウエル議長の会見中に失速した。
・FOMCは広く予想されていた通り、2会合連続で利下げを実施した。しかし、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は会合後の記者会見で、12月の追加利下げを当然のこととして想定すべきではないと、市場に警告を発したがった。
・「今回の会合では12月にどのように対応すべきかを巡って強い意見の相違があった。12月追加利下げは既定路線ではない。そう呼ぶ状況からは程遠い。政策はあらかじめ決められた道筋に沿って進むものではない」とパウエル氏は語った。

・人工知能(AI)への期待が高まる中、エヌビディアは世界で初めて時価総額が5兆ドルを突破した。---トランプ米大統領は中国の習近平国家主席との会談で、エヌビディア製の画像処理半導体(GPU)「ブラックウェル」を巡り協議する見込みだと述べた。同社のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、一連の新たな提携を発表し、AI市場のバブル懸念を一蹴した。
・アルファベットが引け後に発表した7-9月(第3四半期)決算では、売上高が市場予想を上回った。人工知能(AI)関連の新興企業がグーグルの支援や計算能力を求める動きが広がり、クラウド部門の業績が伸びた。

10.29
ペッパーストーンのマイケル・ブラウン氏
「私の基本シナリオは引き続き、12月会合での25ベーシスポイント追加利下げだ。FRBの『高温運転』姿勢を踏まえると、来年初期の数回の会合でも同様の利下げが続く公算が大きい」と。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏
「複数の時間軸で見ても買われ過ぎの状態が続いており、2025年末にかけてボラティリティーが高止まりする可能性が示唆される」と。
同氏は、S&P500種が年内に7000に達し、中期的には7400を目指すと予想しているものの、市場は依然として「エアポケット(突発的な下落)に脆弱(ぜいじゃく)で、かなり厄介な局面になる可能性もある」と述べた。その上で、「株式にとって好調な月とされる11月が、調整のタイミングになるかもしれない」と。

【米国債】
▲下落
//▽▽▽▲◇//◇◇▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・FOMC会合では、今後の金融政策を巡り内部で見解が分かれている兆候が見られた。

・米10年債利回り
⇒4.08% 10.0 +2.52%
⇒3.98% -0.4 -0.10%
⇒3.98% -1.7 -0.43%
⇒4.00% 0.0    0.00%
  
・米30年債利回り
⇒4.63% 8.6 +1.90%
⇒4.54% -1.1 -0.25%
⇒4.56% -3.8 -0.82%
⇒4.59% 1.3   -0.29%
  
10.29
ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏
「大幅利下げと据え置きという両陣営から異論が出ている状況を踏まえると、12月会合に向けて方向性を固めるのは難しいだろう」と。

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏
「パウエル議長は、FRBの今後の利下げ見通しと市場の予想との間に一定の距離を置こうとしているようだ」と。

JPモルガン・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏
今回のFOMC決定について、「市場が予想していたリスク管理目的の利下げだった」と。

【原油】
◇上昇
//◆◇▽▽◆//◆▲◇ 
・原油相場は4営業日ぶりに上昇。
・ロシアの主要石油企業に対する欧米の制裁の影響と、米在庫の大幅減少という材料を見ながら、買い優勢となった。
・米エネルギー情報局(EIA)によると、米原油在庫は先週690万バレル減と、9月前半以来の大幅減少となった。ガソリンと留出油の在庫も減少した。ガソリン先物は季節外れに強い需要の兆しを受け、一時2.7%上昇。

⇒WTI先物12月限は、前日比◇33セント高の1バレル=60.48ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比1.16ドル(▲1.9%)安の1バレル=60.15ドル。
⇒WTI先物12月限は、前営業日比19セント(◆0.3%)安の1バレル=61.31ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比29セント(◆0.5%)安の1バレル=61.50ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は52セント(◇0.8%)上昇し、64.92ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.9%安の64.40ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆0.5%安の65.62ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◆0.1%安の65.94ドル。

10.29
エミリー・アシュフォード氏らスタンダードチャータードのアナリスト
「市場は現在、追加制裁の中長期的な影響を見極めようとしている。影響の度合いは、供給から実際にどれだけの量の原油が除外されるかにかかっている」とリポート。

【NY金】
◆続落
//▽▲◆▽◆//▲◆◆
・金スポット相場は4営業日続落。
・ニューヨーク時間の朝方は上昇していたが、パウエル議長が12月利下げは既定路線ではないとの見解を示したことを受け、下げに転じた。
・パウエル議長会見を受けたドルと米国債利回りの上昇が、利息を生まない金への重しとなった。


⇒金先物12月限は、FOMC決定の発表前に、17.60ドル(◇0.4%)高の4000.70ドル。
⇒金先物12月限は、36.60ドル(◆0.9%)安の3983.10ドル。
⇒金先物12月限は、118.10ドル(▲2.85%)安の4019.70ドル。
⇒金先物12月限は、同7.80ドル(◆0.2%)安の4137.80ドル。

10.28
ペッパーストーン・グループの調査責任者、クリス・ウェストン氏
「金相場は安値を更新し続けており、下落局面では先物の取引高も高止まりしているため、底入れを見極めるのは難しい」とリポートで指摘。「当面、底入れを探る動きは避け、下落後の反発局面で戦術的に買いを入れる方が合理的だ」と。

【欧州株】 株、国債ほぼ変わらず-投資家の関心はFOMCに集中 ⇒

10.24
英FTSETM100 9,645.62 +67.05 +0.70%
独DAX 24,239.89 +32.10 +0.13%
仏CAC40 8,225.63 -0.15 0.00%
--------------------------------------------------------------
10.27
英FTSETM100 9,653.82 +8.20 +0.09%
独DAX 24,308.78 +68.89 +0.28%
仏CAC40 8,239.18 +13.55 +0.16%
--------------------------------------------------------------
10.28
英FTSETM100 9,696.74 +42.92 +0.44%
独DAX 24,278.63 -30.15 -0.12%
仏CAC40 8,216.58 -22.60 -0.27%
--------------------------------------------------------------
10.29
英FTSETM100 9,756.14 +59.40 +0.61%
独DAX 24,124.21 -154.42 -0.64%
仏CAC40 8,200.88 -15.70 -0.19%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒▽切上げ.5up ⇒◇nrもみあい.6up ⇒▽Bull.7up ⇒▽Bull.8up
独DAX ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲クアトロ.10/20MA割れ
仏CAC40 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◇nrもみあい.様子見 ⇒◆nr.調整 ⇒-◇nr.様子見

◆もみあい
//▽◇◆◇◇//◇◆◆
・29日の欧州株はほぼ変わらず。
・多くの企業決算が発表される中で、投資家の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策に集中していた。
・ストックス欧州600指数は0.1%安。
・鉱業、銀行、エネルギー株が上昇。
・通信、化学関連銘柄は下落。

【欧州債】
◇もみあい
//◇◇◇◆◆//◇◇◇ 
・欧州債はほぼ変わらず。---市場では、FOMC会合での0.25ポイント追加利下げが見込まれていた。
・ドイツ債は総じてほぼ変わらず。10年債利回りは2.62%。

・独国債10年物
⇒2.62% +0.00
⇒2.62% +0.01
⇒2.62% -0.01
⇒2.63% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.39% -0.01
⇒4.40% 0.00
⇒4.40% -0.03
⇒4.43% +0.01
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