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2025年10月7日火曜日

▽ドル強い ▲円全面安.150円前半 原油.▽Bull.61ドル台 令和7.10.7.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年10月7日 6:00

①. 高市氏ブレーンの日銀利上げ見通し
高市早苗自民党総裁の経済ブレーンの1人である本田悦朗元内閣官房参与は、日銀の利上げ時期に関して、今月の金融政策決定会合は難しいとする一方、12月会合の可能性はあるとの見解を示した。昨年出版された高市氏の著書で経済分野の執筆を担当した本田氏の発言は、積極的な財政政策と金融政策で経済成長を目指す高市氏の下でも、将来的な利上げは排除されないことを示唆している。それでも、市場が従来想定していた早期利上げは後ずれを余儀なくされそうだ。

②. 中・大型トラックに25%関税
トランプ米大統領は米国に輸入される全ての中・大型トラックに対して、11月1日から25%の関税を課すと表明した。国内産業の保護に向けて関税対象を再び拡大した。トランプ氏は当初、関税発動日を10月1日としていたが、影響を懸念する企業からの要請を受けて先送りしていた。対象は重量1万ポンド(約4.5トン)を超えるトラックおよびその部品。輸送、建設、自治体サービスといった幅広い分野で使われているトラックの価格が上昇する可能性がある。

③. 仏首相が内閣指名翌日に辞任
フランスのルコルニュ首相が辞任した。マクロン大統領が新内閣を指名した翌日の辞任となった。新内閣は前内閣の重要閣僚の大半を留任させる陣容だったため、変化を期待していた野党は猛反発していた。同国の首相には、ユーロ圏最大の財政赤字を抑制するために、歳出削減や増税など不人気な措置を盛り込んだ予算案を分裂した議会で通過させるという難題が待ち構える。しかし、これまでの2人の首相同様、ルコルニュ氏も倒れた。フランスの株式と国債は大幅安。

④. OpenAIとAMD契約
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)とOpenAIは、人工知能(AI)インフラ構築に関する契約を締結したと発表した。AMDによると、これにより数百億ドル規模の新たな収益が見込まれる。OpenAIは、今後数年にわたり合計6ギガワット規模のAMD製画像処理半導体(GPU)を導入する最終契約を締結した。AMDはOpenAIに対し、一定の成果目標の達成に応じて権利が確定する最大1億6000万株分の新株予約権を付与した。発表を受け、AMD株は6日のニューヨーク市場で一時38%急伸した。

⑤. 米上院5回目の採決
米上院は6日遅く、11月21日まで政府機関の運営を継続するためのつなぎ予算案について、5回目の採決を行う予定だ。政府閉鎖が2週目に突入する中、トランプ政権は連邦職員の大量解雇に踏み切る前に、民主党につなぎ予算案を支持する機会をもう一度与える方針。同党に譲歩を迫る狙いがある。ハセット国家経済会議(NEC)委員長は、民主党が「理性的」な対応を取るべき時だと主張。法案が否決された場合、トランプ政権が「厳しい措置」を取るだろうとけん制した。
7日 【日本株】 ⇒
日経平均 47,950.88 +6.12 +0.01%
TOPIX 3,227.91 +1.85 +0.06%
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日経平均 ⇒▽反発 ⇒▽トリプル.10MA突破 ⇒▽QUAD.46K突破 ⇒+◆押さえ.様子見
TOPIX ⇒◆nr切下げ.調整 ⇒▽Cog反発+test20/10MA ⇒▽QUAD.3.2K突破 ⇒+◆押さえ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.96 -0.76 -2.74% ⇒◆吞込下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.72 +2.88 +11.59% ⇒▽上げ ( 27台 )
日経平均VI 24.84 -0.45 -1.78% ⇒◆切落し下げ ( 24台 )
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7日、超長期債が下落後戻す、30年債入札を無事通過-株式失速 ⇒

・7日の株式は午後に失速。日経平均はほぼ横ばいながら再び最高値を更新した。
・円安や米OpenAIとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の人工知能(AI)インフラ構築契約を受けてAI関連や輸出関連が買われた後、戻り売りに押された。
・鉄鋼や非鉄金属といった素材関連が高く、自動車を含む輸送用機器も値上がり率上位。
・銀行や保険といった金融株は安く、小売りや建設など内需関連の一角も売られた。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト兼ファンドマネジャー
輸出企業にとって関税問題などが逆風になっていたとした上で、「円安は当然追い風になる」と述べた。高市氏の下で政府支出拡大への期待が引き続き相場のモメンタムを支えている一方、過熱感への懸念が上値を抑える可能性もあると。

バンエックのクロスアセット投資ストラテジスト、アンナ・ウー氏
「株式は必ずしも割高というわけではなく、昨日の日経平均4.8%高を受けて一息ついているようだ」と。「トレーダーはある程度利益確定をしているだろう。イベント主導の上昇局面の後によく見られる動きだ」と。

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日経平均は小幅続伸、高市政権への期待感などから連日最高値更新 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、7日の日経平均は続伸して取引を開始。

・序盤は買いが優勢な流れで始まり、米ハイテク株の上昇が好感されたことに加え、高市新政権の積極財政への期待感が先行した。
・為替の円安や国内政治の不透明感後退も支援要因となり、前場は買い手が先行しやすい地合いとなった。

・しかし後場には軟調な値動きとなり、始値付近に回帰して取引を終えた。

・大引けの日経平均は前日比6.12円高の47950.88円。

・鉄鋼、空運業、ゴム製品などが上昇。
・その他金融業、小売業、保険業などが下落。

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【個別銘柄】住友不動産、ディスコ、フジクラ など  ⇒


▽住友不動産 6990 +117大幅続伸。
アクティビストとされる米エリオットが、同社の株式持ち合い先企業に対して同社株式の買い取りを打診していたことが分かったと伝わっている。
25年3月にエリオットが同社株式を取得したことが明らかになり、8月の報道では、資産効率の方針について「十分な野心と緊張性に欠ける」とする声明を発表している。アクティビストの買い増しにより、企業価値向上に向けた取り組みが迫られるとの見方が先行へ。

▲ディスコ 53200 -800急反落。
前日に第2四半期の個別売上高を発表している。7-9月期単体売上高は853億円で前四半期比13.1%増となる。会社計画の755億円からは大きく上振れる格好だが、おおむね市場想定線並みであったとみられる。
出荷額は774億円で同16.7%減と落ち込むが、社内想定は上振れているようだ。総じてコンセンサス比ではインパクト乏しい内容とみられ、全体株高の中で相対的に伸び悩んでいる印象も。

▽フジクラ 15290 +790大幅続伸。
米オープンAIがAMDに最大10%出資し、半導体を活用して巨大データセンターを構築すると発表している。前日の米国市場でAMDは23%超の急騰となっている。
オープンAIの巨額インフラ整備を受けて、国内市場でもデータセンター・AI関連銘柄に関心が向かう展開となっている。とりわけ、本日は同社や住友電工、古河電工などの電線株に資金が向かっている。

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10.7 動いた株・出来た株
◇古野電気<6814> 7220 +620 ⇒ 上半期業績の大幅上方修正を引き続き材料視。
◇フジクラ<5803> 15650 +1150 ⇒ 米AMDの急伸など電線株の刺激材料に。
◇住友電気工業<5802> 4605 +246 ⇒ 電線株高の流れが波及する格好に。
◇gumi<3903> 503 +26 ⇒ 目先の処分売り一巡感から自律反発の動き。
◇北海道電力<9509> 1192.5 +65.5 ⇒ 高市新総裁誕生で原発再稼働期待も。
◇東京電力HD<9501> 758.8 +35.2 ⇒ 高市新総裁選出で原発関連の一角に買い優勢続く。
◇オリオンビール<409A> 1540 +66 ⇒ 目先の底値到達感から自律反発。
◇住友不動産<8830> 7159 +286 ⇒ 米エリオットが持ち合い先企業に株式買い取りを打診と。
◇パナHD<6752> 1797.5 +67.5 ⇒ 米テスラの大幅高なども支援に。
◆日本電気<6701> 4937 -156 ⇒ 節目の5000円突破でいったん達成感も。
◆キオクシアHD<285A> 6130 -190 ⇒ 高値警戒感からの利食い売りが優勢に。
◆トレンドマイクロ<4704> 7848 -234 ⇒ 前日にかけての急伸で戻り売り。
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//◆▲▲▲◇◇//▽▽ ドル円 150円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲◇◇//▽▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲▲◇//_▽ 原油  61ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い ▲円全面安.150円前半 原油.▽Bull.61ドル台
10.7
米ドル/円 150.32 - 150.33
ユーロ/円 176.07 - 176.10
ユーロ/米ドル 1.1710 - 1.1717
英ポンド/円 202.65 - 202.77
豪ドル/円 99.48 - 99.53
スイスフラン/円 189.03 - 189.19
原油(WTIC原油先物) 61.72 +0.84 (+1.38%) ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発 ⇒▽Bull

▽ドル強い ▲円全面安.149円前半 原油.+◆はらみ反発.60ドル台
10.6
米ドル/円 149.11 - 149.16
ユーロ/円 174.84 - 174.95
ユーロ/米ドル 1.1725 - 1.1729
英ポンド/円 200.42 - 200.61
豪ドル/円 98.27 - 98.37
スイスフラン/円 187.15 - 187.27
原油(WTIC原油先物) 60.69 +0.21 (+0.35%) ⇒▲nr切下げ ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発

◇ドルもみあい ◆円安ぎみに.147円半ば 原油.+◆はらみ反発.60ドル台 
10.4
米ドル/円 147.44 - 147.47
ユーロ/円 173.11 - 173.19
ユーロ/米ドル 1.1741 - 1.1744
英ポンド/円 198.72 - 198.80
豪ドル/円 97.33 - 97.43
スイスフラン/円 185.37 - 185.43
原油(WTIC原油先物) 60.69 +0.21 (+0.35%) ⇒▲nr切下げ ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏 ⇒+◆はらみ反発

◇ドルもみあい ◆円もみあい.147円前半 原油.▲Low.安値圏.60ド台  
10.3
米ドル/円 147.21 - 147.23
ユーロ/円 172.49 - 172.57
ユーロ/米ドル 1.1717 - 1.1721
英ポンド/円 197.85 - 197.94
豪ドル/円 97.08 - 97.11
スイスフラン/円 184.52 - 184.64
原油(WTIC原油先物) 60.75 -1.03 (-1.67%) ⇒▲wr.Cog ⇒▲nr切下げ ⇒▲切下げ ⇒▲Low.安値圏

StockCharts ⇒  

10.1
NYダウ   46,441.10 +43.21 +0.09%
S&P500   6,711.20 +22.74 +0.33%
NASDAQ 22,755.15 +95.14 +0.42%
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10.2
NYダウ   46,519.72 +78.62 +0.17%
S&P500   6,715.35 +4.15 +0.06%
NASDAQ 22,844.05 +88.89 +0.39%
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10.3
NYダウ   46,758.28 +238.56 +0.51%
S&P500   6,715.79 +0.44 +0.01%
NASDAQ 22,780.50 -63.54 -0.27%
--------------------------------------------------------------
10.6
NYダウ   46,694.97 -63.31 -0.14%
S&P500   6,740.28 +24.49 +0.36%
NASDAQ 22,941.66 +161.16 +0.70%
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NYダウ(INDU) ⇒◇nr切上げ.4up ⇒◇nr切上げ.5up ⇒△高値更新.6up ⇒◆押さえ.調整  
S&P500(SPX) ⇒◇切上げ.4up ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◇nrクアトロ  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽吞込み.4up ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込み.調整 ⇒◇nrクアトロ  
【 SOX指数 】
6,774.06 +190.32 +(2.89%) ⇒▽wr反発.高値更新 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込み.調整 ⇒+◆nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
16.37 -0.28 (-1.68%) ⇒+◆nr上げ ⇒◇上げ ⇒◇nr上げ ⇒◆nr下げ
⇒-1.68P (16台)
⇒+0.12P (16台)
⇒+2.09P (16台)
⇒+0.06P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ反落し63ドル安 持ち高調整売り ハイテク株は高い ナスダックは最高値
◆押さえ.調整
ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落
・連日で最高値を更新していた後で、景気敏感株や消費関連株の一角に利益確定や持ち高調整の売りが出た。米長期金利が上昇したことも相場の重荷だった。

◇nrクアトロ
ナスダック総合株価指数は反発
・テスラ(TSLA)は新製品の発表期待に買われた。
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は「ChatGPT」を展開する人工知能(AI)開発企業オープンAIとAIインフラ構築に関する契約締結を発表し、大幅高。

NYダウは63ドル安、ハイテクが支える

・オープンAIとAMD半導体契約などが好感されハイテクセクターを押し上げ、寄り付き後、上昇。

・金利の上昇や高値警戒感にダウは下落に転じた。

・人工知能(AI)関連事業への期待感が根強く、ナスダックは終日堅調に推移し過去最高値を更新。 ダウはまちまちで終了。
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1.
・ダウ平均は前週末までの6営業日で800ドルあまり上昇し、3日には取引時間中として初めて4万7000ドルを上回る場面があった。高値警戒感や相場の過熱感が意識されやすく、主力株の一角に利益確定の売りが出た。

・10月半ばから主要企業の2025年7〜9月期決算の発表が本格化する。米景気が底堅く推移するなか、好決算への期待がある一方で、内容を見極めたいと持ち高調整の動きが出やすかった。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が23.7%上昇した。オープンAIと資本・業務提携し、人工知能(AI)向け半導体を供給すると6日に発表し、材料視された。市場では「AI需要の強さが改めて意識された」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との指摘があり、他のハイテク株に買いが波及した面があった。

・ダウ平均の構成銘柄では、シャーウィン・ウィリアムズやスリーエム(3M)、マクドナルドが下落した。最高経営責任者(CEO)の交代を発表したベライゾン・コミュニケーションズも売られた。半面、セールスフォースやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムが上昇した。主力小型機の増産を準備していると伝わったボーイングも高かった。

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2.セクター別では
・自動車・自動車部品、ソフトウエア・サービスが上昇。
・自電気通信サービスが下落。

・セールスフォースやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムが上昇。
・主力小型機の増産を準備していると伝わったボーイングも高かった。
・トラックメーカーのパッカー(PCAR)はトランプ大統領が11月1日付で、輸入中・大型トラックに対し25%関税を発動する計画を発表し、上昇。

・シャーウィン・ウィリアムズやスリーエム(3M)、マクドナルドが下落。
・最高経営責任者(CEO)の交代を発表したベライゾン・コミュニケーションズも売られた。
・住宅建設のレナー(LEN)、DRホートン(DHI)、KBホームズ(KBH)などはトランプ大統領が使用されていない分譲地がたくさんあり、住宅建設のペース加速すべきと要請し、それぞれ下落。
・ピザの宅配サービスレストラン運営のパパ・ジョーンズ・インターナショナル(PZZA)、ハンバーガーショップ・チェーンのシェイク・シャック(SHAK)はアナリストの投資判断引き下げで、それぞれ下落。


3.
・テスラ(TSLA)は新製品の発表期待に買われた。
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は「ChatGPT」を展開する人工知能(AI)開発企業オープンAIとAIインフラ構築に関する契約締結を発表し、大幅高。
・競合のエヌビディア(NVDA)は下落。

SOX指数 ⇒  
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☆ TSM 302.4 3.49%
◆ エヌビディア 185.54 -1.11%
◇ ASML 1043.3 1.07%
◆ インテル 36.59 -0.65%
◆ QCOM クアルコム 168.62 -0.33%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 223.91 2.93%
☆ AMD 203.71 23.71%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 190.96 1.67%
◇ テラダイン 147.87 1.53%
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◇ TSM 292.19 1.42%
◆ エヌビディア 187.62 -0.70%
◇ ASML 1032.22 0.20%
◆ インテル 36.83 -1.26%
◇ QCOM クアルコム 169.18 0.20%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 217.53 -2.71%
★ AMD 164.67 -2.98%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 187.83 2.28%
◇ テラダイン 145.64 0.77%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 288.11 -0.12%
◇ エヌビディア 188.89 0.88%
☆ ASML 1030.17 2.68%
☆ インテル 37.3 3.78%
◇ QCOM クアルコム 168.85 1.42%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 223.59 2.69%
☆ AMD 169.73 3.49%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 183.75 0.88%
◇ テラダイン 144.52 2.41%
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【米国市況】 円一時150円台半ば、国債下落-半導体主導でS&P最高値 ⇒

【NY外為】 ▽ドル強い ▲円全面安.150円前半
//▲▲▲◇◇//▽ 
・為替市場では円が下落。
・週末の自民党総裁選での高市早苗氏勝利を受けて、欧州時間には対ドルで一時2%安の1ドル=150円48銭と2カ月ぶりの安値を付けた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 55 分
⇒¥150.37 ¥2.90 +1.97%
⇒¥147.48 ¥0.22   +0.15%
⇒¥147.28 ¥0.21   +0.14%
⇒¥147.11 -¥0.80 -0.54%
⇒¥147.95 -¥0.64 -0.43%

10.6
ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
「目先で重要なのは誰が財務大臣になるかだ。高市氏が望むとされる財政拡張的な政策を後押しする人材が選ばれることになれば、市場は円売りを再度進める可能性がある」と。
一方で「OIS市場は年内の日銀利上げの可能性を37%程度とみており、利上げ期待が回復すれば、円はドルに対して150円より十分円高の水準に戻る」と予想。

ドイツ銀行のストラテジスト
自民党総裁選での高市氏勝利を受け、日銀による利上げの時期など政策の優先順位が明確になるのを見極めるまで、円への強気なポジションを手じまう方針と。
同行のティム・ベイカー、マリカ・サチデバ両ストラテジスト
は「当社の基本シナリオでは、円は一時的に150円近辺まで下落する可能性があるが、円が傾向的にさらに大きく下落するとはみていない」と。

【米国株】
◇もみあい
//◇◇▽◇◇//◇

・米株式市場では半導体銘柄が買われ、S&P500種株価指数は最高値を更新。
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)とOpenAIが人工知能(AI)インフラ構築に関する契約締結を発表したことを受け、強気相場をけん引してきたAIを巡る熱狂が強まった。

10.6
ナベリアー&アソシエーツのルイス・ナベリアー最高投資責任者
「半導体セクターは絶好調だ」と指摘。「AI関連のテーマは勢いを増し続けている」と。

ミラー・タバクのチーフマーケットストラテジスト、マット・メイリー氏
AIブームを巡るアニマルスピリッツがまたも再燃する中、米政府機関の閉鎖といった問題に対する市場の反応が限定的なのも不思議ではないと。

ウォール街のベテラン・ストラテジスト、ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ氏
「1999年の株式市場でハイテクバブルが膨らんでいた当時、現在のようにバブルという声がこれほど多く上がっていた記憶はない」と指摘。逆張り(コントラリアン)の視点からすれば、バブル懸念が存在すること自体が安心材料だと。

アモーヴァ・アセットマネジメントのフィンク直美氏
足元のハイテク株の高いバリュエーションは1990-2000年代のITバブル期に見られた「根拠なき熱狂」とは性質が異なると指摘。今回の設備投資は、高い収益性に支えられたフリーキャッシュフローによって賄われていると。

ゴールドマン・サックスのストラテジスト
堅調な経済とAI分野の明るい見通しを背景に、米企業は当初予想を上回る好決算シーズンを迎えるとの見通し。
デービッド・コスティン氏率いる同社のチームは、7-9月期について「四半期中の経済データを踏まえると、コンセンサス予想は過度に慎重すぎる」として、いわゆる「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大型ハイテク株グループも、市場予想を上回る業績を示すと見込んでいる。

【米国債】
▲下落
//▽◆▽◇▲//▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・財政懸念の高まりを背景に欧州やアジア諸国の多くで国債利回りが上昇し、米国債もこうした流れに追随。
・経済指標が公表されない中、市場では金利見通しの手がかりを得ようと、政府機関の閉鎖がどのくらい続くのかに注目する動きも出ている。

・米10年債利回り
⇒4.15% 3.5 +0.84%
⇒4.12% 3.5   +0.85%
⇒4.08% -1.3 -0.33%
⇒4.10% -5.2 -1.26%
⇒4.15% 1.3 +0.33%
  
・米30年債利回り
⇒4.75% 3.8 +0.81%
⇒4.71% 2.2   +0.48%
⇒4.69% -2.0 -0.41%
⇒4.71% -2.3 -0.48%
⇒4.70% -4.4 -0.93%
  
10.6
BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、イアン・リンジェン、ベイル・ハートマン両氏
「政府閉鎖が長期化する方向に傾くのではないかと、投資家は懸念している」と指摘。「それが1ー2週間にとどまるのか、4ー5週間に及ぶのかは依然として不明だ。今後は政府再開に向けた段階的な進展に焦点が当たり、それに伴って再開への期待が高まったり、後退したりを繰り返す展開になるだろう」と予想。

【原油】
▽上昇
//▲▲▲▲◇//▽ 
・原油先物は上昇。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、11月に小幅増産を行うことで合意。市場で広がっていた大幅な増産への懸念が払拭された。
・OPECプラスは5日の会合で日量13万7000バレルの増産で合意した。増産規模は決定前に報じられていた一部の想定を大きく下回った。


⇒WTI先物11月限は、前週末比81セント(▽1.3%)高の1バレル=61.69ドル。
⇒WTI先物11月限は、40セント(◇0.7%)高の1バレル=60.88ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比1.30ドル(▲2.1%)安の1バレル=60.48ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比59セント(▲1%)安の1バレル=61.78ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比1.08ドル(▲1.7%)安の1バレル=62.37ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▽94セント上昇の65.47ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は◇0.7%上昇し64.53ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は▲1.9%下げ、64.11ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント12月限は65.35ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は▲1.4%安の67.02ドル。

10.6
BOKファイナンシャルのトレーディング担当バイスプレジデント、デニス・キスラー氏
「ウェストテキサスインターミディエート(WTI)先物については、1バレル=60ドル近辺で下値を固めつつある可能性がある」と指摘。ウクライナによるロシア石油インフラへの攻撃とOPECプラスによる小幅増産をその理由に挙げた。

【NY金】
▽続伸
//▽◇◇▲▽//▽
・金相場は続伸し、過去最高値を更新。1オンス=4000ドルに迫った。
・米利下げ観測と連邦政府機関の閉鎖長期化への懸念から、安全資産としての金の需要が高まっている。

⇒金先物12月限は67.40ドル(▽1.7%)上昇の3976.30ドル。
⇒金先物12月限は40.80ドル(▽1.1%)上昇の3908.90ドル。
⇒金先物12月限は29.40ドル(▲0.75%)安の3868.10ドル。
⇒金先物12月限は24.30ドル(◇0.6%)高の3897.50ドル。
⇒金先物12月限は18ドル(◇0.5%)高の3873.20ドル。

10.6
ペッパーストーン・グループのアナリスト、アーマド・アッシリ氏
「労働市場の弱含みに伴うFRBの追加利下げ見通しで、金相場を取り巻く環境は良好だ」と指摘。一方で「リスクリワードのバランスが変化しつつあり、短期的な調整局面は長期上昇トレンドの中で健全と受け止められるだろう」と。

【欧州株】 フランス資産、首相辞任で売られる-独仏債利回り差拡大 ⇒

10.1
英FTSETM100 9,446.43 +96.00 +1.03%
独DAX 24,113.62 +232.90 +0.98%
仏CAC40 7,966.95 +71.01 +0.90%
--------------------------------------------------------------
10.2
英FTSETM100 9,427.73 -18.70 -0.20%
独DAX 24,422.56 +308.94 +1.28%
仏CAC40 8,056.63 +89.68 +1.13%
--------------------------------------------------------------
10.3
英FTSETM100 9,491.25 +63.52 +0.67%
独DAX 24,378.80 -43.76 -0.18%
仏CAC40 8,081.54 +24.91 +0.31%
--------------------------------------------------------------
10.6
英FTSETM100 9,479.14 -12.11 -0.13%
独DAX 24,378.29 -0.51 0.00%
仏CAC40 7,971.78 -109.76 -1.36%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒▽Wrトリプル.高値圏 ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒◆押さえ.様子見
独DAX ⇒▽Wrトリプル.50MA突破 ⇒◇Bigup.3up ⇒◆押さえ.様子見 ⇒-◇nr.様子見
仏CAC40 ⇒▽Wrトリプル.Reg突破 ⇒◇Bigup.3up ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲2Gap下げ

◆下落
//◇▽▽▽◇//◆
・フランス株も、8月下旬以来の大幅な下落。
・ストックス欧州600指数はほぼ横ばいだった。

【欧州債】
◇もみあい
//▽◆◆◇◇// 
・6日の欧州債券市場は、フランス債が他国債に比べて下落。
・ルコルニュ首相の突然の辞任によりフランスが再び政治危機に陥り、行き詰まりを打開するための解散総選挙の可能性が意識された。
・英国とドイツの長期債も売られた。英30年債は6bp上昇の5.6%、ドイツ30年債は3bp上昇の3.3%となった。

・独国債10年物
⇒2.72% +0.02
⇒2.70% 0.00
⇒2.70% -0.01
⇒2.71% +0.00
⇒2.71% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.73% +0.05
⇒4.69% -0.02
⇒4.71% +0.01
⇒4.70% 0.00
⇒4.70% 0.00
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