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2025年8月1日金曜日

▽ドル強い ▲円全面安.150円後半 原油.▲吞込み.69ドル台 令和7.8(葉月).1.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年8月1日 6:00 JST

①. 米PCE統計
6月の米個人消費支出(PCE)統計では、コア価格指数の前月比の伸びが加速。一方で支出は微増にとどまった。非耐久財への支出は回復したものの、耐久財への支出は3カ月連続で減少した。サービス支出も伸び悩み、裁量的な消費の弱さがうかがえる。新規失業保険申請件数は、前週比1000件の増加。第2四半期の雇用コスト指数は前年同期比3.6%上昇と、2021年以来の低水準に並んだ。こうした状況から、労働市場がインフレ圧力の主因ではないとの見方が金融当局者の間で広がっている。

②. 迫る関税期限
メキシコからの輸入品に対する現在の関税措置を90日間延長するとトランプ米大統領が発表。通商交渉の時間をさらに確保するためとしている。インドは厳しい関税措置を突きつけられたのを受け、米国製品の輸入拡大を含む複数の選択肢を検討している。関係者によると、トランプ氏が30日明らかにした対インド関税措置は同国当局者の間で驚きと失望を呼んだ。インドは即時の報復措置は見送る方針という。トランプ氏が設定した8月1日の期限が迫る中、多くの通商協定に関する重要な詳細は依然として不透明なままだ。

③. 製薬大手に値下げを要求
トランプ大統領はイーライリリーやノボノルディスク、ファイザーといった世界的な製薬大手17社に、米メディケイド(低所得者向け医療保険)対象薬品の価格を特定他国の最低価格に引き下げるよう、書簡で要求した。「著しく水増しされた価格から米国の消費者を直ちに救済し、欧州やその他先進国による米国のイノベーション『ただ乗り』を終わらせるという約束以外、私は受け付けない」とリリーのデーブ・リックス最高経営責任者(CEO)らに宛てた書簡で述べた。トランプ氏は60日以内の順守を求めている。

④. マイクロソフトの時価総額
マイクロソフトは過去最高値を更新し、時価総額は一時4兆ドルを超えた。4兆ドル台に乗せたのは、エヌビディアに続いて2番目。前日に発表した決算で、人工知能(AI)需要を支えるクラウドコンピューティング事業「Azure(アジュール)」の売上高が市場予想を上回り、強気な見通しを示したことが好感された。

⑤. アップルとアマゾンの決算
米アマゾン・ドット・コムが公表した7-9月(第3四半期)の営業利益見通しが市場予想を下回った。人工知能(AI)分野の競争に対応するための支出が過剰ではないかとの懸念が市場で広がった。売上高の見通しは予想平均を上回った。株価は引け後の時間外取引で一時約2.5%下落。アップルの4-6月(第3四半期)決算では、売上高が9.6%増加し、アナリスト予想を上回った。スマートフォン「iPhone」と中国市場での販売が好調だった。同社は当初、関税による9億ドルの逆風があると見込み、売上高の伸びが1桁台前半から半ばとの見通しを示していた。
1日 【日本株】
日経平均 40,799.60 -270.22 -0.66%
TOPIX 2,948.65 +5.58 +0.19%
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日経平均 ⇒▲Gap.調整3 ⇒▲nr.調整4 ⇒▽逆立.Sup10MA ⇒◆はらみ.様子見
TOPIX ⇒▲Gap大.調整3 ⇒◇nr反発.様子見 ⇒▽トリプル浮上 ⇒◇nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.29 +0.84 +3.74% ⇒◇nr上げ ( 23台 )
日経平均VI 22.45 -0.59 -2.56% ⇒◆はらみ ( 22台 )
日経平均VI 23.04 +0.33 +1.45% ⇒▽上げ ( 23台 )
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1日、4カ月ぶり円安値、日銀慎重姿勢-東エレク株ショック安

・1日の東京株式相場は円安などが支えとなり東証株価指数(TOPIX)が3日続伸。
・為替の円安やトランプ関税への懸念一服で自動車株や商社株が上昇。
・一方、東京エレクトロンによる営業利益予想引き下げで業績懸念が高まり、半導体関連が売られた。

T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダー
「東エレクのネガティブな影響は日経平均にとって大きい」とし、今回の決算を受けて半導体株全体の上昇を期待するのはもはや難しいと。
酒井氏は、日本に対する15%の税率が確認されたことで、関税についてはひとまず安心できると話す。その上で、今後は関税が各企業の業績にどう影響するかが重要で、グローバル貿易に関する不確実性は残っていると指摘。

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日経平均は反落、半導体株の下落を受け終日軟調推移

・米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始。
・昨日の東京市場の取引終了後に、東エレク<8035>の業績予想下方修正、ソシオネクスト<6526>の第1四半期大幅営業減益が発表されたこともあり、今日の東京市場で半導体関連株の株価押し下げ要因となった。

・一方、外為市場が円安・ドル高となったことや、4-6月期決算発表を迎える国内主要企業の好業績・好決算銘柄への物色意欲が下支えとなり、TOPIXプラス圏を維持、日経平均も下げ幅を縮小して取引を終了。

・大引けの日経平均は前日比270.22円安の40799.60円。

・電気・ガス業、陸運業、建設業などが上昇。
・精密機器、電気機器、海運業などが下落。

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【個別銘柄】コナミG、JT、東エレク など 


▽コナミG 22580 +2060急伸。
前日に第1四半期決算を発表。事業利益が276億4700万円、前年同期比9.9%増で着地した。主にデジタルエンタテインメント事業の主力コンテンツが好調に推移。
「eFootball」において対応する全ての家庭用ゲーム機/PC版同士のクロスプレーが可能となるアップデートを実施し、引き続き好調に推移した。通期事業利益が1140億円(同4.5%増)を見込む。

▽JT 4585 +267大幅続伸。
前日に2025年12月期上期決算を発表。たばこ事業におけるオーガニックベースでの好調なパフォーマンスに加え、VGRの買収効果もあり、大幅な成長となった。
また、通期業績予想を上方修正、営業利益を7390億円(同2.3倍)へ引き上げ、あわせて配当予想も194円から208円(前期194円)へ増額する。今期業績・配当予想の上方修正をポジティブ視する動きが優勢に。

▲東エレク 22405 -4925急落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1446.94億円(前年同期比12.7%減)で着地した。また、通期業績予想の下方修正を発表、営業利益は5700億円(同18.3%減)に引き下げた。
半導体メーカーによる設備投資計画の調整が見受けられることを踏まえた。増益予想から一転、減益を計画するほか、年間配当予想も618円から485円に引き下げており、失望売りが優勢となった。

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8.1 動いた株・出来た株
◇コナミグループ<9766> 22340 +1820 ⇒ 「eFootball」好調などで第1四半期好調スタート。
◇東洋エンジニアリング<6330> 1466 +98 ⇒ 業績回復期待と出遅れ修正の動きが交錯。
◇日本たばこ産業<2914> 4563 +245 ⇒ 通期業績・配当予想を上方修正。
◆東京エレクトロン<8035> 22685 -4645 ⇒ 通期業績予想と配当予想を下方修正で失望感広がる。
◆ソシオネクスト<6526> 2586.5 -318.5 ⇒ 第1四半期は2桁減収減益で着地。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3075 -334 ⇒ 半導体関連株安に連れ安。
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//◆▲◆◆▽◇//◇▽◆▽ ドル円 150円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◇◇//◇▲◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◆◇▽▲//_▽▽▽ 原油  69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い ▲円全面安.150円後半 原油.▲吞込み.69ドル台 
8.1
米ドル/円 150.71 - 150.74
ユーロ/円 172.08 - 172.13
ユーロ/米ドル 1.1418 - 1.1419
英ポンド/円 199.03 - 199.14
豪ドル/円 96.83 - 96.88
スイスフラン/円 185.38 - 185.55
原油(WTIC原油先物) 69.37 -0.63 (-0.90%) ⇒▽反発.Sup50MA ⇒▽Wrクアトロ.200MA突破 ⇒▽切上げ ⇒▲吞込み

▽ドル強い ▲円下落.149円半ば 原油. ▽切上げ.70ドル台  
7.31
米ドル/円 149.45 - 149.47
ユーロ/円 170.46 - 170.53
ユーロ/米ドル 1.1406 - 1.1409
英ポンド/円 197.80 - 197.85
豪ドル/円 96.16 - 96.20
スイスフラン/円 183.40 - 183.56
原油(WTIC原油先物) 70.30 +1.09 (+1.57%) ⇒▲wr吞込み ⇒▽反発.Sup50MA ⇒▽Wrクアトロ.200MA突破 ⇒▽切上げ

◆ドルもみあい ◇円もみあい.148円半ば 原油.▽Wrクアトロ.69ドル台 
7.30
米ドル/円 148.42 - 148.51
ユーロ/円 171.38 - 171.48
ユーロ/米ドル 1.1546 - 1.1548
英ポンド/円 198.15 - 198.25
豪ドル/円 96.64 - 96.70
スイスフラン/円 184.09 - 184.28
原油(WTIC原油先物) 69.25 +2.54 (+3.81%) ⇒▽反発.50MA突破⇒▲wr吞込み ⇒▽反発.Sup50MA ⇒▽Wrクアトロ.200MA突破

StockCharts ⇒  

7.28
NYダウ   44,837.56 -64.36 -0.14%
S&P500   6,389.77 +1.13 +0.01%
NASDAQ 21,178.58 +70.26 +0.33%
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7.29
NYダウ   44,632.99 -204.57 -0.46%
S&P500   6,370.86 -18.91 -0.29%
NASDAQ 21,098.29 -80.29 -0.37%
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7.30
NYダウ   44,461.28 -171.71 -0.38%
S&P500   6,362.90 -7.96 -0.12%
NASDAQ 21,129.67 +31.38 +0.14%
--------------------------------------------------------------
7.31
NYダウ   44,130.98 -330.30 -0.74%
S&P500   6,339.39 -23.51 -0.36%
NASDAQ 21,122.44 -7.22 -0.03%
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NYダウ(INDU) ⇒▲nr押さえ.調整 ⇒▲切下げ.窓埋め調整 ⇒▲切下げ.窓埋め ⇒▲Wr切下げ.調整  
S&P500(SPX) ⇒+▲nr押さえ.様子見 ⇒▲吞込み.調整 ⇒▲nr切下げ.調整 ⇒▲Wr吞込み.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒+nr押さえ.様子見 ⇒▲吞込み.調整 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Wr押さえ.調整 
【 SOX指数 】
5,607.92 -179.40 (-3.10%) ⇒▽Gap.もみあい ⇒+▼nr.様子見 ⇒+nrクアトロ ⇒▲逆立.窓埋め調整

【 VIX恐怖指数 】
16.72 +1.24 (+8.01%) ⇒▽nrはらみ ⇒▽上げ大 ⇒▲はらみ下げ ⇒▽Wr吞込み
⇒+8.01P (16台)
⇒-3.13P (15台)
⇒+6.32P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続落し330ドル安 ヘルスケア株の下げ目立つ ナスダックは小反落 
▲Wr切下げ.調整
ダウ工業株30種平均は4日続落
・朝発表の米指標が経済や労働市場の底堅さを示す内容だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが遠のくとの見方から、株売りが広がった。ユナイテッドヘルス・グループやメルクといったヘルスケア株の下げも重荷となった。

▲Wr押さえ.調整
ナスダック総合株価指数は小幅に反落
・ブロードコムやクアルコムといった半導体関連株の下げが目立った。
・テスラやアルファベットも売られた。

NYダウは330ドル安、ヘルスケアが重し

・良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。

・その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。

・終盤にかけナスダックも下落に転じ、終了。
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1.
・6月の米個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比の上昇率は2.6%、エネルギーと食品を除くコアでは2.8%と、ともにダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2.5%、2.7%)を上回った。4〜6月期の米雇用コスト指数の前期比の伸び率は0.9%と市場予想(0.8%)以上だった。週間の米新規失業保険申請件数は21万8000件と、市場予想(22万2000件)を下回った。

・市場では、「FRBのパウエル議長や(利下げに消極的な)タカ派メンバーには都合の良い内容だった」(CIBC・キャピタル・マーケッツのアリ・ジャフェリー氏)との声が聞かれた。パウエル議長は前日の記者会見で9月の政策判断を決めていないことを強調し、利下げ観測をけん制していた。

・経済指標が米経済の底堅さを示したことに加え、「割高感を意識した持ち高調整の売りも出た」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との見方もあった。

・個別銘柄では、アナリストが投資判断を引き下げたユナイテッドヘルス・グループが6.1%安で終えた。メルクやアムジェンも下げた。トランプ米大統領は31日、自身のSNSで米欧の大手製薬会社に送付した書簡を公表した。米国で提供される医薬品の価格を下げることを目的に、「最恵国待遇」を低所得者向けの米公的医療保険「メディケイド」にも適用することなどを求め、業績を下押しするとの見方から関連株に売りが出た。

・一方、ダウ平均は上昇する場面もあった。マイクロソフトが3.9%高で終えた。前日夕発表の2025年4〜6月期決算で売上高や1株利益が市場予想を上回った。クラウド需要が底堅く、7〜9月期の主要3部門をあわせた売上高見通しも市場予想以上となった。朝方には8%あまり上昇し、時価総額は4兆ドルを超える場面があった。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、メタプラットフォームズも11.2%高で終えた。前日発表の4〜6月期決算や7〜9月期の売上高見通しが市場予想を上回った。経営陣は人工知能(AI)開発への設備投資額を増やす見通しを示し、好感された。他のAI関連とみられる銘柄にも買いが広がる場面があった。

2.
・マイクロソフト(MSFT)は四半期決算でのクラウドの強い成長を好感、さらに、最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)の大規模投資を明らかにし、期待感に買われた。
・ヘルスケア機器・サービスが下落。

・エヌビディアやユナイテッドヘルス・グループ、キャタピラーは上昇。
・スリーエム(3M)やアマゾン・ドット・コム、キャタピラーは買われた。
・クルーズ船運営のノルウエージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は四半期決算で需要の回復を指摘し、上昇。
・アップル(AAPL)は取引終了後に四半期決算を発表。中国ビジネスの回復やアイフォーンの売り上げが予想以上に伸び、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。

・製薬会社のファイザー(PFE)やイーライリリー(LLY)はトランプ大統領がメディケイド(低所得者向け医療保険)対象薬品価格の引き下げを書簡で要求したことを受けて、収益減懸念に、それぞれ下落。
・メルクやアムジェンも下げた。
・ナイキやセールスフォース、ボーイングが下げた。
・オンライン小売のアマゾン(AMZN)は1株当たり利益が予想を上回ったが、第3四半期見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。

3.
・ブロードコムやクアルコムといった半導体関連株の下げが目立った。
・テスラやアルファベットも売られた。


【米国市況】 ⇒ Bloomberg

【NY外為】 ▽ドル強い ▲円全面安.150円後半
//▲▲◆▽◇//▽◆▽▽ 
・為替市場で、円はドルに対して続落。--- 日米の金融政策決定会合を受け、両国の金利差がすぐには縮まらないとの見方から円売り・ドル買いが優勢となった。

・円は一時0.9%安の150円84銭に沈んだ。主要通貨の中で、円の下げが最もきつかった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 57 分
⇒¥150.77 ¥1.26 +0.84%
⇒¥149.53 ¥1.07 +0.72%
⇒¥148.47 -¥0.06 -0.04%

7.31
ペッパーストーングループのシニアストラテジスト、マイケル・ブラウン氏
植田総裁が特に新しいことを話さない一方、利上げに前向きなタカ派的な発言も行っていないため、近いうちに追加利上げが行われるとの期待がやや後退した可能性があるとの見方。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、ネイサン・スフト氏
「ドルはかなり軟調だったが、米経済データの底堅さや関税交渉の進展、売り一巡感を背景に一定の買いを集めている」と。

マクロ・ハイブの為替ストラテジスト、ベン・フォード氏
「通貨バスケットに対してドルを引き続きショートにするには、トランプ氏による何らかの劇的な材料、もしくは米国を中心とした景気減速が必要になるだろう」と。

イン・タッチ・キャピタル・マーケッツのシニア通貨アナリスト、ピョートル・マティス氏
米経済の堅調さを確認できるデータが今後も続き、トランプ大統領によるパウエルFRB議長批判が実際の行動につながらなければ、足元のドルの「修正的反発」は向こう数週間、あるいは数カ月にわたって続く可能性があると。

ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、アループ・チャタジー氏
「労働市場軟化のより明確な兆候をFRBは待っており、9月の米利下げは確定ではない。一方で、関税の圧力によりインフレは押し上げられている」と。
「経済データの悪化やFRBのハト派転換を待つ間、ドルをショートにしてネガティブキャリーの状態を維持するのは困難であることに投資家は気づき始めている」とし、ドルは今後2、3カ月にわたって上昇基調を維持するとの見方。

【米国株】
▲下落
//◇◇▽◇◇//◇▲◆▲

・米株式市場ではS&P500種株価指数が続落。
・堅調な業績を発表したハイテク大手の一角が相場を押し上げたが、8月1日の関税発動期限を控え、失速する展開となった。

・トランプ米大統領は製薬会社に値下げを要求した。トランプ氏はイーライリリーやノボノルディスク、ファイザーといった世界的な製薬大手17社に、米メディケイド(低所得者向け医療保険)対象薬品の価格を引き下げるよう書簡で要求した。
・前日に発表した業績が好感されたマイクロソフトは、時価総額が一時4兆ドル(約603兆円)台に乗った。メタ・プラットフォームズも株価が一時12%余り上昇した。「マグニフィセント・セブン」の指数は最高値を更新して引けた。

7.31
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「利下げは好材料ではあるが、米国株が上昇を続けるために必要というわけではない」と指摘。「むしろ企業業績が上昇持続シナリオを左右しており、きょうはマイクロソフトとメタが前日に発表した決算が注目された」と。

ベルウェザー・ウェルスのクラーク・ベリン氏
「インフレには粘着性があり、30日のFOMC会合での政策金利据え置きは正当化される」と指摘。「株式相場は今年これまでのところ、利下げなしでも力強い上昇を遂げてきた」と。

【米国債】
▲下落
//▽▽▲◆◇//◆▽▲▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・PCE統計のほか、雇用コスト指数、新規失業保険申請件数などの米経済指標が発表されたが、相場の反応は総じて限られた。

・米10年債利回り
⇒4.37% 0.4 +0.09%
⇒4.37% 5.0 +1.15%
⇒4.32% -8.7 -1.98%
  
・米30年債利回り
⇒4.90% 0.2 +0.04%
⇒4.90% 4.2   +0.86%
⇒4.86% -9.7 -1.96%
  
>>7.30
オックスフォード・エコノミクスのアナリスト、ジョン・カナバン氏
「市場は労働市場の見通しに焦点を当てて、利下げを期待してきた」と指摘。「労働市場の動向は利下げを促すのに十分との見方をパウエル氏が押し返すほど、FOMCが市場の予想以上に金利を長く据え置くリスクが高まる」と。

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、トレーシー・チェン氏
「パウエル氏の発言はややタカ派寄りだ。労働市場は均衡しており、インフレは目標を上回っていると認めた」と指摘。「またパウエル氏は経済について、金利が景気抑制的であるような反応を示していないと言及した」と。

【原油】
▲下落
//◆▲-▽▲//▽▽▽▲ 
・原油先物相場は4営業日ぶりに下落。--- 米国のインフレ指標が予想以上に悪化したことなどを背景に、株式相場が弱含んだ流れが波及した。

・市場は需給バランスに関する明確な兆候を待っており、この日の値動きはおおむねレンジの範囲内にとどまった。
⇒WTI先物9月限は前日比74セント(▲1.1%)安の1バレル=69.26ドル。
⇒WTI先物9月限は前日比79セント(▽1.1%)高の1バレル=70ドル。
⇒WTI先物9月限は前日比2.50ドル(▽3.75%)高の1バレル=69.21ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▲1.1%下げて71.70ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▽1%上げて73.24ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▽3.5%上げて72.51ドル。

7.31
バッファロー・バイユー・コモディティーズのマクロトレーディング部門責任者、フランク・モンカム氏
「この週末を通じて、石油輸出国機構(OPEC)やロシアの動向に関する一段の明確性が得られるまで、投資家は過度に上値を追わないよう慎重姿勢を取っている」とし、8月1日に関税の期限が迫っていることも意識されていると。

ゴールドマン・サックス・グループのユリア・ジェストコヴァ・グリグスビー氏
「ロシア産原油の代替を見つけるのは困難だ」とリポートで指摘。「経済制裁の具体的な内容は依然として不透明だが、投資家はロシア産原油を輸入する国々に対して最大100%の関税が課されるリスクに注目している」と。

【NY金】
◆小幅続落
//▽▽▲◆▲//◆◇▲◆
・金先物相場は小幅続落。
・投資家の関心は8月1日に期限を迎える貿易協議や、同日発表される7月の米雇用統計に移っている。雇用統計では雇用者数の伸び鈍化と失業率の上昇が予想されている。

⇒金先物12月限は、4.20ドル(◆0.1%)安の1オンス=3348.60ドル。
⇒金先物12月限はFOMCの決定発表前に、28.40ドル(▲0.8%)安の3352.80ドル。
⇒金先物12月限は14.40ドル(◇0.4%)上げて3381.20ドル。

>>7.28
ペッパーストーン・グループのリサーチストラテジスト、ディリン・ウー氏
「関税協議、FOMCの金利決定、米雇用統計という3大イベントを控え、金価格のボラティリティーが一段と高まりそうだ」とリポートで指摘。「金は現在、テクニカル要因とファンダメンタルズ要因のはざまで岐路に立たされている」と。

【欧州株】 ドイツ長期債は小幅上昇-銅関税受け鉱業株が下落 ⇒

7.28
英FTSETM100指数 9,081.44 -38.87 -0.43%
独DAX指数 23,970.36 -247.14 -1.02%
仏CAC指数 7,800.88 -33.70 -0.43%
--------------------------------------------------------------
7.29
英FTSETM100指数 9,136.32 +54.88 +0.60%
独DAX指数 24,217.37 +247.01 +1.03%
仏CAC指数 7,857.36 +56.48 +0.72%
--------------------------------------------------------------
7.30
英FTSETM100指数 9,136.94 +0.62 +0.01%
独DAX指数 24,262.22 +44.85 +0.19%
仏CAC指数 7,861.96 +4.60 +0.06%
--------------------------------------------------------------
7.31
英FTSETM100指数 9,132.81 -4.13 -0.05%
独DAX指数 24,065.47 -196.75 -0.81%
仏CAC指数 7,771.97 -89.99 -1.14%
--------------------------------------------------------------

⇒▲切下げ.調整 ⇒▽逆立 ⇒◇nr.様子見 ⇒◆nr.調整
⇒▲吞込み.調整 ⇒◇はらみ.様子見 ⇒◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.調整  
⇒▲wrかぶせ.調整 ⇒△はらみ.様子見 ⇒△nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み.調整

▲下落
//◆▲▽◇◆//◆◇◇▲
・株は、自動車株と鉱業株が主導する形で下落。
・ストックス欧州600指数は、0.8%下落。
・鉱業株は、トランプ米大統領が一部の銅輸入品に50%の関税を課すと発表したことを受けて下落。
・フェラーリ株は、高級車の需要が市場予想を下回ったことから12%下落し、自動車株全体を押し下げた。

【欧州債】
◇もみあい
//▽◇◇◆◆//◇◆◇◇ 
・7月31日の欧州債券市場は、方向感を欠いた動きとなった。
・ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下落し2.69%。
・英10年債は3bp下落し4.57%。


・独国債10年物
⇒2.70% -0.01
⇒2.71% 0.00
⇒2.71% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.57% -0.03
⇒4.60% -0.03
⇒4.63% -0.01
---------------------------

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