*かぶとうし塾


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2025年8月23日土曜日

▲ドル下落 ▽円高へ.146円後半 原油.◇nr.63ドル後半 令和7.8.23.Sat

//◆▽◆◆◇◆//◆◇◆◆▽▲ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆◇//◆◇◆◆◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇▲◆▽▲//_▽▲◇▽◇ 原油  63ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 ▽円高へ.146円後半 原油.◇nr.63ドル後半
8.23
米ドル/円 146.89 - 146.99
ユーロ/円 172.13 - 172.21
ユーロ/米ドル 1.1715 - 1.1718
英ポンド/円 198.68 - 198.85
豪ドル/円 95.33 - 95.41
スイスフラン/円 183.25 - 183.40
原油(WTIC原油先物) 63.77 +0.25 (+0.39%) ⇒▲拍子木 ⇒◇反発 ⇒▽Bull ⇒◇nr

▽ドル強い ◆円下落.148円台 原油.▽Bull.63ドル台 
8.22
米ドル/円 148.37 - 148.39
ユーロ/円 172.21 - 172.28
ユーロ/米ドル 1.1607 - 1.1611
英ポンド/円 199.01 - 199.05
豪ドル/円 95.25 - 95.33
スイスフラン/円 183.47 - 183.57
原油(WTIC原油先物) 63.48 +0.77 (+1.23%) ⇒▽吞込み ⇒▲拍子木 ⇒◇反発 ⇒▽Bull

◆ドル弱い ◇円高方向.147円前半 原油.◇反発.62ドル後半  
8.21
米ドル/円 147.30 - 147.34
ユーロ/円 171.62 - 171.70
ユーロ/米ドル 1.1651 - 1.1653
英ポンド/円 198.16 - 198.33
豪ドル/円 94.74 - 94.83
スイスフラン/円 183.16 - 183.24
原油(WTIC原油先物) 62.84 +0.13 (+0.21%) ⇒▽反発 ⇒▲切り落し ⇒▽吞込み ⇒▲拍子木 ⇒▽反発

StockCharts ⇒  

8.19
NYダウ   44,922.27 +10.45 +0.02%
S&P500   6,411.37 -37.78 -0.58%
NASDAQ 21,314.95 -314.82 -1.45%
--------------------------------------------------------------
8.20
NYダウ   44,938.31 +16.04 +0.04%
S&P500   6,395.78 -15.59 -0.24%
NASDAQ 21,172.85 -142.09 -0.66%
--------------------------------------------------------------
8.21
NYダウ   44,785.50 -152.81 -0.34%
S&P500   6,370.17 -25.61 -0.40%
NASDAQ 21,100.31 -72.54 -0.34%
--------------------------------------------------------------
8.22
NYダウ   45,631.74 +846.24 +1.89%
S&P500   6,466.91 +96.74 +1.51%
NASDAQ 21,496.53 +396.22 +1.87%
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NYダウ(INDU) ⇒+◆nr.様子見 ⇒◇nr.様子見 ⇒◆nr.様子見 ⇒▽Wr逆立.高値更新  
S&P500(SPX) ⇒▲Gap2.Sup10MA ⇒◆nr.様子見 ⇒◆nr.様子見 ⇒▽Wr逆立.10MA突破  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲クアトロ.Sup20MA ⇒◆nr.様子見 ⇒◆nr.様子見 ⇒▽Wr逆立.20MA突破 
【 SOX指数 】
5,754.46 +151.20 +(2.70%) ⇒▲クアトロ ⇒▼nrたくり.様子見 ⇒◆nr.様子見 ⇒▽Wr逆立.Sup20MA

【 VIX恐怖指数 】
14.22 -2.38 (-14.34%) ⇒◇はらみ上げ ⇒+◆nr上げ ⇒▽上げ大 ⇒▲吞込み下げ大
⇒-14.34P (14台)
⇒+5.80P (16台)
⇒+0.77P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ反発し846ドル高 8カ月半ぶり最高値 FRB議長講演で利下げ期待
▽Wr逆立.高値更新
ダウ工業株30種平均は大幅に反発
・8カ月半ぶりに最高値を更新した。上げ幅は5月12日(1160ドル)以来の大きさだった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を受け、投資家の利下げ期待が強まったことで幅広い銘柄に買いが広がった。ダウ平均の上げ幅は一時970ドルを超えた。

▽Wr逆立.20MA突破
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発
・テスラやアルファベットが上昇。
・トランプ米大統領が米政府が株式の10%を取得することで合意したと明らかにしたインテルは5.5%高。
・このところ調整していた半導体関連にも買いが入り、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.6%上昇。

NYダウは846ドル高、パウエルFRB議長のハト派転換で利下げ期待高まる

・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、寄り付き後、まちまち。

・議長はジャクソンホール会合での講演で、労働市場の下方リスク上昇に伴うリスクバランスの変更で利下げが正当化する可能性に言及し予想外のハト派姿勢を示したため買いに拍車がかかった。

・利下げ期待に相場は終日高値を探る展開となり、ダウは過去最高値を更新し、終了。
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1.
・カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演でパウエル議長は雇用の下振れに触れ、基準となる経済の見通しやリスクバランスの変化が「政策スタンスの調整を正当化する可能性がある」と述べた。直接的に利下げに言及してはいないが、市場では「9月の利下げへの扉を開いた」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との受け止めが広がった。

・講演前には市場の一部でFRBが労働市場の減速よりもインフレリスクを重視し、利下げに慎重になるとの懸念があっただけに、株式の買い安心感につながった。利下げが米景気を支えるとの見方が強まり、キャタピラーやゴールドマン・サックスなどの景気敏感株やホーム・デポといった消費関連株の上昇が目立った。

・パウエルFRB議長の講演を受け、米債券市場では長期金利が前日に比べ0.09%低い(債券価格は高い)4.24%を付ける場面があった。金利低下で株式の相対的な割高感が和らぐとの観測も支えだった。「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は14台前半と前日から大幅に低下し、昨年12月以来の低い水準となった。

・そのほかのダウ平均の構成銘柄では、アメリカン・エキスプレスやアマゾン・ドット・コムが上昇した。ナイキやスリーエム(3M)にも買いが入った。半面、ベライゾン・コミュニケーションズとウォルマートが下落。

2.セクター別では
・自動車・自動車部品が上昇。
・電気通信サービスが下落。

・キャタピラーやゴールドマン・サックスなどの景気敏感株やホーム・デポといった消費関連株の上昇が目立った。
・アメリカン・エキスプレスやアマゾン・ドット・コムが上昇。
・ナイキやスリーエム(3M)にも買いが入った。
・住宅建設会社のKBホームズ(KBH)、レナー(LEN)は金利先安感に伴う売上増期待にそれぞれ上昇。
・航空会社のデルタ(DAL)やユナイテッド(UAL)、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)などは、利下げによる消費回復を期待し、それぞれ買われた。

・ベライゾン・コミュニケーションズとウォルマートが下落。

3.
・テスラやアルファベットが上昇。
・トランプ米大統領が米政府が株式の10%を取得することで合意したと明らかにしたインテルは5.5%高。
・アルファベット(GOOG)は携帯端末のアップル(AAPL)がSiri刷新で同社製人工知能(AI)モデル「ジェミニ」活用を検討しているとの報道やメタ・プラットフォームズ(META)と100億ドル規模のクラウドサービス提供で契約を締結し買われた。
・テスラ(TSLA)はサイバートラックの値上げを発表し、上昇。

SOX指数 ⇒  
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◇ TSM 232.99 2.49%
◇ エヌビディア 177.99 1.72%
☆ ASML 754.89 2.65%
☆ インテル 24.8 5.53%
☆ QCOM クアルコム 158.01 2.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 162.49 1.66%
◇ AMD 167.76 2.47%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 117.68 1.63%
☆ テラダイン 115.3 5.49%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 227.33 -0.56%
◆ エヌビディア 174.98 -0.24%
◆ ASML 735.4 -1.88%
◆ インテル 23.5 -0.17%
◆ QCOM クアルコム 154.13 -0.84%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 159.84 -0.41%
◆ AMD 163.71 -0.90%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 115.79 -1.21%
◆ テラダイン 109.3 -0.20%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 228.6 -1.76%
◆ エヌビディア 175.4 -0.14%
◇ ASML 749.49 0.79%
★ インテル 23.54 -6.99%
◆ QCOM クアルコム 155.44 -0.52%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 160.96 -0.78%
◆ AMD 165.2 -0.81%
★ MU ミクロン・テクノロジー 117.21 -3.97%
◆ テラダイン 109.52 -0.99%
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【米国市況】 ダウ平均は最高値更新、パウエル氏講演が利下げ観測補強 ⇒

【NY外為】 ▲ドル下落 ▽円高へ.146円後半
//▽◆◆◇◆//◇◆◆▽▲ 
・ブルームバーグ・ドル指数は下落。---パウエル議長の講演で9月利下げの確率が高まったと市場は受け止めた。

・円は対ドルで一時1.2%上昇し、146円58銭を付けた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 32 分
⇒¥146.94 -¥1.43 -0.96%
⇒¥148.34 ¥1.01 +0.69%
⇒¥147.32 -¥0.35 -0.24%

8.22
パウエル議長
「失業率など労働市場の指標の安定により、われわれは政策スタンスの変更を検討する上で慎重に進むことが可能になる」と指摘。「もっとも、政策が景気抑制的な領域にある現状では、基本見通しとリスクバランスの変化が、政策スタンスの調整を正当化する可能性がある」と。

シティ・ウェルスのケイト・ムーア最高投資責任者
「ドル下落は一時停止した」とブルームバーグテレビジョンで指摘。「市場が利下げサイクル再開を強く信じているのなら、ドルはもう少し軟化してもよさそうなものだ」と。

【米国株】
◆もみあい
//◆▽◇◆▲//◆▲◆◆

・22日の米国株式相場は急伸。ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新して引けた。
・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予想外にハト派的と受け止められ、投資家は利下げへの確信を強めた。
・パウエル議長は雇用市場のリスクに重点をシフトすることで、インフレが完全に目標を達成するのを待たずに政策金利を引き下げる可能性を示唆。

・金利低下が追い風となる銘柄が買いを集めた。大型ハイテク株は軒並み上昇。

8.22
パウエル議長
「失業率など労働市場の指標の安定により、われわれは政策スタンスの変更を検討する上で慎重に進むことが可能になる」と指摘。「もっとも、政策が景気抑制的な領域にある現状では、基本見通しとリスクバランスの変化が、政策スタンスの調整を正当化する可能性がある」と。

エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏
「パウエル議長は9月利下げのドアを広く開け、金利を25bp引き下げる軌道にあることをはっきりと強く示唆した」と指摘。「議長の講演は市場が心配していたよりずっとハト派的だった」と。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
パウエル議長が引き締め的な政策を転換する時期にきている可能性を認めたため、リリーフラリー(安心感による上昇局面)に向かう下地が整ったと指摘。「FRBは現在、インフレ加速に加え、労働市場が悪化の兆しを見せ始めているという難しい局面に直面している。雇用情勢は急変しやすく、FRBもそのリスクを十分認識している」と。
「利下げを尚早に、あるいは過度に行えば、インフレが再燃するリスクがある。一方で、利下げが遅すぎたり不十分だったりすれば、労働市場、ひいては経済全体の深刻な悪化を招くおそれがある。この微妙なバランスこそが、FRBが難しい立場にある理由だ」と。

プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏
「確かに利下げの根拠は強まっているが、緊急対応レベルの0.50ポイントの利下げを正当化する経済的根拠はほとんどない。仮にFRBがそうした措置に踏み切れば、市場はそれをデータに基づく判断ではなく、政治的影響の表れと受け取る恐れがある」と。

アバウンド・ファイナンシャルのデービッド・ラウト氏
9月のFOMC会合までに雇用統計の発表がもう1回あると指摘した上で「9月利下げを正当化するのに十分なデータは既にそろっている。株式市場は一般的に低金利を好む傾向があり、パウエル議長が9月の利下げの可能性に言及したことから、短期的には強気トレンドが続くとみている」と。

【米国債】
▽上昇
//◇◆▽▲▲//◆▽◇▲▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米国債相場は大幅上昇。パウエル議長の講演を受けて市場では9月利下げの織り込みが深まった。

・米10年債利回り
⇒4.25% -7.6 -1.75%
⇒4.33% 3.5    +0.82%
⇒4.29% -1.5 -0.36%
  
・米30年債利回り
⇒4.88% -4.2 -0.85%
⇒4.92% 2.4 +0.50%
⇒4.90% -1.2 -0.25%
  
8.22
セントルイス連銀の前総裁、ジェームズ・ブラード氏
「パウエル議長はこの講演を利用し、9月に25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げがあるとの観測を裏付けた」とし、「非常に弱かった直近の雇用統計を議長は重視していた。従ってこれは既定路線だろう」と。

クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏
パウエル氏の講演について「根強いインフレから労働市場の弱さにリスクが変化したことを示唆する」と指摘。「9月の利下げに向け、一段の地ならしをしている様子だ」と。

【原油】
◇上昇
//◇▲◆▽▲//▽▲◇▽◇ 
・原油先物相場は小幅ながら3日続伸。---供給が一段と過剰になるとの見通しがある反面、パウエル議長が9月の利下げに前向きな姿勢を示したため、買いが優勢になった。
・パウエル議長の発言内容が一部投資家の予想よりもハト派的だったことから、原油はリスク資産とともに上昇した。
・金利低下は経済活動を刺激し、燃料需要の増加につながるとの期待があるほか、資金調達費用や保管費用のコストも軽減される。

⇒WTI先物10月限は前日比◇0.2%高の1バレル=63.66ドル。
⇒WTI先物10月限は前日比▽1.3%高の1バレル=63.52ドル。
⇒WTI先物9月限は、前日比86セント(▽1.4%)高の1バレル=63.21ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は◇0.1%上げて67.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▽1.2%上げて67.67ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▽1.6%上げて66.84ドル。

>>8.21
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「夏季で商いが薄い中、強気・弱気両方の材料をにらむ展開が続き、価格は狭いレンジで推移している」と。

【NY金】
▽反発
//▲◆◇▲◆//◆▲◇◆▽
・金相場は反発。
・パウエル議長が9月利下げに慎重ながらも道を開いたことでドルと国債利回りが下げ、金買いが膨らんだ。
⇒金先物12月限は、36.90ドル(▽1.1%)高の3418.50ドル。
⇒金先物12月限は、6.90ドル(◆0.2%)安の3381.60ドル。
⇒金先物12月限は、29.80ドル(◇0.9%)高の3388.50ドル。

8.22
INGグループの商品ストラテジスト、エワ・マンティー氏
「パウエル議長の発言を受けて利下げ観測が強まる中、金は再び過去最高値を更新する可能性がある」と述べた。議長の発言については、「今年の上昇相場を再び勢いづける上で、これまで欠けていた唯一の材料だった」と。

【欧州株】 米利下げ観測で株上昇、最高値に迫る-国債も高い ⇒

8.19
英FTSETM100指数 9,189.22 +31.48 +0.34%
独DAX指数 24,423.07 +108.30 +0.45%
仏CAC指数 7,979.08 +95.03 +1.21%
--------------------------------------------------------------
8.20
英国 英FTSETM100 9,288.14 +98.92 +1.08%
ドイツ 独DAX 24,276.97 -146.10 -0.60%
フランス 仏CAC40 7,973.03 -6.05 -0.08%
--------------------------------------------------------------
8.21
英国 英FTSETM100 9,309.20 +21.06 +0.23%
ドイツ 独DAX 24,293.34 +16.37 +0.07%
フランス 仏CAC40 7,938.29 -34.74 -0.44%
--------------------------------------------------------------
8.22
英国 英FTSETM100 9,321.40 +12.20 +0.13%
ドイツ 独DAX 24,363.09 +69.75 +0.29%
フランス 仏CAC40 7,969.69 +31.40 +0.40%
--------------------------------------------------------------

⇒▽反発 ⇒▽Wr.高値圏 ⇒◇nr.様子見 ⇒◇nr.高値圏
⇒▽反発 ⇒-◇nr.様子見 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽クアトロ吞込み  
⇒▽wr逆立 ⇒-◇nrはらみ.様子見⇒▲切り落し.調整 ⇒▽吞込み

▽上昇
//+◇▽◇◆//◆▽◇◇▽
・22日の欧州株は上昇。---景気の底堅さや米利下げの可能性を巡り楽観が広がった。
・ストックス欧州600指数は一時0.8%高。

【欧州債】
◇上昇
//◆◆◇◆◆//◆◇◇◆◇ 
・欧州債市場ではドイツ債が上昇。
・パウエル議長の金融政策に対するハト派的な発言を受け、短期金融市場で欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が高まった。
・英国債も高い。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)の年内の追加利下げを10bpと織り込む。従来の想定では9bpだった。
         

・独国債10年物
⇒2.72% -0.04
⇒2.76% +0.04
⇒2.72% -0.03
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・英国債10年物
⇒4.69% -0.04
⇒4.73% +0.06
⇒1.93% -0.03
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年8月22日 6:01

①. クック理事への辞任圧力
米司法省当局者はパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長に書簡を送り、住宅ローンを巡る不正疑惑でクック理事への調査を開始する意向を示唆するとともに、理事に辞任を促すよう要求した。連邦住宅金融局のパルト局長が前日、住宅ローン契約を巡って不正があったとして、同理事を捜査するよう、ボンディ司法長官に書簡で要請していた。トランプ大統領はクック氏が自発的に辞任するか、パウエル議長によって解任されることを望んでいるいう。だが、パウエル議長にクック理事を解任する権限はない。解任できるのは大統領のみで、その場合も「正当な理由」が必要とされる。

②. FRB当局者発言
米クリーブランド連銀のハマック総裁は連邦公開市場委員会(FOMC)が明日22日に開催されると仮定して、自身は利下げを支持しないだろうと述べた。アトランタ連銀のボスティック総裁は、年内の利下げは1回となる可能性が高いとの見方をあらためて示した。カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は、インフレのリスクは労働市場におけるリスクよりやや高いとしつつ、金融政策は良好な位置にあるとの認識を示した。一方、セントルイス連銀の前総裁で、次期FRB議長候補とされるジェームズ・ブラード氏は年内に1ポイントの利下げを実施すべきだと述べ、2026年には引き下げの余地がさらにあるとの見方を示した。

③. 米PMI
8月の米製造業購買担当者指数(PMI)速報値は、需要の強まりを背景に約3年ぶりの高水準に上昇した。一方、輸入関税の引き上げで総合PMIの販売価格指数は上昇。3年ぶり高水準に並んだ。サービス業でも販売価格指数が3年ぶり高水準に上昇。消費者が負担を強いられている状況が示唆された。インフレ圧力により利下げ見通しが弱まるとの懸念から米国株が下げる一方、米国債利回りとドルは上昇した。

④. 米国とEUの共同声明
米国とEUは貿易協定の概要を示す共同声明を公表した。先月の合意の進展を示すもので、自動車、医薬品、半導体を対象とするEUのセクター別関税の引き下げ履行に向けた具体的な基準が盛り込まれた。欧州車の関税引き下げについては、対米関税措置実現に向けたEUの法案提出が条件となる。鉄鋼とアルミニウムに関しても、新たな関税引き下げの可能性が開かれる見通しだ。米国とEUは大半のEU輸出品に米国が15%の関税を賦課することで合意。米国は7月の大統領令で、EUからの輸入品は15%を上限とすると明示していた。

⑤. 巨人ウォルマートに異変
ウォルマート株が下落。4-6月期決算は増収だったものの、純利益が3年ぶりに予想を下回った。保険金請求や訴訟費用、事業再編コストの増加が利益を圧迫したという。利益が予想を下回るのは、小売りの巨人ウォルマートでは珍しい。同社はそれでも通期の売上高見通しを引き上げた。インフレと景気軟化を示すデータが懸念されているにもかかわらず、消費者の購買力が持ちこたえているシグナルとなった。
22日 【日本株】
日経平均 42,633.29 +23.12 +0.05%
TOPIX 3,100.87 +17.92 +0.58%
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日経平均 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲Cog.調整 ⇒▲Gap.調整3 ⇒◇nr.様子見
TOPIX ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▲Cog.nr調整 ⇒▲Gap.調整3 ⇒▽nr反発
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【日経平均VI】
日経平均VI 25.11 +0.05 +0.20% ⇒◇nr上げ ( 25台 )
日経平均VI 25.06 -0.09 -0.36% ⇒◆nr ( 25台 )
日経平均VI 25.13 +0.91 +3.76% ⇒▽上げ大 ( 25台 )
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22日、30年債利回りが過去最高、円は軟調-FRB議長講演待つ ⇒

・22日の東京株式相場は4日ぶりに反発。
・パウエル議長の講演を控えて積極的な買いは入りにくく、日経平均はマイナス圏で推移する時間帯が長かった。
・金利上昇を材料に保険や証券、銀行など金融セクターが高く、非鉄金属や電気・ガス、輸送用機器も堅調。
・化学や鉄鋼など素材株の一角は安い。
・アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連の一部も軟調。---米エヌビディアが部品サプライヤーに対し、人工知能(AI)半導体「H20」に関連する生産を停止するよう求めたと報じられたことが影響した。

りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
ジャクソンホール会合では短期的に議長発言に反応する可能性は否定できないが、モメンタムや構造が変わることはないだろうと。金利スワップ市場の9月の米利下げ織り込みは現時点で70%強に低下している。

HSBCホールディングスのアジア担当チーフエコノミスト、フレデリック・ノイマン氏
きょうの相場は方向感を欠き、パウエル氏が利下げ可能な時期に関する示唆をするかどうかに市場の注目が集まっていると。

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日経平均は小幅高、終日方向感に欠ける展開 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、22日の日経平均は19.64円高の42629.81円と反発して取引を開始。
・寄付き直後に下落してマイナス圏に転落したが、昨日までの3日続落で1100円を超す下げとなり、短期的な高値警戒感がやや緩和したことから押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。

・後場からは前日終値をやや下回って軟調もみ合い展開となったが、大引け直前にプラス圏に浮上して小幅高で終了した。
・国内でもパウエル議長の講演を前に手控えムードが強まるなか、週末要因も相まって終日方向感に欠ける展開となった。
・大引けの日経平均は前日比23.12円高の42633.29円。

・保険業、証券・商品先物取引業、銀行業などが上昇。
・化学、空運業、サービス業などが下落。

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【個別銘柄】メルカリ など  ⇒


▽メルカリ 2286 +32.5大幅続伸。
ソニーグループ<6758>とその関連会社、ソニーブロックソリューションズラボとの間で、NFTやデジタルコンテンツの普及促進に向けた基本合意書を締結したと発表。
第一弾として、同社が提供するブロックチェーン「ソニューム」を活用したNFTを販売。これにより、「メルカリNFT」を通じた関連サービスの開発や新しいエコシステム構築に向けた連携を進める予定。

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8.22 動いた株・出来た株
◇キオクシアHD<285A> 2429 +124 ⇒ 直近の下落に対する買い戻し優勢。
◇三井E&S<7003> 4200 +200 ⇒ 前日に続いて買い優勢で大幅続伸。
◇ソニーグループ<6758> 4220 +126 ⇒ 直近の下落に対する買い戻し優勢。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1986 +77 ⇒ ボーイングが最大500機販売契約で中国と最終調整と報道。
◆アドバンテスト<6857> 10845 -100 ⇒ 売り買い交錯で25日線付近で推移。
◆エアトリ<6191> 1012 -30 ⇒ 株主優待制度廃止を発表。
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