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2025年7月9日水曜日

◇ドルもみあい ◆円安維持.146円半ば 原油.◇切り上げ.68ドル台 令和7.7.9.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年7月9日 6:00 JST
①. 銅に50%関税課すとトランプ氏表明
トランプ米大統領は、今後発表予定のセクター別関税の一環として、銅に50%の関税を課す方針だと明らかにした。医薬品、半導体、金属といった特定セクターを対象とする関税を導入する計画に変わりはないと記者団に説明。米国外で生産された医薬品への関税については、製薬メーカーに少なくとも1年の猶予期間を設ける可能性があるとも述べた。同氏はまた、8月1日に設定した上乗せ関税の導入期限について、延長は認めない方針を示した。ソーシャルメディアへの投稿で「すべての関税支払いは8月1日から発生し、延長は一切認められない」と述べた。

②. ベッセント氏が日本訪問を検討
ベッセント米財務長官が来週にも日本を訪問する方向で検討していることがブルームバーグの取材で分かった。19日に予定されている大阪・関西万博の米国ナショナルデーに合わせたものという。複数の関係者が明らかにした。ベッセント氏は日本との関税交渉を担当しており、滞在中に赤沢亮正経済再生担当相と面会するかどうか注目される。ただ、米政府高官の1人は目的は万博であり、公式な協議は予定していないという。内閣官房の発表によると、両氏は日本時間8日夜に約30分間、電話会談し、日米協議を精力的に継続していくことで一致した。

③. 小枝日銀委員
日本銀行の小枝淳子審議委員は、足元の消費者物価についてコメを中心とした食料品価格が想定よりも強いとし、日銀が政策判断で重視する基調的な物価上昇率に影響しないか注視していく考えを示した。3月の就任後、初のインタビューに応じた。金融政策運営については「その時点で得られるデータや情報、経済・物価情勢や市場の動向を丁寧にみて、変化の兆しを見逃さず、状況判断していきたい」と説明。国内物価面では、海外経済の減速に伴う下方リスクを注視する一方、関税政策による供給制約の強まりを受けたコストプッシュ圧力にも注意が必要とした。

④. 米大手ハイテク銘柄に買い集中
快走を続ける米株式市場に不安な兆候が出ている。値上がりは一部の大手テクノロジー企業に集中しており、株高の裾野が広がりを欠くためだ。ここ数週間でS&P500種株価指数は相次ぎ最高値を更新したが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場銘柄のうち、新たに最高値を更新した銘柄数から最安値更新の銘柄数を引いた差はわずか88にとどまったことが、オッペンハイマーの分析で示された。一方、ゴールドマン・サックス・グループは、2カ月で2度目となる米国株の見通し引き上げを行った。連邦公開市場委員会(FOMC)がより早期に利下げするとの見方が背景だ。

⑤. プライムデー低調
米アマゾン・ドット・コムの「プライムデー」は、開始後4時間の売上高が前年を14%下回った。モメンタム・コマースが分析した。日本では11日からだが、米国では8日から始まった。前年は2日間だったプライムデーは、今年は4日間に延びたため、単純な比較は難しい。セール後半に一段と価格が引き下げられることを期待した、買い控えの可能性もある。関税の影響でセールへの参加を見送る売り手が出ているほか、消費者の中には購入を控える動きも見られている。
9日 【日本株】
日経平均 39,821.28 +132.47 +0.33%
TOPIX 2,828.16 +11.62 +0.41%
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日経平均 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲Gap.nr調整 ⇒◇Trs.様子見 ⇒+▼押さえ.様子見
TOPIX ⇒+▼押さえ.様子見 ⇒▲Gap.窓埋め調整 ⇒◇Trs.様子見 ⇒+▼nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.60 -1.92 -7.52% ⇒▲下げ大 ( 23台 )
日経平均VI 25.52 -1.85 -6.76% ⇒▲下げ ( 25台 )
日経平均VI 27.37 +0.70 +2.62% ⇒+▼nr上げ ( 27台 )
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9日、円が一時147円台、利上げ後ずれ観測で売り継続-株続伸

・9日の東京株式相場は続伸。
・円安を好感して自動車株が買われたほか、銀行や医薬品などが値上がりした。
・機械や非鉄金属、情報・通信業などは安い。

・銅関連銘柄で電線メーカーのフジクラと古河電気工業などが下落。トランプ大統領の銅関税表明を受けて懸念が高まった。

フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長
自動車株にとって「円安は関税の影響をかなり相殺していると思う。円安になればなるほど関税の痛みが相殺されるだろう」と述べた。また、対日関税率25%は7月中の交渉で引き下がる可能性もあるということで「少し安心感が出た」と。
一方で、関税の今期決算への影響が懸念され、株価の上昇は限定的だと同氏は指摘。
「25%が織り込まれると、業績見通しを下方修正するパターンが今月に出てくるだろう。日経平均が高値を超えないとこの辺が今年のピークになる可能性がある」と。

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日経平均は続伸、ソフトバンクGや日東電が2銘柄で約26円分押し上げ

・米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始。

・ただ、朝方の買い一巡後は売り手優位の状況となり指数も上げ幅を縮小。

・後場に入ってもプラス圏での推移は続いたが、上げ幅は限定的で取引を終了。
・早い段階でマイナス圏に転落した後は前日終値付近まで値を戻し、後場には再度プラス圏に浮上したが、1日を通して方向感に欠ける展開となった。
・外為市場で引き続き円安・ドル高水準で推移していることが輸出株などの下支えとなったが、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き株価の重しとなった。
・また、国内では参院選を控える中、市場には積極的に買い進む材料が乏しい。ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが一部で警戒されており、心理的節目の4万円を手前に上げ幅は限定的だった。

・大引けの日経平均は前日比132.47円高の39821.28円。

・石油・石炭製品、鉱業、その他金融業が上昇。
・非鉄金属、機械、電気・ガス業が下落。

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【個別銘柄】資生堂、富士通 など 


▽資生堂 2635 +81大幅反発。
前日には社外取締役との対話イベントが開催されているもよう。ガバナンスの進化などが確認できたとして、評価材料につながっているもよう。
取締役会の議論が迅速化・活性化されてきているとし、直近の主要な議題としては、中長期の成長シナリオ、足元のアクションプランの進行、ブランド価値の再構築などであるもよう。リスクへの対応力や現中計で取り組む構造改革のスピード感が上がっていると評価の方向に。

▲富士通 3287 -112大幅続落。
英国の郵便局で起きた冤罪事件の法定調査委員会が原因の会計システムを納入した同社などに対し、被害者の迅速な救済を勧告したと伝わっている。
1万人が賠償を申し立てる資格があるとの見方を示し、10月末までに措置の概要を公表するよう求めているようだ。同社では、補償への貢献について英政府と協議していくとしており、今後の資金負担増が懸念される状況となっているもよう。

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7.9 動いた株・出来た株
◇GMOインターネット<4784> 1529 +163 ⇒ さすがに調整一巡感で自律反発。
◇愛知製鋼<5482> 2152 +189 ⇒ 材料見当たらず需給要因が主導か。
◇住友ファーマ<4506> 970 +63 ⇒ ジェフリーズ証券では目標株価引き上げ。
◇キオクシアHD<285A> 2710 +156 ⇒ 直近では大和証券が新規に買い推奨。
◇コスモエネHD<5021> 6555 +324 ⇒ 原油価格の上昇が手掛かりに。
◇資生堂<4911> 2683 +129 ⇒ 前日に社外取締役との対話イベント開催。
◆西武HD<9024> 4716 -281 ⇒ 材料なし、利食い売りなどの需給要因。
◆富士通<6702> 3272 -127 ⇒ 英郵便局冤罪調査で被害者への救済措置勧告と伝わる。
◆コナミグループ<9766> 19930 -590 ⇒ ファンドのリバランスなどが継続の格好か。
◆三菱重工業<7011> 3282 -97 ⇒ 機関投資家のリバランスが継続の形か。
◆IHI<7013> 14680 -375 ⇒ 防衛関連も本日はさえない動き。
◆神戸物産<3038> 4369 -123 ⇒ 為替相場の円安傾向をマイナス視。
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//◆◆◆◇▽◆//◆◇ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇▽◆//◆▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇▽◆_//_◇ 原油  68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい ◆円安維持.146円半ば 原油.◇切り上げ.68ドル台  
7.9
米ドル/円 146.54 - 146.65
ユーロ/円 171.74 - 171.92
ユーロ/米ドル 1.1720 - 1.1723
英ポンド/円 199.05 - 199.24
豪ドル/円 95.63 - 95.84
スイスフラン/円 184.12 - 184.33
原油(WTIC原油先物) 68.29 +0.37 (+0.54%) ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ ⇒◇呑込み ⇒◇切り上げ

▽ドル強い ▲円全面安に.146円台 原油.◇呑込み.67ドル台 
7.8
米ドル/円 146.01 - 146.05
ユーロ/円 170.95 - 171.01
ユーロ/米ドル 1.1708 - 1.1709
英ポンド/円 198.59 - 198.70
豪ドル/円 94.75 - 94.84
スイスフラン/円 182.65 - 183.11
原油(WTIC原油先物) 67.86 +1.39 (+2.10%) ⇒◇呑込み ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ ⇒◇呑込み

◆ドルもみあい ◇円高ぎみ.144円前半 原油.◆nrはらみ.67ドル台  
7.7
米ドル/円 144.36 - 144.48
ユーロ/円 170.05 - 170.26
ユーロ/米ドル 1.1779 - 1.1783
英ポンド/円 197.07 - 197.53
豪ドル/円 94.58 - 94.78
スイスフラン/円 181.62 - 181.96
原油(WTIC原油先物) 67.13 -0.32 (-0.48%) ⇒◇呑込み ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ

StockCharts ⇒  

7.2
NYダウ   44,484.42 -10.52 -0.02%
S&P500   6,227.42 +29.41 +0.47%
NASDAQ 20,393.13 +190.24 +0.94%
--------------------------------------------------------------
7.3
NYダウ   44,828.53 +344.11 +0.77%
S&P500   6,279.35 +51.93 +0.83%
NASDAQ 20,601.10 +207.97 +1.02%
--------------------------------------------------------------
7.7
NYダウ   44,406.36 -422.17 -0.94%
S&P500   6,229.98 -49.37 -0.78%
NASDAQ 20,412.51 -188.58 -0.91%
--------------------------------------------------------------
7.8
NYダウ   44,240.76 -165.60 -0.37%
S&P500   6,225.52 -4.46 -0.07%
NASDAQ 20,418.46 +5.94 +0.02%
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NYダウ(INDU) ⇒-◇nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲nr.調整 
S&P500(SPX) ⇒▽逆立.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲nr.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽吞込.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒▲Cog.窓埋め調整へ ⇒+nr.調整
【 SOX指数 】
5,641.22 +100.01 +(1.80%) ⇒▽2Gap.高値圏 ⇒▽gap.nr高値 ⇒▲Cog.調整へ ⇒▽反発.窓埋め

【 VIX恐怖指数 】
16.81 -0.98 (-5.51%) ⇒-△nr下げ ⇒▲nr下げ ⇒▽BigUp ⇒▲反落下げ
⇒-5.51P (16台)
⇒+8.61P (17台)
⇒-1.56P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続落し165ドル安 貿易政策の不透明感から ナスダックは小反発 
▲nr.調整
ダウ工業株30種平均は続落
・米政権の貿易政策を巡る不透明感が引き続き相場の重荷となった。半面、ハイテク株の一角に買いが入り、相場の下値を抑えた。

+nr.調整
ナスダック総合株価指数は小幅に反発
・テスラやマイクロン・テクノロジーが買われた。

NYダウは165ドル安、貿易戦争懸念が再燃

・主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。

・トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。

・関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。
・ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。
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1.
・トランプ米大統領は8日、新たに8月1日から発動するとした関税について「延長は認められない」との考えを自身のSNSで示した。米政権は7日に日本を含む貿易相手国に対して8月1日から適用される新たな関税率の通知を始め、相互関税の交渉期限を従来の7月9日から8月1日に延期した。

・トランプ氏は8日の閣議後の記者会見で、分野別の関税にも言及した。銅・銅製品の輸入には50%、医薬品には最大200%の関税を課すと主張した。これとは別に中国が8日にトランプ政権に対し、8月から自国製品への関税を復活させることで貿易摩擦を再燃させないように警告したとロイター通信が報じた。市場では「トランプ氏がより強気な姿勢を示したことに不安感が広がった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方があった。関税を巡る不透明感や高関税が世界経済に悪影響となるとの懸念が根強い。

・個別銘柄では、JPモルガン・チェースが3.1%安、ゴールドマン・サックスが1.9%安と下げが目立った。HSBCが7日付のリポートでこのところの大幅な銀行株高を受け、「より慎重な姿勢をとる」として投資判断を引き下げた。嫌気した売りが銀行株全般に広がった。

・もっとも、相場の下値は堅かった。米国と貿易相手国・地域との今後の交渉次第では、関税率が変わる可能性がある。先行きを見極めたい投資家も多く、主力株への一方的な売りは手控えられた。市場では、「関税を巡る議論は引き続き柔軟だ」(インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏)との声が聞かれた。

2.
・エネルギーや自動車・自動車部品が上昇。
・銀行が下落。

・原油高を受けてシェブロンが買われた。
・セールスフォースやエヌビディアといったハイテク株の一角も上げた。
・天然資源会社のフリーポート・マクモラン(FCX)はトランプ大統領が銅輸入に50%関税を賦課すると発言し、銅価格の急伸に連れ収益増期待が強まり買われた。

・ナイキやウォルマート、アメリカン・エキスプレスといった消費関連株に売りが出た。
・JPモルガン・チェースが3.1%安、ゴールドマン・サックスが1.9%安と下げが目立った。---大幅な銀行株高を受け、「より慎重な姿勢をとる」としてHSBCが投資判断を引き下げた。

3.
・テスラやマイクロン・テクノロジーが買われた。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◆ TSM 227.86 -0.57%
◇ エヌビディア 160 1.11%
◇ ASML 794.1 1.15%
☆ インテル 23.59 7.23%
◇ QCOM クアルコム 159.45 0.86%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 194.99 2.21%
◇ AMD 137.82 2.24%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 124.42 3.75%
◇ テラダイン 92.22 1.80%
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◆ TSM 229.17 -2.40%
◆ エヌビディア 158.24 -0.69%
◆ ASML 785.09 -1.18%
◆ インテル 22 -2.18%
★ QCOM クアルコム 158.09 -2.54%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 190.78 -0.14%
◆ AMD 134.8 -2.26%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 119.92 -1.85%
★ テラダイン 90.59 -2.65%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 234.8 0.51%
◇ エヌビディア 159.34 1.33%
◆ ASML 794.5 -0.64%
☆ インテル 22.49 2.79%
◆ QCOM クアルコム 162.21 -0.07%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 191.05 0.55%
◆ AMD 137.91 -0.44%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 122.29 0.45%
◆ テラダイン 93.06 -1.19%
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【米国市況】 ⇒ Bloomberg

【NY外為】 ◇ドルもみあい ◆円安維持.146円半ば
//◆◆◇▽◆//▽◇ 
・ドル指数はもみ合った末、前日とほぼ変わらない水準。--- 関税の発効延期は米金融政策と市場の不確実性も引き延ばした。

・ドルは対円で一時146円98銭まで上昇。前日は1.1%上げていた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 44 分
⇒¥146.55 ¥0.50 +0.34%
⇒¥146.06 ¥1.59 +1.10%
⇒¥145.00 ¥1.34 +0.93%

7.8
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのグローバル市場戦略責任者ウィン・シン氏
「最初に明らかになった関税通知の書簡では、数値が4月に発表されたものとかなり近い」と。
「適用される8月1日まで、不確実な期間が続く」として、「関税率の引き上げはFRBをこれからも一層慎重にさせるだろう」と。

マッコーリー・グループのティエリー・ウィズマン、ギャレス・ベリー両氏
「関税を巡る不確実性は米政策全般の不確実性につながっており、それが引き続き米国リスクからの分散を図る投資家の動きを促している」と分析。「7日に起きたことはいずれも、2025年関税ストーリーが終わりに近づいていることを意味するものではない」と。

【米国株】
◆小幅安
//◇◇◇▽_//▲◆

・8日の米株式相場は小幅安。
 ・米政府との貿易協議ではまだ交渉の余地があるとの期待が広がる中、トランプ大統領は上乗せ関税が発動される8月1日の期限は延長しないと述べた。

 ・トランプ氏が銅に50%の関税を課すと発言したため、銅生産のフリーポート・マクモラン株が上昇。
 ・大型株ではテスラが上昇。
 ・アマゾン・ドット・コムは「プライムデー」の滑り出しが不調だったことから下落。

7.8
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「貿易戦争に関するニュースが再び注目されるようになっているが、だからといって3月下旬や4月上旬の状況が再来するのではなさそうだ」と。
「交渉継続もしくは期限延長を市場が確信していれば、ニュースの影響は引き続き無視されるかもしれない」とし、「状況が本格的に悪化しない限りは、5%や10%の下げは買いの好機だとリテール投資家は見なすはずだ」と。
一方、貿易を巡る状況が「騒動だけでなく、実際に打撃を与える」ような段階に入り得ると投資家が考えるようになれば、株価が再び下落局面に入る可能性は十分あると。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマンブチャディ氏
「関税率は年初水準に比べて依然高くなる公算が大きく、ニュースによるリスクも高いだろうが、年末時点での米国の実効関税率は15%程度と推測される」と指摘。「そうなれば成長への向かい風にはなるものの、リセッション(景気後退)の引き金になるほどではない」と。
同氏は今後のボラティリティー対策として、米国外の株式保有を段階的に増やすこと、もしくはポートフォリオの多様化を進めることを引き続き推奨した。

ブラム・カプラン氏らJPモルガン・チェースのストラテジスト
米株価指数が過去最高値に近く、地政学リスクプレミアムも大方消失している中、8月1日の上乗せ関税発効を控えて投資家はヘッジの再構築を検討するべきだと指摘。

ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト
ここ2カ月で2度目となる米国株の見通し引き上げを行った。米連邦公開市場委員会(FOMC)がより早期に利下げするとの見方が背景。

デービッド・コスティン氏率いるチーム
向こう12カ月のS&P500種見通しを6900と、従来の6500から引き上げ、年末時点の目標値も6100から6600に上方修正した。米国債利回り低下や、米主要企業の堅調な業績も株価押し上げの要因になると分析。

【米国債】
◆下落
//▽◆▲▲_//▲◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・予想以上に強かった6月の雇用統計が先週明らかになって以降、投資家の年内利下げ期待が後退。これも利回りを押し上げている。

・米10年債利回り
⇒4.40% 2.4 +0.54%
⇒4.38% 3.4 +0.78%
⇒4.34% 6.7 +1.56%
  
・米30年債利回り
⇒4.93% 1.1 +0.23%
⇒4.91% 5.3 +1.09%
⇒4.86% 5.9 +1.23%
  
7.8
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「米国に拠点を置く弱気なトレーダーが主導権を握っており、彼らがこれ以上弱気にならない理由が見つからない」と指摘。「世界的に長期債は弱い」と。

ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者アンドルー・ブレナー氏
「世界的に長期債金利がひどいことになっている。ベア・スティープニングばかりだ」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者
「関税を巡る不確実性を理由に企業が雇用を削減すると心配されていたが、これまでのところ、そうなってはいない」と。

【原油】
◇続伸
//◆◇▽◆_//▽◇ 
・原油先物相場は続伸。--中東での新たな緊張を受け、買いが続いた。テクニカル要因で値動きが増幅された。
 ・イエメンの親イラン武装組織フーシ派が商船を新たに攻撃したことが買いを誘い、その後はテクニカル要因で一段高となった。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は68ドル台で終え、68.51ドル付近にある200日移動平均を超える場面もあった。

・市場は主として需給動向に注目している。米軍による攻撃を受けたイランがホルムズ海峡を封鎖しなかったため、エネルギーインフラが今後の軍事対立で使用されることはないとの見方が強まった。一方、米国と中国で短期的な需要が堅調を維持しているものの、現物市場では一部で極端に供給が不足している。
⇒WTI先物8月限は、前日比40セント(◇0.6%)上昇し、1バレル=68.33ドル。
⇒WTI先物8月限は、前営業日比93セント(▽1.4%)上昇し、1バレル=67.93ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比45セント(◆0.7%)下落し1バレル=67ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◇0.8%高の70.15ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▽1.9%高の69.58ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◆0.4%安の68.80ドル。

7.8
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「原油価格は短期的な需給要因が堅調なため横ばいを維持している。石油製品の需給逼迫(ひっぱく)が原油需要を支える一方、地政学的なニュースはまちまちだ。紅海でのフーシ派による攻撃の可能性が一定の警戒感を招いている」と。

【NY金】
◆下落
//◇▽◇◆_//◆◆
・金相場は下落。--米国債利回りとドルが上昇したため、売りが優勢になった。

・トランプ大統領による通商政策の転換が不確実性を高め、安全資産への需要を後押ししたためだ。中央銀行による金買いにも支えられている。中国人民銀行(中銀)が7日公表したデータによると、先月は金保有が7万トロイオンス増加した。

⇒金先物8月限は25.90ドル(◆0.8%)安の3316.90ドル。
⇒金先物8月限は◆10セント安の3342.80ドル。
⇒金先物8月限は16.80ドル(◆0.5%)安の3342.90ドル。

7.8
MKS・PAMPの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏
「貴金属を含む商品市場に圧力をかけているのは為替市場と債券市場だ」と指摘。

INGグループのストラテジスト、エワ・マンティー氏
「経済環境の不確実性が依然として続く中、ドルから他の資産への分散を目指す動きから、中銀は金保有を引き続き増やす可能性が高い」と。

【欧州株】 株は下げ埋める、関税協議巡る日米電話会談で-国債下落 ⇒

7.3
英FTSETM100指数 8,823.20 +48.51 +0.55%
独DAX指数 23,934.13 +144.02 +0.61%
仏CAC指数 7,754.55 +16.13 +0.21%
--------------------------------------------------------------
7.4
英FTSETM100指数 8,822.91 -0.29 0.00%
独DAX指数 23,787.45 -146.68 -0.61%
仏CAC指数 7,696.27 -58.28 -0.75%
--------------------------------------------------------------
7.7
英FTSETM100指数 8,806.53 -16.38 -0.19%
独DAX指数 24,073.67 +286.22 +1.20%
仏CAC指数 7,723.47 +27.20 +0.35%
--------------------------------------------------------------
7.8
英FTSETM100指数 8,854.18 +47.65 +0.54%
独DAX指数 24,206.91 +133.24 +0.55%
仏CAC指数 7,766.71 +43.24 +0.56%
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⇒▽逆立 ⇒-nrはらみ.様子見 ⇒▲nr.調整 ⇒▽QUAD反発
⇒▽Cog.Sup10MA ⇒▲nr窓埋め.調整 ⇒▽逆立 ⇒▽nr.高値圏 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲窓埋め.調整 ⇒▽nr反発 ⇒▽トリプル.50MA突破

◇上昇
//▲▲◇◇▲//▽◇
・8日の欧州株は一時の下げを埋めた。
・赤沢亮正経済再生担当相がベッセント米財務長官と関税協議を巡り電話会談を行ったことを受け、センチメントが押し上げられた。
・ストックス欧州600指数は0.4%上昇。

【欧州債】
◆下落
//◆◇▲◆◇//◆◆ 
・欧州債は下落。
・ドイツ5年債入札で需要が低調だったほか、米国債の下げも売り圧力につながった。
・英国債は下落。英国では9日、10年債入札が実施される。


・独国債10年物
⇒2.69% +0.04
⇒2.64% +0.04
⇒2.61% -0.01
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・英国債10年物
⇒4.63% +0.05
⇒4.59% +0.03
⇒4.55% +0.01
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