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2025年7月3日木曜日

◇ドルもみあい ◆円もみあい.143円半ば 原油.▽wr逆立.67ドル台 令和7.7.3.Thus

3日 【日本株】
日経平均 39,785.90 +23.42 +0.06%
TOPIX 2,828.99 +2.95 +0.10%
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日経平均 ⇒+▼nr.調整 ⇒▲Cog.調整へ ⇒-△nr窓埋め.様子見 ⇒+nr.様子見
TOPIX ⇒+▼nr.調整 ⇒▲Cog.調整へ ⇒-△nr.様子見 ⇒◇nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 25.83 +0.42 +1.65% ⇒▽nr上げ ( 25台 )
日経平均VI 25.31 +1.06 +4.37% ⇒+▼上げ大 ( 25台 )
日経平均VI 24.25 -0.34 -1.38% ⇒-nr下げ ( 24台 )
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3日、超長期債大幅安、英金利急騰で財政拡大懸念-入札も弱め

・3日の東京株式相場は小幅高。
・トランプ米大統領がベトナムとの間で貿易に関するディールを取りまとめたと明らかにし、米関税への懸念がやや後退した。ただ、日本と米国との関税交渉への警戒感も根強かった。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト
日米通商協議の合意の遅れは懸念されるとした上で、米国とベトナムが合意した内容はかなりベトナムにとって厳しく見え、合意を急いでもいいことはないかもしれず、しっかりと交渉することが重要だと。

岡三証券の小川佳紀投資戦略部長
軒並み上昇した自動車株について「関税交渉の悪材料はこの数週間で相当織り込んだ。急転直下でポジティブな結果になる可能性が意識され、買い戻しの動きが一部出ている」と。

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日経平均は小反発、前日終値を挟んでもみ合う展開

・米株市場を横目に、本日の日経平均は3日ぶり反発して取引を開始。

・その後は売り買いが交錯して前日終値を挟んでのもみ合い展開となった。

・大引けにかけてやや下げ幅を広げたが、取引終盤に買いが集まり、指数もプラス圏に浮上して終了。
・東京市場でも引き続きハイテク株や半導体関連株は底堅く推移し、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。
・日米関税交渉の先行き不透明感が意識されて投資家心理が重くなるなか、今晩に米雇用統計の公表を控えており、様子見ムードも強まった。
・そのほか、週末の米独立記念日を控えて海外投資家の資金流入ペースが鈍った可能性もある。

・大引けの日経平均は前日比23.42円高の39785.90円。

・鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器などが上昇。
・情報・通信業、倉庫・運輸関連業、建設業などが下落。

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【個別銘柄】良品計画 など 


◆良品計画 6674 -258大幅続落。
前日に6月の月次動向を発表。国内既存店売上高は前年同月比7.1%増となり、17カ月連続で前年を上回っている。客数が同5.7%増となったほか、客単価も同1.1%上昇。
ただ、前月の12.2%増から伸び率は鈍化、25年8月期に入って最も伸長率は低下しており、利食い売り圧力を強めさせる形となっているようだ。なお、土日祝日が1日少なかったことで、2ptのマイナス影響があったと試算している。

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7.3 動いた株・出来た株
◇JFE<5411> 1785.5 +84 ⇒ 特に材料明確化していないが鉄鋼が業種別上昇率トップ。
◇マツダ<7261> 893.7 +37.2 ⇒ 出遅れセクターへの資金シフトも強まる形か。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3443 +144 ⇒ SOX指数の反発で半導体関連の一角がしっかり。
◇神戸製鋼所<5406> 1645.5 +60 ⇒ 出遅れの鉄鋼株にはリバランスの買いか。
◇日野自動車<7205> 372.4 +13.8 ⇒ 6月米自動車販売の底堅さなども自動車株高の一因か。
◆フジHD<4676> 3362 -329 ⇒ 直近では連日の上昇となり利食い売り優勢か。
◆良品計画<7453> 6530 -402 ⇒ 6月既存店の伸び鈍化をマイナス視。
◆ANYCOLOR<5032> 4865 -225 ⇒ 高値圏で上値の重さも意識され。
◆関電工<1942> 3260 -138 ⇒ 高値圏で利食い売りが集まる展開か。
◆コナミグループ<9766> 20365 -750 ⇒ 前日からゲーム関連の一角が軟調推移。
◆スクエニHD<9684> 10135 -350 ⇒ 前日から売り優勢とゲーム関連の一角にはリバランスの売りか。
◆三井E&S<7003> 2704 -94 ⇒ 高値圏にある銘柄の一角には利食い売りが優勢。
◆清水建設<1803> 1556.5 -54 ⇒ 6月高値水準では戻り売り圧力も強まりやすく。
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年7月3日 6:01 JST
①. 米国とベトナムが合意
トランプ米大統領はベトナムとの間で貿易に関するディールを取りまとめたと明らかにした。ベトナムからの対米輸出品には20%の関税、ベトナムを経由した迂回(うかい)輸出と見なされる製品には40%の関税が適用されると、ソーシャルメディアへの投稿で明らかにした。ベトナムは米国からの輸入品に対して、全ての関税を撤廃することに同意したという。一方、中国企業を世界のサプライチェーンから切り離すような合意を各国と結ぼうとする米国の取り組みに、中国は懸念を深めている。

②. 米民間雇用者数が減少
ADPリサーチ・インスティテュートが発表した6月の米民間雇用者数は3万3000人減と、市場予想(9万8000人増)に反して減少した。減少はおよそ2年ぶり。サービス分野での落ち込みが目立った。景気が減速する中、労働市場が一段と軟化することへの懸念が高まる可能性がある。

③. 税制法案の行方
米下院の保守強硬派のリーダーはトランプ大統領が推進する大型税制・歳出法案が独立記念日である4日までに成立する見通しに疑問を呈した。共和党の保守派グループ「下院自由議員連盟」の議長を務めるハリス議員は、経済専門局CNBCの番組に出演し、「この法案を正しい形で仕上げるには、さらに1週間かかる可能性がある」と発言。「問題が解決するまで議会にとどまる覚悟だ」と述べた。

④. 英国でトリプル安
英金融市場では国債、株、ポンドが売られるトリプル安となった。ポンドは対ドルで一時1%余り下落し、1ポンド=1.36ドルを下回った。主要株価指数FTSE250指数は1.3%安で終了。長期債利回りは大幅上昇した。スターマー首相が下院の首相質疑でリーブス財務相への全面的な支持について明言を避け、リーブス氏の地位を巡る臆測が急速に高まった。スターマー氏率いる労働党政権は、公約に掲げていた社会保障改革の重要な部分を撤回し、リーブス氏の財政計画は大きく狂わされている。

⑤. テスラ販売台数が2四半期連続で減少
米電気自動車(EV)大手、テスラの世界販売台数は2四半期連続で減少した。年間ベースでの連続減少を避けるのは難しい状況となった。4-6月(第2四半期)の世界販売台数は38万4122台と、前年同期を13%下回った。今年通期の販売台数が前年を上回るには、11万台近い減少幅を下期に埋め合わせなくてはならない。販売台数は最も悲観的なアナリスト予想は上回った。アナリストの大半は20%余りの減少を予想していた。テスラ株はこれを受けて上昇。
//◇◆▲◇◆◇//◆◆◆◇ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆▽//◆◇◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◇◇◆//_◆◇▽ 原油  67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい ◆円もみあい.143円半ば 原油.▽wr逆立.67ドル台  
7.3
米ドル/円 143.66 - 143.69
ユーロ/円 169.41 - 169.61
ユーロ/米ドル 1.1796 - 1.1797
英ポンド/円 195.94 - 196.26
豪ドル/円 94.53 - 94.64
スイスフラン/円 181.25 - 181.57
原油(WTIC原油先物) 67.33 +1.88 (+2.87%) ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒◇呑込み ⇒▽wr逆立

◆ドル弱い ◇円高方向.143円前半 原油.◇呑込み.65ドル台  
7.2
米ドル/円 143.41 - 143.43
ユーロ/円 169.28 - 169.34
ユーロ/米ドル 1.1804 - 1.1807
英ポンド/円 197.09 - 197.15
豪ドル/円 94.36 - 94.38
スイスフラン/円 181.26 - 181.29
原油(WTIC原油先物) 65.70 +0.59 (+0.91%) ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒◇呑込み

◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半 原油.-◇nr下げ.65ドル台 
7.1
米ドル/円 143.90 - 143.92
ユーロ/円 169.61 - 169.65
ユーロ/米ドル 1.1787 - 1.1788
英ポンド/円 197.62 - 197.70
豪ドル/円 94.71 - 94.79
スイスフラン/円 181.42 - 181.58
原油(WTIC原油先物) 65.08 -0.44 (-0.67%) ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒-◇nr下げ

StockCharts ⇒  

6.27
NYダウ   43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500   6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
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6.30
NYダウ   44,094.77 +275.50 +0.63%
S&P500   6,204.95 +31.88 +0.51%
NASDAQ 20,369.73 +96.27 +0.47%
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7.1
NYダウ   44,494.94 +400.17 +0.91%
S&P500   6,198.01 -6.94 -0.11%
NASDAQ 20,202.88 -166.84 -0.81%
--------------------------------------------------------------
7.2
NYダウ   44,484.42 -10.52 -0.02%
S&P500   6,227.42 +29.41 +0.47%
NASDAQ 20,393.13 +190.24 +0.94%
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NYダウ(INDU) ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▽切り上げ.高値圏 ⇒-◇nr.様子見 
S&P500(SPX) ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 ⇒-◇もみあい.高値圏 ⇒▽逆立.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr.Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Gap.調整 ⇒▽吞込.高値圏
【 SOX指数 】
5,611.05  +103.55 +(1.88%) ⇒◇nr.High4 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Gap.調整 ⇒▽2Gap.高値圏

【 VIX恐怖指数 】
16.64 -0.19 (-1.13%) ⇒◆nr下げ ⇒+◆nr上げ ⇒◇nrはらみ ⇒-△nr下げ
⇒-1.13P (16台)
⇒+0.60P (16台)
⇒+2.51P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ小反落し10ドル安 ベトナムとの関税合意は支え ナスダックとS&P500は最高値 
-◇nr.様子見
ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小幅に反落
・朝発表の雇用関連指標が米労働市場の減速を示し、米経済の先行き不透明感が重荷となった。一方、関税交渉を巡って米政権がベトナムと合意に達したと発表し、関税に関する市場の懸念が後退した。

▽吞込.高値圏
ナスダック総合株価指数は反発
・ブロードコムやアルファベット、オラクルが上げた。
・テスラは4.9%高。---4〜6月期の世界の電気自動車(EV)販売台数が市場が警戒していたほど落ち込まなかったことが買い材料視された。

NYダウは10ドル安、ハイテクが支える

・ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒され寄り付き後、下落。

・その後、半導体のエヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。

・通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。
・ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し終了。
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1.
・2日発表の6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数は前月比3万3000人減となった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(10万人増)に反して減少し、市場では「(3日発表の)6月の米雇用指標が下振れする可能性が高まった」(LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏)との受け止めがあった。労働需要の鈍化が米経済の減速を示しているとの見方が重荷だった。

・トランプ米政権の大型減税・歳出法案を巡っては、米連邦議会上院が1日に可決した。今後は再び下院で採決するが、財政規律を重視する保守強硬派が多い下院では難航が予想されている。様子見の雰囲気もあった。

・個別銘柄ではユナイテッドヘルス・グループが5.6%安となり、ダウ平均を下押しした。医療保険のセンティーンが前日夕に、2025年12月期通期の1株利益見通しを取り下げると発表し、関連銘柄に売りが波及した。米議会上院が1日に可決した法案では、メディケイド(公的医療保険)の削減を拡大するとされており、医療保険の事業環境を巡る先行き不透明感が改めて強まった。

・ダウ平均は上げに転じる場面もあった。トランプ米大統領は2日に自身のSNSに、ベトナムとの貿易交渉が成立したと投稿した。米国が輸入するベトナム製品の関税率は20%、ベトナムを経由して米国に輸出される製品については40%の税率になるとする。これを受け、商品の多くをベトナムで製造するナイキが上昇。4%高で終えた。

・市場では、「トランプ氏は最終的には物事を安定させる傾向があり、市場は関税を巡って落ち着いた姿勢になっている」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。大型ハイテク株や金融株を中心に買いが入り、相場を支えた面があった。

2.
・自動車・自動車部品が上昇。
・ヘルス機器・サービスが下落。

・エヌビディアやゴールドマン・サックス、シェブロンは買われた。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や靴販売のオン・ホールデイング(ONON)は主要な取引先であるベトナムとトランプ政権が通商協定で合意に達したことが好感され、それぞれ上昇。
・アップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
・銀行のJPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)は連邦準備制度理事会(FRB)のストレステストの結果を受けて四半期配当引き上げを発表し、それぞれ上昇。

・ユナイテッドヘルス・グループが5.6%安となり、ダウ平均を下押しした。---米議会上院が1日に可決した法案では、メディケイド(公的医療保険)の削減を拡大するとされており、医療保険の事業環境を巡る先行き不透明感が改めて強まった。
・トラベラーズやIBMが安かった。
・マイクロソフト(MSFT)は広範なコスト削減計画の一環として家庭用ゲーム機「Xbox」部門で会社としては第2弾となる従業員削減計画を発表し、下落。

3.
・ブロードコムやアルファベット、オラクルが上げた。
・インテル(INTC)は最高経営責任者(CEO)がファウンドリ事業を巡る戦略転換を検討と報じられ、下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
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☆ TSM 233.6 3.97%
☆ エヌビディア 157.25 2.58%
◇ ASML 799.59 1.15%
★ インテル 21.88 -4.25%
◇ QCOM クアルコム 162.32 1.83%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 190.01 3.40%
◇ AMD 138.52 1.77%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.74 0.70%
◇ テラダイン 94.18 2.46%
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◆ TSM 224.68 -0.80%
★ エヌビディア 153.3 -2.97%
◆ ASML 790.47 -1.36%
◇ インテル 22.85 2.01%
◇ QCOM クアルコム 159.4 0.09%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.76 0.38%
★ AMD 136.11 -4.08%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 120.89 -1.91%
◇ テラダイン 91.92 2.22%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 226.49 -0.91%
◇ エヌビディア 157.99 0.15%
◇ ASML 801.39 0.68%
◆ インテル 22.4 -1.28%
◇ QCOM クアルコム 159.26 0.45%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 -0.08%
◆ AMD 141.9 -1.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 123.25 -1.21%
◆ テラダイン 89.92 -0.48%
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【米国市況】 ⇒ Bloomberg

【NY外為】 ◇ドルもみあい ◆円もみあい.143円半ば
//◆▲◇◆◇//◆◆◇ 
・為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数がほぼ変わらず。

・円は対ドルで下げ渋る展開。弱いADP統計を受けて、一時は143円台半ば付近まで下げを縮める場面もあった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 50 分
⇒¥143.66 ¥0.24 +0.17%
⇒¥143.42 -¥0.61 -0.42%
⇒¥143.98 -¥0.67 -0.46%

7.2
ノースライト・アセット・マネジメントのクリス・ザッカレリ氏
「FRBがこれまで利下げを急がずに済んでいたのは、雇用市場が非常に堅調だったからだ。その状況が変われば、FRBが望むよりも早く動かざるを得なくなる可能性がある」と。

【米国株】
◇上昇
//▽▽◇▽◇//◇◇◇

・2日の米国株式市場では、ハイテク大手の一角がけん引する格好でS&P500種株価指数が反発し、最高値を更新して終えた。
 ・トランプ大統領がベトナムと関税を巡り合意したと発表したことで、買いが優勢になった。
・ベトナムとの合意が伝わると、ナイキなどアパレルや靴関連銘柄が上昇。今回の合意によって業界全体でサプライチェーンの混乱が回避されるとの期待が追い風になった。
・朝方発表された米ADP民間雇用者数は約2年ぶりの減少となり、3日発表の米雇用統計を控え、労働市場の減速懸念が浮上した。
・6月の雇用統計では、非農業部門雇用者の伸びが約11万人増と、4カ月ぶりの低さになり、失業率も4.3%にやや上昇すると見込まれている。

7.2
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏
「ADPデータにより、雇用統計が予想を下回る可能性が高まった」と指摘。「雇用統計の下振れで投資家の不安心理が強まれば、利回り低下の引き金となるだろう。私は下振れを予想しており、年内3回の利下げ確率が高まるとみている」と。

22Vリサーチが実施した調査
今回の米雇用統計に対する投資家の関心は通常以上に高く、多くが弱めの結果を見込んでいる。雇用統計の内容が「強弱まちまち/影響軽微」を予想する回答は44%、「リスクオフ」が41%、「リスクオン」はわずか15%にとどまった。

ロリ・カルバシナ氏率いるRBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト
米株式市場の回復を支えているセンチメントは良好だが、バリュエーションや企業収益の見通しを踏まえると、足元の株高はファンダメンタルズの観点から買われ過ぎの領域に入りつつある兆しが出ていると分析。
「米株式市場の全体的な状況はまだ過熱とは言えないまでも、その方向に進みつつある」と指摘。「仮にインフレ圧力が再燃する、あるいは関税や米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ見送りによって経済に広範な悪影響が出れば、多くの投資家にとってネガティブ・サプライズになるだろう」と。

【米国債】
▲下落
//▽▽◇◇◆//▽◆▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米ADP民間雇用統計が予想外の減少となったものの、英国債売りが波及し、米英両国の財政悪化に対する警戒が高まった。

・米10年債利回り
⇒4.28% 3.7  +0.88%
⇒4.24% 1.6 +0.37%
⇒4.23% -4.5 -1.05%
  
・米30年債利回り
⇒4.76% -1.0 -0.21%
⇒4.78% -5.5 -1.13%
⇒4.83% 3.4 +0.71%
  
7.2
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・ストラテジー責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「英長期債が売り込まれており、市場の流動性が低いため、すべての長期債利回りを押し上げている」と。

米国みずほ証券のマクロ戦略責任者、ドミニク・コンスタム氏
「失業率が大幅に上昇すれば、利下げの時期やペースに関する市場の前提が変わるだろう」と。

【原油】
▽続伸
//▲▲◇◇◇//◆◇▽ 
・原油先物は続伸。--米独立記念日の祝日を4日に控え、商いは薄い。
 ・トランプ大統領がベトナムとの貿易協議でディールが成立したと明らかにした。英国、中国に続く貿易合意の発表を受けて、今月9日に上乗せ関税一時停止が失効する前に、さらなる発表があるとの楽観が広がった。

⇒WTI先物8月限は、前日比2ドル(▽3.1%)上昇し1バレル=67.45ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比34セント(◇0.5%)高の1バレル=65.45ドル。
⇒WTI先物8月限は前営業日比41セント(◆0.6%)安の1バレル=65.11ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は3%高の▽69.11ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は0.6%高の◇67.11ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は、◆0.2%安の67.61ドル。

7.2
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏
「すでにネットでロングにしている投機筋は、ポジションの守りに入っている」と指摘。「問題は連休中にOPECプラスの結果が出ても、彼らには逃げ場所がないということだ」と。

【NY金】
▽続伸
//◇▲◇◇▲//◇▽
・金相場は続伸。
・米財政を懸念する投資家は今後の政策金利動向を見極めようと、主要経済データの発表を待っている。
・トランプ政権の税制・歳出法案を承認し、審議の場は下院に移された。同法案は財政赤字を10年かけて3兆3000億ドル増やすと見込まれており、施行されれば逃避先資産としての金の妙味を高める可能性がある。

・3日に発表される6月の雇用統計では、雇用者数の増加ペース減速と失業率の上振れが予想されており、そうなれば利下げの論拠を補強する可能性がある。前日発表された求人件数は予想より強い内容となり、7月利下げへの期待を後退させた。借り入れコストの低下は、利息を生まない金投資の魅力を高める傾向がある。

⇒金先物8月限は9.90ドル(◇0.3%)高の3359.70ドル。
⇒金先物8月限は42.10ドル(▽1.3%)上げて3349.80ドル。
⇒金先物8月限は20.10ドル(◇0.6%)上げて3307.70ドル。

>>7.1
コメルツ銀行のアナリスト
米政府が歳出法案を推し進めていることで「財政リスクが顕在化する可能性が高い」とリポートで指摘。安全逃避先としての金の妙味が高まる可能性があるとの見方。

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)のアナリスト、ビベク・ダール氏
「金はここ最近下落していたが、ドルの下げが続く場合は、短期的に上昇する余地が最も大きい」とリポート。

【欧州株】 英財務相進退巡り長期債売られる-M&A相次ぎ株は上昇 ⇒

6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
--------------------------------------------------------------
6.30
英FTSETM100指数 8,760.96 -37.95 -0.43%
独DAX指数 23,909.61 -123.61 -0.51%
仏CAC指数 7,665.91 -25.64 -0.33%
--------------------------------------------------------------
7.1
英FTSETM100指数 8,785.33 +24.37 +0.28%
独DAX指数 23,673.29 -236.32 -0.99%
仏CAC指数 7,662.59 -3.32 -0.04%
--------------------------------------------------------------
7.2
英FTSETM100指数 8,774.69 -10.64 -0.12%
独DAX指数 23,790.11 +116.82 +0.49%
仏CAC指数 7,738.42 +75.83 +0.99%
--------------------------------------------------------------

⇒▽Cog反発 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽nr反発 ⇒◆nr調整
⇒▽High.20MA突破 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲切下げ.調整2 ⇒▽nr.様子見 ⇒▽Cog反発 ⇒▲押さえ.調整 ⇒▲nr下げ.調整2⇒▽2Gap.10MA突破

▲下落
//◆▽▲◇▽//▲▲
・株は、複数のM&A(企業の合併・買収)案件が発表されたことを背景に上昇。
・ストックス欧州600指数は0.2%高。
・地政学的な緊張に緩和の兆しが見られ、年初から上昇してきた防衛株は上げ幅を削った。

【欧州債】
▲下落
//◇◆◆◇◆//◆◇▲ 
・2日の欧州債券市場は、英国債が主導する形で国債価格が下落。
・素材株と自動車株が上昇。
・再生可能エネルギー関連株は、太陽光・風力業界にとって打撃となる課税案が、トランプ米大統領の税制法案から削除されたことを受け、上昇。
・不動産と小売株は下落。


・独国債10年物
⇒2.66% +0.09
⇒2.57% -0.03
⇒2.61% +0.02
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・英国債10年物
⇒4.61% +0.16
⇒4.45% -0.04
⇒4.49% -0.02
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