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2025年7月2日水曜日

◆ドル弱い ◇円高方向.143円前半 原油.◇呑込み.65ドル台 令和7.7.2.Wed

2日 【日本株】
日経平均 39,762.48 -223.85 -0.56%
TOPIX 2,826.04 -6.03 -0.21%
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日経平均 ⇒▽High3 ⇒+▼nr.調整 ⇒▲Cog.調整へ ⇒-△nr窓埋め.様子見
TOPIX ⇒▽High ⇒+▼nr.調整 ⇒▲Cog.調整へ ⇒-△nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 25.31 +1.06 +4.37% ⇒+▼上げ大 ( 25台 )
日経平均VI 24.25 -0.34 -1.38% ⇒-nr下げ ( 24台 )
日経平均VI 24.59 +1.30 +5.58% ⇒+▼nr上げ ( 24台 )
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2日、日米交渉不安で株式は続落、円安が下支え-中長期債下落

2日の東京株式相場は続落し、日経平均は一時500円以上下げた。
・米関税の引き上げによる企業業績への悪影響を懸念する売りで機械や電機、精密機器など輸出セクターが下落。

・時価総額上位の半導体・人工知能(AI)関連銘柄も安い。ただ、円安推移や内需セクターの下値を買う動きから徐々に下げ渋り、TOPIXはプラス圏に浮上する場面もあった。

りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト
関税交渉は「日本側にボールがある状況だが、選挙前で日本は譲歩しにくい」とし、市場の想定よりも関税率が高くなる可能性に言及。一方、米国株が最高値圏にあることは日本株の支えで、「下げれば投資家にとっては押し目買いのチャンス」と述べ。

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日経平均は続落、売り一巡後は下げ幅縮小

・米株市場を横目に、本日の日経平均は続落して取引を開始。

・前引けにかけて39600円を挟んでもみ合う展開となったが、後場からは下げ幅を縮小する動きを見せた。ただ、プラス圏には浮上できず39800円を下回って取引を終了した。

・ダウ平均以外の米主要指数が下落したことが重しとなったほか、米長期金利が上昇したことも買い手控え要因に。また、日米関税交渉の先行きに対する不透明感も投資家心理の重石となったほか、半導体関連やゲーム・エンタメ株を中心に売りが出ており、直近の上昇に対する利食い売りやポジション調整の売りも継続した。
・一方、陸運や不動産など内需関連には買いが向かって一定買い手も存在した。

・大引けの日経平均は前日比223.85円安の39762.48円。

・不動産や空運、パルプ・紙、建設、ゴム製品などが上昇。
・その他製品や機械、精密、非鉄金属、電機、保険などが下落。

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【個別銘柄】TOTO、アドバンテス、JR東 など 


▽TOTO 3808 +126大幅続伸。
社長インタビュー報道が伝わっており、買い材料につながっているもようだ。海外売上構成比36%の米国における関税の影響として、メキシコ工場生産品は関税が猶予されている一方、東南アジア生産品には一律関税の10%がかかっており、5月に販売価格を3-4%引き上げているもよう。
それでも米国での売れ行きは絶好調とされており、同社製品の競争優位性があらためて認識される状況のようだ。

◆アドバンテス 10425 -340大幅反落。
本日は同社をはじめとして半導体関連株が総じてさえない展開となっている。米国市場では、パウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待が後退、長期金利の上昇によってハイテク株には売りが優勢となった。
エヌビディアが約3%の下落となったほか、SOX指数も上値の重い展開に。東京市場でも半導体関連の短期的な過熱警戒感が強まっていた中、米国関連株の下落に連れ安する展開へ。

▽JR東 3195 +65大幅続伸。
新グループ経営ビジョンを前日に公表。運賃改定効果に加えて、不動産などの生活ソリューション事業の拡大によって、28年3月期営業利益4850億円を目指すとしている(26年3月期計画3870億円)ほか、配当性向を段階的に現在の30%から40%に引き上げていき、柔軟に自己株式を取得するとしている。
また、長期的な目標として、32年3月期には営業利益7000億円程度を目標としている。

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7.2 動いた株・出来た株
◇円谷フィHD<2767> 2095 +70 ⇒ 「大怪獣シリーズ」新商品を10日から予約開始と。
◇ルネサスエレクトロニクス<6723> 1829.5 +57.5 ⇒ GaNパワー半導体の新製品量産を開始とは発表している。
◇住友不動産<8830> 5674 +163 ⇒ 大和証券では目標株価を引き上げ。
◇フジHD<4676> 3557 +100 ⇒ CM放送再開の動きなど強まり始めており。
◆コナミグループ<9766> 21200 -1470 ⇒ 上昇続いたゲームソフト株の一角に利食い集まる。
◆バンナムHD<7832> 4829 -227 ⇒ ゲーム関連の一角が本日は弱い。
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年7月2日 6:00 JST
①. 米税制法案が上院通過
トランプ米大統領の主要政策アジェンダである3兆3000億ドル規模の税制・歳出削減法案を、上院は51対50で可決した。4兆5000億ドル規模の減税と1兆2000億ドル規模の歳出削減を盛り込んだ法案は、審議の場を下院に移す。共和党指導部は反対派の説得に成功し、党として政治的勝利を収めた。造反したのはメーン州のコリンズ議員とノースカロライナ州のティリス議員、ケンタッキー州のポール議員の3人。上院の議長でもあるバンス副大統領が決定票を投じた。

②. トランプ氏の対日姿勢
トランプ大統領は適用を一時停止している上乗せ関税について、来週9日の猶予期限を延長することは考えていないと述べた。日本に対しては「極めて大きな貿易赤字を抱えているため、30%や35%ないし、われわれが決める数字」の関税を課すことになるだろうと言明。「合意に至るかどうか分からない。日本と合意できると思えない。彼らは非常に手ごわい」と述べた。

③. パウエル議長の見解
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレのデータには向こう数カ月で関税の影響が顕在化し始めるだろうと述べた。欧州中央銀行(ECB)がポルトガルで開いた年次フォーラムで、「夏にかけていくらか数値が上がると予想している」と話した。「関税の影響がどうなるのか様子を見るのが堅実だと考えている」とも話した。7月は利下げには早過ぎるかとの質問に対し、その可能性を排除せず「検討は会合ごとに行われる」と回答した。

④. 植田総裁は利上げ急がず
日本銀行の植田和男総裁は次の金融政策決定に向けて追加のデータを見極める考えを強調し、利上げを急いでいないことを示唆した。ECBの年次フォーラムで、「政策を判断するにはもう少し情報が必要だ」と発言。日銀は基調的なインフレの強さや米国の関税の影響、今後落ち着くとみられる食品インフレの動向を注視していると述べた。政府が行っている貿易交渉については、直接的なコメントを控えたいと話した。

⑤. 再びマスク氏批判
テスラ株は一時7%余り下落。トランプ大統領が再びイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を厳しく非難し、政府の電気自動車(EV)補助金による恩恵を過度に享受していると主張したことが背景にある。トランプ氏は政府効率化省(DOGE)にマスク氏やスペースXを標的にさせる可能性に言及したほか、同氏に対して国外退去措置を講じる可能性についても検討の余地を示唆した。一方、テスラでは幹部オミード・アフシャー氏の退社を受け、マスク氏が欧州と米国の販売統括業務を引き継いだ。
//◇◆▲◇◆◇//◆◆◆ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆▽//◆◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◇◇◆//_◆◇ 原油  65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い ◇円高方向.143円前半 原油.◇呑込み.65ドル台  
7.2
米ドル/円 143.41 - 143.43
ユーロ/円 169.28 - 169.34
ユーロ/米ドル 1.1804 - 1.1807
英ポンド/円 197.09 - 197.15
豪ドル/円 94.36 - 94.38
スイスフラン/円 181.26 - 181.29
原油(WTIC原油先物) 65.70 +0.59 (+0.91%) ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒◇呑込み

◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半 原油.-◇nr下げ.65ドル台 
7.1
米ドル/円 143.90 - 143.92
ユーロ/円 169.61 - 169.65
ユーロ/米ドル 1.1787 - 1.1788
英ポンド/円 197.62 - 197.70
豪ドル/円 94.71 - 94.79
スイスフラン/円 181.42 - 181.58
原油(WTIC原油先物) 65.08 -0.44 (-0.67%) ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒-◇nr下げ

◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台  
6.30
米ドル/円 144.46 - 144.56
ユーロ/円 169.41 - 169.57
ユーロ/米ドル 1.1727 - 1.1730
英ポンド/円 198.11 - 198.39
豪ドル/円 94.43 - 94.51
スイスフラン/円 180.82 - 180.97
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ

StockCharts ⇒  

6.26
NYダウ   43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500   6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
--------------------------------------------------------------
6.27
NYダウ   43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500   6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
--------------------------------------------------------------
6.30
NYダウ   44,094.77 +275.50 +0.63%
S&P500   6,204.95 +31.88 +0.51%
NASDAQ 20,369.73 +96.27 +0.47%
--------------------------------------------------------------
7.1
NYダウ   44,494.94 +400.17 +0.91%
S&P500   6,198.01 -6.94 -0.11%
NASDAQ 20,202.88 -166.84 -0.81%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▽切り上げ.高値圏 
S&P500(SPX) ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 ⇒-◇もみあい.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽nr.Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Gap.調整
【 SOX指数 】
5,507.50 -39.05 (-0.70%) ⇒◇nr.High3 ⇒◇nr.High4 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Gap.調整

【 VIX恐怖指数 】
16.83 +0.10 (+0.60%) ⇒◆nr.Low3 ⇒◆nr下げ ⇒+◆nr上げ ⇒◇nrはらみ
⇒+0.60P (16台)
⇒+2.51P (16台)
⇒-1.63P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続伸し400ドル高 製薬や保険に買い ナスダック反落 
▽切り上げ.高値圏
ダウ工業株30種平均は4日続伸
・製薬や保険などこのところ株価の動きがさえなかった銘柄に買いが入り、相場を押し上げた。半面、ハイテク株には利益確定の売りが出やすかった。

▲Gap.調整
ナスダック総合株価指数は7営業日ぶりに反落
・テスラの下げが目立った。最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏に対してトランプ氏が補助金の打ち切りを示唆し、事業の不透明感が意識された。

NYダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感

・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待の後退で、寄り付き後、まちまち。
・長期金利の上昇に連れ、相場は売りが先行。

・その後、ISM製造業やJOLT求人件数が予想を上回ると成長継続を期待した買いにダウは上昇に転じた。

・上院がトランプ大統領の大型減税案連邦案を可決するとダウは続伸。
・ナスダックは金利高やエヌビディア(NVDA)などの下落に押され、一段安となり、まちまちで終了。
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1.
・ダウ平均の構成銘柄ではアムジェンやユナイテッドヘルス・グループなど、指数への寄与度が比較的大きい値がさ株への買いが目立った。一方でエヌビディアやマイクロソフトなどハイテク株が売られ、市場では「投資家の間でこれまで強含んでいたハイテク株からの資金シフトが進んでいる」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。

・米連邦議会上院は1日、トランプ減税の延長を柱とする減税・歳出法案を可決した。成立までは難航が想定されるものの、法案を巡る不透明感がひとまず後退したことは投資家心理を下支えした。

・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は1日に欧州中央銀行(ECB)主催の討論会に参加し、トランプ米大統領による関税政策の影響を見極めつつ慎重に利下げ時期を判断する考えを改めて示した。これまでの発言に沿った内容で、株式市場で材料視する動きは限られた。

・メルクやナイキ、シャーウィン・ウィリアムズ、ジョンソン・エンド・ジョンソンも買われた。半面、IBMとウォルト・ディズニーは下げた。

2.
・耐久消費財・アパレルが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・アムジェンやユナイテッドヘルス・グループなど、指数への寄与度が比較的大きい値がさ株への買いが目立った。
・メルクやナイキ、シャーウィン・ウィリアムズ、ジョンソン・エンド・ジョンソンも買われた。
・住宅建設会社のDRホートン(DHI)やレナー(LEN)は金利先安観に伴う売上増期待に、それぞれ上昇。
・バイオのアムジェン(AMGN)は開発中の胃癌治療「ベマリツズマブ」を巡る第3段階目治験の良好な結果が好感され、上昇。

エヌビディアやマイクロソフトなどハイテク株が売られた。
・IBMとウォルト・ディズニーは下げた。

3.
・テスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)のマスク氏が大型減税を巡り政府を批判、再び優遇措置の撤廃などが警戒され、下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 224.68 -0.80%
★ エヌビディア 153.3 -2.97%
◆ ASML 790.47 -1.36%
◇ インテル 22.85 2.01%
◇ QCOM クアルコム 159.4 0.09%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.76 0.38%
★ AMD 136.11 -4.08%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 120.89 -1.91%
◇ テラダイン 91.92 2.22%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 226.49 -0.91%
◇ エヌビディア 157.99 0.15%
◇ ASML 801.39 0.68%
◆ インテル 22.4 -1.28%
◇ QCOM クアルコム 159.26 0.45%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 -0.08%
◆ AMD 141.9 -1.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 123.25 -1.21%
◆ テラダイン 89.92 -0.48%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 77.16 -3.51%
◆ エヌビディア 52.93 -1.34%
◆ ASML 183.21 -0.17%
◇ インテル 207.08 0.37%
◆ QCOM クアルコム 82.38 -1.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 736.03 0.12%
◆ AMD 142.05 -0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 83.85 1.04%
★ テラダイン 87.23 -2.95%
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【米国市況】⇒

【NY外為】 ◆ドル弱い ◇円高方向.143円前半
//◆▲◇◆◇//◆◆ 
・為替市場で、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は下げ渋る展開。

・円は143円台前半に上昇。朝方には142円68銭まで買われたが、その後は概ねじりじり上げ幅を縮めた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 58 分
⇒¥143.42 -¥0.61 -0.42%
⇒¥143.98 -¥0.67 -0.46%
⇒¥144.68 ¥0.26 +0.18%

7.1
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の通貨ストラテジスト、エリアス・ハダッド氏
「FRBの独立性に対する政治的な干渉が引き続きドルの重しとなっている」と。

【米国株】
◇上昇
//▽▽◇▽◇//◇◇

・1日の米国株式市場では、S&P500種株価指数が反落。
 ・弱気相場入りの瀬戸際から株高を主導してきた大型ハイテク株から資金が流出し、銘柄間のローテーションが加速した。
・米求人件数の増加を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が後退し、国債利回りは総じて上昇。
・一方、6月の米供給管理協会(ISM)米製造業総合景況指数は、4カ月連続で50を割り込み、活動縮小を示した。受注と雇用がより速いペースで縮小したことが影響した。

・パウエルFRB議長は欧州中央銀行(ECB)の年次フォーラムで、インフレのデータには向こう数カ月で関税の影響が顕在化し始めるだろうと指摘した。7月利下げの可能性については排除せず、「どの会合も選択肢から除外しないし、直接的に議題に上げることもしない。データがどう展開するかにかかっている」と。

7.1
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「労働市場が堅調さを維持する限り、米経済は順調に推移し続け、スタグフレーション(景気停滞下の物価上昇)のリスク低下にも寄与するだろう」と指摘。「それにより、FRBも金利に関して一定の余裕を確保できる」と。

バンガードのジョシュ・ハート氏
「FRBの金利政策は当面据え置きとなる可能性が高い」と指摘。「労働市場が当社の想定する軌道にとどまるなら、FRBは忍耐強く臨むことができる。こうした環境において、年内2回の利下げが可能になると予想している」と。

キャピタル・エコノミクスのトーマス・ライアン氏
「これまでのところ、関税による製造業活動への打撃は限定的に見えるが、先月の仕入れ価格の小幅な上昇は、企業がコスト増加に直面していることを改めて示した」と。

【米国債】
◆下落
//▽▽◇◇◆//▽◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・求人件数が予想を上回り、早ければ7月にも利下げとの見方を正当化するには至らなかった。

・米10年債利回り
⇒4.23% -4.5 -1.05%
⇒4.27% 3.3   +0.78%
⇒4.24% -4.7 -1.10%
  
・米30年債利回り
⇒4.78% -5.5 -1.13%
⇒4.83% 3.4 +0.71%
⇒4.80% -2.9 -0.60%
  
7.1
RJオブライアンのマネジングディレクター、ジョン・ブレイディー氏
「市場はパウエル議長の『データ重視』の姿勢を素通りし、むしろ5月のJOLTS統計の強さに注目したようだ」と。

【原油】
◇反発
//▲▲◇◇◇//◆◇ 
・原油先物相場は反発。--1カ月ぶり安値付近から上昇した。中東情勢が再び緊張する中、イスラエルとイランの間で結ばれた停戦の危うさがあらためて意識された。

・米国の祝日を4日に控え、出来高は減少傾向にある。投資家はイランの高濃縮ウランの備蓄が減少しているかどうか、同国が国際原子力機関(IAEA)の査察を打ち切ったことで米国が新たな攻撃に出るかどうかに注目している。トランプ米大統領はイランが核開発プログラムを断念しない限り、米国は関与し続ける考えをこれまでに示している。

⇒WTI先物8月限は前日比34セント(◇0.5%)高の1バレル=65.45ドル。
⇒WTI先物8月限は前営業日比41セント(◆0.6%)安の1バレル=65.11ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比28セント(◇0.4%)高の1バレル=65.52ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は0.6%高の◇67.11ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は、◆0.2%安の67.61ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は4セント(◇0.1%)上昇の67.77ドル。

7.1
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「最近の激しい値動きで市場が依然として動揺しているのは間違いない。短期的な流動性の低下につながる可能性がある」と。

【NY金】
▽続伸
//◇▲◇◇▲//◇▽
・金相場は続伸。
・トランプ米大統領の税制法案が意識された。同法案は米財政赤字をさらに拡大させると予想されている。
・この日発表された5月の米求人件数は予想外に増加し、金融緩和見通しは後退した。これを受けて、金はやや上げ幅を縮小した。金利を生まない金にとっては金融緩和がプラス材料になる傾向がある。

⇒金先物8月限は42.10ドル(▽1.3%)上げて3349.80ドル。
⇒金先物8月限は20.10ドル(◇0.6%)上げて3307.70ドル。
⇒金先物8月限はこの日60.40ドル(▲1.8%)下げて3287.60ドル。

7.1
コメルツ銀行のアナリスト
米政府が歳出法案を推し進めていることで「財政リスクが顕在化する可能性が高い」とリポートで指摘。安全逃避先としての金の妙味が高まる可能性があるとの見方。

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)のアナリスト、ビベク・ダール氏
「金はここ最近下落していたが、ドルの下げが続く場合は、短期的に上昇する余地が最も大きい」とリポート。

【欧州株】 株下落、米通商協議の展開を意識-国債は軒並み上昇 ⇒

6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
--------------------------------------------------------------
6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
--------------------------------------------------------------
6.30
英FTSETM100指数 8,760.96 -37.95 -0.43%
独DAX指数 23,909.61 -123.61 -0.51%
仏CAC指数 7,665.91 -25.64 -0.33%
--------------------------------------------------------------
7.1
英FTSETM100指数 8,785.33 +24.37 +0.28%
独DAX指数 23,673.29 -236.32 -0.99%
仏CAC指数 7,662.59 -3.32 -0.04%
--------------------------------------------------------------

⇒◇nr差し込み ⇒▽Cog反発 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽nr反発
⇒◇nrはらみ ⇒▽High.20MA突破 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲切下げ.調整2 ⇒◆nrもみあい ⇒▽Cog反発 ⇒▲押さえ.調整 ⇒▲nr下げ.調整2

▲下落
//◆▽▲◇▽//▲▲
・1日の欧州株は下落。 ---この日は防衛関連銘柄が売られた。投資家は米通商協議の行方を注視している。
・ストックス欧州600指数は0.2%下落。
・地政学的な緊張に緩和の兆しが見られ、年初から上昇してきた防衛株は上げ幅を削った。

【欧州債】
◇反発
//◇◆◆◇◆//◆◇ 
・欧州債は利回り曲線がブルフラット化。
・欧州中央銀行(ECB)当局者の発言が注目された。ECB政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、景気が直近の予測に沿って推移する限り、ECB金利はせいぜい小幅な調整にとどまるだろうと述べた。
・英国債は上昇。--イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、金融政策委員会(MPC)が量的引き締め(QT)のペースを減速することを検討しているかと問われ、「現在進行中の決定事項」で、すべての選択肢が「検討対象となっている」と。


・独国債10年物
⇒2.57% -0.03
⇒2.61% +0.02
⇒2.59% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.45% -0.04
⇒4.49% -0.02
⇒4.50% +0.03
---------------------------

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