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Bloomberg News 2025年6月12日 6:00 JST
①. 米CPIは再び予想下回る
5月の米消費者物価指数(CPI)は食品とエネルギーを除くコア指数が4カ月連続で市場予想を下回った。関税によるコスト上昇の顧客への転嫁を企業が抑制しようとしていることがうかがえる。ただ、輸入関税上昇の影響が強い一部の品目では、顕著な価格上昇が見られた。玩具は2023年以来の大幅上昇、主要家電製品はほぼ5年ぶりの大幅上昇となった。統計を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)が年内に複数回の利下げを実施するとの見方が強まった。トランプ大統領はFRBに再び利下げを要求。「1ポイントの利下げを行うべきだ」とトゥルース・ソーシャルに投稿した。
②. 米中合意は成立したとトランプ氏
トランプ大統領は「中国との合意は成立した。あとは習近平国家主席と私の最終承認を残すのみだ」とソーシャルメディアに投稿。中国は「先行して」レアアースや磁石を供給し、米国は中国大学生の留学を受け入れるとしている。ベッセント財務長官は下院歳入委員会の公聴会に臨み、「中国が先月ジュネーブでまとまった最初の貿易合意の内容を順守し、軌道修正を図るのであれば、世界の2大経済国である米中間での大きくて美しい再均衡は可能だ」と発言。また、誠意を持って交渉している貿易パートナーに対しては、90日間の関税猶予期間を延長する可能性も示唆した。
③. 日本の長期国債に好機
日本の長期国債にパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が関心を示している。30年債利回りは過去最高を付けるなど高水準にあり、戦術的なトレーディングが可能と判断しているという。「日本国債の利回り曲線は極端な右肩上がりだ。これは好機だと見受けられる」と、世界債券担当最高投資責任者(CIO)を務めるアンドルー・ボールズ氏は指摘。「これはトレーディングで、長期投資ではない。それでも日本国債の30年物には好機がある」とブルームバーグTVのインタビューで語った。その上で、日本の財務省に対し、需要の縮小に対応して30年債の発行を削減すべきだと主張した。
④. マスク氏に和解促す
イーロン・マスク氏がトランプ大統領との関係決裂を巡り反省の色を見せる数日前に、トランプ氏の側近2人から電話を受けていたことが、内情を知る関係者の話から分かった。バンス副大統領とワイルズ大統領首席補佐官が6日にマスク氏に電話をかけ、トランプ氏との対立を終わらせるよう促したという。マスク氏は「トランプ米大統領に関する私の先週の投稿の一部について後悔している。行き過ぎだった」とX(旧ツイッター)に投稿した。これに対し、トランプ氏は米紙ニューヨーク・ポストの電話インタビューで、「マスク氏がそうしたのは、とてもいいことだと思う」と語った。
⑤. エヌビディアCEO
人工知能(AI)向け半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、パリで開催されたテック業界会議「ビバテック」で、欧州のAI計算能力が今後2年間で10倍に拡大するとの見通しを示した。テキサス州アビリーンに建設中のインフラ投資プロジェクト「スターゲート」にも言及し、同プロジェクトの施設には画像処理半導体(GPU)50万基が設置される見通しだと語った。ただ、50万基のGPU全てがエヌビディア製になるかは分からないとも述べた。スターゲートはオープンAIとオラクル、ソフトバンクグループが共同で進めるプロジェクト。
Bloomberg News 2025年6月12日 6:00 JST
①. 米CPIは再び予想下回る
5月の米消費者物価指数(CPI)は食品とエネルギーを除くコア指数が4カ月連続で市場予想を下回った。関税によるコスト上昇の顧客への転嫁を企業が抑制しようとしていることがうかがえる。ただ、輸入関税上昇の影響が強い一部の品目では、顕著な価格上昇が見られた。玩具は2023年以来の大幅上昇、主要家電製品はほぼ5年ぶりの大幅上昇となった。統計を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)が年内に複数回の利下げを実施するとの見方が強まった。トランプ大統領はFRBに再び利下げを要求。「1ポイントの利下げを行うべきだ」とトゥルース・ソーシャルに投稿した。
②. 米中合意は成立したとトランプ氏
トランプ大統領は「中国との合意は成立した。あとは習近平国家主席と私の最終承認を残すのみだ」とソーシャルメディアに投稿。中国は「先行して」レアアースや磁石を供給し、米国は中国大学生の留学を受け入れるとしている。ベッセント財務長官は下院歳入委員会の公聴会に臨み、「中国が先月ジュネーブでまとまった最初の貿易合意の内容を順守し、軌道修正を図るのであれば、世界の2大経済国である米中間での大きくて美しい再均衡は可能だ」と発言。また、誠意を持って交渉している貿易パートナーに対しては、90日間の関税猶予期間を延長する可能性も示唆した。
③. 日本の長期国債に好機
日本の長期国債にパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が関心を示している。30年債利回りは過去最高を付けるなど高水準にあり、戦術的なトレーディングが可能と判断しているという。「日本国債の利回り曲線は極端な右肩上がりだ。これは好機だと見受けられる」と、世界債券担当最高投資責任者(CIO)を務めるアンドルー・ボールズ氏は指摘。「これはトレーディングで、長期投資ではない。それでも日本国債の30年物には好機がある」とブルームバーグTVのインタビューで語った。その上で、日本の財務省に対し、需要の縮小に対応して30年債の発行を削減すべきだと主張した。
④. マスク氏に和解促す
イーロン・マスク氏がトランプ大統領との関係決裂を巡り反省の色を見せる数日前に、トランプ氏の側近2人から電話を受けていたことが、内情を知る関係者の話から分かった。バンス副大統領とワイルズ大統領首席補佐官が6日にマスク氏に電話をかけ、トランプ氏との対立を終わらせるよう促したという。マスク氏は「トランプ米大統領に関する私の先週の投稿の一部について後悔している。行き過ぎだった」とX(旧ツイッター)に投稿した。これに対し、トランプ氏は米紙ニューヨーク・ポストの電話インタビューで、「マスク氏がそうしたのは、とてもいいことだと思う」と語った。
⑤. エヌビディアCEO
人工知能(AI)向け半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、パリで開催されたテック業界会議「ビバテック」で、欧州のAI計算能力が今後2年間で10倍に拡大するとの見通しを示した。テキサス州アビリーンに建設中のインフラ投資プロジェクト「スターゲート」にも言及し、同プロジェクトの施設には画像処理半導体(GPU)50万基が設置される見通しだと語った。ただ、50万基のGPU全てがエヌビディア製になるかは分からないとも述べた。スターゲートはオープンAIとオラクル、ソフトバンクグループが共同で進めるプロジェクト。
12日 【日本株】
日経平均 38,173.09 -248.10 -0.65%
TOPIX 2,782.97 -5.75 -0.21%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽High.もみあい ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲2Gap.調整.Sup10MA
TOPIX ⇒+Gap.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Gap.調整.Sup10MA
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 23.52 +0.72 +3.16% ⇒▽反発 ( 23台 )
日経平均VI 22.80 -0.15 -0.65% ⇒▲はらみ下げ ( 22台 )
日経平均VI 22.95 +0.17 +0.75% ⇒▽nr ( 23台 )
--------------------------------------------------------------
12日、円143円台に上昇、トランプ関税懸念が再燃-株式は反落
12日 の日本株は5営業日ぶりに反落。
・トランプ米大統領の関税発言や原油高を受けて利益確定売りが優勢だった。為替の円高進行も自動車など輸出関連株の重しになった。
・米政府が在イラク米大使館の一部職員に退避を命じ、米軍関係者の家族にも中東地域からの退避を許可したことで、地政学リスクの高まりが懸念され、原油先物は11日の取引で急伸した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
4営業日続けて上昇した後で「短期的な過熱感があり、きょうは自律調整というイメージ」と。
今週の日米交渉の進展次第で来週は相場がやや大きく動く可能性があると。
東海東京インテリジェンス・ラボの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト
売りの「背景としては原油高が大きい」との見方。
原油の急騰は金融緩和による世界的な株高の良い流れが途切れるリスクを意識させると。
--------------------------------------------------------------
日経平均は5日ぶり反落、米ハイテク株安や円高横目に軟調推移
・米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は96.26円安の38324.93円と5日ぶり反落して取引を開始。
・朝方に下げ幅を広げると戻りは鈍く、前引けにかけて本日安値圏での推移となった。
・後場も買い戻す動きは乏しく38200円付近で小動きとなった。米ハイテク株安や円高・ドル安に振れたことが買い手控え要因となったほか、前日まで4日続伸と株高が続いてきたため利益確定売りも出やすく、指数は冴えない値動きとなった。
・また、米5月CPIの結果も米国の景気減速への警戒感を払拭する材料にはならず、朝方発表の4-6月の法人企業景気予測調査の結果も投資家心理にネガティブに働いた可能性があろう。
・大引けの日経平均は前日比248.10円安の38173.09円。
・石油・石炭製品、機械、その他製品が上昇。
・サービス業、輸送用機器、化学が下落。
--------------------------------------------------------------
【個別銘柄】エムスリー、邦チタニウム、ANYCOLOR など
▲エムスリー 2014.5 -65前日比変わらずを挟んで大幅続落。
SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ、目標株価も2500円から2300円に引き下げた。製薬企業向けマーケティング支援の回復期待から株価は2月以降リバウンド、業績回復・成長の期待値は概ね織り込まれたと判断。
今後は、製薬企業のマーケティング予算が依然として軟調な可能性、さらなる新規事業の効果には時間を要する可能性などから、打ち手を見守る局面と分析。
▽邦チタニウム 1298 +178急騰。
一部で、JX金属社長のインタビュー報道が伝わっている。その中では、親子上場関係にある持分法適用会社の同社との資本関係を見直す必要性を認識しており、今後の選択に完全子会社化や完全売却の可能性が含まれることを明らかにしたとされている。
株式保有を通じて技術的なシナジーがある半面、スポンジチタンなど必ずしもそうではない面があるとも説明のもようだが、再編プレミアムを織り込む動きが先行へ。
▽ANYCOLOR 4795 +700ストップ高。
前日に25年4月期の決算を発表、営業利益は163億円で前期比31.7%増となり、従来予想の154億円を上振れる着地になっている。また、26年4月期は190-200億円のレンジ予想、2ケタ増益の継続を見込んでいる。引き続きコマース領域の牽引を見込んでいるようだ。
なお、配当方針として配当性向30%以上を目安にするとしており、26年4月期配当金は前期比5円増の70円を計画している。
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日経平均 38,173.09 -248.10 -0.65%
TOPIX 2,782.97 -5.75 -0.21%
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日経平均 ⇒▽High.もみあい ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲2Gap.調整.Sup10MA
TOPIX ⇒+Gap.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Gap.調整.Sup10MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.52 +0.72 +3.16% ⇒▽反発 ( 23台 )
日経平均VI 22.80 -0.15 -0.65% ⇒▲はらみ下げ ( 22台 )
日経平均VI 22.95 +0.17 +0.75% ⇒▽nr ( 23台 )
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12日、円143円台に上昇、トランプ関税懸念が再燃-株式は反落
12日 の日本株は5営業日ぶりに反落。
・トランプ米大統領の関税発言や原油高を受けて利益確定売りが優勢だった。為替の円高進行も自動車など輸出関連株の重しになった。
・米政府が在イラク米大使館の一部職員に退避を命じ、米軍関係者の家族にも中東地域からの退避を許可したことで、地政学リスクの高まりが懸念され、原油先物は11日の取引で急伸した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
4営業日続けて上昇した後で「短期的な過熱感があり、きょうは自律調整というイメージ」と。
今週の日米交渉の進展次第で来週は相場がやや大きく動く可能性があると。
東海東京インテリジェンス・ラボの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト
売りの「背景としては原油高が大きい」との見方。
原油の急騰は金融緩和による世界的な株高の良い流れが途切れるリスクを意識させると。
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日経平均は5日ぶり反落、米ハイテク株安や円高横目に軟調推移
・米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は96.26円安の38324.93円と5日ぶり反落して取引を開始。
・朝方に下げ幅を広げると戻りは鈍く、前引けにかけて本日安値圏での推移となった。
・後場も買い戻す動きは乏しく38200円付近で小動きとなった。米ハイテク株安や円高・ドル安に振れたことが買い手控え要因となったほか、前日まで4日続伸と株高が続いてきたため利益確定売りも出やすく、指数は冴えない値動きとなった。
・また、米5月CPIの結果も米国の景気減速への警戒感を払拭する材料にはならず、朝方発表の4-6月の法人企業景気予測調査の結果も投資家心理にネガティブに働いた可能性があろう。
・大引けの日経平均は前日比248.10円安の38173.09円。
・石油・石炭製品、機械、その他製品が上昇。
・サービス業、輸送用機器、化学が下落。
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【個別銘柄】エムスリー、邦チタニウム、ANYCOLOR など
▲エムスリー 2014.5 -65前日比変わらずを挟んで大幅続落。
SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ、目標株価も2500円から2300円に引き下げた。製薬企業向けマーケティング支援の回復期待から株価は2月以降リバウンド、業績回復・成長の期待値は概ね織り込まれたと判断。
今後は、製薬企業のマーケティング予算が依然として軟調な可能性、さらなる新規事業の効果には時間を要する可能性などから、打ち手を見守る局面と分析。
▽邦チタニウム 1298 +178急騰。
一部で、JX金属社長のインタビュー報道が伝わっている。その中では、親子上場関係にある持分法適用会社の同社との資本関係を見直す必要性を認識しており、今後の選択に完全子会社化や完全売却の可能性が含まれることを明らかにしたとされている。
株式保有を通じて技術的なシナジーがある半面、スポンジチタンなど必ずしもそうではない面があるとも説明のもようだが、再編プレミアムを織り込む動きが先行へ。
▽ANYCOLOR 4795 +700ストップ高。
前日に25年4月期の決算を発表、営業利益は163億円で前期比31.7%増となり、従来予想の154億円を上振れる着地になっている。また、26年4月期は190-200億円のレンジ予想、2ケタ増益の継続を見込んでいる。引き続きコマース領域の牽引を見込んでいるようだ。
なお、配当方針として配当性向30%以上を目安にするとしており、26年4月期配当金は前期比5円増の70円を計画している。
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6.12 動いた株・出来た株
◇東邦チタニウム<5727> 1261 +141 ⇒ JX金属社長インタビュー報道など材料視。
◇東京計器<7721> 4185 +180 ⇒ 防衛関連が持ち直す中で押し目買い優勢にも。
◇三井海洋開発<6269> 5700 +230 ⇒ レアアース関連としての関心など続く。
◇三菱重工業<7011> 3393 +117 ⇒ 前日下げの目立った防衛関連には押し目買い優勢。
◇日本製鋼所<5631> 7479 +250 ⇒ 防衛関連株安で前日下落からの押し目買い。
◆日東紡績<3110> 4910 -190 ⇒ 中小型半導体株として関連銘柄株安に押される。
◆エムスリー<2413> 2011 -68.5 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
◆リクルートHD<6098> 8276 -254 ⇒ グロース株安の流れに押される形へ。
◆SCREEN<7735> 10625 -325 ⇒ 半導体関連株安で主力の一角として売り向かう。
◆TDK<6762> 1538.5 -42.5 ⇒ 米ハイテク株安で電子部品株にも売り。
◆イビデン<4062> 5753 -150 ⇒ 半導体株安の中で処分売りが優勢。
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◇東邦チタニウム<5727> 1261 +141 ⇒ JX金属社長インタビュー報道など材料視。
◇東京計器<7721> 4185 +180 ⇒ 防衛関連が持ち直す中で押し目買い優勢にも。
◇三井海洋開発<6269> 5700 +230 ⇒ レアアース関連としての関心など続く。
◇三菱重工業<7011> 3393 +117 ⇒ 前日下げの目立った防衛関連には押し目買い優勢。
◇日本製鋼所<5631> 7479 +250 ⇒ 防衛関連株安で前日下落からの押し目買い。
◆日東紡績<3110> 4910 -190 ⇒ 中小型半導体株として関連銘柄株安に押される。
◆エムスリー<2413> 2011 -68.5 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
◆リクルートHD<6098> 8276 -254 ⇒ グロース株安の流れに押される形へ。
◆SCREEN<7735> 10625 -325 ⇒ 半導体関連株安で主力の一角として売り向かう。
◆TDK<6762> 1538.5 -42.5 ⇒ 米ハイテク株安で電子部品株にも売り。
◆イビデン<4062> 5753 -150 ⇒ 半導体株安の中で処分売りが優勢。
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//◆▲▽▲◇▽//◆◆◇◆ ドル円 144円半ば( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆▽◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇▲◇▽//_◇◆▽ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
※◆ドル下落 ◇円もみあい.144円半ば 原油.▽Wrクアトロ.67ドル台
6.12
米ドル/円 144.41 - 144.42
ユーロ/円 165.96 - 166.03
ユーロ/米ドル 1.1491 - 1.1498
英ポンド/円 195.60 - 195.85
豪ドル/円 93.89 - 93.96
スイスフラン/円 176.16 - 176.29
原油(WTIC原油先物) 67.96 +2.98 (+4.58%) ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル ⇒◆かぶせ ⇒▽Wrクアトロ
※◇ドル反発 ▲円安方向へ.144円後半 原油.◆かぶせ.64ドル台
6.11
米ドル/円 144.82 - 144.91
ユーロ/円 165.45 - 165.56
ユーロ/米ドル 1.1424 - 1.1426
英ポンド/円 195.45 - 195.64
豪ドル/円 94.47 - 94.53
スイスフラン/円 176.00 - 176.11
原油(WTIC原油先物) 64.74 -0.55 (-0.84%) ⇒+◆上げ ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル ⇒▲かぶせ
※◆ドル弱い ◇円もみあい.144円半ば 原油.▽トリプル浮上.65ドル台
6.10
米ドル/円 144.50 - 144.61
ユーロ/円 165.01 - 165.18
ユーロ/米ドル 1.1420 - 1.1422
英ポンド/円 195.80 - 196.09
豪ドル/円 94.14 - 94.28
スイスフラン/円 175.65 - 175.89
原油(WTIC原油先物) 65.38 +0.80 +(1.24%) ⇒▲吞込み ⇒+◆上げ ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル
//◆◆◇◆▽◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇▲◇▽//_◇◆▽ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
※◆ドル下落 ◇円もみあい.144円半ば 原油.▽Wrクアトロ.67ドル台
6.12
米ドル/円 144.41 - 144.42
ユーロ/円 165.96 - 166.03
ユーロ/米ドル 1.1491 - 1.1498
英ポンド/円 195.60 - 195.85
豪ドル/円 93.89 - 93.96
スイスフラン/円 176.16 - 176.29
原油(WTIC原油先物) 67.96 +2.98 (+4.58%) ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル ⇒◆かぶせ ⇒▽Wrクアトロ
※◇ドル反発 ▲円安方向へ.144円後半 原油.◆かぶせ.64ドル台
6.11
米ドル/円 144.82 - 144.91
ユーロ/円 165.45 - 165.56
ユーロ/米ドル 1.1424 - 1.1426
英ポンド/円 195.45 - 195.64
豪ドル/円 94.47 - 94.53
スイスフラン/円 176.00 - 176.11
原油(WTIC原油先物) 64.74 -0.55 (-0.84%) ⇒+◆上げ ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル ⇒▲かぶせ
※◆ドル弱い ◇円もみあい.144円半ば 原油.▽トリプル浮上.65ドル台
6.10
米ドル/円 144.50 - 144.61
ユーロ/円 165.01 - 165.18
ユーロ/米ドル 1.1420 - 1.1422
英ポンド/円 195.80 - 196.09
豪ドル/円 94.14 - 94.28
スイスフラン/円 175.65 - 175.89
原油(WTIC原油先物) 65.38 +0.80 +(1.24%) ⇒▲吞込み ⇒+◆上げ ⇒▽クアトロ ⇒▽トリプル
StockCharts ⇒
6.6
NYダウ 42,762.87 +443.13 +1.05%
S&P500 6,000.36 +61.06 +1.02%
NASDAQ 19,529.95 +231.50 +1.20%
--------------------------------------------------------------
6.9
NYダウ 42,761.76 -1.11 0.00%
S&P500 6,005.88 +5.52 +0.09%
NASDAQ 19,591.23 +61.28 +0.31%
--------------------------------------------------------------
6.10
NYダウ 42,866.87 +105.11 +0.25%
S&P500 6,038.81 +32.93 +0.54%
NASDAQ 19,714.98 +123.75 +0.63%
--------------------------------------------------------------
6.11
NYダウ 42,865.77 -1.10 0.00%
S&P500 6,022.24 -16.57 -0.27%
NASDAQ 19,615.87 -99.11 -0.50%
--------------------------------------------------------------
NYダウ(INDU) ⇒▽QUAR反発 ⇒◆nrもみあい.様子見 ⇒▽吞込.高値圏 ⇒◆nrもみあい.様子見
S&P500(SPX) ⇒◇bigもみあい.高値 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽トリプル.高値圏 ⇒▲かぶせ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇bigもみあい.高値 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽トリプル.高値圏 ⇒▲吞込み.調整
【 SOX指数 】
5,232.53 -9.97 (-0.19%) ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽QUAD.高値圏 ⇒▽トリプル.高値圏 ⇒▲nr.調整
【 VIX恐怖指数 】
17.26 +0.31 (+1.83%) ⇒▲下落大 ⇒◇はらみ ⇒▲切下げ ⇒▽nr反発
⇒+1.83P (17台)
⇒+2.06P (16台)
⇒+2.33P (17台)
>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ小幅反落し1ドル安 ハイテクに売り 市場予想下回るCPIは支え ⇒
◆nrもみあい.様子見
⇒ ダウ工業株30種平均は小幅反落
・このところ上昇していたハイテク株の一角に利益確定売りが出た。半面、朝発表の5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った。インフレ再燃に対する過度な警戒が薄れ、ダウ平均は上昇する場面があった。
▲吞込み.調整
⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落
・メタプラットフォームズやアルファベットが下落。
・テスラは小幅高。
6.6
NYダウ 42,762.87 +443.13 +1.05%
S&P500 6,000.36 +61.06 +1.02%
NASDAQ 19,529.95 +231.50 +1.20%
--------------------------------------------------------------
6.9
NYダウ 42,761.76 -1.11 0.00%
S&P500 6,005.88 +5.52 +0.09%
NASDAQ 19,591.23 +61.28 +0.31%
--------------------------------------------------------------
6.10
NYダウ 42,866.87 +105.11 +0.25%
S&P500 6,038.81 +32.93 +0.54%
NASDAQ 19,714.98 +123.75 +0.63%
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6.11
NYダウ 42,865.77 -1.10 0.00%
S&P500 6,022.24 -16.57 -0.27%
NASDAQ 19,615.87 -99.11 -0.50%
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NYダウ(INDU) ⇒▽QUAR反発 ⇒◆nrもみあい.様子見 ⇒▽吞込.高値圏 ⇒◆nrもみあい.様子見
S&P500(SPX) ⇒◇bigもみあい.高値 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽トリプル.高値圏 ⇒▲かぶせ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇bigもみあい.高値 ⇒◇nr.様子見 ⇒▽トリプル.高値圏 ⇒▲吞込み.調整
【 SOX指数 】
5,232.53 -9.97 (-0.19%) ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽QUAD.高値圏 ⇒▽トリプル.高値圏 ⇒▲nr.調整
【 VIX恐怖指数 】
17.26 +0.31 (+1.83%) ⇒▲下落大 ⇒◇はらみ ⇒▲切下げ ⇒▽nr反発
⇒+1.83P (17台)
⇒+2.06P (16台)
⇒+2.33P (17台)
>20を超えると不安心理が高まった状態
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米国株、ダウ小幅反落し1ドル安 ハイテクに売り 市場予想下回るCPIは支え ⇒
◆nrもみあい.様子見
⇒ ダウ工業株30種平均は小幅反落
・このところ上昇していたハイテク株の一角に利益確定売りが出た。半面、朝発表の5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った。インフレ再燃に対する過度な警戒が薄れ、ダウ平均は上昇する場面があった。
▲吞込み.調整
⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落
・メタプラットフォームズやアルファベットが下落。
・テスラは小幅高。
NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺 ⇒
・対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。
・消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。
・終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。
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1.
・多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はともに2月以来の高値圏にある。高値警戒感が株式相場の重荷となった。ハイテク株などに売りが出て、ダウ平均の構成銘柄ではエヌビディアやアマゾン・ドット・コムが下げた。
・10日まで開かれた米中の閣僚級協議では、両国が5月の合意内容を履行することで一致した。中国は米自動車メーカーへのレアアース(希土類)の輸出を6カ月間認め、米国側はジェットエンジンなどの中国向け販売規制を緩和することで合意したと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが11日報じた。中国からのレアアース供給が期限付きとなったことを懸念する向きがあった。
・5月の米CPIの上昇率は前月比0.1%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%)を下回った。食品とエネルギーを除くコアの上昇率も前月比0.1%と、市場予想(0.3%)以下だった。トランプ米政権の関税政策が物価を押し上げるとの懸念があったなかで、市場では「株買いを後押しした」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。
・米債券市場では市場予想を下回るCPIが発表されると、長期金利が低下(長期債相場は上昇)した。米財務省が11日実施した10年債入札が債券需要の底堅さを示す結果となり、長期金利が一段と下がった。金利の低下も株式相場の支えとなり、ダウ平均は200ドルあまり上昇する場面があった。
2.
・不動産管理・開発が上昇。
・小売が下落。
・IBMやユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックスが上昇。
・先進原子力技術企業のオクロ(OKLO)はアラスカのアイリエルソン空軍基地への電力供給契約を獲得したと発表し、上昇。
・電力インフラ会社のタレン・エナジー(TLN)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)とデータセンター用に原子力協定を提携し大幅高。
・オラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか、四半期配当発表で時間外取引で買われている。
・アップルやホーム・デポ、シスコシステムズが下げた。
・ウォルマートとメルクも安かった。
・エヌビディアやアマゾン・ドット・コムが下げた。
・航空機メーカーのロッキード・マーチン(LMT)はトランプ政権がF35戦闘機受注を半減したため、売られた。
3.
・このところ上昇していたハイテク株の一角に利益確定売りが出た。
・メタプラットフォームズやアルファベットが下落。
・テスラは小幅高。
・対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。
・消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。
・終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。
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1.
・多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はともに2月以来の高値圏にある。高値警戒感が株式相場の重荷となった。ハイテク株などに売りが出て、ダウ平均の構成銘柄ではエヌビディアやアマゾン・ドット・コムが下げた。
・10日まで開かれた米中の閣僚級協議では、両国が5月の合意内容を履行することで一致した。中国は米自動車メーカーへのレアアース(希土類)の輸出を6カ月間認め、米国側はジェットエンジンなどの中国向け販売規制を緩和することで合意したと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが11日報じた。中国からのレアアース供給が期限付きとなったことを懸念する向きがあった。
・5月の米CPIの上昇率は前月比0.1%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%)を下回った。食品とエネルギーを除くコアの上昇率も前月比0.1%と、市場予想(0.3%)以下だった。トランプ米政権の関税政策が物価を押し上げるとの懸念があったなかで、市場では「株買いを後押しした」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。
・米債券市場では市場予想を下回るCPIが発表されると、長期金利が低下(長期債相場は上昇)した。米財務省が11日実施した10年債入札が債券需要の底堅さを示す結果となり、長期金利が一段と下がった。金利の低下も株式相場の支えとなり、ダウ平均は200ドルあまり上昇する場面があった。
2.
・不動産管理・開発が上昇。
・小売が下落。
・IBMやユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックスが上昇。
・先進原子力技術企業のオクロ(OKLO)はアラスカのアイリエルソン空軍基地への電力供給契約を獲得したと発表し、上昇。
・電力インフラ会社のタレン・エナジー(TLN)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)とデータセンター用に原子力協定を提携し大幅高。
・オラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか、四半期配当発表で時間外取引で買われている。
・アップルやホーム・デポ、シスコシステムズが下げた。
・ウォルマートとメルクも安かった。
・エヌビディアやアマゾン・ドット・コムが下げた。
・航空機メーカーのロッキード・マーチン(LMT)はトランプ政権がF35戦闘機受注を半減したため、売られた。
3.
・このところ上昇していたハイテク株の一角に利益確定売りが出た。
・メタプラットフォームズやアルファベットが下落。
・テスラは小幅高。
SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 214.1 0.77%
◆ エヌビディア 142.83 -0.78%
◆ ASML 784.09 -0.11%
★ インテル 20.68 -6.46%
◇ QCOM クアルコム 159.48 0.22%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 172.79 -0.56%
◆ AMD 121.14 -1.71%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 116.03 1.66%
◆ テラダイン 86.79 -2.17%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 212.46 2.64%
◇ エヌビディア 143.96 0.93%
◇ ASML 784.97 1.92%
☆ インテル 22.08 7.81%
◇ QCOM クアルコム 159.13 2.39%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 173.77 2.34%
◇ AMD 123.24 1.24%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 114.14 2.88%
◇ テラダイン 88.7 2.19%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 207 0.89%
◇ エヌビディア 142.63 0.64%
◇ ASML 770.2 2.28%
◇ インテル 20.48 2.09%
☆ QCOM クアルコム 155.41 4.13%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 169.79 1.83%
☆ AMD 121.73 4.77%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 110.95 2.20%
◇ テラダイン 86.8 1.84%
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◇ TSM 214.1 0.77%
◆ エヌビディア 142.83 -0.78%
◆ ASML 784.09 -0.11%
★ インテル 20.68 -6.46%
◇ QCOM クアルコム 159.48 0.22%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 172.79 -0.56%
◆ AMD 121.14 -1.71%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 116.03 1.66%
◆ テラダイン 86.79 -2.17%
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☆ TSM 212.46 2.64%
◇ エヌビディア 143.96 0.93%
◇ ASML 784.97 1.92%
☆ インテル 22.08 7.81%
◇ QCOM クアルコム 159.13 2.39%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 173.77 2.34%
◇ AMD 123.24 1.24%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 114.14 2.88%
◇ テラダイン 88.7 2.19%
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◇ TSM 207 0.89%
◇ エヌビディア 142.63 0.64%
◇ ASML 770.2 2.28%
◇ インテル 20.48 2.09%
☆ QCOM クアルコム 155.41 4.13%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 169.79 1.83%
☆ AMD 121.73 4.77%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 110.95 2.20%
◇ テラダイン 86.8 1.84%
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【米国市況】⇒
【NY外為】 ◆ドル下落 ◇円もみあい.144円半ば
//▲▽▲◇▽//◆◇◆
・為替市場では、ドル指数が低下。-- コアCPIが4カ月連続で市場予想を下回り、年内の利下げ観測が強まったため、ドル売りが優勢になった。
・円は対ドルでCPI発表後に上げに転じ、1ドル=144円33銭まで買われた。
ドル円相場は 米東部時間 16時 50 分
⇒¥144.60 -¥0.27 -0.19%
⇒¥144.90 ¥0.33 +0.23%
⇒¥144.63 -¥0.22 -0.15%
6.11
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のストラテジスト、エリアス・ハダッド氏
5月のCPIを受けて、関税によるインフレへの影響は今年下期に顕在化する可能性があると指摘。6月のCPIに表面化することもあり得るとしつつ、「ドルの基調的な下降トレンドに変わりはない」と。
基調的なインフレの動向を踏まえると、「FOMCは様子見モードを続けるだろう」と。
【米国株】
◆反落
//▽▽◇▲▽//◇◇◆
・11日の米株式相場は反落。
・大手ハイテク株が株式相場全体を押し下げ、下げに転じた。
・朝方は米消費者物価指数(CPI)が予想外に落ち着いた内容となったため、米利下げ観測が強まり、国債利回りが低下。S&P500種株価指数は過去最高値に近づく場面もあった。
・トランプ米大統領は中国と貿易枠組みで合意に達したと述べた。中国は「先行して」レアアース(希土類)や磁石を供給し、米国は中国大学生の留学を受け入れる。
・アップルは約2%下落。
・テスラは一時3%近く上げた。
6.11
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「株式相場の回復と高まった期待を踏まえると、最高値更新へのハードルは引き上げられた。これには利益見通しの上方修正が不可欠となるだろう」と。
ラザードのロナルド・テンプル氏
「関税はインフレに影響しないと結論付けるには時期尚早だ」と述べた。「最終的に、企業は関税上乗せ分を吸収するため値上げやコスト削減、利益率の低下といった対応を余儀なくされるだろう。この初期段階の統計では広範な価格上昇の兆候は見られないが、企業が関税に対応するにつれ、年内にインフレが加速すると予想している」と。
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
CPIについて、インフレ再燃を示す内容ではなかったが、最近は鈍化に向けた進展もあまり見られないと指摘。今後は来週の連邦公開市場委員会(FOMC)に細心の注意を払うべきだと話した。「これまでのところ、パウエル議長は金融政策に関して綱渡りのような状況にあった」と述べ、「パウエル氏はFOMCの今後の決定について多くは示唆しておらず、手の内を明かさないよううまく対応しているが、投資家は確実性を切望しており、来週の議長会見で何らかの答えを求めるだろう」と。
【米国債】
▽上昇
//◆◆▽◆▲//◇◇▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )
・予想を下回るCPIを受けて利下げ観測が強まり、利回りは急速に低下した。10年債入札(規模390億ドル)が堅調な内容となったことを好感し、さらに上値を伸ばした。
・米10年債利回り
⇒4.42% -5.1 -1.15%
⇒4.47% -0.2 -0.04%
⇒4.47% -3.2 -0.71%
・米30年債利回り
⇒4.91% -1.4 -0.29%
⇒4.93% -1.0 -0.21%
⇒4.94% -2.8 -0.56%
6.11
クレジットサイツの投資適格債およびマクロ戦略責任者、ザカリー・グリフィス氏
10年債入札について、「特にそれまで緩やかに相場が上昇していたことを考慮すると、エンドユーザーの需要が堅調であることを示している」と分析。「現時点で、需要に関する懸念は超長期債に集中しているようだ」と述べ、10年債の結果は「明日の30年債入札も順調にいくことを意味するものではない」と。
カロバー・キャピタルのハリス・クルシド最高投資責任者
「利下げ1回が再び視野に入ったのは間違いない。2回については生産者物価指数(PPI)および労働市場の動向次第だろう」と。
【原油】
▽大幅上昇
//▽◇▲◇▽//◇◆▽
・原油先物相場は大幅上昇。
・在イラク米大使館の職員に対し、米政府が治安上の懸念を理由に退避を命じたことが材料視された。
・トランプ政権は米軍関係者の家族にも、中東地域からの退避を認めた。
・またAFPによると、イランのナシルザデ国防軍需相は、核協議が決裂して米国が軍事行動を起こした場合は、中東にある米軍基地を攻撃対象にする可能性に言及した。
・原油相場はイラン核合意を巡るトランプ大統領の発言に反応して朝方から買いが優勢になっていた。トランプ氏は、核開発計画の停止に合意するようイランを説得できるかどうか「自信を失いつつある」とニューヨーク・ポスト紙に対して述べた。
⇒WTI先物7月限は、前日比3.17ドル(▽4.9%)高い1バレル=68.15ドル。
⇒WTI先物7月限は、前日比31セント(◆0.5%)安い1バレル=64.98ドル。
⇒WTI先物7月限は、前営業日比71セント(◇1.1%)高い1バレル=65.29ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は2.90ドル(▽4.3%)上昇し、69.77ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は17セント下落し、◆66.87ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は57セント(◇0.9%)上昇し、67.04ドル。
6.11
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
イラン情勢について、「地政学的リスクによる相場上昇は売りの好機と見なされることが多いが、今回は協議が決裂した場合、イスラエルが軍事行動に踏み切る可能性があるという複雑さをはらんでおり、市場関係者は上昇局面での売りに慎重になっている」と。
【NY金】
◇上昇
//▽◆▽◆◆//◇◆◇
・金スポット相場は上昇。
・米コアCPIが予想を下回ったことを受けて、年内の利下げ観測が強まった。
・CPI発表後にドルが下落し、米国債利回りが低下する中、スポット価格は一時1.1%上昇した。利息が付かない金は通常、金利が低下すると投資妙味が増す。
⇒金先物8月限は◇30セント高の3343.70ドル。
⇒金先物8月限は11.50ドル(◆0.3%)安の3343.40ドル。
⇒金先物8月限は8.30ドル(◇0.25%)高の3354.90ドル。
6.11
サクソバンクの商品戦略責任者オーレ・ハンセン氏
物価の落ち着きが示されて早期利下げ観測が高まったことが金相場を支えたと指摘。その上で、レンジ取引が続いているとし、金相場がそれを抜け出すには「経済データが一段と悪化する必要がある」と。
【欧州株】 ⇒
6.6
英FTSETM100指数 8,837.91 +26.87 +0.30%
独DAX指数 24,304.46 -19.12 -0.08%
仏CAC指数 7,804.87 +14.60 +0.19%
--------------------------------------------------------------
6.9
英FTSETM100指数 8,832.28 -5.63 -0.06%
独DAX指数 24,174.32 -130.14 -0.54%
仏CAC指数 7,791.47 -13.40 -0.17%
--------------------------------------------------------------
6.10
英FTSETM100指数 8,853.08 +20.80 +0.24%
独DAX指数 23,987.56 -186.76 -0.77%
仏CAC指数 7,804.33 +12.86 +0.17%
--------------------------------------------------------------
6.11
英FTSETM100指数 8,864.35 +11.27 +0.13%
独DAX指数 23,948.90 -38.66 -0.16%
仏CAC指数 7,775.90 -28.43 -0.36%
--------------------------------------------------------------
⇒▽nr.高値圏 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒▽nr.様子見 ⇒◇nr.様子見
⇒▲gap.調整 ⇒▲Gap.調整2 ⇒▲Gap.調整3.Sup20MA ⇒◆nr.様子見 ⇒▽nr.差し込み ⇒▲gap.調整 ⇒▽吞込.+test20MA ⇒▲吞込み.調整
◆下落
//◆◇◇◇◇//◆◇◆
・欧州株は下落。--トランプ政権による貿易戦争が同国へ与える影響への懸念が根強いため。
・ストックス欧州600指数は、前日比0.3%安。
・小売株が最大の下げとなり、ファストファッション「ザラ」を展開するインディテックスは、売上高が市場予想を下回ったことで4.4%下落。
・公益事業株とメディア株は上昇。
【欧州債】
◆下落
//◆◇◇▲◇//◇◇◆
・11日の欧州債券市場は、米国の消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、米国債が上昇したことを受け、 欧州債も当初の下落幅を縮小した。
・市場の関心は、12日に予定されているイタリアの長期債や米30年債の入札に移っている。賃金上昇の指標が今年大幅な伸びを示すことが示唆されていることから、欧州中央銀行(ECB)の当局者からの追加発言も注目されている。
・独国債10年物
⇒2.54% +0.01
⇒2.52% -0.04
⇒2.57% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.55% +0.01
⇒4.54% -0.09
⇒4.63% -0.01
---------------------------
6.6
英FTSETM100指数 8,837.91 +26.87 +0.30%
独DAX指数 24,304.46 -19.12 -0.08%
仏CAC指数 7,804.87 +14.60 +0.19%
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6.9
英FTSETM100指数 8,832.28 -5.63 -0.06%
独DAX指数 24,174.32 -130.14 -0.54%
仏CAC指数 7,791.47 -13.40 -0.17%
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6.10
英FTSETM100指数 8,853.08 +20.80 +0.24%
独DAX指数 23,987.56 -186.76 -0.77%
仏CAC指数 7,804.33 +12.86 +0.17%
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6.11
英FTSETM100指数 8,864.35 +11.27 +0.13%
独DAX指数 23,948.90 -38.66 -0.16%
仏CAC指数 7,775.90 -28.43 -0.36%
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⇒▽nr.高値圏 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒▽nr.様子見 ⇒◇nr.様子見
⇒▲gap.調整 ⇒▲Gap.調整2 ⇒▲Gap.調整3.Sup20MA ⇒◆nr.様子見 ⇒▽nr.差し込み ⇒▲gap.調整 ⇒▽吞込.+test20MA ⇒▲吞込み.調整
◆下落
//◆◇◇◇◇//◆◇◆
・欧州株は下落。--トランプ政権による貿易戦争が同国へ与える影響への懸念が根強いため。
・ストックス欧州600指数は、前日比0.3%安。
・小売株が最大の下げとなり、ファストファッション「ザラ」を展開するインディテックスは、売上高が市場予想を下回ったことで4.4%下落。
・公益事業株とメディア株は上昇。
【欧州債】
◆下落
//◆◇◇▲◇//◇◇◆
・11日の欧州債券市場は、米国の消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、米国債が上昇したことを受け、 欧州債も当初の下落幅を縮小した。
・市場の関心は、12日に予定されているイタリアの長期債や米30年債の入札に移っている。賃金上昇の指標が今年大幅な伸びを示すことが示唆されていることから、欧州中央銀行(ECB)の当局者からの追加発言も注目されている。
・独国債10年物
⇒2.54% +0.01
⇒2.52% -0.04
⇒2.57% -0.01
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・英国債10年物
⇒4.55% +0.01
⇒4.54% -0.09
⇒4.63% -0.01
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年6月10日 6:02
①. 米中通商協議は2日目へ
米中通商協議は10日もロンドンで続けられることになった。米国側は、中国から希土類(レアアース)輸出規制緩和の確約が得られれば、一部のハイテク製品に対する輸出規制解除を検討する用意があることを示唆している。トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に「中国とは順調にやっている。簡単な相手ではない」と述べ、「良い報告しか届いていない」と続けた。ロンドンでの協議に出席したベッセント米財務長官は、初日の会合後記者団に「良い話し合い」だったと述べた。同席したラトニック米商務長官も「実りある」協議だったと振り返った。
②. 州兵のLA派遣で加州と政府の対立激化
カリフォルニア州ニューサム知事の承諾を得ずトランプ大統領がロサンゼルスに州兵を派遣したことを巡り、両氏は非難の応酬を続けている。不法移民の強制捜査に対する抗議デモを鎮圧するためにトランプ氏が州兵をロサンゼルスに派遣したとして、カリフォルニア州は連邦政府を提訴。一方、トランプ氏は抗議デモへの対応を巡り、ニューサム知事は逮捕されるべきだとの見解を示唆した。企業活動にも影響が及んでいる。アルファベット傘下の自動運転サービス部門ウェイモは、少なくとも車両5台が放火され多のを受けて運行を一時停止すると発表した。
③. 太陽石油がロシア原油受け入れ
米欧が制裁対象とするタンカーが運ぶロシア産原油を、太陽石油が受け取る。ロシア極東「サハリン2」で生産される原油で、サハリン2に関連する日本の取引は制裁対象外とされている。それでも、ロシアのウクライナ侵攻が3年を過ぎ、世界の買い手の間でロシアとの取引に対する警戒が緩んでいることを如実に示す。太陽石油の広報担当者はこの取引を認めた上で、経済産業省の要請を受けて購入したと説明した。
④. 日銀国債減額幅
元日本銀行理事の前田栄治ちばぎん総合研究所社長は、日銀が来週の金融政策決定会合で議論する2026年4月以降の国債買い入れについて、現行計画の毎四半期4000億円の減額幅をほぼ半減させる可能性があるとの見方を示した。景気の先行きが不透明かつ債券市場が不安定な状況の中、来年4月以降の国債買い入れは現在の減額ペースに「こだわる必要はない」と前田氏は指摘。具体的には「2000億円に近い額になるとみている」と語った。
⑤. アップルWWDC
米アップルの世界開発者会議(WWDC)が開幕し、新たなユーザーインターフェース「リキッドグラス」が発表された。今年の会議は、ソフトウエアの技術的な革新よりも、美的要素やデザイン性に重点を置いた内容となっている。アップルは自社の人工知能(AI)モデルを外部開発者に開放する方針も明らかにした。同社にとってAI分野は長らく弱点となっているが、今年の会議でも、大幅な巻き返しは見込まれていない。
Bloomberg News 2025年6月10日 6:02
①. 米中通商協議は2日目へ
米中通商協議は10日もロンドンで続けられることになった。米国側は、中国から希土類(レアアース)輸出規制緩和の確約が得られれば、一部のハイテク製品に対する輸出規制解除を検討する用意があることを示唆している。トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に「中国とは順調にやっている。簡単な相手ではない」と述べ、「良い報告しか届いていない」と続けた。ロンドンでの協議に出席したベッセント米財務長官は、初日の会合後記者団に「良い話し合い」だったと述べた。同席したラトニック米商務長官も「実りある」協議だったと振り返った。
②. 州兵のLA派遣で加州と政府の対立激化
カリフォルニア州ニューサム知事の承諾を得ずトランプ大統領がロサンゼルスに州兵を派遣したことを巡り、両氏は非難の応酬を続けている。不法移民の強制捜査に対する抗議デモを鎮圧するためにトランプ氏が州兵をロサンゼルスに派遣したとして、カリフォルニア州は連邦政府を提訴。一方、トランプ氏は抗議デモへの対応を巡り、ニューサム知事は逮捕されるべきだとの見解を示唆した。企業活動にも影響が及んでいる。アルファベット傘下の自動運転サービス部門ウェイモは、少なくとも車両5台が放火され多のを受けて運行を一時停止すると発表した。
③. 太陽石油がロシア原油受け入れ
米欧が制裁対象とするタンカーが運ぶロシア産原油を、太陽石油が受け取る。ロシア極東「サハリン2」で生産される原油で、サハリン2に関連する日本の取引は制裁対象外とされている。それでも、ロシアのウクライナ侵攻が3年を過ぎ、世界の買い手の間でロシアとの取引に対する警戒が緩んでいることを如実に示す。太陽石油の広報担当者はこの取引を認めた上で、経済産業省の要請を受けて購入したと説明した。
④. 日銀国債減額幅
元日本銀行理事の前田栄治ちばぎん総合研究所社長は、日銀が来週の金融政策決定会合で議論する2026年4月以降の国債買い入れについて、現行計画の毎四半期4000億円の減額幅をほぼ半減させる可能性があるとの見方を示した。景気の先行きが不透明かつ債券市場が不安定な状況の中、来年4月以降の国債買い入れは現在の減額ペースに「こだわる必要はない」と前田氏は指摘。具体的には「2000億円に近い額になるとみている」と語った。
⑤. アップルWWDC
米アップルの世界開発者会議(WWDC)が開幕し、新たなユーザーインターフェース「リキッドグラス」が発表された。今年の会議は、ソフトウエアの技術的な革新よりも、美的要素やデザイン性に重点を置いた内容となっている。アップルは自社の人工知能(AI)モデルを外部開発者に開放する方針も明らかにした。同社にとってAI分野は長らく弱点となっているが、今年の会議でも、大幅な巻き返しは見込まれていない。
