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2025年3月5日水曜日

◇ドルもみあい 円安方向維持.149円後半 原油.-△nr下げ.様子見.68ドル 令和7.3.5.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.トランプ関税発動で報復の連鎖
トランプ米大統領が予定通り関税発動に踏み切ったことで、金融市場では世界的な貿易戦争へと発展するリスクが意識され、経済成長への懸念が深まった。~ カナダも中国に続き即座に対抗措置を表明。カナダは1070億ドル相当の米国産品に段階的課税を実施する。トルドー首相は「トランプ氏が望んでいるのはカナダ経済の完全な崩壊だ。そうすれば、我々を併合しやすくなるからだ」と述べた。~ 一方、メキシコのシェインバウム大統領は対抗措置の詳細を9日に発表すると明らかにした。トランプ大統領とは6日に話し合いの機会が設けられる可能性が高いという。

②.米利下げ年内3回織り込む
米短期金融市場では利下げ観測が強まり、年内に0.25ポイントの利下げが3回行われるとの見方を完全に織り込んだ。5月利下げの確率を50%以上と見込んでいる。~ S&P500種株価指数は大統領選挙後の上昇分をほぼ帳消しにした。市場参加者にとって、トランプ氏が実際に関税発動に踏み切ったことは転換点となる。~ 関税が単なる交渉戦術ではないことが明確になったためだ。XTBのリサーチディレクター、キャスリーン・ブルックス氏は「関税リスクが実体化したことで、市場はそのリスクを再評価する必要がある」と指摘。

③.対イラン協議で米国を支援
ロシアはイランとの意思疎通に関して、トランプ米政権を支援することで合意した。事情に詳しい関係者が明らかにした。具体的にはイランが進める核開発や反米勢力支援に関する協議が含まれるという。~ トランプ大統領は2月、ロシアのプーチン大統領との電話会談で、この件に関する関心を直接伝えた。~ 数日後に米ロ高官らがこの件についてサウジアラビアで協議したという。ロシア大統領府のペスコフ報道官は米・イランの交渉での問題解決に「全力を尽くす用意がある」と述べた。

④.会談決裂は「遺憾」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻を終結させるべく迅速に動く用意があると述べ、和平を目指す途中で起きたトランプ米大統領との口論は「遺憾」だと強調した。~ ウクライナは「鉱物と安全保障に関する合意」に署名する準備ができているとも述べた。~ ロイター通信が関係者4人の情報として報じたところによると、トランプ大統領は4日夜の議会演説でウクライナとのディールを発表したい考え。署名はまだされておらず、状況は変わる可能性があるという。

⑤.再軍備の時代
欧州連合(EU)は全欧州的な防衛を強化するため、1500億ユーロ(約23兆4000億円)の融資を提案する予定だ。トランプ米大統領が欧州大陸への安全保障提供を後退させていることを受け、長年にわたる防衛費の過少投資を補う。~ フォンデアライエン欧州委員長は「われわれは再軍備の時代に突入した。欧州は防衛費を大幅に増やす準備ができている」と述べた。~ EUが財政規則の適用を例外的に免除するエスケープクローズ(免責条項)を発動することも提案するという。これにより、各国はペナルティーを課されることなく、4年間で6500億ユーロを防衛費として追加支出することが可能になる。
5日 【日本株】
日経平均 37,418.24 +87.06 +0.23%
TOPIX 2,718.21 +8.03 +0.30%
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日経平均 ⇒▽はらみ反発 ⇒▼Low3.-2Gap ⇒▽nrはらみ反発.様子見
TOPIX ⇒▽たすき反発 ⇒▼nr切落し.様子見 ⇒▽吞込み反発
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.57 -0.63 -2.32% ⇒▲下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.20 +1.92 +7.59% ⇒+▼上げ大 ( 27台 )
日経平均VI 25.28 -2.04 -7.47% ⇒▲下げ ( 25台 )
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5日、株式反発、米関税懸念和らぐ-円もみ合い、債券下落

5日、東京株式相場は反発。
・トランプ米大統領の演説を通過した安心感から午後に上げ幅を広げた。
・ラトニック米商務長官がカナダとメキシコに対する関税を軽減する可能性を示唆し、自動車など輸出関連株が買われた。

・トヨタ自動車が3.5%値上がりし、TOPIX上昇に最も寄与した。
・欧州の国防費増強観測が材料視され、三菱重工業と川崎重工業、IHIの重工3社が売買を伴って上昇。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
自動車株の上昇はラトニック氏の発言を受けて関税政策が和らぐとの思惑が働いているとと。

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日経平均は小幅反発、トランプ施政方針演説でやや買われる場面も

・米国株は下落した一方、米ハイテク株がしっかりしたことで、東京市場はほぼ横ばいで取引を開始。

・日経平均は前日終値水準でスタートした後、トランプ大統領の施政方針演説での発言を材料に上昇する場面も見られたが、買いは続かず、上値は重くなった。
・なお、植田和男日本銀行総裁と内田真一日銀副総裁の講演がそれぞれ開催されたが、さほど目立った発言は無かったことから為替は1ドル149円台後半から150円台前半でのもみ合いに終始した。

・大引けの日経平均は前日比87.06円高(+0.23%)の37418.24円。

・非鉄金属、輸送用機器、繊維、鉱業、金属製品などが上昇。
・保険、空運、サービス、精密機器、銀行などが下落。

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【個別銘柄】DMG森精機、コナミG、カプコン、横河電 など 


▽DMG森精機 2975 +305急伸。
ドイツでは、総選挙で第1党になった最大野党の保守陣営、キリスト教民主・社会同盟と、与党、ドイツ社会民主党が、国防費の増強に向けて厳格な債務抑制策を緩和することで合意したと伝わっている。
国防費の増強に伴う欧州での工作機械需要拡大が想定される展開になっているようだ。また、ユーロ高・円安の流れが強まっていることも支援材料につながっている。

▲コナミG 17795 -620大幅続落。
大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価は11600円から19000円に引き上げている。
株価判断の引き下げに関しては、業績上振れ余地など一定のプレミアムを考慮したとしても、現在の株価はある程度評価された水準にあると指摘、短期的な株価上昇余地は大きくないとみているもよう。なお、「eFootball」やIPリブートなどによる成長期待は引き続き高いと評価は継続のようだ。

▲カプコン 3650 -115大幅続落。
2月28日に発売したシリーズ最新作の「モンスターハンターワイルズ」が、発売から3日で全世界販売本数800万本を達成、史上最速の出足となっていると発表している。
ゲームイベントでのブース出展、オープンベータテスト実施などグローバル施策を継続的に行ってきたことが奏効。ただし、同タイトルへの期待感は足元で高まっていたこともあり、短期的な材料出尽くし感と捉えられる形になってしまっているようだ。

▽横河電 3005 +188.5大幅反発。
発行済み株式数の4.61%に当たる1200万株、200億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は3月5日から12月末日までとしているもよう。
。目標とする戦略投資に必要なキャッシュは十分に確保できており、今後の事業環境、資本・財務状況、現在の株価水準などを総合的に勘案したとしている。株価は昨年来安値圏にある中、今後の需給改善を期待する動きが優勢になっている。

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3.5 動いた株・出来た株
◇DMG森精機<6141> 3040 +370 ⇒ ドイツの国防費増強方針やユーロ高を受けて。
◇ソシオネクスト<6526> 2132 +140 ⇒ SOX指数反発で半導体関連の一角が高い。
◇レーザーテック<6920> 13790 +800 ⇒ エヌビディア上昇などでSOX指数が反発。
◇三井E&S<7003> 1813 +104 ⇒ 米造船強化目的で大統領令準備などと伝わる。 ◇三菱電機<6503> 2530 +134.5 ⇒ 防衛関連の出遅れとして関心が向かう形に。
◇フジクラ<5803> 6133 +325 ⇒ 半導体関連下げ止まりリバウンド期待が波及。
◇横河電機<6841> 2969.5 +153 ⇒ 自社株買い発表による需給改善期待で。
◇古河電気工業<5801> 5917 +237 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◇資生堂<4911> 2828 +108.5 ⇒ CEOミーティングなど開催されているもよう。
◆カプコン<9697> 3593 -172 ⇒ 新タイトルの出足好調を発表も出尽くし感が先行へ。
◆コナミグループ<9766> 17775 -640 ⇒ 大和証券では投資判断を格下げ。
◆7&iHD<3382> 1989 -55 ⇒ クシュタールの買収提案拒否方針を引き続きネガティブ視。
//◆◇◆◆◇◇//◇▲◇ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◇//◇◇▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇▲◆▽◆//_▲◆ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安方向維持.149円後半 原油.-△nr下げ.様子見.68ドル  
3.5
米ドル/円 149.75 - 149.82
ユーロ/円 159.15 - 159.22
ユーロ/米ドル 1.0624 - 1.0628
英ポンド/円 191.65 - 191.68
豪ドル/円 93.92 - 94.02
スイスフラン/円 168.31 - 168.40
原油(WTIC原油先物) 68.00 −0.42 −0.61% ⇒▲nrもみあい ⇒▲wr逆立 ⇒-△nr下げ.様子見

▲ドル下落 円高転換に.149円半ば 原油.▲wr逆立.68ドル台  
3.4
米ドル/円 149.57 - 149.68
ユーロ/円 156.82 - 156.90
ユーロ/米ドル 1.0487 - 1.0489
英ポンド/円 189.89 - 190.02
豪ドル/円 93.01 - 93.10
スイスフラン/円 166.71 - 166.80
原油(WTIC原油先物) 68.42 −1.50 −2.14% ⇒▽wr反発 ⇒▲nrもみあい ⇒▲wr逆立

◇ドル強含む 円もみあい.150円半ば 原油.▲nrもみあい.69ドル台 
3.3
米ドル/円 150.69 - 150.70
ユーロ/円 156.56 - 156.60
ユーロ/米ドル 1.0390 - 1.0399
英ポンド/円 189.33 - 189.48
豪ドル/円 93.45 - 93.56
スイスフラン/円 166.57 - 166.77
原油(WTIC原油先物) 69.92 -0.13 -0.19% ⇒▲nrもみあい ⇒▽wr反発 ⇒▲nrもみあい

StockCharts ⇒  

2.28
NYダウ   43,840.91 +601.41 +1.39%
S&P500   5,954.50 +92.93 +1.58%
NASDAQ 18,847.27 +302.86 +1.63%
--------------------------------------------------------------
3.3
NYダウ   43,191.24 -649.67 -1.48%
S&P500   5,849.72 -104.78 -1.75%
NASDAQ 18,350.19 -497.08 -2.64%
--------------------------------------------------------------
3.4
NYダウ   42,520.99 -670.25 -1.55%
S&P500   5,778.15 -71.57 -1.22%
NASDAQ 18,285.16 -65.02 -0.35%
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NYダウ(INDU) ⇒▽wr反発.買戻し ⇒▲wr吞込み ⇒▲Low.窓埋め調整
S&P500(SPX) ⇒△wr切込み.買戻し ⇒▲wr吞込み ⇒▲Low 
NASDAQ(COMPQ) ⇒△差込み.買戻し ⇒▲wr吞込み ⇒-△nr下げ.様子見
【 SOX指数 】
4604.51 +29.13 (+0.64%) ⇒△入首.様子見 ⇒▲wr吞込み ⇒△nr差込み.様子見

【 VIX恐怖指数 】
23.51 +0.73 (+3.20%) ⇒▲wrかぶせ ⇒▽wr切返し ⇒▽nr切上げ
⇒+3.20P (23台)
⇒+16.05P (22台)
⇒-7.10P (19台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し670ドル安 関税発動でリスク回避 ナスダックは4カ月ぶり安値  
▲Low.窓埋め調整
ダウ工業株30種平均は続落
・トランプ米政権が同日からカナダとメキシコの輸入品に対し関税を発動し、中国には追加関税を引き上げた。対抗措置に伴う貿易戦争や経済への悪影響を懸念した売りが広がった。ダウ平均の下げ幅は800ドルを超える場面があった。

-△nr下げ.様子見
ナスダック総合株価指数は続落
・テスラ(TSLA)は2月の中国、上海工場からの出荷が前年同月比50%近く減少したことが報告され、下落。
・メタプラットフォームズも売られた。
NYダウは670ドル安、貿易混乱警戒もウクライナ停戦期待で下げ止まる

・貿易競争の激化を警戒した世界株安に連れ、寄り付き後、下落。

・トランプ政権の関税対象国となったカナダやメキシコの首脳が報復措置を主張したため警戒感が一段と強まったほか、景気減速懸念を受けた売りも強まり、相場は一段安となった。
・その後、一部報道で、トランプ大統領の鉱物資源案を巡る発言を受けてウクライナ停戦期待が再燃し、買い戻しが加速し下げ幅を縮小。

・ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などが押し目から買われ、さらに、早期利下げ期待を受けた買いに、終盤にかけ一時プラス圏を回復したが買いが続かず、相場は続落で終了。
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1.
・米国の関税発動を受け、メキシコのシェインバウム大統領は4日、9日に報復関税や関税以外の対策を発表するつもりだと述べたと伝わった。カナダのトルドー首相は4日に記者会見を開き、米国の対応を非難。米国からの輸入品に対する関税導入を表明するとともに関税以外の対抗措置を示唆した。関税の応酬が世界経済の下押しにつながるとの見方から投資家のリスク回避姿勢が強まった。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、小売りのターゲットが2.9%安で終えた。4日朝発表の2026年1月期通期の売上高見通しが市場予想に届かなかった。消費マインドの冷え込みや関税を巡る不確実性が収益を下押ししており、投資家心理の重荷となった。ダウ平均では、同業のウォルマートが下げた。

・多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は午前に5700台前半まで下落し、目先の下値メドとされる200日移動平均線に接近した。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は昨年12月に付けた最高値からの下落率が10%に達する場面があった。ハイテク株を中心に短期的に売られすぎとの見方から、押し目買いが入った。ダウ平均は下げ幅を100ドルあまりに縮める場面があったが、取引終盤に再び売りの勢いが強まった。

2.
・半導体・同製造装置が上昇。
・銀行が下落。


・エヌビディアが上昇した。ユナイテッドヘルス・グループも高かった。



・ボーイングとスリーエムが下げた。ゴールドマン・サックスとアメリカン・エキスプレスも売られた。
・ディスカウント衣料小売りのターゲット(TGT)は第4四半期決算で、既存店売上高が予想を上回ったが、CEOが関税をうけた値上げの可能性を示唆したほか、今年の売上高を巡り前年比でほぼ横ばいになると慎重な見通しを受け、下落。
・同業のウォルマートが下げた。 ・家電量販店のベスト・バイ(BBY)は最高経営責任者(CEO)がトランプ政権の関税により値上げの確率が高く、業績に影響を及ぼすと警告し、下落。
・廉価アパレルと家庭装飾品のブランドストア経営するロスストア(ROST)は第4四半期決算で、1株当たり利益が予想を上回ったが、地政学的リスクの上昇などを指摘し、見通しが予想を下回り時間外取引で売られている。


3.
・テスラ(TSLA)は2月の中国、上海工場からの出荷が前年同月比50%近く減少したことが報告され、下落。
・半導体のエヌビディア(NVDA)やブロードコム(AVGO)は値ごろ感から買われた。
・メタプラットフォームズも売られた。
・ソフトウエア開発会社のオクタ(OKTA)は第4四半期の好決算を受けた買いが続いた。

SOX指数 銘柄 ⇒
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☆ TSM 180 +4.06%
◇ エヌビディア 115.99 +1.69%
◇ ASML 708.22 +1.19%
★ インテル 21.33 -6.20%
◇ QCOM クアルコム 154.46 +0.55%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 152.87 +0.49%
☆ AMD 100.75 +2.57%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 91.2 +0.73%
◇ テラダイン 107.23 +1.37%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 172.97 -4.19%
★ エヌビディア 114.06 -8.69%
◆ ASML 699.86 -1.30%
★ インテル 22.74 -4.17%
◆ QCOM クアルコム 153.62 -2.26%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 152.13 -3.76%
◆ AMD 98.23 -1.63%
★ MU ミクロン・テクノロジー 90.54 -3.30%
★ テラダイン 105.78 -3.71%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 180.53 -0.31%
☆ エヌビディア 124.92 +3.97%
◇ ASML 709.08 +1.63%
☆ インテル 23.73 +2.77%
◇ QCOM クアルコム 157.17 +1.77%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 158.07 +0.91%
◇ AMD 99.86 +0.35%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 93.63 +1.97%
◇ テラダイン 109.86 +0.96%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安方向維持.149円後半
//◇◆◇◇◇//▲◇ 
・ドルが軟調。米国によるカナダとメキシコ、中国に対する関税が発動されたことで世界的にリスクセンチメントが打撃を受け、今後数カ月の米成長に対する投資家の見方が一段と悪化した。
・円は一時上昇し148円台前半を付けたが、その後は下げに転じた。ニューヨーク時間の夕方には149円台後半で推移した。

ドル円相場は 米東部時間 16時 59 分
⇒¥149.82 ¥0.32 +0.21%
⇒¥149.45 -¥1.18 -0.78%
⇒¥150.59 ¥0.78 +0.52%

3.4
XTBのリサーチディレクター、キャスリーン・ブルックス氏
「10月から1月にかけてトランプ氏によってもたらされた資産価格の上昇は、かなり急激に失われつつある」と。
「米国債利回りの低下とドル下落の間に関連があるのは確実だ」と。

【米国株】
▲下落
//◆◆◆▲▽//▲▲ 

・4日の米株式相場は下落。
・この日は米国だけでなく、世界的に株価が下げた。貿易戦争による世界経済への影響が懸念され、短期債や金、安全通貨への逃避の動きが広がった。
・米国は中国とカナダ、メキシコからの広範な製品に関税を賦課。それら3カ国からは既に対抗措置の動きが出ている。
・貿易を巡る緊張から成長に対する懸念が強まり、短期金融市場では米金融当局が年内に0.25ポイントの利下げを3回実施するとの見方が完全に織り込まれた。
・引け後には、トランプ米政権が「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の対象となるメキシコおよびカナダ製品に関し、関税の軽減に向けた道筋を5日にも発表する可能性があると、ラトニック商務長官が明らかにした。

・株式市場を成績表として利用するというトランプ氏の傾向から、市場を動揺させるような政策があれば、同氏は計画を修正するというのが定説だった。だが株式相場が大きく下げる中、投資のプロたちは「トランプ・プット」はあるのだろうかとの疑問を持ち始めている。

3.4
「ザ・セブンズ・リポート」の創業者トム・エッセイ氏
「『トランプ・プット』はどこだろう」とし、「株式市場にどの程度の『痛み』が生じればトランプ氏と政権は方針を転換するのだろうか。もちろん正確な数字は分からないが、『貿易戦争1.0』を振り返ってみると、S&P500種が10%程度下落したあたりで『トランプ・プット』が発動されることが示唆される」と。

ラファー・テングラー・インベストメンツのナンシー・テングラー氏
株式相場の下落について、「今回の下落はもちろん関税により拍車がかかっている」と。
「関税がどうなるかだけでなく、いつまで続くと考えられているのかを分析する必要があるだろう。関税が短期間で終わるかどうか、その兆候が表れ始めることを望んでいる。
短期的なものであれば、今は長期保有を視野に株式を購入する好機だといえる」と。

ミラー・タバクのマット・メイリー氏
市場、そして主要銘柄の一部は「かなり売られ過ぎ」の状態にあると。
「年内どこかの時点で大きな調整が起きるとみているが、それが一直線にやって来ることはないだろう」とし、「われわれはここしばらく、『上昇局面で売れ』と投資家に言い続けてきた。今でも同様の考えだ。だが多くの人が考えているよりも早く回復する可能性はある」と。

ノースライト・アセット・マネジメントのクリス・ザカレリ氏
市場はようやくトランプ政権の言葉を文字通り受け止め、関税に関する発言が単なる交渉戦術ではなかったという認識が浸透し始めていると分析。
「われわれが1年間にわたり促してきた警戒は市場からはほとんど無視されたが、いま起きていることに何も驚きはない。これらの関税措置は十分予告されていたことだが、投資家はトランプ氏が本気だと信じようとしなかった。彼が何度も実施の意向を示していたにもかかわらずだ」と付け加えた。

【米国債】
▲下落
//▽▽▽◆▽//▽▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・午前中には大きく上昇して利回りは数カ月ぶり低水準となる4.1%に低下。だが相場はその後下げに転じ、利回りは一時4.24%に上昇した。
・ドイツが5000億ユーロ(約80兆円)規模の特別インフラ基金を設立するとの報道を受けてドイツ国債が下げを拡大し、米国債も連れ安となった。

・米10年債利回り
⇒4.24% 8.9 +2.14%
⇒4.15% -5.7 -1.35%
⇒4.20% -5.6 -1.30%
  
  
>>2.28
RJオブライアンのマネジングディレクター、ジョン・ブレイディー氏
「これは初期的な数字であるということに注意を促したい」と。
1-3月国内総生産(GDP)は4月下旬に公表される。「それにもかかわらず、これを受けて2年債利回りは4%を割り込み、10年債利回りは4.24%を下回った」と。

JPモルガン・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏
「政策の不確実性を踏まえれば、これまでの金利の動きは完全に理にかなっている」と。
「相場が上昇を続けるには、最も重要な経済データで景気の減速が示唆される必要がある」と。

【原油】
◆続落
//◇▲◆▽◆//▲◆ 
・トランプ米大統領が一連の関税を発動したことを受け、売りが優勢になった。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが、これまで数回にわたり延期していた生産引き上げを4月に開始する見通しとなったことも引き続き売り材料視された。



⇒WTI先物4月限は前日比11セント(◆0.2%)安の1バレル=68.26ドル。
⇒WTI先物4月限は前営業日比1.39ドル(▲2%)安の1バレル=68.37ドル。
⇒WTI先物4月限は前日比59セント( ◆0.8%)安の1バレル=69.76ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は◆0.8%下げて71.04ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▲1.6%下げて71.62ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◆1.2%下げて73.18ドル。


3.4
証券会社PVMは
「OPECプラスが前日に発表した生産引き上げに加え、メキシコ、カナダ、中国からの輸入品への関税が相まって、市場が供給過剰となり、経済成長と石油需要も打撃を受ける見通しが高まっている」と。

ユーラシア・グループの地政学アナリスト、グレゴリー・ブリュー氏
「OPEC以外の供給が縮小しない限り、価格はさらに下落するだろう」と指摘。ブレント原油は今後1年、60ドル台前半で推移するとの見通しを示した。

【NY金】
◇続伸
//◇▲◇▲▲//▽◇
・金スポット価格は続伸。
・トランプ大統領がカナダとメキシコへの関税発動を踏み切り、中国への関税率を現行の2倍に設定したため、金買いが続いた。 
・米国がウクライナへの軍事支援をすべて停止したことで、地政学リスクも注目を集めた。


⇒金先物4月限は19.50ドル(◇0.7%)高の2920.60ドル。
⇒金先物4月限は52.60ドル(▽1.9%)高の2901.10ドル。
⇒金先物4月限は前日比47.40ドル( ▲1.6%)安の2848.50ドル。

>>2.26
スタンダードチャータードのアナリスト、スキ・クーパー氏
ETFへのマネー流入が「金相場の次の上昇局面をけん引し、テクニカルトレンドと現物市場の弱さを相殺する以上の効果をもたらすかもしれない」と。


【欧州株】

2.28
英FTSETM100指数 8,809.74 +53.53 +0.61%
独DAX指数 22,551.43 +0.54 0.00%
仏CAC指数 8,111.63 +9.11 +0.11%
--------------------------------------------------------------
3.3
英FTSETM100指数 8,871.31 +61.57 +0.70%
独DAX指数 23,147.02 +595.59 +2.64%
仏CAC指数 8,199.71 +88.08 +1.09%
--------------------------------------------------------------
3.4
英FTSETM100指数 8,759.00 -112.31 -1.27%
独DAX指数 22,326.81 -820.21 -3.54%
仏CAC指数 8,047.92 -151.79 -1.85%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nr切り上げ.Reg突破 ⇒▽切り上げ.高値更新 ⇒▲切落し.Cog.wr調整
⇒=あて首.様子見 ⇒▽逆立.高値更新 ⇒▲切落し.Cog.wr調整
⇒△切込み.様子見 ⇒▽High ⇒▲逆立.Cog調整  

▲大幅安
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・4日の欧州株は7カ月ぶりの大幅安となった。
・貿易を巡る緊張が世界的に高まる中で、自動車や金属など関税の影響を受けやすい銘柄が売られた。
・ストックス欧州600指数は2.1%下落。

【欧州債】
◆もみあい
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・リスクセンチメントが不安定な中で、欧州債はまちまち。
・投資家は米国発の関税リスクに加えて、欧州中央銀行(ECB)の利下げや欧州の防衛支出増大などを意識している。


・独国債10年物
⇒2.50% +0.00
⇒2.49% +0.09
⇒2.40% -0.01
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・英国債10年物
⇒4.53% -0.02
⇒4.56% +0.07
⇒4.48% -0.03
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